JP3281981B2 - 包装品の箱詰め用エレベータ - Google Patents

包装品の箱詰め用エレベータ

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JP3281981B2
JP3281981B2 JP30417591A JP30417591A JP3281981B2 JP 3281981 B2 JP3281981 B2 JP 3281981B2 JP 30417591 A JP30417591 A JP 30417591A JP 30417591 A JP30417591 A JP 30417591A JP 3281981 B2 JP3281981 B2 JP 3281981B2
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秀樹 酒井
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株式会社川島製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被箱詰品に落下させる
ことなく段ボール箱内に多段に整然と収容でき、また落
下衝撃によって損壊容易なスナック菓子の包装品等の被
箱詰品を損壊させることなく収容できる包装品の箱詰め
用エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳まれた段ボール箱を縦に角
筒状に開いて段ボール箱の移送方向前側の下部蓋片と後
側の下部蓋片を折り曲げて該段ボール箱を二本のレール
間に載置し製函する製函機はあったが、製函箱詰め機は
存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】製函箱詰め機を開発する場合、段ボール箱
を製函してその中に損壊容易なスナック菓子の包装品等
の被箱詰品を投げ入れたり落下収容すると、包装品の内
容物に損壊を生ずる虞れがある。
【0005】本発明は、多段にステップ下降自在な製品
載置板を備えることにより、落下距離を解消して被箱詰
品に落下させることなく段ボール箱内に多段に整然と収
容でき、また落下衝撃によって損壊容易なスナック菓子
の包装品等の被箱詰品を損壊させることなく収容できる
包装品の箱詰め用エレベータを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、サーボモータ11を駆動源
としてボールねじ12に螺合するボールナット13を昇
降させて多段位置決め自在な所要の伸縮式突き上げ手段
10により多段に昇降自在な製品載置板20及び所要の
カム・レバー式の張出引退手段30により該製品載置板
20より両側に張出しかつ下側に引退自在な一対の張出
板40,40を、段ボール箱Hの移送方向前側の下部蓋
片h1と後側の下部蓋片h2を折り曲げて該段ボール箱
Hを載置する二本のレールR,R間にレールR上面より
所要寸法低い位置に待機するように備え、段ボール箱H
の供給があると、製品載置板20が前記両蓋片h1,h
2の間を通って上部蓋片h5〜h8の上端付近まで上昇
するようになっているとともに、一対の張出板40,4
0が段ボール箱H内で移送方向に張り出すようになって
おり、さらに該製品載置板20と該一対の張出板40,
40の上に被箱詰品Wが載置されると一段下降すること
を複数回行うことを繰り返すようになっており該製品載
置板20が箱内底部に位置したら、該一対の張出板4
0,40を縮めて下降復帰するように構成されている包
装品の箱詰め用エレベータを提供するものである。
【0007】
【作用】レールR上面に段ボール箱Hの供給があると、
サーボモータ11が駆動しボールナット13が上昇して
突き上げ手段10が伸長作動し、製品載置板20が段ボ
ール箱Hの移送方向前側の下部蓋片h1と後側の下部蓋
片h2の間を通って上部蓋片h5〜h8の上端付近まで
上昇する。この場合、製品載置板20が段ボール箱H内
底部に位置すると、張出引退手段30のカム・レバーの
働きで一対の張出板40,40が段ボール箱Hの移送方
向前方と後方に張り出す。次いで、該製品載置板20と
該一対の張出板40,40の上に被箱詰品W・・が載置
される工程と、突き上げ手段10が縮小作動して製品載
置板20が一段下降する工程を複数回を繰り返し、被箱
詰品W・・が所要の段数載置された後は、製品載置板2
0は元位置に下降復帰する。この場合、製品載置板20
が箱内底部に位置すると、張出引退手段30のカム・レ
バーの働きで一対の張出板40,40を縮めるので、張
出板40が段ボール箱Hの移送方向前側の下部蓋片h1
と後側の下部蓋片h2に干渉することはない。その後、
レール上Rに段ボール箱Hが搬出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る包装品の箱詰め用エレベ
ータの実施例を図面を参照して説明する。この実施例の
包装品の箱詰め用エレベータは、サーボモータ11を駆
動源としてボールねじ12に螺合するボールナット13
を昇降させることにより多段位置決め自在な所要の伸縮
式突き上げ手段10により多段に昇降自在な製品載置板
20及び所要のカム・レバー式の張出引退手段30によ
り該製品載置板20より両側に張出しかつ下側に引退自
在な一対の張出板40,40を、段ボール箱Hの移送方
向前側の下部蓋片h1と後側の下部蓋片h2を折り曲げ
て該段ボール箱Hを載置する二本のレール間R,Rにレ
ールR上面より所要寸法低い位置に待機するように備え
ている。そして、段ボール箱Hの供給があると、製品載
置板20が前記両蓋片h1,h2の間を通って上部蓋片
h5〜h8の上端付近まで上昇するようになっていると
ともに、一対の張出板40,40が段ボール箱H内で移
送方向に張り出すようになっており、さらに該製品載置
板20と該一対の張出板40,40の上に被箱詰品W・
・が載置されると一段下降することを五回繰り返し、六
段目の被箱詰品W・・が載置されると、製品載置板20
は一対の張出板40,40を縮めて元位置に下降復帰す
るように構成されている。
【0009】突き上げ手段10は、装置フレーム50に
軸線が垂直となるように上下端を枢支されサーボモータ
11によりタイミングベルト巻掛け機構14を介して回
転されるボールねじ12を有し、該ボールねじ12に螺
合されたボールナット13と一体に設けられた昇降板1
5の両端に一対の第一スライダ15a,15aが設けら
れ、該一対の第一スライダ15a,15aが前記ボール
ねじ12を挟んで平行に立設された一対の縦ガイド5
1,51(フレームの一部を構成する)に係合案内さ
れ、上端に巻掛け車16aを有し下端が前記昇降板15
の両端近傍に立設固定された一対の昇降縦ガイド16,
16を有し、該一対の昇降縦ガイド16,16に係合案
内される一対の第二スライダ17a,17aが門形昇降
フレーム17の下端両側に固定され、前記巻掛け車16
aに載せて巻掛けた引張力伝達可撓体18の一端18a
が前記装置フレーム50に固定されかつ他端18bが前
記門形昇降フレーム17の下端に固定されてなる。従っ
て、サーボモータ11を駆動源としてボールねじ12に
螺合するボールナット13を昇降させると、巻掛け車1
6aの昇降と引張力伝達可撓体18の牽引との相乗作用
により、門形昇降フレーム17が二段伸縮自在である。
なお、引張力伝達可撓体18は、タイミングベルト、ワ
イヤーロープ、チェーンのいずれであっても良く、巻掛
け車16aは引張力伝達可撓体18に対応してタイミン
グベルト車、ロープシーブ、スプロケットが採用され
る。
【0010】製品載置板20は、前記門形昇降フレーム
17の上端に突設された基部がくびれた角柱状の突起1
7bに嵌合されて該門形昇降フレーム17の上端面に載
置され、かつ自身に備えられた適宜構造のロック機構2
0aが該突起17bの基部のくびれに係合ロックするよ
うになっている。また、一対の張出板40,40は、製
品載置板20の下側に設けられ、ばね41,41の付勢
により製品載置板20の下に引退した状態から両側方へ
張出されるようになっているとともに、張出引退手段3
0により張出板40,40より垂設されたロッド42,
42がばね41,41の付勢に抗して移動されることに
より製品載置板20の下に引退した状態になるように構
成されている。従って、製品載置板20は、段ボール箱
Hの大きさが異なるときは、対応する大きさのものに変
えられるようになっていて汎用性が確保されている。な
お、レールRも段ボール箱Hの巾寸法に応じて間隔調整
自在である。
【0011】張出引退手段30は、装置フレーム50よ
り設けられた一対のブラケット31,31に三股状の張
出板引退用レバー32,32が枢着され、レバー上部3
2a,32aが、前記張出板40,40より垂設された
ロッド42,42に対応するように延びていてかつブラ
ケット31,31とレバー側部32b,32bに両端を
係止されたコイルばね33,33によりロッド42,4
2から離隔する方向に付勢され、レバー上部32a,3
2aの上端とレバー下部32c,32cの上端にそれぞ
れ上部カムフォロア34,34または下部カムフォロア
35,35が付設され、他方、下部カムフォロア35,
35に対応して門形昇降フレーム17の下端にストライ
カ36,36が付設されてなる。そして、前記製品載置
板20が段ボール箱H内底部に下降してきた時点で該ス
トライカ36,36の傾斜面36a,36aが下部カム
フォロア35,35に当接して該下部カムフォロア3
5,35を外方へ押動することにより、上部カムフォロ
ア34,34が前記製品載置板20に垂設されたロッド
42,42をばね41,41の付勢に抗して移動し前記
張出板40を製品載置板20の下に引退するようになっ
ている。また、前記製品載置板20が段ボール箱H内を
上昇するときは、ストライカ36,36が下部カムフォ
ロア35,35から外れ、前記張出板40,40がばね
41,41の付勢により張り出すようになっている。
【0012】次に上記のように構成した実施例の作用を
説明する。図1に示すように、段ボール箱Hの供給があ
り、サーボモータ11が駆動しボールねじ12に螺合す
るボールナット13が上昇する。すると、門形昇降フレ
ーム17がボールナット13の二倍ストローク上昇する
ことになり、このため、製品載置板20が段ボール箱H
の下部前側、後側両蓋片h1,h2の間を通って段ボー
ル箱H内に上昇し、上部蓋片h5〜h8の上端付近に上
昇停止する。この場合、製品載置板20が段ボール箱内
底部に位置した上昇時点で、ストライカ36,36によ
って外方へ押動されていた下部カムフォロア35,35
がコイルばね33,33の付勢により内方へ復帰し、上
部カムフォロア34,34がロッド42,42から離れ
る方向に揺動し、製品載置板20の下に引退していた一
対の張出板40,40がばね41,41の付勢により張
出す。次いで、該製品載置板20と該一対の張出板4
0,40の上に被箱詰品W・・が載置されると、サーボ
モータ11が反転駆動して製品載置板20が被箱詰品W
の一段積み高さ分だけステップ下降して停止する。上記
の被箱詰品W・・の載置工程と製品載置板20のステッ
プ下降工程を五回繰り返し、第六段目に被箱詰品W・・
が載置されると(図2)、製品載置板20は元位置に下
降復帰する(図4)。この場合、製品載置板20が段ボ
ール箱H内底部に下降してきた時点で(図3)該ストラ
イカ36,36の傾斜面36a,36aが下部カムフォ
ロア35,35に当接して該下部カムフォロア35,3
5を外方へ押動することにより、上部カムフォロア3
4,34が前記張出板40,40に垂設されたロッド4
2,42をばね41,41の付勢に抗して移動し張出板
40,40を製品載置板20の下に引退するので、張出
板40,40が段ボール箱Hの移送方向前側の下部蓋片
h1と後側の下部蓋片h2に干渉することはない。その
後、レールR上に段ボール箱Hが搬出され、その際、図
示しないガイドによって両側の下部蓋片h3,h4がレ
ールRから外れる時点で折り曲げられる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の包装
品の箱詰め用エレベータによれば、段ボール箱内を下方
より上部蓋片の上端付近まで上昇してかつ多段にステッ
プ下降自在な製品載置板を有するとともに、昇降時に段
ボール内底部で張出引退自在な一対の張出板を製品載置
板の下側に有するので、落下距離を解消して被箱詰品に
落下させることなく段ボール箱内に多段に整然と収容で
き、また落下衝撃によって損壊容易なスナック菓子の包
装品等の被箱詰品を損壊させることなく収容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の包装品の箱詰め用エレベータ
に係り、製品載置板が上昇して被箱詰品を載置したとき
の工程を示す縦断正面図。
【図2】図1の次工程に係り、製品載置板が被箱詰品を
六段載置したときの縦断正面図。
【図3】図2の次工程に係り、製品載置板が被箱詰品を
六段載置して段ボール箱内底部に下降したときの縦断正
面図。
【図4】図3の次工程に係り、製品載置板が箱詰め終え
て、下降復帰したときの縦断正面図。
【符号の説明】
H 段ボール箱 h1〜h4 上部蓋片 h5〜h8 上部蓋片 10 伸縮式突き上げ手段 11 サーボモータ 12 ボールねじ 13 ボールナット 20 製品載置板 30 張出引退手段 40 張出板 R レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 5/00 - 5/12 B65B 35/00 - 35/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータを駆動源としてボールねじ
    に螺合するボールナットを昇降させて多段位置決め自在
    な所要の伸縮式突き上げ手段により多段に昇降自在な製
    品載置板及び所要のカム・レバー式の張出引退手段によ
    り該製品載置板より両側に張出しかつ下側に引退自在な
    一対の張出板を、段ボール箱の移送方向前側の下部蓋片
    と後側の下部蓋片を折り曲げて該段ボール箱を載置する
    二本のレール間にレール上面より所要寸法低い位置に待
    機するように備え、段ボール箱の供給があると、製品載
    置板が前記両蓋片の間を通って上部蓋片の上端付近まで
    上昇するようになっているとともに、一対の張出板が段
    ボール箱内で移送方向に張り出すようになっており、さ
    らに該製品載置板と該一対の張出板の上に被箱詰品が載
    置されると一段下降することを複数回行うことを繰り返
    すようになっており該製品載置板が箱内底部に位置した
    ら、該一対の張出板を縮めて下降復帰するように構成さ
    れていることを特徴とする包装品の箱詰め用エレベー
    タ。
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