JP3283321B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

Info

Publication number
JP3283321B2
JP3283321B2 JP06876493A JP6876493A JP3283321B2 JP 3283321 B2 JP3283321 B2 JP 3283321B2 JP 06876493 A JP06876493 A JP 06876493A JP 6876493 A JP6876493 A JP 6876493A JP 3283321 B2 JP3283321 B2 JP 3283321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
speed
shift
hydraulic pressure
release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06876493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06280981A (ja
Inventor
満一 田坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP06876493A priority Critical patent/JP3283321B2/ja
Publication of JPH06280981A publication Critical patent/JPH06280981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283321B2 publication Critical patent/JP3283321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速制御
装置に関し、とりわけ、低速段から高速段への変速が連
続して発生した場合のショックを緩和するようにした自
動変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される自動変速機
はトルクコンバータを介して機関出力が入力され、変速
歯車機構の動力伝達経路に組み込まれたクラッチとかブ
レーキ等の複数の摩擦要素が、車速とかアクセル開度等
の運転状態に応じて選択的に締結および解放されること
により、その運転状態に応じた変速が複数設定されるよ
うになっている。前記摩擦要素は特開平2−76968
号公報(F16H 61/08)に開示されるように、
各種切換バルブを備えた油圧制御回路で発生される制御
油圧により締結および解放されるようになっており、こ
の制御油圧は前記運転状態、つまり、図7に示すように
基本的に車速Vとスロットル開度TVO とに基づいて設定
した変速パターンに従って切換制御される。尚、それぞ
れの変速段を決定する各種切換バルブは、マイコン制御
されるソレノイドバルブで発生する切換油圧により切換
制御される。
【0003】例えば、前記摩擦要素としては1速で解放
され、2速で締結され、3速で再度解放されると共に、
4速で締結される2−4バンドブレーキがあり、このバ
ンドブレーキは締結室と解放室とを設けたサーボピスト
ンにより作動されるようになっている。即ち、前記サー
ボピストンは締結室および解放室に作用する受圧面積差
を利用して駆動されるようになっており、1速では締結
室および解放室両者に油圧が供給されない状態にあり、
2速では締結室に油圧が供給されることによりバンドブ
レーキを締結し、3速では2速状態から更に解放室に油
圧が供給されることによりバンドブレーキを解放し、更
に、4速では解放室の油圧が排除されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の自動変速機の変速制御装置にあっては、スロット
ルを全開にして急激にスロットルを全閉にするような運
転状況の場合、図7中矢印で示したように1−2変速
(第1の変速)ラインaを横切った後、直ちに下降して
2−3変速(第2の変速)ラインbを横切ることにな
る。この場合、1速から3速に変速されるべきである
が、前記2−4バンドブレーキは、1−2変速ラインa
を横切った時点で締結室に油圧が供給されるが、この油
圧が供給される途中で3速段の指令が出力されることに
なる。このため、2速状態で締結室へ供給される油圧が
ある程度高くなった時点で、3速の指令に伴って解放室
に油圧が供給されようとする。つまり、2−4バンドブ
レーキはアクチュエータの締結室が要量過多となった状
態で解放室に油圧が供給されようとする。
【0005】ところが、前記2−3変速時にはスロット
ルを全閉にしたことによりエンジン負荷の低下に伴って
2−4バンドブレーキが締結され易くなることと、3速
指令によって解放室に供給されようとする油圧に追従遅
れが生じることにより、アクチュエータは1−2変速判
断により既に締結室に供給されている油圧によって2−
4バンドブレーキは一瞬締結状態となる。従って、1速
から3速への変速途中において一時的に2速段が設定さ
れてしまうため、前記バンドブレーキに締結ショックを
生じ、延いてはこれが変速ショックとなって車両の乗り
心地性を著しく悪化してしまうという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、第1の変速から第2の変速に急激に変化される場合
に、中間段が設定されるのを防止してショックを低減す
るようにした自動変速機の変速制御装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の構成は、油圧を給排するために開閉
される排圧手段をそれぞれ設けた締結室および解放室を
有するアクチュエータによって締結および解放される摩
擦要素を備え、所定の第1変速段では両排圧手段が開か
れて前記締結室および前記解放室双方の油圧が排除され
て該摩擦要素が解放状態とされ、該第1変速段より高速
側の所定の第2変速段では前記締結室の排圧手段が閉じ
られて当該締結室に油圧が供給されるとともに前記解放
室の排圧手段が開かれて当該解放室の油圧が排除されて
該摩擦要素が締結状態とされ、該第2の変速段より高速
側の所定の第3変速段では両排圧手段が閉じられて前記
締結室および前記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦
要素が解放状態とされるようにし、前記所定の第1変速
段から前記所定の第2変速段へ変速を行う第1の変速
前記締結室に油圧を供給してこの摩擦要素を締結し、
前記所定の第2変速段から前記所定の第3変速段へ変速
を行う第2の変速では前記解放室に油圧を供給してこの
摩擦要素を解放する自動変速機の変速制御装置におい
て、第1の変速と第2の変速とが連続して生ずる状態を
判断する連続変速判定手段と、第1の変速と第2変速と
が連続して発生した時に、締結室内の油圧によって摩擦
要素が締結されることを防止するために締結室の油圧を
排除すべく、締結室の排圧手段を一時的に開放状態に設
定する摩擦要素締結防止手段と、を設ける。
【0008】また、かかる目的を達成するために本発明
の第2の構成は、油圧を給排するために開閉される排圧
手段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアク
チュエータによって締結および解放される摩擦要素を備
え、所定の第1変速段では両排圧手段が開かれて前記締
結室および前記解放室双方の油圧が排除されて該摩擦要
素が解放状態とされ、該第1変速段より高速側の所定の
第2変速段では前記締結室の排圧手段が閉じられて当該
締結室に油圧が供給されるとともに前記解放室の排圧手
段が開かれて当該解放室の油圧が排除されて該摩擦要素
が締結状態とされ、該第2の変速段より高速側の所定の
第3変速段では両排圧手段が閉じられて前記締結室およ
び前記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦要素が解放
状態とされるようにし、前記所定の第1変速段から前記
所定の第2変速段へ変速を行う第1の変速では前記締結
室に油圧を供給してこの摩擦要素を締結し、前記所定の
第2変速段から前記所定の第3変速段へ変速を行う第2
の変速では前記解放室の排圧手段が所定期間開かれた後
閉じられて当該解放室から油圧が排除された後に油圧が
供給されてこの摩擦要素を解放する自動変速機の変速制
御装置において、第1の変速と第2の変速とが連続して
生ずる状態を判断する連続変速判定手段と、第1の変速
と第2変速とが連続して発生した時に、締結室内の油圧
によって摩擦要素が締結されることを防止するために解
放室への油圧供給を促進すべく、解放室の排圧手段を閉
止状態に設定する摩擦要素締結防止手段と、を設ける。
【0009】更に、かかる目的を達成するために本発明
の第3の構成は、油圧を給排するために開閉される排圧
手段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアク
チュエータによって締結および解放される摩擦要素を備
え、所定の第1変速段では両排圧手段が開かれて前記締
結室および前記解放室双方の油圧が排除されて該摩擦要
素が解放状態とされ、該第1変速段より高速側の所定の
第2変速段では前記締結室の排圧手段が閉じられて当該
締結室に油圧が供給されるとともに前記解放室の排圧手
段が開かれて当該解放室の油圧が排除されて該摩擦要素
が締結状態とされ、該第2の変速段より高速側の所定の
第3変速段では両排圧手段が閉じられて前記締結室およ
び前記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦要素が解放
状態とされるようにし、前記所定の第1変速段から前記
所定の第2変速段へ変速を行う第1の変速では前記締結
室に油圧を供給してこの摩擦要素を締結し、前記所定の
第2変速段から前記所定の第3変速段へ変速を行う第2
の変速では前記解放室の排圧手段が所定期間開かれた後
閉じられて当該解放室から油圧が排除された後に油圧が
供給されてこの摩擦要素を解放する自動変速機の変速制
御装置において、第1の変速と第2の変速とが連続して
生ずる状態を判断する連続変速判定手段と、第1の変速
と第2変速とが連続して発生した時に、締結室内の油圧
によって摩擦要素が締結されることを防止するために締
結室の油圧を排除しかつ解放室への油圧供給を促進すべ
く、締結室の排圧手段を一時的に開放状態に設定すると
共に、解放室の排圧手段を閉止状態に設定する摩擦要素
締結防止手段と、を設ける。
【0010】更にまた、かかる第1から第3の構成にお
いて、自動変速機への入力回転数が所定回転より低い場
合は、摩擦要素締結防止手段の作動を禁止する禁止手段
を設けることが望ましい。
【0011】
【作用】以上のように構成することにより、本発明の第
1の構成に示す自動変速機の変速制御装置にあっては、
連続変速判定手段により第1の変速と第2の変速とが連
続して生ずる状態を判断した場合に、摩擦要素締結防止
手段によりアクチュエータの締結室の排圧手段を一時的
に開放するようにしたので、締結室に供給されている油
圧を排圧手段の開放によりドレンして低下させることが
できる。このため、第2の変速で解放室に供給される油
圧に追従遅れを生じた場合にも、アクチュエータが締結
室の残圧により作動して摩擦要素が締結してしまうのを
防止することができる。このため、第1の変速と第2の
変速とが連続して生じた場合にも、中間段の設定を防止
して、第1の変速が行われる以前の低速段から第2の変
速で設定される高速段へとスムーズに変速され、摩擦要
素の締結ショックの発生を防止することができる。
【0012】また、本発明の第2の構成に示す自動変速
機の変速制御装置にあっては、通常の第2の変速では前
記解放室の排圧手段を所定期間開いた後閉じて当該解放
室から油圧を排除した後に油圧を供給して摩擦要素を解
放するようになっている場合において、第1の変速と第
2変速とが連続して発生した時には、摩擦要素締結防止
手段によって解放室の排圧手段を閉止状態に設定するよ
うにしたので、この解放室から油圧がドレンされるのを
防止して、第2の変速によって油圧が供給される解放室
の圧力上昇を促進し、締結室に供給されている油圧に対
抗する油圧を迅速に解放室に発生させ、摩擦要素が締結
されてしまうのを防止することができる。
【0013】更に、本発明の第3の構成に示す自動変速
機の変速制御装置にあっては、通常の第2の変速では前
記解放室の排圧手段を所定期間開いた後閉じて当該解放
室から油圧を排除した後に油圧を供給して摩擦要素を解
放するようになっている場合において、第1の変速と第
2変速とが連続して発生した時には、摩擦要素締結防止
手段によって締結室の排圧手段を一時的に開放状態に設
定すると共に、解放室の排圧手段を閉止状態に設定する
ようにしたので、第2の変速時に締結室の残圧を低下す
る機能と、解放室の圧力上昇を促進する機能とを同時に
行って、摩擦要素が締結されてしまうのをより確実に防
止することができる。
【0014】更にまた、かかる第1から第3の構成にお
いて、禁止手段によって自動変速機への入力回転数が所
定回転より低い場合は、摩擦要素締結防止手段の作動を
禁止するようにしたので、低速回転での低負荷時には第
1の変速と第2の変速とが連続して発生される場合に
も、通常の中間段を経由して低速段から高速段に変速さ
れた場合にも大きな変速ショックの発生を防止すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図6は本発明にかかる自動変
速機の変速制御装置の一実施例を示し、図1は自動変速
機10の上半部を示す概略構成図、図2は油圧制御回路
の要部を示す概略構成図、図3は特定の摩擦要素のアク
チュエータを示す断面図、図4は自動変速機の制御シス
テム図、図5は変速制御のフローチャート、図6は1速
から3速の変速過程を示すタイムチャートである。
【0016】即ち、本実施例の変速制御装置が適用され
る自動変速機10は、図1に示したように変速機前端部
(図中右方)に設けられる図外のエンジン回転がトルク
コンバータ20を介して入力されるようになっている。
そして、前記自動変速機10はトルクコンバータ20の
出力により駆動される変速歯車機構30と、この変速歯
車機構30の動力伝達経路を適宜切り換えるクラッチと
かブレーキ等の複数の摩擦要素41〜46およびワンウ
エイクラッチ51,52を備える。このように構成され
た自動変速機10は、走行レンジであるD,S,L,R
の選択により前記摩擦要素41〜46が自動切り換えさ
れて、Dレンジで1〜4速,Sレンジで1〜3速,Lレ
ンジで1〜2速が得られるようになっている。
【0017】前記トルクコンバータ20は、エンジンの
出力軸1に連結されたコンバータカバー21内に固設さ
れるポンプ22と、このポンプ22に対向配置されたタ
ービン23と、これらポンプ22とタービン23との間
に配置されて変速機ケース11側にワンウエイクラッチ
24を介して支持されるステータ25とを備えて概略構
成され、タービン23とコンバータカバー21との間に
ロックアップピストン26が設けられる。そして、ポン
プ22回転はコンバータカバー21内に封入されたトル
ク伝達媒体(作動油)を介してタービン23に伝達され
るが、このときステータ25によってポンプ22とター
ビン23との回転差に応じたトルク倍増機能が得られる
ようになっている。尚、前記出力軸1にはタービンシャ
フト27内を貫通するポンプシャフト12が連結され、
このポンプシャフト12により変速機後端部(図中左
方)に設けられたオイルポンプ13が駆動される。
【0018】前記変速歯車機構30はラビニヨ型プラネ
タリギア装置で構成され、前記タービンシャフト27上
に遊嵌された小径のスモールサンギア31と、このサン
ギア31の後方において同様にタービンシャフト27上
に遊嵌された大径のラージサンギア32と、前記スモー
ルサンギア31に噛合された複数個のショートピニオン
ギア33と、前半部がショートピニオンギア33に噛合
されると共に、後半部がラージサンギア32に噛合され
るロングピニオンギア34と、このロングピニオンギア
34および前記ショートピニオンギア33を回転自在に
支持するキャリア35と、ロングピニオンギア34の前
半部に噛合されたリングギア36とで構成される。
【0019】前記タービンシャフト27とスモールサン
ギア31との間に、フォワードクラッチ41と第1ワン
ウエイクラッチ51とが直列に介設されると共に、これ
らのクラッチ41,51に並列にコーストクラッチ42
が介設される。また、タービンシャフト27とキャリア
35との間に3−4クラッチ43が介設されると共に、
このタービンシャフト27とラージサンギア32との間
にリバースクラッチ44が介設される。更に、ラージサ
ンギア32とリバースクラッチ44との間に、このラー
ジサンギア32を固定する2−4バンドブレーキ45が
設けられる。更にまた、前記キャリア35と変速機ケー
ス11との間に、このキャリア35の反力を受け止める
第2ワンウエイクラッチ52と、キャリア35を固定す
るローリバースブレーキ46とが並列に設けられる。そ
して、前記リングギア36が出力ギア14に連結され、
この出力ギア14から差動装置を介して図外の左右駆動
輪に回転伝達される。
【0020】前記摩擦要素41〜46およびワンウエイ
クラッチ51,52は、表1に示す関係をもってそれぞ
れの変速段で締結またはロック(表中いずれも○印で示
す)される。
【0021】
【表1】 ところで、前記摩擦要素41〜46は油圧制御回路から
供給される制御油圧により締結および解放が行われるよ
うになっており、特に本発明に関係する2−4バンドブ
レーキ45の油圧回路を図2に抜粋して示す。ここで、
前記2−4バンドブレーキ45は、図3に示したアクチ
ュエータとしてのサーボピストン45aによって締結,
解放される。前記サーボピストン45aは受圧面積の異
なる締結室45bと解放室45cとが設けられ(締結室
45bより解放室45c受圧面積が大きい)、それぞれ
の室45b,45cに油圧が供給または排除されること
によりサーボピストン45aが作動される。即ち、締結
室45b,解放室45cの両室に油圧が供給されない状
態ではバンドブレーキ45は解放状態となり、締結室4
5bのみに油圧が供給された時にバンドブレーキ45は
締結され、かつ、この締結状態から更に解放室45cに
油圧が供給されることによりバンドブレーキ45は再度
解放されるようになっている。
【0022】尚、前記バンドブレーキ45以外の摩擦要
素、つまり、フォワードクラッチ41,コーストクラッ
チ42,3−4クラッチ43,リバースクラッチ44お
よびローリバースクラッチ46のアクチュエータは、通
常の油圧アクチュエータとして構成され、油圧が供給さ
れた時に摩擦要素を締結し、油圧が排除されたときに解
放するようになっている。
【0023】前記各摩擦要素41〜46を締結,解放制
御する油圧制御回路は、図2に示したように1−2,2
−3,3−4の各シフトバルブ63,64,65が設け
られ、これら各シフトバルブ63,64,65の切り換
えにより、各変速段に対応した摩擦要素が締結される。
前記シフトバルブ63,64,65は、それぞれに対応
して設けられる第1,第2,第3ソレノイドバルブ6
6,67,68で作り出される切換圧により切り換えら
れるようになっている。
【0024】前記1−2,2−3,3−4シフトバルブ
63,64,65は、スプールをスプリングで図中右方
に押圧付勢してあり、このスプールの図中右端部に前記
切換圧を導入するパイロットポート63a,64a,6
5aが設けられている。切換圧を発生する前記ソレノイ
ドバルブ66,67,68は、それぞれONドレンタイ
プとして構成され、OFF状態で切換圧を発生してスプ
ールを図中左方に移動させるようになっている。
【0025】前記1−2シフトバルブ63は、第1ソレ
ノイドバルブ66のON状態で、ライン圧回路70をサ
ーボピストン45の締結室45bに通ずるアプライ圧回
路71に連通させる一方、第1ソレノイドバルブ66の
OFF状態で、アプライ圧回路71をドレンポート63
bに連通させるようになっている。尚、アプライ圧回路
71には油圧供給方向に作用するワンウエイオリフィス
72が設けられると共に、このワンウエイオリフィス7
2の後流側に2−4バンドブレーキ45の締結緩衝用の
アキュムレータ73が設けられている。
【0026】前記2−3シフトバルブ64は、第2ソレ
ノイドバルブ67のOFF状態で、ライン圧回路70を
前記3−4シフトバルブ65に通ずる連通回路74にワ
ンウエイオリフィス75を介して連通させる一方、第2
ソレノイドバルブ67のON状態で遮断するようになっ
ている。尚、前記ワンウエイオリフィス75の後流側は
3−4クラッチ43に接続される。
【0027】前記3−4シフトバルブ65は、第3ソレ
ノイドバルブ68のOFF状態で、前記連通回路74を
サーボピストン45の解放室45cに通ずるリリース圧
回路76に連通させる一方、第3ソレノイドバルブ68
のON状態でリリース圧回路76をドレンポート65b
に連通させるようになっている。また、前記リリース圧
回路76には分岐回路76aが設けられ、この分岐回路
76aにタイミングバルブ77が設けられている。タイ
ミングバルブ77は前記各シフトバルブ63〜65と同
様に、スプールがスプリングによって図中右方に押圧付
勢され、このスプールの右端部にONドレンタイプの第
4ソレノイドバルブ78によって作り出される切換圧を
導入するパイロットポート77aが形成されている。そ
して、第4ソレノイドバルブ78のON状態で前記分岐
回路76aをドレンポート77bに連通する一方、第4
ソレノイドバルブ78のOFF状態で分岐回路76aを
遮断するようになっている。更に、前記リリース圧回路
76にはバイパス回路76bを介して、3−4クラッチ
圧に対応させて調圧するコントロールバルブ79が設け
られている。尚、リリース圧回路76には前記コントロ
ールバルブ79と並列に油圧供給方向に作用するワンウ
エイオリフィス80が設けられると共に、バイパス回路
76bの後流側に逆方向に作用するワンウエイオリフィ
ス81が設けられている。
【0028】ところで、前記第1,第2,第3ソレノイ
ドバルブ66,67,68は、次に示す表2の関係をも
って各変速段でON,OFFされる。尚、図2では第1
ソレノイドバルブ66がON,第2,第3ソレノイドバ
ルブ67,68がそれぞれOFFとなっている状態を示
す。
【0029】
【表2】 つまり、Dレンジで1速から2速にシフトアップされる
場合には、第1ソレノイドバルブ66がOFF状態から
ON状態に切り換えられ、ライン圧がアプライ圧回路7
1を介してサーボピストン45aの締結室45bに供給
される。このとき、第2,第3ソレノイドバルブ67,
68はON状態が継続されるため、ライン圧がサーボピ
ストン45aの解放室45cに供給されない状態にあ
る。従って、2−4バンドブレーキ45は締結室45b
に供給された油圧により締結され、図外のフォワードク
ラッチの締結と相俟って2速状態が設定される。
【0030】次に、2速から3速にシフトアップされる
場合には、第1ソレノイドバルブ66のON状態が継続
されたまま第2,第3ソレノイドバルブ67,68がO
FF状態に切り換えられるため、ライン圧はリリース圧
回路76を介してサーボピストン45aの解放室45c
に供給される。従って、2−4バンドブレーキ45が解
除され、図外のフォワードクラッチおよびコーストクラ
ッチの締結と相俟って3速状態が設定される。
【0031】次に、3速から4速にシフトアップされる
場合には、第2ソレノイドバルブ67がOFF状態に切
り換えられるため、前記解放室45cへの油圧供給が停
止されると共に、この解放室45cの油圧がドレンポー
ト65bから排除される。従って、2−4バンドブレー
キ45は再度締結され、図外のフォワードクラッチと3
−4クラッチの締結と相俟って4速状態が設定される。
このとき、第4ソレノイドバルブ78をON状態にして
タイミングバルブ77のスプールを図中右方に移動して
おくことにより、前記解放室45cの油圧は分岐回路7
6aを介してドレンポート77bから排除され、解放室
45cの排圧をよりスムーズに行うことができる。尚、
前記第4ソレノイドバルブ78は図中OFF状態にあ
る。
【0032】ところで、前記第1,第2,第3ソレノイ
ドバルブ66,67,68および前記第4ソレノイドバ
ルブ78は、図4に示したようにコントローラ100か
らの制御信号によりON,OFF制御されるようになっ
ている。この制御信号はコントローラ100に入力され
る車速センサー101,スロットル開度センサー10
2,シフト位置センサー103およびタービン回転数セ
ンサー104等の運転条件から、予め設定されたマップ
を用いて決定される。
【0033】ここで本実施例にあっては、特定の運転条
件の下に図5に示したフローチャートに従って前記各ソ
レノイドバルブ66,67,68,78のON,OFF
制御が行われる。つまり、特定の運転条件とは図7に示
したように、スロットルを全開にして1−2変速(第1
の変速)ラインaを横切った後、直ちにスロットルを全
閉にして2−3変速(第2の変速)ラインbを横切るよ
うな運転状況の場合を示し、まず、ステップS1で1−
2変速かどうかを判断する。1−2変速の場合はステッ
プS2によって第1,第2,第3ソレノイドバルブ6
6,67,68にそれぞれON信号を出力した後、ステ
ップS3により2−3変速が生じたかどうかを判断す
る。そして、2−3変速が生じた場合はステップS4に
よって、この2−3変速が1−2変速の後、所定時間以
内かどうかを判断し、所定時間内である場合は1−2変
速と2−3変速が連続して発生したと判断してステップ
S5に進むと共に、所定時間より長くかかった場合は通
常の変速であると判断してステップS6に進む。
【0034】ステップS5ではタービン回転数を読取
り、ステップS7によってこのタービン回転数が所定の
高回転領域、本実施例では5000rpm 以上であるかど
うかを判断し、高回転領域にある場合はステップS8に
進んで本発明の制御を行い、かつ、5000rpm より低
回転領域にある場合はステップS8の制御を禁止して前
記ステップS6に進む。即ち、ステップS6は通常の3
速時の変速制御を行い、第1ソレノイドバルブ66をO
Nかつ第2,第3ソレノイドバルブ67,68をOFF
にする指令を出力する。このとき、第4ソレノイドバル
ブ78はタイマーにより一時的にON状態に設定され、
2−4バンドブレーキ45が解除されるときのタイミン
グが図られる。また、ステップS8では前記第1,第
2,第3ソレノイドバルブ66,67,68をそれぞれ
OFF状態に設定すると共に、第4ソレノイドバルブ7
はOFF状態に設定される。
【0035】従って、本実施例の自動変速機の変速制御
装置にあっては、ステップS1〜S4により1−2変速
と2−3変速とが連続して発生し、かつ、ステップS
5,S7によりタービン回転数が高回転領域にあると判
断した場合は、ステップS8によって第1ソレノイドバ
ルブ66が通常ONとなるところをOFFにすることに
より、1−2シフトバルブ63はスプールが左方に移動
して、アプライ圧回路71をドレンポート63bに連通
する。このため、サーボピストン45の締結室45b内
に残存する油圧は前記ドレンポート63bから排除され
ることになり、3速状態でリリース圧回路76を介して
解放室45cに油圧が供給される際、このリリース圧が
解放室45cに導入されるのをスムーズに行うことがで
きる。従って、解放室45c内への油圧導入が迅速に行
われるため、締結室45b内の残存油圧により2−4バ
ンドブレーキ45が締結されるのを防止し、中間段とし
ての2速が設定されてしまうのを防止することができ
る。
【0036】また、本実施例では前記ステップS8の制
御で第4ソレノイドバルブ78がOFF状態に設定され
るため、通常の3速制御のようにリリース圧を一時的に
ドレンする(ステップS6参照)のとは異なり、解放室
45cの圧力損失が無い状態でリリース圧をこの解放室
45cに導入することができる。従って、解放室45c
の圧力上昇をより迅速に行うことができるため、2−4
バンドブレーキ45が締結されてしまうのを確実に阻止
することができる。
【0037】従って、図6のタイムチャートに示したよ
うに締結室45b内のサーボアプライ圧(S/A圧)
は、解放室45b内のサーボリリース圧(S/R圧)の
立上がりに伴って、従来では破線で示す圧力の一時的な
上昇部分Pが現れていたのであるが、本実施例ではS/
A圧をドレンすることにより実線に示すように上昇部分
Pを無くしてより迅速に低下させることができる。一
方、S/R圧は一時的なドレン状態が無くなるため、破
線で示す従来の低い状態から実線で示す高い状態に設定
することができる。このため、変速ショック(G)は破
線で示す従来の突出状態を実線で示すように滑らかにし
て、ショックの著しい緩和を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に示す自動変速機の変速制御装置にあっては、連続変速
判定手段により第1の変速と第2の変速とが連続して生
ずる状態を判断した場合に、摩擦要素締結防止手段によ
りアクチュエータの締結室の排圧手段を一時的に開放す
るようにしたので、締結室に供給されている油圧を排圧
手段の開放によりドレンして低下させることができる。
このため、第2の変速で解放室に供給される油圧に追従
遅れを生じた場合にも、アクチュエータが締結室の残圧
により作動して摩擦要素が締結してしまうのを防止する
ことができる。このため、第1の変速と第2の変速とが
連続して生じた場合にも、中間段の設定を防止して、第
1の変速が行われる以前の低速段から第2の変速で設定
される高速段へとスムーズに変速され、摩擦要素の締結
ショックの発生を防止することができる。
【0039】また、本発明の請求項2に示す自動変速機
の変速制御装置にあっては、通常の第2の変速では前記
解放室の排圧手段を所定期間開いた後閉じて当該解放室
から油圧を排除した後に油圧を供給して摩擦要素を解放
するようになっている場合において、第1の変速と第2
変速とが連続して発生した時には、摩擦要素締結防止手
段によって解放室の排圧手段を閉止状態に設定するよう
にしたので、この解放室から油圧がドレンされるのを防
止して、第2の変速によって油圧が供給される解放室の
圧力上昇を促進し、締結室に供給されている油圧に対抗
する油圧を迅速に解放室に発生させ、摩擦要素が締結さ
れてしまうのを防止することができる。
【0040】更に、本発明の請求項3に示す自動変速機
の変速制御装置にあっては、通常の第2の変速では前記
解放室の排圧手段を所定期間開いた後閉じて当該解放室
から油圧を排除した後に油圧を供給して摩擦要素を解放
するようになっている場合において、第1の変速と第2
変速とが連続して発生した時には、摩擦要素締結防止手
段によって締結室の排圧手段を一時的に開放状態に設定
すると共に、解放室の排圧手段を閉止状態に設定するよ
うにしたので、第2の変速時に締結室の残圧を低下する
機能と、解放室の圧力上昇を促進する機能とを同時に行
って、摩擦要素が締結されてしまうのをより確実に防止
することができる。
【0041】更にまた、本発明の請求項4の自動変速機
の変速制御装置にあっては、禁止手段を設けて自動変速
機への入力回転数が所定回転より低い場合は、摩擦要素
締結防止手段の作動を禁止するようにしたので、低速回
転での低負荷時には第1の変速と第2の変速とが連続し
て発生される場合にも、通常の中間段を経由して低速段
から高速段に変速された場合にも大きな変速ショックの
発生を防止することができるという各種優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動変速機の上半部を
示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す油圧制御回路の要部を
示す概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す特定の摩擦要素のアク
チュエータを示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す自動変速機の制御シス
テム図である。
【図5】本発明の一実施例の変速制御のフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例の1速から3速の変速過程を
示すタイムチャートである。
【図7】従来の特定の変速状態を示す変速線図である。
【符号の説明】
10 自動変速機 20 トルクコンバー 30 変速歯車機構 45 2−4バンドブレーキ(摩擦要素) 45a サーボピストン(アクチュエータ) 45b 締結室 45c 解放室 63 1−2シフトバルブ 63b ドレン
ポート 64 2−3シフトバルブ 65 3−4シ
フトバルブ 66 第1ソレノイドバルブ 67 第2ソレ
ノイドバルブ 68 第3ソレノイドバルブ 77 タイミン
グバルブ 77b ドレンポート 78 第4ソレ
ノイドバルブ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧を給排するために開閉される排圧手
    段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアクチ
    ュエータによって締結および解放される摩擦要素を備
    え、所定の第1変速段では両排圧手段が開かれて前記締結室
    および前記解放室双方の油圧が排除されて該摩擦要素が
    解放状態とされ、該第1変速段より高速側の所定の第2
    変速段では前記締結室の排圧手段が閉じられて当該締結
    室に油圧が供給されるとともに前記解放室の排圧手段が
    開かれて当該解放室の油圧が排除されて該摩擦要素が締
    結状態とされ、該第2の変速段より高速側の所定の第3
    変速段では両排圧手段が閉じられて前記締結室および前
    記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦要素が解放状態
    とされるようにし、 前記所定の第1変速段から前記所定の第2変速段へ変速
    を行う 第1の変速では前記締結室に油圧を供給してこの
    摩擦要素を締結し、前記所定の第2変速段から前記所定
    の第3変速段へ変速を行う第2の変速では前記解放室に
    油圧を供給してこの摩擦要素を解放する自動変速機の変
    速制御装置において、 第1の変速と第2の変速とが連続して生ずる状態を判断
    する連続変速判定手段と、 第1の変速と第2変速とが連続して発生した時に、締結
    室内の油圧によって摩擦要素が締結されることを防止す
    るために締結室の油圧を排除すべく、締結室の排圧手段
    を一時的に開放状態に設定する摩擦要素締結防止手段
    と、 を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 油圧を給排するために開閉される排圧手
    段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアクチ
    ュエータによって締結および解放される摩擦要素を備
    え、所定の第1変速段では両排圧手段が開かれて前記締結室
    および前記解放室双方の油圧が排除されて該摩擦要素が
    解放状態とされ、該第1変速段より高速側の所定の第2
    変速段では前記締結室の排圧手段が閉じられて当該締結
    室に油圧が供給されるとともに前記解放室の排圧手段が
    開かれて当該解放室の油圧が排除されて該摩擦要素が締
    結状態とされ、該第2の変速段より高速側の所定の第3
    変速段では両排圧手段が閉じられて前記締結室および前
    記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦要素が解放状態
    とされるようにし、 前記所定の第1変速段から前記所定の第2変速段へ変速
    を行う 第1の変速では前記締結室に油圧を供給してこの
    摩擦要素を締結し、前記所定の第2変速段から前記所定
    の第3変速段へ変速を行う第2の変速では前記解放室の
    排圧手段が所定期間開かれた後閉じられて当該解放室か
    ら油圧が排除された後に油圧が供給されてこの摩擦要素
    を解放する自動変速機の変速制御装置において、 第1の変速と第2の変速とが連続して生ずる状態を判断
    する連続変速判定手段と、 第1の変速と第2変速とが連続して発生した時に、締結
    室内の油圧によって摩擦要素が締結されることを防止す
    るために解放室への油圧供給を促進すべく、解放室の排
    圧手段を閉止状態に設定する摩擦要素締結防止手段と、 を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 油圧を給排するために開閉される排圧手
    段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアクチ
    ュエータによって締結および解放される摩擦要素を備
    え、所定の第1変速段では両排圧手段が開かれて前記締結室
    および前記解放室双方の油圧が排除されて該摩擦要素が
    解放状態とされ、該第1変速段より高速側の所定の第2
    変速段では前記締結室の排圧手段が閉じられて当該締結
    室に油圧が供給されるとともに前記解放室の排圧手段が
    開かれて当該解放室の油圧が排除されて該摩擦要素が締
    結状態とされ、該第2の変速段より高速側の所定の第3
    変速段では両排圧手段が閉じられて前記締結室および前
    記解放室双方に油圧が供給されて該摩擦要素が解放状態
    とされるようにし、 前記所定の第1変速段から前記所定の第2変速段へ変速
    を行う 第1の変速では前記締結室に油圧を供給してこの
    摩擦要素を締結し、前記所定の第2変速段から前記所定
    の第3変速段へ変速を行う第2の変速では前記解放室の
    排圧手段が所定期間開かれた後閉じられて当該解放室か
    ら油圧が排除された後に油圧が供給されてこの摩擦要素
    を解放する自動変速機の変速制御装置において、 第1の変速と第2の変速とが連続して生ずる状態を判断
    する連続変速判定手段と、 第1の変速と第2変速とが連続して発生した時に、締結
    室内の油圧によって摩擦要素が締結されることを防止す
    るために締結室の油圧を排除しかつ解放室への油圧供給
    を促進すべく、締結室の排圧手段を一時的に開放状態に
    設定すると共に、解放室の排圧手段を閉止状態に設定す
    る摩擦要素締結防止手段と、 を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 自動変速機への入力回転数が所定回転よ
    り低い場合は、摩擦要素締結防止手段の作動を禁止する
    禁止手段を設けたことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の自動変速機の変速制御装置。
JP06876493A 1993-03-26 1993-03-26 自動変速機の変速制御装置 Expired - Fee Related JP3283321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06876493A JP3283321B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 自動変速機の変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06876493A JP3283321B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 自動変速機の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06280981A JPH06280981A (ja) 1994-10-07
JP3283321B2 true JP3283321B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=13383136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06876493A Expired - Fee Related JP3283321B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 自動変速機の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3283321B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06280981A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0733830B1 (en) Continuously variable transmission
JP2813027B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3994684B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3076446B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3414089B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3293400B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP3283321B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH05346160A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3435735B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2878476B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
KR100310912B1 (ko) 자동변속기의제어장치
JP3283322B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3273990B2 (ja) 自動変速機のライン圧制御装置
JPS63186059A (ja) 定速走行装置を備えた自動変速機の変速制御装置
JP3552303B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP2003090426A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3345440B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0374225A (ja) 車両の走行制御装置
JPS6343056A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPH01199049A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0712210A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH07233867A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPS63270958A (ja) 自動変速機の油圧回路
JPH0510432A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH01199060A (ja) 自動変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees