JP3287483B2 - サンプルホールド回路及び出力回路 - Google Patents

サンプルホールド回路及び出力回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンプルホールド回路及
び信号処理方法に関し、例えば固体撮像素子より出力さ
れた出力信号の信号レベルをサンプルホールドして出力
するものに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】今日、カメラ一体型のビデオテープレコ
ーダの多くの撮像素子としては撮像管に比べて小型で低
消費電力という理由等により固体撮像素子(以下CCD
素子という)が広く用いられている。このCCD素子の
面上には赤、青、赤、青……及び緑、青、緑、青……の
色信号を取り出すための特殊な色フイルタが配列されて
おり、赤、青又は緑、青を繰り返す映像信号成分を中心
としたデータを出力するようになされている。
【0003】従つてこのCCD出力信号より映像信号成
分のみを抽出したり、CCD出力信号の信号レベルが大
きすぎたり小さすぎたりする場合にはこれを一定レベル
に制御する信号処理回路が必要であり、図3に示すよう
なCCD信号処理回路1が一般に用いられている。
【0004】すなわちCCD信号処理回路1は、固体撮
像素子2より出力されたCCD出力信号S1をクランプ
用のコンデンサ3を介してサンプルホールド回路4に入
力し、各色信号の信号レベルをサンプリングパルスSH
Pのタイミングによつて標本化するようになされてい
る。
【0005】ここでCCD信号処理回路1は、サンプル
ホールドされたCCD出力信号の信号レベルが小さいと
きにはゲインコントロールアンプ5によつてある定めら
れた値まで信号レベルを増幅し、この後、後段のアンプ
6を介して出力するようになされている。
【0006】またCCD信号処理回路1は、クランプ回
路7においてゲインコントロールアンプ5より出力され
る映像信号の黒レベルと基準電圧とをクランプパルスC
LPのタイミングで比較し、黒レベルの値が一定電位に
固定されるようにクランプ用のコンデンサ3の電位を帰
還制御するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが信号レベルの
調整に用いられるゲインコントロールアンプ5は一般に
SN比が悪いため増幅時に雑音が重畳され、出力される
映像信号の画質が劣化する問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、信号レベルのゲインの可変に係わらず従来に比して
SN比が良いサンプルホールド回路及び出力回路を提案
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、映像信号S1の信号レベルを所定
のタイミングで標本化して保持すると共に、標本化され
た信号レベルを任意の増幅率によつて増幅して出力する
サンプルホールド回路20において、標本化された信号
レベルを固定の増幅率によつて増幅する第1の増幅手段
11と、一端が第1の増幅手段11の出力端に接続され
ると共に他端が黒レベルクランプ用の基準電源E1に接
続され、第1の増幅手段11より出力される出力信号S
2を任意の減衰量だけ減衰して出力する減衰量可変型の
減衰手段R1と、第1の増幅手段11の出力端に接続さ
れたクランプ回路7と、減衰手段R1に接続された第2
の増幅手段6とを設けるようにした。
【0010】また本発明においては、固体撮像素子2
と、当該固定撮像素子2から出力される信号S1のレベ
ルを所定のタイミングで標本化して保持すると共に、標
本化された信号レベルを任意の増幅率によつて増幅して
出力する出力回路10において、標本化された信号レベ
ルを固定の増幅率によつて増幅する第1の増幅手段11
と、一端が第1の増幅手段11の出力端に接続されると
共に他端が黒レベルクランプ用の基準電源E1に接続さ
れ、第1の増幅手段11より出力される出力信号S2を
任意の減衰量だけ減衰して出力する減衰量可変型の減衰
手段R1と、第1の増幅手段11の出力端に接続された
クランプ回路7と、減衰手段R1に接続された第2の増
幅手段6とを設けるようにした。
【0011】
【作用】標本化された信号レベルを従来のゲインコント
ロールアンプに代えて固定の増幅率によつて増幅する第
1の増幅手段11と、一端が第1の増幅手段11の出力
端に接続されると共に他端が黒レベルクランプ用の基準
電源E1に接続され、第1の増幅手段11より出力され
る出力信号S2を任意の減衰量だけ減衰して出力する減
衰量可変型の減衰手段R1の組み合わせによつて増幅す
ることにより、ゲインコントロールアンプによるSN比
の劣化のおそれなく任意の増幅率で増幅された信号を出
力することができる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】図3との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、10は全体としてCCD出力処理回路を
示し、ゲインコントロールアンプ5に代えて固定ゲイン
のアンプ11とアツテネート用の抵抗値可変抵抗R1を
有することを除いて同様の構成を有している。
【0014】ここでアツテネート用の抵抗値可変抵抗R
1の一端には黒レベル基準電位を与える電圧源E1が他
端を接地して接続されており、CCD出力処理回路10
はこの電圧源E1の電位を基準に映像信号を減衰し、後
段のアンプ6に出力するようになされている。
【0015】以上の構成において、CCD信号処理回路
10は、CCD素子2より出力されたCCD出力信号S
1より色信号の信号レベルををサンプルホールド回路4
によつて標本化し、標本化された値をアンプ11に供給
する。この実施例の場合、アンプ11の利得は一定であ
り、入力された標本値は低雑音のまま一定レベルまで増
幅される。
【0016】このとき増幅された増幅信号S2の利得の
調整は電圧源E1を基準に抵抗値可変抵抗R1の分圧比
を可変することによりなされ、電圧源E1と増幅信号S
2を内分した電圧が減衰した電圧としてアンプ6に出力
される。
【0017】一方、クランプパルスCLPの入力によつ
てクランプ回路7が動作中は、固定アンプ11の出力は
電圧源E1の電位と同電位になるため固定アンプ11の
出力端と電圧源E1との間に電位差が生じない。これに
よりクランプ期間にアンプ6に入力される電圧レベルは
可変抵抗R1の抵抗値によらずは常に一定の黒レベル電
圧(すなわち電圧源E1の電位)となる。
【0018】以上の構成によれば、CCD出力S1の信
号レベルが小さい場合に信号レベルを増幅する必要があ
る場合にもSN比を劣化させることなく任意の信号レベ
ルに調整することができ、また減衰量の調整値によらず
クランプ期間での黒レベルを一定に保つことができる。
【0019】なお上述の実施例においては、アツテネー
ト用の抵抗値可変抵抗R1の一端に黒レベルの電圧を供
給する電圧源E1を接続する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、アツテネート用の抵抗値可変抵抗
R1の一端を直接接地すると共にその出力端を結合コン
デンサ21を介してクランプ回路22に接続し、減衰量
の調整値に応じて変動する黒レベルの値を所定値に再設
定するようにしても良い(図2)。このようにしても上
述の場合と同様、信号レベルを調整してもSN比が劣化
するおそれを有効に回避することができる。
【0020】また上述の実施例においては、CCD出力
S1をサンプルホールドする場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、入力アナログ信号をサンプルホー
ルドし、この信号レベルの増幅率を任意に可変して出力
するアナログ信号処理回路に広く適用し得る。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、標本化さ
れた信号レベルをゲインコントロールアンプに代えて固
定の増幅率によつて増幅する第1の増幅手段と、一端が
第1の増幅手段の出力端に接続されると共に他端が黒レ
ベルクランプ用の基準電源に接続され、第1の増幅手段
より出力される出力信号を任意の減衰量だけ減衰して出
力する減衰量可変型の減衰手段の組み合わせによつて増
幅することにより、SN比の劣化なく信号レベルを任意
の信号レベルに増幅して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサンプルホールド回路の一実施例
を示すブロツク図である。
【図2】他の実施例の説明に供するブロツク図である。
【図3】従来のサンプルホールド回路の説明に供するブ
ロツク図である。
【符号の説明】
1、10、20……CCD出力処理回路、2……固体撮
像素子、4……サンプルホールド回路、5……ゲインコ
ントロールアンプ、6、11……アンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−159887(JP,A) 特開 平4−51787(JP,A) 特開 平4−96476(JP,A) 特開 昭64−74881(JP,A) 実開 平1−105265(JP,U) 実開 昭51−121130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の信号レベルを所定のタイミング
    で標本化して保持すると共に、標本化された信号レベル
    を任意の増幅率によつて増幅して出力するサンプルホー
    ルド回路において、 上記標本化された信号レベルを固定の増幅率によつて増
    幅する第1の増幅手段と、 一端が上記第1の増幅手段の出力端に接続されると共に
    他端が黒レベルクランプ用の基準電源に接続され、上記
    第1の増幅手段より出力される出力信号を任意の減衰量
    だけ減衰して出力する減衰量可変型の減衰手段と、 上記第1の増幅手段の出力端に接続されたクランプ回路
    と、 上記減衰手段に接続された第2の増幅手段と を具えるこ
    とを特徴とするサンプルホールド回路。
  2. 【請求項2】固体撮像素子と、当該固定撮像素子から出
    力される信号のレベルを所定のタイミングで標本化して
    保持すると共に、標本化された信号レベルを任意の増幅
    率によつて増幅して出力する出力回路において、 上記標本化された信号レベルを固定の増幅率によつて増
    幅する第1の増幅手段と、 一端が上記第1の増幅手段の出力端に接続されると共に
    他端が黒レベルクランプ用の基準電源に接続され、上記
    第1の増幅手段より出力される出力信号を任意の減衰量
    だけ減衰して出力する減衰量可変型の減衰手段と、 上記第1の増幅手段の出力端に接続されたクランプ回路
    と、 上記減衰手段に接続された第2の増幅手段と を具えるこ
    とを特徴とする出力回路。
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