JP3292285B2 - 光カード記録媒体 - Google Patents

光カード記録媒体

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JP3292285B2 JP17717696A JP17717696A JP3292285B2 JP 3292285 B2 JP3292285 B2 JP 3292285B2 JP 17717696 A JP17717696 A JP 17717696A JP 17717696 A JP17717696 A JP 17717696A JP 3292285 B2 JP3292285 B2 JP 3292285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視情報の印刷層
を設けた光カード記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カード状の光学的記録媒体が、光
カードとして商品化されつつある。光カードには、光記
録データの他に従来のクレジットカード、銀行カード等
と同様に、個人のデータが記録されることが必須であ
り、更に光カードシステム発行者の注意書き等を含む共
通の情報がカードに可視情報として記載される。一般に
は、個人情報は熱転写プリンタを用いて光カード毎に印
字記録され、また共通の情報はスクリーン印刷、オフセ
ット印刷、グラビア印刷等でカード面上に設けられてい
る。
【0003】一方、光記録媒体の記録材料として安価
で、かつ毒性の低い有機色素が実用化されつつある。記
録層に有機色素を用いた光カード記録媒体として、図4
および図5に示される様な構成のものが知られている。
【0004】図4は従来の光カード記録媒体の一例を示
す概略断面図である。同図4において、光カード記録媒
体は、表面に凹凸状のプリフォーマットを形成した基板
1のプリフォーマットを形成した面上に例えば有機色素
からなる記録層2を設け、該記録層2の上に接着剤層3
を介して保護層4を設けて記録層2を保護し、一方ハー
ドコート層6を基板1の外面に設けて基板1を保護し、
保護層4の記録層側には光隠蔽層である内部印刷層51
と可視情報印刷53が設けられ、保護層4の外側には可
視情報の外部印刷層52が設けられている。
【0005】図5は従来の光カード記録媒体の他の例を
示す概略断面図である。同図5に示す光カード記録媒体
には、保護層4の記録層側と反対側に可視情報印刷53
が設けられ、その上に光隠蔽層である内部印刷層51お
よび可視情報の外部印刷層52が順次設けられ、さらに
その上に磁気ストライプ7を埋設したオーバコート層8
を設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の図4および図5に示される様な構成の光カード
記録媒体においては、可視情報の外部印刷層52、可視
情報印刷53および光の隠蔽をする内部印刷層51に含
まれる残存溶剤が、時間と共に気化したり、移動して接
着剤層3の内部を拡散して記録層に達し、記録層の反射
率を低下させる問題点があった。
【0007】本発明は、この様な従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、可視情報等の印刷層
に含まれる残存溶剤による記録層への影響を防止し、記
録層の反射率の変化を最小限に押さえた光カード記録媒
体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、有機色
素からなる記録層を有するカード状記録媒体において、
ポリエステル系多孔質樹脂を含有する印刷インクで形成
した多孔質印刷層を有することを特徴とする光カード記
録媒体である。
【0009】本発明においては、前記多孔質印刷層は、
可視情報の多孔質印刷層および光の隠蔽をする多孔質印
刷層が含まれる。
【0010】また、記録層の上には接着剤層を介して記
録層を保護する保護層が設けられ、上記の多孔質印刷層
が保護層の両面の少なくとも一方に設けられる。例え
ば、多孔質印刷層が保護層の記録層側に設けられている
場合にも印刷層に含まれる残存溶剤による記録層への影
響を防止することができる。
【0011】本発明の光カード記録媒体において、多孔
質印刷層の残存溶剤の量が極めて少なく、インクに対し
て100ppm以下である。
【0012】また、ポリエステル系多孔質樹脂を含有す
るインクに用いるポリエステル系多孔質樹脂は、粒径
0.5〜3μmの無機物質または有機物質の微粒子を含
むポリエステル系樹脂からなるものが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、有機色素からなる記録
層を有する光カード記録媒体において、可視情報および
隠蔽用印刷層を形成する印刷インクに、ポリエステル系
多孔質樹脂を含有する印刷インクを用いて多孔質印刷層
を形成することを特徴とするものである。この多孔質印
刷層を用いることによって記録層への印刷インクの残存
溶媒の拡散を最小限に抑制することが可能となる。すな
わち、印刷インクにより形成される多孔質印刷層が多孔
質になることによって、印刷インクに含まれる溶媒の拡
散速度が速くなり、印刷インクの加熱乾燥工程におい
て、十分に溶媒を除去することが可能となる。その結
果、最終的に光カード記録媒体において、多孔質印刷層
に含まれる印刷インクの溶媒の残量は100ppm以下
にすることが可能となるので、有機色素からなる記録層
の反射率が保存時に変化しにくくなる。
【0014】図1は本発明の光カード記録媒体の一例を
示す模式的断面図である。同図1において、本発明の光
カード記録媒体は、表面に凹凸状のプリフォーマット1
3を形成した基板1のプリフォーマット13を形成した
面上に、有機色素からなる記録層2を設け、該記録層2
の上に接着剤層3を介して保護層4を設けて記録層2を
保護し、一方ハードコート層6を基板1の外面に設けて
基板1を保護し、保護層4の記録層側には多孔質光隠蔽
印刷層54と可視情報の内部多孔質印刷層55aが設け
られ、保護層4の外側には可視情報の外部多孔質印刷層
55bが設けられている。
【0015】図1においては、多孔質印刷層は、光隠蔽
層の多孔質光隠蔽印刷層54、内部多孔質印刷層55a
および外部多孔質印刷層55bからなり、それらの層は
すべてポリエステル系多孔質樹脂を含有する印刷インク
で印刷によって設けられる。
【0016】図2は本発明の光カード記録媒体の他の例
を示す模式的断面図である。同図2は、保護層が光隠蔽
性を有する場合で、光隠蔽性保護層41が用いられ、こ
の場合には図1のように多孔質光隠蔽印刷層を印刷によ
って設ける必要はない。
【0017】図3は本発明の光カード記録媒体の製造方
法の一例を示す工程図である。本発明の光カード記録媒
体の製造方法は、まず保護基材からなる保護層4の一方
の面にポリエステル系多孔質樹脂を含有する印刷インク
で印刷によって多孔質光隠蔽印刷層54を形成し、その
上に同様に可視情報の内部多孔質印刷層55aを印刷に
より設け、保護層4の他方の面に同様に可視情報の外部
多孔質印刷層55bを印刷により設け、加熱乾燥して溶
剤を除去して印刷層を乾燥させる。(図2(a)参照)
【0018】次に、固形状態の接着剤層3を用意する。
(図2(b)参照) 次に、表面に凹凸状のプリフォーマット13を形成した
基板1のプリフォーマット13を形成した面上に、有機
色素からなる記録層2を設け、一方ハードコート層6を
基板1の外面に設ける。(図2(c)参照) 上記の基板1の記録層2の上に保護層4を接着剤層3を
介して貼り合わせることにより光カード記録媒体を得る
ことができる。(図2(d)参照)
【0019】本発明において、多孔質印刷層を形成する
印刷インクを構成している樹脂は、ポリエステル系多孔
質樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂を多孔質にするた
めには、 (1)ポリエステル樹脂にマット剤を2〜10wt%添
加する。 (2)ポリエステル樹脂にウレタン系の粒径0.5〜3
μmの微粒子を1〜20wt%添加する。 (3)低沸点溶媒を印刷インクの溶剤の中に1〜5%添
加する。 などの方法を用いることができる。
【0020】印刷インクに含有されるポリエステル系多
孔質樹脂の含有量は1〜10wt%、好ましくは1〜5
wt%が望ましい。1wt%未満では溶剤の蒸発を促進
しなくなり、10wt%を越えるとインクを構成する樹
脂の組成が分離(層分離)又は凝集破壊するので好まし
くない。
【0021】印刷インクに含有される他の成分として
は、顔料、溶剤、レベリング剤が含有される。
【0022】溶剤としては、特に制限はなく通常使用さ
れている有機溶剤が用いられ、例えばエタノール、ジア
セトンアルコール、メチルセルソブル又はそれらの混合
液等が挙げられる。溶剤の含有量は10〜50wt%、
好ましくは30〜50wt%が望ましい。
【0023】本発明において、印刷インクを用いて多孔
質印刷層を形成する印刷方法としては、シルクスクリー
ン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、スピンコート
が用いられる。
【0024】プリフォーマットが形成される基板1とし
ては、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレー
ト、ポリオレフィン、その他ポリマーアロイ等、光学的
に透明なプラスチック材料を用いることができる。プリ
フォーマット13は、インジェクション成形、RG成
形、コンプレッション成形、キャスティング成形等によ
って基板上に設ける。また、紫外線硬化樹脂層を基板上
に設け、いわゆる2P法によって形成してもよい。プリ
グルーブ形成面の反対の基板表面には、基板のギズの発
生を防止するためにハードコート層6を設けることが好
ましい。
【0025】記録層2は、一般に知られている有機色素
からなる光記録材料が使用される。例えば、アントラキ
ノン誘導体(特にインダンスレン骨格を有するもの)、
ジオキサジン化合物およびその誘導体、トリフェノジチ
アジン化合物、フェナンスレン誘導体、シアニン化合
物、メロシアニン化合物、ピリリウム系化合物、キサン
テン系化合物、トリフェニルメタン系化合物、クロコニ
ウム系色素、アゾ色素、クロコン類、アジン類、インジ
ゴイド類、ポリメチン系色素、アズレン系色素、スクア
リウム系色素、ポリメチン鎖を有するシアニン系色素、
テトラフェニルシアニン系色素等の有機色素物質が挙げ
られる。
【0026】記録層の膜厚は、400〜1200Åの範
囲が好ましいが、通常、記録層の膜厚と反射率の相関関
係により反射率が最大となる膜厚に設定する。これらの
有機色素を含有する記録層には、耐光性の向上を目的と
して赤外線吸収剤等のスタビライザーを含有していても
よい。
【0027】光安定剤として配合される材料としては、
例えば、特開昭60−163245号公報および特開昭
60−236131号公報に示されるような物質、又は
下記の(1)、(2)式
【0028】
【化1】
【0029】(式中、Rは水素原子、低級アルキル基、
Xは陰イオンでClO4 -、SbF6 -、またはI- のいず
れか、Aは
【0030】
【化2】 を示しnは整数である。)に示す物質が挙げられる。
【0031】また、上記の(1)、(2)式の骨格にお
いて、Nの置換基であるRがメトキシ基、プロペニル
基、シクロ環基を有する物質を用いることもできる。
【0032】更に、下記の(3)〜(7)式に示される
金属錯体を用いることができる。
【0033】
【化3】
【0034】
【化4】
【0035】(だだし、R1 ないしR4 は同じか又は異
なっていてもよく、それぞれは置換もしくは未置換のア
ルキル基、アリール基又はアミノ基を表わし、R5 ない
しR8は同じか又は異なっていてもよくそれぞれは水素
原子、ハロゲン原子又は置換もしくは未置換のアルキル
基又はアミノ基を表わし、MはNi、Co、Mn、C
u、PdおよびPtから選ばれた遷移金属を表わす)
【0036】本発明において記録層2に含有される上記
の光安定剤の含有量は、有機色素の含有量に対し通常5
〜50重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲が望
ましい。
【0037】本発明において用いられる接着剤層3は記
録層の光学定数(反射率、透過率、スペクトル)を変化
させないものであれば、いずれでもよい。ただし、接着
剤の融点が70℃以下の低いもの、又は軟化点温度が6
5℃よりも低いもの、メルトフローレートが10g/1
0min以上のものは記録層の保存耐久性が低下するの
で好ましくない。
【0038】一般に、ホットメルト系の接着剤、たとえ
ばエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、
エチレン−アクリル酸−ポリプロピレン3元共重合体、
エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合
体等を主成分とするホットメルト系接着剤、又はシリコ
ーンを主成分とする熱硬化性、常温硬化性の物質を用い
ることができる。
【0039】本発明における保護層4を形成する材料
は、ポリメチルメタアクリレート、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリス
チレン、ポリスルフォン等の樹脂を用いることができ
る。
【0040】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0041】実施例1 キャスティング成形によって一方の表面に幅3μm、ピ
ッチ12μmのストライプ状のプリグルーブを形成し
た、厚さ0.4mm、縦54mm、横85mmのポリメ
チルメタアクリレート製光カード基板のプリグルーブが
形成されていない面に紫外線硬化型樹脂(商品名:ユニ
ディック17−824−9、大日本インキ化学工業社
製)を塗布した後、紫外線を照射して厚さ3〜4μmの
ハードコートを形成した。
【0042】また、基板のプリグルーブを形成した側の
面に、下記構造式(I−1)で示されるポリメチン色素
と、下記構造式(I−2)で示されるスタビライザーを
重量比で3:1の割合で混合して用い、記録層を溶媒塗
布法によって膜厚900Åに形成した。
【0043】
【化5】
【0044】
【化6】
【0045】次に、有機色素による記録層上に、縦54
mm、横85mm、厚さ50μmのエチレン−メチルメ
タアクリレート共重合体100wt%からなる接着シー
ト(住友化学社製、商品名WD201、MMA(メタク
リル酸メチル)含有量10wt%、メルトフロレート2
g/10分、ビカット軟化温度75℃、表面張力32d
yn/cm)を介して、厚さ0.3mmの保護材を積層
し、表面温度130℃の加熱ロールで圧着して貼り合わ
せて光カードを作製した。
【0046】保護材は図3(a)に示した様にして作成
した。厚さ0.25mmのPMMA板の一方の面にロゴ
印刷55bおよび遮光塗料の印刷層(隠蔽層)54をス
クリーン印刷で形成した。印刷インクは、ポリエステル
系樹脂にマット剤を2wt%添加し、さらにTiO2
粒子を10wt%添加したものを用いた。印刷インクの
印刷後の加熱処理は95℃、1.5時間行なった。
【0047】実施例2 実施例1の基板の代わりにローラーグルービング成形に
よってプリグルーブを形成したポリカーボネート基板を
用い、また保護材の基材として厚さ0.25mmのポリ
カーボネートを用いて実施例1と同様に光カード記録媒
体を作成した。印刷インクの印刷後の加熱処理は110
℃、1時間行なった。
【0048】実施例3 印刷インクとして下記の組成からなる2液性のインクを
用いた以外は、実施例2と同様に光カード記録媒体を作
成した。
【0049】 第1液 バーノックCFB粒子 19重量部 トルエン/酢酸エチル(1:1) 54重量部 ポリエステルポリオール(バーノックD161) 18重量部 レベリング剤 1.0重量部 マット剤 2.0重量部 第2液 バーノックDN980 6重量部
【0050】比較例1 実施例1の印刷インクの樹脂にアクリル−塩化ビニル−
酢酸ビニル混合体であるセリコール13(帝国インキ製
造(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に光カード
記録媒体を作成した。
【0051】比較例2 実施例2の印刷インクの樹脂にアクリル−塩化ビニル混
合体であるセリコールARV(帝国インキ製造(株)
製)を用いた以外は実施例2と同様に光カード記録媒体
を作成した。
【0052】実施例1〜3および比較例1〜2の光カー
ド記録媒体を、60℃、RH90%の条件下で500時
間、また80℃dryの条件下で200時間放置したと
きの記録層の反射率の変化率を分光光度計により測定し
た結果を表1に示す。
【0053】
【表1】 (注)反射率の変化率は初期反射率を100とした場合
の変化率を示す。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光カード
記録媒体によれば、可視情報等の印刷層に含まれる残存
溶剤による記録層への影響を防止し、記録層の反射率の
変化を最小限に押さえることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光カード記録媒体の一例を示す模式的
断面図である。
【図2】本発明の光カード記録媒体の他の例を示す模式
的断面図である。
【図3】本発明の光カード記録媒体の製造方法の一例を
示す工程図である。
【図4】従来の光カード記録媒体の一例を示す概略断面
図である。
【図5】従来の光カード記録媒体の他の例を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 記録層 3 接着剤層 4 保護層 6 ハードコート層 7 磁気ストライプ 8 オーバーコート層 13 プリフォーマット 41 光隠蔽性保護層 51 内部印刷層 52 外部印刷層 53 可視情報印刷 54 多孔質光隠蔽印刷層 55a 内部多孔質印刷層 55b 外部多孔質印刷層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機色素からなる記録層を有するカード
    状記録媒体において、ポリエステル系多孔質樹脂を含有
    する印刷インクで形成した多孔質印刷層を有することを
    特徴とする光カード記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記多孔質印刷層が可視情報または/お
    よび光隠蔽用の多孔質印刷層である請求項1記載の光カ
    ード記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記記録層を保護する保護層が設けられ
    ている請求項1記載の光カード記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記多孔質印刷層が保護層の両面の少な
    くとも一方に設けられている請求項1または3記載の光
    カード記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記多孔質印刷層が保護層の記録層側に
    設けられている請求項1または3記載の光カード記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記多孔質印刷層の残存溶剤の量がイン
    クに対して100ppm以下である請求項1記載の光カ
    ード記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記ポリエステル系多孔質樹脂が粒径
    0.5〜3μmの微粒子を含むポリエステル系樹脂から
    なる請求項1記載の光カード記録媒体。
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