JP3293049B2 - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

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JP3293049B2
JP3293049B2 JP28989693A JP28989693A JP3293049B2 JP 3293049 B2 JP3293049 B2 JP 3293049B2 JP 28989693 A JP28989693 A JP 28989693A JP 28989693 A JP28989693 A JP 28989693A JP 3293049 B2 JP3293049 B2 JP 3293049B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、発生した楽音
に対してビブラート、トレモロあるいはグロール等の効
果を付与する楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子楽器においては、発
生した楽音に各種効果を付与する楽音制御装置が備えら
れている。この種の楽音制御装置では、音高、音色およ
び音量などの楽音パラメータを変化させる構成を有す
る。楽音パラメータを周期的に変化させるものとして
は、例えば、音高に対して「ビブラート」、音色に対し
ては「グロール」、音量に対しては「トレモロ」などが
知られている。このような効果を付与する場合には、一
般に、各楽音パラメータに対応して配設される操作子に
よって、それぞれの効果の深さ、あるいはレート等の制
御量を独立してコントロールするようにしている。
【0003】この種の操作子としては、回動操作に応じ
てその制御量を連続的に調節する「ベンドホイール」が
好適であるが、その構造上、比較的高価な電子楽器に搭
載される場合が多い。これに対して、低廉な電子楽器に
あっては、オンオフ調節するオンオフ操作子が用いられ
る。ここで、図25を参照してオンオフ操作子による効
果付与動作の一例について説明する。図において、操作
子Aはオン操作された時点から楽音の音高を一定レート
のピッチアップ付与を指示するものであり、操作子Bは
オン操作に応じて所定周期のビブラート付与を指示する
ものである。
【0004】このような操作子A,Bを図25に示す通
り、まず、時刻t0に操作子Aをオン設定すると、楽音
の音高が一定レートでピッチアップする。そして、時刻
1に操作子Bがオン設定されると、このピッチアップ
状態にある楽音に所定周期のビブラートが付与される。
次いで、時刻t2において、操作子Aがオフ設定される
と、ビブラートが付与されたまま、ピッチアップ制御が
解除されて元の音高に戻る。続いて、時刻t3において
操作子Bのオフ設定に基づきビブラートが停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の楽音制御装置においては、図25の一例から明らか
なように、一定レートで変化するピッチアップ効果を付
与できるものの、これを所定のピッチベンド値で一定保
持する操作を行うことができない。つまり、オンオフ操
作子では、一定レートで変化する効果を付与するか否か
を指示するだけであるから、その効果を所定の制御量に
保持し得る術がないという問題がある。そこで本発明
は、オンオフ操作子の操作によって一定レートで変化す
る効果を所定の制御量に保持させることができる楽音制
御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、オンオフ設定可
能な第1の操作子と第2の操作子と、前記第1の操作子
のオン設定に応答して所定の楽音パラメータの値を時間
経過に伴って一定方向に変化させるとともに、前記第2
の操作子をオン設定した場合、当該第2の操作子がオン
設定された時点における前記所定の楽音パラメータの値
を保持するパラメータ変更手段と、前記第2の操作子の
オン設定に応答して前記パラメータ変更手段により保持
された前記所定の楽音パラメータの値を周期的に可変す
る効果付与手段とを具備することを特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明によれば、
記第1および第2の操作子のオンオフ設定状態の論理積
に応じて、前記効果付与手段による効果付与期間を定め
ることを特徴としている。さらに、請求項3に記載の発
明によれば、前記第1および第2の操作子のオンオフ設
定状態の論理和に応じて、前記効果付与手段による効果
付与期間を定めることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、所定の楽音パラメータの値を
時間経過に伴って一定方向に変化させる第1の操作子を
オン設定した後、第2の操作子をオン設定した場合、当
該第2の操作子がオン設定された時点における前記所定
の楽音パラメータの値を保持する。そして、第2の操作
子のオン設定に応答して保持された前記所定の楽音パラ
メータの値を周期的に可変させる。この結果、一定方向
に変化している楽音パラメータの値を途中で保持し、こ
の保持されたパラメータの値を周期的に可変させること
が可能になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A.実施例の構成 図1は、本発明の一実施例による楽音制御装置の構成を
示すブロック図である。この図において、1は鍵盤であ
り、各鍵毎の押離鍵および押離鍵速度を検出し、キーオ
ン信号、キーナンバ、キーオフ信号、あるいは押離タッ
チを表すベロシティ等の演奏情報を出力する。2は装置
各部を制御するCPUであり、その動作については後述
する。3はCPU2にロードされる各種制御プログラム
や、これらプログラムで用いられるエフェクトデータテ
ーブルED等が記憶されるROMである。
【0010】ここで、図2を参照して、ROM3に記憶
されるエフェクトデータテーブルEDについて説明す
る。エフェクトデータテーブルEDは、「ピッチアッ
プ」、「ビブラート」、「トレモロ」および「グロー
ル」の各効果を発生する際に読み出される各種楽音パラ
メータから構成される。「ピッチアップ」は、楽音の音
高を一定レートで上昇させるピッチ増分ΔPからなる。
「ビブラート」は、楽音の音高を所定周期で変化させる
LFO(低周波発振)データが1周期分の波形データΔ
Vとしてテーブル記憶されている。すなわち、波形デー
タΔVの値に応じて音高が制御される。また、「トレモ
ロ」は、楽音の音量を所定周期で変化させるLFO(低
周波発振)データが1周期分の波形データΔT(例え
ば、正弦波)としてテーブル記憶されている。この場
合、波形データΔTの値に応じて楽音の振幅が制御され
る。さらに、「グロール」は、楽音の音色を所定周期で
変化させるLFO(低周波発振)データが1周期分の波
形データΔGがテーブル記憶されており、この波形デー
タΔGの値に基づき、DCF(ディジタルコントロール
フィルタ)のカットオフ周波数が制御される。
【0011】次に、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図1において、4はCPU2のワ
ークエリアとして使用されるRAMであり、各種演算結
果やレジスタ/フラグデータ等が一時記憶される。5は
この楽音制御装置の操作パネルであり、各種操作スイッ
チおよび各スイッチ設定状態などを表示する液晶表示部
から構成される。6はオンオフ設定する操作子A〜Dか
ら構成されるパッドである。このパッド6は、図3に示
すように、前述した「ピッチアップ」、「ビブラー
ト」、「トレモロ」および「グロール」の各効果を付与
する際に操作されるものであり、操作子A〜Dにはそれ
ぞれ「ピッチアップ」、「ビブラート」、「トレモロ」
および「グロール」が割り付けられている。7は周知の
波形メモリ読み出し方式で構成され、ポリフォニック発
音するよう複数の同時発音チャンネルを備える音源であ
る。8は音源7から出力される楽音信号に対して各種フ
ィルタリングを施して不要ノイズの除去や効果音を付与
した後、これを増幅して次段のスピーカ9へ出力するア
ンプである。
【0012】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について図4〜図2
4を参照して説明する。ここでは、まず、全体動作の概
略としてメインルーチンについて説明した後、このメイ
ンルーチンにおいてコールされる各操作子A〜D毎の効
果付与態様について説明する。この効果付与態様につい
ては、第1〜第6実施例および変形例の動作として説明
する。 (1)メインルーチンの動作 まず、上記構成による実施例に電源が投入されると、C
PU2はROM3から所定の制御プログラムをロード
し、図4に示すメインルーチンを起動してステップSA
2に処理を進める。ステップSA2では、RAM4に設
定される各種レジスタやフラグ類をリセットする。
【0013】初期化が完了すると、CPU1の処理は、
次のステップSA4に進み、鍵盤走査を行い、キーオン
/キーオフイベントを検出する。次いで、ステップSA
6では、この検出結果に基づき、鍵変化の有無を判断す
る。ここで、キーオン状態であれば、ステップSA12
に進む。ステップSA12では、押鍵された鍵に対応す
るピッチデータをレジスタPITにセットし、ステップ
SA14〜SA28からなる効果付与処理(後述する)
を実行する。そして、ステップSA30では、これら効
果付与処理を介してレジスタPIT’にセットされた効
果付与ピッチデータを読み出して音源7へ転送する。次
いで、この後、CPU2はステップSA10に処理を進
め、操作パネル5に配設される各種操作スイッチ状態を
検出して表示する等のその他の処理を実行し、再び上述
したステップSA4以降を繰り返す。なお、ステップS
A6において、キーオフ状態であれば、ステップSA8
に進み、対応する鍵の発音を消音する消音処理を行い、
続いて上述したステップSA10を介してステップSA
4以降を繰り返す動作となる。
【0014】次に、上述したメインルーチンにおいてコ
ールされる効果付与動作について説明する。ここでは、
本発明の要旨に係わる動作、すなわち、前述した操作子
Aの操作に応じて一定レートで変化する「ピッチアッ
プ」効果を、所定の制御量に保持させる動作について説
明する。 (2)第1実施例の動作 第1実施例の概略 ここでは、図5に示す態様で操作子A,Bが操作された
時の動作について説明する。すなわち、操作子Aのオン
設定(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで
上昇させる「ピッチアップ」効果を付与しておき、続い
て操作子Bをオン設定(時刻t1)して「ビブラート」
効果を付与する場合、この操作子Bがオン設定された時
刻t1におけるピッチベンド量が、操作子Aがオフ設定
される時刻t2まで保持される。そして、操作子Aのオ
フ設定により元の音高に戻った楽音に「ビブラート」効
果が付与され続け、この後、時刻t3に操作子Bがオフ
設定されることで「ビブラート」が解除される。以下、
こうした処理を実現する動作について、図6、図7、図
8および図10を参照して説明する。
【0015】PAD A ON処理ルーチンの動作 前述したメインルーチンにおいて、押鍵に応じた音高の
楽音が発音され、かつ、操作子Aがオン設定(図5の時
刻t0参照)されると、CPU2はステップSA14
(図4参照)を介して図6に示すPAD A ON処理
ルーチンのステップSB2へ処理を進める。ステップS
B2では、操作子Aがオン設定されたか否かを判断し、
この場合、オン設定されるため、次のステップSB4に
進む。ステップSB4では、レジスタPDCの値がゼロ
であるか否かを判断する。このレジスタPDCには、後
述するように、他の操作子B,C,Dがオン設定されて
いるか否かを表すフラグ値がセットされるようになって
おり、当該フラグ値が「0」である場合、他の操作子B
〜Dがオフ状態であることを表し、一方、そうでない場
合には「1」がセットされる。したがって、この場合、
他の操作子B〜Dはオフ状態にあるから、判断結果は
「YES」となり、次のステップSB6に進む。
【0016】ステップSB6では、カウンタPICの値
を1インクリメントする。なお、このカウンタPIC
は、後述するPAD A OFF処理ルーチンが完了す
る前にゼロリセットされる。次いで、次のステップSB
8では、ROM3に記憶されているピッチ増分ΔPを読
み出し、続いて、ステップSB10では、この読み出し
たピッチ増分ΔPに上記カウンタPICの値を乗算し、
これをピッチアップ量としてレジスタΔPにセットす
る。次に、CPU2はステップSB12に進み、このレ
ジスタΔPに書き込まれたピッチアップ量と、レジスタ
PITにセットされた値、すなわち、押鍵された鍵の音
高を表すピッチデータとを加算し、これをレジスタPI
T’に書き込む。これにより、前述したステップSA3
0(図4参照)において、押鍵された鍵の音高よりピッ
チ増分ΔPだけピッチアップした楽音が発音されること
になる。
【0017】PAD B ON処理ルーチンの動作 以上のようにしてピッチアップ効果が付与されている場
合、図5に示す時刻t 1に操作子Bがオン設定される
と、CPU2はステップSA18を介して図7に示すP
AD B ON処理ルーチンのステップSC2へ処理を
進める。ステップSC2では、操作子Bがオン設定され
ているか否かを判断する。この場合、オンされるからス
テップSC4に処理を進める。なお、オフ設定されてい
る時には、判断結果が「NO」となり、メインルーチン
へ復帰する。
【0018】ステップSC4では、上述したレジスタP
DCに「1」をセットし、操作子A以外の操作子がオン
設定された旨を表す。続いて、ステップSC6に進む
と、CPU2はカウンタVIBの値を1インクリメント
する。このカウンタ値は、ROM3にデータテーブルと
して記憶される波形データΔVの読み出しアドレスとな
る。そして、ステップSC8では、このカウンタVIB
のカウンタ値が判別値VIBCYCLEより小であるか
否かを判断する。判別値VIBCYCLEは、最終読み
出しアドレス値に相当するものであるから、ここでは、
1波長分の波形データΔVが読み出されたか否かを判断
することになる。1波長分の波形データΔVが読み出さ
れていない場合には、判断結果が「YES」となり、ス
テップSC12に進む。一方、1波長分の波形データΔ
Vが読み出された時には、ステップSC10に進み、カ
ウンタVIBの値を一旦、ゼロリセットした後、ステッ
プSC12に進む。ステップSC12では、カウンタV
IBのカウンタ値を読み出しアドレスとしてROM3か
ら対応する波形データΔVを読み出し、続いて、ステッ
プSC14では、この読み出した波形データΔVをレジ
スタPIT’にセットされるピッチデータに加算する。
【0019】この結果、操作子Bがオン設定された時刻
1においてレジスタPIT’に格納されるピッチデー
タに相当する音高で、波形データΔVの周期によるビブ
ラートが付与される。したがって、操作子Aのオン設定
(時刻t0)により、楽音の音高を一定レートで上昇さ
せる「ピッチアップ」効果を付与しておき、続いて操作
子Bをオン設定(時刻t1)して「ビブラート」効果を
付与すると、この操作子Bがオン設定された時刻t1
おけるピッチベンド量が保持される。
【0020】PAD A OFF処理ルーチンの動作 こうして時刻t1におけるピッチベンド量が保持され、
かつ、ビブラートが付与されている場合、時刻t2に操
作子Aがオン設定されると、CPU2は図8に示すPA
D A OFF処理ルーチンのステップSD2へ処理を
進める。ステップSD2では、操作子Aがオフ設定され
ているか否かを判断する。この場合、オフされるからス
テップSD4に処理を進める。なお、オン設定されてい
る時には、判断結果が「NO」となり、メインルーチン
へ復帰する。ステップSD4では、レジスタPITにセ
ットされたピッチデータをレジスタPIT’に入れ替
え、時刻t1におけるピッチベンド量を元の音高に戻
す。そして、次のステップSD6に進み、カウンタPI
CおよびレジスタΔPの値を各々ゼロリセットし、メイ
ンルーチンへ復帰する。これにより、元の音高にビブラ
ートが付与される。
【0021】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次いで、時刻t3に操作子Bがオフ設定されると、CP
U2は図10に示すPAD B OFF処理ルーチンの
ステップSF2へ処理を進める。ステップSF2では、
操作子Bがオフ設定されているか否かを判断する。この
場合、オフされるからステップSF4に処理を進める。
なお、オン設定されている時には、判断結果が「NO」
となり、メインルーチンへ復帰する。ステップSF4で
は、レジスタPDCに「0」をセットし、操作子A以外
の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、ステップ
SF6およびステップSF8では、カウンタVIBのカ
ウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれゼロリセ
ットする。そして、ステップSF10では、レジスタP
ITにセットされたピッチデータをレジスタPIT’に
セットする。この結果、時刻t3以降、ビブラートが解
除される。
【0022】このように、第1実施例においては、操作
子Aのオン設定に続いて、操作子Bがオン設定される
と、この操作子Bがオン設定された時点でピッチアップ
が止り、これに対応するピッチベンド量が保持される。
すなわち、オンオフ操作子の操作によって一定レートで
変化する効果を所定の制御量に保持させることが可能に
なる訳である。そして、操作子Aがオフ設定された時
に、その保持されたピッチベンド量がゼロとなり、元も
音高に戻る。一方、ビブラートは、操作子Aのオンオフ
操作に関係せず、操作子Bのオンオフ設定に応じて付与
される。
【0023】(3)第2実施例の動作 第2実施例の概略 ここでは、図11に示す態様で操作子A,Bが操作され
た時の動作について説明する。すなわち、操作子Aのオ
ン設定(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レート
で上昇させる「ピッチアップ」効果を付与しておき、続
いて操作子Bをオン設定(時刻t1)して「ビブラー
ト」効果を付与する場合、この操作子Bがオン設定され
た時刻t1におけるピッチベンド量が、操作子Aがオフ
設定される時刻t2まで保持される。そして、操作子A
のオフ設定により、「ビブラート」が解除されると共
に、ピッチベンド量がゼロに戻される。以下、こうした
処理を実現する動作について、図6、図12、図8およ
び図13を参照して説明する。
【0024】PAD A ON処理ルーチンの動作 この場合、上述した第1実施例と同様にして、図6に示
すPAD A ON処理ルーチンのステップSB2を介
してステップSB4に進み、レジスタPDCの値がゼロ
であるか否かを判断する。この場合、他の操作子B〜D
はオフ状態にあるから、判断結果は「YES」となり、
次のステップSB6に進み、カウンタPICの値を1イ
ンクリメントする。次いで、この後、ステップSB8に
おいて、ROM3に記憶されているピッチ増分ΔPを読
み出し、ステップSB10でこの読み出したピッチ増分
ΔPに上記カウンタPICの値を乗算し、これをピッチ
アップ量としてレジスタΔPにセットする。次に、CP
U2はステップSB12を介してレジスタΔPに書き込
まれたピッチアップ量と、押鍵された鍵の音高を表すピ
ッチデータとを加算してレジスタPIT’に書き込む。
この結果、音高が順次ピッチ増分ΔP、ピッチアップし
て行く。
【0025】PAD B ON処理ルーチンの動作 次に、時刻t1において操作子Bがオン設定されると、
CPU2は図12に示すPAD B ON処理ルーチン
のステップSG2へ処理を進める。ステップSG2で
は、操作子Bがオン設定されているか否かを判断する。
この場合、オンされるからステップSG4に処理を進め
る。ステップSG4では、レジスタPDCに「1」をセ
ットし、操作子A以外の操作子がオン設定された旨を表
す。続いて、ステップSG6に進むと、操作子Aがオン
設定されているか否かを判断する。この場合、操作子A
はオン状態にあるから、判断結果は「YES」となり、
次のステップSG10へ進む。ステップSG10では、
レジスタDFにセットされる判別フラグを「1」とし、
操作子Aがオン設定されている旨を表すようにしてい
る。こうしてフラグセットがなされると、CPU2の処
理はステップSG12に進む。ステップSG12では、
波形データΔVの読み出しアドレスとなるカウンタVI
Bの値を1インクリメントする。
【0026】次いで、ステップSG14では、このカウ
ンタVIBのカウンタ値が判別値VIBCYCLEより
小であるか否かを判断する。ここで、1波長分の波形デ
ータΔVが読み出されていない場合には、ステップSG
18に進み、一方、1波長分の波形データΔVが読み出
された時には、ステップSG16を介してカウンタVI
Bの値をゼロリセットし、ステップSG18に進む。そ
して、ステップSG18では、カウンタVIBのカウン
タ値に応じてROM3から対応する波形データΔVを読
み出す。この後、ステップSG20に進み、この読み出
した波形データΔVをレジスタPIT’にセットされる
ピッチデータに加算する。
【0027】この結果、操作子Bがオン設定された時刻
1でレジスタPIT’に格納されたピッチデータに相
当する音高で、波形データΔVの周期によるビブラート
が付与される。したがって、操作子Aのオン設定(時刻
0)により、楽音の音高を一定レートで上昇させる
「ピッチアップ」効果を付与しておき、続いて操作子B
をオン設定(時刻t1)して「ビブラート」効果を付与
すると、この操作子Bがオン設定された時刻t1時点の
ピッチベンド量が保持される。
【0028】PAD A OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t2(図11参照)において、操作子Aがオ
フ設定されると、CPU2は図8に示すPAD A O
FF処理ルーチンのステップSD2へ処理を進める。ス
テップSD2では、操作子Aがオフ設定されているか否
かを判断し、ステップSD4に処理を進め、レジスタP
ITにセットされたピッチデータをレジスタPIT’に
入れ替え、時刻t1におけるピッチベンド量を元の音高
に戻す。そして、次のステップSD6に進み、カウンタ
PICおよびレジスタΔPの値を各々ゼロリセットし、
メインルーチンへ復帰する。
【0029】次いで、ステップSA18(図4参照)を
介してPAD B ON処理ルーチンを起動すると、操
作子Aがオフ設定された時刻t2において、前述したス
テップSG6の判断結果が「NO」となり、ステップS
G8に進みレジスタDFにセットされる判定フラグが
「1」であるか否かを判断する。この場合、操作子Bが
オン状態にあるから、判断結果は「YES」となり、こ
のルーチンを終了する。すなわち、操作子Aがオフ設定
される時刻t2時点で、ビブラートが解除される訳であ
る。
【0030】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t3に操作子Bがオフ設定されると、CPU
2は図13に示すPAD B OFF処理ルーチンのス
テップSH2へ処理を進める。ステップSH2では、操
作子Bがオフ設定されているか否かを判断する。この場
合、オフされるからステップSH4に処理を進める。な
お、オン設定されている時には、判断結果が「NO」と
なり、メインルーチンへ復帰する。ステップSH4で
は、レジスタPDCに「0」をセットし、操作子A以外
の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、ステップ
SH6およびステップSH8では、カウンタVIBのカ
ウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれゼロリセ
ットする。ステップSH10に進むと、レジスタPIT
にセットされたピッチデータをレジスタPIT’にセッ
トすると共に、レジスタDFの判別フラグを「0」と
し、操作子Bがオフ設定された旨を表す。
【0031】以上のように、第2実施例では、操作子A
のオン設定に続いて、操作子Bがオン設定されると、こ
の操作子Bがオン設定された時点でピッチアップが止
り、これに対応するピッチベンド量が保持される。そし
て、操作子Aがオフ設定された時に、その保持されたピ
ッチベンド量がゼロとなると同時にビブラートも解除さ
れる態様になる。
【0032】(4)第3実施例の動作 第3実施例の概略 ここでは、図14に示す態様で操作子A,Bが操作され
た時の動作を説明する。すなわち、操作子Aのオン設定
(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで上昇
させる「ピッチアップ」効果を付与しておき、続いて操
作子Bをオン設定(時刻t1)して「ビブラート」効果
を付与する場合、この操作子Bがオン設定された時刻t
1におけるピッチベンド量が、操作子Aがオフ設定され
る時刻t2まで保持される。そして、操作子Bがオフ設
定される時刻t3の時点で、「ビブラート」が解除され
ると共に、ピッチベンド量がゼロに戻される。以下、こ
うした処理を実現する動作について、図6、図7、図9
および図10を参照して説明する。
【0033】PAD A ON処理ルーチンの動作 この場合、上述した第2実施例と同様にして、図6に示
すPAD A ON処理ルーチンのステップSB2を介
してステップSB4に進み、レジスタPDCの値がゼロ
であるか否かを判断する。この場合、他の操作子B〜D
はオフ状態にあるから、判断結果は「YES」となり、
次のステップSB6に進み、カウンタPICの値を1イ
ンクリメントする。次いで、ステップSB8に進み、R
OM3に記憶されているピッチ増分ΔPを読み出し、ス
テップSB10でこの読み出したピッチ増分ΔPに上記
カウンタPICの値を乗算し、これをピッチアップ量と
してレジスタΔPにセットする。次に、CPU2はステ
ップSB12を介してレジスタΔPに書き込まれたピッ
チアップ量と、押鍵された鍵の音高を表すピッチデータ
とを加算してレジスタPIT’に書き込む。こうして、
押鍵された鍵の音高が一定レートΔPで順次ピッチアッ
プする。
【0034】PAD B ON処理ルーチンの動作 時刻t1に操作子Bがオン設定されると、CPU2は図
7に示すPAD BON処理ルーチンのステップSC2
へ処理を進める。ステップSC2では、操作子Bがオン
設定されているか否かを判断するが、この場合、オン設
定されるからステップSC6に処理を進め、カウンタV
IBの値を1インクリメントし、次いで、ステップSC
8では、読み出しアドレスとなるカウンタVIBのカウ
ンタ値が判別値VIBCYCLEより小であるか否かを
判断する。
【0035】ここで、1波長分の波形データΔVが読み
出されていない場合には、判断結果が「YES」とな
り、ステップSC12に進む。一方、1波長分の波形デ
ータΔVが読み出された時には、ステップSC10に進
み、カウンタVIBの値をゼロリセットした後、ステッ
プSC12に進む。ステップSC12では、カウンタV
IBのカウンタ値を読み出しアドレスとしてROM3か
ら対応する波形データΔVを読み出し、続いて、ステッ
プSC14では、この読み出した波形データΔVをレジ
スタPIT’にセットされるピッチデータに加算する。
この結果、時刻t 1時点でレジスタPIT’に格納され
たピッチデータに相当する音高の楽音に対してビブラー
トが付与される。
【0036】PAD A OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t2(図14参照)において操作子Aがオフ
設定されると、CPU2は図9に示すPAD A OF
F処理ルーチンのステップSE2へ処理を進める。ステ
ップSE2では、操作子Aがオフ設定されているか否か
を判断し、この場合、判断結果は「YES」となり、ス
テップSE4に処理を進め、カウンタPICおよびレジ
スタΔPの値を各々ゼロリセットし、メインルーチンへ
復帰する。
【0037】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t3(図14参照)に操作子Bがオフ設定さ
れると、CPU2は図10に示すPAD B OFF処
理ルーチンのステップSF2へ処理を進める。ステップ
SF2では、操作子Bがオフ設定されているか否かを判
断するが、この場合、オフされるからステップSF4に
処理を進め、レジスタPDCに「0」をセットし、操作
子A以外の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、
ステップSF6およびステップSF8では、カウンタV
IBのカウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれ
ゼロリセットする。そして、ステップSF10では、レ
ジスタPITにセットされたピッチデータをレジスタP
IT’にセットする。この結果、時刻t3以降、保持さ
れたピッチベンド量が元の音高に戻されると同時にビブ
ラートも解除される。
【0038】以上のように、第3実施例においては、操
作子Aのオン設定に続いて、操作子Bがオン設定される
と、この操作子Bがオン設定された時点でピッチアップ
が止り、これに対応するピッチベンド量が保持される。
そして、操作子Bがオフ設定された時に、その保持され
たピッチベンド量が元の音高に戻る一方、ビブラートが
解除される。
【0039】(5)第4実施例の動作 第4実施例の概略 ここでは、図15に示すように、操作子Aのオン設定
(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで上昇
させる「ピッチアップ」効果を付与し、操作子Bがオン
設定された時刻t1におけるピッチベンド量が、操作子
Aがオフ設定される時刻t2まで保持される動作につい
て、図6、図16、図8および図13を参照して説明す
る。
【0040】PAD A ON処理ルーチンの動作 上述した第3実施例と同様に、操作子Aのオン設定(時
刻t0)に基づき、図6に示すPAD A ON処理ル
ーチンのステップSB2を介してステップSB4に進
み、レジスタPDCの値がゼロであるか否かを判断す
る。他の操作子B〜Dは、オフ状態にあるから、判断結
果は「YES」となり、次のステップSB6に進み、カ
ウンタPICの値を1インクリメントする。次いで、ス
テップSB8に進み、ROM3に記憶されているピッチ
増分ΔPを読み出し、ステップSB10でこの読み出し
たピッチ増分ΔPに上記カウンタPICの値を乗算し、
これをピッチアップ量としてレジスタΔPにセットす
る。次に、CPU2はステップSB12を介してレジス
タΔPに書き込まれたピッチアップ量と、押鍵された鍵
の音高を表すピッチデータとを加算してレジスタPI
T’に書き込む。こうして、押鍵された鍵の音高が一定
レートΔPで順次ピッチアップする。
【0041】PAD B ON処理ルーチンの動作 次に、時刻t1において操作子Bがオン設定されると、
図12に示すPADB ON処理ルーチンにおけるステ
ップSI2の判断結果が「YES」となり、CPU2の
処理はステップSI4に進む。ステップSI4では、レ
ジスタPDCに「1」をセットし、操作子A以外の操作
子がオン設定された旨を表す。続いて、ステップSI6
に進むと、操作子Aがオン設定されているか否かを判断
する。この場合、操作子Aはオン状態にあるから、ステ
ップSI8に進み、レジスタDFに「1」をセットす
る。
【0042】そして、時刻t2において、操作子Aがオ
フ設定されると、上記ステップSI6の判断結果が「N
O」となり、ステップSI10に進む、ステップSI1
0では、レジスタDFの値が「1」であるか否かを判断
するが、この場合、上記ステップSI8において「1」
がセットされるから、判断結果は「YES」となり、ス
テップSI14に進み、レジスタPITの値をレジスタ
PIT’に入れ替える。これにより、楽音の音高が元に
戻る。なお、このルーチンでは、操作子Aがオン設定さ
れていない状態、すなわち、操作子Bが単独でオン設定
される場合には、上記ステップSI10の判断結果が
「NO」となり、ステップSI12に進む。ステップS
I12では、波形データΔVの読み出しアドレスとなる
カウンタVIBの値を1インクリメントする。
【0043】次いで、ステップSI16では、このカウ
ンタVIBのカウンタ値が判別値VIBCYCLEより
小であるか否かを判断する。ここで、1波長分の波形デ
ータΔVが読み出されていない場合には、ステップSI
20に進み、一方、1波長分の波形データΔVが読み出
された時には、ステップSI18を介してカウンタVI
Bの値をゼロリセットし、ステップSI20に進む。そ
して、ステップSI20では、カウンタVIBのカウン
タ値に応じてROM3から対応する波形データΔVを読
み出す。この後、ステップSG20に進み、この読み出
した波形データΔVをレジスタPIT’にセットされる
ピッチデータに加算する。このように、操作子Aがオン
設定されている状態で操作子Bがオン設定(時刻t1
されると、ビブラートは付与されずに、その時点のピッ
チベンド量に対応するが持続する。なお、この第4実施
例の場合、操作子Bが単独でオン設定された時には、ビ
ブラートを付与する動作となる。
【0044】PAD A OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t2(図15参照)に操作子Aがオフ設定さ
れると、図8に示すPAD A OFF処理ルーチンに
おけるステップSD2の判断結果が「YES」となり、
ステップSD4に処理を進める。ステップSD4では、
レジスタPITにセットされたピッチデータをレジスタ
PIT’に入れ替え、時刻t1におけるピッチベンド量
を元の音高に戻す。そして、次のステップSD6に進
み、カウンタPICおよびレジスタΔPの値を各々ゼロ
リセットし、メインルーチンへ復帰する。
【0045】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次に、図15に示す時刻t3において、操作子Bがオフ
設定されると、CPU2は図13に示すPAD B O
FF処理ルーチンのステップSH2における判断を「Y
ES」としてステップSH4に処理を進める。ステップ
SH4では、レジスタPDCに「0」をセットし、操作
子A以外の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、
ステップSH6およびステップSH8では、カウンタV
IBのカウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれ
ゼロリセットする。ステップSH10に進むと、レジス
タPITにセットされたピッチデータをレジスタPI
T’にセットすると共に、レジスタDFの判別フラグを
「0」とし、操作子Bがオフ設定された旨を表す。
【0046】このように、第4実施例においても、操作
子Aのオン設定に続いて、操作子Bがオン設定される
と、この操作子Bがオン設定された時点でピッチアップ
が止り、これに対応するピッチベンド量が保持される。
そして、操作子Aがオフ設定された時に、その保持され
たピッチベンド量がゼロになり、元の音高に戻る。
【0047】(6)第5実施例の動作 第5実施例の概略 ここでは、図17に示すように、操作子Aのオン設定
(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで上昇
させる「ピッチアップ」効果を付与し、操作子Bがオン
設定された時刻t1におけるピッチベンド量を、操作子
Bがオフ設定される時刻t3まで保持すると共に、操作
子Bがオン設定される時刻t1から操作子Aがオフ設定
される時刻t2までの間、「ビブラート」が付与される
動作について、図6、図12、図9および図13を参照
して説明する。
【0048】PAD A ON処理ルーチンの動作 前述した第2実施例と同様に、操作子Aのオン設定(時
刻t0)に基づき、図6に示すPAD A ON処理ル
ーチンのステップSB2を介してステップSB4に進
み、レジスタPDCの値がゼロであるか否かを判断す
る。他の操作子B〜Dは、オフ状態にあるから、判断結
果は「YES」となり、次のステップSB6に進み、カ
ウンタPICの値を1インクリメントする。次いで、ス
テップSB8に進み、ROM3に記憶されているピッチ
増分ΔPを読み出し、ステップSB10でこの読み出し
たピッチ増分ΔPに上記カウンタPICの値を乗算し、
これをピッチアップ量としてレジスタΔPにセットす
る。次に、CPU2はステップSB12を介してレジス
タΔPに書き込まれたピッチアップ量と、押鍵された鍵
の音高を表すピッチデータとを加算してレジスタPI
T’に書き込む。こうして、押鍵された鍵の音高が一定
レートΔPで順次ピッチアップする。
【0049】PAD B ON処理ルーチンの動作 次に、時刻t1において操作子Bがオン設定されると、
図12に示すPADB ON処理ルーチンにおけるステ
ップSG2の判断結果が「YES」となり、ステップS
G4に処理を進める。ステップSG4では、レジスタP
DCに「1」をセットし、続いて、ステップSG6に進
むと、操作子Aがオン設定されているか否かを判断す
る。この場合、操作子Aはオン状態にあるから、判断結
果は「YES」となり、次のステップSG10へ進む。
ステップSG10では、レジスタDFにセットされる判
別フラグを「1」とし、操作子Aがオン設定されている
旨を表す。こうしてフラグセットされると、CPU2の
処理はステップSG12に進む。ステップSG12で
は、波形データΔVの読み出しアドレスとなるカウンタ
VIBの値を1インクリメントする。
【0050】次いで、ステップSG14では、このカウ
ンタVIBのカウンタ値が判別値VIBCYCLEより
小であるか否かを判断する。ここで、1波長分の波形デ
ータΔVが読み出されていない場合には、ステップSG
18に進み、一方、1波長分の波形データΔVが読み出
された時には、ステップSG16を介してカウンタVI
Bの値をゼロリセットし、ステップSG18に進む。そ
して、ステップSG18では、カウンタVIBのカウン
タ値に応じてROM3から対応する波形データΔVを読
み出す。この後、ステップSG20に進み、この読み出
した波形データΔVをレジスタPIT’にセットされる
ピッチデータに加算する。これにより、時刻t1の時点
でレジスタPIT’に格納されたピッチデータに相当す
る音高で、波形データΔVの周期によるビブラートが付
与される。
【0051】PAD A OFF処理ルーチンの動作 そうして、時刻t2(図17参照)において操作子Aが
オフ設定されると、CPU2は図9に示すPAD A
OFF処理ルーチンのステップSE2に処理を進める。
ステップSE2では、操作子Aがオフ設定されているか
否かを判断し、この場合、判断結果は「YES」とな
り、ステップSE4に処理を進め、カウンタPICおよ
びレジスタΔPの値を各々ゼロリセットし、メインルー
チンへ復帰する。
【0052】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次に、時刻t3(図17参照)において操作子Bがオフ
設定されると、図13に示すPAD B OFF処理ル
ーチンにおけるステップSH2での判断が「YES」と
なり、ステップSH4に処理を進める。ステップSH4
では、レジスタPDCに「0」をセットし、続いて、ス
テップSH6およびステップSH8では、カウンタVI
Bのカウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれゼ
ロリセットする。ステップSH10に進むと、レジスタ
PITにセットされたピッチデータをレジスタPIT’
にセットすると共に、レジスタDFの判別フラグを
「0」とし、操作子Bがオフ設定された旨を表す。
【0053】このように、第5実施例においては、操作
子Aのオン設定に続いて、操作子Bがオン設定される
と、この操作子Bがオン設定された時点でピッチアップ
が止り、これに対応するピッチベンド量が保持される。
そして、操作子Aがオフ設定されるまでの間、操作子B
の操作に応じてビブラートが付与され、時刻t2以降、
操作子Bがオフされる迄、そのピッチベンド量が持続す
る。
【0054】(7)第6実施例の動作 第6実施例の概略 ここでは、図18に示すように、操作子Aのオン設定
(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで上昇
させる「ピッチアップ」効果を付与し、操作子Bがオン
設定された時刻t1におけるピッチベンド量を、操作子
Aがオフ設定される時刻t2まで保持すると共に、「ビ
ブラート」を付与する動作について、図6、図12、図
9および図13を参照して説明する。
【0055】PAD A ON処理ルーチンの動作 操作子Aのオン設定(時刻t0)に基づき、図6に示す
PAD A ON処理ルーチンのステップSB2を介し
てステップSB4に進み、レジスタPDCの値がゼロで
あるか否かを判断する。この場合、判断結果は「YE
S」となり、次のステップSB6に進み、カウンタPI
Cの値を1インクリメントする。次いで、ステップSB
8に進み、ROM3に記憶されているピッチ増分ΔPを
読み出し、ステップSB10でこの読み出したピッチ増
分ΔPに上記カウンタPICの値を乗算し、これをピッ
チアップ量としてレジスタΔPにセットする。次に、C
PU2はステップSB12を介してレジスタΔPに書き
込まれたピッチアップ量と、押鍵された鍵の音高を表す
ピッチデータとを加算してレジスタPIT’に書き込
む。こうして、押鍵された鍵の音高が一定レートΔPで
順次ピッチアップする。
【0056】PAD B ON処理ルーチンの動作 時刻t1において操作子Bがオン設定されると、図19
に示すPAD B ON処理ルーチンにおけるステップ
SJ2の判断結果が「YES」となり、ステップSJ4
に処理を進める。ステップSJ4では、レジスタPDC
に「1」をセットし、続いて、ステップSJ6に進む
と、操作子Aがオン設定されているか否かを判断する。
この場合、操作子Aはオン状態にあるから、判断結果は
「YES」となり、次のステップSJ8へ進む。ステッ
プSJ8では、レジスタDFにセットされる判別フラグ
を「1」とし、操作子Aがオン設定されている旨を表
す。
【0057】そして、時刻t2において、操作子Aがオ
フ設定されると、上記ステップSJ6の判断結果が「N
O」となり、ステップSJ10に進む、ステップSJ1
0では、レジスタDFの値が「1」であるか否かを判断
するが、この場合、上記ステップSJ8において「1」
がセットされるから、判断結果は「YES」となり、ス
テップSJ14に進み、波形データΔVの読み出しアド
レスとなるカウンタVIBの値を1インクリメントす
る。次いで、ステップSJ16では、カウンタVIBの
カウンタ値が判別値VIBCYCLEより小であるか否
かを判断する。ここで、1波長分の波形データΔVが読
み出されていない場合には、ステップSJ20に進み、
一方、1波長分の波形データΔVが読み出された時に
は、ステップSJ18を介してカウンタVIBの値をゼ
ロリセットし、ステップSJ20に進む。
【0058】ステップSJ20では、カウンタVIBの
カウンタ値に応じてROM3から対応する波形データΔ
Vを読み出す。この後、ステップSJ22に進み、この
読み出した波形データΔVをレジスタPIT’にセット
されるピッチデータに加算する。このように、操作子A
がオン設定されている状態で操作子Bがオン設定(時刻
1)されると、ビブラートは付与されずに、その時点
のピッチベンド量に対応するが持続する。
【0059】PAD A OFF処理ルーチンの動作 時刻t2(図18参照)において操作子Aがオフ設定さ
れると、CPU2は図9に示すPAD A OFF処理
ルーチンのステップSE2に処理を進める。ステップS
E2では、操作子Aがオフ設定されているか否かを判断
し、この場合、判断結果は「YES」となり、ステップ
SE4に処理を進め、カウンタPICおよびレジスタΔ
Pの値を各々ゼロリセットし、メインルーチンへ復帰す
る。
【0060】PAD B OFF処理ルーチンの動作 次いで、時刻t3(図18参照)において操作子Bがオ
フ設定されると、図13に示すPAD B OFF処理
ルーチンのステップSH2での判断が「YES」とな
り、ステップSH4に処理を進める。ステップSH4で
は、レジスタPDCに「0」をセットし、続いて、ステ
ップSH6およびステップSH8では、カウンタVIB
のカウンタ値および波形データΔVの値をそれぞれゼロ
リセットする。ステップSH10に進むと、レジスタP
ITにセットされたピッチデータをレジスタPIT’に
セットすると共に、レジスタDFの判別フラグを「0」
とし、操作子Bがオフ設定された旨を表す。
【0061】第6実施例では、操作子Aのオン設定に続
いて、操作子Bがオン設定されると、この操作子Bがオ
ン設定された時点のピッチベンド量が保持される。そし
て、操作子Aがオフ設定されるまでの間、そのピッチベ
ンド量が持続し、操作子Aがオフ設定された時点から操
作子Bがオフ設定されるまでの間、ビブラートが付与さ
れる。
【0062】(8)変形例の動作 変形例の概略 ここでは、図20に示すように、操作子Aのオン設定
(時刻t0)に基づき、楽音の音高を一定レートで上昇
させる「ピッチアップ」効果を付与し、操作子C(ある
いは操作子D)がオン設定された時刻t1におけるピッ
チベンド量を、操作子Aがオフ設定される時刻t2まで
保持すると共に、操作子C(あるいは操作子D)がオン
状態にある期間中、グロール(あるいはトレモロ)を付
与する動作について説明する。なお、この変形例では、
操作子C(あるいは操作子D)のオンオフ設定動作につ
いてのみ説明するものとし、操作子Aのオンオフ設定動
作についてはその説明を省略する。
【0063】PAD C ON処理ルーチンの動作 図20に示すように、時刻t1に操作子Cがオン設定さ
れると、図21に示すPAD C ON処理ルーチンに
おけるステップSK2の判断が「YES」となり、ステ
ップSK4に処理を進める。ステップSK4では、レジ
スタPDCに「1」をセットし、操作子A以外の操作子
がオン設定された旨を表す。続いて、ステップSK6に
進むと、CPU2はカウンタGREの値を1インクリメ
ントする。このカウンタ値は、ROM3にデータテーブ
ルとして記憶される波形データΔGの読み出しアドレス
となる。
【0064】ステップSK8では、カウンタGREのカ
ウンタ値が判別値GRECYCLEより小であるか否か
を判断する。判別値GRECYCLEは、最終読み出し
アドレス値に相当するものであるから、ここでは、1波
長分の波形データΔGが読み出されたか否かを判断する
ことになる。1波長分の波形データΔGが読み出されて
いない場合には、判断結果が「YES」となり、ステッ
プSK12に進む。一方、1波長分の波形データΔGが
読み出された時には、ステップSK10に進み、カウン
タGREの値を一旦、ゼロリセットした後、ステップS
K12に進む。ステップSK12では、カウンタVIB
のカウンタ値を読み出しアドレスとしてROM3から対
応する波形データΔGを読み出し、続いて、ステップS
K14では、この読み出した波形データΔGをレジスタ
FC’にセットされるカットオフ周波数データに加算す
る。この結果、時刻t1においてレジスタFC’に格納
されるカットオフ周波数データに応じてフィルタのカッ
トオフ周波数が周期的に制御され、波形データΔGの周
期によるグロールが付与される。
【0065】PAD C OFF処理ルーチンの動作 次いで、時刻t3(図20参照)に操作子Cがオフ設定
されると、図22に示すPAD C OFF処理ルーチ
ンにおけるステップSL2の判断結果が「YES」とな
り、ステップSL4に処理を進める。ステップSL4で
は、レジスタPDCに「0」をセットし、操作子A以外
の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、ステップ
SL6およびステップSL8では、カウンタGREのカ
ウンタ値および波形データΔGの値をそれぞれゼロリセ
ットする。そして、ステップSL10では、レジスタF
Cにセットされたカットオフ周波数データをレジスタF
C’にセットする。この結果、時刻t3以降、グロール
が解除される。
【0066】PAD D ON処理ルーチンの動作 次に、操作子Dのオンオフ設定動作について説明する。
いま、時刻t1(図20参照)に操作子Dがオン設定さ
れると、図23に示すPAD D ON処理ルーチンに
おけるステップSM2の判断が「YES」となり、ステ
ップSM4に処理を進める。ステップSM4では、レジ
スタPDCに「1」をセットし、続いて、ステップSM
6に進むと、カウンタTREの値を1インクリメントす
る。このカウンタ値は、ROM3にデータテーブルとし
て記憶される波形データΔTの読み出しアドレスとな
る。
【0067】ステップSM8では、カウンタTREのカ
ウンタ値が判別値TRECYCLEより小であるか否か
を判断する。ここで、1波長分の波形データΔTが読み
出されていない場合には、判断結果が「YES」とな
り、ステップSM12に進む。一方、1波長分の波形デ
ータΔTが読み出された時には、ステップSM10に進
み、カウンタTREの値を一旦、ゼロリセットした後、
ステップSM12に進む。ステップSM12では、カウ
ンタTREのカウンタ値を読み出しアドレスとしてRO
M3から対応する波形データΔTを読み出し、続いて、
ステップSM14では、この読み出した波形データΔT
をレジスタA’にセットされる振幅データに加算する。
この結果、時刻t1においてレジスタA’に格納される
振幅データに応じたトレモロが付与される。
【0068】PAD D OFF処理ルーチンの動作 次いで、時刻t3(図20参照)に操作子Cがオフ設定
されると、図24に示すPAD D OFF処理ルーチ
ンにおけるステップSN2の判断結果が「YES」とな
り、ステップSN4に処理を進める。ステップSN4で
は、レジスタPDCに「0」をセットし、操作子A以外
の操作子がオフ設定された旨を表す。続いて、ステップ
SN6およびステップSN8では、カウンタTREのカ
ウンタ値および波形データΔTの値をそれぞれゼロリセ
ットする。そして、ステップSN10では、レジスタA
にセットされた振幅データをレジスタA’にセットす
る。この結果、時刻t3以降、トレモロが解除される。
【0069】このように、変形例においても、操作子A
のオン設定に続いて、操作子Bがオン設定されると、こ
の操作子Bがオン設定された時点でピッチアップが止
り、これに対応するピッチベンド量が保持され、かつ、
操作子C(D)のオンオフ設定に基づき、グロールやト
レモロを付与/解除することが可能になっている。
【0070】以上説明した第1〜第6実施例および変形
例から明らかなように、操作子Aのオン設定に続いて、
操作子Bがオン設定されると、この操作子Bがオン設定
された時点でピッチアップが止り、これに対応するピッ
チベンド量が保持されるから、オンオフ操作子の操作に
よって一定レートで変化する効果を所定の制御量に保持
させることが可能になる。換言すれば、一定レートで変
化する第1の効果を指定する第1の操作子をオン設定し
た時に、これ以外の第2の操作子をオン設定すると、そ
の時点における制御量を保持するようにしたので、初心
者でも簡単に複数の操作子を扱うことができる。また、
第2の操作子に対応する効果を、様々なタイミングで解
除し得るので、各様な効果付与も実現でき、演奏効果を
高めることが可能になる。なお、前述した実施例では、
オンオフ操作子に適用した例を挙げたが、これに限定さ
れず、連続的な調整を可能とする操作子に用いても、同
様に様々な効果付与を実現することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、所定の楽音パラメータ
の値を時間経過に伴って一定方向に変化させる第1の操
作子をオン設定した後、第2の操作子をオン設定した場
合、当該第2の操作子がオン設定された時点における前
記所定の楽音パラメータの値を保持する。そして、第2
の操作子のオン設定に応答して保持された前記所定の楽
音パラメータの値を周期的に可変させる。この結果、一
定方向に変化している楽音パラメータの値を途中で保持
し、この保持されたパラメータの値を周期的に可変させ
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による楽音制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施例における効果パラメータを説明するた
めの図である。
【図3】同実施例における操作子A〜Dを説明するため
の図である。
【図4】同実施例におけるメインルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図5】第1実施例の概略を説明するための図である。
【図6】第1実施例におけるPAD A ON処理ルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図7】第1実施例におけるPAD B ON処理ルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例におけるPAD A OFF処理ル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
【図9】第3実施例におけるPAD A OFF処理ル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
【図10】第1実施例におけるPAD B OFF処理
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図11】第2実施例の概略を説明するための図であ
る。
【図12】第2実施例におけるPAD B ON処理ル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
【図13】第2実施例におけるPAD B OFF処理
ルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図14】第3実施例の概略を説明するための図であ
る。
【図15】第4実施例の概略を説明するための図であ
る。
【図16】第4実施例におけるPAD B ON処理ル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
【図17】第5実施例の概略を説明するための図であ
る。
【図18】第6実施例の概略を説明するための図であ
る。
【図19】第6実施例におけるPAD B ON処理ル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
【図20】変形例の概略を説明するための図である。
【図21】変形例におけるPAD C ON処理ルーチ
ンの動作を示すフローチャートである。
【図22】変形例におけるPAD C OFF処理ルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図23】変形例におけるPAD D ON処理ルーチ
ンの動作を示すフローチャートである。
【図24】変形例におけるPAD D OFF処理ルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図25】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 CPU(効果付与手段) 3 ROM(効果付与手段) 4 RAM(効果付与手段) 5 操作パネル 6 パッド(操作子群) A〜D 操作子(第1および第2の操作子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/043 G10H 1/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンオフ設定可能な第1の操作子と第2
    の操作子と、 前記第1の操作子のオン設定に応答して所定の楽音パラ
    メータの値を時間経過に伴って一定方向に変化させると
    ともに、前記第2の操作子をオン設定した場合、当該第
    2の操作子がオン設定された時点における前記所定の楽
    音パラメータの値を保持するパラメータ変更手段と、 前記第2の操作子のオン設定に応答して前記パラメータ
    変更手段により保持された前記所定の楽音パラメータの
    値を周期的に可変する効果付与手段と、 を具備することを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の操作子のオンオフ
    設定状態の論理積に応じて、前記効果付与手段による効
    付与期間を定めることを特徴とする請求項1記載の楽
    音制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の操作子のオンオフ
    設定状態の論理和に応じて、前記効果付与手段による効
    付与期間を定めることを特徴とする請求項1記載の楽
    音制御装置。
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