JP3293295B2 - セメント用添加剤 - Google Patents
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Description
剤、さらに詳しくは、水溶液状態で均一であって、作業
時に空気連行性が少なく、かつ高い減水性及び低スラン
プロス性を兼ね備えたセメント用添加剤に関するもので
ある。
メント配合物の添加剤として、ナフタレンスルホン酸ホ
ルムアルデヒド縮合物塩、メラミンスルホン酸ホルムア
ルデヒド縮合物塩、リグニンスルホン酸塩などが減水剤
として用いられている。近年、コンクリートには高強度
の要求が高まり、コンクリート組成物中の水の量(単位
水量)を少なくする必要性が出てきた。上記添加剤はコ
ンクリート組成物中の単位水量を少なくする効果がある
ものの、経時的に起こるコンクリート組成物の流動性の
低下、いわゆるスランプロスを避けることができないと
いう欠点を有していた。そこで、このスランプロスを防
止するため、マレイン酸系化合物を共重合体成分として
含むポリカルボン酸系化合物が提案がなされている。
(例えば、特開昭60−16851号公報、特開昭59
−162162号公報、特開昭63−285140号公
報、特開平2−163108号公報など。)しかしなが
ら、これらのポリカルボン系化合物を減水剤として使用
すると、単位水量の低減及びスランプロスの防止は改善
されるが、混練、撹拌時の空気連行性が大きくなり、そ
のために硬化物の強度が低下するなどの問題があった。
したがって、ほとんどの場合において空気連行性を小さ
くするために消泡効果をもつ薬剤(消泡剤)との併用が
必要であった。消泡剤は水溶性あるいは水分散性のもの
は一般に消泡性が弱く、消泡効果のある比較的非水溶性
のものは水中で分離を起こす。一方、ポリカルボン酸系
化合物を減水剤として使用する場合は、作業性をよくす
るために、ほとんどの場合において水溶液の形でコンク
リート組成物中に配合される。したがって、ポリカルボ
ン酸系化合物の水溶液に消泡剤を添加した場合、経時的
に分離を起こし、作業の際に再分散又は再溶解させるな
どの操作が必要であった。また、コンクリート成形品中
に気泡が多すぎると外観上の品質低下を招くため、その
改善を目的として、ポリオキシアルキレンブロックポリ
マーのモノエステル又はジエステルを主成分とするコン
クリート用化学混和剤が開示されている(特開昭61−
111960号公報)。しかしながら、このものは、大
きな気泡などによる外観上の品質低下を改善する効果は
有するものの、空気連行性、減水性及びスランプロス防
止性について、それらのすべてを十分に満足させること
ができないという欠点を有している。
事情のもとで、水溶液状態で均一であって、作業時に空
気連行性が少なく、かつ高い減水性及び低スランプロス
性を兼ね備えたセメント用添加剤を提供することを目的
としてなされたものである。
ましい性質を有するセメント用添加剤を開発すべく鋭意
研究を重ねた結果、特定のポリオキシアルキレン化合物
と無水マレイン酸との共重合体に対し、スランプロス防
止効果をもつ特定のポリオキシアルキレン化合物及び消
泡効果をもつ特定のポリオキシアルキレン化合物を、所
定の割合で反応させて得られた共重合体が、水溶液とし
た場合均一であって、空気連行性が少なく、かつ高い減
水性及び高いスランプロス防止性を兼ね備えていること
を見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
[1] R1O(A1O)mR2 …[1] [式中のR1は炭素数2〜5のアルケニル基、A1Oは少
なくとも50モル%がオキシエチレン基である炭素数2
〜4のオキシアルキレン基、R2は炭素数1〜18の炭
化水素基、mは1〜200の整数である] で表されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マ
レイン酸とを必須単量体とする共重合体に対し、(B)
一般式[2] R3O(C2H4O)nH …[2] [式中のR3は炭素数1〜5の炭化水素基、nは1〜20
0の整数である] で表されるポリオキシアルキレン化合物及び(C)一般
式[3] R4O(C2H4O)x(A2O)y(C2H4O)zH …[3] [式中のR4は炭素数1〜22の炭化水素基又はアシル
基、A2Oは炭素数3又は4のオキシアルキレン基、x
は0又は1〜20の整数、yは10〜100の整数、z
は0又は1〜20の整数であり、かつy≧x+z≧1の
関係を満たし、(C2H4O)鎖と(A2O)鎖はブロッ
ク状付加物である] で表されるポリオキシアルキレン化合物を反応させるこ
とにより得られ、かつ式[4]及び[5]
加剤を提供するものである。
セメント用添加剤において、有効成分として用いられる
共重合体の原料として使用される(A)成分の共重合体
は、(イ)一般式[1] R1O(A1O)mR2 …[1] で表されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マ
レイン酸とを必須単量体とするものである。上記一般式
[1]において、R1は炭素数2〜5のアルケニル基で
あり、具体例としては、ビニル基、アリル基、メタリル
基、3−ブテニル基、4−ペンテニル基、3−メチル−
3−ブテニル基などが挙げられる。A1Oは炭素数2〜
4のオキシアルキレン基、例えばオキシエチレン基、オ
キシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメ
チレン基などであるが、少なくとも50モル%がオキシ
エチレン基であることが必要である。このオキシエチレ
ン基が50モル%未満では水溶性が不十分であって、減
水性に劣るものとなる。また、mは1〜200の整数で
あり、mが200より大きくなると粘度が高くなり、製
造が困難となる。さらに、R2は炭素数1〜18の炭化
水素基であり、具体例としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、第三ブチル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリ
デシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデ
シル基、オレイル基、フェニル基、ベンジル基、クレジ
ル基、ブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニル
フェニル基、ナフチル基などの飽和炭化水素基、不飽和
炭化水素基、芳香族基、置換芳香族基などが挙げられ
る。
分の一般式[1]で表されるポリオキシアルキレン化合
物と(ロ)成分の無水マレイン酸とを必須単量体として
用い、これらを過酸化ベンゾイルなどの有機過酸化物系
開始剤やアゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始
剤を用いて共重合させることにより、容易に得ることが
できる。この共重合の際に、必要に応じベンゼン、トル
エン、キシレンなどの溶媒を用いることができるし、ま
たスチレンや酢酸ビニルなどの共重合可能な単量体を添
加することもできる。さらに、該(イ)成分の一般式
[1]で表されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)
成分の無水マレイン酸との使用割合は、モル比で3/7
〜7/3の範囲が好ましく、特に1/1が好ましい。こ
のようにして、得られた(A)成分の共重合体は1種用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のセメント用添加剤において、有効成分として用
いられる共重合体は、前記(A)成分の共重合体に対
し、(B)成分である一般式[2] R3O(C2H4O)nH …[2] で表されるポリオキシアルキレン化合物及び(C)成分
である一般式[3] R4O(C2H4O)x(A2O)y(C2H4O)zH …[3] で表されるポリオキシアルキレン化合物を反応させて得
られたものである。上記一般式[2]において、R3は
炭素数1〜5の炭化水素基であり、具体例としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、第三ブチル基、アミル基、イソア
ミル基、ビニル基、アリル基、メタリル基、3−ブテニ
ル基、4−ペンテニル基、3−メチル−3−ブテニル基
などが挙げられる。またnは1〜200の整数であり、
このnが200より大きくなると粘度が高くなり、製造
が困難となる。
数1〜22の炭化水素基又はアシル基であり、該炭化水
素基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第三ブ
チル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オ
レイル基、ベヘニル基、フェニル基、ベンジル基、クレ
ジル基、ブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニ
ルフェニル基、ナフチル基などの飽和炭化水素基、不飽
和炭化水素基、芳香族基、置換芳香族基などが挙げられ
る。また、該アシル基としては、例えば酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、カプリル酸、2−
エチルヘキサン酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、
ステアリン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、パルミトレイ
ン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ
酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、安息香酸な
どに由来する直鎖飽和アシル基、分岐飽和アシル基、不
飽和アシル基、芳香族アシル基などが挙げられる。さら
に、A2Oは炭素数3又は4のオキシアルキレン基であ
り、具体例としてはオキシプロピレン基、オキシブチレ
ン基、オキシテトラメチレン基などが挙げられる。x及
びzはそれぞれ0又は1〜20の整数であり、20より
大きくなると水溶性が高くなり、消泡効果が不十分とな
る。yは10〜100の整数であり、この範囲を逸脱す
ると消泡効果が不十分となる。x、y及びzはy≧x+
zの関係を満たすことが必要であり、また(C2H4O)
鎖と(A2O)鎖はブロック状付加物である。前記
(B)成分のポリオキシアルキレン化合物は1種用いて
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また
前記(C)成分のポリオキシアルキレン化合物は1種用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
成分として用いられる共重合体は、前記(A)成分の共
重合体に対し、(B)成分のポリオキシアルキレン化合
物及び(C)成分のポリオキシアルキレン化合物を反応
させることにより得られるが、この場合、式[4]及び
[5]
基当量数+(C)成分の水酸基当量数]/(A)成分中
の酸無水物基の当量数の値が前記範囲を逸脱するとスラ
ンプロス防止効果が不十分となる。また(C)成分の使
用重量/[(A)成分の使用重量+(B)成分の使用重
量]×100の値が0.01未満では消泡効果が十分に
発揮されないし、5を超えても著しい消泡効果の向上が
みられない。前記(A)成分の共重合体と、(B)成分
のポリオキシアルキレン化合物及び(C)成分のポリオ
キシアルキレン化合物との反応物は、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラートなどのアル
カリ金属化合物;水酸化カルシウム、水酸化マグネシウ
ムなどのアルカリ土類金属化合物;アンモニアやモノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミンなどのアミン類などの存在下混合するか、混合加
熱することによって容易に得ることができる。また無触
媒で混合加熱することによっても得ることができる。
り水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金
属化合物;水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなど
のアルカリ土類金属化合物;アンモニアやモノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
などのアミン類を加えてもよい。本発明のセメント用添
加剤は、通常セメントに対して0.01〜3重量%、好
ましくは0.04〜1重量%の割合で添加される。この
添加量が0.01重量%未満では、本発明の効果である
少ない空気連行性、高い減水性及び低スランプロス性が
十分に発揮されないし、3重量%を超えると本発明の効
果は発揮されるが、凝結遅延などにより作業性が悪くな
り、好ましくない。本発明のセメント用添加剤は、その
性能を損なわない範囲において、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物塩、ポリカルボン酸系化合物などの他の添加
剤、あるいは空気連行剤、防錆剤、凝結促進剤、凝結遅
延剤などと併用してもよい。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 製造例1 かき混ぜ装置、窒素吹き込み管、温度計、還流冷却管の
付いた四つ口フラスコに第1表の共重合体名Aで示すポ
リオキシエチレンモノアリルモノメチルエーテルと無水
マレイン酸との共重合体1000gに、第2表の化合物
名Jで示すポリオキシエチレンモノエチルエーテル78
7.7g、第3表の化合物名Pで示すポリオキシプロピ
レンポリオキシエチレンモノオレイルエーテル3.6
g、及びナトリウムメチラート0.5gを仕込み、窒素
気流下、100±5℃で3時間反応させ、目的の共重合
体を得た。この共重合体を水に溶かして20wt%水溶液
としたところ均一液体であった。 製造例2〜22 製造例1と同様にして、第1表に示した共重合体と、第
2表及び第3表に示したポリオキシアルキレン化合物を
第4表に示した割合で反応させ、目的の共重合体を得
た。これらの共重合体の20wt%水溶液は、いずれも均
一液体であった。
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物ナトリウム塩100gと
を混合し、20wt%水溶液とした。この水溶液は均一液
体であった。 実施例1〜23 製造例1〜23で得られた20wt%水溶液を用いてモル
タルによる評価試験を実施した。配合組成及び試験条件
を次に示す。 配合組成(g) 水 180 セメント 360 砂 1080 添加剤 第5表に示す量 水/セメント比 50.0% 上記の各成分をモルタルミキサーにとり、3分間練り混
ぜたのち取り出し、フロー値及び空気量を測定した。さ
らに30分後、60分後のフロー値及び空気量を測定し
た。これらの結果を第5表に示した。
の試験を行った。その結果を第5表に示す。 比較例1 ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナト
リウム塩 比較例2 第1表の共重合体B 比較例3 第1表の共重合体B1000gを第2表の化
合物J316.8gで製造例1と同様にして反応したも
の。 比較例4 比較例3の化合物の20wt%水溶液500g
に第3表の化合物P0.2gを溶解させたもの。この水
溶液は2日後に分離した。 比較例5 添加剤なし。 ただし、比較例5のみ配合組成は次のとおりである。 配合組成(g) 水 225 セメント 360 砂 1080 水/セメント比 62.5%
例1のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウ
ム塩より高い減水性と高いスランプロス防止性を有する
ことが分かる。また、一般式[3][(C)成分]の消
泡効果を有する化合物を反応していない比較例2及び3
との比較により、本発明品は空気連行性が低いことが分
かる。比較例4は実施例3と性能がほぼ同等であるが、
比較例4の混合物水溶液は経時的に分離がみられ、実用
上好ましくない。比較例5の添加剤を使用しなかった系
では、水の量を多くしないと所定のフロー値を得ること
ができない。
ルキレン化合物と無水マレイン酸との共重合体と、特定
のスランプロス防止効果をもつポリオキシアルキレン化
合物及び消泡効果をもつポリオキシアルキレン化合物と
の反応物を有効成分として用いることにより、水溶液と
しても均一であって、モルタル、コンクリートなどに使
用した場合、空気連行性が少なく、かつ高い減水性及び
高いスランプロス防止性の性能を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)(イ)一般式[1] R1O(A1O)mR2 …[1][ 式中のR1は炭素数2〜5のアルケニル基、A1Oは少
なくとも50モル%がオキシエチレン基である炭素数2
〜4のオキシアルキレン基、R2は炭素数1〜18の炭
化水素基、mは1〜200の整数である] で表されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マ
レイン酸とを必須単量体とする共重合体に対し、(B)
一般式[2] R3O(C2H4O)nH …[2][ 式中のR3は炭素数1〜5の炭化水素基、nは1〜20
0の整数である] で表されるポリオキシアルキレン化合物及び(C)一般
式[3] R4O(C2H4O)x(A2O)y(C2H4O)zH …[3] [式中のR4は炭素数1〜22の炭化水素基又はアシル
基、A2Oは炭素数3又は4のオキシアルキレン基、x
は0又は1〜20の整数、yは10〜100の整数、z
は0又は1〜20の整数であり、かつy≧x+z≧1の
関係を満たし、(C2H4O)鎖と(A2O)鎖はブロッ
ク状付加物である] で表されるポリオキシアルキレン化合物を反応させるこ
とにより得られ、かつ式[4]及び[5] 【数1】 の関係を満たす共重合体を有効成分とするセメント用添
加剤。
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---|---|---|---|
JP33974993A JP3293295B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | セメント用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33974993A JP3293295B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | セメント用添加剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157349A JPH07157349A (ja) | 1995-06-20 |
JP3293295B2 true JP3293295B2 (ja) | 2002-06-17 |
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ID=18330450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33974993A Expired - Lifetime JP3293295B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | セメント用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
WO2002014237A1 (fr) * | 2000-08-11 | 2002-02-21 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Melange et composition de ciment |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP33974993A patent/JP3293295B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07157349A (ja) | 1995-06-20 |
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