JP3293609B2 - 液晶パネル及び投射型表示装置◆ - Google Patents
液晶パネル及び投射型表示装置◆Info
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- liquid crystal
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル、及び
液晶パネルを光シャッタとして用いた投射型表示装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来の投射型表示装置は、図2に示すよ
うに光源21からの光を液晶表示装置22に照射し、液
晶パネルによる透過光量の制御による文字やパターンの
像をレンズ25により拡大投映するものである。 【0003】液晶表示装置22は図3に示すように液晶
パネル31に駆動用のICを実装した配線テープ32を
接続し、配線テープ32はさらにプリント配線基板33
に接続されている。液晶パネル31は有効表示領域34
と非駆動領域35,シール領域36,接続端子領域37
に大きく分かれる。 【0004】液晶パネルはそのコントラスト比を確保す
るため、TN(ツイステッドネマチック)方式で偏光板
を液晶パネルの両側に配置している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では液晶表示装置の有効表示領域以外で光源からの光
を透過し、不要な投射像が表示されるという問題点を有
する。 【0006】これは、接続端子領域37からの透過光
や、2枚の偏向板の偏光方向を交差して使う場合の非駆
動領域35や、2枚の偏光板の偏光方向を平行にして使
う場合のシール領域36から透過する光がその原因とな
っている。 【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的とするところは、不要な投射像の生じな
い投射型表示装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネルは、
一対の基板間はシール材により固着され、該一対の基板
間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一方の基
板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域に配置
された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外面側
の前記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置された
遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光手段
の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記有効
表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記遮光
手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるように配
置されてなることを特徴とする。本発明の投射型表示装
置は、光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置
と、前記液晶装置により形成された像を投射する投射光
学手段とを有する投射型表示装置において、前記液晶装
置は一対の基板間がシール材により固着され、該一対の
基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一方
の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域に
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。本発明の液晶パネ
ルは、一対の基板間はシール材により固着され、該一対
の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一
方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
であって、且つ前記シール材の形成領域に重なるように
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域であっ
て、且つ前記シール材の形成領域に重なるように配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。本発明の投射型表
示装置は、光源と、前記光源からの光を入射する液晶装
置と、前記液晶装置により形成された像を投射する投射
光学手段とを有する投射型表示装置において、前記液晶
装置は一対の基板間がシール材により固着され、該一対
の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一
方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
であって、且つ前記シール材の形成領域に重なるように
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域であっ
て、且つ前記シール材の形成領域に重なるように配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明による投射型表示
装置に用いた液晶表示装置(液晶パネル)を示す主要断
面図で、対向電極基板2の液晶面側に遮光膜1があり。
さらに他方の基板3の外側に遮光膜4を形成してある。 【0010】アクティブマトリクス基板を使った液晶表
示装置を例にして製造方法を説明する。 【0011】アクティブ素子としては、薄膜トランジス
タや薄膜ダイオード等が有るが本発明においてアクティ
ブ素子の有無あるいは種類によってその効果がかわるこ
とはないので、薄膜トランジスタの例で説明する。薄膜
トランジスタを透明基板上にマトリクス状に配置形成
し、かつ信号線やタイミング線等の配線をしたいわゆる
アクティブマトリクス基板にポリイミド樹脂を塗布し、
綿布等により所定の方向にこすって液晶の配向処理を行
う。別の透明基板上に透明導電膜を形成し、さらに金属
膜を形成する。金属膜はCrやNi等の金属を蒸着法や
メッキ法により形成できる。この金属をフォトエッチン
グ法によって所定の形状になす。このとき少なくとも有
効表示領域の金属を除去し、有効表示領域の周辺は残す
ようにして遮光膜1となす。この様にして形成した基板
をアクティブマトリクス基板と同様に配向処理を行った
のち、一方の基板上に印刷等により液晶封入のためのシ
ール領域に樹脂膜パターン形成を行い、配向処理した2
枚の基板を所定の間隙を保持した状態で樹脂膜パターン
を固着させて液晶6を封入して液晶パネルとなす。 【0012】この液晶パネルのアクティブマトリクス基
板側に印刷により黒色の遮光膜4を周辺部に形成する。
ここでいう周辺部とは接続端子領域,シール領域及び非
駆動領域である。非駆動領域は遮光膜1で遮光されてい
るため遮光膜4で全ておおう必要はない。液晶パネル
は、プリント配線基板7と配線テープ8で接続されてお
り、配線テープ上に液晶駆動用のICを実装することが
多い。配線テープによる接続は強度的に弱いため樹脂に
より強化することが一般的であるが補強板9をつける場
合もある。補強板を遮光性のある金属等により構成する
と遮光範囲が広くなる。 【0013】図4は別の例を示す断面図で対向基板42
の液晶側に形成する遮光膜41は図1と異なりシール領
域には形成していない。シール材(樹脂膜パターン)と
遮光膜との密着性が悪い場合やシール材が光硬化型樹脂
である場合などでシール領域に遮光膜を形成しないこと
がある。 【0014】上記の対向基板42とアクティブマトリク
ス基板3を前述と同様にしてパネル組立てを行い液晶パ
ネルとなす。 【0015】対向基板42の外側の面(液晶と反対側)
に遮光膜44を形成する。遮光膜44はあらかじめ蒸着
法やメッキ法で金属膜で形成するとよい。 【0016】以上の液晶パネルをプリント配線基板上に
実装する。図4の場合、プリント配線基板に段差をもう
けて液晶パネルを直接プリント配線基板上に保持固定し
ている。プリント配線基板も遮光効果をもたせるため、
遮光膜41及び44で構成した遮光領域と一部で重なる
ようにプリント配線基板43を構成している。プリント
配線基板はガラスエボキシ材のものが一般的で遮光性は
悪い、そのため図4では、プリント配線基板に遮光膜と
して黒色のインク材を塗布してある。 【0017】図5にさらに別の例を示す。図1の遮光膜
4を形成しない点以外は全て図1の例と同様にして液晶
表示装置として、この液晶表示装置に遮光板51をとり
つける。遮光板51は前例の遮光膜と同様に遮光膜1と
一部で重なっており、光がもれないようになっている。 【0018】遮光板51は、板厚を厚くして補強板の効
果を持たせることも可能であるが、その場合は図5に示
したようにパネルの有効表示領域側の遮光板51の端面
は傾斜をつけて光が反射してこないようにしておくとよ
い。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
効表示領域以外の光を遮光できる。 【0020】特に有効表示領域の近傍は液晶に接する面
に形成された遮光膜に加え、一対の基板の外側の有効表
示領域の周辺領域に遮光手段が配置され、この遮光手段
が、遮光膜の有効表示領域の端部よりも周辺側であって
かつ遮光手段と遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されているため、表示領域周辺からの光を遮光で
き、漏れ光によるパネルへの影響を回避することができ
る。また、一方の基板側に配置された遮光膜と、他方の
基板側に配置された遮光手段により、一方の基板側と他
方の基板側のどちらから入射される光に対しても表示領
域の周辺を遮光することができる。さらに、一方の基板
側に配置された遮光膜はシール材に対向配置され、他方
の基板側に配置された遮光手段もシール材に対向配置さ
れている場合は、液晶パネルに斜め光が入ってきても、
遮光膜と遮光手段によりシール材を介して光が液晶パネ
ルに入射することを防ぐことができる。
液晶パネルを光シャッタとして用いた投射型表示装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来の投射型表示装置は、図2に示すよ
うに光源21からの光を液晶表示装置22に照射し、液
晶パネルによる透過光量の制御による文字やパターンの
像をレンズ25により拡大投映するものである。 【0003】液晶表示装置22は図3に示すように液晶
パネル31に駆動用のICを実装した配線テープ32を
接続し、配線テープ32はさらにプリント配線基板33
に接続されている。液晶パネル31は有効表示領域34
と非駆動領域35,シール領域36,接続端子領域37
に大きく分かれる。 【0004】液晶パネルはそのコントラスト比を確保す
るため、TN(ツイステッドネマチック)方式で偏光板
を液晶パネルの両側に配置している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では液晶表示装置の有効表示領域以外で光源からの光
を透過し、不要な投射像が表示されるという問題点を有
する。 【0006】これは、接続端子領域37からの透過光
や、2枚の偏向板の偏光方向を交差して使う場合の非駆
動領域35や、2枚の偏光板の偏光方向を平行にして使
う場合のシール領域36から透過する光がその原因とな
っている。 【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的とするところは、不要な投射像の生じな
い投射型表示装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネルは、
一対の基板間はシール材により固着され、該一対の基板
間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一方の基
板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域に配置
された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外面側
の前記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置された
遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光手段
の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記有効
表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記遮光
手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるように配
置されてなることを特徴とする。本発明の投射型表示装
置は、光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置
と、前記液晶装置により形成された像を投射する投射光
学手段とを有する投射型表示装置において、前記液晶装
置は一対の基板間がシール材により固着され、該一対の
基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一方
の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域に
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。本発明の液晶パネ
ルは、一対の基板間はシール材により固着され、該一対
の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一
方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
であって、且つ前記シール材の形成領域に重なるように
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域であっ
て、且つ前記シール材の形成領域に重なるように配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。本発明の投射型表
示装置は、光源と、前記光源からの光を入射する液晶装
置と、前記液晶装置により形成された像を投射する投射
光学手段とを有する投射型表示装置において、前記液晶
装置は一対の基板間がシール材により固着され、該一対
の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一
方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
であって、且つ前記シール材の形成領域に重なるように
配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外
面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域であっ
て、且つ前記シール材の形成領域に重なるように配置さ
れた遮光手段とを有する液晶パネルであって、前記遮光
手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光膜の前記
有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記
遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されてなることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明による投射型表示
装置に用いた液晶表示装置(液晶パネル)を示す主要断
面図で、対向電極基板2の液晶面側に遮光膜1があり。
さらに他方の基板3の外側に遮光膜4を形成してある。 【0010】アクティブマトリクス基板を使った液晶表
示装置を例にして製造方法を説明する。 【0011】アクティブ素子としては、薄膜トランジス
タや薄膜ダイオード等が有るが本発明においてアクティ
ブ素子の有無あるいは種類によってその効果がかわるこ
とはないので、薄膜トランジスタの例で説明する。薄膜
トランジスタを透明基板上にマトリクス状に配置形成
し、かつ信号線やタイミング線等の配線をしたいわゆる
アクティブマトリクス基板にポリイミド樹脂を塗布し、
綿布等により所定の方向にこすって液晶の配向処理を行
う。別の透明基板上に透明導電膜を形成し、さらに金属
膜を形成する。金属膜はCrやNi等の金属を蒸着法や
メッキ法により形成できる。この金属をフォトエッチン
グ法によって所定の形状になす。このとき少なくとも有
効表示領域の金属を除去し、有効表示領域の周辺は残す
ようにして遮光膜1となす。この様にして形成した基板
をアクティブマトリクス基板と同様に配向処理を行った
のち、一方の基板上に印刷等により液晶封入のためのシ
ール領域に樹脂膜パターン形成を行い、配向処理した2
枚の基板を所定の間隙を保持した状態で樹脂膜パターン
を固着させて液晶6を封入して液晶パネルとなす。 【0012】この液晶パネルのアクティブマトリクス基
板側に印刷により黒色の遮光膜4を周辺部に形成する。
ここでいう周辺部とは接続端子領域,シール領域及び非
駆動領域である。非駆動領域は遮光膜1で遮光されてい
るため遮光膜4で全ておおう必要はない。液晶パネル
は、プリント配線基板7と配線テープ8で接続されてお
り、配線テープ上に液晶駆動用のICを実装することが
多い。配線テープによる接続は強度的に弱いため樹脂に
より強化することが一般的であるが補強板9をつける場
合もある。補強板を遮光性のある金属等により構成する
と遮光範囲が広くなる。 【0013】図4は別の例を示す断面図で対向基板42
の液晶側に形成する遮光膜41は図1と異なりシール領
域には形成していない。シール材(樹脂膜パターン)と
遮光膜との密着性が悪い場合やシール材が光硬化型樹脂
である場合などでシール領域に遮光膜を形成しないこと
がある。 【0014】上記の対向基板42とアクティブマトリク
ス基板3を前述と同様にしてパネル組立てを行い液晶パ
ネルとなす。 【0015】対向基板42の外側の面(液晶と反対側)
に遮光膜44を形成する。遮光膜44はあらかじめ蒸着
法やメッキ法で金属膜で形成するとよい。 【0016】以上の液晶パネルをプリント配線基板上に
実装する。図4の場合、プリント配線基板に段差をもう
けて液晶パネルを直接プリント配線基板上に保持固定し
ている。プリント配線基板も遮光効果をもたせるため、
遮光膜41及び44で構成した遮光領域と一部で重なる
ようにプリント配線基板43を構成している。プリント
配線基板はガラスエボキシ材のものが一般的で遮光性は
悪い、そのため図4では、プリント配線基板に遮光膜と
して黒色のインク材を塗布してある。 【0017】図5にさらに別の例を示す。図1の遮光膜
4を形成しない点以外は全て図1の例と同様にして液晶
表示装置として、この液晶表示装置に遮光板51をとり
つける。遮光板51は前例の遮光膜と同様に遮光膜1と
一部で重なっており、光がもれないようになっている。 【0018】遮光板51は、板厚を厚くして補強板の効
果を持たせることも可能であるが、その場合は図5に示
したようにパネルの有効表示領域側の遮光板51の端面
は傾斜をつけて光が反射してこないようにしておくとよ
い。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
効表示領域以外の光を遮光できる。 【0020】特に有効表示領域の近傍は液晶に接する面
に形成された遮光膜に加え、一対の基板の外側の有効表
示領域の周辺領域に遮光手段が配置され、この遮光手段
が、遮光膜の有効表示領域の端部よりも周辺側であって
かつ遮光手段と遮光膜とは少なくとも一部で重なるよう
に配置されているため、表示領域周辺からの光を遮光で
き、漏れ光によるパネルへの影響を回避することができ
る。また、一方の基板側に配置された遮光膜と、他方の
基板側に配置された遮光手段により、一方の基板側と他
方の基板側のどちらから入射される光に対しても表示領
域の周辺を遮光することができる。さらに、一方の基板
側に配置された遮光膜はシール材に対向配置され、他方
の基板側に配置された遮光手段もシール材に対向配置さ
れている場合は、液晶パネルに斜め光が入ってきても、
遮光膜と遮光手段によりシール材を介して光が液晶パネ
ルに入射することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【図2】投射型表示装置の概要図。
【図3】液晶表示装置の平面図。
【図4】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【図5】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【符号の説明】
1,41・・・遮光膜
5・・・・・・シール
7・・・・・・プリント配線基板
6・・・・・・液晶
4,44・・・遮光膜
51・・・・・遮光板
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.一対の基板間はシール材により固着され、該一対の
基板間に液晶が封入されてなり、 前記一対の基板の一方の基板の内面側の有効表示領域の
周辺に相当する領域に配置された遮光膜と、前記一対の
基板の他方の基板の外面側の前記有効表示領域の周辺に
相当する領域に配置された遮光手段とを有する液晶パネ
ルであって、 前記遮光手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光
膜の前記有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、
且つ前記遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重
なるように配置されてなることを特徴とする液晶パネ
ル。 2.光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置と、
前記液晶装置により形成された像を投射する投射光学手
段とを有する投射型表示装置において、 前記液晶装置は一対の基板間がシール材により固着さ
れ、該一対の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対
の基板の一方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相
当する領域に配置された遮光膜と、前記一対の基板の他
方の基板の外面側の前記有効表示領域の周辺に相当する
領域に配置された遮光手段とを有する液晶パネルであっ
て、 前記遮光手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光
膜の前記有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、
且つ前記遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重
なるように配置されてなることを特徴とする投射型表示
装置。 3.一対の基板間はシール材により固着され、該一対の
基板間に液晶が封入されてなり、前記一対の基板の一方
の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域で
あって、且つ前記シール材の形成領域に重なるように配
置された遮光膜と、前記一対の基板の他方の基板の外面
側の前記有効表示領域の周辺に相当する領域であって、
且つ前記シール材の形成領域に重なるように配置された
遮光手段とを有する液晶パネルであって、 前記遮光手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光
膜の前記有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、
且つ前記遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重
なるように配置されてなることを特徴とする液晶パネ
ル。 4.光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置と、
前記液晶装置により形成された像を投射する投射光学手
段とを有する投射型表示装置において、 前記液晶装置は一対の基板間がシール材により固着さ
れ、該一対の基板間に液晶が封入されてなり、前記一対
の基板の一方の基板の内面側の有効表示領域の周辺に相
当する領域であって、且つ前記シール材の形成領域に重
なるように配置された遮光膜と、前記一対の基板の他方
の基板の外面側の前記有効表示領域の周辺に相当する領
域であって、且つ前記シール材の形成領域に重なるよう
に配置された遮光手段とを有する液晶パネルであって、 前記遮光手段の前記有効表示領域側の端部は、前記遮光
膜の前記有効表示領域側の端部よりも周辺側であって、
且つ前記遮光手段と前記遮光膜とは少なくとも一部で重
なるように配置されてなることを特徴とする投射型表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37120699A JP3293609B2 (ja) | 1987-04-22 | 1999-12-27 | 液晶パネル及び投射型表示装置◆ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37120699A JP3293609B2 (ja) | 1987-04-22 | 1999-12-27 | 液晶パネル及び投射型表示装置◆ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10197459A Division JP3143608B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 投射型表示装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000-183081A Division JP3257554B2 (ja) | 1987-04-22 | 液晶表示装置及び投射型表示装置 | |
JP2000-183080A Division JP3257553B2 (ja) | 1987-04-22 | 液晶表示装置及び投射型表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000147483A JP2000147483A (ja) | 2000-05-26 |
JP3293609B2 true JP3293609B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18498327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37120699A Expired - Lifetime JP3293609B2 (ja) | 1987-04-22 | 1999-12-27 | 液晶パネル及び投射型表示装置◆ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293609B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37120699A patent/JP3293609B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000147483A (ja) | 2000-05-26 |
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