JPS6013244Y2 - 電流補償付不足電圧継電器 - Google Patents
電流補償付不足電圧継電器Info
- Publication number
- JPS6013244Y2 JPS6013244Y2 JP11838677U JP11838677U JPS6013244Y2 JP S6013244 Y2 JPS6013244 Y2 JP S6013244Y2 JP 11838677 U JP11838677 U JP 11838677U JP 11838677 U JP11838677 U JP 11838677U JP S6013244 Y2 JPS6013244 Y2 JP S6013244Y2
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- JP
- Japan
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- current
- input circuit
- voltage
- circuit
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電力系統の短絡事故または地絡事故を検出す
る継電器に関するものであり、保護対象となる電力系統
の背後インピーダンスが大幅に変化する場合、事故検出
感度が大きく影響されない継電器。
る継電器に関するものであり、保護対象となる電力系統
の背後インピーダンスが大幅に変化する場合、事故検出
感度が大きく影響されない継電器。
すなわち負荷電流ではほとんど感度がかわらず事故電流
に対してのみ検出感度がよくなる電流補償付不足電圧継
電器に関するものである。
に対してのみ検出感度がよくなる電流補償付不足電圧継
電器に関するものである。
従来、電力系統に生じた短絡事故を検出するために、動
作条件が Ｖ２− （ｚｌ）２＜Ｋ−（１） なる式で表わされる継電器がしばしば使用されて来た。
作条件が Ｖ２− （ｚｌ）２＜Ｋ−（１） なる式で表わされる継電器がしばしば使用されて来た。
（１）式において■は継電器に加わる電圧、■は継電器
に流れる電流、２およびＫは継電器の設計および調整に
より定まる定数である。
に流れる電流、２およびＫは継電器の設計および調整に
より定まる定数である。
動作条件（１）式で表わされる継電器は、対象とする系
統の背後インピーダンスが大幅に変化する際に用いられ
る。
統の背後インピーダンスが大幅に変化する際に用いられ
る。
この場合単なる不足電圧継電器では背後インピーダンス
により事故検出感度が大きく影響されるので、電流補償
項（ム）２により、電圧降下が余り大きくない場合でも
、電流が大きくなれば動作しやすくして背後インピーダ
ンスの影響を少くしている。
により事故検出感度が大きく影響されるので、電流補償
項（ム）２により、電圧降下が余り大きくない場合でも
、電流が大きくなれば動作しやすくして背後インピーダ
ンスの影響を少くしている。
従来この種の継電器として第１図に示すもの及び特公昭
３９−２１３９５号のものがあった。
３９−２１３９５号のものがあった。
第１図は特公昭３９−２１３９５号の継電器の回路を簡
単化した継電器で、１は電圧入カドランス、２は電流入
カドランス、３は電流入力より特定インピーダンスを設
定するタップ、４は同じく特定位相角を設定する抵抗、
５，６は電流人力■の二次出力に２７．ＩＺＯを設定す
るタップ整定装置、７は電流人力Ｉの二次出力に２ｚＴ
ＺＯを半波整流する回路、８は電流人力Ｉの次の半サイ
クルの半波整流回路、９は直流基準量を設定するための
抵抗でに３タツプ挿入で選択できるようになしたもの、
１０．１１は（ム）２−ｖ２＋に≧Ｏすなわちベクトル
的に表現して １ Ｋ２ＺＩｌｅ）−ＫＩＶｌ ＋ｌ Ｋ３１≧Ｏ・・
・（２）Ｋ１．に２；継電器の定数 に３；基準となる直流量の継電器の定数 ■ ；系統電圧 ■ ；系統電流 ２ ；保護対象とする電力系統のインピーダンスには
ほぼ等しい継電器の定数 ｋ ；継電器の定数 を検出するレベル検出回路、１５はレベル検出回路１０
．１１の出力がともに生じてないことを条件に動作出力
を得るＮＯＲ論理回路、１６は動作を判定するタイマー
である。
単化した継電器で、１は電圧入カドランス、２は電流入
カドランス、３は電流入力より特定インピーダンスを設
定するタップ、４は同じく特定位相角を設定する抵抗、
５，６は電流人力■の二次出力に２７．ＩＺＯを設定す
るタップ整定装置、７は電流人力Ｉの二次出力に２ｚＴ
ＺＯを半波整流する回路、８は電流人力Ｉの次の半サイ
クルの半波整流回路、９は直流基準量を設定するための
抵抗でに３タツプ挿入で選択できるようになしたもの、
１０．１１は（ム）２−ｖ２＋に≧Ｏすなわちベクトル
的に表現して １ Ｋ２ＺＩｌｅ）−ＫＩＶｌ ＋ｌ Ｋ３１≧Ｏ・・
・（２）Ｋ１．に２；継電器の定数 に３；基準となる直流量の継電器の定数 ■ ；系統電圧 ■ ；系統電流 ２ ；保護対象とする電力系統のインピーダンスには
ほぼ等しい継電器の定数 ｋ ；継電器の定数 を検出するレベル検出回路、１５はレベル検出回路１０
．１１の出力がともに生じてないことを条件に動作出力
を得るＮＯＲ論理回路、１６は動作を判定するタイマー
である。
Ｔ１．Ｔ２はレベル検出回路１０．１１のトランジスタ
で、そのベース電圧が所定値以上になると導通（ＯＮ）
してレベル検出回路１０．１１を無出力とする。
で、そのベース電圧が所定値以上になると導通（ＯＮ）
してレベル検出回路１０．１１を無出力とする。
Ｔ３はＮＯＲ回路１５のトランジスタで、レベル検出回
路１０．１１のいずれかが出力しているときに導通（Ｏ
Ｎ）して判定タイマー１６の入力を零とする。
路１０．１１のいずれかが出力しているときに導通（Ｏ
Ｎ）して判定タイマー１６の入力を零とする。
長円形特性をもつ従来の電流補償付不足電圧継電器はす
でに特公昭３９−２１３９５号により公知であるため、
第１図継電器の基本動作の説明は省略する。
でに特公昭３９−２１３９５号により公知であるため、
第１図継電器の基本動作の説明は省略する。
第２図は第１図の等価回路であり、第３図は第１図の継
電器の長円形特性を示すベクトル図である。
電器の長円形特性を示すベクトル図である。
従来の電流補償付不足電圧継電器は以上のように構成さ
れているので、第１及び第２のレベル検出器１０．１１
の動作値を設定している電流入力側のタップ整定装置は
第１及び第２レベル検出器１０．１１の各々に備えられ
ているので、継電器本体の動作値を整定する電圧タップ
以外に電流側タップを２ケ所整定しなければならず、動
作値整定を３ケ所から２ケ所に減らすことが必要で、ま
た整定部が多いため保守点検に多くの時間を要するなど
の欠点があった。
れているので、第１及び第２のレベル検出器１０．１１
の動作値を設定している電流入力側のタップ整定装置は
第１及び第２レベル検出器１０．１１の各々に備えられ
ているので、継電器本体の動作値を整定する電圧タップ
以外に電流側タップを２ケ所整定しなければならず、動
作値整定を３ケ所から２ケ所に減らすことが必要で、ま
た整定部が多いため保守点検に多くの時間を要するなど
の欠点があった。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するこ
とを目的としてなされたもので、第４図のように構成し
たものである。
とを目的としてなされたもので、第４図のように構成し
たものである。
すなわち、第１及び第２レベル検出器１０．ｌｉの電流
式カドランスの二次側の中間タップにタップ整定装置１
４を備えることにより、継電器の動作値の整定か簡単な
構成回路で高信頼度化および高速度検出できる電流補償
付不足電圧継電器を提供するものである。
式カドランスの二次側の中間タップにタップ整定装置１
４を備えることにより、継電器の動作値の整定か簡単な
構成回路で高信頼度化および高速度検出できる電流補償
付不足電圧継電器を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第４図において、１は電圧入カドランス、２は電流式カ
ドランス、３は電流入力より特定インピーダンスを設定
するタップ、４は同じく特定位相角を設定する抵抗、７
は電流人力Ｉの二次出力に２ＺＩＺＯを半波整流する回
路、８は電流人力■の次の半サイクルの半波整流回路、
９は直流基準量を設定するための抵抗でに３タツプ挿入
で選択できるようになしたもの、１０．１１は式（２）
のＩＫ２ＺＩＺＯ−に工Ｖｌ＋１Ｋ３１≧Ｏを検出する
レベル検出回路、１４は電流式カドランスの二次側の電
流調整をするタップ整定装置、１５はレベル検出回路１
０．１１の出力がともに生じてないことを条件に動作出
力を得るＮＯＲ論理回路、１６は動作を判定するタイマ
ーである。
ドランス、３は電流入力より特定インピーダンスを設定
するタップ、４は同じく特定位相角を設定する抵抗、７
は電流人力Ｉの二次出力に２ＺＩＺＯを半波整流する回
路、８は電流人力■の次の半サイクルの半波整流回路、
９は直流基準量を設定するための抵抗でに３タツプ挿入
で選択できるようになしたもの、１０．１１は式（２）
のＩＫ２ＺＩＺＯ−に工Ｖｌ＋１Ｋ３１≧Ｏを検出する
レベル検出回路、１４は電流式カドランスの二次側の電
流調整をするタップ整定装置、１５はレベル検出回路１
０．１１の出力がともに生じてないことを条件に動作出
力を得るＮＯＲ論理回路、１６は動作を判定するタイマ
ーである。
次に第４図の継電器の動作について説明する。
第５図、第６図は第４図の動作原理をタイムチャートで
現わした図である。
現わした図である。
系統電圧、電流は入カドランス１，２を介して二次側に
伝達される。
伝達される。
系統電圧■によって作られた二次電圧に１Ｖと、系統潮
流Ｉによって作られた二次補償電圧に２ｚＩを整流回路
７，８に通した半波交流電圧と、直流電源よりに３タツ
プ・タップ設定抵抗を介して加えられる直流バイアスと
を脅威シタ電圧Ｉ Ｋ２ＺＩＺＯ−ＫＩＶ Ｉ ＋ ｌ
Ｋ３１ ヲレヘル検出回路１０．１１に入力する。
流Ｉによって作られた二次補償電圧に２ｚＩを整流回路
７，８に通した半波交流電圧と、直流電源よりに３タツ
プ・タップ設定抵抗を介して加えられる直流バイアスと
を脅威シタ電圧Ｉ Ｋ２ＺＩＺＯ−ＫＩＶ Ｉ ＋ ｌ
Ｋ３１ ヲレヘル検出回路１０．１１に入力する。
したがって系統電圧■、系統潮流Ｉが健全な場合（Ｋｌ
Ｖ＞ Ｋ３、Ｋ２ＺＩ２ｚＩには第５図のような動作と
なる。
Ｖ＞ Ｋ３、Ｋ２ＺＩ２ｚＩには第５図のような動作と
なる。
すなわち初段トランジスタＴ、、Ｔ２が交流入力電圧に
１Ｖにより交互にＯＮ＋＋ＯＦＦ動作を繰返すため次段
トランジスタＴ３も０Ｎ−ＯＦＦ動作を繰返す。
１Ｖにより交互にＯＮ＋＋ＯＦＦ動作を繰返すため次段
トランジスタＴ３も０Ｎ−ＯＦＦ動作を繰返す。
判定タイマー１６の設定動作時間Ｔよりもトランジスタ
Ｔ３のパルス周期ｔが短かいため動作出力は生じない。
Ｔ３のパルス周期ｔが短かいため動作出力は生じない。
ところが、故障発生時に系統電圧■かに□■＜Ｋ３（Ｋ
２ＺＩ２ＺＩ条件のとき）の関係となった場合、または
系統電圧■は健全の状態で系統潮流Ｉのみが増加した場
合（ＫｌＶ＜Ｋ３＋に２ＺＩ）には、初段トランジスタ
Ｔｌ？ Ｔ２はＯＮ動作継続となり次段トランジスタＴ
３はＯＦＦ動作を継続する。
２ＺＩ２ＺＩ条件のとき）の関係となった場合、または
系統電圧■は健全の状態で系統潮流Ｉのみが増加した場
合（ＫｌＶ＜Ｋ３＋に２ＺＩ）には、初段トランジスタ
Ｔｌ？ Ｔ２はＯＮ動作継続となり次段トランジスタＴ
３はＯＦＦ動作を継続する。
判定タイマー１６の設定動作時間Ｔを越え動作出力を生
じる。
じる。
動作原理タイムチャートは第６図の通りである。
次に基本動作について説明する。
上記のように本実施例はトランジスタＴ１．Ｔ２がＯＦ
Ｆ［、なくなった時動作するので、ＩＫ２２ｉＺθ−に
、Ｖ ｌのピーク値が所定値以下となったことを検出し
ていることになる。
Ｆ［、なくなった時動作するので、ＩＫ２２ｉＺθ−に
、Ｖ ｌのピーク値が所定値以下となったことを検出し
ていることになる。
Ｋ２２ｉＺθとに、？が同相の場合（第３図刃軸上）で
は、系統電圧■に対する動作値はに２Ｉ分だけ大きくな
ることになる。
は、系統電圧■に対する動作値はに２Ｉ分だけ大きくな
ることになる。
又、逆相の場合には、潮流ｌ側出力はダイオード７．８
に阻止され、系統電圧■に影響を与えることができない
。
に阻止され、系統電圧■に影響を与えることができない
。
（第３図刃軸上、下側）。
上記以外の位相関係の場合、それは系統電圧■のピーク
値への潮流■の影響の与え方で３つの部分に分けられる
。
値への潮流■の影響の与え方で３つの部分に分けられる
。
（１）系統電圧■と潮流ＺＩの位相差９０°以上。
この場合、系統電圧■のピーク値は潮流■によっては変
化しないため、系統電圧■のみで動作値が定まる領域（
第３図刃軸上円）。
化しないため、系統電圧■のみで動作値が定まる領域（
第３図刃軸上円）。
（２）系統電圧■と潮流ＺＩの位相差α以上９００以下
。
。
系統電圧■のピーク値が潮流刀との位相差φの正弦で定
まる領域、すなわち、系統電圧Ｖのピーク値が潮流乙の
半波の立ち上がり部でけずられ移行していくため、低下
していく領域。
まる領域、すなわち、系統電圧Ｖのピーク値が潮流乙の
半波の立ち上がり部でけずられ移行していくため、低下
していく領域。
（３）系統電圧Ｖと潮流乙の位相差α以下。
系統電圧■のピーク値が、Ｋ１■−に２ＺＩＺθのベク
トル演算により定まる領域。
トル演算により定まる領域。
以上、（１）、 （２）の領域ではに、Ｖ−に２万Ｚθ
のベクトル演算は行なわれていないため、特公昭３９−
２１３９５号に言うような、電圧入力、電流入力の両方
を整流する必要がない。
のベクトル演算は行なわれていないため、特公昭３９−
２１３９５号に言うような、電圧入力、電流入力の両方
を整流する必要がない。
上記のように、この考案はタップ整定装置１４を設けた
ので、第１のレベル検出回路１０の作動値と第２レベル
検出回路１１の作動作を同時に整定することができる。
ので、第１のレベル検出回路１０の作動値と第２レベル
検出回路１１の作動作を同時に整定することができる。
以上のように、この考案によれば、継電器の動作値を整
定する電圧タップ以外に電流側タップ整定装置を電流穴
カドランスの二次側中間タップに整定装置を備えるよう
に構成したので、継電器の動作整定か簡単になり、また
精度の高いものが得られる効果がある。
定する電圧タップ以外に電流側タップ整定装置を電流穴
カドランスの二次側中間タップに整定装置を備えるよう
に構成したので、継電器の動作整定か簡単になり、また
精度の高いものが得られる効果がある。
第１図は従来の電流補償付不足電圧継電器の一例を示す
回路図、第２図は第１図の継電器の基本動作原理を示す
等価回路図、第３図は従来およびこの考案の継電器の特
性を示す図、第４図はこの考案に係る電流補償付不足電
圧継電器の一実施例を示す回路図、第５図と第６図は第
４図の動作を示すタイムチャート図である。 図において、１は電圧式カドランス、２は電流穴カドラ
ンス、５，６．１４は電流人力Ｉの二次出力に２ｚＩＺ
Ｏを設定するタップ整定装置、７゜８は電流人力Ｉの二
次出力に２ＺＩＺＯを半波整流する回路、９は直流基準
量を設定する抵抗、１０．１１はレベル検出回路、１５
はＮＯＲ論理回路、１６は判定タイマーである。 なお各図中、同−符は同一または相当部分を示す。
回路図、第２図は第１図の継電器の基本動作原理を示す
等価回路図、第３図は従来およびこの考案の継電器の特
性を示す図、第４図はこの考案に係る電流補償付不足電
圧継電器の一実施例を示す回路図、第５図と第６図は第
４図の動作を示すタイムチャート図である。 図において、１は電圧式カドランス、２は電流穴カドラ
ンス、５，６．１４は電流人力Ｉの二次出力に２ｚＩＺ
Ｏを設定するタップ整定装置、７゜８は電流人力Ｉの二
次出力に２ＺＩＺＯを半波整流する回路、９は直流基準
量を設定する抵抗、１０．１１はレベル検出回路、１５
はＮＯＲ論理回路、１６は判定タイマーである。 なお各図中、同−符は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 系統電圧の瞬時値を導出する電圧入力回路、系統電流の
正の半周期の瞬時値を導出する第１の電流入力回路、上
記系統電流の負の半周期の瞬時値の絶対値を導出する第
２の電流入力回路、上記第１の電流入力回路の出力と上
記電圧入力回路の出力との間の差が所定値に達すると出
力する第１のレベル検出回路、上記第２の電流入力回路
の出力と上記電圧入力回路の出力との間の差が上記所定
値に達すると出力する第２のレベル検出回路、および上
記第１のレベル検出回路と上記第２のレベル検出回路の
出力の少なくとも一方が所定時間継続して付勢されたと
きに出力を付勢する判定回路を備え、上記第１の電流入
力回路および上記第２の電流入力回路は入力の一端を共
通線に接続し、かつ入力の他端に直流基準量を印加させ
ると共にこの共通線に直列に動作値整定用の抵抗器を接
続した電流補償付不足電圧継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838677U JPS6013244Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 電流補償付不足電圧継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838677U JPS6013244Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 電流補償付不足電圧継電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5443523U JPS5443523U (ja) | 1979-03-24 |
| JPS6013244Y2 true JPS6013244Y2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=29072666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11838677U Expired JPS6013244Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 電流補償付不足電圧継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013244Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014086378A1 (fr) * | 2012-12-09 | 2014-06-12 | Mekimah Djamel | Interface a courant de defaut a la terre |
-
1977
- 1977-09-01 JP JP11838677U patent/JPS6013244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5443523U (ja) | 1979-03-24 |
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