JP3283569B2 - 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置 - Google Patents

光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置

Info

Publication number
JP3283569B2
JP3283569B2 JP8575292A JP8575292A JP3283569B2 JP 3283569 B2 JP3283569 B2 JP 3283569B2 JP 8575292 A JP8575292 A JP 8575292A JP 8575292 A JP8575292 A JP 8575292A JP 3283569 B2 JP3283569 B2 JP 3283569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
timing
light
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8575292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05291923A (ja
Inventor
勝広 寺前
正和 西川
真治 松井
正則 鈴木
正治 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8575292A priority Critical patent/JP3283569B2/ja
Publication of JPH05291923A publication Critical patent/JPH05291923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283569B2 publication Critical patent/JP3283569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体に光を照射し、そ
の反射光を受光することによって物体までの距離を測定
し、物体までの距離に応じてオン信号とオフ信号とを択
一的に出力する光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すように、物体4の
表面に点状の光パターンである投光スポットを形成する
投光素子1と、物体4の表面での反射光を収束させる収
束レンズよりなる受光光学系3と、受光光学系3により
収束されて受光面に結像する受光スポットの位置に対応
して出力レベルの比率が決まる一対の位置信号を出力す
るPSDよりなる位置検出素子2とを備えた測距式の光
電スイッチが提案されている。すなわち、位置検出素子
2の出力に基づいて三角測量法によって物体4までの距
離を演算し、物体4が所定の距離範囲内に存在するかど
うかに応じてオン信号とオフ信号とを択一的に出力する
のである。
【0003】さらに具体的に説明する。投光素子1は、
図9に示すように、投光タイミングを設定するためのク
ロックパルスを発生する発振回路11と、投光素子1を
駆動する駆動回路12とからなる発光駆動部の出力を受
けて間欠的に発光する。投光素子1からの光は収束レン
ズよりなる投光光学系13を通して監視空間に照射され
る。
【0004】一方、位置検出素子2として用いるPSD
は、図5に示すように、pin構造を有して長手方向の
両端に出力電極Ea,Ebを有する受光素子であり、受
光面に集光スポットPが照射されると高抵抗層であるp
層が、集光スポットPの照射位置と各出力電極Ea,E
bとの距離に逆比例して分割され、各出力電極Ea,E
bからは全電流Iを分割した出力電流である位置信号I
a,Ibが取り出されるようになっている。すなわち、
各出力電極Ea,Ebから出力される位置信号Ia,I
bは、出力電極Ea,Ebの間の抵抗をZsとし、p層
の分割比をZa:Zbとすれば、 Ia=(Zb/Zs)・I … Ib=(Za/Zs)・I … になる。電極Eaから集光スポットPまでの距離がx、
両出力電極Ea,Ebの間の距離がLであるとすれば、 x=(Za/Zs)・L … であるから、式及び式を用いて、式のZa,Zs
を消去し、距離xを位置信号Ia,Ibと、電極Ea,
Ebの間の距離Lとを用いて表せば、 (1/x)={1+(Ia/Ib)}/L … となる。一方、図6に示すように、投光素子1の光軸と
出力電極Eaとの距離をBL、位置検出素子2と受光光
学系3との距離をFとすれば、受光光学系3から物体4
までの距離Rは、 R=BL・F/x … であるから、式に式を代入すれば、 R={1+(Ia/Ib)}・BL・F/L … になる。調整済の装置では、BL、F、Lは定数になる
から、位置信号Ia,Ibによって物体4までの距離R
を求めることができる。ここに、位置信号Ia,Ibは
距離Rが大きいほどレベルが小さくなるから図7のよう
になる。
【0005】位置検出素子2から出力された位置信号I
a,Ibは、それぞれ受光回路21a,21bにより増
幅されるとともに電圧信号Va,Vbに変換される。ま
た、各電圧信号Va,Vbはそれぞれ対数増幅回路22
a,22bにより対数増幅され、電圧信号Va,Vbの
レベルの対数に比例したレベルを有する対数信号La,
Lbが出力される。各対数信号La,Lbは減算回路2
3に入力され、対数信号La,Lbのレベル差が求めら
れる。すなわち、減算回路23の出力は、 La−Lb=ln(Va)−ln(Vb) =ln(Va/Vb) =ln(Ia/Ib) となるから、図8に示すように、距離Rは減算回路23
の出力値に対して単調増加する。すなわち、減算回路2
3は距離検出部として機能する。したがって、減算回路
23の出力値と、距離範囲設定部24によってあらかじ
め設定してある距離範囲とを、距離判定部である比較回
路25によって比較すれば、所定の距離範囲内での物体
4の存否に対応する判定信号を比較回路25の出力とし
て得ることができる。比較回路25での判定結果は、発
振回路11からのクロックパルスに同期してラッチ回路
26に保持される。すなわち、投光素子1の発光期間の
終了時に比較回路25の判定結果をラッチ回路26に取
込み、次の判定結果が得られるまで判定結果を保持す
る。
【0006】ところで、位置検出素子2での受光量が少
ないと、位置信号Ia,Ibが小さくなるから、対数増
幅回路22a,22bに入力される電圧信号Va,Vb
と雑音とのレベル差が小さくなって、誤動作を生じるこ
とになる。そこで、距離を求めることができる最低限の
受光量を規定するために、一方の対数増幅回路22bの
出力値と、受光量設定部31によってあらかじめ設定し
てある最小受光量とを比較回路32によって比較し、対
数増幅回路22bの出力値が最小受光量以上であるかど
うかを判定するようになっている。比較回路32での比
較結果は、発振回路11からのクロックパルスに同期し
てラッチ回路33に保持される。すなわち、ラッチ回路
33は、ラッチ回路26と同様に、投光素子1の発光期
間の終了時に比較回路32の判定結果を取込み、次の判
定結果が得られるまで判定結果を保持する。ラッチ回路
33に保持された値は、監視空間での物体4の存否に対
応することになる。
【0007】判定回路27では、ラッチ回路33に保持
されている値に基づいて監視空間での物体4の存否を判
定し、物体4が存在すると判定されたときには、ラッチ
回路26に保持された判定結果に基づいて出力回路28
を制御する。たとえば、減算回路23で求めた距離が設
定した距離範囲内であるときにラッチ回路26の保持値
がHレベルになり、監視空間に物体4が存在するときに
ラッチ回路33の保持がHレベルになるとすれば、判定
回路27は、両ラッチ回路26,33の保持値の論理積
を出力するように構成される。出力回路28は判定回路
27の出力に対応してオン信号とオフ信号とを択一的に
出力する。
【0008】ところで、上記構成において対数増幅回路
22a,22bを用いているのは、物体4までの距離を
求める際に、式のように位置信号Ia,Ibの除算を
行うよりも対数信号La,Lbの減算を行うほうが回路
構成が簡単になり、かつ、電圧信号Va,Vbを対数圧
縮することによって入力のダイナミックレンジに比べて
回路のダイナミックレンジを小さくすることができると
いう利点を有するからである。すなわち、物体4の表面
の反射率は物体4によって大きく異なり、たとえば、白
色の紙と黒色の紙とでは位置検出素子2に入射する光量
が距離変化に伴い1000倍程度も異なるものである
が、対数増幅回路22a,22bを用いていることによ
って、対数増幅回路22a,22bの後段側の回路部分
のダイナミックレンジを数10倍程度に低減できるので
ある。
【0009】ラッチ回路26では、発振回路11から出
力されるクロックパルスに基づいてタイミング信号発生
回路29から出力されるタイミング信号によって比較回
路25からの出力の取込みタイミングが設定されてい
る。これは、投光素子1の発光期間において減算回路2
3の出力値が安定するまでに時間を要するからであっ
て、一般的には投光素子1の発光終了時の減算回路23
の出力値に対する比較回路25での判定結果をラッチ回
路26に取り込むようになっている。
【0010】しかしながら、物体4の反射率の相違によ
って受光量に差があるから、反射率の小さい物体4では
投光素子1の発光期間内で減算回路23の出力値が安定
レベルに達しないことがある。したがって、物体4の反
射率の大小によって計測した距離に誤差が生じることに
なる。また、クロックパルスの立ち下がり時には急峻な
変化によってノイズが発生しやすいものであり、このよ
うなノイズは投光素子1の発光輝度にも影響を与えるか
ら、距離の計測結果の誤差要因になる。とくに、上述し
たように位置検出素子2への入射光量は物体4が白色で
あるか黒色であるかによって1000倍程度も差がある
から、物体4が黒色である場合には受光量が小さくなっ
てノイズの影響による誤差が大きくなる。
【0011】このような問題を解決するために、比較回
路25の比較結果をラッチ回路26に取込むタイミング
を物体4の種類等に応じて選択できるようにすることが
考えられている。すなわち、図10に示すように、クロ
ックパルスに基づいて任意のタイミングでタイミング設
定パルスを発生するタイミング設定回路41と、クロッ
クパルスの立ち下がり時点とタイミング設定パルスの立
ち下がり時点とのいずれか一方から一定時間幅のタイミ
ング信号を出力するセレクタ42とによってタイミング
信号発生回路29を構成するのである。タイミング設定
回路41では、設定用端子T1 に時定数回路を接続する
ことによってタイミング設定パルスの時間幅を設定し、
また、切換用端子T2 に選択スイッチを接続することに
よってセレクタ42がクロックパルスとタイミング設定
パルスとのいずれを有効な入力パルスとするかを選択す
るようになっている。
【0012】具体的には、図11に示すような構成にな
る。すなわち、タイミング設定回路41は、Dフリップ
フロップFF1 の反転出力端にベースを接続したトラン
ジスタQ1 を備え、トランジスタQ1 のコレクタに設定
用端子T1 を介して抵抗R1とコンデンサC1 との直列
回路である時定数回路43が接続される。また、設定用
端子T1 は、コンデンサC1 の端子電圧を基準電圧Vre
f1と比較するコンパレータCP1 に接続される。このコ
ンパレータCP1 の出力はDフリップフロップFF1
リセット端子に接続される。
【0013】この構成では、図12(a)のようにクロ
ックパルスが立ち上がると、DフリップフロップFF1
の反転出力がLレベルになり、トランジスタQ1 がオフ
になる。この間にコンデンサC1 が抵抗R1 を介して充
電され、図12(b)のように端子電圧が上昇する。コ
ンデンサC1 の端子電圧が基準電圧Vref1に達するとD
フリップフロップFF1 がリセットされる。したがっ
て、DフリップフロップFF1 の非反転出力は図12
(c)のように時定数回路43で設定された時間幅のタ
イミング設定パルスを出力することになる。ここに、タ
イミング設定パルスの時間幅は、R1 ・C1 ・ln
{(Vcc−Vref1)/Vcc}になる。
【0014】セレクタ42では、一対の2入力のアンド
回路AND1 ,AND2 の出力がノア回路NORに入力
される。一方のアンド回路AND1 にはタイミング設定
パルスが入力され、他方のアンド回路AND2 にはクロ
ックパルスが入力される。また、切換用端子T2 に接続
した選択スイッチSWによって切換用端子T2 をHレベ
ルとLレベルとに択一的に設定できるようにしてあり、
選択スイッチSWによって一方のアンド回路AND1
AND2 が入力信号を通過させるように一方のアンド回
路AND1 には否定回路NOT1 を通して選択スイッチ
SWが接続される。すなわち、選択スイッチSWが接点
a側に設定されていると、アンド回路AND2 に入力さ
れるクロックパルスが有効な入力パルスなり、クロック
パルスが立ち下がるとノア回路NORの出力が立ち上が
ってDフリップフロップFF2 をトリガする。また、選
択スイッチSWが接点b側に設定されていると、アンド
回路AND1 に入力されるタイミング設定パルスが有効
な入力パルスになり、タイミング設定パルスが立ち下が
るとDフリップフロップFF2 がトリガされる。Dフリ
ップフロップFF2 は、抵抗R2 、コンデンサC2 、否
定回路NOT2 よりなる遅延回路が非反転出力端に接続
され、遅延回路の出力によってリセットされる。したが
って、DフリップフロップFF2 がトリガされてから遅
延回路の遅延時間に相当する一定時間幅のパルスである
タイミング信号が、DフリップフロップFF2 の非反転
出力端から出力されるのである。タイミング信号のパル
ス幅は、R2 ・C2 ・ln(1/2)になる。
【0015】要するに、選択スイッチSWが接点a側に
設定されると、DフリップフロップFF2 への入力は図
12(d)のようにクロックパルスを反転した信号にな
り、図12(e)のようなタイミング信号を得ることが
できる。また、選択スイッチSWが接点b側に設定され
ていると、DフリップフロップFF2 への入力は図12
(f)のようにタイミング設定パルスを反転した信号に
なり、図12(g)のようなタイミング信号を得る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、時定数
回路43を接続するための設定用端子T1 と、選択スイ
ッチSWを接続するための切換用端子T2 とが必要であ
るから、回路部分を集積回路として構成する場合には、
部品を付加するための2つの端子が必要になる。すなわ
ち、端子数が多くなるから、集積回路を構成する場合に
パッケージの小型化を阻害する要因になるという問題が
ある。
【0017】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、端子数を削減することができるように回路を
構成した光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置を提供
しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、物体の表面に点状の光パターンである
投光スポットを形成する投光素子と、投光素子を間欠的
に発光させる発光駆動部と、投光素子から照射された光
の物体表面での反射光を収束させる受光光学系と、受光
光学系によって収束され受光面上に集光された受光スポ
ットの位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の
位置信号を出力する位置検出素子と、投光素子の発光期
間における位置信号のレベル差に基づいて物体までの距
離を演算する距離検出部と、距離検出部により求めた距
離があらかじめ設定した距離範囲内であるか否かを判定
する距離判定部と、投光素子の発光期間を設定するクロ
ックパルスに基づく所定のタイミングで距離判定部の判
定結果を取り込んで保持するラッチ回路と、ラッチ回路
に保持されている距離判定部での判定結果に基づいてオ
ン信号とオフ信号とを択一的に出力する出力部と、距離
判定部の判定結果をラッチ回路に取り込むタイミングを
設定するタイミング信号をクロックパルスに基づいて発
生させるタイミング信号発生回路とを備え、タイミング
信号発生回路は、クロックパルスの開始点でトリガされ
クロックパルスよりも時間幅を短く設定したタイミング
設定パルスを出力するタイミング設定回路と、選択信号
の設定状態に応じてタイミング設定パルスとクロックパ
ルスとのいずれか一方を有効な入力パルスとし入力パル
スの終了点から一定時間幅のパルスであるタイミング信
号を出力するセレクタと、入力端の電位が第1の閾値以
下であるとクロックパルスをセレクタへの有効な入力パ
ルスとする選択信号を発生させ、入力端の電位が第2の
閾値以上になるとタイミング設定パルスをセレクタへの
有効な入力パルスとする選択信号を発生させる選択信号
発生回路とを備え、タイミング設定回路は選択信号発生
回路の入力端と共通に接続された接続端子を備え、抵抗
を介してコンデンサを充電する時定数回路の抵抗とコン
デンサとの接続点を接続端子に接続する状態と、選択信
号発生回路の入力端の電位が第1の閾値以下になるよう
に接続端子の電位を設定する状態とを選択する選択スイ
ッチを接続端子に接続し、時定数回路が接続端子に接続
されている状態では、タイミング設定回路は抵抗とコン
デンサとの接続点の電位が所定値に達するとコンデンサ
を放電し、選択信号発生回路の第2の閾値はコンデンサ
の放電直前の電位よりも低い電位に設定されているので
ある。
【0019】
【作用】上記構成によれば、入力端の電位が第1の閾値
以下であるとクロックパルスをセレクタへの有効な入力
パルスとする選択信号を発生させ、入力端の電位が第2
の閾値以上になるとタイミング設定パルスをセレクタへ
の有効な入力パルスとする選択信号を発生させる選択信
号発生回路を設け、タイミング設定回路に選択信号発生
回路の入力端と共通に接続された接続端子を設け、接続
端子に選択スイッチを接続することによって、時定数回
路を接続端子に接続する状態と、選択信号発生回路の入
力端の電位が第1の閾値以下になるように接続端子の電
位を設定する状態とを選択できるようにしているのであ
って、選択信号発生回路の第2の閾値はコンデンサの放
電直前の電位よりも低い電位に設定されているので、接
続端子に時定数回路を接続するように切換スイッチを設
定すれば、時定数回路をタイミング設定回路に接続して
タイミング設定パルスを発生させることができるととも
に、時定数回路の動作によって接続端子の電位が上昇し
たときに選択信号発生回路から出力される選択信号によ
ってタイミング設定パルスをセレクタへの有効な入力パ
ルスとして選択することができるのである。また、接続
端子に時定数回路を接続しないように選択スイッチを設
定した状態では、クロックパルスをセレクタへの有効な
入力パルスとする選択信号を選択信号発生回路から発生
させるように接続端子の電位を設定することができる。
その結果、1つの接続端子を用いて切換スイッチと時定
数回路とを接続することができるのであって、回路を集
積化する場合には、端子数を従来よりも削減できるので
ある。すなわち、パッケージの小型化につながるのであ
る。
【0020】
【実施例】基本的な構成は、従来の技術の項で説明した
ものと同様であるから、主として相違点について説明す
る。すなわち、本実施例では図3に示すように、タイミ
ング信号発生回路29に、選択信号発生回路44を設
け、タイミング設定回路41への時定数回路の接続端と
選択信号発生回路44の入力端とを共通に接続した接続
端子Tを設けた点が相違する。選択信号発生回路44
は、接続端子Tの電位に応じた選択信号を出力し、選択
信号によってクロックパルスとタイミング設定パルスと
のいずれか一方をセレクタ42に対する有効な入力パル
スとする。
【0021】タイミング信号発生回路29は、具体的に
は図1のように構成される。すなわち、タイミング設定
回路41は、従来構成と同様に、DフリップフロップF
1の反転出力端にベースを接続したトランジスタQ1
を備え、トランジスタQ1 のコレクタに接続端子T及び
選択スイッチSWを介して抵抗R1 及びコンデンサC 1
の直列回路である時定数回路43が接続される。また、
接続端子Tは、コンデンサC1 の端子電圧を基準電圧V
ref1と比較するコンパレータCP1 に接続される。この
コンパレータCP1 の出力はDフリップフロップFF1
のリセット端子に接続される。
【0022】したがって、図2(b)のようにクロック
パルスが立ち上がると、DフリップフロップFF1 の反
転出力がLレベルになり、トランジスタQ1 がオフにな
る。この間にコンデンサC1 が抵抗R1 を介して充電さ
れ、図2(c)のように端子電圧が上昇する。コンデン
サC1 の端子電圧が基準電圧Vref1に達するとDフリッ
プフロップFF1 がリセットされる。したがって、Dフ
リップフロップFF1の非反転出力は図2(d)のよう
に時定数回路43で設定された時間幅のタイミング設定
パルスを出力することになる。選択スイッチSWが接点
a側に設定されていて時定数回路43がタイミング設定
回路41に接続されているときは上述のように動作する
が、選択スイッチSWが接点b側に設定されているとき
には接続端子Tが接地されるから、Dフリップフロップ
FF1 の出力はHレベルに保たれることになる。
【0023】セレクタ42も、従来構成と同様に、一対
の2入力のアンド回路AND1 ,AND2 の出力がノア
回路NORに入力される。一方のアンド回路AND1
はタイミング設定パルスが入力され、他方のアンド回路
AND2 にはクロックパルスが入力される。どちらのア
ンド回路AND1 ,AND2 に入力された入力パルスを
有効にするかは、後述する選択信号発生回路からの選択
信号によって決定される。すなわち、選択信号によって
一方のアンド回路AND1 ,AND2 が入力パルスを通
過させるように一方のアンド回路AND2 には否定回路
NOT3 を通して選択信号が入力される。選択信号がL
レベルであると、アンド回路AND2 に入力されるクロ
ックパルスが有効な入力パルスなり、クロックパルスが
立ち下がるとノア回路NORの出力が立ち上がってDフ
リップフロップFF2 をトリガする。また、選択信号が
Hレベルであると、アンド回路AND1 に入力されるタ
イミング設定パルスが有効な入力パルスになり、タイミ
ング設定パルスが立ち下がるとDフリップフロップFF
2 がトリガされる。DフリップフロップFF2 は、抵抗
2 、コンデンサC2 、否定回路NOT2 よりなる遅延
回路が非反転出力端に接続され、遅延回路の出力によっ
てリセットされる。したがって、DフリップフロップF
2 がトリガされてから遅延回路の遅延時間に相当する
一定時間幅のパルスであるタイミング信号が、Dフリッ
プフロップFF2 の非反転出力端から出力されるのであ
る。
【0024】選択信号発生回路44は、接続端子Tの電
位と基準電圧Vref2とを比較するコンパレータCP2
備える。基準電圧Vref2は、基準電圧Vref1よりも低く
設定されている。接続端子Tの電位が基準電圧Vref2
越えるとコンパレータCP2の出力がLレベルに立ち下
がり、コンパレータCP2 の出力端に接続されたRSフ
リップフロップFF3 の出力がHレベルになる。RSフ
リップフロップFF3の出力はDフリップフロップFF
4 のデータ端子に入力され、DフリップフロップFF4
のクロック端子にはクロックパルスが入力されるから、
RSフリップフロップFF3 の出力がHレベルである
と、次のクロックパルスの立ち上がりによってDフリッ
プフロップFF4 の反転出力はLレベルになる。この立
ち下がりによってRSフリップフロップFF5 の出力が
Hレベルになる。接続端子Tの電位が基準電圧Vref2
りも低いときには、コンパレータCP2 の出力はHレベ
ルに保たれるから、RSフリップフロップFF3 の出力
はLレベル、DフリップフロップFF4 の反転出力はH
レベル、RSフリップフロップFF5 の出力はLレベル
になる。
【0025】RSフリップフロップFF5 の出力は選択
信号となるのであり、Hレベルであればタイミング設定
パルスを有効にし、Lレベルであればクロックパルスを
有効にする。したがって、接続端子Tの電位が基準電圧
Vref2よりも高いときには、タイミング設定パルスが有
効になり、接続端子Tの電位が基準電圧Vref2よりも低
いときにはクロックパルスが有効になる。
【0026】要するに、選択スイッチSWが接点a側に
設定されると、接続端子Tの電位は、図2(c)のよう
に基準電位Vref2を越えるから、図2(e)のようにコ
ンパレータCP2 の出力が立ち下がり、図2(f)のよ
うにRSフリップフロップFF3 の出力が立ち上がる。
その結果、図2(g)のように次のクロックパルスの立
ち上がりに伴ってRSフリップフロップFF5 の出力が
立ち上がる。RSフリップフロップFF5 の出力が立ち
上がった後は、図2(h)のようにタイミング設定パル
スがセレクタ42への有効な入力パルスになり、図2
(i)のようにタイミング設定パルスの立ち上がりから
一定時間幅のパルスであるタイミング信号が出力される
ことになる。
【0027】一方、選択スイッチSWが接点b側に設定
されているときには、接続端子Tの電位は図2(j)の
ように基準電位Vref2よりも低いから、上述したよう
に、RSフリップフロップFF5 の出力はLレベルにな
る(図2(k)参照)。その結果、図2(l)のよう
に、クロックパルスがセレクタ42への有効な入力パル
スになり、図2(m)のように、クロックパルスの立ち
上がりから一定時間幅のパルスであるタイミング信号が
出力される。選択信号発生回路44におけるRSフリッ
プフロップFF3 ,FF5 、DフリップフロップFF4
には図2(a)のようなリセット信号RSTが入力され
る。
【0028】上記構成によれば、接続端子Tに選択スイ
ッチSWを介して時定数回路43を接続することにな
り、一つの接続端子Tのみで選択スイッチSWと時定数
回路43とを接続することができるから、従来構成に比
較すれば、外付部品を接続するための端子が削減される
のである。したがって、集積化する際にパッケージの小
型化につながるのである。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、入力端の電位が
第1の閾値以下であるとクロックパルスをセレクタへの
有効な入力パルスとする選択信号を発生させ、入力端の
電位が第2の閾値以上になるとタイミング設定パルスを
セレクタへの有効な入力パルスとする選択信号を発生さ
せる選択信号発生回路を設け、タイミング設定回路に選
択信号発生回路の入力端と共通に接続された接続端子を
設け、接続端子に選択スイッチを接続することによっ
て、時定数回路を接続端子に接続する状態と、選択信号
発生回路の入力端の電位が第1の閾値以下になるように
接続端子の電位を設定する状態とを選択できるようにし
ているのであって、選択信号発生回路の第2の閾値はコ
ンデンサの放電直前の電位よりも低い電位に設定されて
いるので、接続端子に時定数回路を接続するように切換
スイッチを設定すれば、時定数回路をタイミング設定回
路に接続してタイミング設定パルスを発生させることが
できるとともに、時定数回路の動作によって接続端子の
電位が上昇したときに選択信号発生回路から出力される
選択信号によってタイミング設定パルスをセレクタへの
有効な入力パルスとして選択することができるのであ
る。また、接続端子に時定数回路を接続しないように選
択スイッチを設定した状態では、クロックパルスをセレ
クタへの有効な入力パルスとする選択信号を選択信号発
生回路から発生させるように接続端子の電位を設定する
ことができる。その結果、1つの接続端子を用いて切換
スイッチと時定数回路とを接続することができるのであ
って、回路を集積化する場合には、端子数を従来よりも
削減できるのである。すなわち、パッケージの小型化に
つながるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のタイミング信号発生回路を示す回路図
である。
【図2】実施例のタイミング信号発生回路の動作説明図
である。
【図3】実施例のブロック回路図である。
【図4】本発明に係る光電スイッチの光学系を示す概略
構成図である。
【図5】本発明に係る光電スイッチに用いる位置検出素
子を示す構成図である。
【図6】本発明に係る光電スイッチの原理説明図であ
る。
【図7】本発明に係る光電スイッチにおける位置検出素
子の出力特性を示す説明図である。
【図8】本発明に係る光電スイッチにおける減算回路の
出力例を示す説明図である。
【図9】従来例を示すブロック回路図である。
【図10】従来のタイミング信号発生回路を示すブロッ
ク回路図である。
【図11】従来のタイミング信号発生回路を示す回路図
である。
【図12】従来のタイミング信号発生回路を示す動作説
明図である。
【符号の説明】 1 投光素子 2 位置検出素子 3 受光光学系 4 物体 5a バイアス信号発生回路 5b バイアス信号発生回路 22a 対数増幅回路 22b 対数増幅回路 23 減算回路 24 距離範囲設定部 25 比較回路 26 ラッチ回路 27 判定回路 28 出力回路 29 タイミング信号発生回路 41 タイミング設定回路 42 セレクタ 43 時定数回路 44 選択信号発生回路 C1 コンデンサ R1 抵抗 SW 選択スイッチ T 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺前 勝広 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 西川 正和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 松井 真治 東京都立川市曙町3丁目5番3号 サン クス株式会社内 (72)発明者 鈴木 正則 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (72)発明者 宮崎 正治 東京都立川市曙町3丁目5番3号 サン クス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−177722(JP,A) 特開 平5−291921(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78 G01C 3/06 H01H 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の表面に点状の光パターンである投
    光スポットを形成する投光素子と、投光素子を間欠的に
    発光させる発光駆動部と、投光素子から照射された光の
    物体表面での反射光を収束させる受光光学系と、受光光
    学系によって収束され受光面上に集光された受光スポッ
    トの位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の位
    置信号を出力する位置検出素子と、投光素子の発光期間
    における位置信号のレベル差に基づいて物体までの距離
    を演算する距離検出部と、距離検出部により求めた距離
    があらかじめ設定した距離範囲内であるか否かを判定す
    る距離判定部と、投光素子の発光期間を設定するクロッ
    クパルスに基づく所定のタイミングで距離判定部の判定
    結果を取り込んで保持するラッチ回路と、ラッチ回路に
    保持されている距離判定部での判定結果に基づいてオン
    信号とオフ信号とを択一的に出力する出力部と、距離判
    定部の判定結果をラッチ回路に取り込むタイミングを設
    定するタイミング信号をクロックパルスに基づいて発生
    させるタイミング信号発生回路とを備え、タイミング信
    号発生回路は、クロックパルスの開始点でトリガされク
    ロックパルスよりも時間幅を短く設定したタイミング設
    定パルスを出力するタイミング設定回路と、選択信号の
    設定状態に応じてタイミング設定パルスとクロックパル
    スとのいずれか一方を有効な入力パルスとし入力パルス
    の終了点から一定時間幅のパルスであるタイミング信号
    を出力するセレクタと、入力端の電位が第1の閾値以下
    であるとクロックパルスをセレクタへの有効な入力パル
    スとする選択信号を発生させ、入力端の電位が第2の閾
    値以上になるとタイミング設定パルスをセレクタへの有
    効な入力パルスとする選択信号を発生させる選択信号発
    生回路とを備え、タイミング設定回路は選択信号発生回
    路の入力端と共通に接続された接続端子を備え、抵抗を
    介してコンデンサを充電する時定数回路の抵抗とコンデ
    ンサとの接続点を接続端子に接続する状態と、選択信号
    発生回路の入力端の電位が第1の閾値以下になるように
    接続端子の電位を設定する状態とを選択する選択スイッ
    チを接続端子に接続し、時定数回路が接続端子に接続さ
    れている状態では、タイミング設定回路は抵抗とコンデ
    ンサとの接続点の電位が所定値に達するとコンデンサを
    放電し、選択信号発生回路の第2の閾値はコンデンサの
    放電直前の電位よりも低い電位に設定されていることを
    特徴とする光電スイッチ。
  2. 【請求項2】 物体の表面に投光し、投光スポットを形
    成する投光素子を発光させる駆動信号を間欠的に出力す
    る発光駆動手段と、投光素子から照射された光の物体表
    面での反射光により形成される受光スポットの位置に対
    応して出力レベルの比率が決まる一対の位置信号に基づ
    いて物体があらかじめ設定された距離内にあるか否かを
    判別する距離判別手段と、上記駆動信号と外部から与え
    られる調整信号とに基づき、タイミング信号を発生する
    タイミング信号発生手段と、上記タイミング信号に基づ
    いて上記距離判別手段の出力を取り込んで保持する保持
    手段と、この保持手段の内容に基づいて、オン信号とオ
    フ信号とを択一的に出力する出力手段とを備え、上記タ
    イミング信号発生手段は、上記調整信号の最大レベルに
    応じて、上記駆動信号の立ち下がりに同期した第1のタ
    イミング信号と、上記調整信号の立ち下がりに同期した
    第2のタイミング信号とを選択的に発生し、上記調整信
    号は1つの端子に与えられることを特徴とする光電スイ
    ッチ制御装置。
JP8575292A 1992-04-07 1992-04-07 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置 Expired - Fee Related JP3283569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8575292A JP3283569B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8575292A JP3283569B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05291923A JPH05291923A (ja) 1993-11-05
JP3283569B2 true JP3283569B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=13867594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8575292A Expired - Fee Related JP3283569B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3283569B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102497196A (zh) * 2011-12-21 2012-06-13 东南大学 一种改进型时间判决器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05291923A (ja) 1993-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5107449A (en) Distance measuring device
JP3283569B2 (ja) 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置
US4300824A (en) Signal processing circuitry for a distance measuring system
JP2000214375A (ja) 測距装置
JP3311771B2 (ja) 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置
KR900004881B1 (ko) 위치감지 검지기상의 광점의 위치를 결정하기 위한 전자회로
JP2783945B2 (ja) 光電式煙感知器
JP3594816B2 (ja) 測距装置
JP2638607B2 (ja) 測距装置
JP3790659B2 (ja) 光学的検出装置
JP3930621B2 (ja) 測距モジュール
JP3117227B2 (ja) 距離検出装置
JPH0675131B2 (ja) ゾーンフォーカスカメラの測距装置
US6195510B1 (en) Rangefinder apparatus
US6421115B2 (en) Distance measuring apparatus
JP2586932B2 (ja) 測距演算処理装置
US6472652B2 (en) Distance measuring apparatus
US4945378A (en) Circuit for detecting back light
JP3121076B2 (ja) 測距装置
JPH0226726B2 (ja)
JP3234999B2 (ja) カメラ用測距装置
JPH07333336A (ja) パルスレーダ装置
JP3115925B2 (ja) 測距装置
JP3137544B2 (ja) 測距装置
JP3234304B2 (ja) アクティブオートフォーカス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020122

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees