JP3286569B2 - 冷風加工方法及びその装置 - Google Patents
冷風加工方法及びその装置Info
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Description
切削刃具(以下加工治具という)を研削点若しくは切削
点(以下加工点という)に接触させて砥石研削若しくは
刃具切削を行なう加工方法とその装置に関する。
研削加工においては、研削油剤が研削位置に供給されな
がら研削加工を行なう湿式研削加工と大気雰囲気下で加
工を行なう乾式研削加工とが存在する。上記乾式研削加
工においては、研削液を使用しないため、加工面に研削
熱の影響を直接受けて研削焼け、研削割れを生じやすい
問題がある。一方湿式研削方法においては、研削油剤を
用い潤滑効果、冷却効果、洗浄効果を得ているが、特に
その潤滑効果の向上のため、研削油剤には硫黄(S)、
燐(P)、塩素(Cl)等の高圧添加剤が含ませてある
ため、加工作業中にこれらの添加物を含んだミストが噴
霧状に飛び散り作業環境の悪化や公害発生の要因となる
のみならず、使用した油剤の廃油処理に当たっても膨大
な費用が掛かり、特に塩素を含んだ研削油剤の廃棄はダ
イオキシンを発生させないように炉を傷めるほどの高温
処理を必要としている。そのため、研削油剤を用いずに
研削加工を行なう事の出来る好適な研削手段の開発が期
待されている。
め、冷却効果、非酸化効果、低加工抵抗効果を可能とす
る乾式研削加工に関する提案Aとして特開平7−606
21号公報が開示されている。また、プライドルロー
ラ、コーティングローラ、搬送ローラ等のゴムライニン
グローラの表面を砥石で研削する提案Bとして特開昭6
1−164779号公報が開示されている。
体を用いることにより、乾式研削法における非酸化、冷
却、低加工抵抗の実現を目的とするもので、そのシステ
ム構成は図13に示すように、砥石研削加工部Gを覆っ
た気密室100と、該気密室100内に不活性ガス体に
よる加工雰囲気を形成する不活性ガス体を充填した気体
タンク101と、循環濾過装置102とより構成してあ
る。上記循環濾過装置102は濾過器102aと冷却器
102bと送風機102cとよりなり、気密室100内
の雰囲気ガスを循環させ気密室100内の雰囲気ガスを
清浄冷却状態に維持するようにしてある。
いて発生する加工発熱である第1次発生熱自体の抑圧を
目的とするものでなく、切り屑の酸化燃焼反応による第
2次発熱を不活性ガス体により抑圧することを主体に置
いたものである。
用されるウレタンゴムは切削性、研削性が悪く且つ表面
粗さ、真円度、真直度、円筒度が得難く、また耐水性、
耐湿性が悪く冷却水の使用もままならぬという研削加工
上の問題に対処すべく、被研削部材表面に冷風を噴出し
ながら砥石研削をするようにしたものであるが、本提案
Bは単に研削熱によりゴムロール表面が軟化しない程度
に冷風を吹き付けようとするもので、明細書本文中に
「上記冷風温度は低温過ぎるとゴムロールが硬化し過ぎ
て研削加工表面の表面粗さが悪くなるという結果を招
く。而してゴムロールの研削域表面の温度は、研削加工
時の研削熱によるゴムロール表面の温度上昇を防止する
のみで可能であり、積極的に常温以下に低下させる必要
はない」と記載されているように、特にウレタンゴムを
使用した特異の部材の研削加工に対処すべくなされたも
のであり、本発明のように−1℃以下の冷風を用いる事
も又冷風と植物油等の無公害の微粒子状油とを組合わせ
ようとする技術は開示も示唆もされていない。
改善努力にも係わらず、現在多用されている湿式研削方
式の場合、それに使用する研削油剤から発生するミスト
による環境衛生の問題及び研削油剤特に塩素を含んだ切
り屑の処理にからむ公害問題は、未だ未解決の状態に置
かれている。このため前記提案Aにおいては、従来の研
削油剤を使用しない点では解決の緒を形成するが、前記
したように研削点における発熱自体の抑圧を目的として
いないため、被研削部材の硬度の軟化や圧縮残留応力の
低下が懸念され、この点十分な検討がなされていない。
即ち提案Aにおいては切り屑の酸化燃焼反応を防ぐとと
もに、被研削部材の研削焼け、研削割れ防止の一手段に
過ぎない。
ない無公害で且つ高精度の加工方法とその装置の提供を
目的とするものである。
点につき種々研究を重ね、例えば、−1℃以下の冷風を
使用して冷風研削を使用し植物油等の無公害の微粒子状
油を僅かに供給するだけで研削点を十分冷却すれば研削
温度の上昇は低く抑えることが可能であることを解明し
た。また、研削性能を左右する研削点への潤滑作用とし
て、固形の潤滑剤で処理した砥石と不処理の砥石を使用
して同一冷風温度、同一風圧、同一風量で研削した結果
を比較すると、不処理の場合の表面温度上昇15℃に対
し処理した場合は8℃と低くなり、研削性能に冷却作用
と潤滑作用が大いに貢献していることが解明された。
かに供給した−1℃以下の冷風研削とエマルジョン型研
削油剤を使用して研削した場合につき比較すると、被研
削部材の表面温度は研削油剤を使用した場合に比較し2
℃程高いが、冷風研削の場合は一定温度の冷風を研削点
(切削点)へ供給して研削するので前記部材の表面温度
は常に一定であるが、研削油剤使用の場合は該油剤の温
度は時間の経過につれ温度が上がり、部材も熱膨張を起
こし常に寸法補正の必要があることも理解された。ま
た、前記冷風研削と従来の研削油剤で常温研削した場合
に、被研削部材の圧縮残留応力につき比較した。その結
果は、図6に示すように、部材の表面における圧縮残留
応力は研削油剤を使用した方が少し大きいが、冷風研削
の方が表面より内部にわたっての圧縮残留応力の面積が
2倍〜3倍と大きく、このことは冷風研削方法の優位性
を示す証拠に他ならないと考えられる。なお、冷風温度
に対する圧縮残留応力の大きさに付き比較すると、被研
削部材の研削表面の圧縮残留応力は−32℃が最大で、
少なくともこの点からは冷風温度をあまり下げる必要が
ないことが理解できた。
点)への冷風吹き付けを図14(A)に示すように、冷
風の吹出しの為に氷点以下の特に−1℃以下の冷風50
aをノズル24より吹出した場合、作業時間の経過とと
もに、前記ノズル24の周囲の外気の水分がノズル吹き
出し口24aに着霜60aを起こし、それが成長し研削
ないし切削作業に支障をきたし、連続運転が困難になる
という課題がある。また、図14(B)に示すように、
微粒子状植物性油供給ノズル52と冷風吹き出しノズル
24とを隣接させた場合、前記供給ノズル52よりの微
粒子油がミスト化し、ミスト化した油と同時に吹き出す
冷風の水分により供給ノズル52についても着霜62a
の発生の可能性があり、前記供給ノズル52内及び冷風
吹き出し口24aにも着霜60bし、その結果着霜によ
る供給ノズルの閉塞、隣接する冷風吹き出しノズルの吹
き出し部にトラブル発生がある。従って上記着霜の問題
も本発明の重要な課題である。
を砥石に噴霧するが、現在の直接的な微粒子油供給装置
では完全な霧化及び給油量の制御が困難であるため、砥
石表面に均一に油を塗布することは難しい状況にある。
に左右されることも考えられ、この点から乾き空気雰囲
気を形成するとともに一定温度雰囲気を形成維持する必
要があると考えられる。
刃具(以下加工治具という)を研削点若しくは切削点
(以下加工点という)に接触させて砥石研削若しくは刃
具切削を行なう加工方法において、−1℃以下の乾燥空
気の冷風を前記加工点へ供給するとともに、植物油等の
無公害の微粒子状油を僅かに、前記加工点に直接若しく
は加工治具を介して該加工点に間接的に、供給しながら
砥石研削若しくは刃具切削を行ない、更に、前記加工点
若しくは加工治具への吹出し冷風周囲に該冷風より温度
の高い乾き空気流が位置することことを特徴とする冷風
加工方法を提案する。
な吹き付けとと組合わせながら、加工点への所定温度の
冷風吹き付けにより、加工熱の発生を一定温度以下に抑
え、加工熱の累積による部材の温度膨張による加工精度
のバラツキ防止と加工精度維持のための寸法補正を不用
とすることが可能である。
法において、−1℃以下の乾燥空気からなる冷風を前記
加工点へ供給するとともに、固定潤滑処理した加工治具
を使用して砥石研削若しくは刃具切削を行ない、更に、
前記加工点若しくは加工治具への吹出し冷風周囲に該冷
風より温度の高い乾き空気流が位置することを特徴とす
るものである。
加工点への潤滑性の安定維持と無公害の研削(切削)を
可能とし、加工点への所定温度の冷風吹き付けにより、
加工熱の発生を一定温度以下に抑え、加工熱の累積によ
る部材の温度膨張による加工精度のバラツキ防止と寸法
補正を不用とすることが可能である。
30℃〜−120℃、供風圧力は少なくとも1MPa以
下、より具体的には、0.1〜1MPaに設定するのが
よい。また、前記無公害油の供給が単位ワーク長さ当り
70ml/h・mm以下、好ましくは1.5ml/h・
mm以下で行なうようにするのがよい。
化する装置に関する発明で、研削砥石若しくは切削刃具
(以下加工治具という)を研削点若しくは切削点(以下
加工点という)に接触させて、砥石研削若しくは刃具切
削を行なう加工装置において、除塵した圧縮乾燥空気の
温度を−1℃以下に低減させる冷却手段と、該冷却手段
により冷却された乾き空気を加工点に供給する冷風吹き
付け部と、微粒子状の植物油等の無公害油を加工点に直
接若しくは加工治具を介して加工点に間接的に供給する
手段とを設けたことを特徴とする。尚、好適には前記冷
風を循環させる空気循環回路は設けるのがよいが、解放
サイクルにしてもよい。
に、前記加工点若しくは加工治具への吹出し冷風周囲
に、該冷風より乾燥させかつ温度の高い乾き空気流が位
置するのがよい。かかる発明は冷風吹き出し部周辺に伴
流乾燥空気の使用による低湿度空気の雰囲気を形成さ
せ、冷風吹き出し部における着霜防止を可能とするもの
である。この場合前記冷風空気吹出し口と伴流乾燥空気
吹出し口との間のノズル隔壁は、低熱伝導部材により構
成することにより、冷風吹き出しノズル内を流れる冷風
の熱損失を低く抑えることができる。又前記伴流乾燥空
気は、常温近傍に温度帯域を持ち伴流する冷風吹き出し
温度以下の露点まで除湿した、冷風より低速低圧の乾き
空気であるのがよい。これにより冷風の外気の巻き込み
を防ぎながら着霜阻止が可能となる。
上流側の冷風生成の為の乾燥空気通路を分岐して除湿器
を通して得られた乾き空気であるのがよい。上記構成に
より、極低露点温度から常温までの広範囲の温湿度の冷
風乾き空気により冷風を形成できるようにして、着霜防
止に貢献できる。又、伴流乾燥空気には常温空気を使用
して冷風吹き出し温度以下の露点まで除湿した乾き空気
により構成してもよく、この場合出来るだけ低速に抑え
てあるため冷風側への熱伝導を低く抑えることができ
る。なお、冷風の大きな吹き出し速度により誘因される
伴流乾燥空気の引き出しを防止すべく、伴流乾燥空気ノ
ズル内のヘッダ圧は低く設定する。
えば、ベンチュリー吸引部を備えた冷風吹き付け部と、
該ベンチュリー吸引部に設けた給油用油の高周波振動霧
化装置とより構成される。上記構成により、高周波振動
霧化装置で予め完全霧化したのち、霧化した油のミスト
を冷風吹き付けノズルのベンチュリー吸引部に吸引さ
せ、冷気に混入加工部に吹き付けるようにしたもので、
完全微粒子状で冷風に混入でき、且つ油混入濃度が制御
可能となるばかりでなく、冷風量の制御により必要給油
量を適宜確保できる。また、霧化した油も冷風により吸
引吹き出す構成にしてあるため、霧化油自身の温度も低
温となるため、給油点の潤滑ばかりでなく冷却もでき
る。
冷風吹き出しノズルとを隣接させて配置するとともに、
これらのノズル外側に特に冷風吹き出しノズルと外側に
乾き空気供給用吹き出しノズルを囲繞するごとく配設す
るのがよい。かかる発明によれば、微小粒子状植物性油
の微小給油ノズルに冷風吹き出しノズルを隣接させた場
合、圧縮乾き空気による雰囲気を微小給油ノズル周辺に
形成させ、着霜による微小給油ノズルの閉塞を防止する
ことが出来る。
前記伴流乾燥空気による乾き空気の壁体を形成させるよ
うにしたため、冷風吹き出し部における着霜を防止で
き、冷風加工装置の連続運転を可能にすることができ
る。又、微小給油ノズル及び冷風吹き出しノズルの吹き
出し部周辺雰囲気は、冷風吹き出し温度で除湿された圧
縮乾き空気により囲繞充満されるため、微粒子油吹出し
部及び冷風吹き出し部における着霜問題を解決できる。
なお、冷風吹き出し速度が大きい場合に誘因される伴流
乾燥空気の引き出しを防止すべく、伴流乾燥空気ノズル
内のヘッダ圧は低く設定する。
出し部と加工点周囲をエアカーテンにより外気より隔離
するようにするのがよい。上記構成により、加工部全体
及びワーク部は外部より遮断された雰囲気に囲繞される
ため、該雰囲気は雰囲気温度を始め乾き度を定常状態に
保持されるためノズル周辺に形成される着霜の防止が出
来、また加工屑や給油ミストの外部飛散防止が出来、環
境汚染を防止できる。併せて、単なる空気遮断であるた
めに、ワークの交換作業の簡素化を図ることが出来る。
又上記加工部全体とワーク部にエアカーテンを設けたた
め、外気より気密的に遮断した加工雰囲気を形成するこ
とができ、加工部を外界温度より遮断して冷風加工時に
その影響を受けることがない。
し、内側カーテンの空気速度を外側カーテンの空気速度
より大に設定し、より具体的には、内側カーテンは大な
るカーテン形成速度と粗成の荒い空気膜により構成さ
れ、外側カーテンは小なるカーテン形成速度と組成の密
な空気膜により構成するのがよい。上記2重カーテン構
造としたため、加工屑及び給油ミストの外部飛散を確実
に防止回収できる。また、内側カーテンと外側カーテン
の組成に粗密の差を設け、カーテン形成速度の差により
効率的カーテン形成ができる。
図示例と共に説明する。ただし、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、形状、その相対的位置等は特に
特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。図1
は本発明の実施形態である冷風研削装置の概略の構成を
示す系統図で、図2は単位時間当たりの研削代断面積別
の圧縮残留応力の変化を示すグラフ図、図3は被研削部
材の硬さの変化を示すグラフ図で、図4は本発明をCB
N砥石で実施した場合の連続冷風研削性能を示すグラフ
図で、図5は本発明をCBN砥石で実施した場合の鏡面
研削の研削面粗さの状況を示すグラフ図である。
り圧縮された圧縮空気をリリーフ弁13により調圧した
後、メインフィルタ14により徐塵し、次にオートドレ
ーンバルブ16を有するエアドライヤ15により乾燥さ
せ、更にミストセパレータ17とエアドライヤ18とに
より二次徐塵と二次乾燥を行なった後、不図示の冷凍サ
イクルと熱交換する熱交換器19により冷却して流量計
20により流量調整した冷風を冷風吹き付け部24より
研削点21に供給する。そして前記冷風吹き付け部24
より吹出される冷風温度は−1℃以下好ましくは−30
℃〜−120℃に設定され、その冷風圧力は1MPa以
下好ましくは0.39MPaで、研削点に上方よりの一
方向ないし上及び左右の三方向より吹き付けを行うよう
に構成している。
冷風研削部31には、前記冷風とともに図12に示す微
粒子油供給手段71より、該砥石11に無公害の微粒子
状植物性油(例えばAccu−Lube)を単位ワーク
長さ当り70ml/h・mm好ましくは1.5ml/h
・mm、微粒子状に供給するように構成されている。砥
石11には粒度の大きい耐破砕力のある在来砥石及び超
砥粒砥石を使用する。 なお、上記研削砥石には固定潤
滑処理した砥石を使用してもよく、この場合は上記微粒
子状植物性油の微量供給は不用となり、管理面では冷風
供給制御だけに絞ることができる。勿論両者を併用して
もよい。
ルタ22を介して真空ポンプ23により吸引され、冷風
帰還回路25によりコンプレッサ12に吸引される空気
冷却循環系30を具える。この場合開放サイクルの場合
は研削点の下部より真空ポンプ23で研削屑を含んだ状
態の冷風を吸引する構成とし、一方閉サイクルを構成す
る場合は、研削屑を除いた冷風だけを冷風帰還回路25
を介してコンプレッサ12に帰還させ循環系30を形成
するようにしてある。
段71には、必要に応じて供給遮断バルブ79を設け、
冷風供給と固定潤滑処理した砥石とにより行なう冷風研
削を行なう場合は、植物油の微量供給を遮断するように
してある。
果につき、図2〜図5を参照して下記に説明する。図2
には、砥石11の表面に無公害の微粒子状植物性油を単
位ワーク長さ当り1.5ml/h・mmの割合で微粒子
状に供給し、潤滑作用をさせ、研削点21の上方より冷
風を与え、単位時間当たり研削代断面積を360、54
0、900mm2 /minと変化させて、被研削部材1
0としてSCM435を研削した場合の研削表面からの
深さに対する圧縮残留応力の変動を示したもので、従来
の研削油剤を使用した湿式研削方法に比較し大きな圧縮
残留応力を持つ優れた結果が得られている。
ーク長さ当り1.5ml/h・mmの割合で微量供給す
る冷風研削で、単位時間当たりの研削代断面積900m
m2/minで研削した被研削部材10(SCM43
5)の研削表面から深さ方向のマイクロビッカース硬度
を示したもので、研削熱により軟化することもなく、表
面から内部にわたって一様な硬さを示しており、本冷風
研削方法による場合、耐磨耗性にも優れた工作物を得る
ことができることを示している。
35℃の冷風を使用し、微粒子状植物性油を単位ワーク
長さ当り1.5ml/h・mmの割合で微量供給する冷
風研削で、単位時間当たりの研削代断面積S=90mm
2 /minで研削した結果を示したものである。即ち、
砥石の単位円周長さ当たり研削代断面積(S/l)を1
52mm2/minまで研削して接縁研削抵抗は1.5
N/mm、研削面粗さ3μmRzの研削結果を得、研削
比は71800で研削油剤を使用した従来の湿式研削方
法に比較して、研削性能は2倍の優れた値を示してい
る。
を使用して行なった鏡面研削の結果を示したもので、ス
クラッチのない高度の鏡面研削が得られた。
時間当たり研削代断面積90mm2/minにおいて、
前記した冷風研削で上方のみより冷風吹き付けを行なっ
た場合、左右三方向より冷風吹き付けを行なった研削
と、エマルジョン形の研削剤使用による場合、即ち本発
明の冷風研削と従来の湿式研削方法による場合の工作物
SCM435の残留応力の比較図が示してあるが、図に
見るように、工作物表面における圧縮残留応力は研削油
剤を用いた方が僅か大きいが、三方向及び上方向からの
冷風研削は表面より内部にわたっての圧縮残留応力の面
積が2〜3倍の値を示していることがわかる。
伴う着霜に対する問題点を解決した概要及びその吹き出
し用ノズルの形状を説明する。図7は、図1に示す冷風
研削装置の着霜防止対策をした冷風加工システムの概略
の構成を示す系統部分図で、図8、図9に示す冷風吹き
出しノズル周辺に施した着霜防止対策と相俟って、着霜
による運転停止等を防止したものである。図7に見るよ
うに、本発明の着霜防止対策用の減湿冷風加工システム
は、冷風を得るための冷却手段を形成する熱交換器19
の前段に吸着式除湿器33を介在させることにより圧縮
乾き空気33aを形成した後、前記熱交換器19に出力
させるか、若しくは前記圧縮乾き空気33aを分岐させ
て乾き空気53a、54aを得るようにして、前記圧縮
乾き空気33aは下流の熱交換器19を介して所要の冷
却をさせ、極低露点温度(例えば−70℃)の圧縮低温
低湿度空気36aを冷風吹出し部24より研削点21へ
供給するようにし、一方分岐させた乾き空気53a、5
4aは図8及び図9に示すノズルの所定通路に供給する
ようにして冷風の周囲より吹出し可能に構成させたもの
である。
着剤に処理空気を接触させ、空気中の水分を除去する機
能を持たせたもので、吸着剤にはシリカゲル、活性アル
ミナ、合成ゼオライト、活性炭があり、これら吸着剤を
介して処理空気に接触させ高効率の減湿を可能にさせて
いる。
す冷風吹き出しノズル50が微粒子状植物性油52aを
供給する微小給油ノズル52の近傍に配置されたノズル
群の構成を示し、この場合は、中心に前記冷風吹き出し
ノズル50をその外周側に伴流乾燥空気ノズル53を囲
繞した2重ノズル構造として冷風吹き出し部24を形成
し、冷風吹き出しノズル50より吹き出した冷風50a
は伴流乾燥空気ノズル53より吹き出される常温の乾き
空気53aによりその周囲を囲繞される構成にしてあ
る。この場合上記乾き空気53a(以下伴流空気とい
う)は吸着式除湿器33により、冷風の吹き出し温度以
下の露点まで除湿した乾き空気より構成してある。
50の吹き出し口周辺部位24aは伴流乾燥空気53a
に囲繞されているため、前記吹き出し口周辺部24aの
着霜は完全に防止でき、着霜の成長による冷風吹き出し
の支障事故の発生、運転停止等の問題点を解決できる。
を使用しても良く、この場合はそれが囲繞する冷風への
熱伝導を低く抑え熱損失を小さくするため、伴流空気5
3aの吹き出し速度はなるべく低速に抑え、また吹き出
し速度に遥かに大なる吹出し速度を有する冷風に起因す
る引き込み現象を抑えるため伴流空気53aは低圧に構
成するのがよい。
3aは、図7に示す吸着式除湿器33を介して必要露点
まで除湿させた圧縮乾き空気33aの一部を、前記熱交
換器19の手前で分岐して供給するようにしているが、
かかる構成を取る事なく独立した乾燥空気を用いてもよ
い。また、前記ノズル50をセラミック等で形成し、前
記冷風空気ノズル50と伴流空気ノズル53との間の隔
壁が低熱伝導率部材で構成されるようにして冷風の熱損
失を低く抑える構成にするのがよい。
す冷風吹き出しノズル50が微粒子状植物性油52aを
供給する微小給油ノズル52に隣接させた場合の、着霜
防止対策を示す図で、冷風吹き出しノズル50と該ノズ
ル50に隣接する微小給油ノズル52とを中心側に配設
して、外側に圧縮乾き空気54aを供給するノズル54
を配設する構成にしてある。この場合の圧縮乾き空気5
4aは、前記図7に示す吸着式除湿器33を介して必要
温度まで除湿させた圧縮乾き空気33aの一部を、前記
熱交換器19の手前で分岐供給するように構成する。上
記構成により従来の除湿なしの圧縮空気の使用に対し、
完全な着霜防止ができる。
研削装置における外気遮断構成を説明する。図10は、
図1の冷風加工装置に用いるエアカーテン装置の概略構
成を示す図で、図11は図10のエアカーテンを示す部
分断面図である。図10に見るように外気遮断加工雰囲
気形成用エアカーテンは、研削点21と砥石11及びワ
ーク(被研削部材)10とを周囲をテーパ状に囲繞す
る、内側エアカーテン68及び外側エアカーテン67
と、該エアカーテンを形成するための上部送気ヘッダ6
6及び下部吸気ヘッダ65と、外側エア循環回路69及
び内側エア循環回路70とより構成する。
プ69aを設け、内側循環回路70には内側循環ポンプ
70aとフィルタ70bを設け、加工部より飛散する研
削屑ないし油ミストを回収して前記フィルタ70bによ
り除去するようにしてある。また、図11に示すよう
に、上部送気ヘッダ66には二重エアカーテンを可能に
するために外側送気口66a及び内側送気口66bを、
下部吸気ヘッダ65には外側吸気口65a及び内側吸気
口65bを夫々設け、夫々独立した流速の外側及び内側
エアカーテン67、68を形成する構成にしてある。本
実施例においては、上記内側エアカーテン68より外側
エアカーテン67の送気速度は遅くし、外気の巻き込み
を防止している。
断構成であるので、ワーク10の交換が簡単にでき、飛
散する加工屑や油ミストを内側カーテン68で把持吸収
しフィルタ70bで除去でき、外部飛散を防止し環境汚
染を抑えることが出来る。また、二重カーテンにより完
全に外気と遮断できるため、加工雰囲気を外気温度と乾
き度と隔絶した定常状態に維持することができ、研削点
(切削点)の温度は外気温度に左右される事無く、冷風
温度で決まる一定温度と低乾き度に維持でき、加工部位
の温度膨張を一定に抑え、加工寸法精度が向上する。
を示す図である。図に見るように本微粒子油給油装置
は、先端に冷気油ノズル74を持ち、ベンチュリー部位
に吸引部72を持つベンチュリー状給油管75と、前記
吸引部72にバルブ73dを介して接続する電磁霧化装
置73とより構成する。即ち、前記ベンチュリー状給油
管75の基部より吹き込んだ冷気71aにより、前記吸
引部72でバルブ73dを介してミスト油73bを吸引
して混入させ、冷気油ノズル74の先端より前記冷気7
1aとともに冷気油74bとしてを加工部に噴射するよ
うにしたものである。
収納した油73aを例えばピエゾ素子73cを封入して
該素子に高周波電圧を印加することにより発生する高周
波振動により油73aを完全に霧化させ、ミスト油73
bを生成するようにしたものである。
化された油73aは冷気71aへの混入の手前で完全霧
化を図っているため、ベンチュリー吸入部72で混入さ
れた冷気油74b内における油の微粒子状分散は確実に
行われ、均質冷気霧化油を得ることが出来、冷風量の制
御で油供給量の制御が確実に行えるようにしてある。そ
のため、加工部へ所定量の油を完全微粒子状で微量供給
できる。
の研削油剤の購入が不用、研削油剤及び研削屑等の高コ
ストの廃棄処理費が不用となりコストダウンに繋がるの
みならず、研削作業時、従来の塩素、硫黄、燐等の極圧
添加剤の噴霧による公害を除去し環境衛生に大幅に貢献
し、ISO1400を十分満足する加工設備の提供が可
能となる。又、工作物の圧縮残留応力を高く保持でき、
高い材料の疲れ強さを確保できるのみならず、従前の研
削油剤使用の場合必要とした油温上昇による寸法補正が
不用となり高精度の加工が可能である。又研削油剤使用
の場合のように噴霧雰囲気のなかで作業する必要がなく
なり、そのため研削状態を常に監視できるので高精度、
高能率の研削が可能である。
である微粒子状植物性油は材料の再生が可能であるとと
もに、CBN研削の超高速化に対応して、研削油剤使用
の場合に比較して大きな負荷動力は不用となる。又、冷
風の外周に乾き空気による伴流乾燥空気が位置している
為に、冷風吹き出しノズルに対する適切な着霜防止がで
き、完全連続運転が可能となる。又、微粒子油供給ノズ
ルに隣接した冷風吹き出しノズルにより惹起されるミス
ト化空気による着霜を、乾き空気の使用により前記冷風
吹き出しノズル及び微小給油ノズルに惹起される着霜ト
ラブルを排除して、連続運転が可能となる。
れを取り巻く外気より遮断隔絶することができ、ワーク
の着脱が容易に行える中で外気気温の影響を受ける事無
く所要の冷風加工ができる。また加工屑の外部飛散を吸
収するため、環境汚染を防止できる。又微粒子油供給装
置により完全霧化した微粒子油を冷風への完全混入が可
能となり容易に微粒子油の制御可能の給油ができる。
尚、上記実施例において、冷風研削装置について説明し
たが、本発明は切削刃具を用いる機械切削装置について
も同様な方法で適用できる事は自明である。
の構成を示す系統図である。
たりの研削代断面積別の圧縮残留応力を示すグラフ図で
ある。
の硬さの変化を示すグラフ図である。
た場合の連続冷風研削性能を示すグラフ図である。
に、実施した場合の鏡面研削の研削面粗さの状況を示す
グラフ図である。
の冷風研削方法と従来の研削油剤使用の湿式研削方法に
よる場合との比較図である。
研削装置の冷風加工システムの概略の構成を示す系統部
分図である。
状植物油給油ノズルとの配置構成を示すノズル構成図で
ある。
る。
概略構成図である。
ある。
る。
る。
立配設した場合における、従来の着霜発生の状況を示す
図、(B)は微粒子油給油ノズルと冷風吹き出しノズル
とを隣接させた場合における、着霜発生の状況を示す図
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 研削砥石若しくは切削刃具(以下加工治
具という)を研削点若しくは切削点(以下加工点とい
う)に接触させて砥石研削若しくは刃具切削を行なう加
工方法において、 −1℃以下の乾燥空気の冷風を前記加工点へ供給すると
ともに、植物油等の無公害油からなる微粒子状油を、前
記加工点に直接若しくは加工治具を介して該加工点に間
接的に、供給しながら砥石研削若しくは刃具切削を行な
い、更に前記加工点若しくは加工治具への吹出し冷風周
囲に該冷風より温度の高い乾き空気流が位置することを
特徴とする冷風加工方法。 - 【請求項2】 研削砥石若しくは切削刃具(以下加工治
具という)を研削点若しくは切削点(以下加工点とい
う)に接触させて砥石研削若しくは刃具切削を行なう加
工方法において、 −1℃以下の乾燥空気からなる冷風を前記加工点へ供給
するとともに、固定潤滑処理した加工治具を使用して砥
石研削若しくは刃具切削を行ない、更に、前記加工点若
しくは加工治具への吹出し冷風周囲に該冷風より温度の
高い乾き空気流が位置することを特徴とする冷風加工方
法。 - 【請求項3】 研削砥石若しくは切削刃具(以下加工治
具という)を研削点若しくは切削点(以下加工点とい
う)に接触させて砥石研削若しくは刃具切削を行なう加
工装置において、 除塵した圧縮乾燥空気の温度を−1℃以下に低減させる
冷却手段と、該冷却手段により冷却された乾き空気を加
工点に供給する冷風吹き付け部と、微粒子状の植物油等
の無公害油を加工点に直接若しくは加工治具を介して加
工点に間接的に供給する手段とを設け、前記冷風吹き付
け部は、内外2重構造を持つ吹き付けノズルよりなり、
中心側ノズルより冷風が吹き出し、外側ノズルより冷風
吹き出し温度以下の露点まで除湿した伴流乾燥空気が吹
出すように構成したことを特徴とする冷風加工装置。 - 【請求項4】 前記伴流乾燥空気は、常温近傍に温度帯
域を持ち冷風吹き出し温度以下の露点まで除湿した、前
記冷風より低速低圧の乾き空気であることを特徴とする
請求項3記載の冷風加工装置。 - 【請求項5】 前記伴流乾燥空気は、前記冷却手段の上
流側の冷風生成の為の乾燥空気通路を分岐して除湿器を
通して得られた乾き空気である請求項3記載の冷風加工
装置。 - 【請求項6】 前記冷風吹出し口と伴流乾燥空気吹出し
口との間のノズル隔壁を低熱伝導部材により構成したこ
とを特徴とする請求項3記載の冷風加工装置。 - 【請求項7】 微粒子状油の給油ノズルと冷風吹き出し
ノズルとを隣接させて配置するとともに、少なくとも冷
風吹出しノズル外側に乾き空気供給用吹き出しノズルを
囲繞するごとく配設したことを特徴とする請求項3記載
の冷風加工装置。 - 【請求項8】 上記微粒子油供給手段として、ベンチュ
リー吸引部を備えた冷風吹き付け部と、該ベンチュリー
吸引部に設けた給油用油の高周波振動霧化装置とより構
成したことを特徴とする請求項3載の冷風加工装置。 - 【請求項9】 前記冷風が加工点を冷却した後、加工屑
除去フィルタを介して循環させる冷風循環回路を設けた
ことを特徴とする請求項3記載の冷風加工装置。 - 【請求項10】 研削砥石若しくは切削刃具(以下加工
治具という)を研削点若しくは切削点(以下加工点とい
う)に接触させて砥石研削若しくは刃具切削を行なう加
工装置において、 除塵した圧縮乾燥空気の温度を−1℃以下に低減させる
冷却手段と、該冷却手段により冷却された乾き空気を加
工点に供給する冷風吹き付け部と、微粒子状の植物油等
の無公害油を加工点に直接若しくは加工治具を介して加
工点に間接的に供給する手段とを設け、前記冷風吹き付
け部及び微粒子状植物油供給手段と加工点周囲をエアカ
ーテンにより外気より隔離するとともに、前記エアカー
テンは内外2重構造とし、内側カーテンの空気速度を外
側カーテンの空気速度より大に設定して外気の侵入を遮
断して、前記加工点周囲温度をほぼ冷風温度に維持する
ことを特徴とする冷風加工装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8-213152 | 1996-07-24 | ||
JP21007497A JP3286569B2 (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-18 | 冷風加工方法及びその装置 |
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ID=26517850
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21007497A Expired - Fee Related JP3286569B2 (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-18 | 冷風加工方法及びその装置 |
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JP (1) | JP3286569B2 (ja) |
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JP2006083397A (ja) * | 1999-10-25 | 2006-03-30 | Nippon Oil Corp | 極微量油剤供給式切削・研削加工用油剤組成物 |
JP2006052413A (ja) * | 1999-10-25 | 2006-02-23 | Nippon Oil Corp | 極微量油剤供給式切削・研削加工用油剤組成物 |
JP2006052414A (ja) * | 1999-10-25 | 2006-02-23 | Nippon Oil Corp | 極微量油剤供給式切削・研削加工用油剤組成物 |
JP2006052415A (ja) * | 1999-10-25 | 2006-02-23 | Nippon Oil Corp | 極微量油剤供給式切削・研削加工用油剤組成物 |
JP2002086359A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-26 | Noritake Co Ltd | 油膜付水滴を用いた研削加工方法 |
TWI250204B (en) | 2001-04-06 | 2006-03-01 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | Oil for very small amount oil supply type cutting-grinding operation and sliding face, and very small amount oil supply type cutting-grinding method using it |
TWI228540B (en) | 2001-04-06 | 2005-03-01 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | Oil composition for very small amount oil supply type cutting and grinding operation |
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-
1997
- 1997-07-18 JP JP21007497A patent/JP3286569B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1995年度砥粒加工学会学術講演会講演論文集P27、28「冷風 CBN研削の残留応力に及ぼす研究」 |
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JPH1086036A (ja) | 1998-04-07 |
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