JP3293089B2 - Plcのリモートi/oシステム及びplcのリモートi/oシステムの実行方法 - Google Patents

Plcのリモートi/oシステム及びplcのリモートi/oシステムの実行方法

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JP3293089B2
JP3293089B2 JP28595095A JP28595095A JP3293089B2 JP 3293089 B2 JP3293089 B2 JP 3293089B2 JP 28595095 A JP28595095 A JP 28595095A JP 28595095 A JP28595095 A JP 28595095A JP 3293089 B2 JP3293089 B2 JP 3293089B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートマスタ
と、そのリモートマスタと通信ケーブルを介し接続され
た複数のスレーブとからなり、リモートマスタと各スレ
ーブとの間でINデータおよびOUTデータを一括送受
信方式で送受信するようにしたプログラマブルコントロ
ーラ(以下、「PLC」という。)のリモートI/Oシ
ステム及びPLCのリモートI/Oシステムの実行方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】PLCのリモートI/Oシステムでは、
リモートマスタと、そのリモートマスタと通信ケーブル
を介し接続された各スレーブとの間で、INデータおよ
びOUTデータを送受信する方法として、いわゆる一括
送受信方式がある。
【0003】一括送受信方式では、図6に示すように、
リモートマスタからOUTスレーブへのOUTデータの
送受信は、リモートマスタがOUTデータの先頭にヘッ
ダを付けたOUTデータフレームOFを一括で全スレー
ブへ送信する一方、各OUTスレーブでは、各ノードの
タイミングでそのOUTデータフレームOF中から自ノ
ード宛てのOUTデータを受信するようにする。
【0004】その一方、INスレーブからリモートマス
タへのINデータの送受信は、各INスレーブがOUT
データフレームOFの受信時等を基準に各ノードのタイ
ミングでINデータを含むINデータフレームIFを送
信する一方、リモートマスタは、INデータフレームI
F中から各INスレーブのノードアドレスの順で各IN
スレーブからのINデータを受信するようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
PLCのリモートI/Oシステムでは、通常、I/Oデ
ータ処理、すなわちINデータの入力、PLC本体処
理、OUTデータの出力を高速に行いたいという要求
と、リモートI/Oシステムを構築しているため、各ス
レーブの状態や通信状態等の管理情報を収集して信頼性
を確保したいという要求とがある。
【0006】しかしながら、上記従来の一括送受信方式
では、リモートマスタがスレーブに対しOUTデータフ
レームを一括送信した後、各INスレーブが各々INデ
ータフレームを続けて送信してリモートマスタが受信す
るプロトコルであるため、トランシーバや、通信ケーブ
ル、送受信処理による遅延等の物理的遅延により、IN
データフレーム同士が重なって、INデータを受信でき
ない場合がある、という問題がある。
【0007】つまり、図7に示すように、上記物理的遅
延により、リモートマスタにおけるINスレーブ2から
のINデータ2の受信タイミングがサンプリングポイン
トより遅れて、次のINスレーブ3からのINデータフ
レーム3と重なって、INデータ2,3を受信できない
場合がある。
【0008】また、この上記従来の一括送受信方式で
は、リモートマスタとスレーブ間では、IN,OUTデ
ータのみしか送受信していないため、管理情報の収集に
よるネットワークの信頼性が確保できない、という問題
があった。
【0009】このため、上記一括送受信方式によってス
レーブから管理情報をリモートマスタに通知しようとす
ると、INスレーブが送信するINデータ用のデータビ
ットを使用するしかなく、このようにした場合、INデ
ータビットの消費によって、リモートマスタ側のアプリ
ケーションプログラムが使用可能なI/O点数が減少す
ると共に、OUTスレーブにはINスレーブへ管理情報
を送信する機能を追加しなければならない、という新た
な問題が発生することになる。
【0010】そこで、本発明は、このような問題に着目
してなされたもので、各INスレーブからのINデータ
フレームの重なりを防止して、確実に各INスレーブか
らのINデータを受信できると共に、伝送効率を下げず
に各スレーブからの管理情報を収集して信頼性を高めた
PLCのリモートI/Oシステム及びPLCのリモート
I/Oシステムの実行方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、リモートマスタと、その
リモートマスタと通信ケーブルを介し接続された複数の
INスレーブおよびOUTスレーブとからなり、上記リ
モートマスタと上記INスレーブとの間でINデータ
を、上記OUTスレーブとの間でOUTデータをそれぞ
送受信するようにしたPLCのリモートI/Oシステ
ムにおいて、OUTデータの送受信については、リモー
トマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括で送信
すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは自ノー
ドのタイミングでOUTデータを受信する一方、INデ
ータの送受信については、各INスレーブは上記OUT
データの受信タイミングに基づいて、フレーム長および
物理的遅延を考慮した基本アイドル時間毎にリモートマ
スタに対しスタートコードを付して各々自ノードのタイ
ミングでINデータを順次送信する一方、リモートマス
タは上記基本アイドル時間に基づく各INスレーブ毎の
タイムスロットで、各INデータに付された上記スター
トコードに基づき各INスレーブからのINデータを受
信する、ことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明では、リモートマスタ
と、そのリモートマスタと通信ケーブルを介し接続され
た複数のINスレーブおよびOUTスレーブとからな
り、上記リモートマスタと上記INスレーブとの間でI
Nデータを、上記OUTスレーブとの間でOUTデータ
それぞれ送受信するようにしたPLCのリモートI/
Oシステムにおいて、OUTデータの送受信について
は、リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを
一括で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレー
ブは自ノードのタイミングでOUTデータを受信する一
方、INデータの送受信については、各INスレーブは
上記OUTデータの受信タイミングに基づいて、フレー
ム長および物理的遅延を考慮した基本アイドル時間毎に
リモートマスタに対し自ノードアドレスを付して各々
ノードのタイミングでINデータを順次送信する一方、
リモートマスタは各INデータに付されたノードアドレ
スに基づき各INスレーブからのINデータを受信す
る、ことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明では、リモートマスタ
と、そのリモートマスタと通信ケーブルを介し接続され
た複数のINスレーブおよびOUTスレーブとからな
り、上記リモートマスタと上記INスレーブとの間でI
Nデータを、上記OUTスレーブとの間でOUTデータ
をそれぞれ送受信するようにしたPLCのリモートI/
Oシステムにおいて、 OUTデータの送受信について
は、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを
一括で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレー
ブは自ノードのタイミングでOUTデータを受信する一
方、 INデータの送受信については、 リモートマスタ
は、各スレーブに対しOUTデータを一括で送信した
後、INデータ送信開始コマンドを送信する一方、 各I
Nスレーブは、INデータ送信開始コマンドの受信時を
基準として基本アイドル時間毎にリモートマスタに対し
各々INデータを送信する、 ことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2、または請求項3記載のPLCのリモートI/Oシ
ステムにおいて、リモートマスタは、各スレーブに対し
OUTデータを一括で送信する際、特定のスレーブのア
ドレスを指定した管理情報要求を送信する一方、 上記管
理情報要求によりアドレスが指定された特定のスレーブ
は、上記OUTデータおよび管理情報要求の受信後、直
ぐに当該スレーブにおける管理情報を送信し、 上記リモ
ートマスタは、各INスレーブからINデータを受信す
る前に、上記アドレスを指定した特定のスレーブからの
管理情報を受信する、 ことを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明では、リモートマスタ
と、そのリモートマスタと通信ケーブルを介し接続され
た複数のINスレーブおよびOUTスレーブとからな
り、上記リモートマスタと上記INスレーブとの間でI
Nデータを、上記OUTスレーブとの間でOUTデータ
をそれぞれ送受信するようにしたPLCのリモートI/
Oシステムの実行方法において、 OUTデータの送受信
については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUT
データを一括で送信すると共に、各スレーブのうちOU
Tスレーブは自ノードのタイミングでOUTデータを受
信し、 INデータの送受信については、 各INスレーブ
は上記OUTデータの受信後、フレーム長および物理的
遅延を考慮した基本アイドル時間毎にリモートマスタに
対しスタートコードを付して各々自ノードのタイミング
でINデータを順次送信して、リモートマスタは上記基
本アイドル時間に基づく各INスレーブ毎のタイムスロ
ットで、各INデータに付された上記スタートコードに
基づき各INスレーブからのINデータを受信する、
とを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明では、リモートマスタ
と、そのリモートマスタと通信ケーブルを介し接続され
た複数のINスレーブおよびOUTスレーブとからな
り、上記リモートマスタと上記INスレーブとの間でI
Nデータを、上記OUTスレーブとの間でOUTデータ
をそれぞれ送受信するようにしたPLCのリモートI/
Oシステムの実行方法において、 OUTデータの送受信
については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUT
データを一括で送信すると共に、各スレーブのうちOU
Tスレーブは自ノードのタイミングでOUTデータを受
信し、 INデータの送受信については、 各INスレーブ
は上記OUTデータの受信後、フレーム長および物理的
遅延を考慮した基本アイドル時間毎にリモートマスタに
対し自ノードアドレスを付して各々自ノードのタイミン
グでINデータを順次送信して、リモートマスタは各I
Nデータに付されたノードアドレスに基づき各INスレ
ーブからのINデータを受信する、 ことを特徴とする。
【0017】このため、本発明では、INデータの送受
信の際、各INスレーブは、OUTデータの受信後、フ
レーム長および物理的遅延を考慮した基本アイドル時間
毎にリモートマスタに対しスタートコードあるいはノー
ドアドレスを付して各々INデータを送信する。
【0018】すると、リモートマスタは、上記基本アイ
ドル時間に基づく各INスレーブ毎のタイムスロット
で、各INデータに付された上記スタートコードに基づ
き各INスレーブからのINデータを受信するので、通
信ケーブル等の物理的遅延によるINデータの重なりが
なくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るPLCのリモ
ートI/Oシステムの各実施形態について説明する。
【0020】図1に、本発明に係るPLCのリモートI
/Oシステムの第1実施形態の構成を示す。
【0021】このPLCのリモートI/Oシステムは、
図に示すように、1台のPLC本体1と、複数台(便宜
上、6台とする。)の各種リモートスレーブ2〜7とを
シリアルI/Fの通信ケーブル8を介し接続して構成さ
れている。
【0022】PLC本体1は、通信ケーブル8と接続さ
れるリモートマスタであるマスタユニット11と、ユー
ザプログラム処理を行うCPUユニット12とが搭載さ
れており、図示はしていないがその他に外部の入出力機
器と接続されるI/Oユニット等を搭載しており、パラ
レルI/Fで接続している。
【0023】リモートスレーブ2〜7は、各々、スイッ
チやセンサ等と接続され、それらからINデータを取込
むINスレーブ2,4,6と、リレーやバルブ等と接続
され、それらへOUTデータを出力するOUTスレーブ
3,5,7とである。
【0024】INスレーブ2,4,6には、各々、ノー
ドアドレスとしてスレーブアドレス#0〜2が付与され
ており、INデータとしてIN0〜IN2をPLC本体
1へ送信する一方、OUTスレーブ3,5,7には、ぞ
れぞれ、スレーブアドレス#3〜5が与えられているも
のとする。
【0025】図2に、この第1実施形態におけるPLC
本体1のマスタユニット11が各スレーブ2〜7との間
で送受信するOUTデータおよびINデータ、およびそ
の送受信タイミングを示す。
【0026】この図2において、OUTデータフレーム
OFは、マスタユニット11がINおよびOUTの各ス
レーブ2〜7に対し一括で送信するもので、ヘッダと、
OUTスレーブ3,5,7へのOUTデータとから構成
されている。
【0027】また、INデータフレームIF0 〜IF2
は、INスレーブ2,4,6がそれぞれ送信するもの
で、各INデータ0〜2の先頭には、各INデータ0〜
2の読込みタイミングを示すスタートコードであるヘッ
ダが付されている。
【0028】また、図中、AO,A1,A2・・・は、
それぞれ、マスタユニット11がOUTデータフレーム
OFの送信を完了してから、スレーブアドレス#0〜2
のINスレーブ2,4,6からINデータを受信するま
での時間を示しており、一般には以下に示すようにな
る。 AO(INスレーブ2からのINデータフレームの着信タイミング) =INスレーブ2からの物理的遅延+基本アイドル時間×0 =INスレーブ2からの物理的遅延
【0029】ここで、“基本アイドル時間”とは、各I
Nスレーブ2,4,6におけるINデータフレームIF
0 〜IF2 の送信タイミングの基となる時間で、マスタ
ユニット11が各INスレーブ2,4,6からのINデ
ータフレームIF0 〜IF2を受信する際にINデータ
フレーム同士が重複しないように設定したものである。
【0030】この基本アイドル時間の具体例を説明する
と、例えばINデータフレームIF0 〜IF2 のフレー
ム長と、最長INスレーブ、すなわち図1上マスタユニ
ット11からの距離が最大で、通信ケーブル8等による
物理的遅延が最大となるINスレーブ6の物理的遅延か
ら最短INスレーブ、すなわち図1上マスタユニット1
1からの距離が最も小さく、通信ケーブル8等による物
理的遅延が最小であるINスレーブ2の物理的遅延を減
算した結果との加算結果をいい、式で表すと以下に示す
ようになる。 基本アイドル時間 =フレーム長+(最長スレーブの物理的遅延−最短スレーブの物理的遅延) としている。
【0031】なお、本実施形態では、物理的遅延は通信
ケーブル8等に比例して大きいものとして説明している
が、通信ケーブル8以外の要因に物理的遅延が左右され
るのであれば、通信ケーブル8以外の要因も考慮するよ
うにする。
【0032】また、図2中、A1、A2は、 A1(INスレーブ3からのINデータフレームの着信タイミング) =INスレーブ3からの物理的遅延+基本アイドル時間×1 A2(INスレーブ4からのINデータフレームの着信タイミング) =INスレーブ4からの物理的遅延+基本アイドル時間×2
【0033】このため、マスタユニット11で連続して
受信される隣接するINスレーブ2,4,6からの各I
NデータフレームIF0 〜IF2 間の時間差、すなわち
具体的には上記A0とA1との差、または上記A1とA
2との差は、基本アイドル時間より大きくなり、少なく
てもINデータフレーム長よりも大きくなるので、マス
タユニット11におけるINデータフレーム受信時のフ
レームの重複がなくなることになる。
【0034】また、マスタユニット11が各INスレー
ブ2,4,6からのINデータフレームIF0 〜IF2
をノード毎に受信するための監視タイムスロットである
IN0〜IN2タイムスロットは、上記基本アイドル時
間と、隣接する各INスレーブ2,4,6からの各IN
データフレームIF0 〜IF2 間の時間差との加算値を
基準に、その値、もしくはその値前後の値にすることが
望ましいことになる。
【0035】次に、このように構成された第1実施形態
の動作を、主に図2を参照して説明する。
【0036】まず、マスタユニット11から各OUTス
レーブ3,5,7へのOUTデータの送信は、図2に示
すように一括送信方式により行い、そのOUTデータを
載せたOUTデータフレームOFを全スレーブ2〜7へ
向けて送信する。
【0037】OUTデータフレームOFを受信したOU
Tスレーブ3,5,7では、このフレームOF中に自ノ
ードで受取るべきOUTデータがあるので、このフレー
ムOF中のヘッダを基準にカウントを開始して、各々、
自ノードのタイミングでOUTデータを受取るようにす
る。
【0038】また、このOUTデータフレームOFを受
信した各INスレーブ2,4,6では、このOUTデー
タフレームOF中からデータを受け取らず、そのOUT
データフレームOF受信後、タイマを走らせて、各々の
アイドル時間(=基本アイドル時間×スレーブアドレ
ス)でINデータフレームIF0 〜IF2 を送信する。
【0039】このため、この送信されたINデータフレ
ームIF0 〜IF2 は、上記基本アイドル時間毎に時間
間隔を開けて送信されるので、マスタユニット11がそ
のINデータフレームIF0 〜IF2 を受信した際に、
INデータフレーム同士が重なることがなくなる。
【0040】ところで、マスタユニット11では、OU
TデータフレームOFの送信後、タイマを走らせて、各
INスレーブ2,4,6毎のIN0〜IN2タイムスロ
ットで、各INスレーブ2,4,6から各々INデータ
フレームF0〜F2が来るか否かを監視し、各タイムス
ロット内に各INデータフレームF0〜F2が来ている
場合には、そのヘッダであるスタートビットに基づいて
カウントして、そのヘッダに続く各IN0〜IN2を取
込むようにする。
【0041】その際、IN0〜IN2タイムスロット
は、INデータフレームが互いに重ならないように設定
した上記基本アイドル時間等に基づいて設定され、各I
Nデータフレーム長に対してマージンを持つため、マス
タユニット11では、通信ケーブル8等による物理的遅
延を吸収でき、各INスレーブからのINデータを確実
に受け取ることができる。
【0042】従って、この第1実施形態によれば、各I
Nスレーブ2,4,6からは、INデータフレームが互
いに重ならないように設定した上記基本アイドル時間毎
に時間間隔を開けてINデータフレームF0〜F2が送
信され、しかもスレーブ毎の監視タイムスロットも上記
基本アイドル時間等に基づいて設定されているので、マ
スタユニット11がそのINデータフレームIF0 〜I
F2 を受信した際、フレーム同士が重なることがなくな
り、INデータフレームF0〜F2中のヘッダに基づい
て各IN0〜IN2を確実に取込むことが可能になる。
【0043】このため、この第1実施形態によれば、ト
ランシーバや、通信ケーブル等の物理的遅延によるIN
データの受信ができないということがなくなるので、信
頼性が高くなる。
【0044】また、この第1実施形態では、各INスレ
ーブ毎にコマンドを送信することなく、連続してINデ
ータを受信することができるので、物理的遅延と、IN
データフレーム長と応じて、各スレーブにおけるINデ
ータフレーム送信のアイドル時間と、リモートマスタに
おけるINデータフレーム受信のためのタイムスロット
を調整することで、伝送速度の高速化も可能となる。
【0045】なお、この第1実施形態では、リモートマ
スタとスレーブ間のフレーム伝送速度や、アイドル時
間、タイムスロットの設定をするための方法や手段等に
ついては何等説明しなかったが、本発明では、マスタユ
ニット11や、スレーブ2〜7のそれぞれに、伝送速度
切り替えSWや、アイドル時間切替えスイッチ、タイム
スロット切替えSWを設けるようにして、伝送速度可変
なPLCのリモートI/Oシステムを構築するようにし
ても良い。
【0046】また、この第1実施形態では、各INスレ
ーブは、マスタユニット11からOUTデータフレーム
の受信タイミングに基づきタイマを走らせて、各ノード
がそれぞれ各INデータを送信するように説明したが、
本発明では、OUTデータフレームの受信タイミングに
基づくのではなく、マスタユニット11がOUTデータ
フレームの送信後、続いてINデータ送信開始コマンド
を送信するようにして、このINデータ送信開始コマン
ドを受信してから各INスレーブがINデータフレーム
の送信処理を開始するようにしても良い。
【0047】このようにした場合、データ長の長いOU
Tデータフレームがノイズ等により、あるINスレーブ
で受信エラーとなった場合でも、当該INスレーブで
は、INデータ送信開始コマンドフレームに基づいてI
Nデータを送信できることになる。
【0048】このため、この方式によれば、OUTデー
タ送受信処理と、INデータ送受信処理とが独立するこ
とになり、ノイズ等によってI/Oデータの交換サイク
ルが長くなる確率を減少することができる。
【0049】次に、本発明に係るPLCのリモートI/
Oシステムの第2実施形態を説明する。
【0050】この第2実施形態では、図1に示す上記第
1実施形態とシステム構成が同じであり、第1実施形態
と異なる点は、マスタユニット11に、各INスレーブ
からのINデータフレームを受信するための監視タイム
スロットを設けずに、各INスレーブが送信するINデ
ータフレーム中のヘッダに各スレーブのスレーブアドレ
スを設けることを特徴としている。
【0051】図3に、この第2実施形態におけるマスタ
ユニット11が送受信するOUTデータおよびINデー
タ、およびその送受信タイミングを示す。
【0052】図に示すように、マスタユニット11は、
第1実施形態のものと同じOUTデータフレームOF′
の送信後、INスレーブ2,4,6からヘッダとして各
スレーブのスレーブアドレスが付されたINデータフレ
ームIF′0 〜IF′2 を受信するが、ノード監視タイ
ムスロットに基づくことなく、そのヘッダである各スレ
ーブのスレーブアドレスに基づいてINデータフレーム
IF′0 〜IF′2 の送信元スレーブを判断して受信す
ることになる。
【0053】このため、この第2実施形態によれば、ヘ
ッダとして各スレーブのスレーブアドレスを設定してい
るので、INデータフレーム長が長くなり、サイクルタ
イムが遅くなるという欠点はあるが、その分マスタユニ
ット11において予め各スレーブ毎の監視タイムスロッ
トを登録しておく必要がないので、容易かつ簡単に物理
的遅延によるINデータの重なりを防止して、信頼性を
向上させることが可能になる。
【0054】なお、この第2実施例においては、上記第
1実施形態と同様に、各INスレーブがマスタユニット
11からOUTデータフレームの受信に基づいて各ノー
ドがそれぞれ各INデータを送信するように説明した
が、本発明では、OUTデータフレームの受信に基づく
のではなく、マスタユニット11がOUTデータフレー
ムの送信後、INデータ送信開始コマンドフレームを送
信するようにして、このコマンドを受信してからINス
レーブがINデータフレームの送信処理を開始するよう
にしても良い。
【0055】次に、本発明に係るPLCのリモートI/
Oシステムの第3実施形態を説明する。
【0056】この第3実施形態では、上記第1実施形態
や上記第2実施形態を改良したもので、一括送受信方式
では今までINビットを使う方法でしか実行できないで
いたマスタユニット11における管理情報の収集を、I
Nビットを使用することなく可能にしたことを特徴とし
ている。
【0057】なお、この第3実施形態は、上記第2実施
形態と同様、図1に示す上記第1実施形態とシステム構
成が同じであるので、この第3実施形態におけるマスタ
ユニット11が送受信するOUTデータおよびINデー
タおよび送受信タイミングでこの第3実施形態の特徴を
説明する。
【0058】図4に、この第3実施形態におけるマスタ
ユニット11が送受信するOUTデータおよびINデー
タ、およびその送受信タイミングを示す。
【0059】この第3実施形態では、図2に示す第1実
施形態のフレーム送受信、および図3に示す第2実施形
態のフレーム送受信とは異なり、マスタユニット11が
各スレーブに対し一括で送信するOUTデータフレーム
OF″には、ヘッダと、OUTスレーブへのOUTデー
タとの他に、INおよびOUTの各スレーブに対し管理
情報(ステータス)レスポンスを要求する管理情報要求
としてのスレーブアドレスを付加し、しかもこのスレー
ブアドレスを通信サイクル毎にこのスレーブアドレスを
更新するようにしたことを特徴としている。
【0060】なお、スレーブアドレスの更新はせずに、
特定スレーブのスレーブアドレスのみを指定するように
しても良い。この図4では、スレーブアドレス#1のI
Nスレーブ4のアドレス“アドレス#1”を指定してい
る。
【0061】図において、フレームIF″0 〜IF″2
は、スレーブアドレス#0〜2のINスレーブ2,4,
6がそれぞれ送信するINデータのフレームを示してお
り、各INデータの先頭に各INデータの取込みタイミ
ングを示すスタートコードまたはスレーブアドレスがヘ
ッダとして付加されている点は、図2に示す第1実施形
態、および図3に示す第2実施形態は同様であるが、各
INスレーブでは、管理情報要求としてのスレーブアド
レスが指定されたスレーブが送信する管理情報フレーム
の分だけ発信タイミングを遅らせてINデータフレーム
IF″0 〜IF″2 を送信している。
【0062】また、フレームSFは、OUTデータフレ
ームOF″中の“アドレス#1”によりスレーブアドレ
スが指定されたスレーブアドレス#1のINスレーブ4
が送信した管理情報フレームを示しており、スレーブア
ドレス#1のINスレーブ4は、マスタユニット11か
らOUTデータフレームOF″の受信後直ぐにこの管理
情報フレームSFを送信することを示している。
【0063】なお、この図4では、図2に示す第1実施
形態や、図3に示す第2実施形態のようにマスタユニッ
ト11におけるINデータフレームIF″0 〜IF″2
の受信タイミングや監視タイムスロットを図示していな
いが、この第3実施形態は、図2に示す第1実施形態や
図3に示す第2実施形態を改良したものであるので、そ
れらの説明は省略しただけである。
【0064】次に、このように構成されたこの第3実施
形態の動作を説明すると、まず、マスタユニット11
が、一括送信方式によりOUTデータの後に管理情報要
求としてのスレーブアドレスを設定したOUTデータフ
レームOF″を全スレーブへ向けて送信する。
【0065】OUTデータフレームOFを受信したOU
Tスレーブでは、このOUTデータフレームOF中のヘ
ッダからカウントを開始して、自ノードのタイミングで
OUTデータを受取る一方、OUTデータフレームOF
を受信した各INスレーブでは、上記第1実施例等とは
異なり管理情報送信時間を余分に取ったそれぞれのアイ
ドル時間(=管理情報送信時間+基本アイドル時間×ス
レーブアドレス)を開けて、INデータフレームを送信
する。
【0066】その際、OUTデータフレームOF″には
“アドレス#1”が設定されているので、スレーブアド
レス#1のINスレーブ4は、マスタユニット11から
OUTデータフレームOF″を受信すると、直ぐに図に
示すようにヘッダと、ステータス(管理情報)からなる
当該INスレーブにおける管理情報フレームSFを送信
して、その後自ノードのINデータフレームを送信する
ようにする。
【0067】すると、マスタユニット11では、INス
レーブからINデータフレームIF0〜IF2を受信す
る前に、スレーブアドレス#1のINスレーブからの管
理情報フレームSFを受信することができる。
【0068】以上のことを全ノード数サイクル、すなわ
ちINおよびOUTのスレーブ2〜7全てについて行う
と、マスタユニット11では、OUTデータフレームO
F″に付加するスレーブアドレスを全スレーブ2〜7分
更新したことになるので、全スレーブ2〜7の管理情報
を収集できることになる。
【0069】従って、この第3実施形態によれば、1通
信サイクルごとに1つのスレーブから管理情報を収集す
ると共に、スレーブアドレスを通信サイクル毎に更新す
ることにより、全ノード数サイクルで全てのスレーブの
管理情報を収集できるので、通信サイクルをそれ程低下
させずに、リモートI/Oシステムの信頼性を確保する
ことが可能になる。
【0070】また、スレーブアドレスを更新せずに、ま
たは更新する方法を変えることにより、特定のスレーブ
または任意のスレーブのみの管理情報の収集も可能にな
る。
【0071】なお、以上説明した第1実施形態〜第3実
施形態では、図1に示すPLC本体1にリモートマスタ
であるマスタユニット11が搭載されたリモートI/O
システムを参照して説明したが、本発明では、図5に示
すように、PLC本体11′にはマスタユニット11′
を搭載せずに、PLC本体1′に搭載されたI/Oユニ
ット13にパラレルI/Fでマスタユニット11′を接
続して、このリモートマスタユニット11′にシリアル
I/Fの通信ケーブル8を介し各種スレーブを接続する
ようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、各IN
スレーブからリモートマスタに対しては物理的遅延を考
慮したアイドル時間毎にINデータフレームが送信され
るので、リモートマスタがそのINデータフレームを受
信した際、フレーム同士が重なることがなくなると共
に、INデータフレーム中のヘッダに基づいて各INデ
ータを取込むことが可能になる。
【0073】このため、本発明によれば、トランシーバ
や、通信ケーブル、送受信処理による遅延等の物理的遅
延によるINデータの受信ができないということがなく
なるので、信頼性が高くなると共に、各INスレーブ毎
にコマンドを送信することなく、連続してINデータを
受信することができるので、物理的遅延とフレーム長に
合わせてアイドル時間とタイムスロットを調整すること
で、伝送速度の高速化も可能となる。
【0074】また、本発明では、OUTデータフレーム
に管理情報を要求するスレーブアドレスを付加して送信
すると共に、通信サイクル毎にこのスレーブアドレスを
更新するようにしたので、全ノード数サイクルで全ての
スレーブの管理情報を収集することができ、通信サイク
ルをそれ程低下させずに、リモートI/Oシステムの信
頼性を確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPLCのリモートI/Oシステム
の第1実施形態の構成を示す構成図。
【図2】第1実施形態におけるリモートマスタが送受信
するOUTデータおよびINデータ、およびその送受信
タイミングを示す説明図。
【図3】第2実施形態におけるリモートマスタが送受信
するOUTデータおよびINデータ、およびその送受信
タイミングを示す説明図。
【図4】第3実施形態におけるリモートマスタが送受信
するOUTデータおよびINデータ、およびその送受信
タイミングを示す説明図。
【図5】本発明に係るPLCのリモートI/Oシステム
の他の構成を示す構成図。
【図6】従来技術におけるリモートマスタが送受信する
OUTデータおよびINデータ、およびその送受信タイ
ミングを示す説明図。
【図7】従来技術の問題点を示す説明図。
【符号の説明】
1 PLC本体 11 マスタユニット(リモートマスタ) 12 CPUユニット 13 I/Oユニット 11′ マスタユニット(リモートマスタ) 2,4,6 INスレーブ 3、5、7 OUTスレーブ 8 通信ケーブル OF OUTデータフレーム OF′ OUTデータフレーム OF″ OUTデータフレーム IF0 〜IF2 INデータフレーム IF′0 〜IF′2 INデータフレーム IF″0 〜IF″2 INデータフレーム SF 管理情報フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−98007(JP,A) 特開 昭63−234304(JP,A) 特開 平4−319703(JP,A) 特開 平3−246604(JP,A) 特開 平3−253907(JP,A) 特開 昭62−271591(JP,A) 特開 平6−230806(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートマスタと、そのリモートマスタ
    と通信ケーブルを介し接続された複数のINスレーブお
    よびOUTスレーブとからなり、上記リモートマスタと
    上記INスレーブとの間でINデータを、上記OUTス
    レーブとの間でOUTデータをそれぞれ送受信するよう
    にしたPLCのリモートI/Oシステムにおいて、 OUTデータの送受信については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括
    で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは
    自ノードのタイミングでOUTデータを受信する一方、 INデータの送受信については、 各INスレーブは上記OUTデータの受信タイミングに
    基づいて、フレーム長および物理的遅延を考慮した基本
    アイドル時間毎にリモートマスタに対しスタートコード
    を付して各々自ノードのタイミングでINデータを順次
    送信する一方、リモートマスタは上記基本アイドル時間
    に基づく各INスレーブ毎のタイムスロットで、各IN
    データに付された上記スタートコードに基づき各INス
    レーブからのINデータを受信する、 ことを特徴とするPLCのリモートI/Oシステム。
  2. 【請求項2】 リモートマスタと、そのリモートマスタ
    と通信ケーブルを介し接続された複数のINスレーブお
    よびOUTスレーブとからなり、上記リモートマスタと
    上記INスレーブとの間でINデータを、上記OUTス
    レーブとの間でOUTデータをそれぞれ送受信するよう
    にしたPLCのリモートI/Oシステムにおいて、 OUTデータの送受信については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括
    で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは
    自ノードのタイミングでOUTデータを受信する一方I
    Nデータの送受信については、 各INスレーブは上記OUTデータの受信タイミングに
    基づいて、フレーム長および物理的遅延を考慮した基本
    アイドル時間毎にリモートマスタに対し自ノードアドレ
    スを付して各々自ノードのタイミングでINデータを
    送信する一方、リモートマスタは各INデータに付さ
    れたノードアドレスに基づき各INスレーブからのIN
    データを受信する、 ことを特徴とするPLCのリモートI/Oシステム。
  3. 【請求項3】 リモートマスタと、そのリモートマスタ
    と通信ケーブルを介し接続された複数のINスレーブお
    よびOUTスレーブとからなり、上記リモートマスタと
    上記INスレーブとの間でINデータを、上記OUTス
    レーブとの間でOUTデータをそれぞれ送受信するよう
    にしたPLCのリモートI/Oシステムにおいて、 OUTデータの送受信については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括
    で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは
    自ノードのタイミングでOUTデータを受信する一方、 INデータの送受信については、 リモートマスタは、各スレーブに対しOUTデータを一
    括で送信した後、INデータ送信開始コマンドを送信す
    る一方、 各INスレーブは、INデータ送信開始コマンドの受信
    時を基準として基本アイドル時間毎にリモートマスタに
    対し各々INデータを送信する、 ことを特徴とするPLCのリモートI/Oシステム。
  4. 【請求項4】 リモートマスタは、各スレーブに対しO
    UTデータを一括で送信する際、特定のスレーブのアド
    レスを指定した管理情報要求を送信する一方、 上記管理情報要求によりアドレスが指定された特定のス
    レーブは、上記OUTデータおよび管理情報要求の受信
    後、直ぐに当該スレーブにおける管理情報を送信し、 上記リモートマスタは、各INスレーブからINデータ
    を受信する前に、上記アドレスを指定した特定のスレー
    ブからの管理情報を受信する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記
    載のPLCのリモート I/Oシステム。
  5. 【請求項5】 リモートマスタと、そのリモートマスタ
    と通信ケーブルを介し接続された複数のINスレーブお
    よびOUTスレーブとからなり、上記リモートマスタと
    上記INスレーブとの間でINデータを、上記OUTス
    レーブとの間でOUTデータをそれぞれ送受信するよう
    にしたPLCのリモートI/Oシステムの実行方法にお
    いて、 OUTデータの送受信については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括
    で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは
    自ノードのタイミングでOUTデータを受信し、 INデータの送受信については、 各INスレーブは上記OUTデータの受信後、フレーム
    長および物理的遅延を考慮した基本アイドル時間毎にリ
    モートマスタに対しスタートコードを付して各々自ノー
    ドのタイミングでINデータを順次送信して、 リモートマスタは上記基本アイドル時間に基づく各IN
    スレーブ毎のタイムスロットで、各INデータに付され
    た上記スタートコードに基づき各INスレーブからのI
    Nデータを受信する、 ことを特徴とするPLCのリモートI/Oシステムの実
    行方法。
  6. 【請求項6】 リモートマスタと、そのリモートマスタ
    と通信ケーブルを介し接続された複数のINスレーブお
    よびOUTスレーブとからなり、上記リモートマスタと
    上記INスレーブとの間でINデータを、上記OUTス
    レーブとの間でOUTデータをそれぞれ送受信するよう
    にしたPLCのリモートI/Oシステムの実行方法にお
    いて、 OUTデータの送受信については、 リモートマスタは各スレーブに対しOUTデータを一括
    で送信すると共に、各スレーブのうちOUTスレーブは
    自ノードのタイミングでOUTデータを受信し、 INデータの送受信については、 各INスレーブは上記OUTデータの受信後、フレーム
    長および物理的遅延を 考慮した基本アイドル時間毎にリ
    モートマスタに対し自ノードアドレスを付して各々自ノ
    ードのタイミングでINデータを順次送信して、 リモートマスタは各INデータに付されたノードアドレ
    スに基づき各INスレーブからのINデータを受信す
    る、 ことを特徴とするPLCのリモートI/Oシステムの実
    行方法。
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