JP3280534B2 - 水栓の取り付け構造 - Google Patents

水栓の取り付け構造

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JP3280534B2 JP03573195A JP3573195A JP3280534B2 JP 3280534 B2 JP3280534 B2 JP 3280534B2 JP 03573195 A JP03573195 A JP 03573195A JP 3573195 A JP3573195 A JP 3573195A JP 3280534 B2 JP3280534 B2 JP 3280534B2
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稔 加川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水と水とを混合する
ことができる混合栓のような水栓の取り付け構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より浴室等では温水と水とを混合す
ることができる水栓が用いられている。この水栓は水栓
本体の背面側に温水を供給する供給管に接続される導入
管と水を供給する供給管に接続される導入管とを備えて
形成されるものであり、各供給管から各導入管を介して
温水と水とを水栓本体の内部に導入して混合するように
するものである。そしてこのような水栓を取り付けるに
あたっては、壁面に開口させて配設した供給管の端部に
導入管の先端を差し込んで供給管と接続部とを固定する
ことによっておこなうようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例では
供給管への導入管の先端の差し込み長さが任意であるの
で、水栓本体の壁面から突出量を一定にすることができ
ず、施工の仕上がりにばらつきが生じるという問題があ
った。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、
施工の仕上がりにばらつきが生じないようにすることが
できる水栓の取り付け構造を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水栓の取り
付け構造は、水栓本体1の背面側に水栓本体1に湯水を
導入する複数本の導入管2を備えて水栓3を形成し、湯
水を供給する複数本の供給管4を壁面11に開口させて
配設し、導入管2を供給管4に差し込んで固定するよう
にした水栓の取り付け構造において、前板5に背面側に
突出する位置決め片6を設けてキャリア7を形成し、
ャリア7の前板5を水栓本体1の前側に固定して水栓本
体1にキャリア7を取り付けると共に位置決め片6を水
栓本体1の背方に突出させ、位置決め片6の先端を壁面
11に当接させて位置決め片6の先端を壁面11に固定
して成ることを特徴とするものである。
【0005】た本発明にあっては、壁面11に開口さ
せた供給管4の端部に外周にネジを設けた固定ジョイン
ト8を取り付け、固定ジョイント8に導入管2を差し込
むと共に固定ジョイント8と導入管2とをナット9で固
定することができる。
【0006】また本発明にあっては、固定ジョイント8
の内周面に導入管2の外周面に密着するOリング10を
設けることができる。
【0007】
【作用】前板5に背面側に突出する位置決め片6を設け
てキャリア7を形成し、水栓本体1にキャリア7を取り
付けると共に位置決め片6を水栓本体1の背方に突出さ
せ、位置決め片6の先端を壁面11に当接させたので、
水栓本体1の背方に突出する位置決め片6の長さで水栓
本体1の壁面11からの突出量を規定して一定にするこ
とができる。
【0008】またキャリア7の前板5を水栓本体1の前
側に固定して水栓本体1にキャリア7を取り付けると共
に位置決め片6の先端を壁面11に固定したので、水栓
本体1をキャリア7で支持することができる。また壁面
11に開口させた供給管4の端部に外周にネジを設けた
固定ジョイント8を取り付け、固定ジョイント8に導入
管2を差し込むと共に固定ジョイント8と導入管2とを
ナット9で固定したので、水栓本体1の背面側端部を固
定ジョイント8で供給管4に強固に固定することができ
る。
【0009】また固定ジョイント8の内周面に導入管2
の外周面に密着するOリング10を設けたので、固定ジ
ョイント8と導入管2との水密性を高めることができ
る。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。水栓
3の水栓本体1は鋳物等で内部が中空に形成されるもの
であって、図2に示すようにその前面には外周にネジ部
26を設けた二つのハンドル取付部70が、また背面に
は各ハンドル取付部70と対向し、通孔15を介してハ
ンドル取付部70と連通させた弁収納部12が突設して
ある。弁収納部12の背面には弁孔13が開口させてあ
ると共に弁収納部12の背面には導水管2が連設してあ
る。導水管2は図1に示すように弁収納部12の背面か
ら側方へと弁収納部12の外面に沿うように側方に屈曲
させてあり、その屈曲端部から接続部2aを弁収納部1
2の背面よりも背方に突出させてある。さらに水栓本体
1の背面の中央部には接続部2aと同じ長さの排出管1
4が設けてある。各導水管2の接続部2a及び排出管1
4には袋ナットと称されるナット9が前後移動自在に嵌
着してあり、ナット9の内部にはスリップ板44とパッ
キン43が嵌め込んで取り付けてあり、パッキン43が
ナット9の背面側に露出するようになっている。
【0011】上記ハンドル取付部70の通孔15にはス
ピンドル16が挿着してあり、スピンドル16の内側先
端は弁収納部12の内部に位置させてある。このスピン
ドル16の外周には雄ねじ部20が形成してあると共に
通孔15の内周には雌ねじ部19が設けてあって、雄ね
じ部20と雌ねじ部19とを螺合させることによってス
ピンドル16が水栓本体1の前面と背面との方向に移動
自在に形成してある。またスピンドル16の内側先端に
はシール材等で形成される弁17がネジ18で取り付け
てある。またスピンドル16には雄ねじ部20の前側に
おいて座金21が嵌着してあると共に座金21の前側に
は三角パッキン22が嵌め込んであり、さらに三角パッ
キン22の前側にはグラン23が嵌合してある。グラン
23とスピンドル16とはOリング100で水密状態に
してある。
【0012】上記ハンドル取付部70の基部には後側パ
ッキン24が嵌め込んであると共に後側パッキン24の
前側には前側パッキン25が嵌め込んで取り付けてあ
る。また前側パッキン25の前側においてハンドル取付
部70のネジ部26にはナットのようなフランジ27が
螺着してあると共にフランジ27の前側においてハンド
ル取付部70にはシートパッキン28を介して固定具3
1が嵌着してある。固定具31は筒部29の外周にフラ
ンジ片30を突設して形成してあり、筒部29の内周に
設けたネジ部41とハンドル取付部70のネジ部26と
を螺合してある。また固定具31の筒部29にはハンド
ル32が回転自在に嵌着してあり、このハンドル32は
ネジ33によってスピンドル16の先端と連結させてあ
る。さらにハンドル32の先端には温水側のハンドル、
或いは水側のハンドルであるかを示す表示リング34を
介してキャップ35が螺着してある。
【0013】図3には吐水部の構成が示してある。36
は筒状のシャフトあって、その外周には当接片37が設
けてあると共にシャフト36の外周には当接片37をは
さんで前ネジ部38と後ネジ部39が形成してある。当
接片37の後側においてシャフト36にはパッキン61
とスリップ板62を介してナット63が螺着してあり、
さらにナット63の後側には袋ナットと称されるナット
9が前後移動自在に嵌着してあり、ナット9の内部には
スリップ板44とパッキン43が嵌め込んで取り付けて
あり、パッキン43がナット9の背面側に露出するよう
になっている。また当接片37の前側においてシャフト
36にはシートパッキン40を介してバイブ固定ジョイ
ント42が嵌め込んである。バイブ固定ジョイント42
は筒体45の外周に外周片46を設けると共に外周片4
6の前側において筒体45の外周にOリング48を嵌め
込んで形成してあり、筒体45の内周に設けたネジ部4
7とシャフト36の前ネジ部38とを螺合させてある。
【0014】49は吐水体であって、その内部には湯水
が通る流通部50が形成してあると共に流通部50の一
端は吐水体49の下面に吐水口51として、流通部50
の他端は吐水体49の背面に取付孔52としてそれぞれ
開口させてある。吐水体49の取付孔52はシートパッ
キン53を介してバイブ固定ジョイント42に被嵌さ
れ、吐水体49の裏面のネジ孔55からネジ54をねじ
込んでバイブ固定ジョイント42に結合させることによ
って、吐水体49をバイブ固定ジョイント42に取り付
けることができる。上記ネジ54はネジ孔55に嵌め込
まれるゴムキャップ56にて覆い隠されるようになって
いる。また吐水口51には水切り57が嵌め込んである
と共に水切り57の下側にはパッキン58を介してスト
レーナ59が嵌め込んであり、さらにストレーナ59の
下側において吐水口51には整流器キャップ60が嵌着
してある。
【0015】図4にはキャリア7が示してある。キャリ
ア7は平板状の前板5の両端部に前板5の背面側に突出
する台形の位置決め片6を設けて形成されるものであ
り、各位置決め片6の先端には外側に突出する固定片6
3が設けてあって、固定片63には上下にネジ孔66が
形成してある。また前板5には二つの水栓取付孔64を
横に並べて形成してあると共に水栓取付孔64の横には
シャフト取付孔65が設けてある。
【0016】一方、図1に示すように壁パネル等で形成
される壁の壁面11には二本の供給管4と吐水管67と
が取り付けてある。各供給管4は一端が湯源や水源に、
他端が壁面11にそれぞれ接続されるものであり、壁面
11側の端部には取付具68が設けてある。図5(b)
に示すように取付具68は外周に突出片69を設けて筒
状に形成されるものであり、供給管4にナット71で取
り付けられている。また取付具68の先端には係止リン
グ73が着脱自在に嵌着されている。そして取付具68
の先端を壁面11に開口させた管取付孔72に背面側か
ら差し込むと共に突出片69を管取付孔72の周縁部に
当接し、壁面11に突出する取付具68の先端に係止リ
ング73を嵌め込むと共に係止リング73と突出片69
とをネジ74で結合することによって、係止リング73
と突出片69とで壁面11を挟持して取付具68を壁面
11に取り付けることができる。
【0017】また吐水管67は平面L形に屈曲形成され
るものであって、その両端には上記と同様の取付具68
が設けてある。吐水管67の一方の端部は二本の供給管
4の間において上記供給管4と同じ要領で取付具68で
壁面11に取り付けられ、吐水管67の一方の端部は供
給管4の側方において取付具68で壁面11に取り付け
られている。
【0018】上記取付具68の先端には図5(a)に示
すような固定ジョイント8が設けてある。固定ジョイン
ト8は内周にOリング10を設け、外周に雄ねじ部75
を設けた筒体で形成されるものであり、取付具68の先
端の内周面に設けた雌ネジ部76に雄ねじ部75を螺合
することによって、固定ジョイント8の前側略半分を取
付具68から突出させた状態で取り付けることができ
る。取付具68に固定ジョイント8を取り付けるにあた
っては、固定ジョイント8の外周にシールテープを3〜
4巻することが好ましい。このことで取付具68からの
固定ジョイント8の突出長さを調節することができる。
【0019】上記水栓3を壁面11に取り付けるにあた
っては次のようにしておこなうことができる。まず水栓
本体1にキャリア7を取り付けるが、これは図6に示す
ように水栓本体1のハンドル取付部70にスピンドル1
6と後側パッキン24を取り付け、キャリア7の背面側
から水栓取付孔64にハンドル取付部70を差し込み、
前板5の前側に突出するハンドル取付部70のネジ部2
6にフランジ27を螺合して、水栓本体1の前面とフラ
ンジ27とで水栓取付孔64の周縁部を挟持することに
よっておこなうことができる。
【0020】またキャリア7にシャフト36を取り付け
るにあたっては、シャフト取付孔65に前側からシャフ
ト36を挿入すると共に当接片37をシャフト取付孔6
5の周縁部に当接させ、シャフト36の後側にパッキン
61とスリット板62を嵌め込むと共にシャフト36の
後ネジ部39にナット63を螺着し、当接片37とナッ
ト63とでシャフト取付孔65の周縁部を挟持すること
によっておこなうことができる。上記のようにして水栓
本体1にキャリア7を取り付けると共にキャリア7にシ
ャフト36を取り付けると、供給管4の先端及びシャフ
ト36の後側先端の位置よりも前側にキャリア7の固定
片63が位置するようになっている。
【0021】次に図7に示すように水栓本体1の導入管
2の接続部2aと排出管14の先端及びシャフト36の
後側先端に上記ナット9を嵌め込むと共にナット9の内
部にスリップ板44とパッキン43が嵌め込んで取り付
け、この状態で供給管4及び吐出管67と対向する位置
で壁面11の前側に水栓本体1を配置し、キャリア7の
固定片63を壁面11に当接させた状態で供給管4の固
定ジョイント8の内側に導入管2の接続部2aをそれぞ
れ差し込むと共に排出管14の先端を吐水管67の一方
の端部に設けた固定ジョイント8に差し込み、さらにシ
ャフト36の先端を吐水管67の他方の端部に設けた固
定ジョイント8に差し込むようにする。尚、図7におい
ては壁面11が図示省略されている。
【0022】このようにキャリア7の固定片63を壁面
11に当接させた状態で供給管4に導入管2の接続部2
aを差し込み、排出管14とシャフト36を吐水管67
にそれぞれ差し込むことによって、水栓本体1の壁面1
1からの突出位置を位置決め片6で規定することができ
る。また固定ジョイント8に導入管2やシャフト36を
差し込むと、固定ジョイント8の内周に設けたOリング
10を導入管2やシャフト36の外周に密着させること
ができ、水密性を高くすることができる。
【0023】次にキャリア7の両方の固定片63を壁面
11に当接させてネジ77で固定すると共に各ナット9
を固定ジョイント8の雄ねじ部75の前側に螺合する。
このように固定ジョイント8にナット9で接続部2aを
固定して供給管4と導入管2を結合することによって水
栓本体1の後部を供給管4で支持することができ、水栓
本体1の取付強度を大きくすることができる。
【0024】上記のようにして取り付けられたキャリア
7の前側には図8のように機能パネル78が取り付けら
れる。尚、図8においては壁面11が図示省略されてい
る。図9に示すような機能パネル78は前面が開口する
断面コ字型に形成される本体部79と、本体部79の下
端に設けた前側に突出する棚部80と、棚部80の下側
に設けた表面板81とで形成してある。棚部80の略中
央部には前面に開口する切欠部82が設けてあると共に
切欠部82と対応する位置において表面板81には開口
部83が形成してある。また本体部78の上端には係止
片84が延設してあると共に本体部78の上部には係止
片84と対向するようにバネ片85が設けてある。
【0025】そして水栓本体1の上側において壁面11
にパネル取付開口部86を設け、パネル取付開口部86
の上側開口縁部を係止片84とバネ片85で挟むと共に
表面板81の開口部83から水栓本体1のハンドル取付
部70とシャフト36を臨ませて、パネル取付開口部8
6に機能パネル78を嵌め込み、パネル取付開口部86
の開口縁部に設けた取付部材87にネジ88を螺入して
機能パネル78をパネル取付開口部86に取り付けるこ
とができる。尚、89は鏡である。
【0026】次に図8に示すように機能パネル78の表
面板81の前側に化粧カバー90を取り付ける。化粧カ
バー90は図10に示すように上片91と下片92と化
粧板93及び側片90aとで背面が開口する断面コ字型
に形成され、化粧板93には二つの挿着口94と一つの
差し込み口95とが横に並べて形成してある。そして上
片91を上記機能パネル78の棚部80の上に載せてシ
リコン接着剤等で接着すると共に各挿着口94から水栓
本体1のハンドル取付部70を突出させ、差し込み口9
5からシャフト36を突出させることによって、機能パ
ネル78に化粧カバー90を取り付けることができる。
【0027】このようにして化粧カバー90を機能パネ
ル78の前側に取り付けると、化粧カバー90の上片9
1の先端が機能パネル78の本体部79の内面に、化粧
カバー90の下片92の先端が表面板81の前面にそれ
ぞれ当接されるが、本実施例では水栓本体1の壁面11
からの突出量をキャリア7で規定しているために、上片
91の先端と本体部79の内面との間に隙間が開いた
り、下片92の先端と表面板81の前面との間に隙間が
開いたりしないようにすることができる。
【0028】次に化粧板93の前側において、図11に
示すようにハンドル取付部70にシートパッキン28を
介して固定具31を螺着し、固定具31のフランジ片3
0とキャリア7の前板5とで挿着口94の開口縁部を挟
持する。このように固定具31のフランジ片30とキャ
リア7の前板5とで挿着口94の開口縁部を挟持するこ
とによって化粧カバー90を水栓本体1で支持すること
ができ、化粧カバー90の取付強度を大きくすることが
できる。次に固定具31の筒部29にハンドル32を回
転自在に嵌着すると共にハンドル32とスピンドル16
の先端とをネジ33によって連結させ、ハンドル32の
先端に表示リング34とキャップ35を嵌着することに
よって水栓3が形成される。
【0029】また化粧板93の前側において、シャフト
36にシートパッキン40を介してバイブ固定ジョイン
ト42を嵌め込み、筒体45の内周に設けたネジ部47
とシャフト36の前ネジ部38とを螺合させると共にバ
イブ固定ジョイント42の外周片46とキャリア7の前
板5とで差し込み口95の開口縁部を挟持する。次に図
12に示すようにシートパッキン53を介してバイブ固
定ジョイント42に吐水体49を取り付けることによっ
て吐水部が形成される。
【0030】上記のようにして水栓3は図13のように
浴室の浴槽96の上方等に取り付けられる。尚、図13
において97は洗い場用水栓、98はシャワー装置、9
9は照明である。そして一方の供給管4を温水供給管4
a、他方の供給管4を水供給管4bとすることによって
水栓3で温水と水とを混合して温度調節して吐水口51
から混合水を吐出させることができる。つまり図1にお
いてハンドル32を回してスピンドル16を水栓本体1
の前方向に移動させることによって、弁17による弁孔
13の閉塞状態が解除され、温水供給管4aから温水
が、水供給管4bから水がそれぞれ導入管2を介して水
栓本体1内に流れ込み、水栓本体1内で温水と水とが混
合され、その後排出管14及び吐出管67を介して混合
水を吐出体49に流入させ、流通部50を通して混合水
を吐出口51から吐出させることができる。また吐出口
51からの温水、水、混合水の吐出を停止するには、ハ
ンドル32を回してスピンドル16を水栓本体1の後方
向に移動させ、弁17で弁孔13を閉塞することによっ
ておこなうことができる。
【0031】尚、図14に示すように固定ジョイント8
を用いることなく、固定具31の端部に導入管2や排出
管14やシャフト36を差し込むだけでもよい。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明は、前板に背面側に
突出する位置決め片を設けてキャリアを形成し、水栓本
体にキャリアを取り付けると共に位置決め片を水栓本体
の背方に突出させ、位置決め片の先端を壁面に当接させ
たので、水栓本体の背面側に突出する位置決め片の長さ
で水栓本体の壁面からの突出量を規定して一定にするこ
とができ、施工の仕上がりにばらつきが生じないように
することができるものである。
【0033】またキャリアの前板を水栓本体の前側に固
定して水栓本体にキャリアを取り付けると共に位置決め
片の先端を壁面に固定したので、水栓本体の前側をキャ
リアで支持することができ、水栓本体の取付強度を大き
くすることができるものである。また壁面に開口させた
供給管の端部に外周にネジを設けた固定ジョイントを取
り付け、固定ジョイントに導入管を差し込むと共に固定
ジョイントと導入管とをナットで固定したので、水栓本
体の背面側を強固に固定することができ、水栓本体の取
付強度を大きくすることができるものである。
【0034】また固定ジョイントの内周面に導入管の外
周面に密着するOリングを設けたので、固定ジョイント
と導入管との水密性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上の水栓を示す分解斜視図である
【図3】同上の吐水部を示す分解斜視図である。
【図4】(a)は同上のキャリアを示す平面図、(b)
は正面図、(c)は側面図である。
【図5】(a)は同上の固定具を示す斜視図、(b)は
固定ジョイントとを示す斜視図である。
【図6】同上の水栓へのキャリアの取り付け構造を示す
斜視図である。
【図7】同上の供給管への水栓本体の取り付け構造を示
す斜視図である。
【図8】同上の機能パネルと化粧カバーの取り付け構造
を示す斜視図である。
【図9】同上の機能パネルの取り付け構造を示す断面図
である。
【図10】(a)は同上の化粧カバーを示す平面図、
(b)は正面図、(c)は断面図である。
【図11】同上のハンドル等の取り付け構造を示す分解
斜視図である。
【図12】同上の吐水体の取り付け構造を示す分解斜視
図である。
【図13】本発明を用いた浴室の一例の一部を示す断面
図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 水栓本体 2 導入管 3 水栓 4 供給管 5 前板 6 位置決め片 7 キャリア 8 固定ジョイント 9 ナット 10 Oリング 11 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 11/00 - 11/24 F16K 27/00 E03C 1/042

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体の背面側に水栓本体に湯水を導
    入する複数本の導入管を備えて水栓を形成し、湯水を供
    給する複数本の供給管を壁面に開口させて配設し、導入
    管を供給管に差し込んで固定するようにした水栓の取り
    付け構造において、前板に背面側に突出する位置決め片
    を設けてキャリアを形成し、キャリアの前板を水栓本体
    の前側に固定して水栓本体にキャリアを取り付けると共
    に位置決め片を水栓本体の背方に突出させ、位置決め片
    の先端を壁面に当接させて位置決め片の先端を壁面に固
    定して成ることを特徴とする水栓の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 壁面に開口させた供給管の端部に外周に
    ネジを設けた固定ジョイントを取り付け、固定ジョイン
    トに導入管を差し込むと共に固定ジョイントと導入管と
    をナットで固定して成ることを特徴とする請求項1に
    載の水栓の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 固定ジョイントの内周面に導入管の外周
    面に密着するOリングを設けて成ることを特徴とする請
    求項2に記載の水栓の取り付け構造。
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