JP3283393B2 - 建設作業機械用連結具 - Google Patents
建設作業機械用連結具Info
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- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
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- E02F3/3627—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with a hook and a longitudinal locking element
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の作業
用ブームを有する建設用車両のブーム先端に破砕機,バ
ケット等の種々の作業用アタッチメントを簡易且つ迅速
に取り付けたり、或いは外したりすることができる建設
作業機械用連結具に関するもので、特に作業中における
アタッチメントの不用意な脱落を防止するものである。
用ブームを有する建設用車両のブーム先端に破砕機,バ
ケット等の種々の作業用アタッチメントを簡易且つ迅速
に取り付けたり、或いは外したりすることができる建設
作業機械用連結具に関するもので、特に作業中における
アタッチメントの不用意な脱落を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりショベル等の作業用ブームを有
する建設用車両のブーム先端に破砕機,バケット等の種
々の作業用アタッチメントを取り付けたり、或いは外し
たりするために連結具が使用されている。この種のもの
において、先に出願人は、弾性体にて付勢したロック用
ロッドと、該ロック用ロッドの後部端に連結したワイヤ
を巻き上げて前記ロック用ロッドを付勢方向と反対方向
に移動させるドラムからなる解除手段とを設けた主連結
体と、被連結体とからなり、主連結体と被連結体との接
触にてロック用ロッド先端が被連結体側に突出且つ貫通
して弾発係合する建設作業機械用連結具を開発してい
る。
する建設用車両のブーム先端に破砕機,バケット等の種
々の作業用アタッチメントを取り付けたり、或いは外し
たりするために連結具が使用されている。この種のもの
において、先に出願人は、弾性体にて付勢したロック用
ロッドと、該ロック用ロッドの後部端に連結したワイヤ
を巻き上げて前記ロック用ロッドを付勢方向と反対方向
に移動させるドラムからなる解除手段とを設けた主連結
体と、被連結体とからなり、主連結体と被連結体との接
触にてロック用ロッド先端が被連結体側に突出且つ貫通
して弾発係合する建設作業機械用連結具を開発してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記主連結体と被連結
体との接続はロック用ロッドの弾発係合にて行われるも
のであり、これは極めて簡易な操作で、且つ確実に行わ
れるものである。そして、主連結体のロック用ロッドが
被連結体に弾発係合したときに、そのロック用ロッドの
ロック頭部先端に主連結体及び被連結体の外部より外れ
止用のキャップ材を固着し、作業中に被破砕物等がロッ
ク用ロッドのロック頭部に当たることを防止し、ロック
用ロッドが主連結体内に引っ込んで主連結体と被連結体
とが作業中、不用意に弾発係合状態が解除し、主連結体
と被連結体とが分離し、大事故に繋がることを防止する
ものである。
体との接続はロック用ロッドの弾発係合にて行われるも
のであり、これは極めて簡易な操作で、且つ確実に行わ
れるものである。そして、主連結体のロック用ロッドが
被連結体に弾発係合したときに、そのロック用ロッドの
ロック頭部先端に主連結体及び被連結体の外部より外れ
止用のキャップ材を固着し、作業中に被破砕物等がロッ
ク用ロッドのロック頭部に当たることを防止し、ロック
用ロッドが主連結体内に引っ込んで主連結体と被連結体
とが作業中、不用意に弾発係合状態が解除し、主連結体
と被連結体とが分離し、大事故に繋がることを防止する
ものである。
【0004】ところが、主連結体と被連結体とを分離す
るときには、ロック用ロッドのロック頭部先端に固着し
たキャップ材は外す必要があり、ロック用ロッドから分
離させるため、未使用時にはキャップ材がロック用ロッ
ドから離れた場所に置いておくこととなり、キャップ材
を紛失し易くなる。また、キャップ材をロック用ロッド
に取りつけたり或いは外したりすることが結構面倒とな
る。
るときには、ロック用ロッドのロック頭部先端に固着し
たキャップ材は外す必要があり、ロック用ロッドから分
離させるため、未使用時にはキャップ材がロック用ロッ
ドから離れた場所に置いておくこととなり、キャップ材
を紛失し易くなる。また、キャップ材をロック用ロッド
に取りつけたり或いは外したりすることが結構面倒とな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明を先
端をロック頭部とし、弾性体にて軸先端方向に付勢した
ロック用ロッドと、該ロック用ロッドを付勢方向と反対
方向に移動させるロック解除手段と、前記ロック用ロッ
ドの略直交方向に軸方向移動自在とした係止軸体を有す
るロック頭部外れ止装置を設けた主連結体と、被連結体
とからなり、前記主連結体と被連結体との接触にてロッ
ク用ロッドのロック頭部が被連結体側に突出且つ貫通し
て弾発係合し、該弾発係合した状態においてロック頭部
の後方側に前記ロック頭部外れ止装置の先端が当接可能
に突出してなる建設作業機械用連結具としたことによ
り、作業中における主連結体と被連結体とが何らかの外
部力が作用することで不意に分離してしまうことを防止
するための構造を極めて簡単なものとし、且つその操作
も簡易且つ迅速にでき上記課題を解決したものである。
課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明を先
端をロック頭部とし、弾性体にて軸先端方向に付勢した
ロック用ロッドと、該ロック用ロッドを付勢方向と反対
方向に移動させるロック解除手段と、前記ロック用ロッ
ドの略直交方向に軸方向移動自在とした係止軸体を有す
るロック頭部外れ止装置を設けた主連結体と、被連結体
とからなり、前記主連結体と被連結体との接触にてロッ
ク用ロッドのロック頭部が被連結体側に突出且つ貫通し
て弾発係合し、該弾発係合した状態においてロック頭部
の後方側に前記ロック頭部外れ止装置の先端が当接可能
に突出してなる建設作業機械用連結具としたことによ
り、作業中における主連結体と被連結体とが何らかの外
部力が作用することで不意に分離してしまうことを防止
するための構造を極めて簡単なものとし、且つその操作
も簡易且つ迅速にでき上記課題を解決したものである。
【0006】
【作用】主連結体Aは、先端をロック頭部2とし、弾性
体7にて軸先端方向に付勢したロック用ロッドA1 と、
該ロック用ロッドA1 を付勢方向と反対方向に移動させ
るロック解除手段A2 と、前記ロック用ロッドA1 の略
直交方向に軸方向移動自在とした係止軸体C1 を有する
ロック頭部外れ止装置Cを設けている。その主連結体A
を被連結体Bに対して係合状態にて接触させロック頭部
2を被連結体B側(ロック用連結板28のロック用連結
孔28a)に突出且つ貫通して弾発係合させる(図2参
照)。
体7にて軸先端方向に付勢したロック用ロッドA1 と、
該ロック用ロッドA1 を付勢方向と反対方向に移動させ
るロック解除手段A2 と、前記ロック用ロッドA1 の略
直交方向に軸方向移動自在とした係止軸体C1 を有する
ロック頭部外れ止装置Cを設けている。その主連結体A
を被連結体Bに対して係合状態にて接触させロック頭部
2を被連結体B側(ロック用連結板28のロック用連結
孔28a)に突出且つ貫通して弾発係合させる(図2参
照)。
【0007】そして、主連結体A内において、弾発係合
状態のロック頭部2の後方側に向かって前記ロック頭部
外れ止装置Cの係止軸体C1 先端を突出させて、ロック
頭部2の後方と係止軸体C1 先端とが当接可能な状態と
しておく。このようにすることで、作業中において、た
とえロック頭部2に被破砕物やその破片等が当たること
があってもロック頭部2が後方に戻り、不用意にロック
が解除されて主連結体Aと被連結体Bとが作業中に分離
することを防止できる(図1参照)。
状態のロック頭部2の後方側に向かって前記ロック頭部
外れ止装置Cの係止軸体C1 先端を突出させて、ロック
頭部2の後方と係止軸体C1 先端とが当接可能な状態と
しておく。このようにすることで、作業中において、た
とえロック頭部2に被破砕物やその破片等が当たること
があってもロック頭部2が後方に戻り、不用意にロック
が解除されて主連結体Aと被連結体Bとが作業中に分離
することを防止できる(図1参照)。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明は主連結体Aと被連結体Bとから構成さ
れるものであって、その主連結体Aはショベル等の建設
用車両の建設作業用のブームb先端に装着され、被連結
体Bは掘削用バケット,破砕機等のアタッチメントa側
に装着され、ブームbとアタッチメントaとの連結を主
連結体Aと被連結体Bとを介して行うものである(図4
及び23参照)。
すると、本発明は主連結体Aと被連結体Bとから構成さ
れるものであって、その主連結体Aはショベル等の建設
用車両の建設作業用のブームb先端に装着され、被連結
体Bは掘削用バケット,破砕機等のアタッチメントa側
に装着され、ブームbとアタッチメントaとの連結を主
連結体Aと被連結体Bとを介して行うものである(図4
及び23参照)。
【0009】その主連結体Aは、図4等に示すように、
主基板1の一側面にロック用ロッドA1 及びロック解除
手段A2 等が装着され、他側面には建設用車両のブーム
b先端に装着する主装着部26が形成されている。それ
ぞれのロック用ロッドA1 は、ロック頭部2とガイド筒
部4とから構成されており、さらに、ロック頭部2の後
端部には停止用鍔2aが形成されている。そのロック頭
部2は、断面円形状に形成されている。また、ロック頭
部2の断面形状の変形例としては、図示しないが正方形
状或いは長方形状に形成することもある。
主基板1の一側面にロック用ロッドA1 及びロック解除
手段A2 等が装着され、他側面には建設用車両のブーム
b先端に装着する主装着部26が形成されている。それ
ぞれのロック用ロッドA1 は、ロック頭部2とガイド筒
部4とから構成されており、さらに、ロック頭部2の後
端部には停止用鍔2aが形成されている。そのロック頭
部2は、断面円形状に形成されている。また、ロック頭
部2の断面形状の変形例としては、図示しないが正方形
状或いは長方形状に形成することもある。
【0010】そのガイド筒部4には、図1,図2に示す
ように、軸杆34が貫通しており、且つ軸杆34の軸方
向両端側がガイド筒部4の外周面より突出した状態とな
っている。そして、前記軸杆34の両突出部分には管状
の被係止部5,5が装着されたり、軸杆34の突出した
部分をそのまま被係止部5,5としてもよい。また、ガ
イド筒部4は開口を有する中空部が形成され、前記軸杆
34が通過するようになっている。
ように、軸杆34が貫通しており、且つ軸杆34の軸方
向両端側がガイド筒部4の外周面より突出した状態とな
っている。そして、前記軸杆34の両突出部分には管状
の被係止部5,5が装着されたり、軸杆34の突出した
部分をそのまま被係止部5,5としてもよい。また、ガ
イド筒部4は開口を有する中空部が形成され、前記軸杆
34が通過するようになっている。
【0011】そして、中空部内を通過する軸杆34にワ
イヤ11が連結されており、そのワイヤ11によりロッ
ク頭部2を軸方向に移動させることができる。そのロッ
ク用ロッドA1 は、ガイド体6の支持により軸方向に往
復動作ができる構成としたものであり、ロック用ロッド
A1 のガイド筒部4には、図1,図2等に示すように、
コイルスプリング等の弾性体7の端部が当接し、他端が
ガイド体6に当接し、ガイド筒部4が弾性体7の弾性力
にて常時押圧されるものである。
イヤ11が連結されており、そのワイヤ11によりロッ
ク頭部2を軸方向に移動させることができる。そのロッ
ク用ロッドA1 は、ガイド体6の支持により軸方向に往
復動作ができる構成としたものであり、ロック用ロッド
A1 のガイド筒部4には、図1,図2等に示すように、
コイルスプリング等の弾性体7の端部が当接し、他端が
ガイド体6に当接し、ガイド筒部4が弾性体7の弾性力
にて常時押圧されるものである。
【0012】そのガイド体6には、係止用アーム8が回
動自在にピン等にて枢支されており、該枢支個所を枢支
点8pと称する。その係止用アーム8は、図2,図12
等に示すように、長手方向の端部側に切欠き形状の係止
用凹部8aが形成され、該係止用凹部8aがそれぞれの
ロック用ロッドA1 に設けた被係止部5に係止し、ロッ
ク用ロッドA1 を前記弾性体7の付勢方向に抗して、ロ
ック解除位置に停止させておくものである。
動自在にピン等にて枢支されており、該枢支個所を枢支
点8pと称する。その係止用アーム8は、図2,図12
等に示すように、長手方向の端部側に切欠き形状の係止
用凹部8aが形成され、該係止用凹部8aがそれぞれの
ロック用ロッドA1 に設けた被係止部5に係止し、ロッ
ク用ロッドA1 を前記弾性体7の付勢方向に抗して、ロ
ック解除位置に停止させておくものである。
【0013】また、前記係止用アーム8には、その長手
方向の適宜の個所に被当接部8bが形成され、該被当接
部8bが後述する被連結体Bの解除用押上部25により
押圧されて、係止用アーム8が枢支点8pを中心に回動
し、ロック用ロッドA1 の被係止部5から外れ、弾性体
7の付勢にて軸向に移動し、前記被連結体Bとの連結が
行われる(図2,図18参照)。
方向の適宜の個所に被当接部8bが形成され、該被当接
部8bが後述する被連結体Bの解除用押上部25により
押圧されて、係止用アーム8が枢支点8pを中心に回動
し、ロック用ロッドA1 の被係止部5から外れ、弾性体
7の付勢にて軸向に移動し、前記被連結体Bとの連結が
行われる(図2,図18参照)。
【0014】前記被当接部8bは、図18に示すよう
に、係止用アーム8の適宜の個所から突起状に形成さ
れ、後述する被連結体Bの解除用押上部25が当接且つ
押圧するようになっている。その係止用アーム8は、主
基板1との間に、係止用バネ9が設けられ、該係止用バ
ネ9により係止用アーム8の係止用凹部8aがそれぞれ
のロック用ロッドA1 の被係止部5に押圧状態にて係止
することができるように常時付勢されている。そのロッ
ク用ロッドA1 は、主基板1の面上に平行に配置されて
おり、それぞれのロック用ロッドA1 が前記ガイド体6
にて支持され、弾性体7にて付勢され、且つ係止用アー
ム8にてロック解除状態に停止可能となるようになって
いる。
に、係止用アーム8の適宜の個所から突起状に形成さ
れ、後述する被連結体Bの解除用押上部25が当接且つ
押圧するようになっている。その係止用アーム8は、主
基板1との間に、係止用バネ9が設けられ、該係止用バ
ネ9により係止用アーム8の係止用凹部8aがそれぞれ
のロック用ロッドA1 の被係止部5に押圧状態にて係止
することができるように常時付勢されている。そのロッ
ク用ロッドA1 は、主基板1の面上に平行に配置されて
おり、それぞれのロック用ロッドA1 が前記ガイド体6
にて支持され、弾性体7にて付勢され、且つ係止用アー
ム8にてロック解除状態に停止可能となるようになって
いる。
【0015】次に、ロック解除手段A2 は、ロック用ロ
ッドA1 をロック状態から解除するものである。該ロッ
ク解除手段A2 の構造は、ドラム10にワイヤ11が巻
掛けされ、ドラム10を回転させることによりロック用
ロッドA1 を弾性体7による付勢方向に対して反対方向
に引き寄せるものである。そのワイヤ11の一端は、ド
ラム10に適宜に固定されており、そのワイヤ11の他
端はガイド筒部4の後部端に連結されている。
ッドA1 をロック状態から解除するものである。該ロッ
ク解除手段A2 の構造は、ドラム10にワイヤ11が巻
掛けされ、ドラム10を回転させることによりロック用
ロッドA1 を弾性体7による付勢方向に対して反対方向
に引き寄せるものである。そのワイヤ11の一端は、ド
ラム10に適宜に固定されており、そのワイヤ11の他
端はガイド筒部4の後部端に連結されている。
【0016】その連結構造はガイド筒部4に貫通した軸
杆34に連結されている(図1,図2参照)。上記ロッ
ク解除手段A2 の構成を示すと、図1,図2に示すよう
に、そのドラム10の軸方向と同一方向にロック解除軸
19が設けられたものであり、該ロック解除軸19の入
力部19aは主連結体Aの外部に突出し、該入力部19
aにハンドル等の適宜な工具を差し込み、そのロック解
除軸19を外部から強制的に回転させドラム10を回転
させることができる。
杆34に連結されている(図1,図2参照)。上記ロッ
ク解除手段A2 の構成を示すと、図1,図2に示すよう
に、そのドラム10の軸方向と同一方向にロック解除軸
19が設けられたものであり、該ロック解除軸19の入
力部19aは主連結体Aの外部に突出し、該入力部19
aにハンドル等の適宜な工具を差し込み、そのロック解
除軸19を外部から強制的に回転させドラム10を回転
させることができる。
【0017】また、補助ロック機構A5 は、図1,図1
2等に示すように、ロック解除軸19に制御歯車16が
設けられ、そのロック解除軸19に隣接して回転規制カ
ム17を設けた補助ロック解除軸20さらには押圧シリ
ンダ18が夫々設置されている。その制御歯車16には
図20,図21に示すように、多数の規制歯16a,1
6a,…が形成され、回転規制カム17には規制突起1
7a,規制被押圧面17b及び係合凹部17cが形成さ
れている。各規制歯16aの円周方向一端側は円弧状に
形成され、他端は(円周に対して)略垂直状に形成され
ている。
2等に示すように、ロック解除軸19に制御歯車16が
設けられ、そのロック解除軸19に隣接して回転規制カ
ム17を設けた補助ロック解除軸20さらには押圧シリ
ンダ18が夫々設置されている。その制御歯車16には
図20,図21に示すように、多数の規制歯16a,1
6a,…が形成され、回転規制カム17には規制突起1
7a,規制被押圧面17b及び係合凹部17cが形成さ
れている。各規制歯16aの円周方向一端側は円弧状に
形成され、他端は(円周に対して)略垂直状に形成され
ている。
【0018】そして、制御歯車16は規制歯16aが円
弧状に形成されている方向に回転するときには、回転規
制カム17の規制突起17aを押し退けて回転し、制御
歯車16が規制歯16aの垂直状に形成されている方向
に回転しようとしても規制歯16aと規制突起17aと
が歯合することにより、制御歯車16の回転を停止させ
るものである。このように制御歯車16を特定方向のみ
に回転させることができ、その反対方向の回転は回転規
制カム17が歯合時のみ停止させることができる。
弧状に形成されている方向に回転するときには、回転規
制カム17の規制突起17aを押し退けて回転し、制御
歯車16が規制歯16aの垂直状に形成されている方向
に回転しようとしても規制歯16aと規制突起17aと
が歯合することにより、制御歯車16の回転を停止させ
るものである。このように制御歯車16を特定方向のみ
に回転させることができ、その反対方向の回転は回転規
制カム17が歯合時のみ停止させることができる。
【0019】また、回転規制カム17の規制被押圧面1
7bには前記押圧シリンダ18の押圧頭部18aが適正
な押圧力にて当接する構造となっており、その押圧状態
により規制突起17aが制御歯車16の規制歯16aに
常時歯合状態を維持するようになっている(図20参
照)。そして制御歯車16が特定方向に回転するときの
み、各規制歯16aが規制突起17aを押し上げて回転
してゆくものである。また、上記押圧シリンダ18の押
圧頭部18aは押圧シリンダ18のシリンダ筒内に収容
され、コイルスプリングにて弾発的に突出するものであ
る。
7bには前記押圧シリンダ18の押圧頭部18aが適正
な押圧力にて当接する構造となっており、その押圧状態
により規制突起17aが制御歯車16の規制歯16aに
常時歯合状態を維持するようになっている(図20参
照)。そして制御歯車16が特定方向に回転するときの
み、各規制歯16aが規制突起17aを押し上げて回転
してゆくものである。また、上記押圧シリンダ18の押
圧頭部18aは押圧シリンダ18のシリンダ筒内に収容
され、コイルスプリングにて弾発的に突出するものであ
る。
【0020】また、回転規制カム17には係合凹部17
cが形成され、その回転規制カム17を強制的に回転さ
せて係合凹部17cに前記押圧シリンダ18の押圧頭部
18aを係合させることで、回転規制カム17の規制突
起17aと制御歯車16の規制歯16aとの歯合状態が
解除され(図21参照)、その解除状態を維持するもの
である。このような解除状態において、ロック用ロッド
A1 の弾性体7の弾力によりフリー状態のドラム10が
ワイヤ11を介して自由に回転しつつ、ロック用ロッド
A1 が弾性体7の付勢に移動することができる(図22
参照)。
cが形成され、その回転規制カム17を強制的に回転さ
せて係合凹部17cに前記押圧シリンダ18の押圧頭部
18aを係合させることで、回転規制カム17の規制突
起17aと制御歯車16の規制歯16aとの歯合状態が
解除され(図21参照)、その解除状態を維持するもの
である。このような解除状態において、ロック用ロッド
A1 の弾性体7の弾力によりフリー状態のドラム10が
ワイヤ11を介して自由に回転しつつ、ロック用ロッド
A1 が弾性体7の付勢に移動することができる(図22
参照)。
【0021】その制御歯車16にはロック解除軸19が
設けられ、また回転規制カム17には補助ロック解除軸
20が設けられており、ロック解除軸19及び補助ロッ
ク解除軸20の軸端には入力部19a,20aが形成さ
れ、該入力部19a,20aには装置外部からハンドル
が着脱自在となる構造となっている。
設けられ、また回転規制カム17には補助ロック解除軸
20が設けられており、ロック解除軸19及び補助ロッ
ク解除軸20の軸端には入力部19a,20aが形成さ
れ、該入力部19a,20aには装置外部からハンドル
が着脱自在となる構造となっている。
【0022】上記のロック用ロッドA1 及びロック解除
手段A2 等の主基板1上に設けられた装置は、図2に示
すように、被覆体A3 にて被覆保護されており、具体的
には被覆体A3 は立方体箱形状に形成された筺体部21
がロック用ロッドA1 及びロック解除手段A2 を覆うよ
うにして主基板1上に形成されるものであって、その筺
体部21には、図1乃至図5等に示すように、ロック頭
部2が摺動自在となるようにロック頭部ガイド貫通孔2
2が形成されている。
手段A2 等の主基板1上に設けられた装置は、図2に示
すように、被覆体A3 にて被覆保護されており、具体的
には被覆体A3 は立方体箱形状に形成された筺体部21
がロック用ロッドA1 及びロック解除手段A2 を覆うよ
うにして主基板1上に形成されるものであって、その筺
体部21には、図1乃至図5等に示すように、ロック頭
部2が摺動自在となるようにロック頭部ガイド貫通孔2
2が形成されている。
【0023】さらに、筺体部21のロック頭部ガイド貫
通孔22が形成された側壁板には、図1乃至図4等に示
すように、後述する被連結体Bのロック用連結板28が
遊挿自在となる偏平挿入用溝23が形成されている。ま
た、筺体部21の頂部板上には、解除用貫通孔24が形
成され、該解除用貫通孔24の形成個所に対応する位置
に前記係止用アーム8の被当接部8bが存在し、その解
除用貫通孔24を介して被連結体Bの解除用押上部25
が挿入して係止用アーム8の被当接部8bを押圧可能な
構造となっている(図2参照)。
通孔22が形成された側壁板には、図1乃至図4等に示
すように、後述する被連結体Bのロック用連結板28が
遊挿自在となる偏平挿入用溝23が形成されている。ま
た、筺体部21の頂部板上には、解除用貫通孔24が形
成され、該解除用貫通孔24の形成個所に対応する位置
に前記係止用アーム8の被当接部8bが存在し、その解
除用貫通孔24を介して被連結体Bの解除用押上部25
が挿入して係止用アーム8の被当接部8bを押圧可能な
構造となっている(図2参照)。
【0024】その主連結体Aの主基板1には、主装着部
26が設けられており、具体的には、図3に示すよう
に、主装着部26は主基板1の幅方向両側端に装着板2
6a,26aが形成され、該装着板26a,26aには
装着孔26b,26bが形成されたものであって、ブー
ムb先端に装着するときには、連結用軸をその装着孔2
6b,26bに貫通させてブームb先端に装着されるも
のである(図3参照)。
26が設けられており、具体的には、図3に示すよう
に、主装着部26は主基板1の幅方向両側端に装着板2
6a,26aが形成され、該装着板26a,26aには
装着孔26b,26bが形成されたものであって、ブー
ムb先端に装着するときには、連結用軸をその装着孔2
6b,26bに貫通させてブームb先端に装着されるも
のである(図3参照)。
【0025】次に、被連結体Bでは従基板27の一側面
上にロック用連結板28が形成され、該ロック用連結板
28には前記ロック用ロッドA1 のロック頭部2が挿入
自在となるロック用連結孔28aが形成されている。具
体的には、被連結体Bと主連結体Aとを適正な連結状態
としたときに、そのロック用連結孔28aが、ロック用
ロッドA1 の軸方向と直交し、且つロック用連結孔28
aはロック頭部2に対向した状態となり、ロック用ロッ
ドA1 が軸方向に移動したときに、ロック頭部2がロッ
ク用連結孔28aに貫通することができるようになって
いる(図4参照)。
上にロック用連結板28が形成され、該ロック用連結板
28には前記ロック用ロッドA1 のロック頭部2が挿入
自在となるロック用連結孔28aが形成されている。具
体的には、被連結体Bと主連結体Aとを適正な連結状態
としたときに、そのロック用連結孔28aが、ロック用
ロッドA1 の軸方向と直交し、且つロック用連結孔28
aはロック頭部2に対向した状態となり、ロック用ロッ
ドA1 が軸方向に移動したときに、ロック頭部2がロッ
ク用連結孔28aに貫通することができるようになって
いる(図4参照)。
【0026】また、従基板27には、解除用押上部25
が形成され、該解除用押上部25が主連結体Aの被覆体
A3 方向に移動し、該被覆体A3 の解除用貫通孔24を
介して、前記係止用アーム8の被当接部8bを押圧する
ことができる構成となっている。また、従基板27には
従装着部29が形成され、具体的には、図2に示すよう
に、従装着部29は従基板27の幅方向両側端に従装着
板29a,29aが形成され、該従装着板29a,29
aには従装着孔29b,29bが形成されたものであっ
て、アタッチメントaに装着するときには、連結用軸を
その従装着孔29b,29bに貫通させてアタッチメン
トaに装着されるものである。
が形成され、該解除用押上部25が主連結体Aの被覆体
A3 方向に移動し、該被覆体A3 の解除用貫通孔24を
介して、前記係止用アーム8の被当接部8bを押圧する
ことができる構成となっている。また、従基板27には
従装着部29が形成され、具体的には、図2に示すよう
に、従装着部29は従基板27の幅方向両側端に従装着
板29a,29aが形成され、該従装着板29a,29
aには従装着孔29b,29bが形成されたものであっ
て、アタッチメントaに装着するときには、連結用軸を
その従装着孔29b,29bに貫通させてアタッチメン
トaに装着されるものである。
【0027】その主連結体A及び被連結体Bには係合体
A4 が設けられ、該係合体A4 の一実施例としては、連
結用軸杆30とフック31とからなるものであり、主連
結体Aと被連結体Bのいずれか一方に連結用軸杆30が
設けられ、他方には前記連結用軸杆30に係合自在、且
つ挿入開放部31aが形成されたフック31が設けられ
たものである。
A4 が設けられ、該係合体A4 の一実施例としては、連
結用軸杆30とフック31とからなるものであり、主連
結体Aと被連結体Bのいずれか一方に連結用軸杆30が
設けられ、他方には前記連結用軸杆30に係合自在、且
つ挿入開放部31aが形成されたフック31が設けられ
たものである。
【0028】図3,図4の実施例では、主連結体A側に
フック31が設けられ、被連結体Bに連結用軸杆30が
設けられたものであり、その連結用軸杆30は大径に形
成され、主基板1のロック用ロッドA1 及びロック解除
手段A2 が設けられている同一面に設置されたものであ
って、軸支持板32,32にて主基板1の面から適宜の
間隔をおいて設置されたものである。さらに、図示しな
いが、上記とは反対に主連結体A側に連結用軸杆30が
設けられ、被連結体B側にフック31が設けられた実施
例も存在している。
フック31が設けられ、被連結体Bに連結用軸杆30が
設けられたものであり、その連結用軸杆30は大径に形
成され、主基板1のロック用ロッドA1 及びロック解除
手段A2 が設けられている同一面に設置されたものであ
って、軸支持板32,32にて主基板1の面から適宜の
間隔をおいて設置されたものである。さらに、図示しな
いが、上記とは反対に主連結体A側に連結用軸杆30が
設けられ、被連結体B側にフック31が設けられた実施
例も存在している。
【0029】次に、ロック頭部外れ止装置Cについて説
明すると、まず図1に示すように、主に係止軸体C1 か
らなり、前記ロック用ロッドA1 の略直交方向に軸方向
移動自在としたもので主連結体Aの筺体部21により水
平状に支持され、軸方向移動に移動することができる。
明すると、まず図1に示すように、主に係止軸体C1 か
らなり、前記ロック用ロッドA1 の略直交方向に軸方向
移動自在としたもので主連結体Aの筺体部21により水
平状に支持され、軸方向移動に移動することができる。
【0030】ロック頭部外れ止装置Cは係止軸体C1 が
軸方向に移動することで、その先端部分(後述する係止
頭部35aとなる)が主連結体A内においてロック状態
のロック頭部2後方側に突出し、図19に示すように、
被破砕物或いはその破片等が衝突して生じる外力Fがロ
ック頭部2にかかった場合であっても、主連結体A内に
不用意に引っ込むことができないようにして、主連結体
Aと被連結体Bとがいきなり外れてしまうことを防止す
る。
軸方向に移動することで、その先端部分(後述する係止
頭部35aとなる)が主連結体A内においてロック状態
のロック頭部2後方側に突出し、図19に示すように、
被破砕物或いはその破片等が衝突して生じる外力Fがロ
ック頭部2にかかった場合であっても、主連結体A内に
不用意に引っ込むことができないようにして、主連結体
Aと被連結体Bとがいきなり外れてしまうことを防止す
る。
【0031】そのロック頭部外れ止装置Cの第1実施例
は図1及び図5乃至図11に示されており、軸杆部35
の先端を係止頭部35aとしたものである。先ず、図
1,図5,図6等に示すように、軸杆部35の先端に細
径部を一体的に形成し、これを係止頭部35aとする。
或いは図示しないが、単に軸杆部35の先端部分をその
まま係止頭部35aとして使用してもよい。そして、軸
杆部35の軸方向他端側には、ストッパー部38が形成
されている。該ストッパー部38は軸杆部35の軸径よ
りも大きな直径を有するもので、該ストッパー部38が
係止軸体C1 の係止頭部35aとロック用ロッドA1 と
の近接間隔を規制する。
は図1及び図5乃至図11に示されており、軸杆部35
の先端を係止頭部35aとしたものである。先ず、図
1,図5,図6等に示すように、軸杆部35の先端に細
径部を一体的に形成し、これを係止頭部35aとする。
或いは図示しないが、単に軸杆部35の先端部分をその
まま係止頭部35aとして使用してもよい。そして、軸
杆部35の軸方向他端側には、ストッパー部38が形成
されている。該ストッパー部38は軸杆部35の軸径よ
りも大きな直径を有するもので、該ストッパー部38が
係止軸体C1 の係止頭部35aとロック用ロッドA1 と
の近接間隔を規制する。
【0032】さらに、軸杆部35の他端側にはピン43
が固着されている。該ピン43は図8に示すように、軸
杆部35の軸方向に対して略直交するように外方に突出
しており、そのピン43の軸杆部35より突出した部分
が後述する解除用部材47に適正に引っ掛かり、ロック
頭部2の戻り防止機構を解除した状態に維持するもので
ある。また、軸杆部35の他端側(軸方向において係止
頭部35aとは反対側)には引出し部44が設けられて
おり、該引出し部44は具体的にはリング状をなし、軸
杆部35の他端側に形成した孔内固着された板片に設け
られている(図9,図10参照)。該引出し部44は主
連結体A内でロック用ロッドA1 から係止軸体C1 を引
き離すときに、係止軸体C1 を主連結体A外部から容易
に引き出すことができるものにしたものである。
が固着されている。該ピン43は図8に示すように、軸
杆部35の軸方向に対して略直交するように外方に突出
しており、そのピン43の軸杆部35より突出した部分
が後述する解除用部材47に適正に引っ掛かり、ロック
頭部2の戻り防止機構を解除した状態に維持するもので
ある。また、軸杆部35の他端側(軸方向において係止
頭部35aとは反対側)には引出し部44が設けられて
おり、該引出し部44は具体的にはリング状をなし、軸
杆部35の他端側に形成した孔内固着された板片に設け
られている(図9,図10参照)。該引出し部44は主
連結体A内でロック用ロッドA1 から係止軸体C1 を引
き離すときに、係止軸体C1 を主連結体A外部から容易
に引き出すことができるものにしたものである。
【0033】その係止軸体C1 は主連結体A内におい
て、弾発部材46によりロック用ロッドA1 に接近する
方向に付勢されている。その弾発部材46はコイルスプ
リングが使用され、該弾発部材46内に軸杆部35が挿
入されている。そして、軸杆部35の適宜の箇所に弾発
部材受け用フランジ45が固定され、該弾発部材受け用
フランジ45と主連結体Aの筺体部21内壁との間に弾
発部材46が装着されるものである(図5乃至図7参
照)。そして、弾発部材46の弾発力が、弾発部材受け
用フランジ45にかかり、該弾発部材受け用フランジ4
5が付勢されることにより、係止軸体C1 がロック用ロ
ッドA1 に向かって弾発的に付勢される構造となってい
る(図9参照)。
て、弾発部材46によりロック用ロッドA1 に接近する
方向に付勢されている。その弾発部材46はコイルスプ
リングが使用され、該弾発部材46内に軸杆部35が挿
入されている。そして、軸杆部35の適宜の箇所に弾発
部材受け用フランジ45が固定され、該弾発部材受け用
フランジ45と主連結体Aの筺体部21内壁との間に弾
発部材46が装着されるものである(図5乃至図7参
照)。そして、弾発部材46の弾発力が、弾発部材受け
用フランジ45にかかり、該弾発部材受け用フランジ4
5が付勢されることにより、係止軸体C1 がロック用ロ
ッドA1 に向かって弾発的に付勢される構造となってい
る(図9参照)。
【0034】その筺体部21には係止軸体C1 の軸受け
の役目もなす引出し用貫通孔21aが形成され、係止軸
体C1 の他端がその引出し用貫通孔21aから常時露出
した状態となる。また係止軸体C1 のストッパー部38
の直径は引出し用貫通孔21aの内径よりも大きくなっ
ており、引出し用貫通孔21aの周囲に引っ掛かるよう
になっている(図9参照)。
の役目もなす引出し用貫通孔21aが形成され、係止軸
体C1 の他端がその引出し用貫通孔21aから常時露出
した状態となる。また係止軸体C1 のストッパー部38
の直径は引出し用貫通孔21aの内径よりも大きくなっ
ており、引出し用貫通孔21aの周囲に引っ掛かるよう
になっている(図9参照)。
【0035】その主連結体Aの筺体部21において引出
し用貫通孔21aの外方側には、図5乃至図7等に示す
ように、解除用部材47が設けられている。該解除用部
材47は円筒形状をなし、その係止軸体C1 が遊挿可能
な程度の外部操作用貫通孔47hが形成されており、該
外部操作用貫通孔47hが前記引出し用貫通孔21aと
同心となるように筺体部21外部に設けられる。その解
除用部材47には、図7等に示すように、頂部に貫通す
る切欠状溝47aが形成されており、該切欠状溝47a
内に係止軸体C1 のピン43が挿入可能且つ切欠状溝4
7aから取り外し自在となっている。また、解除用部材
47の頂部は、図6,図7等に示すように、平坦状に形
成されており、切欠状溝47aからピン43を取り外し
たときに該ピン43をその頂部に引っかけておくことが
できる構造となっている(図7,図10参照)。
し用貫通孔21aの外方側には、図5乃至図7等に示す
ように、解除用部材47が設けられている。該解除用部
材47は円筒形状をなし、その係止軸体C1 が遊挿可能
な程度の外部操作用貫通孔47hが形成されており、該
外部操作用貫通孔47hが前記引出し用貫通孔21aと
同心となるように筺体部21外部に設けられる。その解
除用部材47には、図7等に示すように、頂部に貫通す
る切欠状溝47aが形成されており、該切欠状溝47a
内に係止軸体C1 のピン43が挿入可能且つ切欠状溝4
7aから取り外し自在となっている。また、解除用部材
47の頂部は、図6,図7等に示すように、平坦状に形
成されており、切欠状溝47aからピン43を取り外し
たときに該ピン43をその頂部に引っかけておくことが
できる構造となっている(図7,図10参照)。
【0036】また、解除用部材47の外周側面には円周
溝47bが形成され、該円周溝47bには外れ止用リン
グ48が掛けられるようになっている。該外れ止用リン
グ48はピン43が切欠状溝47aから外れないように
するものである(図6,図9参照)。
溝47bが形成され、該円周溝47bには外れ止用リン
グ48が掛けられるようになっている。該外れ止用リン
グ48はピン43が切欠状溝47aから外れないように
するものである(図6,図9参照)。
【0037】このロック頭部外れ止装置Cにおいて、ロ
ック頭部2の戻り防止の設定については、主連結体Aと
被連結体Bとが接続した状態で、図5に示すように、ロ
ック頭部2の後方に係止軸体C1 の係止頭部35aを近
接させて、ロック頭部2が後方に移動しようとしても、
係止頭部35aが邪魔してロック頭部2の戻りが不可能
な状態としておく。このとき、係止軸体C1 のピン43
は、図6,図9に示すように、解除用部材47の切欠状
溝47a内に挿入した状態である。
ック頭部2の戻り防止の設定については、主連結体Aと
被連結体Bとが接続した状態で、図5に示すように、ロ
ック頭部2の後方に係止軸体C1 の係止頭部35aを近
接させて、ロック頭部2が後方に移動しようとしても、
係止頭部35aが邪魔してロック頭部2の戻りが不可能
な状態としておく。このとき、係止軸体C1 のピン43
は、図6,図9に示すように、解除用部材47の切欠状
溝47a内に挿入した状態である。
【0038】次に、ロック頭部2の戻り防止状態を解除
するときは、解除用部材47から係止軸体C1 の引出し
部44をつまんで、その係止軸体C1 を筺体部21外部
に引き出す。このとき、係止軸体C1 は弾発部材46の
付勢方向に抗して引き出されることとなり、係止頭部3
5aはロック用ロッドA1 が軸方向に移動できる状態と
なる位置まで引き戻される(図10参照)。そして、そ
の係止軸体C1 が筺体部21外方に引き出されるときに
ピン43も切欠状溝47aから外れることとなる。
するときは、解除用部材47から係止軸体C1 の引出し
部44をつまんで、その係止軸体C1 を筺体部21外部
に引き出す。このとき、係止軸体C1 は弾発部材46の
付勢方向に抗して引き出されることとなり、係止頭部3
5aはロック用ロッドA1 が軸方向に移動できる状態と
なる位置まで引き戻される(図10参照)。そして、そ
の係止軸体C1 が筺体部21外方に引き出されるときに
ピン43も切欠状溝47aから外れることとなる。
【0039】そして、ピン43が切欠状溝47aから外
れた状態で引出し部44を介して係止軸体C1 を軸周方
向に適宜に回転させ(図11では略90度回転)、ピン
43を解除用部材47の頂部に引っかける。このとき、
弾発部材46の復元力が作用してピン43と解除用部材
47の頂部とが当接状態を維持する(図7参照)。この
状態で、ロック用ロッドA1 のロック頭部2をロック解
除手段A2 にて後方に引き戻すことができ、主連結体A
と被連結体Bとを強制的に分離させる。
れた状態で引出し部44を介して係止軸体C1 を軸周方
向に適宜に回転させ(図11では略90度回転)、ピン
43を解除用部材47の頂部に引っかける。このとき、
弾発部材46の復元力が作用してピン43と解除用部材
47の頂部とが当接状態を維持する(図7参照)。この
状態で、ロック用ロッドA1 のロック頭部2をロック解
除手段A2 にて後方に引き戻すことができ、主連結体A
と被連結体Bとを強制的に分離させる。
【0040】次に、ロック頭部外れ止装置Cの第2実施
例について述べる。第2実施例では係止軸体C1 と螺子
軸受部40とから構成されている。その係止軸体C
1 は、図12に示すように、軸先端を係止頭部35aと
した軸杆部35及び螺子杆部36,操作部37を有して
いる。また、軸杆部35と螺子杆部36との間にはスト
ッパー部38が形成される。また螺子杆部36の軸端に
は操作部37が形成され、該操作部37は具体的には六
角孔付きボルト頭状に形成されている。
例について述べる。第2実施例では係止軸体C1 と螺子
軸受部40とから構成されている。その係止軸体C
1 は、図12に示すように、軸先端を係止頭部35aと
した軸杆部35及び螺子杆部36,操作部37を有して
いる。また、軸杆部35と螺子杆部36との間にはスト
ッパー部38が形成される。また螺子杆部36の軸端に
は操作部37が形成され、該操作部37は具体的には六
角孔付きボルト頭状に形成されている。
【0041】該操作部37は、主連結体Aの外部に露出
しており、外部より六角ドライバー状の工具にて操作す
ることができる。また、螺子軸受部40は内部に内螺子
部40aが形成され、前記係止軸体C1 の螺子杆部36
が螺合する。そして、前記操作部37を工具にて回転さ
せることで、係止軸体C1 が軸方向に移動し、第1実施
例と同様に係止軸体C1 の係止頭部35aがロック用ロ
ッドA1 に接近したり離れたりする状態にできる(図1
3乃至図15参照)。
しており、外部より六角ドライバー状の工具にて操作す
ることができる。また、螺子軸受部40は内部に内螺子
部40aが形成され、前記係止軸体C1 の螺子杆部36
が螺合する。そして、前記操作部37を工具にて回転さ
せることで、係止軸体C1 が軸方向に移動し、第1実施
例と同様に係止軸体C1 の係止頭部35aがロック用ロ
ッドA1 に接近したり離れたりする状態にできる(図1
3乃至図15参照)。
【0042】また、ロック頭部外れ止装置Cの第3実施
例としては、図16に示すように、係止軸体C1 は軸先
端を係止頭部35aとした軸杆部35からなり、その軸
杆部35の他端側には作業員が持ちやすいように、引出
し用撮み部35bとして円板状に形成されている。そし
て、軸杆部35には所定位置に二つの固定用窪み部35
c,35cが形成され、その軸杆部35が主連結体Aに
形成した軸受部41に摺動可能に設けられボルト状の固
定具42が前記固定用窪み部35c,35cに係合する
ことで所定位置にて固定することができる構造となって
いる。図17は第3実施例のロック頭部外れ止装置Cを
解除した状態を示している。
例としては、図16に示すように、係止軸体C1 は軸先
端を係止頭部35aとした軸杆部35からなり、その軸
杆部35の他端側には作業員が持ちやすいように、引出
し用撮み部35bとして円板状に形成されている。そし
て、軸杆部35には所定位置に二つの固定用窪み部35
c,35cが形成され、その軸杆部35が主連結体Aに
形成した軸受部41に摺動可能に設けられボルト状の固
定具42が前記固定用窪み部35c,35cに係合する
ことで所定位置にて固定することができる構造となって
いる。図17は第3実施例のロック頭部外れ止装置Cを
解除した状態を示している。
【0043】そして、上記第1乃至第3実施例のロック
頭部外れ止装置Cにおいて、いずれの係止軸体C1 の係
止頭部35aでも、ロック用ロッドA1 の軸方向に略直
交する方向に移動し、係止頭部35aが弾発係合状態に
あるロック頭部2の後方側に突出し、ロック頭部2が不
用意に後方に戻ることを防止する。
頭部外れ止装置Cにおいて、いずれの係止軸体C1 の係
止頭部35aでも、ロック用ロッドA1 の軸方向に略直
交する方向に移動し、係止頭部35aが弾発係合状態に
あるロック頭部2の後方側に突出し、ロック頭部2が不
用意に後方に戻ることを防止する。
【0044】次に、ロック頭部2には、軸方向に空転防
止溝2bが形成され、また主連結体Aには空転防止ピン
49が前記ロック頭部2に対して略直交状態に設けられ
ている(図1,図2等参照)。その空転防止ピン49
は、図2に示すように軸端に螺子部が形成され、主連結
体Aにはロック頭部貫通孔22箇所に達するように小孔
が形成され、該小孔の内螺子部分に前記空転防止ピン4
9の螺子部が螺合して固定される。そして、空転防止ピ
ン49の先端がロック頭部2の空転防止溝2b内に僅か
に入り込むように構成され、ロック頭部2がロック頭部
貫通孔22内にて空転することを防止しながら軸方向に
のみ往復移動することができる。
止溝2bが形成され、また主連結体Aには空転防止ピン
49が前記ロック頭部2に対して略直交状態に設けられ
ている(図1,図2等参照)。その空転防止ピン49
は、図2に示すように軸端に螺子部が形成され、主連結
体Aにはロック頭部貫通孔22箇所に達するように小孔
が形成され、該小孔の内螺子部分に前記空転防止ピン4
9の螺子部が螺合して固定される。そして、空転防止ピ
ン49の先端がロック頭部2の空転防止溝2b内に僅か
に入り込むように構成され、ロック頭部2がロック頭部
貫通孔22内にて空転することを防止しながら軸方向に
のみ往復移動することができる。
【0045】本発明の建設作業機械用連結具の作用につ
いては、先ず、主連結体Aを建設用車両のブームb側先
端に装着し、被連結体Bをショベル,破砕機等のアタッ
チメントa側に装着する。このとき、主連結体Aでは、
図1に示すように、ロック用ロッドA1 は係止用アーム
8にてロック解除位置に固定した状態にしておく。
いては、先ず、主連結体Aを建設用車両のブームb側先
端に装着し、被連結体Bをショベル,破砕機等のアタッ
チメントa側に装着する。このとき、主連結体Aでは、
図1に示すように、ロック用ロッドA1 は係止用アーム
8にてロック解除位置に固定した状態にしておく。
【0046】次に、アタッチメントa側を地上に固定
し、建設用車両の運転室からブームbを操作して、主連
結体Aのフック31,31をアタッチメントaの被連結
体Bの連結用軸杆30個所に誘導し、フック31の挿入
開放部31aから連結用軸杆30を挿入する。次に、ブ
ームbを操作して、主連結体Aを連結用軸杆30を中心
にして、主連結体Aが被連結体Bと略平行となるまで回
動を続け、主連結体Aが被連結体Bに対して略平行に接
触すると、被連結体Bのロック用連結板28が主連結体
Aの偏平挿入用溝23内に収まり、且つロック用連結孔
28aとロック頭部2とが対向し、ロック頭部2がロッ
ク用連結孔28aに挿入可能な状態になる。
し、建設用車両の運転室からブームbを操作して、主連
結体Aのフック31,31をアタッチメントaの被連結
体Bの連結用軸杆30個所に誘導し、フック31の挿入
開放部31aから連結用軸杆30を挿入する。次に、ブ
ームbを操作して、主連結体Aを連結用軸杆30を中心
にして、主連結体Aが被連結体Bと略平行となるまで回
動を続け、主連結体Aが被連結体Bに対して略平行に接
触すると、被連結体Bのロック用連結板28が主連結体
Aの偏平挿入用溝23内に収まり、且つロック用連結孔
28aとロック頭部2とが対向し、ロック頭部2がロッ
ク用連結孔28aに挿入可能な状態になる。
【0047】これと略同時に、被連結体B側の解除用押
上部25が、主連結体Aの被覆体A3 に形成した解除用
貫通孔24に挿入し、その解除用押上部25が係止用ア
ーム8の被当接部8bに当たって、係止用アーム8をロ
ック用ロッドA1 の被係止部5から外し、ロック用ロッ
ドA1 の固定が解除されると、ロック用ロッドA1 は弾
性体7の弾性力にて軸方向に移動し、ロック頭部2がロ
ック用連結孔28aに挿入し、主連結体Aと被連結体B
との連結作業が完了する(図4参照)。
上部25が、主連結体Aの被覆体A3 に形成した解除用
貫通孔24に挿入し、その解除用押上部25が係止用ア
ーム8の被当接部8bに当たって、係止用アーム8をロ
ック用ロッドA1 の被係止部5から外し、ロック用ロッ
ドA1 の固定が解除されると、ロック用ロッドA1 は弾
性体7の弾性力にて軸方向に移動し、ロック頭部2がロ
ック用連結孔28aに挿入し、主連結体Aと被連結体B
との連結作業が完了する(図4参照)。
【0048】次に、連結状態の主連結体Aと被連結体B
とを分離するには、アタッチメントaを地上に置いて安
定な状態とし、ロック解除軸19の入力部19aにハン
ドルを装着し、ロック解除軸19を回転させて、ドラム
10のワイヤ11を巻上げる方向に回転させ、ワイヤ1
1を介してロック用ロッドA1 を弾性体7の付勢方向と
反対側に引き寄せ、ロック用ロッドA1 のロック頭部2
をロック用連結孔28aから引き出す。
とを分離するには、アタッチメントaを地上に置いて安
定な状態とし、ロック解除軸19の入力部19aにハン
ドルを装着し、ロック解除軸19を回転させて、ドラム
10のワイヤ11を巻上げる方向に回転させ、ワイヤ1
1を介してロック用ロッドA1 を弾性体7の付勢方向と
反対側に引き寄せ、ロック用ロッドA1 のロック頭部2
をロック用連結孔28aから引き出す。
【0049】そして、係止用アーム8の係止用凹部8a
箇所にロック用ロッドA1 の被係止部5が到達し、主連
結体Aと被連結体Bとを連結用軸杆30を中心として回
転させつつ離間させると、係止用アーム8の被当接部8
bから解除用押上部25が離れて、係止用凹部8aと被
係止部5とが係止状態となり、ロック用ロッドA1 がロ
ック解除位置に固定されて、その主連結体Aと被連結体
Bとの分離が完了する。また、再度主連結体Aを被連結
体Bに連結するためには、補助ロック機構A5の回転規
制カム17を制御歯車16から外して解除状態とし制御
歯車16をフリー状態とする。これによってドラム10
もフリー状態となり、このような状態とすることで主連
結体Aと被連結体Bとの連結時において、ロック用ロッ
ドA1 は弾性体7の弾性によりその付勢方向に自由に移
動することができる。
箇所にロック用ロッドA1 の被係止部5が到達し、主連
結体Aと被連結体Bとを連結用軸杆30を中心として回
転させつつ離間させると、係止用アーム8の被当接部8
bから解除用押上部25が離れて、係止用凹部8aと被
係止部5とが係止状態となり、ロック用ロッドA1 がロ
ック解除位置に固定されて、その主連結体Aと被連結体
Bとの分離が完了する。また、再度主連結体Aを被連結
体Bに連結するためには、補助ロック機構A5の回転規
制カム17を制御歯車16から外して解除状態とし制御
歯車16をフリー状態とする。これによってドラム10
もフリー状態となり、このような状態とすることで主連
結体Aと被連結体Bとの連結時において、ロック用ロッ
ドA1 は弾性体7の弾性によりその付勢方向に自由に移
動することができる。
【0050】なお、上述したように主連結体Aはブーム
b先端に装着され、被連結体Bはアタッチメントa側に
装着されることが多いが、必ずしも該実施例に限定され
るものではなく、主連結体Aがアタッチメントaに装着
され、被連結体Bがブームb先端に装着されることもあ
る。また、主連結体A及び被連結体Bは、予めブームb
先端及びアタッチメントaに一体的に形成することもあ
る。
b先端に装着され、被連結体Bはアタッチメントa側に
装着されることが多いが、必ずしも該実施例に限定され
るものではなく、主連結体Aがアタッチメントaに装着
され、被連結体Bがブームb先端に装着されることもあ
る。また、主連結体A及び被連結体Bは、予めブームb
先端及びアタッチメントaに一体的に形成することもあ
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1においては、先端をロック頭部
2とし、弾性体7にて軸先端方向に付勢したロック用ロ
ッドA1 と、該ロック用ロッドA1 を付勢方向と反対方
向に移動可能させるロック解除手段A2 と、前記ロック
用ロッドA1 の略直交方向に軸方向移動自在とした係止
軸体C1 を有するロック頭部外れ止装置Cと、被連結体
Bとからなり、主連結体Aと被連結体Bとの接触にてロ
ック用ロッドA1 のロック頭部2が被連結体B側に突出
且つ貫通して弾発係合し、該弾発係合した状態において
ロック頭部2の後方側に前記ロック頭部外れ止装置Cの
先端が当接可能に突出してなる建設作業機械用連結具と
したことにより、先ず第1に主連結体Aと被連結体Bの
接続を強固にすることができるし、第2に操作を簡単に
することができるし、第3に部品の紛失を防止すること
ができる。
2とし、弾性体7にて軸先端方向に付勢したロック用ロ
ッドA1 と、該ロック用ロッドA1 を付勢方向と反対方
向に移動可能させるロック解除手段A2 と、前記ロック
用ロッドA1 の略直交方向に軸方向移動自在とした係止
軸体C1 を有するロック頭部外れ止装置Cと、被連結体
Bとからなり、主連結体Aと被連結体Bとの接触にてロ
ック用ロッドA1 のロック頭部2が被連結体B側に突出
且つ貫通して弾発係合し、該弾発係合した状態において
ロック頭部2の後方側に前記ロック頭部外れ止装置Cの
先端が当接可能に突出してなる建設作業機械用連結具と
したことにより、先ず第1に主連結体Aと被連結体Bの
接続を強固にすることができるし、第2に操作を簡単に
することができるし、第3に部品の紛失を防止すること
ができる。
【0052】上記効果を詳述すると、ロック頭部外れ止
装置Cにおいて、係止軸体C1 は前記ロック用ロッドA
1 の略直交方向に軸方向移動自在とし、主連結体Aと被
連結体Bとが接触してロック用ロッドA1 のロック頭部
2が被連結体B側に突出且つ貫通して弾発係合した状態
においてロック頭部2の後方側に前記ロック頭部外れ止
装置Cの先端を当接可能に突出させる構造としているの
で、ロック用ロッドA1 のロック頭部2が一旦被連結体
B側に突出して弾発係合すると、係止軸体C1の先端が
ロック頭部2の後方側に突出して、何らかの外力が作用
してロック頭部2が軸方向後方に移動しようとしても、
これを阻止し、主連結体Aと被連結体Bとの接続が不用
意に外れることを防止することができる。
装置Cにおいて、係止軸体C1 は前記ロック用ロッドA
1 の略直交方向に軸方向移動自在とし、主連結体Aと被
連結体Bとが接触してロック用ロッドA1 のロック頭部
2が被連結体B側に突出且つ貫通して弾発係合した状態
においてロック頭部2の後方側に前記ロック頭部外れ止
装置Cの先端を当接可能に突出させる構造としているの
で、ロック用ロッドA1 のロック頭部2が一旦被連結体
B側に突出して弾発係合すると、係止軸体C1の先端が
ロック頭部2の後方側に突出して、何らかの外力が作用
してロック頭部2が軸方向後方に移動しようとしても、
これを阻止し、主連結体Aと被連結体Bとの接続が不用
意に外れることを防止することができる。
【0053】次に、本発明では、ロック頭部外れ止装置
Cは、その係止軸体C1 をロック用ロッドA1 の略直交
方向に軸方向移動自在とし、ロック用ロッドA1 のロッ
ク頭部2が被連結体B側に突出且つ貫通して弾発係合し
た状態においてロック頭部2の後方側に前記ロック頭部
外れ止装置Cの先端が当接可能となる構造としているの
で、係止軸体C1 は主連結体A側に装着するものであ
り、主連結体Aから分離することがない。
Cは、その係止軸体C1 をロック用ロッドA1 の略直交
方向に軸方向移動自在とし、ロック用ロッドA1 のロッ
ク頭部2が被連結体B側に突出且つ貫通して弾発係合し
た状態においてロック頭部2の後方側に前記ロック頭部
外れ止装置Cの先端が当接可能となる構造としているの
で、係止軸体C1 は主連結体A側に装着するものであ
り、主連結体Aから分離することがない。
【0054】それゆえに、係止軸体C1 がロック頭部2
の不用意な弾発係合の解除を防止する作用を行っている
ときは当然であるが、たとえ係止軸体C1 をロック頭部
2から解除した状態であっても、係止軸体C1 を主連結
体Aから分離させておくものではない。それゆえに、ロ
ック頭部2の先端面に主連結体Aの外部よりキャップ材
等を固着して、ロック頭部2の不用意な弾発係合状態の
解除を防止するタイプのものに比較すると、キャップ材
の非使用時では、ロック頭部2から分離して保存,管理
することとなり、そのキャップ材をロック頭部2に装着
すること自体がとても面倒であるのみならず、このキャ
ップ材を紛失するおそれさえ十分に生じるものであっ
た。
の不用意な弾発係合の解除を防止する作用を行っている
ときは当然であるが、たとえ係止軸体C1 をロック頭部
2から解除した状態であっても、係止軸体C1 を主連結
体Aから分離させておくものではない。それゆえに、ロ
ック頭部2の先端面に主連結体Aの外部よりキャップ材
等を固着して、ロック頭部2の不用意な弾発係合状態の
解除を防止するタイプのものに比較すると、キャップ材
の非使用時では、ロック頭部2から分離して保存,管理
することとなり、そのキャップ材をロック頭部2に装着
すること自体がとても面倒であるのみならず、このキャ
ップ材を紛失するおそれさえ十分に生じるものであっ
た。
【0055】これに、比較して本発明では、主連結体A
にロック頭部外れ止装置Cを装着したもので、該ロック
頭部外れ止装置Cの係止軸体C1 は非作用時においても
主連結体Aから分離して保存しておくものではなく、従
って部品を紛失したりするおそれは全くなく、作業員は
部品の保存,管理に必要以上の神経を使うことなく安心
して作業を行うことができる。
にロック頭部外れ止装置Cを装着したもので、該ロック
頭部外れ止装置Cの係止軸体C1 は非作用時においても
主連結体Aから分離して保存しておくものではなく、従
って部品を紛失したりするおそれは全くなく、作業員は
部品の保存,管理に必要以上の神経を使うことなく安心
して作業を行うことができる。
【0056】次に、請求項2においては請求項1におい
て、前記ロック頭部外れ止装置Cは、先端を係止頭部3
5aとし、軸方向他端側には略直交状に突出するピン4
3を設けた係止軸体C1 と、該係止軸体C1 の係止頭部
35aをロック用ロッドA1方向に向けて弾発的に付勢
する弾発部材46と、切欠状溝47aを形成した解除用
部材47とからなり、該解除用部材47は主連結体Aの
外面側に設け、解除用部材47から係止軸体C1 を主連
結体A外部方向に引出し可能とし、ピン43は前記切欠
状溝47aに挿入且つ取り外し自在とし、且つ解除用部
材47の頂面部に係止可能としてなる建設作業機械用連
結具としたことにより、極めて簡単な操作にて、ロック
頭部外れ止装置の動作,解除を行うことができるし、そ
の構造も極めて簡単なものにできる。
て、前記ロック頭部外れ止装置Cは、先端を係止頭部3
5aとし、軸方向他端側には略直交状に突出するピン4
3を設けた係止軸体C1 と、該係止軸体C1 の係止頭部
35aをロック用ロッドA1方向に向けて弾発的に付勢
する弾発部材46と、切欠状溝47aを形成した解除用
部材47とからなり、該解除用部材47は主連結体Aの
外面側に設け、解除用部材47から係止軸体C1 を主連
結体A外部方向に引出し可能とし、ピン43は前記切欠
状溝47aに挿入且つ取り外し自在とし、且つ解除用部
材47の頂面部に係止可能としてなる建設作業機械用連
結具としたことにより、極めて簡単な操作にて、ロック
頭部外れ止装置の動作,解除を行うことができるし、そ
の構造も極めて簡単なものにできる。
【0057】上記効果を詳述すると、前記ロック頭部外
れ止装置Cの係止軸体C1 は先端を係止頭部35aと
し、軸方向他端側には略直交状に突出するピン43を設
けており、連結体Aの外面側に設けた解除用部材47は
切欠状溝47aを備え、係止軸体C1 を解除用部材47
から、主連結体A外部方向に引出し可能としている。
れ止装置Cの係止軸体C1 は先端を係止頭部35aと
し、軸方向他端側には略直交状に突出するピン43を設
けており、連結体Aの外面側に設けた解除用部材47は
切欠状溝47aを備え、係止軸体C1 を解除用部材47
から、主連結体A外部方向に引出し可能としている。
【0058】そして、係止軸体C1 の係止頭部35aを
ロック用ロッドA1 方向に向けて弾発的に付勢する弾発
部材46が主連結体A内に設けられており、前記切欠状
溝47aからピン43を抜くようにしてロック用ロッド
A1 を主連結体Aの外方に引き出せば、後はその係止軸
体C1 を図11に示すように、僅かに軸周方向に回転さ
せるのみで前記ピン43を解除用部材47の頂面部に係
止状態としてロック頭部2から係止頭部35aを離すこ
とができる(図7,図10参照)。また、前記ピン43
を切欠状溝47aに戻すようにすることで係止頭部35
aはロック頭部2後方に突出しロック頭部2の後方への
戻りをロックすることができる(図6参照)。上記作業
は極めて簡単且つ略瞬時に行うことができ、作業の効率
化及び安全性等を確保することができる。
ロック用ロッドA1 方向に向けて弾発的に付勢する弾発
部材46が主連結体A内に設けられており、前記切欠状
溝47aからピン43を抜くようにしてロック用ロッド
A1 を主連結体Aの外方に引き出せば、後はその係止軸
体C1 を図11に示すように、僅かに軸周方向に回転さ
せるのみで前記ピン43を解除用部材47の頂面部に係
止状態としてロック頭部2から係止頭部35aを離すこ
とができる(図7,図10参照)。また、前記ピン43
を切欠状溝47aに戻すようにすることで係止頭部35
aはロック頭部2後方に突出しロック頭部2の後方への
戻りをロックすることができる(図6参照)。上記作業
は極めて簡単且つ略瞬時に行うことができ、作業の効率
化及び安全性等を確保することができる。
【0059】次に、請求項3においては、請求項1にお
いて前記ロック頭部外れ止装置Cは、軸先端を係止頭部
35aとした軸杆部35及び螺子杆部36,操作部37
を有する係止軸体C1 と内螺子部40aを有する螺子軸
受部40とからなり、該螺子軸受部40は主連結体A内
に設け、前記螺子杆部36が内螺子部40aに螺合して
なる建設作業機械用連結具としたことにより、先ず第1
に操作が簡単であり、激しい使用状況下においても係止
軸体C1 が簡単には緩まずロック用ロッドA1の不用意
な弾発係合の解除を防止することができる。
いて前記ロック頭部外れ止装置Cは、軸先端を係止頭部
35aとした軸杆部35及び螺子杆部36,操作部37
を有する係止軸体C1 と内螺子部40aを有する螺子軸
受部40とからなり、該螺子軸受部40は主連結体A内
に設け、前記螺子杆部36が内螺子部40aに螺合して
なる建設作業機械用連結具としたことにより、先ず第1
に操作が簡単であり、激しい使用状況下においても係止
軸体C1 が簡単には緩まずロック用ロッドA1の不用意
な弾発係合の解除を防止することができる。
【0060】即ち、ロック頭部外れ止装置Cは、軸先端
を係止頭部35aとした軸杆部35及び螺子杆部36,
操作部37を有する係止軸体C1 と内螺子部40aを有
する螺子軸受部40とから構成したもので、係止軸体C
1 の突出及び引っ込み状態は係止軸体C1 の螺子杆部3
6及び螺子軸受部40の内螺子部40aの螺合により行
われるもので、単に係止軸体C1 を軸周方向に回転させ
ることで、その係止頭部35aがロック頭部2の後方箇
所に突出したり、或いは引っ込めたりすることができ
る。さらに、係止軸体C1 の螺子杆部36及び螺子軸受
部40の内螺子部40aの螺合にて、振動がかかって
も、係止軸体C1 が簡単に外れることがなく、激しい作
業状況下において、十分に耐えうるものである。
を係止頭部35aとした軸杆部35及び螺子杆部36,
操作部37を有する係止軸体C1 と内螺子部40aを有
する螺子軸受部40とから構成したもので、係止軸体C
1 の突出及び引っ込み状態は係止軸体C1 の螺子杆部3
6及び螺子軸受部40の内螺子部40aの螺合により行
われるもので、単に係止軸体C1 を軸周方向に回転させ
ることで、その係止頭部35aがロック頭部2の後方箇
所に突出したり、或いは引っ込めたりすることができ
る。さらに、係止軸体C1 の螺子杆部36及び螺子軸受
部40の内螺子部40aの螺合にて、振動がかかって
も、係止軸体C1 が簡単に外れることがなく、激しい作
業状況下において、十分に耐えうるものである。
【0061】次に、請求項4においては、請求項1にお
いて、前記ロック頭部外れ止装置Cは、軸先端を係止頭
部35aとした軸杆部35を有する係止軸体C1 と、前
記軸杆部35が摺動自在となる軸受部41とからなり、
該係止軸体C1 を所定位置に固定可能な固定具42とか
らなる建設作業機械用連結具としたことにより、係止軸
体C1 のセッティングを迅速に行うことができる。これ
は、固定具42を緩めることにより係止軸体C1 は軸方
向に簡単に摺動させることができ、該係止軸体C1 をロ
ック用ロッドA1 の不用意な弾発係合解除を防止するた
めの設定及び解除における作業を容易且つ迅速にできる
ものである。
いて、前記ロック頭部外れ止装置Cは、軸先端を係止頭
部35aとした軸杆部35を有する係止軸体C1 と、前
記軸杆部35が摺動自在となる軸受部41とからなり、
該係止軸体C1 を所定位置に固定可能な固定具42とか
らなる建設作業機械用連結具としたことにより、係止軸
体C1 のセッティングを迅速に行うことができる。これ
は、固定具42を緩めることにより係止軸体C1 は軸方
向に簡単に摺動させることができ、該係止軸体C1 をロ
ック用ロッドA1 の不用意な弾発係合解除を防止するた
めの設定及び解除における作業を容易且つ迅速にできる
ものである。
【図1】本発明の縦断平面図
【図2】主連結体と被連結体とを結合した状態を示す縦
断側面図
断側面図
【図3】主連結体と被連結体とを分離した状態の略示斜
視図
視図
【図4】(A)は主連結体の縦断側面図 (B)は被連結体の縦断側面図
【図5】ロック頭部外れ止装置の構成を示す要部平面図
【図6】ロック頭部外れ止装置の構成を示す要部斜視図
【図7】解除状態におけるロック頭部外れ止装置の要部
平面図
平面図
【図8】係止軸体の斜視図
【図9】係止頭部がロック頭部後部に突出した状態を示
す要部平面図
す要部平面図
【図10】解除状態となったロック頭部外れ止装置の要
部平面図
部平面図
【図11】解除用部材にピンが係止した状態を示す略示
図
図
【図12】ロック頭部外れ止装置の別の実施例を示す要
部斜視図
部斜視図
【図13】ロック頭部後方より見たロック頭部外れ止装
置の構成図
置の構成図
【図14】ロック頭部外れ止装置の係止頭部がロック頭
部後方に突出した状態を示す要部平面図
部後方に突出した状態を示す要部平面図
【図15】ロック頭部外れ止装置が解除した状態を示す
要部平面図
要部平面図
【図16】ロック頭部外れ止装置の係止頭部がロック頭
部後方に突出した状態を示す要部平面図
部後方に突出した状態を示す要部平面図
【図17】本発明の別の実施例のロック頭部外れ止装置
か解除した状態を示す要部平面図
か解除した状態を示す要部平面図
【図18】ロック頭部がロック用連結孔に貫通した状態
を示す要部縦断側面図
を示す要部縦断側面図
【図19】ロック頭部が外力により押圧されたときにロ
ック頭部外れ止装置が作用している状態を示す要部縦断
側面図
ック頭部外れ止装置が作用している状態を示す要部縦断
側面図
【図20】補助ロック機構において制御歯車と回転規制
カムとが係合した状態を示す略示図
カムとが係合した状態を示す略示図
【図21】補助ロック機構において制御歯車から回転規
制カムの係合を解除した状態を示す略示図
制カムの係合を解除した状態を示す略示図
【図22】ロック用ロッドが付勢方向と反対方向に移動
するところを示す縦断側面図
するところを示す縦断側面図
【図23】(A)はブームにてアタッチメントを装着す
る状態を示す略示図 (B)はアタッチメントと被連結体とを一体的にした実
施例の略示図
る状態を示す略示図 (B)はアタッチメントと被連結体とを一体的にした実
施例の略示図
A…主連結体 A1 …ロック用ロッド 2…ロック頭部 7…弾性体 A2 …ロック解除手段 C…ロック頭部外れ止装置 C1 …係止軸体 35…軸杆部 35a…係止頭部 36…螺子杆部 37…操作部 40…螺子軸受部 40a…内螺子部 41…軸受部 43…ピン 46…弾発部材 47…解除用部材 47a…切欠状溝 B…被連結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 智昭 千葉市花見川区千種町314番地 株式会 社坂戸工作所内 (72)発明者 松居 邦彦 千葉市花見川区千種町314番地 株式会 社坂戸工作所内 (72)発明者 永吉 勇 千葉市花見川区千種町314番地 株式会 社坂戸工作所内 (72)発明者 久野 利之 千葉市花見川区千種町314番地 株式会 社坂戸工作所内 (56)参考文献 特開 平6−272275(JP,A) 実開 昭60−14313(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/40
Claims (4)
- 【請求項1】 先端をロック頭部とし、弾性体にて軸先
端方向に付勢したロック用ロッドと、該ロック用ロッド
を付勢方向と反対方向に移動させるロック解除手段と、
前記ロック用ロッドの略直交方向に軸方向移動自在とし
た係止軸体を有するロック頭部外れ止装置を設けた主連
結体と、被連結体とからなり、前記主連結体と被連結体
との接触にてロック用ロッドのロック頭部が被連結体側
に突出且つ貫通して弾発係合し、該弾発係合した状態に
おいてロック頭部の後方側に前記ロック頭部外れ止装置
の先端が当接可能に突出してなることを特徴とした建設
作業機械用連結具。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ロック頭部外れ
止装置は、先端を係止頭部とし、軸方向他端側には略直
交状に突出するピンを設けた係止軸体と、該係止軸体の
係止頭部をロック用ロッド方向に向けて弾発的に付勢す
る弾発部材と、切欠状溝を形成した解除用部材とからな
り、該解除用部材は主連結体の外面側に設け、解除用部
材から係止軸体を主連結体外部方向に引出し可能とし、
ピンは前記切欠状溝に挿入且つ取り外し自在とし、且つ
解除用部材の頂面部に係止可能としてなることを特徴と
した建設作業機械用連結具。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ロック頭部外れ
止装置は、軸先端を係止頭部とした軸杆部及び螺子杆
部,操作部を有する係止軸体と内螺子部を有する螺子軸
受部とからなり、前記螺子杆部が内螺子部に螺合してな
ることを特徴とした建設作業機械用連結具。 - 【請求項4】 請求項1において、前記ロック頭部外れ
止装置は、軸先端を係止頭部とした軸杆部を有する係止
軸体と、前記軸杆部が摺動自在となる軸受部とからな
り、該係止軸体を所定位置に固定可能な固定具とからな
ることを特徴とした建設作業機械用連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03285395A JP3283393B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 建設作業機械用連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03285395A JP3283393B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 建設作業機械用連結具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08209732A JPH08209732A (ja) | 1996-08-13 |
JP3283393B2 true JP3283393B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=12370404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03285395A Expired - Fee Related JP3283393B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 建設作業機械用連結具 |
Country Status (1)
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ITBO20070728A1 (it) * | 2007-10-30 | 2009-04-30 | Cangini Benne Srl | Dispositivo con blocco di sicurezza per connettere un utensile ad un mezzo di azionamento. |
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1995
- 1995-01-31 JP JP03285395A patent/JP3283393B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08209732A (ja) | 1996-08-13 |
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