JP3280065B2 - ワイヤ放電加工機のワイヤ切断制御装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ切断制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ電極と被加工体
との間で放電を行なって加工するワイヤ放電加工機のワ
イヤ切断制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のワイヤ放電加工機に
おいては、多量のワイヤ電極が順次繰り出されて使用さ
れるので、加工後のワイヤ電極の回収を行うために、各
種の方法が採用されていた。
【0003】例えば、簡易な方法として、単にワイヤ
電極の回収側の一定の場所(回収スペース)に、そのま
まワイヤ電極を流す方法がある。また、ワイヤ電極の
供給側のワイヤ供給ボビンと同等の回収ボビンを回収側
に配置し、この回収ボビンをワイヤ走行速度と同期して
回転させて、ワイヤ電極を巻き取る方法が採用されてい
る。
【0004】更に、回転体の表面に設けた切断用刃
(回転刃)と固定刃との間に、加工後のワイヤ電極を通
し、この回転体をワイヤ走行速度と同期して回転するこ
とによって(即ち、回転刃と固定刃とによって)、ワイ
ヤ電極を短い断片に切断して回収する方法も工夫されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した技術
では、各々一長一短あり必ずしも好ましくはなかった。
例えば、前記の技術では、装置のコストを低減するこ
とが可能であるが、回収スペースが必要以上に大きくな
るという問題がある。その上、加工中はワイヤ電極に電
圧がかかっているので、回収スペースに溜ったワイヤ電
極が周囲の装置に接触すると、放電が起こって加工が不
可能になるという大きな問題が生ずる。
【0006】また、前記の技術では、供給ボビンと同
等の回収ボビンを使用する必要があるが、長時間加工す
る場合には、供給ボビンだけでなく回収ボビンも大きな
ものが必要となるので、装置全体構成が大型化してしま
うという問題がある。その上、回収量が増加するにつれ
て、回収ボビンの慣性が大きくなるので、回収ボビン用
のモータのパワーも増加させる必要があり、そのため、
装置が大型化してコストが上昇してしまうという問題が
ある。
【0007】更に、前記の技術では、上述した回収ス
ペースの問題や加工後のワイヤ電極の接触による放電の
問題は解決されるが、加工時の加工条件等によっては、
回転体がワイヤ走行速度と同期しているために別の問題
が生ずる。つまり、被加工体の速度が遅い場合やセカン
ドカットを行なう場合などには、通常、ワイヤ電極の消
耗を低減するためにワイヤ電極の走行速度を低下させる
が、このため回転体の回転速度も低下するので、回転刃
と固定刃の相対速度が小さくなって、ワイヤ電極がうま
く切断できないことがある。そのため、ワイヤ電極をう
まく切断できなかった場合には、前記と同様に、接触
による放電が生じて加工ができなくなることがあった。
【0008】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れ、ワイヤ電極の回収スペースや装置構成をコンパクト
にすることができ、しかも、ワイヤ電極の切断を好適に
行なって、ワイヤ電極の接触・放電による加工の中断を
防止できるワイヤ放電加工機のワイヤ切断制御装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、図1に例示する様に、ワイヤ電
極と他の電極である被加工体との間に放電を行なって該
被加工体の加工を行なうとともに、加工後の前記ワイヤ
電極の処理のために該ワイヤ電極の切断を行なうワイヤ
放電加工機のワイヤ切断制御装置において、前記加工後
のワイヤ電極を、所定の送り速度で前記処理側に送るワ
イヤ電極送り手段M11と、該ワイヤ電極送り手段M1
1によって前記処理側に送られた前記加工後のワイヤ電
極を切断するワイヤ電極切断手段M12と、前記ワイヤ
電極送り手段M11による前記ワイヤ電極の送り速度
が、所定範囲内にあるか否かを判定するワイヤ電極速度
判定手段M13と、該ワイヤ電極速度判定手段M13に
よって、前記ワイヤ電極の送り速度が前記所定範囲にあ
ると判断された場合には、該ワイヤ電極の送り速度と同
期して、前記ワイヤ電極切断手段M12を駆動して該ワ
イヤ電極を切断するワイヤ電極同期切断制御手段M14
と、前記ワイヤ電極速度判定手段M13によって、前記
ワイヤ電極の送り速度が前記所定範囲にないと判断され
た場合には、該ワイヤ電極の送り速度と非同期に、前記
ワイヤ電極切断手段M12を駆動して該ワイヤ電極を切
断するワイヤ電極非同期切断制御手段M15と、を備え
たことを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ切断制御
装置を要旨とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、ワイヤ電極送り手
段M11によって、加工後のワイヤ電極を所定の送り速
度で処理側に送り、ワイヤ電極速度判定手段M13によ
って、ワイヤ電極の送り速度が所定範囲内にあるか否か
を判定する。
【0011】ここで、このワイヤ電極の送り速度が所定
範囲にあると判断された場合には、ワイヤ電極同期切断
制御手段M14によってワイヤ電極切断手段M12を駆
動して、ワイヤ電極の送り速度と同期して、加工後のワ
イヤ電極を切断する。一方、ワイヤ電極速度判定手段M
13によって、ワイヤ電極の送り速度が所定範囲にない
と判断された場合には、ワイヤ電極非同期切断制御手段
M15によってワイヤ電極切断手段M12を駆動して、
ワイヤ電極の送り速度と非同期に、加工後のワイヤ電極
を切断する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化したワイヤ放電加工機
のワイヤ切断制御装置の実施例を、図面に基づいて説明
する。図に示す様に、本実施例のワイヤ放電加工機
は、加工時にはワイヤ電極1をワイヤ送り方向(矢印A
方向)に送給し、一方、断線時にはワイヤ電極1をワイ
ヤ巻上げ方向(矢印B方向)に巻き上げるものである。
【0013】そのため、本ワイヤ放電加工機には、ワイ
ヤ電極1に張力を発生させるとともにワイヤ電極1の供
給及び巻取りを行なうワイヤ供給機構2と、加工区間の
ワイヤ電極1に張力を発生させる主張力発生機構3と、
ワイヤ電極1の断線を検出する断線検出機構4と、断線
したワイヤ電極1の端部を検出するワイヤ端検出センサ
5と、ワイヤ電極1に接触して電力を供給する給電子6
と、加工時にワイヤ電極1を矢印A方向に送るワイヤ駆
動機構7と、使用済みのワイヤ電極1を処理するワイヤ
処理機構8とが設けられている。
【0014】次に、各機構について詳細に説明する。前
記ワイヤ供給機構2は、送り出すワイヤ電極1が巻き付
けられたワイヤボビン10と、ワイヤボビン10をワイ
ヤ巻き上げ方向(矢印B方向)に付勢するバックテンシ
ョンモータ11と、バックテンションモータ11の回転
を停止させる電磁ブレーキ12とから構成されており、
ワイヤボビン10と前記主張力発生機構3との間に張架
されたワイヤ電極1がたるまない様に、バックテンショ
ンモータ11によってワイヤ巻き上げ方向にトルクがか
けられている。
【0015】主張力発生機構3は、ピンチローラ15,
ブレーキローラ16及びテンションブレーキ17からな
り、テンションブレーキ17が発生する摩擦トルクを、
ワイヤ電極1を挟むブレーキローラ16及びピンチロー
ラ15によって張力に変換している。つまり、磁性パウ
ダの励磁によって摩擦トルクを発生するテンションブレ
ーキ17によって、被加工体18に沿って張架されたワ
イヤ電極1に主張力が付与されている。
【0016】断線検出機構4は、主張力発生機構3のテ
ンションブレーキ17と同軸に取り付けられており、多
数のスリットが形成されたインターラプタ20と、イン
ターラプタ20に近接して取り付けられたフォトセンサ
21とから構成されている。つまり、ワイヤ電極1が例
えばP位置で断線した場合には、テンションブレーキ1
7は一旦停止するので、このテンションブレーキ17の
回転と同期したインターラプタ20の停止をフォトセン
サ21で検出することによって、ワイヤ電極1の断線を
検出するものである。
【0017】ワイヤ端検出センサ5は、主張力発生機構
3と被加工体18との間に配置されており、矢印B方向
に巻き戻されるワイヤ電極1の切断した端部がこのセン
サ5を通過した時に報知するものである。ワイヤ駆動機
構7は、ワイヤ電極1を矢印A方向に走行させる駆動ロ
ーラ35と、この駆動ローラ35を駆動する送りモータ
36と、駆動ローラ35とともワイヤ電極1を挟むピン
チローラ37とから構成されている。つまり、ワイヤ電
極1は、加工時に駆動ローラ35によって巻き取られる
ことによって、前記ワイヤボビン10から引き出され
て、矢印A方向に走行する。
【0018】ワイヤ処理機構8は、回転刃41が設けら
れた回転体42と、この回転体42を駆動する切断モー
タ43と、回転体42と対向して回転刃41に近接して
設けられた固定刃44と、使用済みのワイヤ電極1を収
納する回収バスケット45とから構成されている。
【0019】このワイヤ処理機構8は、図に拡大して
示す様に、駆動ローラ35及びピンチローラ37とに挟
まれて矢印A方向に送られるワイヤ電極1を、導通管4
7にて固定刃4の下側に導くものであり、このワイヤ電
極1を固定刃44と回転体42の回転に伴って矢印C方
向に回転する回転刃41とによって挟んで押し切りする
様に構成されている。
【0020】更に、本実施例の装置には、上述したワイ
ヤ電極1の走行等を制御するために、図に示す様な電
子制御装置(ECU)50が設けられている。このEC
U50は周知のRAM50a,ROM50b,CPU5
0c,入出力ポート50d及びバスライン50e等から
なり、入出力ポート50dには、図示しない駆動回路を
介して、前記バックテンションモータ11,電磁ブレー
キ12,テンションブレーキ17,送りモータ36,切
断モータ43が接続され、更に、フォトセンサ21,ワ
イヤ端検出センサ5等が接続されている。
【0021】そして、本実施例のワイヤ放電加工機のワ
イヤ切断制御装置は、前記ECU50に制御されて、次
の様に動作する。この動作を、図のフローチャートと
の同期領域及び非同期領域の関係を示すグラフに基
づいて説明する。尚、図(A)は、ワイヤ電極1の送
り指令値に対する送りモータ36の回転速度の変化を示
し、図(B)は、ワイヤ電極1の送り指令値に対する
切断モータ43の回転速度の変化を示す。
【0022】本実施例では、被加工体18の加工時に
は、バックテンションモータ11がオンとされて、ワイ
ヤボビン10がワイヤ電極1の走行方向(矢印A方向)
とは逆方向(矢印B方向)に付勢されるとともに、送り
モータ36がオンされて、ワイヤ電極1は矢印A方向に
送られるが、特に本実施例では、このワイヤ電極1の送
り速度に応じて、即ちワイヤ電極1の送り速度と同期或
は非同期に、回転体42の回転速度を調節するものであ
る。
【0023】まず、両図に示す様に、ステップ(以下ス
テップをSと記す)100にて、(例えばオペレータに
よって入力された又は予めROM等に記憶された)回転
体42の回転速度の切換タイミングを読み出して、制御
を切り替えるための切換速度a,b(a<b)として設
定する処理を行なう。つまり、低速における第1切換速
度a(例えば駆動モータ36が1秒間に6回転する1.
2Hz)と、高速における第2切換速度b(例えば駆動
モータ36が1秒間に12回転する2.4Hz)を設定
する処理を行なう。
【0024】続くS110にて、ワイヤ電極1の送り速
度(以下ワイヤ送り速度と称す)が、前記第1切換速度
a以下であるか否かを判定し、ここで肯定判断されると
S120に進み、一方否定判断されると、S130に進
む。つまり、このS110では、ワイヤ送り速度が、ワ
イヤ電極1を好適に切断できない様な低い速度領域であ
るか否かをを判定する。
【0025】S120では、ワイヤ送り速度が低いの
で、回転体42の回転速度をワイヤ送り速度と同期させ
ることなく、具体的には、図(A)に示す駆動モータ
36の回転速度と回転体42の回転速度を同期させるこ
となく、回転体42の回転速度を図(B)に示す第1
切換速度aに対応する回転速度a’に設定して、一旦本
処理を終了する。これによって、ワイヤ送り速度が極め
て小さく設定された場合でも、回転体42は所定の適度
な回転速度で回転するので、好適にワイヤ電極1を切断
することができる。
【0026】一方、S130では、ワイヤ送り速度が、
前記第2切換速度b以上であるか否かを判定し、ここで
肯定判断されるとS140に進み、一方否定判断される
と、S150に進む。つまり、このS130では、ワイ
ヤ送り速度が、回転刃41及び固定刃44を傷め易い様
な高い速度領域(高速で回転して切断する場合には刃の
寿命が低下する)であるか否かを判定する。
【0027】S140では、ワイヤ送り速度が高いの
で、つまりワイヤ送り速度と同期した回転体42の回転
速度が大きいので、回転体42の回転速度をワイヤ送り
速度と同期させることなく、具体的には、駆動モータ3
6の回転速度と回転体42の回転速度を同期させること
なく、図(B)に示す様に、回転体42の回転速度を
第2切換速度bに対応する回転速度b’に設定して、一
旦本処理を終了する。これによって、ワイヤ送り速度が
極めて大きな場合でも、回転体42は所定の適度な回転
速度で回転するので、好適にワイヤ電極1を切断するこ
とができ、しかも回転刃41及び固定刃44を傷めるこ
とがない。
【0028】一方、S150では、ワイヤ送り速度が前
記第2切換速度b未満であり、それほど高くないので、
回転体42の回転速度をワイヤ送り速度に同期させて、
一旦本処理を終了する。つまり、前記S110及びS1
30にて、ワイヤ送り速度が、第1切換速度aと第2切
換速度bとの間の適度な速度であると判断されているの
で、この図(B)に示す中間の速度範囲では、回転体
42の回転速度をワイヤ送り速度に同期させるものであ
る。
【0029】この様に、本実施例では、回転体42の回
転速度を、ワイヤ送り速度に応じて変更している。具体
的には、ワイヤ送り速度が小さい場合には、回転体42
の回転速度をワイヤ送り速度と同期させることなく所定
の第1切換速度aに対応する回転速度a’に保ち、ワイ
ヤ送り速度が適度な大きさ(切換速度aとbの間)の場
合には、回転体42の回転速度をワイヤ送り速度と同期
させ、更に、ワイヤ送り速度が大きい場合には、回転体
42の回転速度をワイヤ送り速度と同期させることなく
所定の第2切換速度bに対応する回転速度b’に保つ制
御を行なっている。
【0030】これによって、ワイヤ送り速度が低い場合
でも、確実にワイヤ電極1を切断することができるの
で、加工後のワイヤ電極が他の部材の接触して放電する
ことがなく、加工を連続的に行うことができる。また、
ワイヤ送り速度が高すぎる場合には、回転体42の回転
速度を落とすことによって、回転刃41及び固定刃44
の損傷を防止して、両刃41,44の寿命を伸ばすこと
ができる。
【0031】尚、本発明は、上記実施例に何等限定され
ず、本発明の要旨の範囲内において各種の態様で実施で
きることは勿論である。例えば、前記実施例の様に同期
領域を設けることなく、ワイヤ送り速度が前記同期領域
であっても、回転体の回転速度を所定の値に設定して非
同期に制御してもよい。また、この所定の設定値は、1
つに限らず複数設定してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかな様に、請
求項1の発明によれば、ワイヤ電極の送り速度が所定範
囲にあると判断された場合には、ワイヤ電極同期切断制
御手段によってワイヤ電極の送り速度と同期して、加工
後のワイヤ電極を切断する。一方、ワイヤ電極の送り速
度が所定範囲にないと判断された場合には、ワイヤ電極
非同期切断制御手段によってワイヤ電極の送り速度と非
同期に、加工後のワイヤ電極を切断することができる。
【0033】従って、本発明では、ワイヤ送り速度に限
定されず、好適な切断速度でワイヤ電極を確実に切断す
ることができるので、ワイヤ電極の接触・放電による加
工の中断を防止できる。また、ワイヤを切断する構成で
あるので、ワイヤ電極の回収スペースや装置構成をコン
パクトにすることができという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1 の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図2】 実施例の装置の全体構成を示す説明図であ
る。
【図3】 ワイヤ処理機構を示す正面図である。
【図4】 実施例の電子制御装置を示すブロック図であ
る。
【図5】 実施例の制御を示すフローチャートである。
【図6】 送り速度指令値とモータの速度との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】M11 …ワイヤ電極送り手段 12…ワイヤ電極切断手段 13…ワイヤ電極速度判定手段 M14…ワイヤ電極同期切断制御手段 M15…ワイヤ電極非同期切断制御手段 1…ワイヤ電極 2…ワイヤ供給機構 3…主
張力発生機構 7…ワイヤ駆動機構 8…ワイヤ処理機構 10…
ワイヤボビン 36…駆動モータ 35…駆動ローラ 41…
回転刃 42…回転体 43…切断モータ 44…
固定刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イヤ電極と他の電極である被加工体と
    の間に放電を行なって該被加工体の加工を行なうととも
    に、加工後の前記ワイヤ電極の処理のために該ワイヤ電
    極の切断を行なうワイヤ放電加工機のワイヤ切断制御装
    置において、 前記加工後のワイヤ電極を、所定の送り速度で前記処理
    側に送るワイヤ電極送り手段と、 該ワイヤ電極送り手段によって前記処理側に送られた前
    記加工後のワイヤ電極を切断するワイヤ電極切断手段
    と、 前記ワイヤ電極送り手段による前記ワイヤ電極の送り速
    度が、所定範囲内にあるか否かを判定するワイヤ電極速
    度判定手段と、 該ワイヤ電極速度判定手段によって、前記ワイヤ電極の
    送り速度が前記所定範囲にあると判断された場合には、
    該ワイヤ電極の送り速度と同期して、前記ワイヤ電極切
    断手段を駆動して該ワイヤ電極を切断するワイヤ電極同
    期切断制御手段と、 前記ワイヤ電極速度判定手段によって、前記ワイヤ電極
    の送り速度が前記所定範囲にないと判断された場合に
    は、該ワイヤ電極の送り速度と非同期に、前記ワイヤ電
    極切断手段を駆動して該ワイヤ電極を切断するワイヤ電
    極非同期切断制御手段と、 を備えたことを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ切
    断制御装置。
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