JP3287930B2 - 汚物処理装置 - Google Patents
汚物処理装置Info
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- JP3287930B2 JP3287930B2 JP28083993A JP28083993A JP3287930B2 JP 3287930 B2 JP3287930 B2 JP 3287930B2 JP 28083993 A JP28083993 A JP 28083993A JP 28083993 A JP28083993 A JP 28083993A JP 3287930 B2 JP3287930 B2 JP 3287930B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使用済の使い捨てお
むつや生ごみなどの悪臭を放つ汚物を処理するのに適し
た汚物処理装置に関するもので、特に、このような汚物
から放たれる悪臭を防いだ状態で汚物を室内に一時的に
保管しておくための汚物処理装置に関するものである。
むつや生ごみなどの悪臭を放つ汚物を処理するのに適し
た汚物処理装置に関するもので、特に、このような汚物
から放たれる悪臭を防いだ状態で汚物を室内に一時的に
保管しておくための汚物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある従来の汚物処
理装置が、たとえば特開平1−226601号公報に記
載されている。ここに記載された汚物処理装置は、汚物
を密閉した状態で包むため、可撓性のチューブを用いて
いる。このチューブは、特定の構造を有するカセットか
ら繰り出され、汚物を受け入れるごとに捩られ、悪臭が
外部へ放たれることが防止される。このようなチューブ
に、順次、汚物を収容したとき、汚物は、腸詰ソーセー
ジのような形態となり、チューブとともに捨てられる。
理装置が、たとえば特開平1−226601号公報に記
載されている。ここに記載された汚物処理装置は、汚物
を密閉した状態で包むため、可撓性のチューブを用いて
いる。このチューブは、特定の構造を有するカセットか
ら繰り出され、汚物を受け入れるごとに捩られ、悪臭が
外部へ放たれることが防止される。このようなチューブ
に、順次、汚物を収容したとき、汚物は、腸詰ソーセー
ジのような形態となり、チューブとともに捨てられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た汚物処理装置では、汚物を包むチューブを繰り出すた
め、特定の構造を有するカセットを用いなければならな
い。そのため、この汚物処理装置を使用するにあたり、
消耗品のコストが比較的高くつくという問題がある。ま
た、このようなカセットは、特定の販売経路を経ないと
入手できないことが多く、それゆえに、入手の困難性の
問題にも遭遇する。
た汚物処理装置では、汚物を包むチューブを繰り出すた
め、特定の構造を有するカセットを用いなければならな
い。そのため、この汚物処理装置を使用するにあたり、
消耗品のコストが比較的高くつくという問題がある。ま
た、このようなカセットは、特定の販売経路を経ないと
入手できないことが多く、それゆえに、入手の困難性の
問題にも遭遇する。
【0004】それゆえに、この発明の目的は、入手が極
めて容易な消耗品をもって使用することが可能な汚物処
理装置を提供しようとすることである。
めて容易な消耗品をもって使用することが可能な汚物処
理装置を提供しようとすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る汚物処理
装置では、汚物を収容するため、可撓性の袋が用いられ
る。このような可撓性の袋の使用を可能とするため、こ
の発明に係る汚物処理装置は、次のような構成を備え
る。
装置では、汚物を収容するため、可撓性の袋が用いられ
る。このような可撓性の袋の使用を可能とするため、こ
の発明に係る汚物処理装置は、次のような構成を備え
る。
【0006】すなわち、この発明に係る汚物処理装置
は、上方に開口を有するハウジングと、開口を開閉可能
に閉じる蓋と、ハウジング内に配置される可撓性の袋の
開口を開いた状態で当該開口の周縁部を着脱可能に固定
する固定機構と、固定機構の下方において袋の一部を閉
じるように動作される閉鎖機構とを備える。
は、上方に開口を有するハウジングと、開口を開閉可能
に閉じる蓋と、ハウジング内に配置される可撓性の袋の
開口を開いた状態で当該開口の周縁部を着脱可能に固定
する固定機構と、固定機構の下方において袋の一部を閉
じるように動作される閉鎖機構とを備える。
【0007】上述した閉鎖機構は、袋の両側においてそ
れぞれ横方向に移動可能に保持される1対の長手棒状の
挟み部材と、袋の両側においてそれぞれ回転可能に保持
される1対の駆動軸と、1対の駆動軸のそれぞれと一体
に回転される1対のピニオンと、1対のピニオンのそれ
ぞれの回転を同期させて生じさせるため各ピニオンに噛
合する歯を有するラックと、ラックから各駆動軸に至る
動作伝達経路上のいずれかの部分に対して外部からの駆
動力を与えるためハウジング外から操作される操作部材
と、1対の挟み部材を袋に対して近接・離隔するように
互いに同期させて動作させるため各駆動軸の回転を各挟
み部材にそれぞれ伝達する屈曲可能な連結リンク機構と
を備える。 連結リンク機構は、1対の駆動軸のそれぞれ
から1対の挟み部材に向かって延びるとともに挟み部材
と同方向の長手に延びる1対の駆動軸アームと、1対の
挟み部材のそれぞれから1対の駆動軸アームに向かって
延びるとともに挟み部材と同方向の長手に延びる1対の
挟み部材アームと、各駆動軸アームと各挟み部材アーム
とを逆V字状に屈曲可能に連結するピンとを備える。
れぞれ横方向に移動可能に保持される1対の長手棒状の
挟み部材と、袋の両側においてそれぞれ回転可能に保持
される1対の駆動軸と、1対の駆動軸のそれぞれと一体
に回転される1対のピニオンと、1対のピニオンのそれ
ぞれの回転を同期させて生じさせるため各ピニオンに噛
合する歯を有するラックと、ラックから各駆動軸に至る
動作伝達経路上のいずれかの部分に対して外部からの駆
動力を与えるためハウジング外から操作される操作部材
と、1対の挟み部材を袋に対して近接・離隔するように
互いに同期させて動作させるため各駆動軸の回転を各挟
み部材にそれぞれ伝達する屈曲可能な連結リンク機構と
を備える。 連結リンク機構は、1対の駆動軸のそれぞれ
から1対の挟み部材に向かって延びるとともに挟み部材
と同方向の長手に延びる1対の駆動軸アームと、1対の
挟み部材のそれぞれから1対の駆動軸アームに向かって
延びるとともに挟み部材と同方向の長手に延びる1対の
挟み部材アームと、各駆動軸アームと各挟み部材アーム
とを逆V字状に屈曲可能に連結するピンとを備える。
【0008】
【作用】この発明では、汚物を包むための可撓性の袋が
ハウジング内に配置される。その状態で、袋の開口の周
縁部が固定機構によって固定され、袋の開口は開いた状
態とされる。そして、袋内に収容された汚物からの悪臭
が外部に放たれないようにするため、ハウジングの開口
が蓋によって閉じられるとともに、固定機構の下方の位
置において、閉鎖機構に備える1対の挟み部材が袋を両
側から挟むことにより袋が閉じられる。
ハウジング内に配置される。その状態で、袋の開口の周
縁部が固定機構によって固定され、袋の開口は開いた状
態とされる。そして、袋内に収容された汚物からの悪臭
が外部に放たれないようにするため、ハウジングの開口
が蓋によって閉じられるとともに、固定機構の下方の位
置において、閉鎖機構に備える1対の挟み部材が袋を両
側から挟むことにより袋が閉じられる。
【0009】この発明に係る汚物処理装置は、上述した
ように、固定機構の下方において閉鎖機構により袋の一
部を閉じるとともに、ハウジングの開口を蓋で閉じた状
態として、通常、室内に置かれる。そして、新たに汚物
を袋内に入れるとき、次のような手順で操作される。
ように、固定機構の下方において閉鎖機構により袋の一
部を閉じるとともに、ハウジングの開口を蓋で閉じた状
態として、通常、室内に置かれる。そして、新たに汚物
を袋内に入れるとき、次のような手順で操作される。
【0010】すなわち、まず蓋が開かれ、その状態で、
固定機構によって固定された袋の開口の周縁部によって
取囲まれた領域に、汚物が置かれる。次に、蓋が閉じら
れ、その状態で、ハウジング外から操作可能な操作部材
が操作される。これによって、1対の駆動軸および1対
のピニオンがラックによって連動されながら動作し、1
対の駆動軸の回転が連結リンクを介して1対の挟み部材
に与えられ、1対の挟み部材が袋から離隔するように動
作される。その結果、袋は開かれ、上述のような袋の開
口の周縁部で囲まれた領域に置かれていた汚物は、袋の
中へ落下する。その後、駆動軸が逆方向に回転され、1
対の挟み部材が袋に対して近接するように動作され、袋
が再び閉じた状態とされる。このようにして、汚物処理
装置の通常の使用時の一連の操作が完了する。
固定機構によって固定された袋の開口の周縁部によって
取囲まれた領域に、汚物が置かれる。次に、蓋が閉じら
れ、その状態で、ハウジング外から操作可能な操作部材
が操作される。これによって、1対の駆動軸および1対
のピニオンがラックによって連動されながら動作し、1
対の駆動軸の回転が連結リンクを介して1対の挟み部材
に与えられ、1対の挟み部材が袋から離隔するように動
作される。その結果、袋は開かれ、上述のような袋の開
口の周縁部で囲まれた領域に置かれていた汚物は、袋の
中へ落下する。その後、駆動軸が逆方向に回転され、1
対の挟み部材が袋に対して近接するように動作され、袋
が再び閉じた状態とされる。このようにして、汚物処理
装置の通常の使用時の一連の操作が完了する。
【0011】袋が汚物で満たされたときには、まず、固
定機構による袋の開口の周縁部の固定を解除した後、袋
の開口を粘着テープで巻付けるなどして閉じ、その後、
1対の挟み部材を袋に対して離隔する方向に動作させて
から、汚物を袋とともにハウジングから取出せばよい。
定機構による袋の開口の周縁部の固定を解除した後、袋
の開口を粘着テープで巻付けるなどして閉じ、その後、
1対の挟み部材を袋に対して離隔する方向に動作させて
から、汚物を袋とともにハウジングから取出せばよい。
【0012】他方、新たな袋をハウジング内に装着する
ときには、1対の挟み部材を互いに離隔した状態にし
て、袋をハウジング内に入れるとともに、袋の開口を開
いた状態としながら、その周縁部を固定機構によって固
定すればよい。
ときには、1対の挟み部材を互いに離隔した状態にし
て、袋をハウジング内に入れるとともに、袋の開口を開
いた状態としながら、その周縁部を固定機構によって固
定すればよい。
【0013】
【発明の効果】このように、この発明によれば、消耗品
として可撓性の袋を使用するだけで、この汚物処理装置
を使用し続けることができる。このような袋としては、
ごみ袋として広く市販されているポリエチレンまたはポ
リプロピレン等からなる袋をそのまま用いることができ
るので、消耗品にかかるコストを極めて低くすることが
でき、経済的であるとともに、その入手が容易である。
として可撓性の袋を使用するだけで、この汚物処理装置
を使用し続けることができる。このような袋としては、
ごみ袋として広く市販されているポリエチレンまたはポ
リプロピレン等からなる袋をそのまま用いることができ
るので、消耗品にかかるコストを極めて低くすることが
でき、経済的であるとともに、その入手が容易である。
【0014】また、この汚物処理装置の使用状態におい
て、閉鎖機構に含まれる1対の挟み部材はハウジング外
から操作部材に与えられる操作によって動作されること
ができるので、ハウジングの開口を蓋で閉じたままであ
っても、1対の挟み部材を動作させることができる。し
たがって、前述したように新たな汚物を袋内に入れよう
とするときであっても、袋内の空間が、直接、ハウジン
グの外部と連通することがないので、袋内の汚物から放
たれる悪臭がハウジング外へ漏れ出すことを最小限に留
めることができる。
て、閉鎖機構に含まれる1対の挟み部材はハウジング外
から操作部材に与えられる操作によって動作されること
ができるので、ハウジングの開口を蓋で閉じたままであ
っても、1対の挟み部材を動作させることができる。し
たがって、前述したように新たな汚物を袋内に入れよう
とするときであっても、袋内の空間が、直接、ハウジン
グの外部と連通することがないので、袋内の汚物から放
たれる悪臭がハウジング外へ漏れ出すことを最小限に留
めることができる。
【0015】また、この発明による汚物処理装置におい
て、袋を選択的に閉じるように袋に対して直接作用する
1対の挟み部材は、互いに接触する程度にまで近接させ
ることができるので、これら挟み部材によって閉じられ
た袋は、良好な密閉状態を保つことができる。
て、袋を選択的に閉じるように袋に対して直接作用する
1対の挟み部材は、互いに接触する程度にまで近接させ
ることができるので、これら挟み部材によって閉じられ
た袋は、良好な密閉状態を保つことができる。
【0016】また、挟み部材に駆動軸の回転をそれぞれ
伝達するため、屈曲可能な連結リンクを用いるため、挟
み部材を動作させるために要する空間が比較的小さくて
済み、したがって汚物処理装置の大型化を招くことはな
い。
伝達するため、屈曲可能な連結リンクを用いるため、挟
み部材を動作させるために要する空間が比較的小さくて
済み、したがって汚物処理装置の大型化を招くことはな
い。
【0017】
【実施例】図1ないし図7は、この発明の一実施例によ
る汚物処理装置1を説明するためのものである。ここ
で、図1ないし図4は、いずれも、汚物処理装置1の縦
断面を示す正面図であるが、図1および図2に表わされ
る切断面と図3および図4に表わされる切断面とは互い
に異なっている。前者の切断面は、後者の切断面に比べ
て、汚物処理装置1のより手前側に位置している。ま
た、図1と図2とは互いに異なる状態を示していて、ま
た、図3に示す状態は図1に示す状態に対応し、図4に
示す状態は図2に示す状態に対応している。
る汚物処理装置1を説明するためのものである。ここ
で、図1ないし図4は、いずれも、汚物処理装置1の縦
断面を示す正面図であるが、図1および図2に表わされ
る切断面と図3および図4に表わされる切断面とは互い
に異なっている。前者の切断面は、後者の切断面に比べ
て、汚物処理装置1のより手前側に位置している。ま
た、図1と図2とは互いに異なる状態を示していて、ま
た、図3に示す状態は図1に示す状態に対応し、図4に
示す状態は図2に示す状態に対応している。
【0018】汚物処理装置1は、図3および図4に示す
ように、上方に開口2を有するハウジング3を備える。
ハウジング3は、全体として容器状をなし、上部4と下
部5とに分離可能である。上部4と下部5とは、できる
だけ気密的に組合わされる。また、開口2は、軸6によ
って回動可能に支持された蓋7によって開閉可能に閉じ
られる。
ように、上方に開口2を有するハウジング3を備える。
ハウジング3は、全体として容器状をなし、上部4と下
部5とに分離可能である。上部4と下部5とは、できる
だけ気密的に組合わされる。また、開口2は、軸6によ
って回動可能に支持された蓋7によって開閉可能に閉じ
られる。
【0019】ハウジング3内には、ごみ袋として広く市
販されている可撓性の袋8が配置される。袋8は、図3
および図4に示すように、その開口を開いた状態で、当
該開口の周縁部9が、固定機構10によって着脱可能に
固定される。固定機構10は、この実施例では、開口2
の周囲に形成されるリング状縁部11とこのリング状縁
部11に着脱可能に嵌合されるリング状部材12との組
合わせを備える。したがって、袋8の開口の周縁部9
を、リング状縁部11上に乗るように配置した後、リン
グ状部材12をリング状縁部11の外周に嵌合させれ
ば、周縁部9は、リング状縁部11とリング状部材12
とによって挟まれて固定される。
販されている可撓性の袋8が配置される。袋8は、図3
および図4に示すように、その開口を開いた状態で、当
該開口の周縁部9が、固定機構10によって着脱可能に
固定される。固定機構10は、この実施例では、開口2
の周囲に形成されるリング状縁部11とこのリング状縁
部11に着脱可能に嵌合されるリング状部材12との組
合わせを備える。したがって、袋8の開口の周縁部9
を、リング状縁部11上に乗るように配置した後、リン
グ状部材12をリング状縁部11の外周に嵌合させれ
ば、周縁部9は、リング状縁部11とリング状部材12
とによって挟まれて固定される。
【0020】固定機構10の下方において袋8の一部を
選択的に閉じるように動作される閉鎖機構13が配置さ
れる。この閉鎖機構13は、図3に示すように、袋8を
その両側から挟んで袋8を閉じるための1対の挟み部材
14および15を備える。これら挟み部材14および1
5は、図4に示すように、袋8に対して離隔可能、すな
わち互いに離隔可能である。このような挟み部材14お
よび15に動作を与えるための機構の主要部が図1およ
び図2に示されている。また、図5には、挟み部材14
および15が平面図で示されている。
選択的に閉じるように動作される閉鎖機構13が配置さ
れる。この閉鎖機構13は、図3に示すように、袋8を
その両側から挟んで袋8を閉じるための1対の挟み部材
14および15を備える。これら挟み部材14および1
5は、図4に示すように、袋8に対して離隔可能、すな
わち互いに離隔可能である。このような挟み部材14お
よび15に動作を与えるための機構の主要部が図1およ
び図2に示されている。また、図5には、挟み部材14
および15が平面図で示されている。
【0021】これら挟み部材14および15ならびに挟
み部材14および15に対して動作を与えるための機構
は、図1および図2によく示されているフレーム16に
よって保持される。フレーム16は、図5に示すよう
に、挟み部材14および15の両側にそれぞれ位置され
る。これらフレーム16は、ハウジング3の上部4の内
面に沿って取付けられる。なお、それぞれのフレーム1
6の形状およびそれに関連する構造は、互いに実質的に
対称であるので、以下の説明は図1および図2に示した
一方のフレーム16に関連して行ない、重複する説明を
避けるため、図5では、相当の部分に同様の参照符号を
付している。
み部材14および15に対して動作を与えるための機構
は、図1および図2によく示されているフレーム16に
よって保持される。フレーム16は、図5に示すよう
に、挟み部材14および15の両側にそれぞれ位置され
る。これらフレーム16は、ハウジング3の上部4の内
面に沿って取付けられる。なお、それぞれのフレーム1
6の形状およびそれに関連する構造は、互いに実質的に
対称であるので、以下の説明は図1および図2に示した
一方のフレーム16に関連して行ない、重複する説明を
避けるため、図5では、相当の部分に同様の参照符号を
付している。
【0022】挟み部材14および15は、それぞれ、長
手の棒状をなし、それぞれの両端部には、ガイドピン1
7および18が設けられる。これらガイドピン17およ
び18は、それぞれ、フレーム16において横方向に延
びるように設けられたガイド長穴19および20内に受
け入れられる。これによって、挟み部材14および15
は、袋8の両側においてそれぞれ横方向に移動可能に保
持される。
手の棒状をなし、それぞれの両端部には、ガイドピン1
7および18が設けられる。これらガイドピン17およ
び18は、それぞれ、フレーム16において横方向に延
びるように設けられたガイド長穴19および20内に受
け入れられる。これによって、挟み部材14および15
は、袋8の両側においてそれぞれ横方向に移動可能に保
持される。
【0023】また、1対の駆動軸21および22が、袋
8の両側においてそれぞれ回転可能にフレーム16によ
って保持される。駆動軸21および22のそれぞれの各
端部は、フレーム16を貫通し、フレーム16の外側に
おいて、1対のピニオン23および24が、それぞれ、
駆動軸21および22と一体に回転するように取付けら
れる。
8の両側においてそれぞれ回転可能にフレーム16によ
って保持される。駆動軸21および22のそれぞれの各
端部は、フレーム16を貫通し、フレーム16の外側に
おいて、1対のピニオン23および24が、それぞれ、
駆動軸21および22と一体に回転するように取付けら
れる。
【0024】これら1対のピニオン23および24のそ
れぞれの回転を同期させて生じさせるため、ラック25
がフレーム16の外側に配置される。ラック25には、
ガイド長穴26および27が設けられ、これらガイド長
穴26および27の各々内には、フレーム16に設けら
れたガイドピン28および29がそれぞれ受け入れられ
る。これによって、ラック25は、所定の範囲内で、横
方向に平行移動可能とされる。ラック25には、前述し
たピニオン23に上方から噛合する歯30およびピニオ
ン24に下方から噛合する歯31が形成されている。し
たがって、駆動軸21およびピニオン23と駆動軸22
およびピニオン24とは、互いに逆方向に回転するよう
にラック25を介して連動される。なお、ラック25と
フレーム16との間には、圧縮ばね32が配置され、ラ
ック25は、図1に示すように常に右方向へ移動するよ
うに付勢されるのが好ましい。
れぞれの回転を同期させて生じさせるため、ラック25
がフレーム16の外側に配置される。ラック25には、
ガイド長穴26および27が設けられ、これらガイド長
穴26および27の各々内には、フレーム16に設けら
れたガイドピン28および29がそれぞれ受け入れられ
る。これによって、ラック25は、所定の範囲内で、横
方向に平行移動可能とされる。ラック25には、前述し
たピニオン23に上方から噛合する歯30およびピニオ
ン24に下方から噛合する歯31が形成されている。し
たがって、駆動軸21およびピニオン23と駆動軸22
およびピニオン24とは、互いに逆方向に回転するよう
にラック25を介して連動される。なお、ラック25と
フレーム16との間には、圧縮ばね32が配置され、ラ
ック25は、図1に示すように常に右方向へ移動するよ
うに付勢されるのが好ましい。
【0025】上述したラック25から駆動軸21および
22の各々に至る動作伝達経路上のいずれかの部分に対
して外部からの駆動力を与えると、これらの要素が同期
して動作される。この駆動力を与えるため、この実施例
では、操作レバー33が、駆動軸21の一方端部に固定
される。この操作レバー33は、図6に示すように、ハ
ウジング3の外部に位置され、ハウジング3外から操作
することができる。
22の各々に至る動作伝達経路上のいずれかの部分に対
して外部からの駆動力を与えると、これらの要素が同期
して動作される。この駆動力を与えるため、この実施例
では、操作レバー33が、駆動軸21の一方端部に固定
される。この操作レバー33は、図6に示すように、ハ
ウジング3の外部に位置され、ハウジング3外から操作
することができる。
【0026】なお、上述のような駆動力を与えるための
操作部材として、操作レバー33に代えて、たとえば、
ラック25に固定された操作つまみが採用されてもよ
い。この操作つまみは、ハウジング3の外部に露出して
おり、これを横方向へ移動させることにより、ラック2
5が横方向へ移動される。
操作部材として、操作レバー33に代えて、たとえば、
ラック25に固定された操作つまみが採用されてもよ
い。この操作つまみは、ハウジング3の外部に露出して
おり、これを横方向へ移動させることにより、ラック2
5が横方向へ移動される。
【0027】上述した1対の駆動軸21および22の互
いに逆方向の回転に従って、1対の挟み部材14および
15は、互いに同期して袋8に対して近接・離隔され
る。このような動作を達成するため、駆動軸21および
22と挟み部材14および15とは、それぞれ、屈曲可
能な連結リンク34および35によって連結される。連
結リンク34および35は、より具体的には、駆動軸2
1および22から一体に延びるアーム36および37、
挟み部材14および15から一体に延びるアーム38お
よび39、ならびに、アーム36および37とアーム3
8および39とを互いに回動可能に連結するピン40お
よび41をそれぞれ備える。
いに逆方向の回転に従って、1対の挟み部材14および
15は、互いに同期して袋8に対して近接・離隔され
る。このような動作を達成するため、駆動軸21および
22と挟み部材14および15とは、それぞれ、屈曲可
能な連結リンク34および35によって連結される。連
結リンク34および35は、より具体的には、駆動軸2
1および22から一体に延びるアーム36および37、
挟み部材14および15から一体に延びるアーム38お
よび39、ならびに、アーム36および37とアーム3
8および39とを互いに回動可能に連結するピン40お
よび41をそれぞれ備える。
【0028】このような構成において、閉鎖機構13は
次のように動作される。まず、図1および図3では、袋
8の一部を閉じた状態を実現している。この状態では、
1対の挟み部材14および15が互いに近接しており、
袋8の両側から袋8を挟むことにより、袋8を閉じてい
る。
次のように動作される。まず、図1および図3では、袋
8の一部を閉じた状態を実現している。この状態では、
1対の挟み部材14および15が互いに近接しており、
袋8の両側から袋8を挟むことにより、袋8を閉じてい
る。
【0029】他方、図2および図4に示した状態では、
袋8は開かれている。上述した図1および図3に示す状
態から図2および図4に示す状態にするには、操作レバ
ー33を反時計方向に回動操作することが行なわれる。
これによって、次のような動作が同時に進行する。
袋8は開かれている。上述した図1および図3に示す状
態から図2および図4に示す状態にするには、操作レバ
ー33を反時計方向に回動操作することが行なわれる。
これによって、次のような動作が同時に進行する。
【0030】まず、駆動軸21が、図1ないし図4にお
いて反時計方向に回転し、連結リンク34が、図4に示
すように逆V字状に屈曲する。それによって、挟み部材
14は、ガイド長穴19に案内されて左方向へ移動す
る。
いて反時計方向に回転し、連結リンク34が、図4に示
すように逆V字状に屈曲する。それによって、挟み部材
14は、ガイド長穴19に案内されて左方向へ移動す
る。
【0031】他方、駆動軸21が反時計方向に回転する
ことにより、ピニオン23が同じ方向へ回転し、ラック
25が左方向へ移動する。このとき、圧縮ばね32は、
その弾性に抗して縮められる。ラック25の左方向への
移動によって、ピニオン24は時計方向へ回転され、応
じて、駆動軸22が時計方向へ回転される。これによっ
て、連結リンク35は、図4に示すように逆V字状に屈
曲し、挟み部材15は、ガイド長穴20に沿って右方向
へ移動される。
ことにより、ピニオン23が同じ方向へ回転し、ラック
25が左方向へ移動する。このとき、圧縮ばね32は、
その弾性に抗して縮められる。ラック25の左方向への
移動によって、ピニオン24は時計方向へ回転され、応
じて、駆動軸22が時計方向へ回転される。これによっ
て、連結リンク35は、図4に示すように逆V字状に屈
曲し、挟み部材15は、ガイド長穴20に沿って右方向
へ移動される。
【0032】このようにして、1対の挟み部材14およ
び15は、袋8に対して離隔した状態となり、袋8が開
かれることが可能になる。
び15は、袋8に対して離隔した状態となり、袋8が開
かれることが可能になる。
【0033】この実施例では、上述した操作レバー33
を反時計方向へ回動させる力を除去したとき、圧縮ばね
32の作用で、図1および図3に示す状態に自動的に戻
るように構成されている。すなわち、圧縮ばね32の弾
発力により、ラック25は右方向へ移動し、これによっ
て、ピニオン23は時計方向へ、ピニオン24は反時計
方向へ回転される。したがって、駆動軸21が時計方向
へ回転され、連結リンク34が直線状に延びる状態とな
り、挟み部材14が右方向へ移動する。他方、駆動軸2
2は反時計方向へ回転し、連結リンク35が直線状に延
びる状態となり、挟み部材15が右方向へ移動する。こ
れによって、袋8は、両側から1対の挟み部材14およ
び15によって再び挟まれた状態となる。
を反時計方向へ回動させる力を除去したとき、圧縮ばね
32の作用で、図1および図3に示す状態に自動的に戻
るように構成されている。すなわち、圧縮ばね32の弾
発力により、ラック25は右方向へ移動し、これによっ
て、ピニオン23は時計方向へ、ピニオン24は反時計
方向へ回転される。したがって、駆動軸21が時計方向
へ回転され、連結リンク34が直線状に延びる状態とな
り、挟み部材14が右方向へ移動する。他方、駆動軸2
2は反時計方向へ回転し、連結リンク35が直線状に延
びる状態となり、挟み部材15が右方向へ移動する。こ
れによって、袋8は、両側から1対の挟み部材14およ
び15によって再び挟まれた状態となる。
【0034】このように、ラック25が常に右方向へ移
動するように付勢されていると、不注意にも、図2およ
び図3に示すように袋8を開いた状態で放置することが
なくなるとともに、袋8を閉じた状態をより確実に維持
することができる。圧縮ばね23は、それと同等の機能
を果たし得る要素に置換えることができ、また、このよ
うな要素は、ラック25ではなく、ラック25から挟み
部材14および15の各々に至る動作伝達経路上のいず
れかの部分に関連して設けられることもできる。このよ
うな圧縮ばね32によってもたらされる利点を望まない
ならば、圧縮ばね32を設けず、閉鎖機構13の動作
が、往復とも、操作レバー33の回動操作によって達成
されるようにしてもよい。
動するように付勢されていると、不注意にも、図2およ
び図3に示すように袋8を開いた状態で放置することが
なくなるとともに、袋8を閉じた状態をより確実に維持
することができる。圧縮ばね23は、それと同等の機能
を果たし得る要素に置換えることができ、また、このよ
うな要素は、ラック25ではなく、ラック25から挟み
部材14および15の各々に至る動作伝達経路上のいず
れかの部分に関連して設けられることもできる。このよ
うな圧縮ばね32によってもたらされる利点を望まない
ならば、圧縮ばね32を設けず、閉鎖機構13の動作
が、往復とも、操作レバー33の回動操作によって達成
されるようにしてもよい。
【0035】図7には、互いに近接した状態にある1対
の挟み部材14および15が拡大断面図で示されてい
る。図7に示すように、挟み部材14および15には、
好ましくは、互いに嵌合する凹凸面42および53がそ
れぞれ形成される。これによって、1対の挟み部材14
および15が袋8を挟んだとき、これによって閉じられ
た袋8の密閉性をより高めることができる。なお、この
密閉性をさらに高めるため、挟み部材14および15の
少なくとも表面をゴムのような弾性体で構成することも
有効である。
の挟み部材14および15が拡大断面図で示されてい
る。図7に示すように、挟み部材14および15には、
好ましくは、互いに嵌合する凹凸面42および53がそ
れぞれ形成される。これによって、1対の挟み部材14
および15が袋8を挟んだとき、これによって閉じられ
た袋8の密閉性をより高めることができる。なお、この
密閉性をさらに高めるため、挟み部材14および15の
少なくとも表面をゴムのような弾性体で構成することも
有効である。
【0036】次に、この汚物処理装置1の使用方法につ
いて説明する。まず、使用の開始にあたっては、袋8を
ハウジング3内に装着することが行なわれる。そのた
め、蓋7を開くとともに、操作レバー33を操作して、
図4に示すように、1対の挟み部材14および15を互
いに離隔した状態にもたらし、袋8が、ハウジング3の
下部5内にまで届くように延ばされる。他方、袋8の開
口の周縁部9がリング状縁部11より上方に位置するよ
うにされ、この段階で、操作レバー33への操作が解除
される。これによって、1対の挟み部材14および15
は互いに近接して、袋8の中間部を閉じる。次に、袋8
の周縁部9がリング状縁部11の上方に乗せられ、ここ
にリング状部材12が嵌合され、袋8の周縁部9が固定
される。
いて説明する。まず、使用の開始にあたっては、袋8を
ハウジング3内に装着することが行なわれる。そのた
め、蓋7を開くとともに、操作レバー33を操作して、
図4に示すように、1対の挟み部材14および15を互
いに離隔した状態にもたらし、袋8が、ハウジング3の
下部5内にまで届くように延ばされる。他方、袋8の開
口の周縁部9がリング状縁部11より上方に位置するよ
うにされ、この段階で、操作レバー33への操作が解除
される。これによって、1対の挟み部材14および15
は互いに近接して、袋8の中間部を閉じる。次に、袋8
の周縁部9がリング状縁部11の上方に乗せられ、ここ
にリング状部材12が嵌合され、袋8の周縁部9が固定
される。
【0037】上述の状態で、汚物処理装置1は、使用可
能な状態となり、汚物の処理の必要性が生じるまで、好
ましくは、蓋7が閉じた状態とされる。
能な状態となり、汚物の処理の必要性が生じるまで、好
ましくは、蓋7が閉じた状態とされる。
【0038】この汚物処理装置1によって処理されるべ
き汚物が生じたときには、蓋7がまず開かれ、図3に示
すように、その汚物44が、袋8の開かれた開口の周縁
部9によって囲まれた領域に置かれる。次いで、できる
だけ迅速に、蓋7が閉じられ、その後、操作レバー33
が回動操作される。これによって、図2および図4に示
すように、1対の挟み部材14および15は互いに離隔
し、その結果、汚物44は、矢印45で示すように袋8
の底部に向かって落下する。このように、汚物44を落
下させた後、直ちに、操作レバー33への操作が解除さ
れる。これによって、再び、図1および図3に示すよう
に、袋8が閉じた状態とされ、次の汚物が生じるまで待
機される。
き汚物が生じたときには、蓋7がまず開かれ、図3に示
すように、その汚物44が、袋8の開かれた開口の周縁
部9によって囲まれた領域に置かれる。次いで、できる
だけ迅速に、蓋7が閉じられ、その後、操作レバー33
が回動操作される。これによって、図2および図4に示
すように、1対の挟み部材14および15は互いに離隔
し、その結果、汚物44は、矢印45で示すように袋8
の底部に向かって落下する。このように、汚物44を落
下させた後、直ちに、操作レバー33への操作が解除さ
れる。これによって、再び、図1および図3に示すよう
に、袋8が閉じた状態とされ、次の汚物が生じるまで待
機される。
【0039】上述したような操作手順が繰り返され、袋
8が汚物44によって満たされたとき、これら汚物44
は、袋8とともに捨てられる。この場合、まず、蓋7が
開かれ、次いで、リング状部材12が外される。そし
て、袋8の開口の周縁部9が、たとえば粘着テープを巻
付けることによって縛られる。その後、操作レバー33
を回動操作して、1対の挟み部材14および15を互い
に離隔した状態に保ちながら、袋8がハウジング3から
取出される。このとき、ハウジング3の上部4を下部5
から分離し、汚物44を収容した袋8を下部5で受けた
まま、所定の場所まで運ぶようにしてもよい。
8が汚物44によって満たされたとき、これら汚物44
は、袋8とともに捨てられる。この場合、まず、蓋7が
開かれ、次いで、リング状部材12が外される。そし
て、袋8の開口の周縁部9が、たとえば粘着テープを巻
付けることによって縛られる。その後、操作レバー33
を回動操作して、1対の挟み部材14および15を互い
に離隔した状態に保ちながら、袋8がハウジング3から
取出される。このとき、ハウジング3の上部4を下部5
から分離し、汚物44を収容した袋8を下部5で受けた
まま、所定の場所まで運ぶようにしてもよい。
【図1】この発明の一実施例による汚物処理装置1の比
較的手前の縦断面を示す正面図である。
較的手前の縦断面を示す正面図である。
【図2】図1に対応する図であって、袋8が開かれた状
態を示す。
態を示す。
【図3】図1に示した汚物処理装置1の比較的後方の縦
断面を示す正面図である。
断面を示す正面図である。
【図4】図3に対応する図であって、袋8が開かれた状
態を示す。
態を示す。
【図5】図3に示した閉鎖機構13を示す平面図であ
る。
る。
【図6】図1に示した汚物処理装置1の外観の一部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図7】1対の挟み部材14および15の拡大断面図で
ある。
ある。
1 汚物処理装置 2 開口 3 ハウジング 7 蓋 8 袋 9 周縁部 10 固定機構 13 閉鎖機構 14,15 挟み部材 17,18,28,29 ガイドピン 19,20,26,27 ガイド長穴 21,22 駆動軸 23,24 ピニオン 25 ラック 30,31 歯 33 操作レバー 34,35 連結リンク 44 汚物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/00 - 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】 上方に開口を有するハウジングと、 前記開口を開閉可能に閉じる蓋と、 前記ハウジング内に配置される可撓性の袋の開口を開い
た状態で当該開口の周縁部を着脱可能に固定する固定機
構と、 前記固定機構の下方において前記袋の一部を閉じるよう
に動作される閉鎖機構とを備え、 前記閉鎖機構は、前記袋の両側においてそれぞれ横方向
に移動可能に保持される1対の長手棒状の挟み部材と、
前記袋の両側においてそれぞれ回転可能に保持される1
対の駆動軸と、前記1対の駆動軸のそれぞれと一体に回
転される1対のピニオンと、前記1対のピニオンのそれ
ぞれの回転を同期させて生じさせるため各前記ピニオン
に噛合する歯を有するラックと、前記ラックから各前記
駆動軸に至る動作伝達経路上のいずれかの部分に対して
外部からの駆動力を与えるため前記ハウジング外から操
作される操作部材と、前記1対の挟み部材を前記袋に対
して近接・離隔するように互いに同期させて動作させる
ため各前記駆動軸の回転を各前記挟み部材にそれぞれ伝
達する屈曲可能な連結リンク機構とを備え、 前記連結リンク機構は、前記1対の駆動軸のそれぞれか
ら前記1対の挟み部材に向かって延びるとともに前記挟
み部材と同方向の長手に延びる1対の駆動軸アームと、
前記1対の挟み部材のそれぞれから前記1対の駆動軸ア
ームに向かって延びるとともに前記挟み部材と同方向の
長手に延びる1対の挟み部材アームと、前記各駆動軸ア
ームと前記各挟み部材アームとを逆V字状に屈曲可能に
連結するピンとを備える 、汚物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28083993A JP3287930B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 汚物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28083993A JP3287930B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 汚物処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133003A JPH07133003A (ja) | 1995-05-23 |
JP3287930B2 true JP3287930B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=17630710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28083993A Expired - Fee Related JP3287930B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 汚物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287930B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102358218A (zh) * | 2011-07-01 | 2012-02-22 | 张立安 | 垃圾箱 |
CN102935921A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-02-20 | 张卫 | 防污式垃圾箱 |
CN108438631A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种可收拢垃圾袋袋口的垃圾桶 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0212349D0 (en) * | 2002-05-29 | 2002-07-10 | Twinn Stewart | Container for biodegradable waste |
WO2005054087A1 (en) * | 2003-12-02 | 2005-06-16 | Stewart Twinn | Container for biodegradable waste |
JP5486338B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2014-05-07 | アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社 | 汚物処理装置 |
GB2487219A (en) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | Byobyn Ltd | Sealing an elongate bin liner from the outside with a clip |
CN104986474B (zh) * | 2015-07-17 | 2017-03-22 | 上海林海生态技术股份有限公司 | 一种环保型收集垃圾装置 |
CN110092113A (zh) * | 2019-06-02 | 2019-08-06 | 陈政 | 开盖垃圾桶 |
CN110092114A (zh) * | 2019-06-02 | 2019-08-06 | 陈政 | 翻盖式垃圾桶 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28083993A patent/JP3287930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102358218A (zh) * | 2011-07-01 | 2012-02-22 | 张立安 | 垃圾箱 |
CN102358218B (zh) * | 2011-07-01 | 2012-11-07 | 张立安 | 垃圾箱 |
CN102935921A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-02-20 | 张卫 | 防污式垃圾箱 |
CN108438631A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种可收拢垃圾袋袋口的垃圾桶 |
CN108438631B (zh) * | 2018-03-23 | 2022-06-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种可收拢垃圾袋袋口的垃圾桶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07133003A (ja) | 1995-05-23 |
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