JP3573442B2 - テレビジョンカメラ - Google Patents

テレビジョンカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP3573442B2
JP3573442B2 JP12838898A JP12838898A JP3573442B2 JP 3573442 B2 JP3573442 B2 JP 3573442B2 JP 12838898 A JP12838898 A JP 12838898A JP 12838898 A JP12838898 A JP 12838898A JP 3573442 B2 JP3573442 B2 JP 3573442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
amplifier
television camera
noise
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12838898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11331690A (ja
Inventor
智也 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP12838898A priority Critical patent/JP3573442B2/ja
Publication of JPH11331690A publication Critical patent/JPH11331690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3573442B2 publication Critical patent/JP3573442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンカメラにおいて、二つの増幅器について、それぞれゲイン切換え制御することにより広範囲の照度に応じたオートゲインコントロールを行ない、かつ、その時のゲイン切換え時に発生するノイズを除去するようにしたテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図2により説明する。図2は一つの増幅器を用いてオートゲインコントロールを行うテレビジョンカメラのブロック図である。1は撮像素子で、光を電気信号に変換する半導体素子である。2はサンプリング回路で、撮像素子1の出力信号から映像信号を取り出すための回路である。増幅器Bは、サンプリング回路2からの映像信号をマイクロコンピュータ9からのAGCゲインデータにより増幅率を変化させて出力するための、ゲイン分割ステップが小さい増幅器である。5はA/D変換器で、アナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換する。6はデジタル信号処理回路で、ガンマ補正、色補正等の映像信号処理を行う。7はD/A変換器で、デジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する。9はマイクロコンピュータで、デジタル信号処理回路6で検出された映像レベル値に応じて増幅器BへAGCゲインデータを出力する。以上の構成により、マイクロコンピュータ9により得られたAGCゲインデータに応じて増幅器Bの増幅率を変化させることで、オートゲインコントロールが行われる。
【0003】
次に、別の従来の技術について図3を用いて説明する。図3は、オートゲインコントロールを広範囲の明るさに適用させるために、ゲインの分割ステップが大きな増幅器とゲインの分割ステップが小さな増幅器を組み合わせて用いたテレビジョンカメラの例を示した図である。図3において、増幅器Aはゲインの分割ステップが大きな増幅器であり、マイクロコンピュータ9からの感度切り換えゲインデータによって、増幅率を切り換えている。
【0004】
ここで、この回路によっては、例えば、ゲインが小さいときは、増幅器Bのゲインを変化させ、増幅器Bの最大ゲイン値をこえる場合は増幅器Aのゲインを切り換える。そうすることで、オートゲインコントロールを広範囲の明るさに適用させている。その時の二つの増幅器のゲインの変え方とそれを組み合わした時のゲインの変化を図4に示す。この場合、低照度の被写体に対してオートゲインコントロールを行うと、ゲインは大きな分割ステップで切換わり、画像レベルは階段状に変化する。また、図4の(a)に示すように、分割ステップが大きな増幅器のゲインが切り換わる時、増幅器出力直流バイアスの変化とレベルの変化が大きいために、切り換えと同時にノイズレベルの急激な変動が発生してしまう。図5は、ノイズが発生したフィールドと、その直前、直後のフィールドをを説明する図である。この図に示すように、ノイズが発生しているのはゲインが切り換わった直後の1フィールド期間である。このため、低照度でオートゲインコントロールを行う際には、このノイズが画像を大きく劣化させることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、上述の従来技術によっては、ノイズが画像を大きく劣化させるという課題がある。本発明はこの課題を解決するために、線形なゲイン特性を持つように二つの増幅器を組み合わせるとともに、分割ステップが大きな増幅器のゲインが切り換わる時に、単一フィールドに発生するノイズを除去することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、ゲイン分割ステップのより大きい第1の増幅器と、ゲイン分割ステップのより小さい第2の増幅器とを有し、それら増幅器のゲインをそれぞれ制御することによりオートゲインコントロール(AGC)を行うテレビジョンカメラにおいて、前記第1の増幅器のゲインの切換レベルに応じて前記第1の増幅器のゲインの切換時に、前記第2の増幅器のゲインを変化させるものである。
【0007】
また、本発明は、前記第1の増幅器のゲインの切替時に前記増幅器により増幅された映像信号部分を有する映像フレームの信号を、他のフレームの信号に置き換えて出力するものである。
【0008】
その結果、広い照度範囲でも線形なゲイン特性を持たせたオートゲインコントロールを行うことができ、かつ、ゲインが切り換わる時に発生するノイズを見えなくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明によるテレビジョンカメラの実施の形態を、図1、6、7を使用して説明する。
【0010】
図1は、本発明によるテレビジョンカメラのブロック図である。1は撮像素子で、光を電気信号化する半導体素子である。2はサンプリング回路で、撮像素子1の出力信号から映像信号を取り出す回路である。増幅器Aは映像信号を感度切り換えゲインデータより増幅率を切り換えて出力するゲイン分割ステップが大きい増幅器である。増幅器Bは映像信号をAGCゲインデータより増幅率を変化させて出力するゲイン分割ステップが小さい増幅器である。5はA/D変換器で、アナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換する。6はデジタル信号処理回路で、ガンマ補正、色補正等の映像信号処理を行う。7はD/A変換器で、デジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する。8は内蔵の画像メモリで、デジタル信号処理回路6より得られた最新のデータが書き込まれている。9はマイクロコンピューターで、デジタル信号処理回路6から映像レベルを検出し、増幅器Aに感度切換えゲインデータ、増幅器BにAGCゲインデータを入力する。また、マイクロコンピューター9は、増幅器Bの感度切り換えタイミングを検出して、画像メモリ8にメモリ読み出しデータを入力する。
【0011】
図6は、本発明における二つの増幅器のゲイン調整方法と、それを組み合わせた時のゲインの変化の様子を説明する図である。ゲインの分割ステップが大きな増幅器のゲインの切り換わりを考慮に入れて、ゲインの分割ステップが小さな増幅器のゲインを変化させることで、二つの増幅器の組み合わせた場合のゲインの変化に線形な特性を持たせることができる。
【0012】
図7は、本発明におけるノイズ除去方法の原理を説明する図である。オートゲインコントロールの範囲を拡大させるために、ゲイン分割ステップの大きな増幅器とゲイン分割ステップの小さな増幅器を組み合わせて使用するとき、二つの増幅器に大きなゲイン変化があるため、その変化時にノイズレベルの急激な変動が発生してしまう。
【0013】
このノイズが発生しているフィールドを、ほかのノイズが発生していないフィールドに置き換えることで、ノイズが発生しているフィールドを取り除くことができる。ノイズが発生していないフィールドとしては、内蔵のフィールドメモリに書き込まれているデータが使用される。内蔵のフィールドメモリは、常に最新のデータが書き込まれており、ゲインが切り換わった直後にメモリから読み出せば、ゲインが切り換わる1フィールド前のデータを取り出すことができる。ゲインが切り換わる直前のデータは、ノイズが発生している直前のフィールドであり、ノイズが発生しているフィールドをその直前のフィールドと置き換えることで、発生したノイズを除去することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、広い照度範囲にわたって線形なゲイン特性を持たせたオートゲインコントロールを行うことができる。また、ゲイン切り換え時に発生するノイズを除去することで、オートゲインコントロール動作時における低照度での画像の劣化をなくすことができる。また、置き換えられたフィールドは直前のフィールドであるため、画像を置き換えたのにもかかわらず、自然な映像で広い照度範囲にわたってオートゲインコントロールを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるテレビジョンカメラのブロック構成例を示す図
【図2】従来の技術を用いたテレビジョンカメラの一実施例のブロック構成例を示す図
【図3】従来の技術を用いたテレビジョンカメラの他の実施例のブロック構成例を示す図
【図4】従来の技術に関わる図3に示すテレビジョンカメラの増幅器のゲインの切換えの様子とゲイン変化の様子とを説明する図
【図5】ノイズが発生したフィールド、及びその前後のフィールドの映像の様子を説明する図
【図6】本発明によるテレビジョンカメラの増幅器のゲインの切換えの様子とゲイン変化の様子とを説明する図
【図7】本発明におけるノイズ除去方法の原理を説明する図
【符号の説明】
1:撮像素子、2:サンプリング回路、A,B:増幅器、5:A/D変換器、6:デジタル信号処理回路、7:D/A変換器、8:画像メモリ、9:マイクロコンピュータ。

Claims (2)

  1. ゲイン分割ステップのより大きい第1の増幅器と、ゲイン分割ステップのより小さい第2の増幅器とを有し、それら増幅器のゲインをそれぞれ制御することによりオートゲインコントロール(AGC)を行うテレビジョンカメラにおいて、
    前記第1の増幅器のゲインの切換レベルに応じて前記第1の増幅器のゲインの切換時に、前記第2の増幅器のゲインを変化させることを特徴とするテレビジョンカメラ。
  2. 請求項1に記載のテレビジョンカメラにおいて、
    前記第1の増幅器のゲインの切替時に前記増幅器により増幅された映像信号部分を有する映像フレームの信号を、他のフレームの信号に置き換えて出力することを特徴とするテレビジョンカメラ。
JP12838898A 1998-05-12 1998-05-12 テレビジョンカメラ Expired - Fee Related JP3573442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12838898A JP3573442B2 (ja) 1998-05-12 1998-05-12 テレビジョンカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12838898A JP3573442B2 (ja) 1998-05-12 1998-05-12 テレビジョンカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11331690A JPH11331690A (ja) 1999-11-30
JP3573442B2 true JP3573442B2 (ja) 2004-10-06

Family

ID=14983589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12838898A Expired - Fee Related JP3573442B2 (ja) 1998-05-12 1998-05-12 テレビジョンカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3573442B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7911506B2 (en) 2007-07-23 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus and method of controlling the same
JP5059714B2 (ja) * 2008-08-07 2012-10-31 池上通信機株式会社 テレビカメラの利得設定回路及び方法
JP5602581B2 (ja) * 2010-10-21 2014-10-08 キヤノン株式会社 カメラシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11331690A (ja) 1999-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100776134B1 (ko) 이미지 센서 및 이미지 밝기 분포 조절방법
KR20030097687A (ko) 화상 처리 장치, 카메라 장치, 및 그 자동 노광 제어 방법
WO2011025526A1 (en) Image capture device
JP5167676B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP3573442B2 (ja) テレビジョンカメラ
CN101729786B (zh) 成像装置和成像处理方法
JP4971746B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2006086791A (ja) 固体撮像装置、固体撮像素子の制御回路及び制御方法
JP3811610B2 (ja) 撮像装置
JP2003189315A (ja) 撮像装置
JP3704909B2 (ja) 撮像装置
JPH11215431A (ja) テレビジョンカメラ
JP2004228626A (ja) 撮像装置の色バランス調整装置および方法
JP2001309393A (ja) 撮像装置
KR0178722B1 (ko) 시시디카메라의 다이내믹 영역 확장방법 및 장치
JP2002057941A (ja) 長時間露光型テレビジョンカメラ
JP3026373B2 (ja) ビデオカメラ及びビデオカメラの調整方法
JP3019337B2 (ja) ビデオ信号処理装置
JP3845860B2 (ja) 撮像装置、撮像結果の処理方法及び撮像結果の処理プログラム
JP2021176218A (ja) 撮像装置
JPH0257072A (ja) 映像信号処理回路
JP2006050308A (ja) 撮像装置
JP2006074676A (ja) 電子スチルカメラ
JP2010081546A (ja) 撮像装置
JP2008236030A (ja) 電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees