JP3293477B2 - 吸排気弁 - Google Patents
吸排気弁Info
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- JP3293477B2 JP3293477B2 JP18822296A JP18822296A JP3293477B2 JP 3293477 B2 JP3293477 B2 JP 3293477B2 JP 18822296 A JP18822296 A JP 18822296A JP 18822296 A JP18822296 A JP 18822296A JP 3293477 B2 JP3293477 B2 JP 3293477B2
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- intake
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内が負圧になっ
たとき大気を吸入する吸気弁と、配管内の空気を排出す
る排気弁を一体に形成した、いわゆる吸排気弁に関す
る。
たとき大気を吸入する吸気弁と、配管内の空気を排出す
る排気弁を一体に形成した、いわゆる吸排気弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吸排気弁には、例えば同
一出願人による実公昭59ー42543号のように主に
寒冷地で使用されるものが提案されているが、上述のも
のは、フロートが自重で下降して排気する際、パッキン
を装着した排気弁体が排気弁座を支点として下方に回転
するため、どうしても弁の開度が少なく、充分な排気量
が得られないという欠点があった。さらに、フロートを
吊り下げるための排気弁体に支持される梃板は左右方向
に自由に回動するため、水抜き時等、フロートが弁箱の
内壁に当接したまま凍結し、次に水を出したときにフロ
ートが上昇せず、氷が溶けるまで排気口から水が出っぱ
なしになる危険性もあった。
一出願人による実公昭59ー42543号のように主に
寒冷地で使用されるものが提案されているが、上述のも
のは、フロートが自重で下降して排気する際、パッキン
を装着した排気弁体が排気弁座を支点として下方に回転
するため、どうしても弁の開度が少なく、充分な排気量
が得られないという欠点があった。さらに、フロートを
吊り下げるための排気弁体に支持される梃板は左右方向
に自由に回動するため、水抜き時等、フロートが弁箱の
内壁に当接したまま凍結し、次に水を出したときにフロ
ートが上昇せず、氷が溶けるまで排気口から水が出っぱ
なしになる危険性もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため本発明は、上
記公知例の有する欠陥を完全に除去し、充分な排気量を
確保するとともに、寒冷地で水抜きをした際にも、凍結
により排気口から水が噴き出す事故を無くすることを目
的とする。
記公知例の有する欠陥を完全に除去し、充分な排気量を
確保するとともに、寒冷地で水抜きをした際にも、凍結
により排気口から水が噴き出す事故を無くすることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
本発明は、弁箱の上蓋下端部に接続された排気弁案内を
ガイドとして垂直方向に上下動する排気弁体の下端に、
その上方よりも大径の段部を形成し、上記段部と排気弁
案内下端部間に、水平方向の回転防止のための弁箱内壁
近傍に達する腕部、および大径の段部を介して腕部と反
対方向に下垂部を有する支持板と、上記下垂部に端部が
当接して水平方向の移動および回転動が制限された梃板
を装着し、上記梃板の他端部に、梃板に対して自由に揺
動するフロートを吊り下げることにより、フロートはほ
ぼ定位置を垂直方向に上下動可能となり、弁箱に接触す
る危険性を解消できるものである。
本発明は、弁箱の上蓋下端部に接続された排気弁案内を
ガイドとして垂直方向に上下動する排気弁体の下端に、
その上方よりも大径の段部を形成し、上記段部と排気弁
案内下端部間に、水平方向の回転防止のための弁箱内壁
近傍に達する腕部、および大径の段部を介して腕部と反
対方向に下垂部を有する支持板と、上記下垂部に端部が
当接して水平方向の移動および回転動が制限された梃板
を装着し、上記梃板の他端部に、梃板に対して自由に揺
動するフロートを吊り下げることにより、フロートはほ
ぼ定位置を垂直方向に上下動可能となり、弁箱に接触す
る危険性を解消できるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】吸気口と排気口は上蓋に別体に形
成され、万一の水漏れを考慮して通常は継手を介して2
本の導管に接続され、排水管に導かれるが、いずれの口
から漏水しているかを問わないときには、合流して1本
の導管で済ますこともできるし、また、吸気弁側は配管
しないで吸気蓋のみ取り付けるようにも、さらには、両
者とも配管しないようにすることも可能である。
成され、万一の水漏れを考慮して通常は継手を介して2
本の導管に接続され、排水管に導かれるが、いずれの口
から漏水しているかを問わないときには、合流して1本
の導管で済ますこともできるし、また、吸気弁側は配管
しないで吸気蓋のみ取り付けるようにも、さらには、両
者とも配管しないようにすることも可能である。
【0006】吸気弁は、吸気弁座と吸気弁体のいずれか
をポリ4フッ化エチレン樹脂(以下テフロンと呼称す
る)にし、その優れた非粘着性を利用して、かつ、受圧
面積をできるだけ大きくし、圧力差による弁の下降力を
大にして、長期間閉栓状態を維持したまま弁が固着して
吸気しないという事故を防止するようにしているが、必
ずしもそれに拘るものではない。
をポリ4フッ化エチレン樹脂(以下テフロンと呼称す
る)にし、その優れた非粘着性を利用して、かつ、受圧
面積をできるだけ大きくし、圧力差による弁の下降力を
大にして、長期間閉栓状態を維持したまま弁が固着して
吸気しないという事故を防止するようにしているが、必
ずしもそれに拘るものではない。
【0007】上蓋に、下端に排気弁座を有する排気プラ
グを調整可能にねじ接続し、排気弁体案内下端と支持板
上端間に適宜な間隙を有せしめて、梃板の回転力がスム
ーズに排気弁体に伝達するようにしており、組立後でも
上蓋上方からドライバー等で容易に調整することができ
便利であるが、排気弁座を上蓋に一体に形成し、排気弁
体、あるいは排気弁体案内側で調整することもできる。
グを調整可能にねじ接続し、排気弁体案内下端と支持板
上端間に適宜な間隙を有せしめて、梃板の回転力がスム
ーズに排気弁体に伝達するようにしており、組立後でも
上蓋上方からドライバー等で容易に調整することができ
便利であるが、排気弁座を上蓋に一体に形成し、排気弁
体、あるいは排気弁体案内側で調整することもできる。
【0008】梃板は支点と反対側端部に吊り下げ棒を介
して中心に縦穴を穿ったフロートを吊り下げるようにし
ており、水撃作用等によるフロートの動揺が直接排気弁
体の開閉に連動しにくいようにしているが、これは吊り
下げ棒の代わりに例えば鎖やひもを使用しても良く、あ
るいは梃板の上下に余裕を設けて、フロートとフロート
吊り下げ棒を一体に形成することもできる。
して中心に縦穴を穿ったフロートを吊り下げるようにし
ており、水撃作用等によるフロートの動揺が直接排気弁
体の開閉に連動しにくいようにしているが、これは吊り
下げ棒の代わりに例えば鎖やひもを使用しても良く、あ
るいは梃板の上下に余裕を設けて、フロートとフロート
吊り下げ棒を一体に形成することもできる。
【0009】フロートはポリエチレン、ポリプロピレン
等の比重が1より小さい樹脂で形成されており、例えば
金属製の中空フロートに比してコストが安く、凍結等に
より高圧が発生しても破損することがないという利点を
有する。また、支持板、梃板は薄肉のステンレス板をプ
レスで打ち抜き、曲げ加工して製作しているが、それに
拘るものではない。
等の比重が1より小さい樹脂で形成されており、例えば
金属製の中空フロートに比してコストが安く、凍結等に
より高圧が発生しても破損することがないという利点を
有する。また、支持板、梃板は薄肉のステンレス板をプ
レスで打ち抜き、曲げ加工して製作しているが、それに
拘るものではない。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、1は弁箱であり、下端に配管内に導通す
る取付口2を有し、上端に上蓋3をねじ接続する。上蓋
3には吸気口4と排気口5をもうけ、吸気口4の上流側
にはOリングを下端に装着して吸気弁座6を形成した吸
気プラグ7をねじ接続し、吸気ばね8に押圧されたテフ
ロン製の吸気弁体9が吸気弁座6を閉塞するようにして
いる。
図1において、1は弁箱であり、下端に配管内に導通す
る取付口2を有し、上端に上蓋3をねじ接続する。上蓋
3には吸気口4と排気口5をもうけ、吸気口4の上流側
にはOリングを下端に装着して吸気弁座6を形成した吸
気プラグ7をねじ接続し、吸気ばね8に押圧されたテフ
ロン製の吸気弁体9が吸気弁座6を閉塞するようにして
いる。
【0011】排気口5の上流側には、下端に排気弁座1
0を設け、上端にドライバー溝11を設けた排気プラグ
12を調整可能にねじ接続し、上蓋3の下端にねじ接続
された排気弁体案内13に係止される排気ばね14によ
り上向きに押圧された排気弁体15のパッキン16が、
排気弁座10に密着するようにしている。
0を設け、上端にドライバー溝11を設けた排気プラグ
12を調整可能にねじ接続し、上蓋3の下端にねじ接続
された排気弁体案内13に係止される排気ばね14によ
り上向きに押圧された排気弁体15のパッキン16が、
排気弁座10に密着するようにしている。
【0012】排気弁体15は、下端に、細径部17、そ
れよりも大径の段部18設け、排気弁体案内13の下端
部との間に適宜な間隙を有せしめて支持板19及びその
下方に梃板20を装着する。支持板19は図2に示すよ
うに、両端に弁箱1の内壁近傍まで延長された腕部2
1、細径部17がはまり込む溝部22、L字状に折り曲
げられた下垂部23を有しており、梃板20は図3に示
すように、左方に段部18よりより大径のD型穴24
を、中央部に大穴25、右方に小穴26を穿ち、大穴2
5と小穴26を連絡溝27で繋いでいる。
れよりも大径の段部18設け、排気弁体案内13の下端
部との間に適宜な間隙を有せしめて支持板19及びその
下方に梃板20を装着する。支持板19は図2に示すよ
うに、両端に弁箱1の内壁近傍まで延長された腕部2
1、細径部17がはまり込む溝部22、L字状に折り曲
げられた下垂部23を有しており、梃板20は図3に示
すように、左方に段部18よりより大径のD型穴24
を、中央部に大穴25、右方に小穴26を穿ち、大穴2
5と小穴26を連絡溝27で繋いでいる。
【0013】28は樹脂で成型された吊り下げ棒であ
り、上端に半球状の保持盤29を、下端にフロート台3
0を設けている。保持盤29は梃板20の大穴25より
小で、小穴26より大なる寸法を有しており、吊り下げ
棒28の中心軸は連絡溝27よりわずかに大径に形成し
ている。31は内部中心に保持盤29より大径で、フロ
ート台30より小径の縦穴32を穿設したフロートであ
り、比重が1より小さい樹脂で形成されている。
り、上端に半球状の保持盤29を、下端にフロート台3
0を設けている。保持盤29は梃板20の大穴25より
小で、小穴26より大なる寸法を有しており、吊り下げ
棒28の中心軸は連絡溝27よりわずかに大径に形成し
ている。31は内部中心に保持盤29より大径で、フロ
ート台30より小径の縦穴32を穿設したフロートであ
り、比重が1より小さい樹脂で形成されている。
【0014】組み立てる際には、まず、フロート31を
吊り下げ棒28の上端から挿入し、吊り下げ棒の保持盤
29を梃板20の大穴25に入れた後、中心軸を強制的
に右方に移動し、連絡溝27を通過させて小穴26部分
に位置させる。そのため特別な力を加えない限り、自然
状態で吊り下げ棒28が連絡溝27内に入り込むことが
ないようにしている。
吊り下げ棒28の上端から挿入し、吊り下げ棒の保持盤
29を梃板20の大穴25に入れた後、中心軸を強制的
に右方に移動し、連絡溝27を通過させて小穴26部分
に位置させる。そのため特別な力を加えない限り、自然
状態で吊り下げ棒28が連絡溝27内に入り込むことが
ないようにしている。
【0015】その後で梃板20のD型穴24部分を排気
弁体15の段部18から細径部17まで挿入し、さらに
梃板20の上に支持板19を溝部22から細径部17に
はめ込み、排気弁体15にフロート31を揺動自在に連
結する。支持板19をはめ込む際、下垂部23に梃板2
0の左端部が接触しない程度まで梃板20は右方に移動
できるので、腕部21により支持板19は左右動を制限
されていることとも相俟って、1度組み立てた後は梃板
20が排気弁体15から離脱することはない。
弁体15の段部18から細径部17まで挿入し、さらに
梃板20の上に支持板19を溝部22から細径部17に
はめ込み、排気弁体15にフロート31を揺動自在に連
結する。支持板19をはめ込む際、下垂部23に梃板2
0の左端部が接触しない程度まで梃板20は右方に移動
できるので、腕部21により支持板19は左右動を制限
されていることとも相俟って、1度組み立てた後は梃板
20が排気弁体15から離脱することはない。
【0016】図1はフロート31が浮上し、排気ばね1
4に押圧されて排気弁体15が排気弁座10を閉塞して
いる通常状態を示しているが、配管内に気泡が発生して
弁箱1内に入り込んできたときには、水面が低下し、そ
れにともない浮力が減少してフロート31は自重で下降
し、下端が吊り下げ棒28のフロート台30に当接して
梃板20の左端部が支持板20、排気弁体案内13の下
端部を支点として梃板20を下方向に回転させる。それ
により、D型穴24が段部18に当接して、排気ばね1
4を圧縮して排気弁体15は排気弁体案内13をガイド
として垂直に下降し、水面上部の空気を排気口5から排
出する。そのため水位が上昇してフロート31が浮いて
閉弁し、以後同じ動作を繰り返して空気を排出するわけ
である。この時には水圧力により、吸気弁体9は閉弁状
態を維持している。
4に押圧されて排気弁体15が排気弁座10を閉塞して
いる通常状態を示しているが、配管内に気泡が発生して
弁箱1内に入り込んできたときには、水面が低下し、そ
れにともない浮力が減少してフロート31は自重で下降
し、下端が吊り下げ棒28のフロート台30に当接して
梃板20の左端部が支持板20、排気弁体案内13の下
端部を支点として梃板20を下方向に回転させる。それ
により、D型穴24が段部18に当接して、排気ばね1
4を圧縮して排気弁体15は排気弁体案内13をガイド
として垂直に下降し、水面上部の空気を排気口5から排
出する。そのため水位が上昇してフロート31が浮いて
閉弁し、以後同じ動作を繰り返して空気を排出するわけ
である。この時には水圧力により、吸気弁体9は閉弁状
態を維持している。
【0017】次に、冬、水抜栓を操作して配管内の水抜
きをしたときには、圧力差により吸気弁体9が吸気ばね
8を圧縮して吸気弁座6から離脱し、吸気口4から空気
を吸いながら水位が低下し、それにともない排気弁体1
5も下降し、排気口5からも吸気しながら配管内の水は
速やかに水抜栓の排水口から地中に排出される。この
時、吊り下げ棒28の保持盤29は下端部が球状になっ
ているので、梃板20との間で滑りを起こし、梃板20
とフロート棒28が直角になってフロート31下端が弁
箱1の内壁に当接することもない。
きをしたときには、圧力差により吸気弁体9が吸気ばね
8を圧縮して吸気弁座6から離脱し、吸気口4から空気
を吸いながら水位が低下し、それにともない排気弁体1
5も下降し、排気口5からも吸気しながら配管内の水は
速やかに水抜栓の排水口から地中に排出される。この
時、吊り下げ棒28の保持盤29は下端部が球状になっ
ているので、梃板20との間で滑りを起こし、梃板20
とフロート棒28が直角になってフロート31下端が弁
箱1の内壁に当接することもない。
【0018】フロート31が最下降した状態でもフロー
ト31は弁箱内壁に接触していないことと、梃板20部
分までは通常、水位が達しないため、残留水滴が凍結し
て再通水時に排気口5から水が噴き出すという事故を有
効に防止しうる。また、吸気弁体9は、断水等により配
管内に負圧が発生した場合の汚水の混入防止にも効果が
ある。
ト31は弁箱内壁に接触していないことと、梃板20部
分までは通常、水位が達しないため、残留水滴が凍結し
て再通水時に排気口5から水が噴き出すという事故を有
効に防止しうる。また、吸気弁体9は、断水等により配
管内に負圧が発生した場合の汚水の混入防止にも効果が
ある。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明の吸排気弁におい
ては、排気弁体は排気弁座から垂直に離脱するため、大
排気量が得られ、また、水抜き後、再通水時に、フロー
トが弁箱内壁に氷着したまま排気口から水が噴き出す、
という事故も発生しない効果がある。
ては、排気弁体は排気弁座から垂直に離脱するため、大
排気量が得られ、また、水抜き後、再通水時に、フロー
トが弁箱内壁に氷着したまま排気口から水が噴き出す、
という事故も発生しない効果がある。
【図1】本発明の1実施例を示す、通常状態に於ける縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の支持板の斜視図である。
【図3】図1の梃板の平面図である。
1 弁箱 2 取付口 3 上蓋 4 吸気口 5 排気口 10 排気弁座 12 排気プラグ 13 排気弁体案内 14 排気ばね 15 排気弁体 18 段部 19 支持板 20 梃板 21 腕部 23 下垂部 28 吊り下げ棒 31 フロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 24/00 F16K 17/02
Claims (1)
- 【請求項1】 配管内に導通する取付口を下端部に有す
る弁箱の上端に接続、固定される上蓋に、吸気口と吸気
口に連通する吸気弁座、及び排気口と排気口に連通する
排気弁座を形成し、吸気弁座を閉塞する吸気弁体と、上
記上蓋下端部に接続される排気弁案内に係止される排気
ばねにより上向きに保持され、排気弁案内をガイドとし
て垂直方向に上下動する排気弁体をもうけるとともに、
上記排気弁体は、下端にその上方より大径の段部を形成
し、上記段部と排気弁案内の下端部間に、水平方向の回
転防止のための弁箱内壁近傍に達する腕部、および大径
の段部を介して腕部と反対方向に下垂部を有する支持板
と、上記下垂部に端部が当接して水平方向の移動及び回
転動が制限された梃板を装着し、上記梃板の他端部に、
梃板に対して自由に揺動させることにより、垂直方向に
上下動しうるフロートを吊り下げ、上記梃板は支持板と
排気弁案内の下端部を支点としてフロートの重力により
回転し、排気弁体を下降させるようにしたことを特徴と
する吸排気弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18822296A JP3293477B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 吸排気弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18822296A JP3293477B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 吸排気弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019152A JPH1019152A (ja) | 1998-01-23 |
JP3293477B2 true JP3293477B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=16219917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18822296A Expired - Fee Related JP3293477B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 吸排気弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293477B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101988513B (zh) * | 2009-07-30 | 2012-07-18 | 上海新沪电机厂有限公司 | 一种具有自动排气装置的壁挂炉用屏蔽电泵 |
CN106439134B (zh) * | 2016-08-31 | 2019-10-08 | 远大空调有限公司 | 一种自动排气真空阀及由其组成的抽排气装置 |
CN106352127B (zh) * | 2016-11-09 | 2018-08-03 | 大连力达环境工程有限公司 | 一种发酵罐用安全阀 |
CN109973698A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-05 | 瑞福汽车控制系统(上海)有限公司 | 一种cflvv组合阀 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18822296A patent/JP3293477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1019152A (ja) | 1998-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020305 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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