JP3286082B2 - レーザ光スキャナ装置 - Google Patents

レーザ光スキャナ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光スキャナユニ
ットとして構成されたレーザ光スキャナ装置に関し、特
に感光体ドラムに対する、レーザ光スキャナユニットの
レーザ光出力側端部の相対高さ位置を微調節するように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光を用いて画像を記録する
複写機やレーザプリンタなどにおいては、レーザダイオ
ードから投射されたレーザ光を、高速で回転する正5角
形や正6角形などの多角形ミラーで主走査方向に反射さ
せるとともに、レンズ系を経て外部の感光体ドラム上に
結像させるようにして、感光体ドラム上に静電潜像を形
成する為に、レーザ光スキャナユニットとして構成され
たレーザ光スキャナ装置が設けられている。
【0003】ここで、その感光体ドラム上に形成される
静電潜像の大きさが、画像データで指定された大きさと
なるように、多角形ミラーによる主走査の走査角度や、
多角形ミラーから感光体ドラムまでの距離が決定されて
いる。即ち、レーザ光スキャナ装置は、通常、レーザ光
スキャナユニットとして構成されているので、静電潜像
の大きさが指定された大きさとなるように、このレーザ
光スキャナユニットから感光体ドラムまでの距離、つま
り感光体ドラムに対するレーザ光スキャナユニットの相
対高さ位置が所定距離となるように、レーザ光スキャナ
ユニットが本体フレームにビスなどにより固着されてい
る。
【0004】ここで、実公平5─10451号公報に
は、レーザ光を発生する光学ユニットに、丸ピンが固着
されるとともに、偏心ピンが回転可能に取付けられる一
方、フレームに円形の孔と長孔とを形成し、丸ピンをこ
の円形の孔に係合するとともに、偏心ピンを長孔に係合
して、光学ユニットをフレームに取付け、偏心ピンを回
転させることにより、光学ユニットのフレームに対する
傾斜の度合いを変更して、レーザ光の主走査方向を感光
体ドラムの正規の走査方向となるように調節し得るよう
にした印刷装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、レー
ザ光スキャナユニットとして構成されているレーザ光ス
キャナ装置をビスを用いて本体フレームに取付けるとき
に、本体フレームに形成するビス孔の位置精度や、スキ
ャナユニットの製作誤差などにより、感光体ドラムに対
するレーザ光スキャナユニットの相対高さ位置が所定距
離よりも若干でも高いときには、レーザ光の走査範囲が
拡大されて、感光体ドラム上に形成される静電潜像の主
走査方向の大きさが、指定された大きさよりも大きくな
り、またレーザ光スキャナユニットの相対高さ位置が所
定距離よりも若干でも低いときには、レーザ光の走査範
囲が縮小されて、感光体ドラム上の静電潜像の主走査方
向の大きさが、指定された大きさよりも小さくなるとい
う問題がある。
【0006】ところで、前記実公平5─10451号公
報に記載の印刷装置においては、偏心ピンを回転させる
ことにより、光学ユニットのフレームに対する傾斜の度
合いを変更して、レーザ光の主走査方向の傾きを調節す
るようにしたものであって、光学ユニットの感光体ドラ
ムからの相対高さ位置を調節できるように構成されては
いない。
【0007】本発明は、レーザ光により感光体ドラム上
に形成される静電潜像の主走査方向の大きさを簡単な機
構で容易に調節し得るようなレーザ光スキャナ装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のレーザ光スキ
ャナ装置は、ケースを含むレーザ光スキャナユニットと
して構成され、レーザダイオードから投射されたレーザ
光を多角形ミラーにより所定角度に亙って主走査して外
部の感光体ドラム上に結像させるレーザ光スキャナ装置
において、レーザ光スキャナユニットの、外部の感光体
ドラムにレーザ光を出力するレーザ光出力側端部と反対
の端部を本体フレームに回動可能に支持する第1支持機
構と、レーザ光スキャナユニットの、レーザ光出力側端
部を本体フレームに、感光体ドラムに対するレーザ光出
力側端部の相対高さ位置を微調節可能に支持する第2支
持機構とを備えたものである。
【0009】
【作用】請求項1のレーザ光スキャナ装置においては、
レーザダイオードから投射されたレーザ光を多角形ミラ
ーにより所定角度に亙って主走査して外部の感光体ドラ
ム上に結像させるものであり、ケースを含むレーザ光ス
キャナユニットとして構成されている。そして、このレ
ーザ光スキャナユニットの、外部の感光体ドラムにレー
ザ光を出力するレーザ光出力側端部と反対の端部は、第
1支持機構により、本体フレームに回動可能に支持され
る。また、レーザ光スキャナユニットのレーザ光出力側
端部は、第2支持機構により、感光体ドラムに対するレ
ーザ光出力側端部の相対高さ位置を微調節可能に本体フ
レームに支持される。
【0010】即ち、第2支持機構を介して、レーザ光ス
キャナユニットのレーザ光出力側端部の、感光体ドラム
に対する相対高さ位置を微調節して、感光体ドラム上に
形成される静電潜像の主走査方向の大きさを微調節する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基い
て説明する。本実施例は、外部のパーソナルコンピュー
タから送信された画像データをレーザ光の主走査方向へ
の走査を介して記録するレーザプリンタのレーザ光スキ
ャナ装置に本発明を適用した場合のものである。レーザ
プリンタ1には、レーザ光スキャナ装置10と、プロセ
スカートリッジ40と、転写帯電器や除電針などを備え
た転写・分離装置45と、定着用ローラ51と加圧ロー
ラ52などを備えた定着装置50と、給紙ローラ56、
レジストローラ57、搬送ローラ58及び排紙ローラ5
9などを備えた搬送装置55などが設けられている。前
記プロセスカートリッジ40の内部には、感光体ドラム
41、1次帯電器42、現像シリンダ43及び露光ラン
プ44などが組込まれている。
【0012】次に、前記プロセスカートリッジ40の直
ぐ上側に配設されたレーザ光スキャナ装置10につい
て、図1〜図3に基づいて説明する。平面視略矩形状
で、底壁11aとその底壁11aの外周部に立設された
外周壁11bとで一体形成された箱状体のユニットケー
ス11の前端部の内部には、スキャナモータ13が固着
され、そのスキャナモータ13の駆動軸(図示略)に
は、平面視正6角形状の6面体ミラー14が水平面内で
回転可能に固着されている。
【0013】更に、ユニットケース11の前後方向の略
中間における側部の一部分が段落ち状に形成され、この
段落ち状の外周壁11bには、レーザダイオード15を
取付けたダイオード基板16が、そのレーザダイオード
15から6面体ミラー14に向けてレーザ光LBを投射
可能に固着されている。尚、符号17はコリメータレン
ズであり、符号18は、レーザ光LBの光軸方向に向け
たシリンダレンズである。
【0014】前記6面体ミラー14よりも後側のユニッ
トケース11内には、左右方向向きに、第1F−θレン
ズ20と第2F−θレンズ21とが、前後方向に所定距
離離れて設けられている。そして、その第2F−θレン
ズ21の直ぐ後側には、第2F−θレンズ21を通過し
たレーザ光LBを下方に反射させる左右方向に延びる反
射ミラー22が配設され、ユニットケース11に取付け
られている。そして、このユニットケース11は、板状
の蓋部材11hで蓋されている。
【0015】次に、このユニットケース11の前端部を
本体フレームFに回動可能に支持する第1支持機構25
について、図2・図3に基づいて説明する。前記ユニッ
トケース11の前端部の外周壁11bには、3つの支持
部11cが所定距離空けて夫々一体形成されている。こ
れら支持部11cの各々には、前後方向に長い長孔11
dがその全幅に亙って形成されている。そして、左右方
向に延びる枢支軸26は、これら長孔11dを挿通する
とともに、その左右両端部は、ユニットケース11の下
側に配設された固定板23の左右両端部を上側に折り曲
げた側壁23aに夫々固着され、この固定板23は、レ
ーザプリンタ1の本体フレームFに固着されている。即
ち、ユニットケース11の前端部は、この枢支軸26を
介して、固定板23つまり本体フレームFに回動可能且
つ前後方向移動可能に支持されている。
【0016】次に、ユニットケース11の後端部を、本
体フレームFに、感光体ドラム41に対する相対高さ位
置Lを微調節可能に支持する第2支持機構30につい
て、図2〜図4に基づいて説明する。前記ユニットケー
ス11の第2F−θレンズ21に対応する底壁11aに
は、軸支持部11eがその全幅に亙って形成されてい
る。そして、この軸支持部11eに形成された軸孔11
fに、偏心軸31の中央部分の偏心軸部31aが回転自
在に内嵌されている。更に、この偏心軸31の左右両端
部の枢支軸部31bは、固定板23の左右両側壁23a
に夫々回転可能に枢支されている。また、左側の枢支軸
部31bには、操作ハンドル32が固着されている。
【0017】即ち、この操作ハンドル32を、図4に矢
印で示すように、時計回転方向又は反時計回転方向に回
転操作して、偏心軸31を回転させると、偏心軸部31
aは枢支軸部31bに対して偏心運動することになり、
この偏心軸部31aに外嵌された軸支持部11eを介し
て、ユニットケース11の後端部、つまり下側に配設さ
れた感光体ドラム41にレーザ光LBを出力するレーザ
光出力側端部が偏心運動して、感光体ドラム41に対す
るユニットケース11の後端部の相対高さ位置Lを微調
節することができる。
【0018】次に、このレーザ光スキャナ装置10の作
動について説明する。レーザダイオード15から投射さ
れて、コリメータレンズ17とシリンダレンズ18とを
通過して6面体ミラー14に入射したレーザ光LBは、
一定の高速度(例えば、15000rpm)で回転する
6面体ミラー14のミラー面毎に所定角度偏向されるこ
とにより、図2に示す走査開始位相(レーザ光LBS で図
示)から走査終了位相(レーザ光LBE で図示)まで走査
範囲αに亙って主走査され、第1・第2F−θレンズ2
0・21を経て反射ミラー22で下方に反射される。そ
して、この反射されたレーザ光LBは、ユニットケース
11の底壁11aに形成された左右方向に延びる矩形状
の切欠き11gと、固定板23に形成された矩形状の切
欠き23bとを夫々挿通して、プロセスカートリッジ4
0内に設けられた感光体ドラム41上に照射される。
【0019】そして、回転する感光体ドラム41上に形
成された静電潜像は、現像シリンダ43から供給される
トナーにより現像され、その可視像は、給紙カセット5
から搬送装置55で搬送される記録用紙Pに転写されて
記録され、この記録された記録用紙Pは、その後定着装
置50を経て、これら両ローラ58・59により排紙ト
レー6上に搬送される。
【0020】ここで、その感光体ドラム41上に形成さ
れた静電潜像の主走査方向の大きさが、画像データで指
示される大きさと異なるときには、前記操作ハンドル3
2を時計回転方向或いは反時計回転方向に回転させる
と、前述したように、偏心軸部31aに外嵌された軸支
持部11eを介して、ユニットケース11の後端部が偏
心運動して、感光体ドラム41に対するユニットケース
11の後端部の相対高さ位置Lが微調節され、その結
果、感光体ドラム41上に形成される静電潜像の主走査
方向の大きさを微調節することができる。
【0021】ところで、操作ハンドル32を回転操作し
たとき、感光体ドラム41に対するユニットケース11
の後端部の相対高さ位置Lが微調節されるとともに、ユ
ニットケース11の後端部の上下揺動により、感光体ド
ラム41上に形成される静電潜像の開始位置が、感光体
ドラム41の回転方向に対して、所定の開始位置より進
角側又は遅角側に移動(図3参照)する。即ち、この操
作ハンドル32の回転操作により、静電潜像の主走査方
向の大きさを優先させて調節するときには、静電潜像の
開始位置が所定の開始位置より進角側又は遅角側に移動
する場合が生じる。一方、静電潜像の開始位置を優先さ
せて調節するときには、静電潜像の主走査方向の大きさ
が指定された大きさと異なる場合が生じる。
【0022】次に、レーザプリンタ1の制御系につい
て、図5のブロック図に基づいて説明するが、この制御
系は基本的には一般的なレーザプリンタの制御系と同様
なので簡単に説明するものとする。このレーザプリンタ
1のビデオコントローラ70は、CPU71と、種々の
制御プログラムが格納されたROM72と、各種のデー
タ記憶領域を有するRAM73と、受信データを受信バ
ッファに書き込み/読出すタイミングの為のタイミング
信号を発生するタイミング制御回路(TC)74と、送
信された印字データを受信するシリアルインターフェー
ス(S・I/F)75と、4Kバイトの2つのスキャン
バッファを有しビットイメージデータに変換された印字
情報を順次DCコントローラ回路82へ出力するビデオ
インターフェース(V・I/F)76と、操作パネル7
7からの信号を受けるパネルインターフェース(P・I
/F)78と、前記用紙搬送経路上で、レジストローラ
57の手前に設けられた用紙先端検出センサ79からの
用紙検出信号を受ける入力インターフェース(I・I/
F)80とを備えており、これらはバス81を介してC
PU71に夫々接続されている。
【0023】そのDCコントローラ回路82には、給紙
ローラ56やレジストローラ57や感光体ドラム41な
どを駆動するメインモータ84の為の駆動回路87と、
そのレジストローラ57の駆動を断続させるクラッチ用
ソレノイド85の為の駆動回路88、レーザダイオード
15の為の駆動回路89と、6面体ミラー14を駆動す
るスキャナモータ13の為の駆動回路90と、定着用ロ
ーラ51を加熱する定着用ヒーター86の為の駆動回路
91とが夫々接続されている。
【0024】前記ROM72には、用紙先端検出センサ
79からの用紙検出信号を受け、設定された待機時間経
過後にクラッチ用ソレノイド85を駆動させて、レジス
トローラ57を回転させ、感光体ドラム41に送給され
る記録用紙Pのタイミングを変更する用紙送給タイミン
グ変更制御の制御プログラムの他、通常のレーザプリン
タに設けられている種々の制御プログラムが予め格納さ
れている。また、前記RAM73には、パーソナルコン
ピュータやホストコンピュータなどの外部のデータ送信
機器83から送信された送信データを受けて格納する受
信バッファなどの各種メモリが設けられている。
【0025】ところで、前述したように、前記操作ハン
ドル32の回転操作では、静電潜像の主走査方向の大き
さと、静電潜像の開始位置との何れか一方を優先させて
調節するようになっている。ここで、これら静電潜像の
主走査方向の大きさと静電潜像の開始位置との両方を優
先させて調節する場合には、先ず操作ハンドル32を回
転操作して、静電潜像の主走査方向の大きさを調節す
る。そして、次の用紙送給タイミング変更制御を実行す
ることにより、記録用紙Pに記録される画像の開始位置
を調節することができる。
【0026】次に、ビデオコントローラ70で実行され
る用紙送給タイミング変更制御のルーチンについて、図
6のフローチャートに基づいて説明する。但し、この制
御の開始に先だって、操作パネル77において、用紙送
給タイミングを、「通常」、「+0.5 」、「+1.0 」、
「−0.5 」、「−1.5 」のうちから選択設定するように
なっている。即ち、用紙送給タイミング「+0.5 」を設
定したときには、記録開始位置が、「通常」の用紙送給
タイミングに対して、約0.5mm 分だけ用紙後端側に移動
し、また用紙送給タイミング「−0.5 」を設定したとき
には、記録開始位置が、「通常」の用紙送給タイミング
に対して、約0.5mm 分だけ用紙先端側に移動する。以
下、用紙送給タイミング「+1.0 」、「−1.5 」につい
ても同様である。尚、図中符号Si(i=10、11、12・
・・)は各ステップである。
【0027】給紙カセット5の記録用紙Pが、搬送装置
55により搬送経路に搬送されて、記録用紙Pの先端を
用紙先端検出センサ79で検出して、用紙検出信号が入
力されるとこの制御が開始され、先ず操作パネル77で
設定された用紙送給タイミングに対応する設定時間Tが
ソフトタイマーにセットされ(S10)、このタイマーの
カウントダウン作動が開始される(S11)。次に、その
タイマーの設定時間Tが「0」になるまで待機する(S
12:No)。このとき、記録用紙Pは、回転していないレ
ジストローラ57により、搬送が停止されている。
【0028】そして、タイマーの設定時間Tが「0」に
なったとき(S12:Yes )、クラッチ用ソレノイド85
が駆動され(S13)、この制御を終了して、メインルー
チンにリターンする。その結果、レジストローラ57が
回転されて記録用紙Pが感光体ドラム41に送給され
る。即ち、記録用紙Pに記録される画像の開始位置のズ
レに対応する用紙送給タイミングを設定することで、画
像の記録開始位置を調節することができる。
【0029】以上説明したように、ユニットケース11
の前端部を第1支持機構25を介して、本体フレームF
に回動可能に支持するとともに、ユニットケース11の
後端部を第2支持機構30を介して、感光体ドラム41
に対する相対高さ位置Lを微調節可能に本体フレームF
に支持したので、操作ハンドル32を回転操作して、感
光体ドラム41上に形成される静電潜像の主走査方向の
大きさを微調節することができる。更に、用紙送給タイ
ミング変更制御を実行することにより、これら静電潜像
の主走査方向の大きさを微調節できる上、画像の記録開
始位置についても微調節することができる。
【0030】尚、前記第2支持機構30は一例に過ぎ
ず、楔状の位置調節部材をユニットケース11と固定板
23との間に後方から挿入する挿入量を変更して、或い
は固定板23に下方から螺合させた調節ボルトの突出量
を変更して、ユニットケース11の後端部の相対高さ位
置Lを微調節するようにした、各種の支持機構であって
もよい。尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前
記実施例の各装置や制御に、既存の技術や当業者に自明
の技術に基いて種々に変更を加えることもあり得る。
尚、レーザダイオード15から投射されたレーザ光LB
を主走査しながら記録用紙Pに記録するようにした、複
写機やレーザブァクシミリなどの種々のレーザ光スキャ
ナ装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のレーザ
光スキャナ装置によれば、レーザ光スキャナユニットの
レーザ光出力側端部と反対の端部を回動可能に支持する
第1支持機構と、そのレーザ光スキャナユニットのレー
ザ光出力側端部を高さ調節可能に支持する第2支持機構
とを設けたので、第2支持機構を介して、レーザ光スキ
ャナユニットのレーザ光出力側端部の、感光体ドラムに
対する相対高さ位置を微調節でき、これにより、感光体
ドラム上に形成される静電潜像の主走査方向の大きさを
微調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザープリンタの概略断面図である。
【図2】レーザー光スキャナ装置の平面図である。
【図3】図2のA─A線縦断側面図である。
【図4】第2支持機構を説明する固定板と偏心軸の概略
斜視図である。
【図5】レーザープリンタの制御系のブロック図であ
る。
【図6】用紙送給タイミング変更制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 10 レーザ光スキャナ装置 11 ユニットケース 11c 支持部 11e 軸支持部 14 6面体ミラー 15 レーザダイオード 23 固定板 25 第1支持機構 26 枢支軸 30 第2支持機構 31 偏心軸 41 感光体ドラム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースを含むレーザ光スキャナユニット
    として構成され、レーザダイオードから投射されたレー
    ザ光を多角形ミラーにより所定角度に亙って主走査して
    外部の感光体ドラム上に結像させるレーザ光スキャナ装
    置において、 前記レーザ光スキャナユニットの、前記外部の感光体ド
    ラムにレーザ光を出力するレーザ光出力側端部と反対の
    端部を本体フレームに回動可能に支持する第1支持機構
    と、 前記レーザ光スキャナユニットの、前記レーザ光出力側
    端部を本体フレームに、感光体ドラムに対するレーザ光
    出力側端部の相対高さ位置を微調節可能に支持する第2
    支持機構と、 を備えたことを特徴とするレーザ光スキャナ装置。
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