JP3290092B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8997Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using synthetic aperture techniques

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口合成法を利用
した超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置において、超音波の進行
方向に直交する方向の分解能(方位分解能)を高めるた
めの手段として開口合成法が知られている。
【0003】図7は、単一の振動子を用いた従来の超音
波診断装置の概略構成を示すブロック図である。同図に
おいて、71は振動子、72は振動子71を被検体であ
る反射体73に対して一次元方向に走査する走査機構、
74は振動子71から超音波を発生させるための高周波
信号を振動子71に供給するとともに、反射体73で反
射されて振動子71に戻ってくる超音波を電気信号に変
換した振動子71からの信号を受信する送受信回路であ
り、この送受信回路74で受信された信号は増幅検波さ
れた後、所定のディジタル信号処理がなされてメモリ7
5に記憶される構成になっている。
【0004】信号合成部76は、波面位相情報メモリ7
7に記憶されている超音波ビームの位相情報をもとに、
各送受信により得られたメモリ75からの高周波受信信
号に所定の遅延時間を与え加算することにより開口合成
演算を行う。78は信号合成部76から出力される合成
信号をテレビ用の映像信号に変換して表示する画面表示
部である。
【0005】このように開口合成法では、振動子71を
走査機構72で走査しながら繰り返し送受信を行って複
数の受信信号を得る。この場合、振動子71から送信さ
れる超音波ビームは振動子71からの球面波とみなすこ
とができ、受信信号を受信合成部76で適切な遅延を与
えて合成することにより、振動子からの距離に依存しな
い良好な方位分解能を持った合成信号を得ることができ
る。
【0006】しかし、この開口合成法では、図7の点
線、破線及び実線で示すように、超音波ビームを広げて
送受信を行うため、得られた受信信号が微弱になり、十
分なSN比が得られないという問題がある。この問題を
解決するために、特開昭62−47348号に示すよう
な波面収束手段を有する振動子を用い、超音波ビームの
収束点を音源とみなして開口合成を行う方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−47348号に示す方法では、収束点を音源とみ
なすという近似は超音波ビームが収束していく部分でし
か成立しないため、振動子の実効開口幅を大きくできな
いという問題がある。
【0008】例えば、図8に示すように、振動子81を
反射体82に対し右方に走査して反射体82の位置の信
号を求める場合、振動子81の開口i、jの位置では問
題がないが、振動子81開口kの位置から送受信した超
音波ビームkは開口合成に用いることができない。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するも
のであり、波面収束手段を有する探触子を用いても、開
口合成における実効開口幅を大きくとることができ、か
つ実際に使用する超音波の位相特性に近い状態で開口合
成ができる超音波診断装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の超音波診断装置は、波面収束手段を有する超
音波探触子と、前記超音波探触子の被検体に対する相対
位置をを制御する走査手段と、前記被検体等から反射す
る超音波を前記超音波探触子で電気信号に変換した後の
受信信号を記憶する記憶手段と、超音波の波面位相情報
をもとに前記記憶手段に記憶された受信信号に所定の遅
延時間を与え加算することにより開口合成演算を行う信
号合成手段とを備え、前記信号合成手段で開口合成され
る合成信号と前記受信信号の前記超音波探触子の超音波
エネルギが焦点に収束する球面波領域と前記超音波エネ
ルギが拡散する球面波領域おける位置に応じて開口合成
法を変更する構成にしたものである。
【0011】本発明によれば、波面収束手段を有する探
触子を用いても、開口合成における実効開口幅を大きく
取ることができ、かつ実際に使用する超音波の位相特性
に近い状態で開口合成ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、波面収束手段を有する超音波探触子と、前記超音波
探触子の被検体に対する相対位置をを制御する走査手段
と、前記被検体等から反射する超音波を前記超音波探触
子で電気信号に変換した後の受信信号を記憶する記憶手
段と、超音波の波面位相情報をもとに前記記憶手段に記
憶された受信信号に所定の遅延時間を与え加算すること
により開口合成演算を行う信号合成手段とを備え、前記
信号合成手段で開口合成される合成信号と前記受信信号
の前記超音波探触子の超音波エネルギが焦点に収束する
球面波領域と前記超音波エネルギが拡散する球面波領域
おける位置に応じて開口合成法を変更する構成にしたも
のであり、合成信号と受信信号の位置関係により合成方
法を変えることで開口合成における実効開口幅を大きく
取り得る。
【0013】請求項1に記載の発明は、開口合成法が、
探触子から放射された球面波が収束する焦点を仮想音源
とみなして開口合成を行い、超音波エネルギが拡散する
球面波を探触子表面端から放射された球面波とみなして
開口合成を行うものであり、簡単な計算で良好な開口合
成が可能になる。
【0014】請求項3の発明は、開口合成を行う範囲を
指定するための超音波ビームの振幅情報を記憶する波面
振幅情報メモリと、前記波面振幅情報メモリ記憶されて
いる超音波ビームのメインローブ情報に応じて開口合成
の開口幅を決定する開口制御部を更に備えるものであ
り、超音波ビームのメインローブの太さやサイドローブ
の有無によって合成する受信信号の数を調整でき、効率
的な開口合成が可能になる。
【0015】(実施の形態1)図1〜図4により本発明
の実施の形態1について説明する。図1は本発明の実施
の形態1における超音波診断装置の構成を示すブロック
図、図2は超音波診断装置の動作を説明するための超音
波ビームの位相特性の概念図、図3は超音波診断装置の
動作を説明するための概念図、図4は超音波診断装置の
動作説明図である。
【0016】図1において、1は酸化亜鉛結晶膜等の圧
電振動子から構成される探触子であり、この探触子1の
下面には波面収束手段を構成する音響レンズ11が設け
られており、この音響レンズ11により探触子1から発
生する超音波ビームを焦点12に収束させる。2は音響
レンズ11を含む探触子1を被検体である反射体13に
対して一次元方向(Y方向)に走査する走査機構であ
り、また、3は探触子1から超音波を発生させるための
高周波パルスを探触子1に供給するとともに、反射体1
3で反射されて探触子1に戻ってくる超音波を電気信号
に変換した探触子1からの信号を受信する送受信回路で
あり、この送受信回路3で受信された信号は増幅検波さ
れた後、所定のディジタル信号処理がなされてメモリ4
に記憶される構成になっている。
【0017】信号合成部5は、波面位相情報メモリ6に
記憶されている超音波ビームの位相情報をもとに、各送
受信により得られたメモリ4からの高周波受信信号に所
定の遅延時間を与え加算することにより開口合成演算を
行うもので、受信信号に所定の遅延時間を与えるディジ
タル遅延回路、及び遅延処理した受信信号を加算するデ
ィジタル加算回路等から構成される。また、波面位相情
報メモリ6は開口合成を行うための超音波の位相情報を
記憶するもので、この波面位相情報メモリ6には、図2
に示す領域A、B、Cに対応する超音波の位相情報メモ
リ6A、6B、6Cが記憶されており、超音波の位相情
報メモリ6A、6B、6Cは合成信号と受信信号の位置
関係により選択されて信号合成部6に取り込まれる。7
は信号合成部6から出力される合成信号をテレビ用の映
像信号に変換して表示する画面表示部である。
【0018】上記の用に構成された超音波診断装置の動
作について、図2〜図4を参照して説明する。
【0019】まず図2に示すように、探触子1はZ方向
に収束超音波ビームを発生するが、音響レンズ11によ
り大部分の音響エネルギは領域Aを通り焦点12へ収束
する。この領域Aにおける超音波の収束状態は、焦点1
2を仮想音源として音波が放射されるとみなすことがで
きる。しかし、一部の超音波エネルギは領域B、Cへ拡
散する。この領域Bを超音波ビームが拡散する状態は、
探触子表面端1aから音波が球面状に放射されるとみな
すことができる。また、領域Cを超音波ビームが拡散す
る状態は、探触子表面端1bから音波が球面状に放射さ
れるとみなすことができる。
【0020】図3は、探触子1をY方向に移動しながら
繰り返し送受信した場合の複数の超音波ビームの様子を
示したのもであり、探触子1の開口iに対応するビーム
iは実線で表し、探触子1の開口jに対応するビームj
は点線で表し、探触子1の開口kに対応するビームkは
破線で表されている。ここで、反射体21の位置の受信
信号をビームi〜kを用いて開口合成する場合について
説明する。
【0021】反射体21は、ビームi、ビームjでは領
域Aにあるため、ビームi、ビームjは焦点を仮想音源
とする球面波とみなして開口合成を行う。また、ビーム
kでは領域Cにあるため、ビームkは探触子表面端1b
から放射される球面波とみなして開口合成を行う。
【0022】図4は、図3の仮想走査線24上の各点の
合成信号をビームi、ビームj、ビームkを用いて開口
合成を行う場合の説明図である。
【0023】まず、仮想走査線14とビームiを比較す
ると、仮想走査線14上の全ての点はビームiの領域C
にある。したがって、ビームiは探触子表面端1bから
放射された球面波とみなして、開口合成を行う。その結
果、ビームiによる反射体21、22からの受信信号は
図4(A)の左側に示す波形となり、そして、遅延処理
後の受信信号は同図(A)の右側の波形となる。
【0024】また、ビームjについては、前半は領域A
に、後半は領域Cになる。したがって、仮想走査線14
上の前半の点の合成信号を求める場合には、ビームjは
焦点12を仮想音源とする球面波とみなして開口合成を
行い、後半の点の合成信号を求める場合には、探触子表
面端1bから放射された球面波とみなして開口合成を行
う。その結果、ビームjによる反射体21、22からの
受信信号は図4(B)の左側に示す波形となり、そし
て、遅延処理後の受信信号は同図(B)の右側の波形と
なる。
【0025】同様にしてビームkについても、前半は領
域Aに、後半は領域Bになる。したがって、仮想走査線
14上の前半の点の合成信号を求める場合には、ビーム
kは焦点12を仮想音源とする球面波とみなして開口合
成を行い、後半の点の合成信号を求める場合には、探触
子表面端1aから放射された球面波とみなして開口合成
を行う。その結果、ビームkによる反射体21、22か
らの受信信号は図4(C)の左側に示す波形となり、そ
して、遅延処理後の受信信号は同図(C)の右側の波形
となる。
【0026】このようにして仮想走査線14上の各点の
合成信号を求めると、ビームi、ビームj、ビームkに
よる遅延処理後の各受信信号を加算した図4(D)に示
す波形の合成信号が求められる。
【0027】図4では、仮想走査線13上の反射体22
からの受信信号は増幅され、仮想走査線14から外れた
ところにある反射体21からの受信信号は減衰すること
が示されている。
【0028】上記のように本発明の実施の形態1によれ
ば、波面収束手段である音響レンズ11を有する探触子
1を用いた場合でも開口合成における実効開口幅を広く
取ることができ、かつ実際に使用する超音波の位相特性
に近い状態で開口合成ができるため、良好な方位分解能
を得ることができる。
【0029】なお、上記実施の形態1では、超音波の位
相特性を、焦点を仮想音源とする球面波及び探触子表面
端を音源とする球面波としたが、より実際の波面に即し
たものとすれば、さらに性能を向上させることができ
る。
【0030】(実施の形態2)図5及び図6により本発
明の実施の形態2について説明する。図5は本発明の実
施の形態2における超音波診断装置の構成を示すブロッ
ク図、図6は超音波診断装置の動作を説明するための超
音波ビームのメインローブの振幅特性の概念図である。
【0031】図5において、図1と同一または類似の構
成要素には同一符号を付して説明すると、1は凹型の圧
電振動子から構成される探触子であり、探触子1自体が
波面収束手段を構成し、この探触子1から発生する超音
波ビームを焦点12に収束させる。2は探触子1を被検
体である反射体13に対して一次元方向(Y方向)に走
査する走査機構であり、また、3は探触子1から超音波
を発生させるための高周波パルスを探触子1に供給する
とともに、反射体13で反射されて探触子1に戻ってく
る超音波を電気信号に変換した探触子1からの信号を受
信する送受信回路であり、この送受信回路3で受信され
た信号は増幅検波された後、所定のディジタル信号処理
がなされてメモリ4に記憶される構成になっている。
【0032】波面振幅情報メモリ8は開口合成を行う範
囲を指定するための超音波の振幅情報を記憶する。ま
た、開口制御部9は波面振幅情報メモリ8に記憶されて
いる超音波ビームのメインローブ情報に応じて開口合成
の開口幅を決定するものである。
【0033】信号合成部5は、波面位相情報メモリ6に
記憶されている超音波ビームの位相情報をもとに、各送
受信により得られたメモリ4からの高周波受信信号に所
定の遅延時間を与え加算することにより開口合成演算を
行うもので、受信信号に所定の遅延時間を与えるディジ
タル遅延回路、及び遅延処理した受信信号を加算するデ
ィジタル加算回路等から構成される。また、波面位相情
報メモリ6は開口合成を行うための超音波の位相情報を
記憶するもので、この波面位相情報メモリ6には、図6
に示す領域A、B、Cに対応する超音波の位相情報メモ
リ6A、6B、6Cが記憶されており、超音波の位相情
報メモリ6A、6B、6Cは合成信号と受信信号の位置
関係により選択されて信号合成部6に取り込まれる。7
は信号合成部6から出力される合成信号をテレビ用の映
像信号に変換して表示する画面表示部である。
【0034】上記のように構成された超音波診断装置に
ついて、図6を参照して説明する。
【0035】上記図2で説明した場合と同様に、探触子
1から発生した超音波ビームの大部分は焦点12へ収束
していくが、焦点付近では完全に1点に収束せず、図6
に示すように広がりを持つ。この広がりのかなりの部分
をメインローブが占める。また、開口合成法は複数のビ
ームから、より方位分解能の高い1本のビームを計算に
より作り出す手法であるが、メインローブは超音波エネ
ルギの大部分が集まっているため、振幅も大きく、合成
した信号に与える影響も大きい。
【0036】そこで、本実施の形態では、波面振幅情報
メモリ8に波面の振幅情報を記憶しておき、開口制御部
9により、メインローブ以外のサイドローブ領域Dまた
はEにおける合成処理がなくなるように開口幅を調整す
る。これにより、超音波ビームのメインローブの太さや
サイドローブの有無によって合成する受信信号の数を調
整でき、効率的な開口合成を行うことができる。その他
の動作は図1の場合と同様である。 なお、上記実施の
形態では、波面収束手段を音響レンズまたは凹面振動子
で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限
定されず、電子的な収束手段などを用いた場合でも同様
に実施可能である。また、走査機構としては、平行移動
を行う例で説明したが、回転移動、手動操作など任意の
移動方向を有する場合についても同様に実施可能であ
る。さらに、焦点より探触子表面端側で開口合成をした
例について説明したが、焦点より遠方における開口合成
でも実施可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の超音波診断装置に
よれば、合成信号と受信信号の位置関係により合成方法
を変えることで開口合成における実効開口幅を大きく取
ることができ、かつ実際に使用する超音波の位相特性に
近い状態で開口合成ができるとともに、良好な方位分解
能を得ることができる。
【0038】また、本発明によれば、探触子から放射さ
れた球面波が収束する焦点を仮想音源とみなして開口合
成を行い、超音波エネルギが拡散する球面波を探触子表
面端から放射された球面波とみなして開口合成を行うこ
とにより、簡単な計算で良好な開口合成が可能になる。
【0039】また、本発明によれば、波面の振幅特性に
応じて開口幅を変化させることにより、超音波ビームの
メインローブの太さやサイドローブの有無によって合成
する受信信号の数を調整でき、効率的な開口合成を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における超音波診断装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における超音波診断装置
の動作を説明するための超音波ビームの位相特性の概念
【図3】本発明の実施の形態1における超音波診断装置
の動作を説明するための概念図
【図4】本発明の実施の形態1における超音波診断装置
の動作説明図
【図5】本発明の実施の形態2における超音波診断装置
の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2における超音波診断装置
の動作を説明するための超音波ビームのメインローブの
振幅特性の概念図
【図7】従来の超音波診断装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【図8】従来における超音波診断装置の開口合成の動作
を説明するための図
【符号の説明】
1 探触子 11 音響レンズ(波面収束手段) 2 走査機構 3 送受信回路 4 メモリ(記憶手段) 5 信号合成部 6 波面位相情報メモリ 7 画面表示部 8 波面振幅情報メモリ 9 開口制御部 12 焦点 13、21、22 反射体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 尚 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 嘉彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−70381(JP,A) 特開 昭60−70382(JP,A) 特開 昭62−47348(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波面収束手段を有する超音波探触子と、
    前記超音波探触子の被検体に対する相対位置を制御する
    走査手段と、前記被検体等から反射する超音波を前記超
    音波探触子で電気信号に変換した後の受信信号を記憶す
    る記憶手段と、超音波の波面位相情報をもとに前記記憶
    手段に記憶された受信信号に所定の遅延時間を与え加算
    することにより開口合成演算を行う信号合成手段とを備
    え、前記信号合成手段で開口合成される合成信号と前記
    受信信号の前記超音波探触子の超音波エネルギが焦点に
    収束する球面波領域と前記超音波エネルギが拡散する球
    面波領域おける位置に応じて開口合成法を変更する構成
    にしたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 開口合成法は、探触子から放射された球
    面波が収束する焦点を仮想音源とみなして開口合成を行
    い、超音波エネルギが拡散する球面波を探触子表面端か
    ら放射された球面波とみなして開口合成を行うことを特
    徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 開口合成を行う範囲を指定するための超
    音波ビームの振幅情報を記憶する波面振幅情報メモリ
    と、前記波面振幅情報メモリ記憶されている超音波ビー
    ムのメインローブ情報に応じて開口合成の開口幅を決定
    する開口制御部を更に備えることを特徴とする請求項請
    求項1また2記載の超音波診断装置。
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