JP3282064B2 - 着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材の硬化度測定装置およびその方法 - Google Patents

着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材の硬化度測定装置およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学機材を使用して
ワークに付した着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材を
乾燥させる着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材の硬化
度測定装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紫外線硬化型転移塗布材は、印
刷の高速化や熱処理不可な材料への適用から急速に普及
し、一般印刷物からテレフォンカード、コンパクトディ
スク、建材、ピータイルなどの床材あるいは壁材、プリ
ント基板などのレジスト、飲料缶などのワークに付さ
れ、様々な産業に現在適用され実用化されている。
【0003】前記紫外線硬化型転移塗布材は、被印刷物
に印刷された後、高圧水銀放電灯や、メタルハイドラン
プなどの紫外線光源を備えるコンベアータイプの装置で
搬送しながら乾燥されたり、スポット照射の装置によっ
て乾燥して処理されている。前記転移塗布材は、実際に
使用する際にもっとも重要な点として、その転移塗布材
を硬化(乾燥)させる紫外線強度および紫外線照射時間
を、印刷する転移塗布材に対応させることである。
【0004】そのため、前記紫外線硬化型転移塗布材の
硬化度を測定する手段として種々のものが提案されてい
る。例えば、テーピングテスト、クロスカットテスト、
染料浸深法などがあり、作業者の目視判断や、触感判断
による測定がある。
【0005】また、厳格な硬化度を測定するため、NM
R(核磁気共鳴)、あるいは、赤外分光透過率測定方法
や、剥離させた転移塗布材の伸延性を測定する方法など
が行われているが、これらの方法は、厳密な測定をする
ためのもので、研究用として使用されるのが現状であ
る。
【0006】さらに、クリアータイプの紫外線硬化型転
移塗布材の硬化度を測定する方法として、前記転移塗布
材の電気抵抗の変化により判断する方法が提案されてい
る。前記方法を実現する測定装置の構成は、光源装置
と、この光源装置から紫外線を照射した位置で、絶縁体
上に塗布した紫外線硬化型転移塗布材を設け、その転移
塗布材の両端に電極を設け、前記両電極を電源および電
気伝導度測定計を介して接続させている。
【0007】したがって、前記転移塗布材が、紫外線の
照射により徐々に硬化して行くことに伴って、両電極間
に流れる電気伝導度も減少するため、電気伝導度測定計
の数値が飽和することで、前記転移塗布材の硬度が測定
できるものである。なお、電気伝導度の減少が転移塗布
材の硬化度と比例関係にあることは、同時に行われたダ
イヤルゲージを使用した測定により明らかである。すな
わち,前記転移塗布材を、ダイヤルゲージを使用し、ダ
イヤルゲージがその転移塗布材に侵入する度合いを測定
して硬度(乾燥度)を判断した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の紫外線
硬化型転移塗布材の硬化度測定手段では、以下のような
問題が存在していた。
【0009】 テーピングテストなどの目視判断や、
触感判断は、作業者の主観的な部分に作用され、一定の
基準が確立しないため、印刷作業によっては、クリスタ
ルゼーションや、バックトラッピングなどの印刷作業で
は、不都合な現象を防ぐことは困難であった。 NMRや赤外分光透過率測定方法などは、厳密な測
定は可能とするが、時間的な迅速さや、装置の設置場
所、設置環境などを考慮すると、作業部所で使用するこ
とは困難であった。
【0010】 紫外線硬化型転移塗布材は、顔料など
の着色材が含まれていない場合は、その転移塗布材の電
気伝導度を測定することで、転移塗布材の硬化度を正確
に,かつ,簡易に測定できるが、顔料などの着色材が含
まれていると、図11で示すように、着色材が所定波長
の紫外線を吸収し、転移塗布材の硬度とは関係なく紫外
線の照射中は、電気伝導度が増加したまま変化しない状
態となる。そのため、電気伝導度の変化による紫外線硬
化型転移塗布材の硬化度の測定が不可能であった。
【0011】この発明は、前述の問題点を解決すべく創
案されたもので、顔料などの着色材を含む紫外線硬化型
転移塗布材の硬化度判断が適切で簡易かつ迅速にでき、
印刷状況に対応して硬化度を判断できる着色材を含む紫
外線硬化型転移塗布材の硬化度測定装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、光源装置から紫外線を含む光線を照射
し、前記光線の内、所定波長の紫外線を透過させるフィ
ルタ部材を光路に設け、前記フィルタ部材を介して所定
波長の紫外線が照射される位置に、絶縁体上に塗布した
紫外線硬化型転移塗布材を設け、前記紫外線硬化型転移
塗布材の一端と他端には、前記紫外線硬化型転移塗布材
の電気伝導度を測定するための一方と他方の電極が設置
され、前記両電極は、電源および電気伝導度の測定計を
介して接続された紫外線硬化型転移塗布材の硬化度測定
装置として構成した。
【0013】そして、 前記電極部分は、そのどちらか
一方の電極に前記転移塗布材を塗布すると共に、一方と
他方の電極を重ねる構成とし、前記光源装置からの光線
が照射される側の電極を光透過性部材で形成しても良
い。なお、電極部分は、酸素を遮断する所定ガス雰囲気
内に設置した状態であっても構わない。
【0014】また、前記フィルタ部材は、前記光源装置
から照射される紫外線を含む構成の光路に設置した反射
鏡に設ける構成とすることや、光源装置のランプの先端
側に設けられると共に、光源装置の反射鏡に設ける構
成、あるいは、光源装置から照射される光線の光路に設
置した集光レンズに設ける構成としても構わない。
【0015】さらに、前記フィルタ部材の設置位置から
紫外線硬化型転移塗布材との間の光路に、集光レンズを
設置する構成としても構わない。そして、前記フィルタ
部材は紫外線硬化型転移塗布材の顔料の分光吸収波長領
域の光を除去する誘電体多層膜光干渉フィルタを使用す
ると都合がよい。
【0016】そして、紫外線硬化型転移塗布材の硬化度
を測定する方法としては、顔料を含む紫外線硬化型転移
塗布材に、前記顔料の分光吸収波長領域の光を除去した
紫外線を照射する第1工程と、前記紫外線硬化型転移塗
布材の電気伝導度を測定する第2工程とから構成するこ
とや、顔料を含む紫外線硬化型転移塗布材に、前記顔料
の分光吸収波長領域の光を除去し、かつ、集光した紫外
線を照射する第1工程と、前記紫外線硬化型転移塗布材
の電気伝導度を測定する第2工程とから構成しても良
い。さらに、第2工程で、電気伝導を測定する際は、酸
素を遮断するガス雰囲気内に設置しても構わない。ま
た、前記第2工程は、電気伝導度の減少に伴って硬化度
の度合いを判断する構成とすると都合がよい。
【0017】
【作用】この発明は上記のように構成したので以下のよ
うな作用を有している。 (1) 光源装置から照射された紫外線を含む光線は、光路
に設けた光学フィルタ部材で所定波長の紫外線が選択的
に透過して測定装置の電極部分に照射される。そのた
め、絶縁体上に塗布されている紫外線照射型転移塗布材
の着色材が有する分光吸収波長領域の紫外線を除去する
ため、光起電力は起こらない。
【0018】(2) 電極部分は、両電極の一方の面に着色
材を含む紫外線硬化型転移塗布材を塗布し、他方の電極
に重ねる構成としている。そのため、光源装置からの光
線が照射される側の電極を光透過部材で形成しているた
め、酸素を遮断した状態とすることができる。なお、電
極部分を所定気体雰囲気内に設置することで酸素を遮断
することも可能である。
【0019】(3) 光学フィルター部材は、光路に設置し
た反射鏡に設けられ、光源装置からの光線は、反射鏡を
介して所定波長の紫外線が反射し、不要な光線は反射鏡
を透過するため、紫外線硬化型転移塗布材に含まれてい
る顔料が光起電力を起こすことはない。
【0020】(4) 光学フィルタ部材は、光源装置からの
紫外線照射光路に設置した集光レンズに設けられている
ため、集光レンズを紫外線が透過する際に、紫外線硬化
型転移塗布材に含まれている顔料の吸収波長領域が除去
される。
【0021】(5) 光学フィルタ部材は、前記光源装置の
ランプの照射側でランプから紫外線硬化型転移塗布材に
直接照射を遮る位置に板状に設けられる共に、前記光源
装置の反射鏡に設けられているため、ランプから直接照
射される紫外線は、板状のフィルタ部材を透過する際に
所定波長の紫外線を透過させ、顔料に光起電力を起こさ
せる紫外線は反射する。また、ランプから光源装置の反
射鏡を介して紫外線硬化型転移塗布材に照射される紫外
線は、前記反射鏡で反射する際に、所定波長の紫外線が
反射され、顔料に光起電力を起こさせる紫外線は透過す
る。
【0022】(6) 光学フィルタ部材の設置した位置から
紫外線硬化型転移塗布材までの間に集光レンズを設置し
ているため、光学フィルタ部材を透過した所定波長の紫
外線が集光されて前記転移塗布材に照射される。 (7) 光学フィルタ部材は、誘電体多層光干渉膜を使用し
ているため、設置位置に対応させ、所望波長の紫外線を
透過させたり、所望波長の紫外線を反射させる構成にす
ることが可能となる。
【0023】(8) 紫外線硬化型転移塗布材の硬化度測定
方法としては、顔料の分光吸収波長領域の紫外線を除去
して前記顔料が光起電力を起こさない領域の紫外線を照
射し、前記紫外線硬化型転移塗布材の電気伝導度を測定
することで、紫外線硬化型転移塗布材の硬化度を測定可
能としている。
【0024】(9) 紫外線硬化型転移塗布材の顔料の分光
吸収領域の波長を除去し、かつ、集光した紫外線を照射
するため、前記顔料が光起電力を発生することがない。
したがって、紫外線硬化型転移塗布材の電気伝導度を測
定手段により測定することが可能となる。なお、電気伝
導度を測定する際、所定ガス雰囲気内に設置して測定す
ることで、被印刷物の嫌気性部材に対応することが可能
となる。 (10)紫外線硬化型転移塗布材の硬化度は、電気伝導度の
減少に伴って、硬化度の度合いが判定できるため、紫外
線硬化型転移塗布材の使用目的に合わせて使用すること
が可能となる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の第1の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は、紫外線硬化型転移塗布材の硬化
度測定装置の原理図、図2は、電極部分の応用例の構成
を示す断面図、図3は、紫外線波長と吸収係数の関係を
示すグラフ図、図4は紫外線波長と相対放射強度の関係
を示すグラフ図、図5は紫外線波長と透過率の関係を示
すグラフ図、図6は、フィルタ透過後の紫外線波長と相
対放射強度を示すグラフ図、図7は、紫外線照射時間と
出力電流の関係を示すグラフ図である。
【0026】図1で示すように、紫外線硬化型転移塗布
材の硬化度測定装置1は、光源装置2と、この光源装置
2から照射された紫外線を含む光線の内、所定波長の紫
外線だけ透過させる光学フィルタ5と、この光学フィル
タ部材5の後方に設置される集光レンズ6と、この集光
レンズ6の直下に設置された測定器7とから構成されて
いる。
【0027】前記測定器7は、作業で被印刷物に使用さ
れると同じ条件の紫外線硬化型転移塗布材8を絶縁体1
1に塗布し、前記絶縁体11の上面で前記紫外線硬化型
転移塗布材8の両側に設置される一方と他方の電極9、
10からなる電極部分Aと、前記一方と他方の電極9、
10に接続されるリード線と、そのリード線の所定位置
に介在して設置され電圧を付加する電源12および電流
計13(電気伝導度測定器)とから構成されている。
【0028】前記転移塗布材8は、着色材として特に顔
料に付いてここでは述べる。前記転移塗布材8は、絶縁
体11の上に、作業現場で行われるワークの作業状態と
同じ厚みで塗布されることが望ましい。また、一方と他
方の電極9、10は、金属電極で形成されると都合が良
い。そして、電源12によって付加される電圧は直流で
あっても交流であっても構わない。なお、図1では集光
レンズ6が設置されているが、ランプ3からの光強度が
大きければ集光レンズは取り除いても構わない。そのた
め、光学フィルタ部材5のみを光源装置2から紫外線硬
化型転移塗布材8の間に設置する構成としても良い。ま
た、図1の符号14は、記録装置などを有する表示記録
器である。
【0029】図1で示すように、光源装置2のランプ3
から直接または反射鏡4で反射して照射された紫外線を
含む光線は、光学フィルタ部材5で顔料の光起電力を起
こす分光吸収波長領域が除かれ、所定波長の紫外線が透
過し、その透過した紫外線は集光レンズ6で集光されて
測定器7の紫外線硬化型転移塗布材8に照射される。
【0030】このとき、図3で示すように、マゼンタ
(magenta)の吸収領域は、450nm〜600
nmであり、図4の紫外線波長では546nm,577
nmおよび579nmの紫外線波長が光起電力を起こす
原因となる。同様に、イエロー(yellow)の顔料
は400nm〜500nm、シアン(cyan)は60
0nm〜700nmに吸収領域を持っている。なお、図
3で示すマゼンタの吸収領域の内、450nm以下の吸
収は、顔料によるものではなく、モノマーや、プレポリ
マー、あるいは、開始材によるものであり、顔料の光起
電力に寄与するものではない(他の顔料もモノマー、プ
レポリマーおよび開始材が吸収する領域は光起電力に寄
与しない)。
【0031】一方、前記光源装置2から照射された紫外
線の特性波長は、図4で示すように、200nm〜60
0nmの所定位置に波長特性があり、この波長特性の紫
外線を、図5で示す波長透過率を有する光学フィルタ部
材5で透過した場合、図6で示すような紫外線波長の特
性を持つようになる。すなわち、マゼンタ,イエロー、
シアンの顔料の紫外線吸収特性である450nm〜60
0nmまでの波長領域は除去されている。
【0032】したがって、図7で示すように、光学フィ
ルタ部材5を介して紫外線硬化型転移塗布材8に所定波
長の紫外線を照射した場合の電気伝導度の時間的変化を
測定すると、時間の経過と共に、電気伝導度が減少して
いるため、この減少度合いを目安として、顔料を含む紫
外線硬化型転移塗布材の硬化度(乾燥度)を判断するこ
とができるものである。なお、図面中○ドットで示すも
のはイエローの顔料、□ドットで示すものはシアンの顔
料、△ドットで示すものはマジェンタの顔料、●ドット
で示すものはブラックの顔料である。
【0033】図7で示すように、紫外線照射時間が所定
秒数経過すると、電気伝導度は減少し、紫外線照射型転
移塗布材8の硬化度合いを示すことになる。もちろん、
電気伝導度は、紫外線硬化型転移塗布材8の塗布厚み、
および、紫外線照射のワット数によって異なるが、被印
刷物の乾燥条件と同じ条件を設定することで、的確に印
刷作業を行うことが可能となる。
【0034】そして、被印刷物の構成によっては、複数
の色を重ね塗りする必要があり、このとき、バックラッ
ピング現象(2色目版表面に、1色目のインキが付着し
てしまうこと)や、クリスタルゼーション(2色目のイ
ンキの転移面積が変化してしまう)が起こる場合がある
が、これらの不良印刷現象を防ぐ乾燥状態を、所定の電
気伝導度から設定することが可能となる。
【0035】また、紫外線硬化型転移塗布材8の成分
(顔料、モノマー、オリゴマーなど)の濃度、あるい
は、顔料の抵抗がイエローとマジェンタとでは異なるた
め、被印刷物の各構成によって適宜、紫外線の照射時間
(秒)および紫外線強度を設定することになる。
【0036】なお、上記した構成の硬度測定装置1の電
極部分Aは、図2で示す構成としても構わない。すなわ
ち、電極部分Aは、一方と他方の電極19、19のどち
らか一方に着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材18を
塗布し、前記電極19、19を、光源装置(図1参照)
から紫外線を含む光線を透過させる部材である酸化イン
ジュウム(IO膜)や、酸化錫(NESA膜)、酸化イ
ンジュウムに酸化錫を混入した膜(ITO・透明伝導性
ガラス)で形成し、石英などの基板22、22に設けた
構成としても良い。図2では、上方の基板22の上に所
定波長の紫外線を透過させる光学フィルタ部材としての
紫外線透過コーテング23を備える構成としている。
【0037】そして、図2では、下方の電極19の構成
を上方の電極19の構成と同一にしているが、下方の電
極19は、光透過性部材でなくとも金属電極で良いこと
は勿論である。さらに、両電極19、19の間には、絶
縁体21を介在させている。この絶縁体21は、ガラス
や、ゴムあるいはガイシ材など適切に絶縁できるもので
あれば構わない。
【0038】また、上下の電極19、19の一方の全面
に着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材18を塗布し、
上下の電極を重ねた状態として構成しても良い。したが
って、両電極19、19の間に前記転移塗布材18が介
在する構成としているので、電極19、19が直接接触
することはなく絶縁体21を介在しなくとも良い。そし
て、図2で説明した電極部分Aの構成では、図1で示す
光学フィルタ部材5および集光レンズ6を不要とする構
成が可能である。さらに、両電極19、19で前記転移
塗布材18を挟む構成とすることで、酸素を遮断した環
境下に前記転移塗布材18を設定することができる。
【0039】さらに、前記した図1電極を、酸素を遮断
した状態の環境下で行われる構成としても構わない。す
なわち、電極部分Aが酸素に接触しないように、窒素ガ
スまたは窒素ガスを主成分とする所定ガス雰囲気中に設
置して特定波長の紫外線照射を行うことにする構成とし
ても構わない。また、酸素を遮断する環境として溶液中
に浸漬する場合は、電極が溶液に触れないように、図1
の電極部分Aの場合には,絶縁体11を凹状に形成し、
凹状部分の上面側に前記転移塗布材8を塗布すると共
に、凹部に液体を流す構成にすると都合が良い。
【0040】つぎに、この発明の第2の実施例を図8に
基づいて説明する。図8(a)で示すように、紫外線硬
化型転移塗布材の硬化度測定装置1aは、ランプ3aお
よび放物面あるいは楕円反射鏡3aからなる光源装置2
aと、この光源装置2aから照射された紫外線を含む光
線の内で、所定波長の紫外線だけ透過させるコールドミ
ラー5aと、このコールドミラー5aから反射される紫
外線照射位置に設置された測定器7とから構成されてい
る。なお、測定器7は、上記した構成と同様である。
【0041】したがって、光源装置2aから照射された
構成は、コールドミーラー5aに反射した際に、所定波
長の紫外線を反射し、顔料の光起電力を発生させる光線
を透過させる。そのため、測定器7に設置された紫外線
硬化型転移塗布材8は、光起電力が発生することなく、
電気伝導度が測定されるため、電気伝導度の減少により
硬化度が判断できる。なお、図8(b)で示すように、
必要に応じて集光レンズ6aをコールドミラー5aと紫
外線硬化型転移塗布材8の間の光路に設置する構成とす
ると都合がよい。
【0042】さらに、この発明の第3の実施例を図9で
説明する。図9で示すように、紫外線硬化型転移塗布材
の硬化度測定装置1bは、ランプ3bおよび放物面鏡4
bからなる光源装置2bと、前記光源装置2bから照射
される光路に設置された光学フィルタ部材5bを表面に
設けた集光レンズ6bと、この集光レンズ6bからの集
光光の照射位置に設置された測定器7とから構成されて
いる。なお、測定器7は、上記した構成と同様である。
【0043】したがって、光源装置2bから照射された
光線が集光レンズ6bを透過する際に、光学フィルタ部
材5bにより顔料に光起電力を起こさせる波長の紫外線
は除去される。そのため、集光レンズ6bを透過する紫
外線により硬化(乾燥)する紫外線硬化型転移塗布材8
は、電気伝導度が硬化に伴って減少することで、硬化度
の適正な判断が可能となる。
【0044】つぎに、この発明の第4の実施例を図10
を参照して説明する。図10で示すように、紫外線硬化
型転移塗布材の硬化度測定装置1cは、ランプ3cおよ
び反射鏡4cからなる光源装置2cと、前記ランプ3c
の先端に設けられた光学フィルタ部材5cと、前記光源
装置2cからの紫外線照射位置に設けた測定器7とから
構成されている。そして、前記反射鏡4cは、コールド
ミラーが使用され、所望波長の紫外線を反射する構成と
している。また、前記光学フィルタ部材5cは、所望波
長の紫外線を透過させ、それ以外は反射する構成として
いる。なお、測定器7は、上記した構成と同様である。
【0045】したがって、光源装置2cから照射された
紫外線を含む光線の内、直射光は、一旦光学フィルタ部
材5cを介して所望波長の紫外線が測定器7の紫外線硬
化型転移塗布材8に照射される。また、反射鏡4cに照
射された紫外線は、所望波長の紫外線が反射し、必要と
しない紫外線は、反射鏡4cを透過して除去される。そ
のため、紫外線硬化型転移塗布材8の顔料は、光起電力
を生じることがないため、電気伝導度の減少により紫外
線硬化型転移塗布材8の硬化度が測定できる。もちろ
ん、必要があれば、集光レンズを光路に設置する構成と
しても構わない。
【0046】なお、上記した各実施例で紫外線硬化型転
移塗布材8の電気伝導度の減少の度合いを測定し、紫外
線硬化型転移塗布材8の使用目的に対応して、紫外線硬
化型転移塗布材8の硬化度を見極めることが可能とな
る。すなわち、紫外線硬化型転移塗布材8が、単色で使
用される場合は、乾燥度(硬化度)が完全であるほうが
都合が良いため、紫外線硬化型転移塗布材の電気伝導度
の飽和状態を測定目安とすると都合がよい。
【0047】また、紫外線硬化転移塗布材が複数重ね塗
りされる場合は、紫外線硬化型転移塗布材の厚み、色彩
濃淡などから、二色目以降を塗る際に、クリスタルゼー
ションや、バックトラッピングが起きない状態に電気伝
導度を見極めることで、適切な乾燥度を確保することが
可能となる。また、光学フィルタ部材は、紫外線透過
(または反射)誘電体多層膜を使用することや、色硝子
などの部材で構成しても紫外線硬化型転移塗布材の種類
によっては適切に顔料の光起電力を発生することなく所
定波長の紫外線を照射することができるため、電気伝導
度の測定が可能となる。
【0048】なお、前記転移塗布材は、凸版、凹版、孔
版、平版などの刷版を用いてワークに直接的または間接
的に圧接される転移材や、転移ロールや、アニロックス
ロール、リバーズコーター、カーテンコーターなどを使
用してワークに付着する塗布材、あるいは、スプレー
法、ディップ法、スピンナー法、スラリー法または電気
泳動法などを用いてワークに塗膜を形成する付着材で、
塗料、インキ、レジストインキ、接着材、充填材、目止
材、パテ材、絶縁材、バリヤー材、導電性ペーストなど
を含むものである。
【0049】そして、図2で示す構成の電極を第2実施
例ないし第4実施例で使用することで、各装置の構成を
簡略化できる。さらに、上記構成の各実施例で示す構成
の硬化度測定装置は、既存の紫外線乾燥装置に設置して
使用することが可能となると共に、正確な被印刷物の乾
燥が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明は次の優れた
効果を発揮する。 紫外線硬化型転移塗布材は、顔料が含まれていて
も、その顔料が光起電力を発生する分光吸収波長領域の
紫外線を除いて照射しているため、紫外線硬化型転移塗
布材の電気伝導度を測定することで、紫外線硬化型転移
塗布材の硬化度を測定可能にするため、適切な乾燥処理
が可能となる。また、紫外線硬化型転移塗布材の対応に
より乾燥度合いも判別することが可能となる。したがっ
て、被印刷物の適切な紫外線強度と照射時間を迅速かつ
正確に決定するとが可能となる。また、既存に設置され
ている被印刷物の紫外線照射装置に設置して使用すると
ができる。
【0051】 電極部分は上下の電極で着色材を含む
紫外線硬化型転移塗布材を挟み込むことで空気を遮断し
た状態で所定波長の紫外線が照射されるため、被印刷物
が嫌気性状態で乾燥を行う場合の条件と一致し、適正な
乾燥度の判定が可能となる。また、電極部分を酸素を遮
断するガス雰囲気内に設置した場合も同じように、被印
刷物が嫌気性である場合と同じ状態となり適正な判断が
可能となる。
【0052】 光学フィルタ部材は、光路に設けた反
射鏡に設けられているため、光源装置から照射された紫
外線は、反射鏡で所定波長の紫外線が反射され、紫外線
硬化転移塗布材に照射される。そのため、紫外線硬化転
移塗布材の顔料は、紫外線が照射しても光起電力を発生
することなく硬化する。したがって、紫外線硬化型転移
塗布材の電気伝導度を測定することで硬化度(乾燥度)
が測定可能となる。また、紫外線照射による熱の処理に
すぐれ、測定装置側の熱による劣化防止性に優れてい
る。
【0053】 光学フィルタ部材は、光源装置からの
光路に集光レンズを設け、その集光レンズの表面に光学
フィルタ部材を設けた構成としているため、集光レンズ
を透過する際に紫外線は、所定波長の紫外線が透過し、
紫外線硬化型転移塗布材に照射されるため、紫外線硬化
型転移塗布材の顔料が光起電力発生することなく電気伝
導度の測定が可能となる。そのため、紫外線硬化型転移
塗布材の硬化度(乾燥度)を測定することが可能とな
り、かつ、装置の構成がより簡素化することが可能とな
る。
【0054】 光学フィルタ部材は、コールドミラー
として光源装置の曲面反射鏡に設けられると共に、ラン
プの先端側に板状に形成され設けられているため、光源
装置からの紫外線は、所定波長の紫外線が紫外線硬化型
転移塗布材に照射することができ、紫外線硬化型転移塗
布材の顔料は光起電力が発生することなく電気伝導度を
測定することができるため、電気伝導度の減少に伴って
硬化度を測定することが可能となる。また、光源装置と
測定物の距離が近接する構成の装置であっても使用を可
能とする。
【0055】 前記各構成の光学フィルタ部材および
紫外線硬化型転移塗布材の間の光路に集光レンズを設置
することで、光学フィルタ部材を透過する際に減少した
紫外線量を補完して紫外線硬化型転移塗布材に照射する
ことができるため、測定処理時間を短縮し、硬化度を早
めることができる。
【0056】 光学フィルタ部材は、誘電体多層光干
渉膜を使用しているため、設置位置によっては、所望波
長の紫外線を反射あるいは透過させることで、紫外線硬
化型転移塗布材に照射することが可能となる。
【0057】 紫外線硬化転移塗布材の光起電力を発
生させる分光吸収波長領域の紫外線を光学フィルタ部材
などで除去して紫外線を照射し、紫外線硬化型転移塗布
材の一方と他方に設置した測定装置により、電気伝導度
を測定することで、紫外線硬化型転移塗布材の硬化度の
紫外線照射強度と、照射時間を迅速かつ正確に決定する
ことが可能となる。また、所定波長の紫外線を照射する
際に、集光レンズを使用することで、照射時間の短縮が
可能となる。
【0058】 紫外線硬化型転移塗布材の電気伝導度
の減少に伴って、硬化度の度合いを見極めることで、紫
外線硬化型転移塗布材使用状態、例えば、単色あるいは
多色などの場合に応じて適切な転移塗布材の硬化度を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す測定装置の原理
図である。
【図2】この発明の電極部分の応用例を示す断面図であ
る。
【図3】この発明の紫外線硬化型転移塗布材の紫外線波
長と吸収係数の関係を示すグラフ図である。
【図4】この発明の水銀放電灯の波長特性と相対放射強
度の関係を示すグラフ図である。
【図5】この発明の光学フィルタ部材を透過する紫外線
波長と透過率の関係を示すグラフ図である。
【図6】この発明の光学フィルタ部材を介した場合の紫
外線波長と相対照射強度の関係を示すグラフ図である。
【図7】この発明の紫外線硬化転移塗布材の各顔料に付
いての紫外線照射時間と出力電流の関係を示すグラフ図
である。
【図8】(a),(b)は、この発明の第2の実施例を
示す硬化度装置の原理を示す原理図である。
【図9】この発明の第3の実施例を示す硬化度測定装置
の原理を示す原理図である。
【図10】この発明の第4の実施例を示す硬化度測定装
置の原理を示す原理図である。
【図11】従来の顔料を含む紫外線硬化型転移塗布材と
顔料を含まない紫外線硬化型転移塗布材の紫外線照射時
間と、電気伝導度の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 紫外線硬化型転移塗布材の硬化度測定装置 2 光源装置 3 ランプ 4 反射鏡 5 光学フィルタ部材 6 集光レンズ 7 測定器 8 紫外線硬化型転移塗布材 9 一方の電極 10 他方の電極 11 絶縁体 12 電源 13 電気伝導度測定器 14 表示記録器 A 電極部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−51751(JP,A) 特開 平3−96843(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/00 - 27/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源装置から紫外線を含む光線を照射し、
    その光線の内、所定波長の紫外線を通過させる光学フィ
    ルタ部材を光路に設け、前記光学フィルタ部材を介して
    所定波長の紫外線が照射される位置に、着色材を含む紫
    外線硬化型転移塗布材の電気伝導度を測定する測定装置
    を設け、 前記測定装置は、絶縁体上に、前記紫外線硬化型転移塗
    布材を塗布すると共に、前記紫外線硬化型転移塗布材
    一端と他端に電極を設置した電極部分を備え、 前記両電極は、電源および電気伝導度の測定計を介して
    互いに接続されたことを特徴とする着色材を含む紫外線
    硬化型転移塗布材の硬化度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記光学フィルタ部材は、前記紫外線硬化
    型転移塗布材の着色材が有する分光吸収波長領域の光を
    除去する誘電体多層膜光干渉フィルタを使用したことを
    特徴とする請求項1に記載の着色材を含む紫外線硬化型
    転移塗布材の硬化度測定装置。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化型転移塗布材の着色材が有する
    分光吸収波長領域の光を除去した紫外線を照射する第1
    工程と、 前記紫外線硬化型転移塗布材の電気伝導度を測定する第
    2工程とからなる着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材
    の硬化度測定方法。
  4. 【請求項4】 前記第2工程は、電気伝導度の減少に伴っ
    て硬化度の度合いを判断することを特徴とする請求項
    記載の着色材を含む紫外線硬化型転移塗布材の硬化度
    測定方法。
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