JP3257554B2 - 液晶表示装置及び投射型表示装置 - Google Patents

液晶表示装置及び投射型表示装置

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JP3257554B2
JP3257554B2 JP2000-183081A JP2000183081A JP3257554B2 JP 3257554 B2 JP3257554 B2 JP 3257554B2 JP 2000183081 A JP2000183081 A JP 2000183081A JP 3257554 B2 JP3257554 B2 JP 3257554B2
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亮輔 荒木
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セイコーエプソン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、及
び液晶表示装置を光シャッタとして用いた投射型表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投射型表示装置は、図2に示すよ
うに光源21からの光を液晶表示装置22に照射し、液
晶パネルによる透過光量の制御による文字やパターンの
像をレンズ25により拡大投映するものである。
【0003】液晶表示装置22は図3に示すように液晶
パネル31に駆動用のICを実装した配線テープ32を
接続し、配線テープ32はさらにプリント配線基板33
に接続されている。液晶パネル31は有効表示領域34
と非駆動領域35,シール領域36,接続端子領域37
に大きく分かれる。
【0004】液晶パネルはそのコントラスト比を確保す
るため、TN(ツイステッドネマチック)方式で偏光板
を液晶パネルの両側に配置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では液晶表示装置の有効表示領域以外で光源からの光
を透過し、不要な投射像が表示されるという問題点を有
する。
【0006】これは、接続端子領域37からの透過光
や、2枚の偏向板の偏光方向を交差して使う場合の非駆
動領域35や、2枚の偏光板の偏光方向を平行にして使
う場合のシール領域36から透過する光がその原因とな
っている。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的とするところは、不要な投射像の生じな
い液晶表示装置、及びその液晶表示装置を用いた投射型
表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、第1基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板
と、前記第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入する
シール部と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部
で形成された対となる段差部と、前記対となる段差部に
おける前記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記
第1基板に前記シール部と重なるように形成された第1
遮光膜と、前記第2基板に前記シール部と重なるように
形成された第2遮光膜とを備えたことを特徴とする。本
発明の投射型表示装置は、光源と、前記光源からの光を
入射する液晶装置と、前記液晶装置により形成された像
を投射する投射光学手段とを有する投射型表示装置にお
いて、前記液晶装置は、第1基板と、前記第1基板に対
向配置した第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板
間に液晶を封入するシール部と、前記第1基板の端部と
前記第2基板の端部で形成された対となる段差部と、前
記対となる段差部における前記シール部の側部に設けら
れた遮光材と、前記第1基板に前記シール部と重なるよ
うに形成された第1遮光膜と、前記第2基板に前記シー
ル部と重なるように形成された第2遮光膜とを備えたこ
とを特徴とする。また、本発明の液晶表示装置は、第1
基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板と、前記
第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入するシール部
と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部で形成さ
れた対となる段差部と、前記対となる段差部における前
記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記第1基板
の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域に配置さ
れた第1遮光膜と、前記第2基板の外面側の前記有効表
示領域の周辺に相当する領域に配置され、前記有効表示
領域側の端部は前記第1遮光膜の前記有効表示領域側の
端部よりも周辺側であって、且つ前記第1遮光膜と重な
るように形成された第2遮光膜とを備えたことを特徴と
する。また、本発明の投射型表示装置は、光源と、前記
光源からの光を入射する液晶装置と、前記液晶装置によ
り形成された像を投射する投射光学手段とを有する投射
型表示装置において、前記液晶装置は、第1基板と、前
記第1基板に対向配置した第2基板と、前記第1基板及
び前記第2基板間に液晶を封入するシール部と、前記第
1基板の端部と前記第2基板の端部で形成された対とな
る段差部と、前記対となる段差部における前記シール部
の側部に設けられた遮光材と、前記第1基板の内面側の
有効表示領域の周辺に相当する領域に配置された第1遮
光膜と、前記第2基板の外面側の前記有効表示領域の周
辺に相当する領域に配置され、前記有効表示領域側の端
部は前記第1遮光膜の前記有効表示領域側の端部よりも
周辺側であって、且つ前記第1遮光膜と重なるように形
成された第2遮光膜と備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による投射型表示
装置に用いた液晶表示装置(液晶パネル)を示す主要断
面図で、対向電極基板2の液晶面側に遮光膜1があり。
さらに他方の基板3の外側に遮光膜4を形成してある。
【0010】アクティブマトリクス基板を使った液晶表
示装置を例にして製造方法を説明する。
【0011】アクティブ素子としては、薄膜トランジス
タや薄膜ダイオード等が有るが本発明においてアクティ
ブ素子の有無あるいは種類によってその効果がかわるこ
とはないので、薄膜トランジスタの例で説明する。薄膜
トランジスタを透明基板上にマトリクス状に配置形成
し、かつ信号線やタイミング線等の配線をしたいわゆる
アクティブマトリクス基板にポリイミド樹脂を塗布し、
綿布等により所定の方向にこすって液晶の配向処理を行
う。別の透明基板上に透明導電膜を形成し、さらに金属
膜を形成する。金属膜はCrやNi等の金属を蒸着法や
メッキ法により形成できる。この金属をフォトエッチン
グ法によって所定の形状になす。このとき少なくとも有
効表示領域の金属を除去し、有効表示領域の周辺は残す
ようにして遮光膜1となす。この様にして形成した基板
をアクティブマトリクス基板と同様に配向処理を行った
のち、一方の基板上に印刷等により液晶封入のためのシ
ール領域に樹脂膜パターン形成を行い、配向処理した2
枚の基板を所定の間隙を保持した状態で樹脂膜パターン
を固着させて液晶6を封入して液晶パネルとなす。
【0012】この液晶パネルのアクティブマトリクス基
板側に印刷により黒色の遮光膜4を周辺部に形成する。
ここでいう周辺部とは接続端子領域,シール領域及び非
駆動領域である。非駆動領域は遮光膜1で遮光されてい
るため遮光膜4で全ておおう必要はない。液晶パネル
は、プリント配線基板7と配線テープ8で接続されてお
り、配線テープ上に液晶駆動用のICを実装することが
多い。配線テープによる接続は強度的に弱いため樹脂に
より強化することが一般的であるが補強板9をつける場
合もある。補強板を遮光性のある金属等により構成する
と遮光範囲が広くなる。
【0013】図4は別の例を示す断面図で対向基板42
の液晶側に形成する遮光膜41は図1と異なりシール領
域には形成していない。シール材(樹脂膜パターン)と
遮光膜との密着性が悪い場合やシール材が光硬化型樹脂
である場合などでシール領域に遮光膜を形成しないこと
がある。
【0014】上記の対向基板42とアクティブマトリク
ス基板3を前述と同様にしてパネル組立てを行い液晶パ
ネルとなす。
【0015】対向基板42の外側の面(液晶と反対側)
に遮光膜44を形成する。遮光膜44はあらかじめ蒸着
法やメッキ法で金属膜で形成するとよい。
【0016】以上の液晶パネルをプリント配線基板上に
実装する。図4の場合、プリント配線基板に段差をもう
けて液晶パネルを直接プリント配線基板上に保持固定し
ている。プリント配線基板も遮光効果をもたせるため、
遮光膜41及び44で構成した遮光領域と一部で重なる
ようにプリント配線基板43を構成している。プリント
配線基板はガラスエボキシ材のものが一般的で遮光性は
悪い、そのため図4では、プリント配線基板に遮光膜と
して黒色のインク材を塗布してある。
【0017】図5にさらに別の例を示す。図1の遮光膜
4を形成しない点以外は全て図1の例と同様にして液晶
表示装置として、この液晶表示装置に遮光板51をとり
つける。遮光板51は前例の遮光膜と同様に遮光膜1と
一部で重なっており、光がもれないようになっている。
【0018】遮光板51は、板厚を厚くして補強板の効
果を持たせることも可能であるが、その場合は図5に示
したようにパネルの有効表示領域側の遮光板51の端面
は傾斜をつけて光が反射してこないようにしておくとよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
効表示領域以外の光を完全に遮光できる。
【0020】特に、第1基板の端部と第2基板の端部で
形成された段差部におけるシール部の側部に遮光材を設
けたことにより、シール部の側方からの光を遮光でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【図2】投射型表示装置の概要図。
【図3】液晶表示装置の平面図。
【図4】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【図5】遮光した液晶表示装置を示す主要断面図。
【符号の説明】
1,41・・・遮光膜 5・・・・・・シール 7・・・・・・プリント配線基板 6・・・・・・液晶 4,44・・・遮光膜 51・・・・・遮光

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板
    と、前記第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入する
    シール部と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部
    で形成された対となる段差部と、前記対となる段差部に
    おける前記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記
    第1基板に前記シール部と重なるように形成された第1
    遮光膜と、前記第2基板に前記シール部と重なるように
    形成された第2遮光膜とを備えたことを特徴とする液晶
    表示装置。 2.光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置と、
    前記液晶装置により形成された像を投射する投射光学手
    段とを有する投射型表示装置において、前記液晶装置
    は、第1基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板
    と、前記第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入する
    シール部と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部
    で形成された対となる段差部と、前記対となる段差部に
    おける前記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記
    第1基板に前記シール部と重なるように形成された第1
    遮光膜と、前記第2基板に前記シール部と重なるように
    形成された第2遮光膜とを備えたことを特徴とする投射
    型表示装置。 3.第1基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板
    と、前記第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入する
    シール部と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部
    で形成された対となる段差部と、前記対となる段差部に
    おける前記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記
    第1基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
    に配置された第1遮光膜と、前記第2基板の外面側の前
    記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置され、前記
    有効表示領域側の端部は前記第1遮光膜の前記有効表示
    領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記第1遮光
    膜と重なるように形成された第2遮光膜とを備えたこと
    を特徴とする液晶表示装置。 4.光源と、前記光源からの光を入射する液晶装置と、
    前記液晶装置により形成された像を投射する投射光学手
    段とを有する投射型表示装置において、前記液晶装置
    は、第1基板と、前記第1基板に対向配置した第2基板
    と、前記第1基板及び前記第2基板間に液晶を封入する
    シール部と、前記第1基板の端部と前記第2基板の端部
    で形成された対となる段差部と、前記対となる段差部に
    おける前記シール部の側部に設けられた遮光材と、前記
    第1基板の内面側の有効表示領域の周辺に相当する領域
    に配置された第1遮光膜と、前記第2基板の外面側の前
    記有効表示領域の周辺に相当する領域に配置され、前記
    有効表示領域側の端部は前記第1遮光膜の前記有効表示
    領域側の端部よりも周辺側であって、且つ前記第1遮光
    膜と重なるように形成された第2遮光膜と備えたことを
    特徴とする投射型表示装置。
JP2000-183081A 1987-04-22 液晶表示装置及び投射型表示装置 Expired - Lifetime JP3257554B2 (ja)

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