JP3284367B2 - 構成データの抽出システム - Google Patents

構成データの抽出システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構成データが文字列や
線画図形の各構成要素に分解され、各構成要素毎に前後
に区切り情報を挟んで要素の種別情報と当該要素の出力
情報とを格納してなるCADデータファイルから構成デ
ータを抽出する構成データの抽出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築施工図のCAD化について、
2つの方法が採られている。1つは、積算連動CADと
呼ばれているものであり、2.5次元(形状+奥行)の
データを入力し、2次元のCADデータを作成したり、
柱や梁、壁、開口、スラブ等の体積の積算を行ったりす
るものである。
【0003】もう1つは、最初からCADをドラフター
の代わりにして、2次元データとして作成し作用する汎
用CADである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積算連
動CADは、3次元モデルから積算や2次元のCAD図
面データを生成することができるが、2次元のCAD図
面化したデータからは、積算することはできない。3次
元モデルのCADであっても、修正は2次元のCADで
なされることがほとんどなので、修正内容を積算に反映
することができない。
【0005】また、汎用CADは、最初から2次元CA
Dデータを入力する方法であり、全く積算の機能はない
が、現状では、3次元データの入力に比べ入力負荷が小
さいので、この方法でCAD化を行っている例の方が多
い。
【0006】一方、作成された2次元建築施工図のCA
Dデータから人手によって積算を行うことはできるが、
これは、1枚の図面に書かれている情報が2.5次元も
しくは3次元の情報を網羅しているからである。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、部材毎の規則性に着目し、データを再構築し積算
することが可能な構成データの抽出システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、建
築施工図を格納してなるCADデータファイルから前記
建築施工図の文字列や線画図形の各部種に分解された構
成データを抽出する構成データの抽出システムであっ
て、前記建築施工図に従い文字列のデータか線画のデー
タかを区別するデータの種類、画層、柱その他の建築部
材を含む部種の情報を、該部種により前記画層を設定し
て前記各構成データ毎に前後に区切り情報を挟んで格納
してなるCADデータファイルと、前記CADデータフ
ァイルから種類、画層を基に前記部種の構成データを検
索して前記建築施工図上における規則性を基に建築部材
を抽出する部種別の複数の検索抽出手段とを備え、前記
部種別の各検索抽出手段は、前記CADデータファイル
に格納された各構成データのうち前記文字列のデータか
ら建築部材の記号を検索して該記号の座標から関連する
寸法の文字列のデータと建築部材の線画のデータを検索
することにより各建築部材の構成データを抽出するよう
に構成したことを特徴とし、さらに、前記検索抽出手段
により抽出された建築部材の構成データの座標から駆体
線を求めて建築部材の積算を行う積算処理手段を備え、
前記積算処理手段により前記抽出された建築部材の積算
を行うように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の構成データの抽出システムでは、構成
データ毎に文字列及び線画図形の各構成要素を検索して
出力情報の位置関係から各構成要素の対応付けを行って
構成データの判定し抽出するので、構成データ毎に特有
の出力情報の位置関係を利用して構成データの判定を行
うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の構成データの抽出システムの1
実施例を示す図、図2はCADデータの構成例を示す
図、図3はCADデータの階層例を示す図、図4は柱の
各構成要素の例を示す図、図5は建築施工図の例を示す
図である。図において、1はデータ処理部、2はCAD
データファイル、3は抽出データファイル、4はキーボ
ード、5はマウス、6はディスプレイ、7はCADデー
タ処理部、8は部種データ抽出部、9は入出力制御部、
12は階高判定処理部、13は柱判定処理部、14は梁
判定処理部、15は壁判定処理部、16は開口判定処理
部、17はスラブ判定処理部、18は積算処理部を示
す。
【0011】図1(イ)において、データ処理部1は、
CADデータ処理部7、部種データ抽出部8、入出力制
御部9を備え、入出力制御部9によりキーボード4、マ
ウス5からのデータの入力処理と、ディスプレイ6、C
ADデータファイル2、抽出データファイル3へのデー
タの入出力処理を行い、CADデータ処理部7でCAD
データの生成処理、部種データ抽出部8でCADデータ
から部材データや種類データ等の部種データの抽出・積
算処理を行うものである。部種データ抽出部8は、図1
(ロ)に示すようにCADデータファイル2から階高や
柱、梁、壁、開口、スラブ等の部種データをサーチして
判定抽出する判定処理部12〜17及び判定抽出した部
種データの積算処理を行う積算処理部18を有し、これ
ら判定抽出し、積算処理した各部種データを格納するの
が抽出データファイル3である。
【0012】CADデータファイル2は、階高や柱、
梁、壁、開口、スラブ等の部種データがそれぞれの画層
を有する階層構造のデータファイルであり、それぞれの
CADデータは、文字列や線画等毎に図2に示すように
「0」の区切り符号を挟んで構成されている。そして、
区切り符号「0」の次に種別情報として、データの種
類、画層名の情報を持ち、まず、データと属性を明らか
にしている。例えば図2のCADデータ、は、区切
り符号「0」の次の「TEXT」により文字列のデータ
で、「GREEN」により緑の画層に属するデータであ
り、「LINE」により線のデータで、「YELLO
W」により黄の画層に属するデータであることを示して
いる。すなわち、緑の画層を柱、黄の画層を梁とする
と、CADデータは、柱に関する文字列のデータであ
り、CADデータは、梁に関する線のデータであるこ
とになる。さらに画層名の後に出力情報として、これら
の実際の出力(表示)する座標値やその角度、文字列等
の情報を続けて持っている。したがって、CADデータ
は、全くランダムに配列されていても、「0」の区切り
符号を挟んだ1つの単位で画層名をサーチすることによ
って柱、梁、壁等の部種毎にデータを抽出することがで
きる。
【0013】CADデータ処理部7は、例えば図3のA
に示すようにディスプレイ6の画面上でキーボード4か
らファイル名が入力されると、それぞれの画層(属性)
a,b,c,dで図2に示すようにCADデータを分離
生成する。さらに、各画層毎に緑や黄等のように色層を
変えてAを出力することによって、通り芯、柱、梁、壁
等の識別がし易い画面を提供している。
【0014】部種データ抽出部8は、柱や梁、壁等の部
種の指定に応じて、例えばその部種を示す文字列をサー
チし、その文字列の位置(座標)から部種の形状データ
を抽出し積算するものである。例えば柱の場合には、図
4の「C1」に示すようにCを含む文字列の周囲に柱を
構成する躯体線が存在する。したがって、まず、Cを含
む文字列をサーチしてその周囲、例えば1000mmの
範囲内で柱の属性(画層)を持つ躯体線をサーチするこ
とによって、「C1」という柱のデータを得ることがで
き、この断面積に階高を掛けることによって柱の体積を
求め、積算することができる。同様に梁はGを含む文字
列、開口はWやSDを含む文字列、スラブはSを含む文
字列を有し、図5に示すようにそれぞれの線やサイズを
示す数値の位置も一定の規則性をもった位置に存在して
いるので、この規則性を利用することによって一定の範
囲で関連する目的の情報をサーチし、それぞれのデータ
を抽出するものである。
【0015】次に、部種データ抽出部8の階高や柱、
梁、壁、開口、スラブ等の部種データをサーチして判定
抽出する判定処理部12〜17及び判定抽出した部種デ
ータの積算処理を行う積算処理部18の具体的な処理の
例を説明する。
【0016】図6は階高判定処理部による処理の例を説
明するための図である。階高の判定処理では、図6
(イ)に示すようにまず、文字列をサーチしてFLが含
まれる文字列を2つ以上取り出し(ステップS11〜S
13)、その2つの文字列の取り出し角度を比較するこ
とによって、その角度が図6(ロ)、(ハ)に示すよう
に一致するものか否かを判断する(ステップS14)。
【0017】そして、角度が一致する場合に、その座標
(x1 ,y1 )、(x2 ,y2 )より中間点{(x1
2 )/2,(y1 +y2 )/2}を求める(ステップ
S15)。
【0018】次に、中間点より一番近い数値の文字情報
をサーチし(ステップS16)、その数値(図示450
0)を階高としてメモリに格納する(ステップS1
7)。
【0019】図7及び図4は柱判定処理部による処理の
例を説明するための図である。柱の判定処理では、図7
に示すようにまず、柱記号Cを含む文字列をサーチし
(ステップS21)、Cの文字の座標(x,y)を抽出
する(ステップS22)。
【0020】そして、抽出した座標から±1000mm
以内にある柱の属性(画層)をもち始点、終点を含む線
をサーチする(ステップS23)。柱を構成する線の数
分サーチすると、ステップS21に戻って全てのCを含
む文字列について同様に柱の本数分繰り返し処理を行う
(ステップS24〜S25)。
【0021】上記判定処理により抽出した柱の積算処理
では、各Cの文字の属する線の中で、座標の最大値(x
max ,ymax )、及び最小値(xmin 、ymin )を求
め、 (xmax −xmin )×(ymax −ymin )×階高 により積算する(ステップS26〜S27)。
【0022】図8は梁判定処理部による処理の例を説明
するための図、図9は梁や開口の寸法情報を位置を算出
するアルゴリズムを説明するための図である。梁の判定
処理では、まず、図8(イ)に示すように梁の属性を持
つ線の中から1000mm以下のものを除外した梁の躯
体線の中から1対の梁の躯体線をサーチする。これは、
記号の線の部分も同じ梁の属性で書かれているので、1
000mm以下のものを梁の躯体線とみなさず除外する
ことによって排除するものである。そして、図8(ロ)
に示すように1本の梁の躯体線の情報の中で始点
(x1 ,y1 )、終点(x2 ,y2 )のそれぞれから1
000mm以内にある梁の躯体線をサーチし、1対の梁
の躯体線とする(ステップS31〜S32)。
【0023】次に、梁記号Gを含む文字列をサーチし
(ステップS33)、Gの文字の座標を抽出する(ステ
ップS34)。
【0024】そして、図8(ハ)に示すように抽出した
座標から以下の式により梁のHとWの値を求める(ステ
ップS35)。
【0025】梁符号Gの原点とHとWの数値情報の原点
との位置関係は、図9(イ)、(ロ)に示すように符号
Gの原点Aから距離αだけx方向にずれてy方向にβだ
け下がった位置にWの数値情報「450」の原点Bがあ
り、これよりさらにy方向にγだけ下がった位置にHの
数値情報「700」の原点Cがある。したがって、図9
(ハ)に示すような回転を考慮すると、Wの値のある位
置(B)は、 x1 =x+α× cosθ+β× cos(90−θ) y1 =y+α× sinθ−β× sin(90−θ) Hの値のある位置(C)は、 x2 =x+α× cosθ+β× cos(90−θ)+γ× cos
(90−θ) y2 =y+α× sinθ−β× sin(90−θ)−γ× sin
(90−θ) となるので、図9(ロ)に示すようにαの値を160、
βの値を156、γの値を140とすると、Wの値のあ
る位置(B)は、 x1 =x+160 × cosθ+156 × cos(90−θ) y1 =y+160 × sinθ−156 × sin(90−θ) Hの値のある位置(C)は、 x2 =x+160 × cosθ+156 × cos(90−θ)+140
× cos(90−θ) y2 =y+160 × sinθ−156 × sin(90−θ)−140
× sin(90−θ) となる。
【0026】しかる後、梁記号と1対の梁の躯体線との
対応を求め(ステップS36)、図8(ニ)に示すよう
に1対の梁の線分データ(x1 ,y1 )、(x2
2 )と(x3 ,y3 )、(x4 ,y4 )より中心座標
P、 を求める(ステップS37)。この中心座標Pと梁文字
座標との距離を全梁文字に対して計算し、最も距離の短
いものをその1対の梁躯体線の梁記号とする(ステップ
S38)。これを梁の本数分繰り返す。
【0027】上記判定処理により抽出した梁の積算処理
では、図8(ホ)に示すように1対の梁躯体線の平均長
さより梁長さlを求め、梁体積=梁長さ×文字でサーチ
したWの値×文字でサーチしたHの値を積算する(ステ
ップS39)。
【0028】図10は壁判定処理部による処理の例を説
明するための図である。壁の判定処理では、図10
(イ)に示すようにまず、壁の属性を持つ1本の壁躯体
線lw1の情報を基に始点(x1 ,y1 )、終点(x2
2 )からそれぞれ図10(ロ)に示すように点線枠の
500mm以内にある壁線lw1をサーチし(ステップS
41)、これを1対の壁線とすることによって、1対の
壁躯体線を見つける(ステップS42)。
【0029】上記判定処理により抽出した壁の積算処理
では、図10(ハ)lに示すように1対の壁躯体線の平
均長さより壁長さlwmを求め(ステップS43)、さら
に1対の壁躯体線の距離より壁厚を求めて(ステップS
44)、壁体積=壁長さ×壁厚×階高を積算する(ステ
ップS45)。
【0030】図11は開口判定処理部による処理の例を
説明するための図である。開口の判定処理では、W、S
Dを含む文字列をサーチし(ステップS51)、その文
字の座標(x,y)を抽出する(ステップS52)。
【0031】そして、この座標から図11(ロ)、
(ハ)に示す開口Hとhの位置を求める(ステップS5
3)。
【0032】開口符号Wの原点とその数値情報の原点と
の位置関係は、図9(ニ)、(ホ)に示すように符号W
の原点Dから距離δだけy方向に上がった位置と距離
δ′だけ下がった位置にそれぞれHの数値情報「90
0」及びhの数値情報「900」の原点E、Fがある。
したがって図9(ヘ)に示すような回転を考慮すると、
Hの値のある位置(E)は、 x1 =x−δ× cos(90−θ) y1 =y+δ× sin(90−θ) hの値のある位置(F)は、 x2 =x+δ′× cos(90−θ) y2 =y−δ′× sin(90−θ) となり、δの値を204、δ′の値を176とすると、
Hの値のある位置(E)は、 x1 =x−204 × cos(90−θ) y1 =y+204 × sin(90−θ) hの値のある位置(F)は、 x2 =x+176 × cos(90−θ) y2 =y−176 × sin(90−θ) となるので、この座標情報をもつ文字(数字)をサーチ
する(ステップS54)。
【0033】しかる後、図11(ニ)に示すように上記
(x,y)の座標から開口の画層で書かれた線の中で最
も近い2本を選ぶ(ステップS55)。実際は点線部分
の長さの総和の中で最小のものから2つを選ぶ。
【0034】上記判定処理により抽出した開口の積算処
理では、まず、開口線2本の間の距離(開口幅)と1本
の線の長さ(開口厚)を求め(ステップS56)、 開口体積=開口幅×開口厚×文字でサーチしたHの値 を積算する(ステップS57)。
【0035】図12はスラブ判定処理部による処理の例
を説明するための図である。スラブの判定処理では、図
12(イ)に示すようにS1、S2、S3、S4を含む
文字列をサーチし(ステップS61)、その文字列の座
標(x,y)を抽出する(ステップS62)。
【0036】そして、その座標から図12(ロ)に示す
ように上下左右方向に梁線をサーチし(ステップS6
3)、その梁線4本で囲まれた領域をスラブとする(ス
テップS64)上記判定処理により抽出したスラブの積
算処理では、領域を囲む4本の線分の中から最大値(x
max ,ymax )と最小値(xmin ,ymin )とを求め
(ステップS65)、 スラブ体積=(xmax −xmin )×(ymax −ymin
×スラブ厚 を積算する(ステップS66)。
【0037】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、CADデータ処理部と部種データ抽出部
とを備えたシステムで説明したが、CADデータ処理部
を備えたものでなく、通常の他のCADシステムで生成
されたCADデータを格納したCADデータファイルか
ら部種データを抽出するように構成してもよい。また、
CADデータとして、柱や梁、壁等の部種データからな
る建築用のCADデータで説明したが、建築以外の製造
部品や製品、一般の配置図や平面図、断面図その他の区
切り符号で1単位データを構成したデータ群から一定の
関係に基づいて単位データの中の情報を抽出する場合に
も同様に適用できることはいうまでもない。さらに、本
発明は、柱や梁、壁等の構成データとして形状だけでな
く位置(座標値)も抽出できるので、これを積算するだ
けでなく、パース等に展開することも可能であることは
いうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、構成データ毎に文字列及び線画図形の各構成
要素を検索して出力情報の位置関係から各構成要素の対
応付けを行って構成データの判定処理を行うので、構成
データが文字列や線画図形の各構成要素に分解され、各
構成要素毎に前後に区切り情報を挟んで要素の種別情報
と当該要素の出力情報とを格納してなるCADデータフ
ァイルからでも、構成データ毎に特有の出力情報の位置
関係を利用して構成データの判定を行うことができ、デ
ータの積算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成データの抽出システムの1実施
例を示す図である。
【図2】 CADデータの構成例を示す図である。
【図3】 CADデータの階層(画層)例を示す図であ
る。
【図4】 柱の各構成要素の例を示す図である。
【図5】 建築施工図の例を示す図である。
【図6】 階高判定処理部による処理の例を説明するた
めの図である。
【図7】 柱判定処理部による処理の例を説明するため
の図である。
【図8】 梁判定処理部による処理の例を説明するため
の図である。
【図9】 梁や開口の寸法情報を位置を算出するアルゴ
リズムを説明するための図である。
【図10】 壁判定処理部による処理の例を説明するた
めの図である。
【図11】 開口判定処理部による処理の例を説明する
ための図である。
【図12】 スラブ判定処理部による処理の例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1…データ処理装置、2…CADデータファイル、3…
抽出データファイル、4…キーボード、5…マウス、6
…ディスプレイ、7…CADデータ処理部、8…部種デ
ータ抽出部、9…入出力制御部、12…階高判定処理
部、13…柱判定処理部、14…梁判定処理部、15…
壁判定処理部、16…開口判定処理部、17…スラブ判
定処理部、18…積算処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−205170(JP,A) 特開 平4−205553(JP,A) 特開 昭62−144275(JP,A) 特開 平2−224072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 608

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築施工図を格納してなるCADデータ
    ファイルから前記建築施工図の文字列や線画図形の各部
    種に分解された構成データを抽出する構成データの抽出
    システムであって、 前記建築施工図に従い文字列のデータか線画のデータか
    を区別するデータの種類、画層、柱その他の建築部材を
    含む部種の情報を、該部種により前記画層を設定して前
    記各構成データ毎に前後に区切り情報を挟んで格納して
    なるCADデータファイルと、 前記CADデータファイルから種類、画層を基に前記部
    種の構成データを検索して前記建築施工図上における規
    則性を基に建築部材を抽出する部種別の複数の検索抽出
    手段とを備え、前記部種別の各検索抽出手段は、前記C
    ADデータファイルに格納された各構成データのうち前
    記文字列のデータから建築部材の記号を検索して該記号
    の座標から関連する寸法の文字列のデータと建築部材の
    線画のデータを検索することにより各建築部材の構成デ
    ータを抽出するように構成したことを特徴とする構成デ
    ータの抽出システム。
  2. 【請求項2】 建築施工図を格納してなるCADデータ
    ファイルから前記建築施工図の文字列や線画図形の各部
    種に分解された構成データを抽出する構成データの抽出
    システムであって、 前記建築施工図に従い文字列のデータか線画のデータか
    を区別するデータの種類、画層、柱その他の建築部材を
    含む部種の情報を、該部種により前記画層を設定して前
    記各構成データ毎に前後に区切り情報を挟んで格納して
    なるCADデータファイルと、 前記CADデータファイルから種類、画層を基に前記部
    種の構成データを検索して前記建築施工図上における規
    則性を基に建築部材を抽出する部種別の複数の検索抽出
    手段と、 前記検索抽出手段により抽出された建築部材の構成デー
    タの座標から駆体線を求めて建築部材の積算を行う積算
    処理手段とを備え、前記部種別の各検索抽出手段によ
    り、前記CADデータファイルに格納された各構成デー
    タのうち前記文字列のデータから建築部材の記号を検索
    して該記号の座標から関連する寸法の文字列のデータと
    建築部材の線画のデータを検索することにより各建築部
    材の構成データを抽出し、前記積算処理手段により前記
    抽出された建築部材の積算を行うように構成したことを
    特徴とする構成データの抽出システム。
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