JP3286001B2 - ヘッドレスト位置調整装置 - Google Patents
ヘッドレスト位置調整装置Info
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- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 7
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- 208000028373 Neck injury Diseases 0.000 description 3
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/806—Head-rests movable or adjustable
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- B60N2/829—Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their adjusting mechanisms, e.g. electric motors
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、後面衝突時の乗員の
けい部の傷害を防止,軽減するためにシートに設けられ
たヘッドレストの位置を調整するヘッドレスト位置調整
装置に関する。
けい部の傷害を防止,軽減するためにシートに設けられ
たヘッドレストの位置を調整するヘッドレスト位置調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドレストは座席に着座した乗
員の座高に合わせて上下方向の位置を調整できる構造に
なっており、通常この調整は手作業で行われるが、乗員
の着座姿勢が変化したときにその都度ヘッドレストの位
置を調整し直すのは極めて困難であり、特にその乗員が
運転中の場合には危険である。
員の座高に合わせて上下方向の位置を調整できる構造に
なっており、通常この調整は手作業で行われるが、乗員
の着座姿勢が変化したときにその都度ヘッドレストの位
置を調整し直すのは極めて困難であり、特にその乗員が
運転中の場合には危険である。
【0003】また、乗員が変わった場合にはその乗員の
体型に合わせてヘッドレストの位置を調整する必要があ
るが、タクシー,バスなどのように不特定多数の乗員が
着座する場合にはヘッドレストの調整は非常に面倒な作
業となる。
体型に合わせてヘッドレストの位置を調整する必要があ
るが、タクシー,バスなどのように不特定多数の乗員が
着座する場合にはヘッドレストの調整は非常に面倒な作
業となる。
【0004】そこで、例えば特開昭60−158808
号公報や特開昭60−259550号公報、或いは特開
昭63−79757号公報などに記載のように、センサ
によって眼や頭頂などを基準とした頭部の位置を検出
し、検出した頭部の位置に合わせて上下機構によりヘッ
ドレストの上下位置を自動的に調整するようにし、手作
業によるヘッドレストの位置調整を不要にすることが考
えられている。
号公報や特開昭60−259550号公報、或いは特開
昭63−79757号公報などに記載のように、センサ
によって眼や頭頂などを基準とした頭部の位置を検出
し、検出した頭部の位置に合わせて上下機構によりヘッ
ドレストの上下位置を自動的に調整するようにし、手作
業によるヘッドレストの位置調整を不要にすることが考
えられている。
【0005】ところでむち打ち症と呼ばれるけい部傷害
の発生がけい部のつけ根を中心としたときの頭部の前後
への振れ角の大きさで決まり、この振れ角がある一定値
をこえるときにけい部傷害が発生すると言われている。
の発生がけい部のつけ根を中心としたときの頭部の前後
への振れ角の大きさで決まり、この振れ角がある一定値
をこえるときにけい部傷害が発生すると言われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、けい部のつけ
根と眼或いは頭頂との間の距離は個人差があり、又着座
姿勢も前寄りの者や深く着座する者など人によって異な
るため、上記したように頭部の位置を検出しそれに合わ
せてヘッドレストの上下位置を自動調整する手法では、
けい部のつけ根の実際位置に対して調整後のヘッドレス
トの位置が前後に寄りすぎ、最適の位置に調整されてい
ないことがあり、十分なけい部傷害の低減効果を得るこ
とができない。
根と眼或いは頭頂との間の距離は個人差があり、又着座
姿勢も前寄りの者や深く着座する者など人によって異な
るため、上記したように頭部の位置を検出しそれに合わ
せてヘッドレストの上下位置を自動調整する手法では、
けい部のつけ根の実際位置に対して調整後のヘッドレス
トの位置が前後に寄りすぎ、最適の位置に調整されてい
ないことがあり、十分なけい部傷害の低減効果を得るこ
とができない。
【0007】そこで、この発明は上記のような問題点を
解消するためになされたもので、けい部傷害の低減効果
の向上を図れるようにすることを目的とする。
解消するためになされたもので、けい部傷害の低減効果
の向上を図れるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るヘッドレ
スト位置調整装置は、車室内に設けられた測距センサ
と、前記測距センサの出力により座席に着座した乗員の
肩の頂部の前後位置を導出する演算手段と、前後方向に
移動自在に設けられヘッドレスト本体を支持した支持手
段と、前記支持手段を移動する駆動手段と、前記駆動手
段を制御して前記肩の頂部に対する前記ヘッドレスト本
体の前後方向への位置を最適位置に調整する制御手段と
を備えたことを特徴としている。
スト位置調整装置は、車室内に設けられた測距センサ
と、前記測距センサの出力により座席に着座した乗員の
肩の頂部の前後位置を導出する演算手段と、前後方向に
移動自在に設けられヘッドレスト本体を支持した支持手
段と、前記支持手段を移動する駆動手段と、前記駆動手
段を制御して前記肩の頂部に対する前記ヘッドレスト本
体の前後方向への位置を最適位置に調整する制御手段と
を備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明においては、測距センサ及び演算手段
により肩の頂部の位置が算出され、この肩の頂部の前後
位置を基準にしてヘッドレスト本体が前後方向への最適
位置に調整され、このとき肩の頂部が眼や頭頂に比べて
けい部つけ根の位置に近いため、従来に比べてけい部傷
害の低減を図る上でより高い効果が得られる位置にヘッ
ドレスト本体を調整することが可能になる。
により肩の頂部の位置が算出され、この肩の頂部の前後
位置を基準にしてヘッドレスト本体が前後方向への最適
位置に調整され、このとき肩の頂部が眼や頭頂に比べて
けい部つけ根の位置に近いため、従来に比べてけい部傷
害の低減を図る上でより高い効果が得られる位置にヘッ
ドレスト本体を調整することが可能になる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明のヘッドレスト位置調整装置
の一実施例のブロック構成図、図2は一部の分離斜視
図、図3は配置説明図、図4は配置及び動作の説明図、
図5は動作説明用フローチャートである。
の一実施例のブロック構成図、図2は一部の分離斜視
図、図3は配置説明図、図4は配置及び動作の説明図、
図5は動作説明用フローチャートである。
【0011】図3に示すように、車室内の天井であって
運転席1のシートバック2の上方位置に第1測距センサ
(以下第1センサという)3が設けられ、図2に示すよ
うにシートバック2の上端部の左寄りに第2測距センサ
(以下第2センサという)4が設けられ、これら両セン
サ3,4は、ほぼ肩の頂部にパルス状の赤外光を照射す
る赤外発光素子3a,4aそれぞれと、肩の頂部からの
反射光を受光する赤外受光素子3b,4bそれぞれとか
らなる。
運転席1のシートバック2の上方位置に第1測距センサ
(以下第1センサという)3が設けられ、図2に示すよ
うにシートバック2の上端部の左寄りに第2測距センサ
(以下第2センサという)4が設けられ、これら両セン
サ3,4は、ほぼ肩の頂部にパルス状の赤外光を照射す
る赤外発光素子3a,4aそれぞれと、肩の頂部からの
反射光を受光する赤外受光素子3b,4bそれぞれとか
らなる。
【0012】このとき、第1センサ3はシートバック2
の上方に位置するため、乗員が運転席1に着座した状態
において、第1センサ3により肩の頂部に赤外光を照射
して反射光を受光することができ、パルス状の赤外光が
第1センサ3から照射される。
の上方に位置するため、乗員が運転席1に着座した状態
において、第1センサ3により肩の頂部に赤外光を照射
して反射光を受光することができ、パルス状の赤外光が
第1センサ3から照射される。
【0013】そして、図1に示すように演算手段として
のECU5により、第1センサ3によってパルス状の赤
外光が照射されてから反射されるまでの時間に基づき、
第1センサ3の設置位置から肩の頂部までの距離Laが
算出され、同様に第2センサ4からパルス状の赤外光が
照射され、このパルス状の赤外光の照射から第2センサ
4による反射光の受光までの時間に基づき、ECU5に
より第2センサ4の設置位置から肩の頂部までの距離L
bが算出される。
のECU5により、第1センサ3によってパルス状の赤
外光が照射されてから反射されるまでの時間に基づき、
第1センサ3の設置位置から肩の頂部までの距離Laが
算出され、同様に第2センサ4からパルス状の赤外光が
照射され、このパルス状の赤外光の照射から第2センサ
4による反射光の受光までの時間に基づき、ECU5に
より第2センサ4の設置位置から肩の頂部までの距離L
bが算出される。
【0014】ところで、第2センサ4は、光学系の光軸
の角度を機械的に変化させることによって照射光の俯角
を可変できる構成となっており、第2センサ4から照射
する赤外光の俯角を徐々に変化させたときに、照射光が
肩に当らない俯角から当り始める俯角に変化したとき
に、ECU5によって算出される距離が大きな値から極
端に小さな値に変化するため、ECU5により、算出距
離がこのように極端に小さく変化したときの照射点を導
出すると、この第2センサ4による照射点はほぼ肩の頂
部に等しく、第1センサ3による照射点とほぼ一致し、
従って両センサ3,4の照射点の例えば中間位置の肩の
頂部とすればよい。
の角度を機械的に変化させることによって照射光の俯角
を可変できる構成となっており、第2センサ4から照射
する赤外光の俯角を徐々に変化させたときに、照射光が
肩に当らない俯角から当り始める俯角に変化したとき
に、ECU5によって算出される距離が大きな値から極
端に小さな値に変化するため、ECU5により、算出距
離がこのように極端に小さく変化したときの照射点を導
出すると、この第2センサ4による照射点はほぼ肩の頂
部に等しく、第1センサ3による照射点とほぼ一致し、
従って両センサ3,4の照射点の例えば中間位置の肩の
頂部とすればよい。
【0015】そして、ECU5により、両センサ3,4
の検出結果から算出される距離La,Lb及び両センサ
3,4の照射角度に基づき、例えば既知の基準の位置に
あるヘッドレスト本体6に対する肩の頂部の相対位置が
導出され、更に図4に示すようにこのヘッドレスト本体
6の下端の基準点Pから肩の頂部に対応する点Qまでの
距離Lcが算出され、図4に示す右側面図における点
P,Q間の距離の前後方向成分Ld及び上下方向成分L
eが算出される。ここで、ヘッドレスト本体6は組立時
の状態が予めわかっているため、上記したヘッドレスト
本体6の基準位置は既知のデータであり、予めECU5
に入力しておくことが可能である。
の検出結果から算出される距離La,Lb及び両センサ
3,4の照射角度に基づき、例えば既知の基準の位置に
あるヘッドレスト本体6に対する肩の頂部の相対位置が
導出され、更に図4に示すようにこのヘッドレスト本体
6の下端の基準点Pから肩の頂部に対応する点Qまでの
距離Lcが算出され、図4に示す右側面図における点
P,Q間の距離の前後方向成分Ld及び上下方向成分L
eが算出される。ここで、ヘッドレスト本体6は組立時
の状態が予めわかっているため、上記したヘッドレスト
本体6の基準位置は既知のデータであり、予めECU5
に入力しておくことが可能である。
【0016】つぎに、ヘッドレスト本体6の移動機構の
構成について説明すると、図4に示すようにヘッドレス
ト本体6の下部に固着された支持棒7がシートバック2
内に挿入され、シートバック2内の上部に前後方向に移
動自在に設けられ支持棒7と共に支持手段を構成するラ
ック8に支持棒7のほぼ中央部が上下方向に移動自在に
保持され、ラック8が前後方向に移動することによって
支持棒7及びヘッドレスト本体6がラック8に連動して
前後方向に移動するようになっている。
構成について説明すると、図4に示すようにヘッドレス
ト本体6の下部に固着された支持棒7がシートバック2
内に挿入され、シートバック2内の上部に前後方向に移
動自在に設けられ支持棒7と共に支持手段を構成するラ
ック8に支持棒7のほぼ中央部が上下方向に移動自在に
保持され、ラック8が前後方向に移動することによって
支持棒7及びヘッドレスト本体6がラック8に連動して
前後方向に移動するようになっている。
【0017】また、支持棒7の下端部はラック状に形成
されており、制御手段として機能するECU5により制
御される駆動手段としての第1,第2モータ9,10の
回転軸にそれぞれ径小の歯車11,12が軸着され、こ
れらの歯車11,12それぞれとラック8及び支持棒7
のラック部それぞれとに噛合して径大の歯車13,14
が設けられ、歯車11,13により第1モータ9の回転
がラック8に伝えられてラック8が前後方向に移動し、
歯車12,14により第2モータ10の回転が支持棒7
の下端部のラックに伝えられて支持棒7が上下方向に移
動する。
されており、制御手段として機能するECU5により制
御される駆動手段としての第1,第2モータ9,10の
回転軸にそれぞれ径小の歯車11,12が軸着され、こ
れらの歯車11,12それぞれとラック8及び支持棒7
のラック部それぞれとに噛合して径大の歯車13,14
が設けられ、歯車11,13により第1モータ9の回転
がラック8に伝えられてラック8が前後方向に移動し、
歯車12,14により第2モータ10の回転が支持棒7
の下端部のラックに伝えられて支持棒7が上下方向に移
動する。
【0018】つぎに、一連の制御手順について図5のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0019】まず、図外の着座センサ等により乗員の着
座が検出されると、両センサ3,4による測距が行われ
(ステップS1)、上記した距離Ld,Le(図4参
照)がECU5により算出され(ステップS2)、これ
らの距離Ld,Leそれぞれが最適値Ld′,Le′そ
れぞれに一致するようにECU5により両モータ9,1
0が制御され(ステップS3)、ヘッドレスト本体6が
前後及び上下に移動される。
座が検出されると、両センサ3,4による測距が行われ
(ステップS1)、上記した距離Ld,Le(図4参
照)がECU5により算出され(ステップS2)、これ
らの距離Ld,Leそれぞれが最適値Ld′,Le′そ
れぞれに一致するようにECU5により両モータ9,1
0が制御され(ステップS3)、ヘッドレスト本体6が
前後及び上下に移動される。
【0020】そして、ECU5により距離Ld′とLd
との差△Ld,距離Le′とLeとの差△Leが算出さ
れ、これらの差△Ld,△Leが共に許容範囲内かどう
かの判定がなされ(ステップS4)、この判定結果がN
OであればステップS1に戻り、判定結果がYESであ
ればECU5による両モータ9,10の制御が停止され
(ステップS5)、ヘッドレスト本体6が乗員のけい部
つけ根に対して最もけい部傷害の防止,低減効果の高い
最適位置に調整され、その後動作は終了する。
との差△Ld,距離Le′とLeとの差△Leが算出さ
れ、これらの差△Ld,△Leが共に許容範囲内かどう
かの判定がなされ(ステップS4)、この判定結果がN
OであればステップS1に戻り、判定結果がYESであ
ればECU5による両モータ9,10の制御が停止され
(ステップS5)、ヘッドレスト本体6が乗員のけい部
つけ根に対して最もけい部傷害の防止,低減効果の高い
最適位置に調整され、その後動作は終了する。
【0021】従って、けい部つけ根の位置に近い肩の頂
部を基準にして、ヘッドレスト本体6を上下方向及び前
後方向の最適位置に自動調整できるため、従来に比べて
調整作業の手間もかからず、けい部傷害の低減効果の向
上を図ることができる。
部を基準にして、ヘッドレスト本体6を上下方向及び前
後方向の最適位置に自動調整できるため、従来に比べて
調整作業の手間もかからず、けい部傷害の低減効果の向
上を図ることができる。
【0022】なお、ヘッドレスト本体の支持手段,調整
手段は上記実施例の構成に限定されるものでないのは勿
論である。
手段は上記実施例の構成に限定されるものでないのは勿
論である。
【0023】また、測距センサ3,4も上記した赤外発
光,受光素子からなるものに限らないのは言うまでもな
い。
光,受光素子からなるものに限らないのは言うまでもな
い。
【0024】さらに、上記実施例では運転席に適用した
場合について説明したが、他の座席に対しても適用でき
るのは勿論である。
場合について説明したが、他の座席に対しても適用でき
るのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明のヘッドレスト
位置調整装置によれば、けい部つけ根の位置に近い肩の
頂部の前後位置を基準にしてヘッドレスト本体が前後方
向への最適位置に調整できるため、従来のような調整作
業の手間もかからず、従来に比べてけい部傷害の低減効
果の向上を図ることができ、安全性向上策として極めて
有効である。
位置調整装置によれば、けい部つけ根の位置に近い肩の
頂部の前後位置を基準にしてヘッドレスト本体が前後方
向への最適位置に調整できるため、従来のような調整作
業の手間もかからず、従来に比べてけい部傷害の低減効
果の向上を図ることができ、安全性向上策として極めて
有効である。
【図1】この発明のヘッドレスト位置調整装置の一実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図2】この発明の一部の分離斜視図である。
【図3】図1の配置の説明図である。
【図4】図1の配置及び動作の説明図である。
【図5】図1の動作説明用フローチャートである。
1 運転席 3,4 第1,第2センサ 3a,4a 赤外発光素子 3b,4b 赤外受光素子 5 ECU 7 支持棒 8 ラック 9,10 第1,第2モータ
フロントページの続き (72)発明者 藤木 聰 滋賀県蒲生郡竜王町大字山之上3000番地 ダイハツ工業株式会社 滋賀テクニカ ルセンター内 (72)発明者 石森 和吉 滋賀県蒲生郡竜王町大字山之上3000番地 ダイハツ工業株式会社 滋賀テクニカ ルセンター内 (72)発明者 嶋本 昇 滋賀県蒲生郡竜王町大字山之上3000番地 ダイハツ工業株式会社 滋賀テクニカ ルセンター内 (56)参考文献 特開 昭60−259550(JP,A) 特開 昭60−158808(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 車室内に設けられた測距センサと、前記
測距センサの出力により座席に着座した乗員の肩の頂部
の前後位置を導出する演算手段と、前後方向に移動自在
に設けられヘッドレスト本体を支持した支持手段と、前
記支持手段を移動する駆動手段と、前記駆動手段を制御
して前記肩の頂部に対する前記ヘッドレスト本体の前後
方向への位置を最適位置に調整する制御手段とを備えた
ことを特徴とするヘッドレスト位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06622493A JP3286001B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | ヘッドレスト位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06622493A JP3286001B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | ヘッドレスト位置調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253946A JPH06253946A (ja) | 1994-09-13 |
JP3286001B2 true JP3286001B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=13309656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06622493A Expired - Fee Related JP3286001B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | ヘッドレスト位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286001B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19853156B4 (de) * | 1998-11-18 | 2006-04-13 | Girsberger Holding Ag | Sitz |
KR100324954B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-02-28 | 이계안 | 자동차용 시트의 자동 조절장치 |
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KR20030004632A (ko) * | 2001-07-06 | 2003-01-15 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 헤드레스트의 가변 장치 |
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