JP3292724B2 - 水槽玩具 - Google Patents

水槽玩具

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JP3292724B2 JP2000217976A JP2000217976A JP3292724B2 JP 3292724 B2 JP3292724 B2 JP 3292724B2 JP 2000217976 A JP2000217976 A JP 2000217976A JP 2000217976 A JP2000217976 A JP 2000217976A JP 3292724 B2 JP3292724 B2 JP 3292724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽玩具、詳しく
は水槽内の水中動作体をモータの回転方向を変えること
によって異なる動きをさせる水槽玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水槽玩具として水中を浮遊する魚
に磁石を埋設し、水槽の背面に配置した駆動用マグネッ
トを動かすことにより魚に設けた磁石との間に、吸引反
発を繰り返すことによって魚を動かしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動用
マグネットの磁力の及ばないところに魚玩具が移動して
しまうと、魚の動きをコントロールすることができなく
なるため、多数のマグネットを配置するとともに、この
マグネットの動きを制御しなければならない問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、水中動作体
の動きに所有者の意思を反映させ、飽きのこない水槽玩
具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る水槽玩具は、以下の要件を備えること
を特徴とする。 (イ)基台上に配置された水槽には水中動作体と、該水
中動作体を駆動する駆動機構とが配置されていること (ロ)上記基台の内部にはモータが配置され、該モータ
と上記駆動機構とはマグネットカップリング゛を介して
連係していること。 (ハ)上記水中動作体は浮力を有するとともに、該水中
動作体には複数の糸体の一端が接続され、糸体の他端は
それぞれ上記駆動機構に連係していること (ニ)上記モータは反転可能に制御され、上記駆動機構
はモータの正転時には一本の糸体の他端を引き動作し、
モータの逆転時には複数の糸体の他端を引き動作するこ
【0006】なお、前記基台には外的刺激を検出する検
出手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて前記モ
ータが所定時間逆転するようにしてもよい。
【0007】また、前記水槽の上方には、水槽内部を照
射する照明部が設けられ、該照明部には水槽内に照射す
る光に変化を与えるフィルターが配置され、該フィルタ
ーは前記駆動機構に連係して作動することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る水槽玩具を
示し、この水槽玩具Aは密閉された円筒状の水槽1の内
部にカブトガニ、カニ、タコ、クラゲなど複数の水中動
作体2が配置され、海底を模して形成された基部3の内
部には水中動作体2を動作させる駆動機構が配置されて
いる。
【0009】上記水槽1は基台4の上部に載置されると
ともに、この基台4と水槽1の上部に被せられる屋根部
5とで挟まれるように固定されている。屋根部5は図2
に示すように、基台4の後部に立設した支柱6の上部に
適宜手段で固定されるようになっており、この支柱6の
内部には、モータ7に連動して回転する伝達軸8が配置
され、屋根部5に配置されているフィルター56を回転
させるようになっている。なお、符号11は、水槽1の
背部に重合される半円筒状の遮蔽板で、水槽1の前面か
ら見たときに海中の様子を見せるように内側面には海中
の景色が描画されるとともに、背後にある支柱6などを
見せないようにするものである。
【0010】基台4の内部には電源電池を駆動源とする
モータ7が配置され、電源スイッチ12をONするとモ
ータ7は正回転するようになっている。このモータ7の
回転力はマグネットカップリングを介して上記駆動機構
Bに伝達されるようになっている。
【0011】ところで、基台4の前面には音や水槽に与
えた振動など外的刺激を検出する検出手段であるセンサ
(マイク)13が配置され、マイク13が音や振動を検
出すると、図示しない制御回路は上記モータ7を所定時
間逆転させるようになっている。
【0012】マグネットカップリングは、図2及び図3
に示すように、基台4の内部に配置されたモータ7に連
動する第1の駆動ギヤ14と、水槽1内に配置される第
2の駆動ギヤ15とで構成され、第1の駆動ギヤ14の
表面には2つのマグネット16が、第2の駆動ギヤ15
の裏面には2つのマグネット17がそれぞれ固定され、
基台4の天板4aと水槽1の底板1aとを挟んでマグネ
ット16、17同士が対向するとともに互いに磁着する
ように配置されている。
【0013】駆動機構Bは、図3(a)(b)に示すよ
うに、第2の駆動ギヤ15によって回転させられる多数
の歯車群で構成されている。第2の駆動ギヤ15と同軸
の歯車18に噛合した平歯車20には遊星ギヤ21が噛
合し、モータ7が正回転して第2の駆動ギヤ15が右回
転すると、遊星ギヤ21は長孔22を右に移動して歯車
24に噛合し、歯車24と一体の歯車25が歯車26、
27を介してメイン歯車28を右回転させるようになっ
ている(図3(a)参照)。
【0014】メイン歯車28には3つの歯車29、3
0、31が噛合し、歯車29に噛合した歯車32に一体
に形成された偏心軸33が回転し、この偏心軸33の先
端が基部3上に配置されたカブトガニ2aの裏面に形成
された係合孔(図示せず)に係合し、カブトガニ2aを
水平方向に揺動するようになっている。また、歯車30
に噛合した歯車34に一体に形成された偏心軸35が回
転し、この偏心軸35の先端が基部3上に配置されたカ
ニ2bの裏面に形成された係合孔(図示せず)に係合
し、カニ2bを水平方向に揺動するようになっている。
【0015】そして、歯車31の軸36は太めに形成さ
れガイド軸を構成し、このガイド軸36の途中には偏心
カム37が形成され、ガイド軸36の先端には偏心軸3
8が突設されている。この偏心軸38の先端は海底の岩
場に配置されたタコ2cの裏面に形成された係合孔(図
示せず)に係合し、タコ2cを水平方向に揺動するよう
になっている。
【0016】なお、歯車31には遊星歯車40が常時噛
合しているが、この遊星歯車40はメイン歯車28が右
回転しているときには、長孔41の右側に移動し、歯車
45とは噛み合わないようになっている。
【0017】一方、モータ7が逆回転し、図3(b)に
示すように、第2の駆動ギヤ15が左回転すると平歯車
20が右回転し遊星歯車21が長孔22を左に移動し、
歯車24との噛み合いが外れて歯車23に噛み合い、メ
イン歯車28を左回転(逆転)させる。メイン歯車28
が逆転すると、歯車29、30、31が逆回転し、偏心
軸33、35が逆回転するが、カブトガニ2aとカニ2
bとは揺動動作を続行する。しかし、歯車31が逆転す
ると、遊星歯車40が長孔41に沿って左方向に移動
し、歯車45に噛合し、これを回転させる。そして、歯
車45の軸46は太めに形成されたガイド軸を構成し、
このガイド軸46の上部には偏心カム47が形成されて
いる。
【0018】そして、図4(a)(b)に示すように、
上記ガイド軸36、46にはスライダ50、51が連係
している。このスライダ50、51はそれぞれ一端側が
二股に分かれたガイド部50a、51aが形成され、ガ
イド軸36、46でガイドされ水平方向に揺動できるよ
うになっており、図示しないスプリングでスライダ50
の下面に突出した係合片50bが偏心カム37のカム面
に常時当接し、スライダ51の上面に突出した係合片5
1bが偏心カム47のカム面に常時当接するようになっ
ている。このスライダ50、51は歯車31、45が回
転すると係合片50b、51bが偏心カム37、47に
押されて左右に揺動し、それぞれ先端に取り付けられた
透明な糸体52、53を繰り返し引くように構成されて
いる。
【0019】そして、糸体52、53の先端は基部3に
形成された孔3a、3bを通って上述したようにクラゲ
2dに取り付けられているので、モータ7が正転し、歯
車31が左回転(正転)した時には、図4(a)に示す
ように、遊星歯車40は歯車45との噛み合いが外れ、
歯車31のみが回転するので、図5(a)(b)に示す
ように、スライダ50のみが左右に揺動し、糸体52だ
けが繰り返し引かれることになりクラゲ2dは水中を横
方向に揺動することになる。
【0020】一方、モータ7が逆転すると、歯車31が
右回転(逆転)し、遊星歯車40が歯車31に噛合した
状態で歯車45にも噛合するので(図4(c)参照)、
歯車31と歯車45とが回転し、図5(c)に示すよう
に、スライダ50、51が水平方向に揺動することにな
り、両方の糸体52、53が繰り返し引かれるので、ク
ラゲ2dは上下動するようになり、通常は横方向に揺動
していたクラゲ2dが、声を掛けたり水槽1を叩くこと
により上下方向の揺動に変化することになり、クラゲ2
dが驚いて動作が一時的に変化したように見える。
【0021】また、屋根部5には照明部であるライト5
5が配置され、水槽1内を明るく照らしている。このラ
イト55の下方には円板状のフィルター56が軸57を
中心に回転可能に配置され、ライト55の光はフィルタ
ー56を通過し、水槽1内を照明するようになってい
る。このフィルター56は、図6に示すように、アクリ
ル板などの透明な樹脂製の円板で周面56aにはギヤ5
8が形成されているもので、このギヤ58には歯車59
が噛合している。この歯車59には同軸上にプーリー6
0が固定され、モータ7に連動して回転する伝達軸8の
上端に形成された十字状の連結溝8aに噛み合う十字状
の連結61と一体に形成されたプーリー62との間に掛
け渡されたベルト63を介して歯車59が回転し、フィ
ルター56が回転するようになっている。フィルター5
6の一方の全面は青色でウロコ状に無色の部分が形成さ
れ、フィルター56を透過した光は、水中に太陽光が差
し込むようにきらきら輝いているように見えるようにな
っている。
【0022】上述のように、電源スイッチ12をONす
るとモータ7が正回転し、駆動機構Bが作動して複数の
海底生物2a〜2cが動作するとともに、水中動作体で
あるクラゲ2dが左右に揺動を始める。ここで、声をか
けるか水槽1を叩くと、マイク13がその音又は振動を
検出し、その検出によってモータ7は一時逆回転をす
る。モータ7が逆回転すると、海底生物を動かす偏心軸
30、33、38が逆転するが、外観からは海底動物2
a〜2cは同様の動きをしているように見えるが、クラ
ゲ2dは左右の揺動から上下の揺動に一時的にその動き
が変化し、水槽1を叩いたことによる驚きで動作が変わ
ったように見え、単純な動きを繰り返すだけではない面
白い動きを楽しむことができる。
【0023】
【発明の効果】モータの回転方向を変えるだけで水中動
作体の動きに変化が現れ、飽きのこない水槽玩具を実現
することができる。
【0024】しかも、水中動作体の収容されている水槽
に声をかけるか、水槽を叩くかする外的刺激を与えるこ
とにより水中動作体の動きに変化をもたらすことがで
き、所有者の意思を反映させた動作をさせることができ
る。
【0025】さらに、水中動作体を動かす機構に連動し
て水槽内に明かりによる視覚的変化をもたらすことがで
き、水中動作体の動きに加えて視覚的な面から心を癒す
効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水槽玩具の斜視図
【図2】上記水槽玩具の構成を説明する分解斜視図
【図3】(a)(b)は駆動機構の作動態様を説明する
平面図
【図4】(a)(b)(c)は上記駆動機構の一部の作
動態様を説明する斜視図
【図5】(a)(b)(c)は駆動機構の一部の作動態
様を説明する要部断面図
【図6】屋根部の構造を説明する屋根部の底面図
【符号の説明】
1 水槽 2 水中動作体 4 基台 7 モータ 13 検出手段(センサ) 52、53 糸体 55 照明部(ライト) 56 フィルター A 水槽玩具 B 駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 23/00 - 23/16 B44C 5/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えることを特徴とする水
    槽玩具 (イ)基台上に配置された水槽には水中動作体と、該水
    中動作体を駆動する駆動機構とが配置されていること (ロ)上記基台の内部にはモータが配置され、該モータ
    と上記駆動機構とはマグネットカップリング゛を介して
    連係していること。 (ハ)上記水中動作体は浮力を有するとともに、該水中
    動作体には複数の糸体の一端が接続され、糸体の他端は
    それぞれ上記駆動機構に連係していること (ニ)上記モータは反転可能に制御され、上記駆動機構
    はモータの正転時には一本の糸体の他端を引き動作し、
    モータの逆転時には複数の糸体の他端を引き動作するこ
  2. 【請求項2】 前記基台には外的刺激を検出する検出手
    段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて前記モータ
    が所定時間逆転する、請求項1記載の水槽玩具。
  3. 【請求項3】 前記水槽の上方には、水槽内部を照射す
    る照明部が設けられ、該照明部には水槽内に照射する光
    に変化を与えるフィルターが配置され、該フィルターは
    前記駆動機構に連係して作動する、請求項1又は2記載
    の水槽玩具。
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