JP3290883B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP3290883B2
JP3290883B2 JP6142996A JP6142996A JP3290883B2 JP 3290883 B2 JP3290883 B2 JP 3290883B2 JP 6142996 A JP6142996 A JP 6142996A JP 6142996 A JP6142996 A JP 6142996A JP 3290883 B2 JP3290883 B2 JP 3290883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に設置さ
れ、人工衛星からの電波を利用して受信地点の位置を特
定する、いわゆるナビゲーション装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のような移動体の道路案内等
を自的としたいわゆるナビゲーション装置が各種開発さ
れているが、中でも、人工衛星から発信される電波を受
信して、受信位置を特定するGPS(Global Positionin
g System)航法と、GPS航法により得られる移動体の
絶対位置からの進行方向や速度を検出する自立航法を併
用したハイブリッド方式が主流となっている。
【0003】上記のナビゲーションシステムを装備した
車両においては、ナビゲーション装置本体、GPS用ア
ンテナ、車速センサー、ジャイロセンサー、表示装置等
が備えられており、ナビゲーション装置本体は、GPS
用アンテナによって受信した人工衛星からの電波から、
車両の絶対位置を計算するとともに、上記電波を受信で
きないときには車速センサーとジャイロセンサーとによ
り、上記計算された絶対位置からの車両の進行方向の軌
跡を測定して車両の位置を補正して、表示装置上に表示
している。
【0004】ところが、例えば、配送トラックやタクシ
ーなどのように、同一の会社に所属する複数の車両が同
時に稼働している場合、自分の車両だけでなく同じ会社
に属する他の車両の位置がわかると何かと便利なことが
多いが、上記したようなナビゲーション装置において
は、該ナビゲーション装置が搭載された車両自身(以
下、自局と称する)の位置情報しか得られないものであ
った。
【0005】そこで、特開平5−26679号公報の
「ナビゲーション装置」においては、GPS街星と地上
通信を併用し、自局の位置情報と識別コードを送信する
とともに、他局の位置情報と識別コードを受信して、自
局の表示装置上に自局と他局の位置情報を識別可能に同
時表示を行う構成が開示されている。
【0006】上記のようなナビゲーション装置1は、例
えば、本実施の形態の図2で示すナビゲーションシステ
ムと同様の構成を有している。すなわち、制御装置2に
対して、人工衛星8からの電波を受信する衛星通信用ア
ンテナ3と、自局の位置情報を送信したり他局の位置情
報を受信する地上通信用アンテナ4と、進行方向を測定
すべく車速センサーやジャイロセンサー等からなるセン
サー5と、所望の地域の地図を格納する地図情報格納部
7と、地図情報を表示するディスプレイ6が接続されて
おり、制御装置2は、上記電波から自局の位置を特定す
るとともに、センサー5によって得られた進行方向情報
によって位置情報の補正を行いつつ、自局の位置する付
近の地図情報を検索し、検索された地図情報と自局と他
局の位置をディスプレイ6に表示するようになってい
る。
【0007】上記のように、地上無線通信を用いて他局
との情報交換を可能にすることで、同様のナビゲーショ
ン装置を搭載した移動体間で互いの位置や名前等を認識
することが可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地上無
線通信を併用することにより自局情報と他局情報を同時
に表示する従来のナビゲーションシステムにおいては、
使用する電波に関する問題点が示唆されていない。
【0009】通常、電波の周波数帯は用途によって分類
されており、通信用に使用可能な周波数帯は限られてい
る。したがって、できるだけ多くの装置を同時に使用し
ようとすると、周波数間の間隔を狭くする必要がある
が、その場合、隣接する周波数で通信を行っている場合
に混信が生じたりするので、同時に利用可能な装置数が
非常に限定されてしまうという問題がある。
【0010】もちろん、車両に搭載可能な送信機の出力
を考えれば電波の届く範囲は限られるので、ある程度離
れた地域間では、同じ周波数や隣接する周波数等、同じ
周波数帯を使用することは可能であるが、これとて、混
信しにくいというだけで、混信の可能性を常に内在して
おり、特に業務用に使用する場合には大きな問題となり
うる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るナ
ビゲーション装置は、上記の課題を解決するために、G
PS衛星と地上通信を併用し、地上通信によって得た少
なくとも他局の位置情報を含む他局情報と自局によって
測定された自局情報とによって、自局の表示装置上に自
局と他局とを同時に表示するナビゲーション装置におい
て、自局と他局の個別の識別コードが登録された記憶手
段と、自局の位置情報及び進行方向情報に自局の識別コ
ードを付加した自局情報を出力する情報併合手段と、受
信した電波から識別コードを認識する認識手段とを備
え、地上通信によって上記自局情報を送信するととも
に、地上通信によって受信した電波から認識される識別
コードが、上記記憶手段に格納されている他局の識別コ
ードと一致する場合のみ該他局を自局の表示装置上に表
し、さらに、使用中のキャリア周波数における電波の
状態を検出して通信状態の適否を判定する通信状態測定
手段と、使用可能な複数のキャリア周波数設定情報を格
納する周波数設定情報記憶手段とが設けられ、上記情報
併合手段では自局の位置情報に上記識別コードとキャリ
ア周波数設定情報とが付加されて自局情報が構成される
一方、受信した他局情報に含まれるキャリア周波数設定
情報に従って、キャリア周波数を設定する周波数設定手
段が設けられており、通常、キャリア周波数設定情報に
従って使用するキャリア周波数が設定されているが、使
用中の第1キャリア周波数の状態が通信に適していない
と判定された場合に、自局情報には第1キャリア周波数
のキャリア周波数設定情報のかわりに、これから変更し
ようとする第2キャリア周波数のキャリア周波数設定情
報を付加するとともに、上記第1キャリア周波数と第2
キャリア周波数とで交互に自局情報を送信する移行期間
が設けられていることを特徴としている。
【0012】上記の構成により、上記認識手段によって
認識された識別コードが、自局に登録されている場合だ
け、自局の表示装置上に他局として表示される。つま
り、同じ周波数もしくは同じ周波数帯域の電波を受信し
ても、該電波に識別コードが存在しないか、存在しても
自局に登録された認識コードと一致しない場合には表示
装置上に表示されることはなく、予め自局に登録した認
識コードを有する他局の位置のみを表示させることがで
きる。また、上記の構成のように、現在使用中の第1キ
ャリア周波数における通信状態が、混雑していたり、ま
た、ノイズなどが混入しやすいなどのように良好でない
場合には、次に移行しようとする第2キャリア周波数の
キャリア周波数設定情報を、第1キャリア周波数と第2
キャリア周波数とで交互に送信する移行期間が設けられ
ているため、第2キャリア周波数への移行がスムーズに
行えるようになる。
【0013】請求項2の発明に係るナビゲーション装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に加
えて、自局が認識している他局との距離を計算する距離
計算手段と、地上通信における電波の送信出力を制御す
る送信出力制御手段とが設けられており、上記送信出力
制御手段は、上記他局の中で最も遠い位置にある他局と
の距離に応じて、少なくとも該他局が自局情報を受信で
きる範囲で、送信出力が最小となるように制御すること
を特徴としている。上記の構成により、送信出力は常に
他局に届く範囲に制御されるために、必要以上に送信出
力が大きくならず、混信などが生じにくくなるととも
に、送信に必要とする消費電力を低減することができ
る。
【0014】請求項3の発明に係るナビゲーション装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1または2の
構成に加えて、通信状態測定手段は、所定の間隔で送信
された自局情報を受信し、予め定めた自局情報の認識率
を閾値として、測定された認識率と上記閾値の大小を比
較して、通信状態の適否を判定することを特徴としてい
る。上記の構成により、自局が送信した自局情報を、自
局で受信する場合に、送信した自局情報を正常に受信で
きる回数が減るほど、つまり、自局情報の送信回数に対
する受信回数の比率である認識率が低くなるほど、現在
使用中の周波数において、他の電波やノイズ等による混
信が生じており、自局情報が破壊されやすくなっている
ことを意味する。したがって、上記認識率が低くなるほ
ど、同じ周波数帯で送信されてくる他局情報も受信しに
くくなる筈であるから、予め定められた認識率を閾値と
してキャリア周波数の切り換えを行うことにより、キャ
リア周波数の切り換え時期を適切に制御することができ
る。
【0015】請求項4の発明に係るナビゲーション装置
は、上記の課題を解決するために、請求項3の構成に加
えて、上記認識率が低下した場合に、自局情報送信間隔
を短くし、逆に認識率が改善した場合には、元の自局情
報送信間隔に戻すことを特徴としている。
【0016】上記の構成により、上記情報を認識できな
くなる頻度が多くなった場合に、自局情報送信間隔を短
くして自局情報を送信し続けるように制御することがで
きる。また、逆に認識率が改善した場合には、元の自局
情報送信間隔に戻して、自局情報の送信を行うことがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1及び図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本発明のナビゲーション装置1は、図2に示すように、
制御装置2に対して、複数の人工衛星8からの電波を受
信する衛星通信用アンテナ3と、他局との位置情報の交
信を行う地上通信用アンテナ4と、速度センサーやジャ
イロセンサー等の自局の移動速度と方向とを測定するセ
ンサー5と、地図情報と自局及び他局の位置情報を表示
するディスプレイ6と、ディスプレイ6に表示すべき地
図情報を格納する地図情報格納部7が設けられている。
そして、上記制御装置2においては、人工衛星からの電
波を受信して、自局の位置情報を計算するとともに、得
られた進行方向によって自局の位置情報を補正する一
方、他局の位置情報を受信して、自局の位置情報と他局
の位置情報とを整合して、自局の位置を含む地図情報を
呼び出して、ディスプレイ6に表示するものである。
【0018】さらに、上記制御装置2について説明す
る。上記制御装置2は、図1に示すように、上記衛星通
信用アンテナ3によって受信した信号を解読するデコー
ダ部10と、解読された情報に基づいて自局の位置計算
を行い位置情報を算出する位置計算部11と、上記位置
計算部11によって得た位置情報に応じて必要な地図範
囲を前記地図情報格納部7から検索する地図検索部12
と、前記センサー5により進行方向を測定する進行方向
測定部13が設けられている。
【0019】また、位置計算部11によって得られた位
置情報と、地図検索部12によって検索された目的の地
図範囲と、進行方向測定部13によって得られた進行方
向とによって、自局の位置情報と進行方向情報(以下で
は両者を総称する場合、位置進行方向情報と記す)の照
合を行う位置進行方向照合部14と、上記自局の位置進
行方向情報をコード化するエンコーダ部15と、上記エ
ンコーダ部15によりコード化された位置進行方向情報
を圧縮する情報圧縮部16と、自局及び他局を特定する
固有情報(以下、ID情報と称する)を記憶するID記
憶部17と、送信時使用するキャリア周波数と、該キャ
リア周波数使用時において混信した場合に、キャリア周
波数を切り換えるためのキャリア周波数の次候補を複数
記憶させる使用周波数記憶部18と、前記地上通信用ア
ンテナ4に送信する信号を出力する送信制御部19が設
けられている。上記送信制御部19は、圧縮された位置
進行方向情報に自局のID情報と、使用するキャリア周
波数のキャリア周波数設定情報とを付加し、1データ単
位として、他局との送受信の状況に応じて送信間隔を制
御するとともに、後述する他局情報格納部24から得ら
れる他局の位置進行方向情報によって送信出力を制御し
ている。
【0020】さらに、受信した他局情報の信号からID
情報を取り出し、ID記憶部17に記憶されている同一
グループの他局のID情報と一致するかどうかを検出す
るID認識部20と、上記信号に含まれるキャリア周波
数設定情報を検出する周波数コード認識部21と、認識
されたID情報を前記情報圧縮部16と同じ圧縮方式で
伸長する情報伸長部22と、上記エンコーダ部15によ
って符号化された他局情報を解読するデコーダ部23
と、上記デコーダ部23で認識された他局のID情報や
位置進行方向情報を蓄える他局情報格納部24と、前記
位置進行方向照合部14における自局の位置進行方向情
報と他局情報格納部24に蓄えられた他局の位置進行方
向情報とを整合する情報整合部25があり、上記情報整
合部25で整合された自局及び他局の位置進行方向情報
は地図情報とともに、前記ディスプレイ6に表示され
る。
【0021】上記構成に基づいて、本実施の形態のナビ
ゲーション装置1を含むナビゲーションシステムの動作
を、送信の場合と受信の場合とに分けて、以下、具体的
に説明する。自局の位置進行方向情報の算出と自局情報
の送信について、まず、複数の人工衛星より送信される
信号を衛星通信用アンテナ3によって受信し、デコーダ
部10によって解読し、得られた人工衛星毎の信号の差
分から位置計算部11によって自局の位置計算を行う。
【0022】一方、自局が位置する地図の検索におい
て、地図情報格納部7より検索される地図範囲は、通
常、他局との距離によって制御される自局情報の送信出
力の大きさでカバー可能な範囲が自動的に設定される
が、通常のナビゲーション装置と同様に任意に設定する
ことも可能である。また、ナビゲーション装置1をいわ
ゆる自動車電話等の移動体通信と一体化することにより
他局との通信を行う場合も考えられる。この場合、各局
のユーザの契約内容によっては複数の他局との通信も可
能であるが、基本的には1対1の通信となり、また、移
動体通信の基地局を介して、他局との交信を行うことに
なるので、送信制御部19からの電波の出力は移動体通
信において許容されうる程度に制御さればよく、さら
に、遠隔地においても互いの位置情報の認識が可能とな
り、表示する地図範囲が広くなりすぎる可能性もあるの
で、通常のナビゲーションシステムと同様に表示する地
図範囲の縮尺は任意に設定可能とすればよい。
【0023】上記位置計算部11によって計算された自
局の位置情報と、センサー5から得られる車速や転回方
向に基づいて進行方向測定部13によって計算された自
局の進行方向情報とを、地図検索部12において地図情
報格納部7から検索された地図範囲と照合するとともに
エンコーダ部15に伝送する。エンコーダ部15では、
位置進行方向照合部14からの位置進行方向情報を符号
化する。符号化されたままの信号では情報量が大きいの
で、符号化された位置進行方向情報は情報圧縮部16に
おいて可変長符号器等の情報圧縮方法により圧縮され
る。この場合、例えば、車の移動量の変化を一定時間毎
に測定し、移動量の差分を採り、該差分値を可変長符号
化してやれば情報の圧縮が可能である。この圧縮された
位置進行方向情報が送信制御部19に送られる。
【0024】また、前記ID記憶部17からは自局のI
D情報が送信制御部19に送られる。上記ID記憶部1
7は、例えば、不揮発性メモリやフロッピーディスク等
の読み書き可能な記憶手段もしくは記憶媒体を備えてお
り、上記記録媒体上に、自局や他局のID情報が予め登
録されている。ID情報の内容はどのような形態であっ
ても良く、例えば、車体ナンバー、免許ナンバー等の個
人情報が記録されている。もちろん、これらのID情報
は設定変更が可能である。そして、複数の局間で互いの
局情報の通信を行う場合には、互いに自局以外のID情
報も登録することにより、登録されたID情報のみがグ
ループとされ、他局として認識可能となる。
【0025】また、使用周波数記憶部18からは使用す
るキャリア周波数設定情報が送信制御部19に送られ
る。上記使用周波数記憶部18も同様に読み書き可能な
記憶媒体を有しており、上記グループで使用可能なキャ
リア周波数を複数登録することができるとともに、登録
するキャリア周波数は任意に変更可能とされている。上
記使用周波数記憶部18に登録されたキャリア周波数に
は優先順位が設定されており、自局情報や他局情報の送
受信を行う場合には、通常優先順位の高いキャリア周波
数から使用し、キャリア周波数を変更する場合には、ま
ず上記キャリア周波数設定情報を変更して送信したあ
と、送信したキャリア周波数設定情報に応じたキャリア
周波数に変更する。キャリア周波数の変更を受信した各
局では、その後の自局データの送信時からキャリア周波
数の変更を行うことになる。
【0026】そして、圧縮された自局の位置進行方向情
報と、自局のID情報と、キャリア周波数設定情報とを
発振させたい所望の形式に合わせて、バリスタ等で構成
される送信制御部19で送信パワーを制御することによ
り自局情報を送信する。このときの送信出力は、他局の
位置進行方向情報から求められる他局との距離の他に、
他局の移動方向や例えば市街地や郊外などのような現在
地の状況も加味して、他局との通信が継続可能な最小の
範囲内に制御されているので、必要以上に送信出力を上
げなくてもよく、消費電力の低減に寄与できる。
【0027】次に、他局情報の受信についてであるが、
まず、地上通信用アンテナ4によって他局の信号を受信
する。もし、受信した信号が他局の信号であれば、信号
には他局のID情報と圧縮された他局の位置進行方向情
報とキャリア周波数設定情報が含まれているので、最初
にID認識部20においてID情報が認識される。上記
ID認識部20は、前記ID記憶部17に登録された他
局のID情報を検索して、認識したID情報が登録され
たID情報と一致すれば、同一グループに属する他局か
らの信号であると判断する。逆に、登録されていないI
D情報を有している場合、すなわち同一グループに属し
ていない他局の信号を受信した場合は上記ID認識部2
0で遮断されるので、同一周波数や付近の周波数を使用
する他グループの信号を読み込むことはない。
【0028】次に、周波数コード認識部21では、キャ
リア周波数設定情報を検出し、使用周波数記憶部18を
参照して、次回送信時に使用するキャリア周波数を決定
する。例えば、上記において、他グループの他局情報の
受信や混信などが認められない場合には、自局の属する
グループで使用していたキャリア周波数を継続して使用
するので、現在使用中のキャリア周波数に応じたキャリ
ア周波数設定情報が送信され続けるが、上記で登録され
ていない他局情報が検出されたり、ノイズなどによる通
信状態の悪化が検出された場合には、次回からの送信に
使用するキャリア周波数を次候補のものに切り換える。
【0029】この結果、外部との混線やノイズの影響を
防止することができる。キャリア周波数の変更手順につ
いては後述する。そして、上記のようにして同一グルー
プに属する他局情報であることが認識されると、情報伸
長部22で圧縮された他局の位置進行方向情報が伸長さ
れた後、符号化された位置進行方向情報をデコーダ部2
3によって解読し、他局情報格納部24に他局情報を書
き込む。
【0030】また、該他局情報格納部24に書き込まれ
た他局情報内の位置進行方向情報は、位置進行方向照合
部14の自局の位置進行方向情報と所望の地図範囲とと
もに情報整合部25で道路データ上に車両が常に存在す
るように整合され、ディスプレイ6に表示される。これ
により、指定された同一グループに属する他局の位置情
報が自局の位置情報とともに表示され、どこにどの他局
が存在するか一目で表示されるようになる。もちろん、
上記したように、登録されたID情報を持たない信号は
他グループあるいは外部ノイズとして扱われるので、他
グループとの混信が生じることはない。
【0031】次に、使用するキャリア周波数の変更に伴
う通信状態の判定と変更手順について、図3および図4
を用いて説明する。なお、以下、自局情報をW、ID情
報をX、キャリア周波数設定情報をY、位置進行方向情
報をZとし、現在使用中のキャリア周波数Fがf1であ
るものとして説明を続ける。
【0032】図3に示すように、前記した自局のID情
報Xとキャリア周波数設定情報Yと位置進行方向情報Z
とを1データ単位として送信される自局情報Wが、前記
地上通信用アンテナ4から、ある時点において自局情報
送信間隔t1毎に送信されているとする。また、この自
局情報Wは、同時に自局においても受信されている。こ
のとき受信した自局情報Wも前記ID認識部20におい
て同一グループの所属であることが検出され、同様に、
前記周波数コード認識部21によって、キャリア周波数
設定情報Yがf1であることが確認されるとともに、情
報伸長部22による伸長と、デコーダ部23によるデコ
ードによって、復号された結果が正しければ、使用する
キャリア周波数Fがf1のときには、付近に混信する要
素がないと判断する。
【0033】もし、正しくなければ、混信等、何らかの
障害によって自局情報が破壊されていることになるの
で、正しい自局情報の受信頻度によっては、キャリア周
波数設定情報Yを変更して送信することになる。
【0034】上記のように、通常、地上通信用アンテナ
4からは、自局情報送信間隔t1で自局情報Wが送信さ
れているが、上記方法において、1データ単位の送信を
1回として、自局情報Wの送信回数に対して、自局にお
ける自局情報Wの受信回数の割合を認識率と定義する
と、自局情報Wを認識できなくなる頻度が多くなった場
合、つまり、認識率が低下した場合には、自局情報送信
間隔t1を自局情報送信間隔t2に短くして自局情報W
を送信し続けるように、送信制御部19が制御する。ま
た、逆に認識率が改善した場合には、元の自局情報送信
間隔t1に戻して、自局情報Wの送信を行う。
【0035】例えば、t1=0.4(s)、t2=0.
2として、自局情報送信間隔t1において、認識率が低
下している状態においては認識率40%を閾値として、
認識率40%以下(例えば、2秒間中に2回以下、自局
情報を正しく確認する状態)であれば、電波の通信状態
が良好でないと判定し、自局情報送信間隔t2に設定が
変更されるようにする。逆に、認識率が改善される場合
には、認識率60%を閾値として、周辺の状況、あるい
は後述のキャリア周波数の変更などによって、認識率6
0%以上を確保できれば、再度自局情報送信間隔t1に
戻して送信を行うようにする。このように、ヒステリシ
ス特性を持たせてやれば、安定した通信状態が確保され
た状態でキャリア周波数の切り換えを行うことができ
る。
【0036】ここで、現在自局情報Wを送信しているキ
ャリア周波数Fがfnのときキャリア周波数F(fn)、キ
ャリア周波数設定情報Yがfnのとき、同様にキャリア
周波数設定情報Y(fn)と表記するとともに、前記使用周
波数記憶部18には優先順にとしてf1の次にf2が格
納されているものとする。図4に示すように、最初受信
に関する妨害があると判定されてない状態においては、
キャリア周波数F(f1)が使用されており、また、キャリ
ア周波数設定情報Y(f1)が送信されている。
【0037】前記したように、キャリア周波数F(f1)に
よって自局情報の送信を行っている状態において、S1
の時点で混信があると判定された場合には、まず、この
時点のキャリア周波数F(f1)によって、使用周波数記憶
部18に記憶されたf1の次候補であるf2がキャリア
周波数設定情報Y(f2)として送信される(S2)。この
キャリア周波数設定情報Y(f2)が送信された後、自局は
実際にキャリア周波数F(f1)をキャリア周波数F(f2)に
変更し(S3)、自局情報Wの送受信を行うが、この状
態においても、最後に受信した自グループに属する他局
情報は他局情報格納部24に格納された状態である。そ
の次に、再度キャリア周波数F(f1)によって、キャリア
周波数設定情報Y(f2)の送信を行う。つまり、キャリア
周波数設定情報Y(f2)のままで、キャリア周波数F(f1)
とキャリア周波数F(f2)との間で交互に切り換えて自局
情報Wの送信を行う(S4)。
【0038】したがって、ある他局の信号がキャリア周
波数F(f1)のときに途絶えた場合、表示上の位置は更新
されずにそのままの位置にあり、その後の移動に伴っ
て、該他局と交信可能になった時点でキャリア周波数F
(f1)でキャリア周波数設定情報Y(f2)を受信した後に、
キャリア周波数F(f2)での交信が行えるようになる。
【0039】上記のようにして、現在使用中のキャリア
周波数F(fn)における認識度が低い場合には、使用周波
数記憶部18に記憶された優先順位に従って、次候補の
キャリア周波数(fn+1)に順次切り換えることにより、確
実に他局との位置進行方向情報の通信が確保されるよう
になる。
【0040】上記の動作において、実際にディスプレイ
6に表示される映像を図5に示す。図5(a)(b)(c)
は、自局Aのディスプレイ6に表示される画像であり、
同一グループに属する他局B、Cが同時表示されてい
る。このとき、自局Aの前記ID記憶部17には、他局
B、CのそれぞれのID情報が格納されていることは言
うまでもない。また、このとき、前記送信制御部19で
は、他局情報と自局情報から他局B、Cと自局Aとの距
離を算出し、何れか遠い方の他局(ここでは他局C)の
位置に会わせて、送信しようとするエリアaをカバーす
るように送信出力を設定するとともに、このエリアaが
ディスプレイ6に表示されている(図5(a))。ここ
で、自局Aと他局B、Cの移動に伴って、他局B、Cと
自局Aとの距離が近くなると、それに応じて送信制御部
19はエリアb、すなわち、他局を表示するために必要
な最小限の送信出力となるように制御するため、送信に
伴う消費電力が小さくなり、同一周波数を使用している
他グループとの混信が生じにくくなる(図5(b))。
もちろん、自局Aと他局Bもしくは他局Cとの距離が遠
ざかる場合には、逆に、送信制御部19の許容する範囲
内で、送信出力が大きくなるように制御することにな
る。
【0041】なお、他局の他局情報格納部24で得られ
た同一グループの他局位置からエリアbに相当する表示
範囲を計算し、地図の縮尺を段階的に選択させることに
より、エリアbに相当する領域のみをディスプレイ6に
表示させることも可能である(図5(c))。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明に係るナビゲーション装
置は、以上のように、自局と他局の個別の識別コードが
登録された記憶手段と、自局の位置情報及び進行方向情
報に自局の識別コードを付加した自局情報を出力する情
報併合手段と、受信した電波から識別コードを認識する
認識手段とを備え、地上通信によって上記自局情報を送
信するとともに、地上通信によって受信した電波から認
識される識別コードが、上記記憶手段に格納されている
他局の識別コードと一致する場合のみ該他局を自局の表
示装置上に表示し、さらに、使用中のキャリア周波数に
おける電波の状態を検出して通信状態の適否を判定する
通信状態測定手段と、使用可能な複数のキャリア周波数
設定情報を格納する周波数設定情報記憶手段とが設けら
れ、上記情報併合手段では自局の位置情報に上記識別コ
ードとキャリア周波数設定情報とが付加されて自局情報
が構成される一方、受信した他局情報に含まれるキャリ
ア周波数設定情報に従って、キャリア周波数を設定する
周波数設定手段が設けられており、通常、キャリア周波
数設定情報に従って使用するキャリア周波数が設定され
ているが、使用中の第1キャリア周波数の状態が通信に
適していないと判定された場合に、自局情報には第1キ
ャリア周波数のキャリア周波数設定情報のかわりに、こ
れから変更しようとする第2キャリア周波数のキャリア
周波数設定情報を付加するとともに、上記第1キャリア
周波数と第2キャリア周波数とで交互に自局情報を送信
する移行期間が設けられている構成である。それゆえ、
同一周波数帯域で異なるグループが通信を行っていて
も、識別コードが異なれば認識しないので、確実に自局
と同一グループの他局のみを表示することができるよう
になるという効果を奏する。また、現在使用中の第1キ
ャリア周波数における通信状態を判定し、もし通信状態
が良好でなければ、別の第2キャリア周波数に切り換え
るがその際に、切り換えるべき第2キャリア周波数の設
定情報を第1キャリア周波数と第2キャリア周波数とで
交互に送信する移行期間が設けられているため、第2キ
ャリア周波数への移行がスムーズに行え、これにより、
他局との通信が途切れにくくなり、安定した通信状態を
確保することができるという効果を奏する。
【0043】請求項2の発明に係るナビゲーション装置
は、以上のように、請求項1の構成に加えて、自局が認
識している他局との距離を計算する距離計算手段と、地
上通信における電波の送信出力を制御する送信出力制御
手段とが設けられており、上記送信出力制御手段は、上
記他局の中で最も遠い位置にある他局との距離に応じ
て、少なくとも該他局が自局情報を受信できる範囲で、
送信出力が最小となるように制御する構成である。それ
ゆえ、請求項1の構成による効果に加えて、送信出力が
抑制されるので消費電力を低減することができるという
効果を奏する。
【0044】請求項3の発明に係るナビゲーション装置
は、以上のように、請求項1または2の構成に加えて、
通信状態測定手段は、所定の間隔で送信された自局情報
を受信し、予め定めた自局情報の認識率を閾値として、
測定された認識率と上記閾値の大小を比較して、通信状
態の適否を判定する構成である。それゆえ、請求項1ま
たは2の構成による効果に加えて、自局が送信した自局
情報を受信するときの認識率によって、使用中の周波数
の通信状態の適否が判断することにより、他局情報が途
切れても、通信状態の悪化によるものかどうかを判断す
ることができるので、これにより、キャリア周波数の切
り換え時期を適切に制御することができるという効果を
奏する。
【0045】請求項4の発明に係るナビゲーション装置
は、以上のように、請求項3の構成に加えて、上記認識
率が低下した場合に、自局情報送信間隔を短くし、逆に
認識率が改善した場合には、元の自局情報送信間隔に戻
す構成である。
【0046】それゆえ、請求項3の構成による効果に加
えて、上記情報を認識できなくなる頻度が多くなった場
合に、自局情報送信間隔を短くして自局情報を送信し続
けるように制御することができるとともに、逆に認識率
が改善した場合には、元の自局情報送信間隔に戻して、
自局情報の送信を行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るナビゲーション装
置を示すブロック図である。
【図2】一般的なナビゲーション装置とGPS衛星を用
いるナビゲーションシステムを説明するブロック図であ
る。
【図3】図1のナビゲーション装置において、通常の通
信状態から、電波状態を確認するときの自局情報の出射
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】図1のナビゲーション装置において、キャリア
周波数を切り換えるときに出射される自局情報とその出
射タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】図1に示すナビゲーション装置の動作を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 14 位置進行方向照合部 17 ID記憶部(記憶手段) 18 使用周波数記憶部(周波数設定情報記憶手段) 19 送信制御部(情報併合手段・距離計算手段・送
信出力制御手段・通信状態定手段) 20 ID認識部(認識手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−282795(JP,A) 特開 平4−356825(JP,A) 特開 平5−211692(JP,A) 特開 平5−268141(JP,A) 特開 平5−26679(JP,A) 特開 平4−70999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/09 - 1/137 G09B 29/00 - 29/10 H04B 7/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GPS衛星と地上通信を併用し、地上通信
    によって得た他局の位置進行方向情報と自局によって測
    定された自局の位置進行方向情報とによって、自局の表
    示装置上に自局と他局とを同時に表示するナビゲーショ
    ン装置において、 自局と他局の個別の識別コードが登録された記憶手段
    と、自局の位置情報及び進行方向情報に自局の識別コー
    ドを付加した自局情報を出力する情報併合手段と、受信
    した電波から識別コードを認識する認識手段とを備え、 地上通信によって上記自局情報を送信するとともに、地
    上通信によって受信した電波から認識される識別コード
    が、上記記憶手段に格納されている他局の識別コードと
    一致する場合のみ該他局を自局の表示装置上に表示し、
    さらに、 使用中のキャリア周波数における電波の状態を検出して
    通信状態の適否を判定する通信状態測定手段と、使用可
    能な複数のキャリア周波数設定情報を格納する周波数設
    定情報記憶手段とが設けられ、上記情報併合手段では自
    局の位置情報に上記識別コードとキャリア周波数設定情
    報とが付加されて自局情報が構成される一方、受信した
    他局情報に含まれるキャリア周波数設定情報に従って、
    キャリア周波数を設定する周波数設定手段が設けられて
    おり、 通常、キャリア周波数設定情報に従って使用するキャリ
    ア周波数が設定されているが、使用中の第1キャリア周
    波数の状態が通信に適していないと判定された場合に、
    自局情報には第1キャリア周波数のキャリア周波数設定
    情報のかわりに、これから変更しようとする第2キャリ
    ア周波数のキャリア周波数設定情報を付加するととも
    に、上記第1キャリア周波数と第2キャリア周波数とで
    交互に自局情報を送信する移行期間が設けられている
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】自局が認識している他局との距離を計算す
    る距離計算手段と、地上通信における電波の送信出力を
    制御する送信出力制御手段とが設けられており、 上記送信出力制御手段は、上記他局の中で最も遠い位置
    にある他局との距離に応じて、少なくとも該他局が自局
    情報を受信できる範囲で、送信出力が最小となるように
    制御することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】上記通信状態測定手段は、所定の間隔で送
    信された自局情報を受信し、予め定めた自局情報の認識
    率を閾値として、測定された認識率と上記閾値の大小を
    比較して、通信状態の適否を判定することを特徴とする
    請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】上記認識率が低下した場合に、自局情報送
    信間隔を短くし、逆に認識率が改善した場合には、元の
    自局情報送信間隔に戻すことを特徴とする請求項3に記
    載のナビゲーション装置。
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