JP4765775B2 - 作物洗浄装置 - Google Patents
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Description
このため、茎葉部が傷んで作物の商品価値が低下する問題や、搬送中に茎葉部が千切れて作物の回転が止まり、十分な洗浄効果を得られない問題がある。
そして、搬送装置の下方に作物洗浄装置を駆動する駆動源を設けているので、作物の洗浄水が駆動源にかかり、洗浄水の影響で駆動源が故障しやすくなる問題がある。
しかし、収穫される作物の中には大きく曲がっているものがあり、特許文献2の洗浄装置ではこうした異形の作物の泥土を洗浄し切ることは難しく、また作物にブラシの回転が妨げられて、終端部まで搬送できなくなる問題がある。
請求項1の発明は、小径搬送ローラ(13)と大径搬送ローラ(11)を組み合わせて作物を搬送する搬送ローラ(14)を構成し、該搬送ローラ(14)を複数並べて構成する主搬送装置(B)を機枠(A)に設け、該主搬送装置(B)の上方にパイプ(34)を回転軸心として回転しながら洗浄水を噴水する散水装置(42)を設け、該散水装置(42)に中心部から放射状に複数の散水ノズル(43)を設け、複数の散水装置(42)を並べて噴水装置(E)を構成し、前記主搬送装置(B)の搬送始端側の作物の投入部と搬送終端側の作物の排出部の間で且つ、前記搬送ローラ(14)を構成する大径搬送ローラ(11)が配置される側に作物の茎葉部を載置して搬送する補助搬送装置(C)を設け、前記主搬送装置(B)と補助搬送装置(C)を駆動させる駆動部(D)を設けたことを特徴とする作物洗浄装置である。
また、複数の散水ノズル(43)を中央部から放射状に設けた散水装置(42)を、パイプ(34)を回転軸心として回転しながら洗浄水を噴水する構成としたことにより、噴水される洗浄水に角度をつけることができるので、作物の上下端部に付着した泥土を落としやすくなり、泥土の除去作業の能率が向上する。
そして、主搬送装置(B)の搬送ローラ(14)を構成する大径搬送ローラ(11)の側方で且つ、主搬送装置(B)の搬送始端側の作物の投入部と搬送終端側の作物の排出部の間に補助搬送装置(C)を設け、補助搬送装置(C)に作物の茎葉部を載置して搬送することにより、搬送中の茎葉部が垂れ下げることを防止できるので、茎葉部が機枠(A)や搬送ローラ(14)に接触して損傷することが防止され、作物の商品価値が維持される。
また、作物の茎葉部が搬送ローラ(14)に絡み付き、主搬送装置(B)の搬送作業を妨げることを防止できるので、作業能率が向上する。
図1〜5に示すように、この作物洗浄装置は、機枠Aと、主搬送装置Bと、補助搬送装置Cと、主搬送装置B及び補助搬送装置Cを駆動させる駆動部Dと、洗浄水を放出する噴水装置Eから構成される。以下、各部の詳細を具体的に記載する。
柱脚1,1,1,1を配置し、機体両側面において該柱脚1,1の上端部をフレーム2a,2aで繋ぐと共に、柱脚1,1の下部近傍をフレーム2b,2bで繋ぎ合せる。そして、機体正面及び背面において該柱脚1,1の上端部をフレーム3a,3aで繋ぐと共に、柱脚1,1の下部近傍をフレーム3b,3bで繋ぎ合せる。そして、該柱脚1とフレーム3bに接するようにプレート4,4,4,4を取り付けると共に、機体側面の一方にカバー5を取り付けることによって機枠Aが構成される。
機枠Aにおいてカバー5を設ける側のプレート4,4上にカバーフレーム6を取り付けると共に、他側のプレート4,4上にはカバーフレーム7を取り付ける。また、該カバーフレーム6及び7の内側には一対のスプロケット8a,8bを、該カバーフレーム6,7に軸支して設け、該一対のスプロケット8a,8b間にはチェーン9,9を無端状に掛け回す。そして、該チェーン9,9に、大径搬送ローラ11と、小径搬送ローラ13とを組み合わせて構成する複数の搬送ローラ14を回動軸15によって等間隔に軸着する。さらに、前記柱脚1,1間及び作物取出し口において、該搬送ローラ14の最下点が接触する位置に抵抗板16a,16bを設けることによって主搬送装置Bが形成される。
前記カバーフレーム7の内側にスプロケット8a,8bと同径乃至小径のスプロケット17を、機体正面の排出側寄りに前記チェーン9に掛かるように取り付ける。そして、前記カバーフレーム7を貫通させて取り付けるベアリング18に軸着した駆動ローラ19を、該スプロケット17に取り付ける。また、機体正面の投入側寄りに、ベアリング20を軸着した従動ローラ21を取り付けると共に、該駆動ローラ19及び従動ローラ21間に無端状に弾性体ベルト22を巻き掛けることによって、補助搬送装置Cが構成される。
前記柱脚1とカバーフレーム6との間にチェーンケース23を取り付け、スプロケット24a、24bを該チェーンケース23の内側両端部に取り付けると共に、該スプロケット24a,24b間にチェーン25を無端状に巻き掛ける。また、前記フレーム3aと搬送装置Bとの間にフレーム3cを設け、該フレーム3a,3c間にプレート26を取り付け、該プレート26にモーター27を取り付ける。そして、該モーター27にシャフト28aを取り付け、該シャフト28aの先端部に前記スプロケット24aを取り付けるとともに、前記スプロケット8bにシャフト28bを取り付け、該シャフト28bに前記スプロケット24bを取り付けることによって、駆動部Dが構成される。
フレーム2a,2aと3a,3a上に、上方が開放されたケース29を取り付けると共に、該ケース29の底板を貫通させて複数の軸受30を取り付ける。そして、該ケース29内に載置台31を取り付け、該載置台31上にモーター32を取り付けると共に、該モーター32の駆動軸にプーリ33aを取り付ける。また、前記軸受30に回動パイプ34を回動軸として取り付け、該回動パイプ34のうち前記モーター32に最も近接するものにプーリ33b及びプーリ35aを取り付けると共に、その他のパイプ34にプーリ35bを取り付ける。そして、該プーリ35a,35b間に支柱36を設け、該支柱36にテンションプーリ37を軸着し、該プーリ35a,35b,テンションプーリ37間にベルト38を巻き掛けると共に、前記プーリ33a,33b間にベルト3を巻き掛ける。さらに、前記回動パイプ34の上端部にジョイント39を取り付けると共に、該ジョイント39同士を連結パイプ40によって連結する。そして、前記ジョイント39のうち少なくとも一つに、水槽44からポンプ45によって加圧され、高圧ホース46を通じて供給される洗浄水を受ける供給パイプ41を取り付ける。また、前記回動パイプ34の下端部に散水装置42を軸着すると共に、該散水装置42に複数の散水ノズル43を放射状に取り付けることによって、噴水装置Eが構成される。
まず、機枠Aのように、4本の柱脚1,1,1,1をフレーム2a,2a,2b,2b,3a,3a,3b,3bで繋いで構成することによって、機体の強度が確保されると共に、重量を軽く抑えることができる。
さらに、前記柱脚1,1間の下方において、前記搬送ローラ14の最下端が接触する位置に抵抗体16aを設けてあることによって、搬送ローラ14の自転が促されると同時に作物の回転も促されるため、作物全面に洗浄水を当てることができるので、付着した泥土を効率よく落とすことができる。
図6、図7で示すように、搬送ローラ14を構成する大径ローラ11と小径ローラ13の接続部をテーパ47状にすることによって、作物が自転する際に接続部のエッジで傷付いてしまうことを防止でき、作物の商品価値を向上させることができる。
図12、図13で示すように、搬送ローラ14の表面にゴム等の弾性体コート49を施すことによって、作物が滑りにくくなり自転させやすくなるため、作物の搬送及び洗浄効率が向上する。また、該弾性体コート49によって搬送ローラ14がコーティングされていることによって作物が傷付きにくいため、作物の商品価値を高めることもできる。
図20、図21で示すように、前記ローラ51と、ローラ51よりも小径なローラ55とを前記弾性体リング52を介して接続し、搬送ローラ56を構成することによって、作物の曲がりが大きい場合でも姿勢を安定させることができ、搬送及び洗浄を効率よく行うことができる。
8a スプロケット(前側主スプロケット)
8b スプロケット(後側主スプロケット)
9 チェーン(主チェーン)
11 大径搬送ローラ
13 小径搬送ローラ
14 搬送ローラ
17 スプロケット(補助搬送スプロケット)
19 駆動ローラ
21 従動ローラ
22 弾性体ベルト
24a スプロケット(駆動スプロケット)
24b スプロケット(従動スプロケット)
25 チェーン(駆動チェーン)
27 モータ
42 散水装置
43 散水ノズル
A 機枠
B 主搬送装置
C 補助搬送装置
D 駆動部
E 噴水装置
Claims (4)
- 小径搬送ローラ(13)と大径搬送ローラ(11)を組み合わせて作物を搬送する搬送ローラ(14)を構成し、該搬送ローラ(14)を複数並べて構成する主搬送装置(B)を機枠(A)に設け、該主搬送装置(B)の上方にパイプ(34)を回転軸心として回転しながら洗浄水を噴水する散水装置(42)を設け、該散水装置(42)に中心部から放射状に複数の散水ノズル(43)を設け、複数の散水装置(42)を並べて噴水装置(E)を構成し、前記主搬送装置(B)の搬送始端側の作物の投入部と搬送終端側の作物の排出部の間で且つ、前記搬送ローラ(14)を構成する大径搬送ローラ(11)が配置される側に作物の茎葉部を載置して搬送する補助搬送装置(C)を設け、前記主搬送装置(B)と補助搬送装置(C)を駆動させる駆動部(D)を設けたことを特徴とする作物洗浄装置。
- 前記主搬送装置(B)を、前側主スプロケット(8a)と後側主スプロケット(8b)に主チェーン(9)を無端状に巻回し、該主チェーン(9)に作物を搬送する複数の搬送ローラ(14)を設けて構成し、補助搬送装置(C)を、作物の投入部寄り及び排出部寄りとなる位置に一対の補助搬送スプロケット(17,17)を設け、該補助搬送スプロケット(17,17)を前記主チェーン(9)に噛ませて設け、補助搬送スプロケット(17,17)に駆動ローラ(19)と従動ローラ(21)を設け、該駆動ローラ(19)と従動ローラ(21)に作物の茎葉部を載置する弾性体ベルト(22)を無端状に巻回して構成したことを特徴とする請求項1記載の作物洗浄装置。
- 前記補助搬送装置(C)の搬送速度を、主搬送装置(B)の搬送速度よりも速く構成したことを特徴とする請求項2記載の作物洗浄装置。
- 前記駆動部(D)を、機枠(A)の上端部と主搬送装置(B)の上下間で且つ前記噴水装置(E)よりも上方に支持フレーム(3c)を設け、該支持フレーム(3c)にモータ(27)を設け、該モータ(27)に駆動スプロケット(24a)を設け、前記主搬送装置(B)の後側主スプロケット(8b)に従動スプロケット(24b)を設け、該駆動スプロケット(24a)と従動スプロケット(24b)に駆動チェーン(25)を無端状に巻回して構成したことを特徴とする請求項1または2記載の作物洗浄装置。
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