JP3286834B2 - 根菜類洗浄機 - Google Patents
根菜類洗浄機Info
- Publication number
- JP3286834B2 JP3286834B2 JP28622697A JP28622697A JP3286834B2 JP 3286834 B2 JP3286834 B2 JP 3286834B2 JP 28622697 A JP28622697 A JP 28622697A JP 28622697 A JP28622697 A JP 28622697A JP 3286834 B2 JP3286834 B2 JP 3286834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- root vegetables
- roll group
- chain
- root
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、根菜類特に大根を洗
浄するに適する洗浄機に関する。
浄するに適する洗浄機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、根菜類特に大根の出荷に際して洗
浄作業を行なう場合、根毛を除去するのに便利なように
先端部を前方に向けて縦方向に送りを与えていた。
浄作業を行なう場合、根毛を除去するのに便利なように
先端部を前方に向けて縦方向に送りを与えていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】根菜類特に大根の場
合、先端部を前方に向けて縦方向に送ると、能率が悪
く、また植毛ブラシによる洗浄方法では、葉茎と大根の
肌に擦傷を与え、その結果、見栄えを悪くするのみなら
ず、鮮度を大幅に低下させるおそれがあった。
合、先端部を前方に向けて縦方向に送ると、能率が悪
く、また植毛ブラシによる洗浄方法では、葉茎と大根の
肌に擦傷を与え、その結果、見栄えを悪くするのみなら
ず、鮮度を大幅に低下させるおそれがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の根菜類
洗浄機は、洗浄すべき根菜類の送り方向に対して長尺に
構成した機枠（１）に、スプロケットホイール（４）と
スプロケットホイール（６）との間に掛け廻して駆動さ
れる公転用チェン（５）を配設し、かつ一対のスプロケ
ットホイール（９，１０）間に掛け回した自転用チェン
（１１）に、ロール群（８）を構成し、それ自体前記自
転用チェン（１１）に噛み合わされているスプロケット
ホイール（１２）を固着しかつ個々に公転用チェン
（５）に噛み合わされている多数のロール（７）からな
る前記ロール群（８）の、根菜類（２７）の葉の部分
（２７Ａ）を外側に向けて２本並べる程度の幅としたこ
れらロール（７）間に根菜類２列に横向きに並べて配置
し、かつ機枠（１）に関してロール（７）の外側に空間
（２８）を形成するようにし、前記ロール群（８）の上
方の複数個所に洗浄ノズル手段（１６）を形成し、これ
ら前記ノズル手段（１６）が放射方向に延長しかつ水平
方向に回動する複数の腕（１８）を有し、これら腕（１
８）にノズル体（１９）を下向きに取り付け、これらノ
ズル体（１９）が前記ロール群（８）上の根菜類（２
７）に向かって洗浄水を高圧噴射するようにしてなるも
のである。
洗浄機は、洗浄すべき根菜類の送り方向に対して長尺に
構成した機枠（１）に、スプロケットホイール（４）と
スプロケットホイール（６）との間に掛け廻して駆動さ
れる公転用チェン（５）を配設し、かつ一対のスプロケ
ットホイール（９，１０）間に掛け回した自転用チェン
（１１）に、ロール群（８）を構成し、それ自体前記自
転用チェン（１１）に噛み合わされているスプロケット
ホイール（１２）を固着しかつ個々に公転用チェン
（５）に噛み合わされている多数のロール（７）からな
る前記ロール群（８）の、根菜類（２７）の葉の部分
（２７Ａ）を外側に向けて２本並べる程度の幅としたこ
れらロール（７）間に根菜類２列に横向きに並べて配置
し、かつ機枠（１）に関してロール（７）の外側に空間
（２８）を形成するようにし、前記ロール群（８）の上
方の複数個所に洗浄ノズル手段（１６）を形成し、これ
ら前記ノズル手段（１６）が放射方向に延長しかつ水平
方向に回動する複数の腕（１８）を有し、これら腕（１
８）にノズル体（１９）を下向きに取り付け、これらノ
ズル体（１９）が前記ロール群（８）上の根菜類（２
７）に向かって洗浄水を高圧噴射するようにしてなるも
のである。
【０００５】
【発明の実施の形態】次にこの発明を、添付図面に示す
実施の態様にしたがって詳細に説明する。図１におい
て、１は機枠であって、この機枠１は後述する根菜類の
送り方向に対して長尺に構成されており、この機枠１の
両端部には、モータ２でベルト３を介して回転駆動され
るスプロケットホイール４と、このスプロケットホイー
ル４との間に公転用チェン５を掛け回されるスプロケッ
トホイール６とがそれぞれ支承される。
実施の態様にしたがって詳細に説明する。図１におい
て、１は機枠であって、この機枠１は後述する根菜類の
送り方向に対して長尺に構成されており、この機枠１の
両端部には、モータ２でベルト３を介して回転駆動され
るスプロケットホイール４と、このスプロケットホイー
ル４との間に公転用チェン５を掛け回されるスプロケッ
トホイール６とがそれぞれ支承される。
【０００６】機枠１上には、公転用チェン５に沿って多
数のローラ７からなるローラ群８が配設されており、こ
れらローラ７はそれぞれチェン５に支承されて無端状に
循環する。
数のローラ７からなるローラ群８が配設されており、こ
れらローラ７はそれぞれチェン５に支承されて無端状に
循環する。
【０００７】機枠１の上部には、他の一対のスプロケッ
トホイール９，１０が支承され、これらスプロケットホ
イール９，１０間に掛け回される自転用チェン１１に
は、ローラ群８を構成するローラ７に固着されるスプロ
ケットホイール１２が噛み合わされており、一方のスプ
ロケットホイール９をベルト１３を介して駆動するスプ
ロケットホイール１４はモータ１５に駆動的に連結され
る。
トホイール９，１０が支承され、これらスプロケットホ
イール９，１０間に掛け回される自転用チェン１１に
は、ローラ群８を構成するローラ７に固着されるスプロ
ケットホイール１２が噛み合わされており、一方のスプ
ロケットホイール９をベルト１３を介して駆動するスプ
ロケットホイール１４はモータ１５に駆動的に連結され
る。
【０００８】ロール群８を構成するローラ７としては、
一般にこの種洗浄装置において広く用いられている植毛
ブラシを使用することなく、塩化ビニール等の合成樹脂
ロールを使用することによって、大根等の根菜類の表皮
への擦傷がなく、表皮が光った状態に保たれるので見栄
えがよくなる。
一般にこの種洗浄装置において広く用いられている植毛
ブラシを使用することなく、塩化ビニール等の合成樹脂
ロールを使用することによって、大根等の根菜類の表皮
への擦傷がなく、表皮が光った状態に保たれるので見栄
えがよくなる。
【０００９】機枠１の上部には洗浄ノズル手段１６を装
着するものとし、図示の実施形態では３基を適当な間隔
を置いて設置したこれら洗浄ノズル手段１６を構成する
のは、垂直な中空管１７と、この中空管１７の下端で放
射方向に延長しかつ水平方向に回動する複数の腕１８
と、これら腕１８に下向きに取り付けたノズル体１９
と、中空管１７の途中に形成したギヤ２０と、中空管１
７の上端に形成したロータリジョイント２１とから主と
してなる。
着するものとし、図示の実施形態では３基を適当な間隔
を置いて設置したこれら洗浄ノズル手段１６を構成する
のは、垂直な中空管１７と、この中空管１７の下端で放
射方向に延長しかつ水平方向に回動する複数の腕１８
と、これら腕１８に下向きに取り付けたノズル体１９
と、中空管１７の途中に形成したギヤ２０と、中空管１
７の上端に形成したロータリジョイント２１とから主と
してなる。
【００１０】各ロータリジョイント２１に連結した供給
管２２には、図示しない供給源から高圧ホースを介して
洗浄用の圧力水が供給され、この圧力水は各ロータリジ
ョイント２１から垂直な中空管１７、水平方向に会同す
る複数の腕１８を通ってこれら腕１８に下向きに取り付
けたノズル体１９から下方へ向けて噴射されるのであ
る。
管２２には、図示しない供給源から高圧ホースを介して
洗浄用の圧力水が供給され、この圧力水は各ロータリジ
ョイント２１から垂直な中空管１７、水平方向に会同す
る複数の腕１８を通ってこれら腕１８に下向きに取り付
けたノズル体１９から下方へ向けて噴射されるのであ
る。
【００１１】この間において、機枠１上に装着したモー
タ２３により回動されるギヤ２４によるチェン駆動によ
って、中空管１７は回動されるので、ノズル体１９から
高圧噴射された洗浄水は下向きに根菜類２７に対して万
遍なく行きわたらせることができるのである。
タ２３により回動されるギヤ２４によるチェン駆動によ
って、中空管１７は回動されるので、ノズル体１９から
高圧噴射された洗浄水は下向きに根菜類２７に対して万
遍なく行きわたらせることができるのである。
【００１２】図１の右端部は、洗浄すべき根菜類２７の
供給部分２５を示し、この図１の左端には放出のための
シュート２６が設けられており、各モータ２，１５及び
２３の回転により、ロール群８を構成する多数のロール
７が図１において右方から左方へ自転しながら移行する
につれて、公転用チェン５に個々に噛み合わされている
すべてのロール７が図に反時計方向に回転すると、根菜
類２７は時計方向に回動される。
供給部分２５を示し、この図１の左端には放出のための
シュート２６が設けられており、各モータ２，１５及び
２３の回転により、ロール群８を構成する多数のロール
７が図１において右方から左方へ自転しながら移行する
につれて、公転用チェン５に個々に噛み合わされている
すべてのロール７が図に反時計方向に回転すると、根菜
類２７は時計方向に回動される。
【００１３】このような摩擦をともなうロール７上で根
菜類２７を強制的に転動しつつ移動するのに加えて、ノ
ズル体１９による上方からの洗浄水の噴射によって、根
菜類２７はその全体を清浄化され、シュート２６から送
出されるのであり、その際、ロール群８の外方に、空間
２８を形成しておくことにより、根菜類２７には葉の部
分２７Ａを残置させることが可能である。
菜類２７を強制的に転動しつつ移動するのに加えて、ノ
ズル体１９による上方からの洗浄水の噴射によって、根
菜類２７はその全体を清浄化され、シュート２６から送
出されるのであり、その際、ロール群８の外方に、空間
２８を形成しておくことにより、根菜類２７には葉の部
分２７Ａを残置させることが可能である。
【００１４】ロール群８を構成するロール７の幅を根菜
類２７が２本並べて送ることができる範囲（図２参照）
とすることで、一度に２本の根菜類２７を洗浄機内へ送
り込むことができ、それに伴って洗浄ノズル手段１６も
２列を並設するのである。
類２７が２本並べて送ることができる範囲（図２参照）
とすることで、一度に２本の根菜類２７を洗浄機内へ送
り込むことができ、それに伴って洗浄ノズル手段１６も
２列を並設するのである。
【００１５】
【発明の効果】この発明の上述の洗浄機によれば、大根
等の根菜類を従来例と比較して能率的に洗浄できる。ま
た植毛ブラシを全く使用しないので、ブラシによる大根
表皮への擦傷もなく、表皮が光った状態に保たれるた
め、葉茎も傷まないので、見栄えもよく鮮度がいつまで
も保持できるという効果を奏するものである。
等の根菜類を従来例と比較して能率的に洗浄できる。ま
た植毛ブラシを全く使用しないので、ブラシによる大根
表皮への擦傷もなく、表皮が光った状態に保たれるた
め、葉茎も傷まないので、見栄えもよく鮮度がいつまで
も保持できるという効果を奏するものである。
【図１】この発明の洗浄機の一実施例の側面図である。
【図２】図１に示す洗浄機の正面図である。
【図３】この発明の洗浄機の一部分の拡大正面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 機枠 ５ 公転用チェン ７ ロール ８ ロール群 １１ 自転用チェン １２ スプロケットホイール １６ 洗浄ノズル手段 １８ 腕 １９ ノズル体 ２８ 空間
Claims (1)
- 【請求項１】 洗浄すべき根菜類の送り方向に対して長
尺に構成した機枠（１）にスプロケットホイール（４）
とスプロケットホイール（６）との間に掛け廻して駆動
される公転用チェン（５）を配設し、かつ一対のスプロ
ケットホイール（９，１０）間に掛け回した自転用チェ
ン（１１）に、ロール群（８）を構成し、それ自体前記
自転用チェン（１１）に噛み合わされているスプロケッ
トホイール（１２）を固着しかつ個々に公転用チェン
（５）に噛み合わされている多数のロール（７）からな
る前記ロール群（８）の、根菜類（２７）を２本並べる
程度の幅としたこれらロール（７）間に根菜類（２７）
の葉の部分（２７Ａ）を外側に向けて２列に横向きに並
べて配置し、かつ機枠（１）に関してロール（７）の外
側に空間（２８）を形成するようにし、前記ロール群
（８）の上方の複数個所に２列に洗浄ノズル手段（１
６）を形成し、これら洗浄ノズル手段（１６）が放射方
向に延長しかつ水平方向に回動する複数の腕（１８）を
有し、これら腕（１８）にノズル体（１９）を下向きに
取り付け、これらノズル体（１９）が前記ロール群
（８）上の根菜類（２７）に向かって洗浄水を高圧噴射
するようにしてなる根菜類洗浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28622697A JP3286834B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 根菜類洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28622697A JP3286834B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 根菜類洗浄機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103837A JPH11103837A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3286834B2 true JP3286834B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17701606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28622697A Expired - Lifetime JP3286834B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 根菜類洗浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3286834B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100668533B1 (ko) | 2005-07-05 | 2007-01-12 | 주식회사 푸르메 | 곡물세척기 |
| JP4923540B2 (ja) * | 2005-11-29 | 2012-04-25 | 井関農機株式会社 | 作物洗浄装置 |
| JP4765775B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-09-07 | 井関農機株式会社 | 作物洗浄装置 |
| JP5232765B2 (ja) * | 2009-12-21 | 2013-07-10 | 株式会社佐野農機 | 根菜類の洗浄機 |
| KR101191863B1 (ko) | 2010-07-15 | 2012-10-16 | 한국식품연구원 | 감귤류 세척장치 |
| CN102835717B (zh) * | 2012-08-22 | 2015-07-01 | 江西绿萌科技控股有限公司 | 单动力双速水果清洗机 |
| CN102825026B (zh) * | 2012-09-20 | 2014-03-12 | 山东农业大学 | 一种水气驱动的土壤根系分离装置 |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP28622697A patent/JP3286834B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11103837A (ja) | 1999-04-20 |
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| Date | Code | Title | Description |
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