JP3293530B2 - 灰処理薬品の自動薬注装置 - Google Patents

灰処理薬品の自動薬注装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却場等から発生
する飛灰や焼却灰に処理薬品を添加するための灰処理薬
品の自動薬注装置に関する。
【0002】
【従来の技術】焼却場より発生する灰には、焼却残渣で
ある焼却灰と集塵機等により捕集された飛灰がある。こ
れらの灰には鉛、カドミウム等の有機重金属類が多量に
含有されており、定められた溶出試験において定められ
た埋め立て基準を満たす適切な処理が義務づけられてい
る。
【0003】飛灰には排ガス処理のために吹き込まれる
消石灰により多量の未反応の消石灰が含まれている。こ
のため溶出試験においてpHが上昇し両性金属である鉛
などが溶出する傾向にあり、これらの重金属類を不溶化
するために重金属固定剤を添加する方法が広く用いられ
ている。
【0004】最適なコストで処理するために飛灰中に含
まれる未反応消石灰を中和する硫酸バンド、ポリ鉄、硫
酸、塩酸等の中和剤を添加することがある。消石灰を吹
き込まない湿式処理の場合は、発生する灰の溶出液のp
Hが低いため消石灰や生石灰、水酸化ナトリウム、水酸
化マグネシウム等の中和剤を添加することがある。
【0005】重金属固定剤及び中和剤の必要添加率は、
適宜サンプリングされた灰を一定希釈率(液固比100
〜1000)で水により希釈し、次いで酸又はアルカリ
による滴定で特定pHとするのに必要な試薬量より算出
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、灰を性状測定し
薬注量を設定する作業を人手で行っているため、オペレ
ーターによる分析値のばらつきが問題になったり、灰性
状の変動を細やかに把握するための人的負担が現場担当
者に要求されてきた。
【0007】本出願人は、上記のような問題点に鑑み、
人の実施する作業を自動化することで、常に安定した操
作で必要となる薬注率を算出し、薬注することを可能に
するとともに灰性状の変動に対応したきめ細かな薬注を
行える灰処理薬品の自動薬注装置を先に提案した(特願
平9−153695号)。
【0008】先の出願の自動薬注装置によれば灰性状の
変動に対応したきめ細かな薬注が行えるが、測定時間が
長いと空気中の炭酸ガスが測定対象液中に溶け込み、誤
差を生じさせる場合がある。
【0009】本発明は、かかる誤差を解消するために滴
定を短時間で行うよう改良された自動薬注装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の自
動薬注装置は、灰及び希釈水を受け入れる攪拌機構付き
計測槽と、該計測槽内において撹拌された灰及び水の混
合水の一部を排出する排出手段と、該計測槽内のpH計
測手段と、該排出手段によって混合水の一部を排出した
後の該計測槽内の残留混合水に対し該pH計測手段の計
測pH値が所定値に達するまで滴定試薬を添加する滴定
試薬添加手段と、該計測槽内に供給した灰の重量該滴
定試薬の添加量及び滴定試薬の添加に先立って該計測槽
から排出した混合水の割合に基づいて灰処理薬品の薬注
量を演算する演算手段と、該演算手段の演算値に基づい
て薬注を行う薬注手段とを備えてなるものである。
【0011】また、本発明(請求項2)の灰処理薬品の
自動薬注装置は、撹拌機構付き計測槽と、灰と希釈水と
を受け入れて混合する希釈槽と、該希釈槽内の混合水の
一部のみを該計測槽に供給し残部は排出する供給手段
と、該計測槽内のpH計測手段と、該pH計測手段の計
測pH値が所定値に達するまで該計測槽内に滴定試薬を
添加する滴定試薬添加手段と、該希釈槽内に供給した灰
の重量、該滴定試薬の添加量及び該供給手段によって希
釈槽から排出した混合水の割合に基づいて灰処理薬品の
薬注量を演算する演算手段と、該演算手段の演算値に基
づいて薬注を行う薬注手段とを備えてなるものである。
【0012】かかる灰処理薬品の自動薬注装置によれば
灰の性状変化に迅速に追従して最適薬注率での薬注が行
われる。
【0013】また、滴定に際し灰と希釈水との混合液の
一部を計測槽(請求項1の場合)又は希釈槽(請求項2
の場合)から排出するため、滴定対象液量が少なく、滴
定を短時間で行うことができる。これにより、空気中の
炭酸ガスの影響をほぼ無くすことができる。
【0014】請求項1の灰処理薬品の自動薬注装置にお
いては、計測槽へ供給される灰の重量を計測する重量計
測手段が設けられており、この重量計測手段の計測値が
前記演算手段に入力されるのが好ましい。
【0015】本発明(請求項1)では、サンプリングし
た灰を直接に計測槽に供給しても良い。この場合、該計
測槽に一定量の水を灰とは別に供給する。なお、灰は一
定容量方式、一定重量方式のいずれの方式によって計測
槽へ供給されても良い。
【0016】発明(請求項2)では、計測槽の前段
に、灰と希釈水とを受け入れて混合する希釈槽と、この
希釈槽内の混合水の一部のみを該計測槽に供給する供給
手段を設けている
【0017】本発明(請求項2)では、灰を定量的に採
取する1種類又は2種類以上のサンプラで灰を採取し、
この灰を希釈槽に供給することが好ましい。
【0018】また、このサンプラは、ホッパーから灰を
抜き出す一次サンプラと、該一次サンプラから灰を定量
的に採取する二次サンプラとを備えており、該二次サン
プラで採取された灰を希釈槽に供給するものであること
が好ましい。
【0019】これらのサンプラとしては、スクリュフィ
ーダ式、トレイ式、コンベア式、重力落下式、エア吸引
式、圧送式など各種のものが挙げられるが、スクリュフ
ィーダ式又はトレイ式のものが好適である。
【0020】前記演算手段においては、灰のサンプリン
グ量(容量、重量)をもとに希釈液の正確な希釈率を算
出する機能を持たせることにより、より精度良く薬注を
実施することが可能である。
【0021】また、前記演算手段は、前記pH計測手段
より入力した計測値(pH)をもとに前記滴定試薬添加
手段の試薬注入量を予め定められた関係式に基づき算出
して制御する機能を有することが好ましい。この機能を
有することにより、注入した薬品の総量をより精度よく
計測することが可能になる。
【0022】本発明では、滴定試薬添加手段を、前記p
H計測手段の計測pH値に基づいて滴定試薬の添加速度
を調節可能なものとすることにより、注入した滴定試薬
量を精度よく計測することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は請求項1の発明の実施の形
態に係る灰処理薬品の自動薬注装置の構成図である。こ
の灰処理薬品の自動薬注装置は、灰を投入して希釈する
ための計測槽2と、この計測槽2に投入された灰の重量
を計測する重量計測部3と、計測槽2に必要量の希釈水
を導入する電磁弁V,V及び水槽1により構成され
た希釈機構と、計測槽2内の液量を検出するためのレベ
ルセンサ20及び計測槽2内の液の排出用の電磁弁V
により構成された排出手段と、計測槽2に付属し希釈水
を攪拌することでサンプル(灰)中の可溶性成分を溶解
させる攪拌機4と、計測槽2内の希釈水のpHを計測す
るpH計5と、計測槽2に滴定試薬を注入する滴定試薬
タンク6及びポンプPよりなる滴定試薬添加手段と、
滴定試薬の注入量と前記pH計5のpH値を入力し、p
H計5からのpH値が予め定められた値に到達したとき
に該滴定試薬添加手段が注入した試薬の総量を求めるこ
とで、予め定められた関係式に基づいて薬注量を算出す
る演算処理部7と、演算処理部7からの出力に従って薬
注を実施する薬剤タンク8及び薬注ポンプPよりなる
薬注手段により構成される。
【0024】演算処理部7は作業者によって制御に必要
となる各種設定(薬注量算出のための演算式や滴定動作
のための関係式等)を受けるとともに、制御の開始指示
を受ける。また逆に操作者に対して現在の装置の運転状
態を提示する(これにより操作者は灰の投入タイミング
を知ることが可能となる)。同時に演算処理部7は装置
内の各計測部品(pH計5、重量計測部3等)からの出
力信号を受け、各制御部品(電磁弁V1 ,V2 ,V3
ポンプP1 ,P2 、攪拌機4等)に対して必要となる信
号(薬注ポンプ制御信号、滴定ポンプ制御信号、電磁弁
等の制御タイミング等)を出力し制御する。なお、薬注
ポンプP2 としては、演算処理部7からの信号により吐
出量を調整可能なポンプ(例えばインバータポンプ)が
用いられる。
【0025】具体的な動作について次に説明する。
【0026】計測作業者は例えば、演算処理部7が出力
する「サンプル投入許可」信号を確認した後、サンプリ
ングした灰を計測槽2に投入し、演算処理部7に対して
例えばスタートボタンの押下等により計測開始を指示す
る。
【0027】演算処理部7は、あらかじめ投入前の計測
槽2及びこれに付属する電磁弁V2等も含めた計測部全
体の重量を重量計測部3により精秤しており、前記作業
者によって灰が投入されることによる重量計測部3の出
力変化を検知し、サンプル量を精密に求める。また演算
処理部は作業者によって起こされた計測開始の指示によ
り投入が終了した事を確認する。
【0028】つぎに、演算処理部7は電磁弁V1 を開放
し、水槽1の希釈水(水道水等)を計測槽2に投入す
る。この場合は投入される希釈水の量は、水槽1の容量
により決定される。なお、水量は灰重量の100〜20
00倍が望ましい。希釈水量を制御する方法としてはこ
の他に水槽1と計測槽2との間に流量計を設け、流量計
から入力される希釈水投入量を入力しながら制御する方
法、または計測槽2にレベル計を設置し、これにより希
釈水投入量を制御する方法または重量計測部の計測重量
変化により制御する方法でもよい。
【0029】灰と希釈水が計測槽2に投入された後、演
算処理部7は攪拌機4を起動し、計測槽2内の灰と希釈
水を攪拌し、灰中の可溶性成分を溶解させる。そして灰
が溶解するのに十分な時間(例えば投入灰5gに対し希
釈水5Lを加えたときの攪拌時間は約10分)攪拌した
後、電磁弁V2 を開放し、計測槽2内の液の所定量(例
えば、2/3)を排出し、所定量の液を計測槽2内に残
す。次いで、滴定ポンプP1 を起動し滴定試薬(硫酸
等)を計測槽に滴下する。pH計5の値を演算処理部7
は連続して計測し、pH値が設定値(実施例においては
pH8.3)となるのに必要とした滴定試薬量Xを滴定
速度と滴定時間から算出する。
【0030】この場合、滴定途上においてpH計5から
入力したpH値をもとに前記滴定試薬添加手段からの試
薬注入速度を、予め定められた関係式に基づいて算出し
て制御する機能を前記演算部に持たせることで、注入し
た滴定試薬の総量を精度よく計測することが可能とな
る。
【0031】また、滴定試薬量の計測は注入ポンプの動
作時間から算出してもよいが、パルス流量計を滴定試薬
注入ラインに設けることで、注入量を直接計測すること
も可能である。また、滴定試薬を注入したことで増した
計測槽内の水位を超音波式液位計等の連続的な水位計測
手段で計測しても良い。
【0032】このようにして算出された滴定試薬量Xを
例えば下記式に代入し、薬注ポンプP2 からの灰処理系
への重金属固定化剤の必要薬注量を算出し、薬注ポンプ
2を制御する。なお、式中のa,bは定数、Eは滴定
に先立って計測槽2から排出した液の割合(例えば2/
3)である。
【0033】 (必要薬注量)= [a・X+b] /(1−E) 図2は請求項2の発明の実施の形態に係る灰処理薬品の
自動薬注装置の系統図である。一般に、灰は、密度が小
さく飛散しやすいため計測槽の汚染が生じやすい。この
計測槽は汚染されないのが重要であるため、この実施の
形態では希釈槽と計測槽を別個にしている。
【0034】オペレータからの運転開始指令により、ホ
ッパー10から灰が一次サンプラ11で一定容量連続的
に抜き出され、この一次サンプラから灰が二次サンプラ
12で一定重量ずつ抜き出される。この抜き出し量は、
オペレータにより演算処理部7に予め与えられている。
この灰は希釈槽13に投入される。この希釈槽13にレ
ベルセンサ20が設けられている。
【0035】この希釈槽13へは、水槽1及び電磁弁V
1 ,V3 よりなる希釈機構から希釈水が予め定められた
希釈率(例えば液固比1000)となるように供給さ
れ、攪拌機14により灰中の溶解性成分が溶解するのに
十分な時間攪拌される。
【0036】その後、演算処理部7からの信号により電
磁弁V5 が開き、希釈槽13内の液のうち所定割合(例
えば2/3)が排出、廃棄される。その後、電磁弁V5
が閉じると共に電磁弁V4 が開き、希釈槽13内の残り
の混合液が計測槽2へ投入される。演算処理部7からの
信号により、攪拌機4が起動され、滴定試薬(例えば1
N硫酸)がタンク6からポンプP1 を経て滴下される。
演算処理部7はpH計5の検出pHが所定値(例えば
8.3)になるのに必要な滴定試薬量Xを算出し、これ
を次式に代入して薬注ポンプP2 からの灰への薬注率を
算出し、該ポンプP2 を制御する。
【0037】必要薬注率(wt%−灰)= [c・X/V
+d] /(1−E) ただし、c,d:定数 V:希釈槽13への供給希釈水量 E:希釈槽13からの廃棄液量の割合 この図2の装置においては、ホッパー10内で湿気や圧
迫により圧密化した灰を少量かつ定量的にサンプリング
するために、一次サンプラ11としてスクリューフィー
ダー式のサンプラ、二次サンプラ12としてトレイ式の
サンプラを用いるのが好ましい。
【0038】なお、図1の実施の形態の場合と同じく、
重量計測部3から入力した計測値(重量)をもとに希釈
液の正確な希釈率を算出する機能を演算処理部7に持た
せることにより、より精度よく薬注を実施することが可
能になる。
【0039】また、演算処理部において、pH計5より
入力したpH計測値をもとに滴定試薬の注入速度を予め
定められた関係式に基づいて算出して制御する機能を持
たせることで、注入した試薬の総量を精度よく計測する
ことが可能となる。
【0040】
【実施例】図1の装置において、灰として、都市ゴミ焼
却設備から発生した飛灰で、ストーカー炉乾式飛灰を用
いた。この無処理灰の13号溶出試験の結果は次の通り
である。
【0041】 pH=12.5 Pb=50mg/L Cd=0.05mg/L未満 図1の装置にて自動薬注を実施した場合、希釈溶液を排
出しない場合と2/3排出した場合での計測時間と計測
精度は以下の通りとなった。
【0042】 サンプル灰:約5.15g 希釈水量(V):5150ml 滴定試薬:1N硫酸 設定pH:8.3
【0043】
【表1】
【0044】計測精度は、手動滴定を基準にした場合の
計測誤差の割合を表わしたものである。
【0045】この結果より、計測時間で約1/6、計測
精度で約20ポイント以上の改善が図れることが確認で
きた。
【0046】
【発明の効果】以上の通り本発明の自動薬注装置によれ
ば、オペレーターは装置を起動させるだけで常に適切な
重金属固定剤の薬注が可能になり、作業上の負荷を軽減
することができる。また、滴定対象液量を減少させるこ
とにより滴定を短時間で終了させることができる。しか
も、サンプリングして希釈水と撹拌する灰の量は十分に
多いため、精度の高い滴定データを得ることができる。
このようなことから、灰の性状変動に対応したきめ細か
な精度のよい薬注率の調整が可能となり、ひいては薬剤
処理コストを軽減することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る灰処理薬品の自動薬注装置の
系統図である。
【図2】別の実施の形態に係る灰処理薬品の自動薬注装
置の系統図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 計測槽 3 重量計測部 4,14 攪拌機 5 pH計 6 滴定試薬タンク 7 演算処理部 10 ホッパー 11 一次サンプラ 12 二次サンプラ 13 希釈槽 20 レベルセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 304 G01N 31/00 - 31/22 124

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灰及び希釈水を受け入れる攪拌機構付き
    計測槽と、 該計測槽内において撹拌された灰及び水の混合水の一部
    を排出する排出手段と、 該計測槽内のpH計測手段と、該排出手段によって混合水の一部を排出した後の該計測
    槽内の残留混合水に対し 該pH計測手段の計測pH値が
    所定値に達するまで滴定試薬を添加する滴定試薬添加手
    段と、該計測槽内に供給した 灰の重量該滴定試薬の添加量
    び滴定試薬の添加に先立って該計測槽から排出した混合
    水の割合に基づいて灰処理薬品の薬注量を演算する演算
    手段と、 該演算手段の演算値に基づいて薬注を行う薬注手段とを
    備えてなる灰処理薬品の自動薬注装置。
  2. 【請求項2】 撹拌機構付き計測槽と、 灰と希釈水とを受け入れて混合する希釈槽と、 該希釈槽内の混合水の一部のみを該計測槽に供給し残部
    は排出する供給手段と、 該計測槽内のpH計測手段と、 該pH計測手段の計測pH値が所定値に達するまで該計
    測槽内に滴定試薬を添加する滴定試薬添加手段と、 該希釈槽内に供給した灰の重量、該滴定試薬の添加量及
    び該供給手段によって希釈槽から排出した混合水の割合
    に基づいて灰処理薬品の薬注量を演算する演算手段と、 該演算手段の演算値に基づいて薬注を行う薬注手段とを
    備えてなる灰処理薬品の自動薬注装置。
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