JP3282208B2 - インバータの欠相検出回路 - Google Patents
インバータの欠相検出回路Info
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Description
たインバータの欠相運転を検出するためのインバータの
欠相検出回路に関するものである。
からなるインバータ装置において、インバータ1、1’
を出力トランスT 0 の第1、第2の1次側巻線に接続
し、ゲート回路2、2’のゲート信号により制御される
インバータ1、1’の並列運転が行われているとき、イ
ンバータ1、1’の出力が欠相すると、出力トランスT
0が偏磁して、出力トランスT0の巻線に過大な電流が流
れることはよく知られている。この過大電流は、インバ
ータ1、1’を構成する半導体制御素子の破損を招くの
で、その破損を防ぐために欠相検出回路を設け、欠相を
検出してインバータ1、1’を停止させ半導体制御素子
を保護することが行われている。
相)分だけの欠相検出回路を示すものである。この欠相
検出回路はインバータ1,1'の出力電流 (I1,I2)を、
同極性に並列接続した変流器CT1(u),CT2(v)で検出
し合成して、整流器3及びバートン抵抗4を介して出力
信号(Idet)を得て、この出力信号が予め定められた規
定値以上になったとき、インバータ1,1'を停止させ半
導体制御素子の破損を防ぐものである。
相検出回路においては、欠相運転が生じて出力トランス
の偏磁が起り大電流が流れなければ欠相の検出ができな
いので、欠相運転が生じてからインバータを停止するま
での時間が長くなり、半導体制御素子の電流負担が大き
くなり破損するおそれがある。
御素子の電流負担を軽くするために、欠相運転によって
出力トランスが偏磁する前に欠相運転を検出することが
できる欠相検出回路を得るためになされたものである。
転しているインバータ1,1'の出力電流の差電流を検出
し、その差電流の大きさに基づく検出出力信号が予め定
められた設定値以上になったとき、インバータ1,1'を
停止させてインバータを構成する半導体制御素子の損傷
を防ぐものである。
路(一相分)を説明する。
タ装置におけるゲート回路2,2'により制御されるイン
バータ1,1'である。変流器CT1(u),CT2(u) は、
それぞれインバータ1,1'の出力電流I1,I2を検出す
るものであって、その出力巻線を互いに逆極性(k-l,
l-k)にして並列接続されている。バードン抵抗4は変
流器CT1(u),CT2(u) の出力巻線を橋絡すると共
に、インバータ1,1'の出力電流I1,I2の差電流|I1
−I2|に相当した電圧を得るためのものである。整流
器3はバードン抵抗4の両端電圧を整流してインバータ
1,1'の出力電流I1,I2の差電流|I1−I2|に相当
した出力信号(Idet)を得るものである。
1,1'の通常運転時においてはインバータ1,1'の出力
電流I1,I2は略等しく運転されているから、それら出
力電流の差電流|I1−I2|は略ゼロ電流であり、バー
トン抵抗4の両端電圧も略ゼロ電圧となり、整流器3で
整流して得られ出力信号(Idet)もゼロである。
力トランスT0が偏磁して出力電流I1と出力電流I2と
のバランスが崩れ、その差電流|I1−I2|に相当した
大きさの出力信号(Idet)が得られる。この出力信号(Ide
t)が予め定めらた設定値以上に達したときインバータ
1,1'を停止させることによりインバータ1,1'を構成
する半導体制御素子の破損を防ぐことができる。
ータ1,1’の出力電流の差電流を検出して欠相状態を
検出するものであるから、従来の技術である並列運転さ
れているインバータ1,1’の出力電流I1,I2の和電流
を検出するものに比べて、出力トランスが編磁を起こし
出力電流I1,I2が過大電流になる初期の段階で予め定め
られた設定値以上の出力信号(Idet)が得られる。
が欠相を起こした初期の段階でインバータを停止するこ
とができるので、インバータを構成する半導体制御素子
の電流負担が軽減されることとなる。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体制御素子から構成された第1、第
2のインバータを出力トランスの第1、第2の1次側巻
線に各々接続して並列運転するインバータ装置における
インバータの欠相検出回路において、 並列運転される第1、第2のインバータの各相出力電流
を出力トランスの第1、第2の1次側巻線で検出する複
数の変流器と、第1のインバータの各相毎の変流器と第2のインバータ
の各相毎の変流器のそれぞれの 出力巻線を互いに逆極性
にして並列接続し、その接続端に接続されたバートン抵
抗と該バートン抵抗の両端電圧を整流してその整流出力
側に欠相出力信号を得る整流器と、 を備えたことを特徴とするインバータの欠相検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05109292A JP3282208B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | インバータの欠相検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05109292A JP3282208B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | インバータの欠相検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05260760A JPH05260760A (ja) | 1993-10-08 |
JP3282208B2 true JP3282208B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=12877179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05109292A Expired - Fee Related JP3282208B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | インバータの欠相検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282208B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5058748B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2012-10-24 | 高周波熱錬株式会社 | 交流出力電流アンバランス検出装置 |
JP6087215B2 (ja) * | 2012-10-25 | 2017-03-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃料電池ユニット及びこれを用いた並列運転システム |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP05109292A patent/JP3282208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05260760A (ja) | 1993-10-08 |
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