JP3290803B2 - カラー制御装置 - Google Patents

カラー制御装置

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JP3290803B2
JP3290803B2 JP11326694A JP11326694A JP3290803B2 JP 3290803 B2 JP3290803 B2 JP 3290803B2 JP 11326694 A JP11326694 A JP 11326694A JP 11326694 A JP11326694 A JP 11326694A JP 3290803 B2 JP3290803 B2 JP 3290803B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Flow Control (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料に複数の染料を混
合し、混合結果が所定の色となるように制御するカラー
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図面を参照し説明する。図7
は従来技術によるカラー制御を示すブロック図である。
流量センサ1は原料Wのセンサ、流量制御バルブ2は原
料の流量を制御するバルブ、流量制御器3は原料Wの流
量を制御する制御器、原料流量設定器4は原料流量制御
器3がマニュアルモード時、原料Wの目標値流量を設定
する流量設定器、原料流量設定入力切り替え器5は原料
流量制御器3のモード(Cモード;カスケードモード、
Aモード;オートモード、Mモード;マニュアルモー
ド)により、原料流量制御器3に取り込む原料W流量設
定値の入力端子をCモード時はc端子に、Aモード時は
a端子に、Mモード時はm端子に切り替える設定入力切
り替え器、原料流量制御器モード切り替え器6は原料流
量制御器3のモード(C、A、Mモード)切り替えを行
うモード切り替え器、原料流量制御器制御停止指令装置
7は原料流量制御器3の制御を停止させ、制御出力をホ
ールド状態にする指令を発生する停止指令装置である。
【0003】また流量センサ8は染料Xのセンサ、流量
制御バルブ9は染料Xの流量を制御するバルブ、染料流
量制御器10は染料Xの流量を制御する制御器、染料流
量設定器11は染料流量制御器10がマニュアルモード
時、染料Xの目標値流量を設定する流量測定器である。
染料流量設定入力切り替え器。12は染料流量制御器1
0のモード(Cモード;カスケードモード、Aモード;
オートモード、Mモード;マニュアルモード)により、
染料流量制御器10に取り込む染料X流量設定値の入力
端子をCモード時はc端子に、Aモード時はa端子に、
Mモード時はm端子に切り替える入力切り替え器であ
る。染料流量制御器モード切り替え器13は染料流量制
御器10のモード(C、A、Mモード)切り替えを行う
モード切り替え器である。染料流量制御器制御停止指令
装置14は染料流量制御器10の制御を停止させ、制御
出力をホールド状態にする指令を発生する制御停止指令
装置である。
【0004】また、流量センサ15は染料Yを検出する
流量センサ、流量制御バルブ16は染料Yの流量を制御
するバルブ、流量制御器17は染料Yの流量制御器であ
る。染料流量設定器18は染料流量制御器17がマニュ
アルモード時、染料Yの目標値流量を設定する流量設定
器である。染料流量設定入力切り替え器19は染料流量
制御器17のモード(Cモード;カスケードモード、A
モード;オートモード、Mモード;マニュアルモード)
により、染料流量制御器17に取り込む染料Y流量設定
値の入力端子をCモード時はc端子に、Aモード時はa
端子に、Mモード時はm端子に切り替える設定入力切り
替え器である。染料流量制御器モード切り替え器20は
染料流量制御器17のモード(C、A、Mモード)切り
替えを行うモード切り替え器である。染料流量制御器制
御停止指令装置21は染料流量制御器17の制御を停止
させ、制御出力をホールド状態にする指令を発生する制
御停止指令装置である。
【0005】また、流量センサ22は染料Zの流量セン
サ、流量制御バルブ23は染料Zの流量を制御するバル
ブ、流量制御器24は染料Zの流量を制御する制御器で
ある。染料流量設定器25は染料流量制御器24がマニ
ュアルモード時、染料Zの目標値流量を設定する流量設
定器である。染料流量設定入力切り替え器26は染料流
量制御器24のモード(Cモード;カスケードモード、
Aモード;オートモード、Mモード;マニュアルモー
ド)により、染料流量制御器24に取り込む染料Z流量
設定値の入力端子をCモード時はc端子に、Aモード時
はa端子に、Mモード時はm端子に切り替える入力切り
替え器である。染料流量制御器モード切り替え器27は
染料流量制御器24のモード(C、A、Mモード)切り
替えを行うモード切り替え器である。染料流量制御器制
御停止指令装置28は染料流量制御器24の制御を停止
させ、制御出力をホールド状態にする指令を発生する制
御停止指令装置である。
【0006】混合タンク29は原料Wと第1の染料Xと
第2の染料Yと第3の染料Zとを混ぜ合わせるタンク、
カラーセンサ30は原料Wと第1の染料Xと第2の染料
Yと第3の染料Zとを混ぜ合わせた着色原料の色を測定
するセンサ、色彩計31はカラーセンサ30からの信号
を解析し、明るさL、色味a、色味bを測定する色彩計
である。制御周期演算器32は原料流量設定器4の設定
値から、染料投入後色彩の変化が現れるまでの無駄時間
すなわち制御周期を決定する演算器である。添加率補正
演算器33は測定された明るさL、色味a、色味bと、
所定の明るさL0 、色味a0 、色味b0 との差より後述
する染料添加率設定器34、36、38に添加率補正信
号ΔX、ΔY、ΔZを出力する演算器である。染料添加
率演算器34は添加率補正信号ΔX及び染料添加率測定
器35及び原料流量設定器4の設定値より染料流量制御
器10の設定値を出力する演算器である。染料添加率演
算器36は添加率補正信号ΔY及び染料添加率測定器3
7及び原料流量設定器4の設定値より染料流量制御器1
7の設定値を出力する演算器である。染料添加率演算器
38は添加率補正信号ΔZ及び染料添加率測定器39及
び原料流量設定器4の設定値より染料流量制御器24の
設定値を出力する演算器である。
【0007】そして、色彩計31によって測定された明
るさL、色味a、色味bと、染料Xの添加量X、染料Y
の添加量Y、染料Zの添加量Zには(1式)の関係があ
る。
【0008】
【式1】 ここにα1 〜γ3 は干渉係数と呼ばれる定数である。従
って、所定(目標とする)色のデータL0 、a0 、b0
に対する現状の色の測定値の差が各々ΔL、Δa、Δb
であれば、これを補正する染料X、染料Y、染料Zの補
正添加量ΔX、ΔY、ΔZとの間には(2式)の関係が
ある。
【0009】
【式2】 従って干渉係数を決定できれば上記(2式)により補正
添加量が計算でき、これにより着色原料を所定の色にカ
ラー制御することが可能となる。
【0010】干渉係数は、染料流量制御器10、染料流
量制御器17、染料流量制御器24の各々独立したステ
ップ応答を取ることにより、次の式で決定される。
【0011】
【式3】 従って、従来は干渉係数の決定の際ステップ応答を取る
ために操業を中断し、染料流量制御器制御停止指令装置
21及び染料流量制御器制御停止指令装置28により、
染料流量制御器17及び染料流量制御器24の制御を停
止させ、染料流量制御器10のみ活かし、かつ染料流量
制御器モード切り替え器13でモードをMとし染料流量
設定器11で設定値を手動でΔX変化させ、色彩計31
でΔL、Δa、Δbを測定し(3式)によりα1 〜α3
を手計算で求めていた。
【0012】同様にして染料流量制御器17のみ活かし
てβ1 〜β3 を、染料流量制御器24のみ活かしてγ1
〜γ3 を手計算で求めていた。このようにして求めたα
1 〜γ3 を添加率補正演算器33に手入力した後、染料
流量制御器10、染料流量制御器17、染料流量制御器
24の全ての制御を活かし、かつモードをCモードとし
て操業を開始していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、各染料
の流量制御器のステップ応答を求める際に、操業を中断
しこのための専用の時間を取らなければならず、また手
作業に頼るところが多く操業中断時間も長くなることか
ら、操業効率が悪くなり、人的負担も大きくなるという
問題がある。この問題は、色銘柄の変更が多い場合には
特に著しい。また、操作が安定した後に、干渉係数のフ
ァインチューニングを行おうとした場合にも同様の問題
が発生する。
【0014】本発明は前記に鑑みてなされたもので、原
料の流量制御器と、第1の染料流量制御器と、第2の染
料流量制御器と、第3の染料流量制御器と、原料及び第
1の染料及び第2の染料及び第3の染料を混合した着色
原料の色を測定する色彩計と、原料流量及び各染料添加
率から各染料流量制御器の設定値を決定する第1の染料
添加率設定機能及び第2の染料添加率設定機能及び第3
の染料添加率設定機能と、前記各染料流量制御器のステ
ップ応答から決定される干渉係数及び前記色彩計の測定
値より前記各染料添加率設定機能に添加率補正を行う添
加率補正演算機能を具備し、着色原料の色を所定の色に
制御するカラー制御装置において、原料流量変更時に、
それに伴う各染料流量制御器の設定値変更動作をステッ
プ応答に利用して干渉係数を決定する干渉係数設定器を
具備することによって、操業を中断することなく、かつ
自動的に干渉係数の決定、ファインチューニングが行え
るカラー制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー制御装置
は、原料の流量を予め定めた原料流量設定値に保つよう
に原料流量制御バルブを制御する原料流量制御器と、染
料の流量を予め定めた染料流量設定値に保つように染料
流量制御バルブを制御する染料流量制御器と、原料と染
料とを混合した着色原料の色彩を測定するカラーセンサ
と、原料と染料の添加量から染料流量制御器の染料流量
設定値を定める染料添加率演算器と、染料流量制御器の
ステップ応答から決定される干渉係数およびカラーセン
サの測定値より染料添加率演算器に添加率補正を行なう
添加率補正演算器と、原料流量変更時に染料流量制御器
の設定値変更動作をステップ応答を利用して干渉係数を
決定する干渉係数設定器を具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載したカラー制御装置は、染料流量
制御器にプラスの設定変更値およびマイナスの設定変更
値を交互に与え、設定変更値をステップ応答として干渉
係数を決定する干渉係数設定器を具備することを特徴と
する。
【0016】
【作用】本発明のカラー制御装置においては、原料の流
量を予め定めた原料流量設定値に保つように原料流量制
御バルブを制御し、染料の流量を予め定めた染料流量設
定値に保つように染料流量制御バルブを制御し、原料と
染料とを混合した着色原料の色彩をカラーセンサにより
測定し、原料と染料の添加量から染料流量制御器の染料
流量設定値を定め、染料流量制御器のステップ応答から
決定される干渉係数およびカラーセンサの測定値より染
料添加率演算器に添加率補正を行ない、原料流量変更時
に染料流量制御器の設定値変更動作をステップ応答を利
用して干渉係数を決定することを特徴とする。また、請
求項2に記載したカラー制御装置は、染料流量制御器に
プラスの設定変更値およびマイナスの設定変更値を交互
に与え、設定変更値をステップ応答として干渉係数を決
定することを特徴とする。
【0017】
【実施例】次に本発明のカラー制御装置の一実施例を説
明する。図1において、原料流量制御器3は原料Wの流
量を予め定めた原料流量設定値に保つように原料流量制
御バルブ2を制御する制御装置である。染料流量制御器
10、17、24はそれぞれ染料X、Y、Zの流量を予
め定めた染料流量設定値に保つように染料流量制御バル
ブ9、16、23を制御する制御装置である。カラーセ
ンサ30は原料Wと染料X、Y、Zとを混合した混合タ
ンクから流出した着色原料の色彩を測定する測定器であ
る。染料添加率演算器34、36、38は原料流量設定
値変更検出器10に接続され、原料Wと染料X、Y、Z
の添加量から染料流量制御器10、17、24の染料流
量設定値を定める演算器である。干渉係数設定器40は
色彩計31を介してカラーセンサ30に接続され、原料
流量変更時に染料流量制御器の設定値変更動作をステッ
プ応答を利用して干渉係数を決定する設定器である。添
加率補正演算器33は干渉係数設定40および色彩計3
1に接続され、染料流量制御器10、17、24のステ
ップ応答から決定される干渉係数およびカラーセンサ3
0の測定値より染料添加率演算器34、36、38に添
加率補正を行なう演算器である。尚、原料流量設定入力
切り替え器5は原料流量設定器4と原料流量制御器モー
ド切り替え器6との切り替えを行なう切り替え器であ
り、染料流量設定入力切り替え器12、19、26は染
料流量設定器11、18、または染料流量制御器モード
切り替え器13、27との切り替えを行なう切り替え器
である。また、原料流量制御器3は原料流量制御バルブ
2を制御し、原料流量センサ1からの流量信号を受信し
ており、染料流量制御器10、17、24はそれぞれ染
料流量制御バルブ9、16、23を制御し、染料流量セ
ンサ8、15、22からの流量信号を受信している。
【0018】このように構成された装置においては、原
料流量変更時に、それに伴う各染料流量制御器の設定値
変更動作をステップ応答に利用して干渉係数を決定し、
また原料流量一定時、即ち操業安定時には、各染料流量
制御器に設定値+Δ及び設定値−Δの設定値変更を交互
に与え、この設定値変更をステップ応答として干渉係数
を決定するため、操業を中断することなく、かつ自動的
に干渉係数の決定、ファインチューニングが行える。
【0019】そして、干渉係数設定器40は原料流量設
定器4による原料流量変更時に、それに伴う各染料流量
制御器の設定値変更動作をステップ応答に利用して干渉
係数を決定する設定器である。原料流量設定値変更検出
器41は原料流量設定器4の設定値変更を検出し干渉係
数設定器40に通知する設定値変更検出器である。4
2、43、44はそれぞれ染料流量制御器10、染料流
量制御器17、染料流量制御器24にたいするステップ
応答値ΔX0 、ΔY0 、ΔZ0 を干渉係数設定器40に
通知するステップX0 設定器、ステップY0 設定器、ス
テップZ0 設定器である。
【0020】図2および図3は図1における干渉係数設
定器40の一実施例を示すフローチャートである。
【0021】ステップ41aでは原料流量設定値変更検
出器41から検出信号を受信すると本図に示すフローチ
ャートのシーケンスがスタートする。
【0022】ステップ42aでは染料流量制御器モード
切り替え器13にAモード切り替え信号を送ることによ
り、FCX即ち、染料流量制御器10をAモードとし、
染料流量制御器制御停止指令装置21、染料流量制御器
制御停止指令装置28に制御停止信号を送ることにより
FCY、FCZ即ち染料流量制御器17、染料流量制御
器24を制御停止とする。
【0023】ステップ43aでは染料流量設定入力切り
替え器12からモード変更した直後の設定値SVXを変
数SVX0 に初期値として代入する。
【0024】ステップ44aでは、シーケンスの繰り返
し回数nに初期値1を代入する。
【0025】ステップ45では、色彩計31からステッ
プ応答前のLn 、an 、bn を入力する。
【0026】ステップ46では、FCX即ち染料流量制
御器10の設定値をSVX0 =SVX0 +ΔX0 としΔ
0 のステップ変化を与えるために、染料流量制御器1
0に出力する。
【0027】ステップ47では、ステップ46でのステ
ップ状の設定値変更の影響が色彩計31の計測値に現れ
て一定となるまで制御周期演算器32で設定される時間
tだけ待つ。
【0028】ステップ48では上記計測値、即ちステッ
プ応答後のLn+1 、an+1 、bn+1を入力する。
【0029】ステップ49ではLn+1 、an+1 、bn+1
と、Ln 、an 、bn との各差分より、ΔLn 、Δ
n 、Δbn を求める。
【0030】ステップ50ではΔLn /ΔX0 、Δan
/ΔY0 、Δbn /ΔZ0 よりα1n、α2n、α3nを求め
る。
【0031】ステップ51ではα1n、α2n、α3nの各n
個のデータの移動平均α1 、α2 、α3 を求める。
【0032】ステップ52では繰り返し回数nを1イン
クリメントする。
【0033】ステップ53ではSVX0 ≧SVXCを判
定するN0 ならばステップ45に戻りステップ45〜ス
テップ53までを繰り返す。即ち染料添加率演算器34
より出力される染料流量制御器10の現状取るべき設定
値SVXCになるまでSVX0 をΔX0 づつ増加させ、
増加毎のステップ応答によりα1n、α2n、α3nの各n個
のデータの移動平均から干渉係数α1 、α2 、α3 を求
める。SVX0 ≧SVXCの判定がYesならばステッ
プ54に進む。
【0034】ステップ54では、ステップ42a〜ステ
ップ53と同様にステップ4〜ステップ65までで干渉
係数β1 、β2 、β3 を決定する。
【0035】更に同様にステップ66〜ステップ77ま
でで干渉係数γ1 、γ2 、γ3 を決定する。ステップ7
8では、以上で求めた干渉係数α1 〜γ3 を添加率補正
演算器33に出力する。
【0036】ステップ78では、FCX、FCY、FC
Z、即ち染料流量制御器10、染料流量制御器17、染
料流量制御器24の全てのモードをCモードとして、ス
テップ78で出力した干渉係数によりカラー制御を行
う。
【0037】ステップ80で干渉係数設定処理を終了す
る。
【0038】尚、図1、図2においては染料は種類を三
種類としているが、一種類の染料流量制御系の処理×3
で本実施例は構成されている。従って、染料の種類が三
種類以外であっても、該当する染料流量制御系の数に合
わせて本実施例の染料流量制御系の処理数を増減させれ
ば、本発明が適用できることは言うまでもない。
【0039】図4は本発明の請求項2の一実施例を示す
ブロック図である。本図において原料Wの流量センサ1
〜ステップZ0 設定器44までは、従来技術の図7と同
一である。繰り返し回数設定器45は干渉係数設定器4
0にて行う繰り返しシーケンス回数を設定する回数設定
器である。
【0040】図5および図6は図4における干渉係数設
定器40の一実施例を示すフローチャートである。
【0041】ステップ41aでは原料流量設定値変更検
出器41から設定値変更がない旨の検出信号を受信する
と図5および図6に示すフローチャートのシーケンスが
スタートする。
【0042】ステップ42aでは染料流量制御器モード
切り替え器13にAモード切り替え信号を送ることによ
り、FCX即ち染料流量制御器10をAモードとし、染
料流量制御器制御停止指令装置21、および染料流量制
御器制御停止指令装置28に制御停止信号を送ることに
よりFCX、FCZ即ち染料流量制御器27および染料
流量制御器24を制御停止とする。
【0043】ステップ43aではシーケンスの繰り返し
回数nに初期値1を代入する。
【0044】ステップ44aでは染料流量設定入力切り
替え器12からモードを変更した直後の設定値SVXを
変数SVX0 に初期値として代入する。
【0045】ステップ45では色彩計31からステップ
応答前のLn 、an 、bn を入力する。
【0046】ステップ81では、FCX即ち染料流量制
御器10の設定値をSVX0 =SVX0 +(−1)n+1
ΔX0 としΔX0 のステップ変化を与えるために、染料
流量制御器10に出力する。
【0047】ステップ47ではステップ81でのステッ
プ状の設定値変更の影響が色彩計31の計測値に現れて
一定となるまで制御周期演算器12で設定される時間t
だけ待つ。
【0048】ステップ48では上記計測値、即ちステッ
プ応答後のLn+1 、an+1 、bn+1を入力する。
【0049】ステップ49ではLn+1 、an+1 、bn+1
と、Ln 、an 、bn との各差分より、ΔLn 、Δ
n 、Δbn を求める。
【0050】ステップ50ではΔLn /ΔX0 、Δan
/ΔY0 、Δbn /ΔZ0 よりα1n、α2n、α3nを求め
る。
【0051】ステップ51ではα1n、α2n、α3nの各n
個のデータの移動平均α1 、α2 、α3 を求める。
【0052】ステップ52では繰り返し回数nを1イン
クリメントする。
【0053】ステップ82ではn≧NEを判定しNoな
らばステップ44aに戻りステップ44a〜ステップ5
3までを繰り返す。即ち繰り返し回数設定器45によっ
て設定された繰り返し回数になるまで、nが奇数のとき
にはSVX0 をΔX0 増加させ、nが偶数のときにはS
VX0 をΔX0 減少させる。即ちSVX0 ±ΔX0 のス
テップ応答により、α1n、α2n、α3nの各n個のデータ
の移動平均から干渉係数α1 、α2 、α3 を求める。
【0054】n≧NEの判定がYesならばステップ5
4に進む。
【0055】ステップ54では、ステップ42a〜ステ
ップ53と同様にステップ54〜ステップ75までで干
渉係数β1 、β2 、β3 を決定する。
【0056】更に同様にステップ66〜ステップ77ま
でで干渉係数γ1 、γ2 、γ3 を決定する。
【0057】ステップ78では、以上で求めた干渉係数
α1 〜γ3 を33の添加率補正演算器に出力する。
【0058】ステップ79では、FCX、FCY、FC
Z、即ち染料流量制御器10、染料流量制御器17、染
料流量制御器24の全てのモードをCモードとして、ス
テップ78で出力した干渉係数によりカラー制御を行
う。
【0059】ステップ80で干渉係数設定処理を終了す
る。
【0060】図8はカラー制御概念図であり、K1 、K
2 、K3 は添加率、K1 ′、K2 ′、K3 ′は補正添加
率を示す。また、X、Y、Zは染料の種類である。ま
た、図9は図2、図3の作用を示す説明図である。
【0061】尚、図4〜図6において染料の種類を三種
類としているが、一種類の染料流量制御系の処理×3で
本実施例は構成されている。従って、染料の種類が三種
類以外であっても、該当する染料流量制御系の数に合わ
せて本実施例の染料流量制御系の処理数を増減させれ
ば、本発明が適用できることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、各染料流量変更時に、
それに伴う各染料流量制御器の設定値変更動作をステッ
プ応答に利用して干渉係数を決定し、また原料流量一定
時、即ち操業安定時には、各染料流量制御器に設定値+
Δ及び設定値−Δの設定値変更を交互に与え、この設定
値変更をステップ応答として干渉係数を決定するため、
操業を中断することなく、かつ自動的に干渉係数の決
定、ファインチューニングが行えるので、操業効率の向
上、人的負担の軽減に効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー制御装置の構成
図である。
【図2】図1の作用を示す説明図である。
【図3】図1の作用を示す説明図である。
【図4】他の実施例を示すカラー制御装置の構成図であ
る。
【図5】図1の作用を示す説明図である。
【図6】図1の作用を示す説明図である。
【図7】従来のカラー制御装置の構成図である。
【図8】カラー制御の概念を示す説明図である。
【図9】カラー制御の概念を示す説明図である。
【符号の説明】
10、17、24 染料流量制御器 30 カラーセンサ 33 添加率補正演算器 34、36、38 染料添加率演算器 40 干渉係数設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // D06P 5/00 D06P 5/00 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 11/13 B01F 3/18 B01F 15/04 G05D 7/06 G05D 25/02 D06P 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料の流量を予め定めた原料流量設定値
    に保つように原料流量制御バルブを制御する原料流量制
    御器と、染料の流量を予め定めた染料流量設定値に保つ
    ように染料流量制御バルブを制御する染料流量制御器
    と、前記原料と染料とを混合した着色原料の色彩を測定
    するカラーセンサと、前記原料と染料の添加量から前記
    染料流量制御器の染料流量設定値を定める染料添加率演
    算器と、前記染料流量制御器のステップ応答から決定さ
    れる干渉係数および前記カラーセンサの測定値より前記
    染料添加率演算器に添加率補正を行なう添加率補正演算
    器と、原料流量変更時に前記染料流量制御器の設定値変
    更動作を前記ステップ応答を利用して干渉係数を決定す
    る干渉係数設定器を具備することを特徴とするカラー制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記染料流量制御器にプラスの設定変更
    値およびマイナスの設定変更値を交互に与え、前記設定
    変更値をステップ応答として干渉係数を決定する干渉係
    数設定器を具備することを特徴とする請求項1に記載し
    たカラー制御装置。
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