JP3286561B2 - 容器詰め流動体の冷却装置 - Google Patents
容器詰め流動体の冷却装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースト状食品な
どのような粘性流動体を詰めた円筒状容器を冷却する際
に、冷却効率を高めるため円筒状容器を回転させながら
搬送する構造を有する冷却装置に関する。
どのような粘性流動体を詰めた円筒状容器を冷却する際
に、冷却効率を高めるため円筒状容器を回転させながら
搬送する構造を有する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ペースト状食品のような粘性流動体を容
器詰めしたものを冷却する場合には、粘性流動体は容器
内部での流動が緩慢であるため、冷却効率が非常に悪か
った。したがって、調理直後の高温度では蛋白変成など
を伴う食品にとっては、冷却に長時間を必要とし品質の
劣化が進むという問題があった。
器詰めしたものを冷却する場合には、粘性流動体は容器
内部での流動が緩慢であるため、冷却効率が非常に悪か
った。したがって、調理直後の高温度では蛋白変成など
を伴う食品にとっては、冷却に長時間を必要とし品質の
劣化が進むという問題があった。
【0003】また、冷却時間を短くしようとして冷却媒
体の温度を下げると、粘性流動体は容器に接する外周部
が固形化して断熱層を形成し、内部からの熱放出を妨げ
て均一な冷却が困難となり、やはり品質の劣化を阻止し
にくい。このため、品質劣化を起こさない時間内に粘性
流動体を連続して急速に冷却処理することができる冷却
装置が望まれていた。
体の温度を下げると、粘性流動体は容器に接する外周部
が固形化して断熱層を形成し、内部からの熱放出を妨げ
て均一な冷却が困難となり、やはり品質の劣化を阻止し
にくい。このため、品質劣化を起こさない時間内に粘性
流動体を連続して急速に冷却処理することができる冷却
装置が望まれていた。
【0004】ペースト状食品などを詰めた円筒状容器を
冷却する際に回転させ、これにより急速冷却を可能にし
ようとする装置が特公平8−14451号公報に記載さ
れている。この装置は、円筒状容器を搬送するためのチ
ェーンコンベアに、円筒状容器を載せる回転バーを設け
てあり、この回転バーの回転は、回転バーの端に設けた
鎖車に駆動チェーンを噛み合わせ、この駆動チェーンを
介して駆動力を伝達し回転バーを回転させて円筒状容器
を回転させるものである。
冷却する際に回転させ、これにより急速冷却を可能にし
ようとする装置が特公平8−14451号公報に記載さ
れている。この装置は、円筒状容器を搬送するためのチ
ェーンコンベアに、円筒状容器を載せる回転バーを設け
てあり、この回転バーの回転は、回転バーの端に設けた
鎖車に駆動チェーンを噛み合わせ、この駆動チェーンを
介して駆動力を伝達し回転バーを回転させて円筒状容器
を回転させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術において、チェーンコンベアと駆動チェーンは共
に進行方向と直角方向に揺動しやすいものである。した
がって、揺動するチェーンコンベアに設けられた回転バ
ーおよび鎖車も揺動し、この鎖車に対し噛み合わなけれ
ばならない駆動チェーンも揺動する。
来技術において、チェーンコンベアと駆動チェーンは共
に進行方向と直角方向に揺動しやすいものである。した
がって、揺動するチェーンコンベアに設けられた回転バ
ーおよび鎖車も揺動し、この鎖車に対し噛み合わなけれ
ばならない駆動チェーンも揺動する。
【0006】この揺動を生じる原因には種々あるが、チ
ェーンコンベアと駆動チェーンは別の揺動原因により揺
動し、揺動の大きさやタイミングも異なる。したがって
噛み合わなければならない鎖車と駆動チェーンも同様に
異なるタイミングや大きさで揺動する。
ェーンコンベアと駆動チェーンは別の揺動原因により揺
動し、揺動の大きさやタイミングも異なる。したがって
噛み合わなければならない鎖車と駆動チェーンも同様に
異なるタイミングや大きさで揺動する。
【0007】揺動に拘らずこの噛み合いを常に確実に保
持するためには、相当の工夫、改良が必要であり、さも
なければ噛み合いが不完全となり、回転がうまく行われ
ない可能性がある。この特別な改良には装置を複雑で高
価なものにする可能性がある。
持するためには、相当の工夫、改良が必要であり、さも
なければ噛み合いが不完全となり、回転がうまく行われ
ない可能性がある。この特別な改良には装置を複雑で高
価なものにする可能性がある。
【0008】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、より簡単な機構でコストを安くできる容
器詰め流動体の冷却装置を提供することを目的とする。
されたもので、より簡単な機構でコストを安くできる容
器詰め流動体の冷却装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、流動体を詰めた円筒状容器の
搬送を行うチェーンコンベアと、チェーンコンベアの上
に設けられ前記円筒状容器の軸を横向きにした状態で円
筒状容器の下側面を支えるフリーローラと、円筒状容器
の上側面に接触して回転力を与える接触体と、チェーン
コンベアの上に設けられ前記円筒状容器の搬送方向後方
または前方を支えうる転落防止用ガイドと、を有するこ
とを特徴とする容器詰め流動体の冷却装置である。
めに、請求項1の発明は、流動体を詰めた円筒状容器の
搬送を行うチェーンコンベアと、チェーンコンベアの上
に設けられ前記円筒状容器の軸を横向きにした状態で円
筒状容器の下側面を支えるフリーローラと、円筒状容器
の上側面に接触して回転力を与える接触体と、チェーン
コンベアの上に設けられ前記円筒状容器の搬送方向後方
または前方を支えうる転落防止用ガイドと、を有するこ
とを特徴とする容器詰め流動体の冷却装置である。
【0010】請求項2の発明は、接触体の接触部位が搬
送方向とは逆方向へ向かう回転を行う回転体であること
を特徴とする請求項1記載の容器詰め流動体の冷却装置
である。
送方向とは逆方向へ向かう回転を行う回転体であること
を特徴とする請求項1記載の容器詰め流動体の冷却装置
である。
【0011】請求項3の発明は、接触体が搬送方向とは
逆方向へ移動するベルトコンベアであることを特徴とす
る請求項1記載の容器詰め流動体の冷却装置である。
逆方向へ移動するベルトコンベアであることを特徴とす
る請求項1記載の容器詰め流動体の冷却装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を、図1乃至
図3において説明する。 図1の全体図に示すように、冷
却槽1には水やブライン等の冷却媒体3が溜められてお
り、この冷却媒体3の中にチェーンコンベア装置5が略
水平に配され、両端が上方に屈曲して冷却槽1の外に出
ている。
図3において説明する。 図1の全体図に示すように、冷
却槽1には水やブライン等の冷却媒体3が溜められてお
り、この冷却媒体3の中にチェーンコンベア装置5が略
水平に配され、両端が上方に屈曲して冷却槽1の外に出
ている。
【0013】このチェーンコンベア装置5は、駆動輪7
と従動輪9によって作動するエンドレスチェーンコンベ
ア11からなり、前記屈曲する部分には屈曲状態を維持
するためのガイドローラ12が設けられており、チェー
ンコンベア11の上には多数個のフリーローラ13が等
間隔で設けられている。
と従動輪9によって作動するエンドレスチェーンコンベ
ア11からなり、前記屈曲する部分には屈曲状態を維持
するためのガイドローラ12が設けられており、チェー
ンコンベア11の上には多数個のフリーローラ13が等
間隔で設けられている。
【0014】各フリーローラ13はチェーンコンベア1
1の長手方向で等間隔に設けられ、これにより2個のフ
リーローラ13で円筒状容器15を支えるようになって
おり、円筒状容器15は円筒の軸を搬送方向に直交する
横向きにした状態で、フリーローラ13により下側面を
支えられる。
1の長手方向で等間隔に設けられ、これにより2個のフ
リーローラ13で円筒状容器15を支えるようになって
おり、円筒状容器15は円筒の軸を搬送方向に直交する
横向きにした状態で、フリーローラ13により下側面を
支えられる。
【0015】フリーローラ13の二つ置きに、隣り合う
フリーローラ13の間に転落防止用ガイド17が設けら
れている。
フリーローラ13の間に転落防止用ガイド17が設けら
れている。
【0016】チェーンコンベア装置5の上方には回転体
である回転ローラ19が多数設けられており、この回転
ローラ19は円筒状のもので、円筒の軸は前記円筒状容
器15の軸の方向と同じ向きになっている。これらの回
転ローラ19は回転駆動機構が設けられた一つの上下動
体21に取り付けられており、円筒状容器15の直径寸
法にあわせて上下動し、円筒状容器15の上側面に接触
する位置を維持する。各回転ローラ19の回転軸は移動
せず上下動体21に固定されている。
である回転ローラ19が多数設けられており、この回転
ローラ19は円筒状のもので、円筒の軸は前記円筒状容
器15の軸の方向と同じ向きになっている。これらの回
転ローラ19は回転駆動機構が設けられた一つの上下動
体21に取り付けられており、円筒状容器15の直径寸
法にあわせて上下動し、円筒状容器15の上側面に接触
する位置を維持する。各回転ローラ19の回転軸は移動
せず上下動体21に固定されている。
【0017】回転ローラ19及びフリーローラ13の円
筒状容器15に接触する接触部には、樹脂などのコーテ
ィング処理を行い、円筒状容器15の表面を傷付けない
ようにする。
筒状容器15に接触する接触部には、樹脂などのコーテ
ィング処理を行い、円筒状容器15の表面を傷付けない
ようにする。
【0018】図2に示すように、円筒状容器15はフリ
ーローラ13と回転ローラ19により挟み付けられた状
態で図中左回りの回転力が与えられる。このとき、チェ
ーンコンベア11は駆動リング7と従動リング9により
図中右回転方向に往復動するものであり、チェーンコン
ベア11の上側の部分は図中右方向へ移動する。したが
って、回転ローラ19の下側、すなわち円筒容器15と
接触する接触する部位は、チェーンコンベア11の搬送
方向(右方向)と逆方向(左方向)へ向かうように、回
転ローラ19の回転(右回転)が行われる。これにより
回転ローラ19の少ない回転にて円筒状容器15が十分
に回転される。すなわち、チェーンコンベア11の搬送
力の一部が回転に用いられる。
ーローラ13と回転ローラ19により挟み付けられた状
態で図中左回りの回転力が与えられる。このとき、チェ
ーンコンベア11は駆動リング7と従動リング9により
図中右回転方向に往復動するものであり、チェーンコン
ベア11の上側の部分は図中右方向へ移動する。したが
って、回転ローラ19の下側、すなわち円筒容器15と
接触する接触する部位は、チェーンコンベア11の搬送
方向(右方向)と逆方向(左方向)へ向かうように、回
転ローラ19の回転(右回転)が行われる。これにより
回転ローラ19の少ない回転にて円筒状容器15が十分
に回転される。すなわち、チェーンコンベア11の搬送
力の一部が回転に用いられる。
【0019】回転ローラ19を回転させる回転駆動機構
には図示しないが種々のものが採用可能である。例えば
回転ローラ19の回転軸に設けられた歯車が隣り合う回
転ローラの歯車同士で噛み合う構造としておき、いずれ
か1つの歯車に駆動用モータの出力軸の歯車が噛み合う
構造にできる。あるいは、各回転ローラ19の回転軸に
チェーンスプロケットを設け、これらチェーンスプロケ
ットに駆動用チェーンを噛み合わせ、この駆動用チェー
ンをモータの出力軸に設けた駆動用チェーンスプロケッ
トと噛み合わせる構造とすることもできる。
には図示しないが種々のものが採用可能である。例えば
回転ローラ19の回転軸に設けられた歯車が隣り合う回
転ローラの歯車同士で噛み合う構造としておき、いずれ
か1つの歯車に駆動用モータの出力軸の歯車が噛み合う
構造にできる。あるいは、各回転ローラ19の回転軸に
チェーンスプロケットを設け、これらチェーンスプロケ
ットに駆動用チェーンを噛み合わせ、この駆動用チェー
ンをモータの出力軸に設けた駆動用チェーンスプロケッ
トと噛み合わせる構造とすることもできる。
【0020】図3に示すように、チェーンコンベア11
には、チェーンコンベア11の長手方向と直角する方向
に配置されるピン23が、前記長手方向に等間隔で多数
配置される。各ピン23の中央付近の左右にはそれぞれ
対を成して配置されるリンク部材25、27が回転自在
に保持されており、これらの対となるリンク部材25、
27は、互いに重なってピン23に貫通され、外側に配
置されるリンク部材27と内側に配置されるリンク部材
25との2種類からなり、長手方向に交互に配置され
る。
には、チェーンコンベア11の長手方向と直角する方向
に配置されるピン23が、前記長手方向に等間隔で多数
配置される。各ピン23の中央付近の左右にはそれぞれ
対を成して配置されるリンク部材25、27が回転自在
に保持されており、これらの対となるリンク部材25、
27は、互いに重なってピン23に貫通され、外側に配
置されるリンク部材27と内側に配置されるリンク部材
25との2種類からなり、長手方向に交互に配置され
る。
【0021】フリーローラ13は回転軸を支える支持部
材29とを有し、支持部材29は逆V字状をしており、
V字の中央が前記回転軸を支え、V字の両端が、隣り合
うピン23に対し回転自在に保持されている。
材29とを有し、支持部材29は逆V字状をしており、
V字の中央が前記回転軸を支え、V字の両端が、隣り合
うピン23に対し回転自在に保持されている。
【0022】フリーローラ13同士の間には転落防止用
ガイド17が設けられ、この転落防止用ガイド17はフ
リーローラ13の二つ置きにのみ設けられ、フリーロー
ラ13に支えられた円筒状容器15の少なくとも搬送方
向後方を支え得る位置に設ける。すなわち、転落防止用
ガイド17の前後に隣接するフリーローラ13に対する
距離は、搬送方向前方のフリーローラ13に対する距離
の方が短いようにする。尤も同じ距離とすることも可能
である。
ガイド17が設けられ、この転落防止用ガイド17はフ
リーローラ13の二つ置きにのみ設けられ、フリーロー
ラ13に支えられた円筒状容器15の少なくとも搬送方
向後方を支え得る位置に設ける。すなわち、転落防止用
ガイド17の前後に隣接するフリーローラ13に対する
距離は、搬送方向前方のフリーローラ13に対する距離
の方が短いようにする。尤も同じ距離とすることも可能
である。
【0023】この転落防止用ガイド17は板状をしてい
て、例えばリンク部材25に対し直角に配置され溶接3
1によって固定される。なお、溶接によらずこの転落防
止用ガイド17の固定位置をスライドして変更可能な構
成とすることも可能である。この場合は、搬送され冷却
される円筒状容器15の径の寸法により固定位置を変更
することが可能となる。
て、例えばリンク部材25に対し直角に配置され溶接3
1によって固定される。なお、溶接によらずこの転落防
止用ガイド17の固定位置をスライドして変更可能な構
成とすることも可能である。この場合は、搬送され冷却
される円筒状容器15の径の寸法により固定位置を変更
することが可能となる。
【0024】各ピン23の両端は、ガイドローラ12の
うち、ループ状のチェーンコンベア11の外側(図1中
の上側)に配置されるものにガイドされてチェーンコン
ベア11の屈曲状態を維持する。
うち、ループ状のチェーンコンベア11の外側(図1中
の上側)に配置されるものにガイドされてチェーンコン
ベア11の屈曲状態を維持する。
【0025】(実施形態の動作)以上の実施形態によれ
ば、円筒状容器15は横向きにした状態で、チェーンコ
ンベア装置5の図1中左端の屈曲した端部において、フ
リーローラ13の上に載せられる。この際、屈曲の程度
によりチェーンコンベア11の傾斜すなわち2個のフリ
ーローラ13の傾斜が大きい場合に、円筒状容器15は
前方の転落防止用ガイド17によって支えられることが
期待される。
ば、円筒状容器15は横向きにした状態で、チェーンコ
ンベア装置5の図1中左端の屈曲した端部において、フ
リーローラ13の上に載せられる。この際、屈曲の程度
によりチェーンコンベア11の傾斜すなわち2個のフリ
ーローラ13の傾斜が大きい場合に、円筒状容器15は
前方の転落防止用ガイド17によって支えられることが
期待される。
【0026】また、転落防止用ガイド17の存在によ
り、二つの転落防止用ガイド17の間に乗せられる円筒
状容器は1個に限られ、整然として投入が行われる。
り、二つの転落防止用ガイド17の間に乗せられる円筒
状容器は1個に限られ、整然として投入が行われる。
【0027】投入した円筒状容器15はチェーンコンベ
ア11にしたがって搬送され、やがて冷却槽1の冷却媒
体3の中に沈む。
ア11にしたがって搬送され、やがて冷却槽1の冷却媒
体3の中に沈む。
【0028】沈んだ状態で、円筒状容器15は図中右方
向へ搬送され、この搬送に伴い円筒状容器15の上側面
には回転ローラ19が接触する。この接触により円筒状
容器15は図中左回りの回転を行うが、回転ローラ19
はそれぞれ駆動力により自転しているので、回転はより
積極的に行われる。この回転により、円筒状容器15に
詰められた流動体が均一かつ急速に冷却される。十分な
冷却が行われた後に、円筒状容器15はチェーンコンベ
ア11の屈曲した右端部分に沿って斜め上方へ搬送さ
れ、冷却槽1の外へ搬出される。
向へ搬送され、この搬送に伴い円筒状容器15の上側面
には回転ローラ19が接触する。この接触により円筒状
容器15は図中左回りの回転を行うが、回転ローラ19
はそれぞれ駆動力により自転しているので、回転はより
積極的に行われる。この回転により、円筒状容器15に
詰められた流動体が均一かつ急速に冷却される。十分な
冷却が行われた後に、円筒状容器15はチェーンコンベ
ア11の屈曲した右端部分に沿って斜め上方へ搬送さ
れ、冷却槽1の外へ搬出される。
【0029】チェーンコンベア11の屈曲した右端部分
における搬送の際に、斜め上方への傾斜によって、円筒
状容器15は搬送方向後方へ力を受けやすくフリーロー
ラ13の上から後方へ転落してしまう可能性があるが、
この実施形態によれば転落防止用ガイド17が円筒状容
器15の搬送方向後方を支え得るので、このような転落
を防止可能である。
における搬送の際に、斜め上方への傾斜によって、円筒
状容器15は搬送方向後方へ力を受けやすくフリーロー
ラ13の上から後方へ転落してしまう可能性があるが、
この実施形態によれば転落防止用ガイド17が円筒状容
器15の搬送方向後方を支え得るので、このような転落
を防止可能である。
【0030】(実施形態の作用効果)以上説明したよう
に、この実施形態の冷却装置においては流動体が詰めら
れた円筒状容器15を回転するための回転ローラ19
は、回転軸が従来のように揺動せず、固定して設けられ
ているため、各回転ローラ19を回転するための機構が
従来技術に比べ簡単な構造となる。すなわち、例えば回
転ローラ19の回転軸に設けられた歯車が互いに噛み合
う構造とすることができ、この構造は、従来のように回
転バー(この実施形態の回転ローラ19に相当する)が
チェーンコンベアの揺動と共に揺動する装置においては
採用できないものであった。
に、この実施形態の冷却装置においては流動体が詰めら
れた円筒状容器15を回転するための回転ローラ19
は、回転軸が従来のように揺動せず、固定して設けられ
ているため、各回転ローラ19を回転するための機構が
従来技術に比べ簡単な構造となる。すなわち、例えば回
転ローラ19の回転軸に設けられた歯車が互いに噛み合
う構造とすることができ、この構造は、従来のように回
転バー(この実施形態の回転ローラ19に相当する)が
チェーンコンベアの揺動と共に揺動する装置においては
採用できないものであった。
【0031】また、各回転ローラ19を回転するための
機構として、回転ローラ19の回転軸に設けられたチェ
ーンスプロケットに対しチェーンを噛み合わせる機構を
採用する場合においても、チェーンスプロケットの回転
軸(すなわち回転ローラ19の回転軸)は固定されてお
り、従来のように揺動することがないので、駆動チェー
ンとの噛み合いも十分に確実に保持され、したがって、
この噛み合わせを確実に保持するため特別な工夫を必要
とせず、構造が簡単となり、製造コストを低くすること
ができる。
機構として、回転ローラ19の回転軸に設けられたチェ
ーンスプロケットに対しチェーンを噛み合わせる機構を
採用する場合においても、チェーンスプロケットの回転
軸(すなわち回転ローラ19の回転軸)は固定されてお
り、従来のように揺動することがないので、駆動チェー
ンとの噛み合いも十分に確実に保持され、したがって、
この噛み合わせを確実に保持するため特別な工夫を必要
とせず、構造が簡単となり、製造コストを低くすること
ができる。
【0032】(他の実施形態)以上の実施形態では、円
筒状容器を回転する手段として横向きの円筒状容器15
の上側面に接触して回転を与える接触体は、回転ローラ
19であったが、他の実施形態では例えば図5に示すよ
うに、円筒状容器15の上側面に接触する回転用のベル
トコンベア33であってもよい。この回転用ベルトコン
ベア33はチェーンコンベア11の搬送方向とは逆方向
へ移動するように駆動される。
筒状容器を回転する手段として横向きの円筒状容器15
の上側面に接触して回転を与える接触体は、回転ローラ
19であったが、他の実施形態では例えば図5に示すよ
うに、円筒状容器15の上側面に接触する回転用のベル
トコンベア33であってもよい。この回転用ベルトコン
ベア33はチェーンコンベア11の搬送方向とは逆方向
へ移動するように駆動される。
【0033】さらに、接触体は、回転や移動を行わない
静止した部材であってもよく、静止した部材であって
も、フリーローラ13に支えられた円筒状部材15に回
転を与えることは可能である。
静止した部材であってもよく、静止した部材であって
も、フリーローラ13に支えられた円筒状部材15に回
転を与えることは可能である。
【0034】また、以上の実施形態では円筒状容器15
を搬送する手段は、円筒状容器15の下側面を支えるフ
リーローラ13が設けられたチェーンコンベア11であ
ったが、他の実施形態においては、図6及び図7に示す
ように、円筒状容器15の搬送方向後方を押圧する押圧
ガイド35が設けられ、円筒状容器15の上側に設けら
れる搬送用コンベア37とすることもできる。この場
合、円筒状容器15の回転は、円筒状容器15の後方を
押圧ガイド35により押圧される押圧力と、下側面を支
持体であるベルトコンベア39によって支えられる際の
摩擦力との二つの力により生じる回転モーメントによっ
て行われる(図7)。円筒状容器15は回転しながら押
され、搬送される。
を搬送する手段は、円筒状容器15の下側面を支えるフ
リーローラ13が設けられたチェーンコンベア11であ
ったが、他の実施形態においては、図6及び図7に示す
ように、円筒状容器15の搬送方向後方を押圧する押圧
ガイド35が設けられ、円筒状容器15の上側に設けら
れる搬送用コンベア37とすることもできる。この場
合、円筒状容器15の回転は、円筒状容器15の後方を
押圧ガイド35により押圧される押圧力と、下側面を支
持体であるベルトコンベア39によって支えられる際の
摩擦力との二つの力により生じる回転モーメントによっ
て行われる(図7)。円筒状容器15は回転しながら押
され、搬送される。
【0035】また、以上の実施形態では、冷却を行う冷
却媒体3は冷却槽に溜められた冷水であるが、他の実施
形態においては、塩化カルシウムの水溶液などが用いら
れるブラインであってもよく、断熱パネル41によって
形成されるチャンバー43の中へ導入される冷却空気4
5であってもよい(図8)。また、冷却水は単に円筒状
容器15を浸すだけではなく、円筒状容器15に対して
散水するものとしてもよい(図9)。
却媒体3は冷却槽に溜められた冷水であるが、他の実施
形態においては、塩化カルシウムの水溶液などが用いら
れるブラインであってもよく、断熱パネル41によって
形成されるチャンバー43の中へ導入される冷却空気4
5であってもよい(図8)。また、冷却水は単に円筒状
容器15を浸すだけではなく、円筒状容器15に対して
散水するものとしてもよい(図9)。
【0036】以上のように回転手段、搬送手段、及び冷
却手段の組み合わせにより、図4の表に示すように、種
々の実施形態が存在しうる。また、冷却媒体の種類によ
って、水槽(冷却槽)やチャンバーなどの外装、冷却媒
体に浸漬するか冷却媒体を散水するかなどの冷却方式が
異なるので、図4においてはこれら外装や冷却方式の組
み合わせによる分類を示した。
却手段の組み合わせにより、図4の表に示すように、種
々の実施形態が存在しうる。また、冷却媒体の種類によ
って、水槽(冷却槽)やチャンバーなどの外装、冷却媒
体に浸漬するか冷却媒体を散水するかなどの冷却方式が
異なるので、図4においてはこれら外装や冷却方式の組
み合わせによる分類を示した。
【0037】すなわち図4に示すように、外装(A)、
冷却方式(B)、円筒状容器の搬送手段(C)、円筒状
容器の回転手段(D)の組み合わせによる種々の実施形
態1から9が考えられる。以下、図の実施形態1から9
と各図面の対応について詳しく説明する。
冷却方式(B)、円筒状容器の搬送手段(C)、円筒状
容器の回転手段(D)の組み合わせによる種々の実施形
態1から9が考えられる。以下、図の実施形態1から9
と各図面の対応について詳しく説明する。
【0038】まず、前記図1乃至図3の実施形態は、図
4の実施形態1に相当する。
4の実施形態1に相当する。
【0039】図5は、搬送手段が前記実施形態と同様に
フリーローラ13が設けられたチェーンコンベア11で
あり、回転手段が円筒状容器15の上側面に接触するベ
ルトコンベア33であり、図4の実施形態4、5、6に
相当する。
フリーローラ13が設けられたチェーンコンベア11で
あり、回転手段が円筒状容器15の上側面に接触するベ
ルトコンベア33であり、図4の実施形態4、5、6に
相当する。
【0040】図6は、冷却が冷却槽(水槽)1に溜めら
れた冷水に円筒状容器15を浸漬することで行われ、搬
送手段が円筒状容器15の搬送方向後方を押圧する押圧
ガイド35が設けられ、円筒状容器15の上側に配置さ
れる搬送用コンベア37であり、回転手段が円筒状容器
15の下側面を支え搬送方向と逆方向に移動するベルト
コンベア39であり、図4の実施形態7に相当する。な
お、同図において、円筒状容器の搬入口には、容器15
を冷却槽1の中へガイドするために傾斜した搬入ガイド
板47がベルトコンベア39へ連続するように設けられ
る。同様に、円筒状容器15の搬出口には、容器15を
冷却槽1から外部へガイドするために傾斜した搬入ガイ
ド板49がベルトコンベア39から連続するように設け
られる。
れた冷水に円筒状容器15を浸漬することで行われ、搬
送手段が円筒状容器15の搬送方向後方を押圧する押圧
ガイド35が設けられ、円筒状容器15の上側に配置さ
れる搬送用コンベア37であり、回転手段が円筒状容器
15の下側面を支え搬送方向と逆方向に移動するベルト
コンベア39であり、図4の実施形態7に相当する。な
お、同図において、円筒状容器の搬入口には、容器15
を冷却槽1の中へガイドするために傾斜した搬入ガイド
板47がベルトコンベア39へ連続するように設けられ
る。同様に、円筒状容器15の搬出口には、容器15を
冷却槽1から外部へガイドするために傾斜した搬入ガイ
ド板49がベルトコンベア39から連続するように設け
られる。
【0041】図7は、図6に用いられた搬送手段と回転
手段を示すものであり、図4の実施形態7、8、9に相
当する。
手段を示すものであり、図4の実施形態7、8、9に相
当する。
【0042】図8は、断熱パネル41によって形成され
るチャンバー43によって導かれる冷却空気によって冷
却が行われ、搬送手段が図7に示されるものと同じであ
り、図4の実施形態8に相当する。なお、チャンバー4
3には、冷却空気の入口51と出口53、円筒状容器の
搬入口55と搬出口57とが開口され、搬入口55と搬
出口57とには、ベルトコンベア39に連続するガイド
板59が設けられる。
るチャンバー43によって導かれる冷却空気によって冷
却が行われ、搬送手段が図7に示されるものと同じであ
り、図4の実施形態8に相当する。なお、チャンバー4
3には、冷却空気の入口51と出口53、円筒状容器の
搬入口55と搬出口57とが開口され、搬入口55と搬
出口57とには、ベルトコンベア39に連続するガイド
板59が設けられる。
【0043】図9は搬送手段及び回転手段が図7とほぼ
同じである。冷却は冷水を円筒状容器15に向かって散
水することで行われ、このための散水ノズル61が搬送
手段の上方に設けられる。搬送手段の下方には、冷水を
受けるための散水ドレイン受け63が設けられ、受けら
れた冷水はポンプ65によってポンプアップされ、熱交
換装置を介して冷却された後に、散水ノズル61に戻さ
れる。図4の実施形態9に相当する。搬送手段及び回転
手段を構成する搬送用コンベア37及びベルトコンベア
39には、冷水が透過しやすいように多数の孔(図示せ
ず)が開けられている。
同じである。冷却は冷水を円筒状容器15に向かって散
水することで行われ、このための散水ノズル61が搬送
手段の上方に設けられる。搬送手段の下方には、冷水を
受けるための散水ドレイン受け63が設けられ、受けら
れた冷水はポンプ65によってポンプアップされ、熱交
換装置を介して冷却された後に、散水ノズル61に戻さ
れる。図4の実施形態9に相当する。搬送手段及び回転
手段を構成する搬送用コンベア37及びベルトコンベア
39には、冷水が透過しやすいように多数の孔(図示せ
ず)が開けられている。
【0044】なお、この実施例において、流動体には4
0℃で粘度が10〜80Pの粘性流動体を使用した。
0℃で粘度が10〜80Pの粘性流動体を使用した。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2また
は3の発明の容器詰め流動体の冷却装置によれば、横向
きの円筒状容器の上側面に接触体が接触して回転力を与
えるため、フリーローラ(従来技術の回転バーの機能を
有する)を回転させる必要がない。したがって従来のよ
うな鎖車や駆動チェーンが不要となり、揺動にかかわら
ずこれら鎖車や駆動チェーンを噛み合わせるための特別
な改良も不要となる。よって、装置の機構も簡単なもの
にでき、コストを安くできる。
は3の発明の容器詰め流動体の冷却装置によれば、横向
きの円筒状容器の上側面に接触体が接触して回転力を与
えるため、フリーローラ(従来技術の回転バーの機能を
有する)を回転させる必要がない。したがって従来のよ
うな鎖車や駆動チェーンが不要となり、揺動にかかわら
ずこれら鎖車や駆動チェーンを噛み合わせるための特別
な改良も不要となる。よって、装置の機構も簡単なもの
にでき、コストを安くできる。
【0046】また、チェーンコンベアの転落防止用ガイ
ドが円筒状容器を支えるので、搬送の際に円筒状容器が
フリーローラから転落してしまう可能性を小さくでき
る。
ドが円筒状容器を支えるので、搬送の際に円筒状容器が
フリーローラから転落してしまう可能性を小さくでき
る。
【0047】請求項2または3の発明の容器詰め流動体
の冷却装置によれば、接触体を回転または移動させるこ
とで円筒状容器の回転を積極的に行うことができる。こ
の場合にも、従来のような鎖車や駆動チェーンが不要と
なり、揺動にかかわらずこれら鎖車や駆動チェーンを噛
み合わせるための特別な改良も不要となる。
の冷却装置によれば、接触体を回転または移動させるこ
とで円筒状容器の回転を積極的に行うことができる。こ
の場合にも、従来のような鎖車や駆動チェーンが不要と
なり、揺動にかかわらずこれら鎖車や駆動チェーンを噛
み合わせるための特別な改良も不要となる。
【0048】請求項4または5の発明の容器詰め流動体
の冷却装置によれば、円筒状容器は搬送用コンベアの押
圧ガイドにより搬送方向後方から前方へ押圧力を与えら
れると共に、下側面が支持体から後方へ摩擦力を受ける
ので、これら二つの力により回転モーメントを受けて回
転する。
の冷却装置によれば、円筒状容器は搬送用コンベアの押
圧ガイドにより搬送方向後方から前方へ押圧力を与えら
れると共に、下側面が支持体から後方へ摩擦力を受ける
ので、これら二つの力により回転モーメントを受けて回
転する。
【0049】したがって、従来技術のように回転バーを
回転させる必要がなくて鎖車や駆動チェーンが不要とな
り、揺動に拘らずこれら鎖車や駆動チェーンを噛み合わ
せるための特別な改良も不要となるので、装置の機構も
簡単なものにでき、コストを安くできる。
回転させる必要がなくて鎖車や駆動チェーンが不要とな
り、揺動に拘らずこれら鎖車や駆動チェーンを噛み合わ
せるための特別な改良も不要となるので、装置の機構も
簡単なものにでき、コストを安くできる。
【0050】請求項5の発明によれば、支持体であるベ
ルトコンベアが搬送方向と逆方向に移動することで円筒
状容器をより積極的に回転することができる。
ルトコンベアが搬送方向と逆方向に移動することで円筒
状容器をより積極的に回転することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る装置の全体概略図。
【図2】図1の要部を示す図。
【図3】図2のチェーンコンベアを拡大して示す斜視詳
細図。
細図。
【図4】本発明の他の実施形態のバリエーションを表に
して示す図。
して示す図。
【図5】他の実施形態の要部を示す図。
【図6】他の実施形態の全体概略を示す図。
【図7】さらに他の実施形態の要部を示す図。
【図8】さらに他の実施形態を示す概略全体図。
【図9】さらにその他の実施形態を示す概略全体図。
1 冷却槽 3 冷却媒体 11 チェーンコンベア 13 フリーローラ 15 円筒状容器 17 転落防止用ガイド 19 回転ローラ 33 ベルトコンベア(接触体) 35 押圧ガイド 37 搬送用コンベア 39 ベルトコンベア(支持体) 61 散水ノズル 63 散水ドレイン受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 1/02 A23L 3/36
Claims (3)
- 【請求項1】流動体を詰めた円筒状容器の搬送を行うチ
ェーンコンベアと、チェーンコンベアの上に設けられ前
記円筒状容器の軸を横向きにした状態で円筒状容器の下
側面を支えるフリーローラと、円筒状容器の上側面に接
触して回転力を与える接触体と、チェーンコンベアの上
に設けられ前記円筒状容器の搬送方向後方または前方を
支えうる転落防止用ガイドとを有することを特徴とする
容器詰め流動体の冷却装置。 - 【請求項2】接触体は、接触部位が搬送方向とは逆方向
へ向かう回転を行う回転体であることを特徴とする請求
項1記載の容器詰め流動体の冷却装置。 - 【請求項3】接触体は、搬送方向とは逆方向へ移動する
ベルトコンベアであることを特徴とする請求項1記載の
容器詰め流動体の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100197A JP3286561B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 容器詰め流動体の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100197A JP3286561B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 容器詰め流動体の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318639A JPH10318639A (ja) | 1998-12-04 |
JP3286561B2 true JP3286561B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=15281872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14100197A Expired - Fee Related JP3286561B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 容器詰め流動体の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286561B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100385897B1 (ko) * | 2000-11-16 | 2003-06-02 | 코오롱건설주식회사 | 침지 이송식 동결방법 및 그 장치 |
JP6100088B2 (ja) * | 2013-05-17 | 2017-03-22 | 高橋工業株式会社 | ハム原木用急速冷却機及びこれに用いるハム原木搬送装置 |
CN103662197B (zh) * | 2013-11-14 | 2015-12-30 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 袋装食品巴氏杀菌机的杀菌槽 |
JP6619945B2 (ja) * | 2015-03-24 | 2019-12-11 | 三菱重工機械システム株式会社 | 容器処理装置 |
CA2968115A1 (en) * | 2017-05-24 | 2018-11-24 | Steven Kelley | Spiral conveyor system for immersing items in a liquid |
KR102055285B1 (ko) * | 2019-06-21 | 2019-12-12 | 황희주 | 냉각효율이 높은 압출성형장치 |
CN114147089B (zh) * | 2021-11-22 | 2023-11-03 | 张家港荣盛特钢有限公司 | 一种移动导卫辊轮间歇性冷却设备 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP14100197A patent/JP3286561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10318639A (ja) | 1998-12-04 |
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