JP3278204B2 - ウエハ測定システム - Google Patents

ウエハ測定システム

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JP3278204B2 JP21687792A JP21687792A JP3278204B2 JP 3278204 B2 JP3278204 B2 JP 3278204B2 JP 21687792 A JP21687792 A JP 21687792A JP 21687792 A JP21687792 A JP 21687792A JP 3278204 B2 JP3278204 B2 JP 3278204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエハの厚み、抵抗率、
PN判定等の測定を連続的に行うウエハ測定システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウエハの場合、表面に塵埃が付
着すると不良品となることが多いので、クリーンルーム
内において各種の処理がなされる。ウエハの厚み、抵抗
率、PN判定等の測定も同様である。そして、これらの
測定をする場合に、各測定機器を連続的に配設してそれ
ぞれの測定を連続的に行うのが一般的である。この連続
的に配設した各測定機器間でウエハを搬送させる手段と
してはベルトコンベアによるものが知られているが、こ
の場合ウエハを連続的に搬送することはできても、ベル
トコンベアによる塵埃の発生が問題となる。このため、
塵埃の発生量の少ないロボットが用いられる。
【0003】このロボットを用いたウエハ測定システム
を図2に基づいて説明する。
【0004】このウエハ測定システムは主に、ロード部
1と測定部2とアンロード部3とから構成されている。
ロード部1は、ウエハを収納するマガジン5を上下2段
に載置するマガジン載置部6と、このマガジン載置部6
に載置されたマガジン5内のウエハ7を吸着支持して搬
送するローダロボット8とから構成されている。このロ
ーダロボット8は、上下方向へ移動可能に、かつ伸縮可
能に設けられたアーム部9と、このアーム部9を支持す
ると共に自身が回転可能に取り付けられたロボット本体
10とから構成されている。
【0005】測定部2は、ローダロボット8のアーム部
9からウエハ7を受け取って直線的に搬送する搬送ロボ
ット11と、この搬送ロボット11の移動方向に並列に
連続して設けられた厚み計12、抵抗率測定器13及び
PN判定器14とから構成されている。搬送ロボット1
1は、2本の腕部を有しウエハ7を吸着支持するアーム
部15と、このアーム部15を直線的に往復動させる直
線移動機構16とから構成されている。
【0006】アンロード部3は搬送ロボット11によっ
て搬送されたウエハ7を吸着支持する支持アーム部17
を有して構成され、測定の終了したウエハ7を吸着支持
して次の工程へ搬送する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のウ
エハ測定システムでは、搬送ロボット11のアーム部1
5はウエハ7を支持して厚み計12、抵抗率測定器13
及びPN判定器14を通して測定した後、アンロード部
3にウエハ7を渡してそのまま元の位置に戻るため、こ
の戻る時間が無駄になり、測定速度を向上させることが
できないという問題点がある。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
で、同時に複数の測定を行って測定速度を向上させたウ
エハ測定システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、回転可能に、かつ往復動可能に設けられ複
数枚のウエハを吸着支持する回転チャックと、この回転
チャックの往復動方向端部における当該回転チャック
周囲に複数個配設されると共に往復動方向他端部におけ
る当該回転チャック周囲に一個配設され吸着支持した複
数枚のウエハを同時に測定する測定器部と、前記回転チ
ャックの往復動方向一端部の測定器部に隣接して設けら
れ当該測定器部に測定対象のウエハを連続的に搬入する
搬入部と、前記回転チャックの往復動方向他端部の測定
器部に隣接して設けられ測定の終了したウエハを連続的
に搬出する搬出部と、前記搬入部からウエハを測定器部
に連続的に搬入させ、この搬入したウエハを回転チャッ
クで逐一吸着支持して回転及び往復動させ、複数の測定
器部に複数のウエハを同時に装着して複数の測定を同時
に行わせ、前記搬出部からウエハを連続的に搬出させる
制御装置とから構成されたことを特徴とする。
【0010】前記回転チャックは前記ウエハを吸着する
ウエハ吸着部をその表面周囲に等間隔に3以上設けるこ
とが望ましい。
【0011】前記各ウエハ吸着部は前記ウエハの大きさ
に合せて複数系統の吸着口を有することが望ましい。
【0012】前記測定器部は搬入部側に配設されたPN
判定器及び抵抗率測定器と、搬出側に配設された厚み計
とから構成することができる。
【0013】
【作用】制御装置による全体の制御によって、搬入部で
ウエハを測定器部に連続的に搬入させ、搬入したウエハ
を回転チャックで逐一吸着支持させ、複数のウエハを吸
着支持した状態で回転及び往復動させる。これにより、
複数の測定器部に複数のウエハを同時に装着して複数の
測定を同時に行わせる。測定が終了したウエハは前記搬
出部から連続的に搬出させる。
【0014】回転チャックのウエハ吸着部を3以上設け
ることで、同時に3以上のウエハを支持して測定するこ
とができ、測定速度が向上する。
【0015】ウエハ吸着部の吸着口をウエハの大きさに
合せて複数系統設けることで、大きさの異なるウエハを
選択的に支持することができる。
【0016】また、測定器部をPN判定器及び抵抗率測
定器と、厚み計とから構成することで、これら3つの測
定を効率的に短時間で測定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0018】本実施例に係るウエハ測定システムを図1
に基づいて説明する。このウエハ測定システムは主に、
搬入部であるロード部21と、搬入されたウエハ25を
測定するウエハ測定部22と、測定したウエハ25を搬
出する搬出部であるアンロード部23とから構成されて
いる。
【0019】ロード部21は、搬送されてきたマガジン
26を載置するマガジン載置部24と、このマガジン載
置部24に載置されたマガジン26に対向して2台設け
られ、マガジン26内に収納されたウエハ25を1枚ず
つ吸着支持して取り込み後述の左右搬送ロボット28に
渡す上下搬送ロボット27と、この2つの上下搬送ロボ
ット27のいずれかの直前位置に移動してウエハ25を
受け取りウエハ測定部22へ渡す左右搬送ロボット28
とから構成されている。
【0020】マガジン26は搬送手段(図示せず)によ
ってロード部21まで搬送される。マガジン載置部24
はマガジン26を左右2列、上下2段に4個載置できる
ようになっている。これは単位面積当たりの単価が極め
て高いクリーンルームの有効利用のためである。なお、
ここで左右とはウエハ25が測定処理される流れの方向
であるロード部21とアンロード部23とを結ぶ方向を
いう。
【0021】上下搬送ロボット27は、4個載置された
マガジン26の各列にそれぞれ面して横2列に2台設け
られている。この上下搬送ロボット27は、伸縮可能に
かつ上下方向に往復動可能に設けられた吸着アーム31
と、この吸着アーム31の伸縮動及び上下方向の往復動
を駆動制御するロボット本体32とから構成されてい
る。そして、この上下搬送ロボット27は、その吸着ア
ーム31を上下させて、取り出すウエハ25の高さに移
動させ、伸長させてウエハ25を1枚吸着支持し収縮さ
せて取出し、上下させて左右搬送ロボット28の位置ま
で移動してウエハ25を左右搬送ロボット28に渡すよ
うになっている。
【0022】左右搬送ロボット28は、左右方向へ配設
されたレール35と、このレール35に載置され左右方
向に移動するロボット本体36と、上下搬送ロボット2
7から渡されるウエハ25を受け取ってウエハ測定部2
2へ渡す吸着アーム37とから構成されている。
【0023】以上の構成により、ウエハ25を収納した
マガジン26は自動又は手動の搬送手段でマガジン載置
部24まで搬送され載置される。測定を開始すると、上
下搬送ロボット27の吸着アーム31は取り出すウエハ
25の位置まで上下方向に移動する。次いで、吸着アー
ム31が伸長してウエハ25を吸着支持し、収縮して上
下方向へ移動し、左右搬送ロボット28の吸着アーム3
7へウエハ25を渡す。このとき、左右搬送ロボット2
8は2つの上下搬送ロボット27のうち作動している方
のロボット27の直前位置に移動されている。
【0024】ウエハ25を受け取った左右搬送ロボット
28はウエハ測定部22側へ移動して後述のPN判定器
55上にウエハ25を載置してウエハ測定部22側に渡
す。
【0025】ウエハ測定部22は、回転可能にかつ往復
動可能に設けられ3枚のウエハ25を同時に吸着支持す
る回転チャック41と、この回転チャック41の移動方
向である左右方向両端部における当該回転チャック41
周囲にそれぞれ配設され回転チャック41で吸着支持し
た複数枚のウエハ25を同時に測定するウエハ測定器部
42と、ロード部21及びアンロード部23並びに前記
回転チャック41、ウエハ測定器部42をそれぞれ制御
する制御装置(図示せず)とから構成されている。
【0026】回転チャック41は、図3に示すように、
円盤状に形成されウエハ25を同時に3枚吸着支持する
吸着円盤部45と、ベアリング48A,48Bによって
支持筒部46Aに回転可能に支持された状態で吸着円盤
部45に一体的に取り付けられ吸着円盤部45の回転を
支持する支持棒部46と、この支持棒部46を支持して
回転駆動すると共に左右方向へ移動させる回転チャック
駆動装置47とから構成されている。
【0027】吸着円盤部45には、図4に示すように、
その周縁部に等間隔に3つのウエハ吸着部50,51,
52が設けられている。各ウエハ吸着部50,51,5
2は2種類の大きさ(例えば直径5インチと8インチ)
のウエハ25A,25Bを選択的に吸着し得るように2
系統の吸着口50A,50B,51A,51B,52
A,52Bが設けられている。この各吸着口50A,5
0B,51A,51B,52A,52Bは各系統ごとに
それぞれ設けられた真空引き通路50C,50D,51
C,51D,52C,52Dに接続され、支持棒部46
へ延長して設けられている。各真空引き通路50C,5
0D,51C,51D,52C,52Dは、図3に示す
ように、支持棒部46内を縦方向へ穿設して延長され、
この支持棒部46周壁に連通孔が設けられ外部と連通さ
れている。この連通孔は上下へ等間隔の位置にそれぞれ
設けられ、この各連通孔を覆って設けられた6枚の通路
接続用リング54…及び支持筒部46Aの連通孔46B
…を介してバキュームポンプ(図示せず)にそれぞれ接
続されている。各真空引き通路50C,50D,51
C,51D,52C,52Dとバキュームポンプとの間
には電磁切替え弁(図示せず)が設けられている。そし
て、バキュームポンプと電磁切替え弁とはそれぞれ前記
制御装置に接続され、ウエハ25の大きさに合せて2系
統の真空引き通路50C,50D,51C,51D,5
2C,52Dのうちいずれかを、かつ3つのウエハ吸着
部50,51,52のうちいずれかを選択的にバキュー
ムポンプと連通させるようになっている。
【0028】ウエハ測定器部42は、図5に示すよう
に、回転チャック41が往復動方向の一方の端部(図5
中の右端部)に位置した状態で、かつ回転チャック41
の2つの吸着部(図5においてはウエハ吸着部50,5
1)に吸着支持された2枚のウエハ25が位置する部分
にそれぞれPN判定器55と抵抗率測定器56とが配設
されている。また、回転チャック41が往復動方向の他
方の端部(図5中の左端部)に位置した状態で、かつ回
転チャック41の1つの吸着部(図5において回転チャ
ック41が他方の端部へ回転せずに移動したときのウエ
ハ吸着部51)に吸着支持された1枚のウエハ25が位
置する部分(抵抗率測定器56と並列の位置)に厚み計
57が設けられている。さらに、回転チャック41が前
記他方の端部に位置した状態で、かつ回転チャック41
の1つの吸着部(図5において回転チャック41が他方
の端部へ回転せずに移動したときのウエハ吸着部52)
に吸着支持された1枚のウエハ25が位置する部分に後
述する搬出側左右搬送ロボット60が位置する。なお、
PN判定器55、抵抗率測定器56及び厚み計57は一
般に知られた装置を用いる。抵抗率測定器56及び厚み
計57はウエハ25を水平方向から装着できるようにな
っており、回転チャック41で吸着支持されたウエハ2
5が回転しながら各機器に水平方向から装着される。P
N判定器55はウエハ25を上側から載置することで装
着できるようになっており、ロード部21からのウエハ
25はPN判定器55に左右搬送ロボット28によって
載置される。PN判定器55、抵抗率測定器56及び厚
み計57はこれら3つを互いに近接させて設けられ、全
体を小型化してクリーンルームの有効利用を図ってい
る。
【0029】制御装置は、ロード部21、回転チャック
41、PN判定器55、抵抗率測定器56、厚み計57
及びアンロード部23を一連の動作として駆動制御す
る。
【0030】アンロード部23は、図1に示すように、
測定を終了して回転チャック41により搬送されてきた
ウエハ25を受け取る搬出用左右搬送ロボット60と、
横方向に並列に3つ配設され搬出用左右搬送ロボット6
0から受け取ったウエハ25を吸着アーム61で吸着支
持してロボット本体62でこの吸着アーム61を上下方
向へ移動させマガジン64へウエハ25を挿入する搬出
用上下搬送ロボット63とから構成されている。マガジ
ン載置部65は各搬出用上下搬送ロボット63に対応し
て横方向に3列に、縦方向に2段にマガジン64を6個
載置する。
【0031】搬出用左右搬送ロボット60及び搬出用上
下搬送ロボット63の構成は前記左右搬送ロボット28
及び上下搬送ロボット27と同様である。
【0032】以上の構成により、回転チャック41で搬
送されたウエハ25が搬出用左右搬送ロボット60に渡
されると、搬出用左右搬送ロボット60は3つの搬出用
上下搬送ロボット63のいずれかの直前位置に移動しそ
の吸着アーム61に手渡す。ウエハ25を吸着支持した
吸着アーム61は上下方向へ移動され、各マガジン64
内で空いている部分にウエハ25を挿入する。マガジン
64内のすべての部分にウエハ25が挿入されると、こ
のマガジン64は外部の搬送手段で搬送される。
【0033】本実施例のウエハ測定システムは以上のよ
うに構成されるが、次にこのウエハ測定システムの作用
について説明する。
【0034】このシステム全体の動作は前記制御装置に
よって制御されている。ロード部21においては外部か
ら搬入されたウエハ25は前述した動作によってウエハ
測定部22へ連続的に渡される。即ち、ウエハ25を吸
着支持した左右搬送ロボット28がウエハ測定部22側
へ移動され、PN判定器55に直接載置される。
【0035】ウエハ測定部22では、図6に示すように
動作制御される。この図を基に順を追って説明する。左
右搬送ロボット28によって第1ウエハ25AがPN判
定器55に載置されると、このPN判定器55によって
PNが判定され、同時に回転チャック41がこのPN判
定器55の位置に移動される(図6(A))。PN判定
が終了すると、回転チャック41が第1ウエハ25Aを
吸着支持し、120゜回転させて抵抗率測定器56へ移
動させる(図6(B))。次いで、この第1ウエハ25
Aの抵抗率の測定を行い、同時に左右搬送ロボット28
によって第2ウエハ25BがPN判定器55に載置され
る(図6(C))。このとき、回転チャック41はまだ
第2ウエハ25Bを吸着支持しない。
【0036】次いで、回転チャック41を他端位置(図
中の左方向端部位置)へ移動させ、第1ウエハ25Aを
厚み計57に装着し、厚みの測定を行う(図6
(D))。測定終了後回転チャック41をもとの位置
(図中の右方向端部位置)に戻し、第2ウエハ25Bを
吸着支持し(図6(E))、120゜回転させて第2ウ
エハ25Bを抵抗率測定器56へ移動させ、抵抗率測定
を行う。同時に左右搬送ロボット28が第3ウエハ25
CをPN判定器55に載置する(図6(F))。このと
き、回転チャック41はまだ第3ウエハ25Cを吸着支
持しない。
【0037】次いで、回転チャック41を他端位置へ移
動させ、第1ウエハ25Aを搬出用左右搬送ロボット6
0に渡すと共に、第2ウエハ25Bを厚み計57に装着
し、厚みの測定を行う(図6(G))。第1ウエハ25
Aは前述したアンロード部23の搬出動作によって外部
へ搬出される。第2ウエハ25Bの厚み測定の終了後回
転チャック41をもとの位置に戻して第3ウエハ25C
を吸着支持し(図6(H))、120゜回転させて抵抗
率測定器56へ移動させ、抵抗率測定を行う。同時に左
右搬送ロボット28が第4ウエハ25DをPN判定器5
5に載置する(図6(I))。このとき、回転チャック
41はまだ第4ウエハ25Dを吸着支持しない。
【0038】これ以降は、前記動作を繰り返す。
【0039】以上のように、3つの測定器55,56,
57が互いに近接して配設され、回転チャック41によ
って3つのウエハ25を同時に吸着支持し回転しながら
測定するので、測定効率を向上させることができると共
に、測定装置全体を小型化することができ、スペース的
に制限のあるクリーンルームにおいて省スペース化を図
ることができる。
【0040】なお、前記実施例では、搬入部としてロー
ド部21を、搬出部としてアンロード部23を設けた場
合を例に説明したが、本発明はこれに限らず、手動によ
る搬入出等の他の手段を用いた場合での前記同様の作
用、効果を奏することができる。
【0041】また、前記検査部22においては、図6の
説明のように、PN判定器55から厚み計57側へ移動
させながら測定を行う場合を例に説明したが、これと逆
に厚み計57側からPN判定器55側へ移動させながら
測定するようにしても、前記実施例同様の作用、効果を
奏することができる。
【0042】前記実施例では、測定機器を3つ設けた場
合を例に説明したが、3つに限らず、図7に示すよう
に、4つの測定機器を設けてもよい。この場合は、前記
実施例における搬入側のPN判定器55及び抵抗率測定
器56の部分にもう1つの測定機器71が設けられる。
これにより、3つの測定機器は回転チャック41を中心
に90度の間隔を持って配設され、回転チャック41の
ウエハ吸着部も90度の間隔を持って4つ設けられる。
【0043】さらに、前記実施例では回転チャック41
の各ウエハ吸着部50,51,52を直径5インチと8
インチのウエハ25を吸着する2系統にしたが、これに
限らず、ウエハ吸着部50,51,52を3系統以上に
してもよい。
【0044】回転チャック41は円形に成形したが、多
角形等の他の形状でもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のウエハ測
定システムによれば、各測定器が互いに近接して配設さ
れ、回転チャックによって複数のウエハを同時に吸着支
持し回転しながら同時測定するので、測定効率を向上さ
せることができると共に、測定装置全体を小型化するこ
とができ、スペース的に制限のあるクリーンルームにお
いて省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエハ測定システムの全体構成を示す
斜視図である。
【図2】従来のウエハ測定システムの全体構成を示す斜
視図である。
【図3】回転チャックを示す断面図である。
【図4】回転チャックの吸着円盤部を示す平面図であ
る。
【図5】検査部の各測定機器の配設状態を示す概略平面
図である。
【図6】検査部において回転チャックによるウエハの動
きを示す説明図である。
【図7】変形例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
21…ロード部、22…検査部、23…アンロード部、
41…回転チャック、55…PN判定器、56…抵抗率
測定器、57…厚み計。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に、かつ往復動可能に設けられ
    複数枚のウエハを吸着支持する回転チャックと、 この回転チャックの往復動方向端部における当該回転
    チャック周囲に複数個配設されると共に往復動方向他端
    部における当該回転チャック周囲に一個配設され吸着支
    持した複数枚のウエハを同時に測定する測定器部と、 前記回転チャックの往復動方向一端部の測定器部に隣接
    して設けられ当該測定器部に測定対象のウエハを連続的
    に搬入する搬入部と、 前記回転チャックの往復動方向他端部の測定器部に隣接
    して設けられ測定の終了したウエハを連続的に搬出する
    搬出部と、 前記搬入部からウエハを測定器部に連続的に搬入させ、
    この搬入したウエハを回転チャックで逐一吸着支持して
    回転及び往復動させ、複数の測定器部に複数のウエハを
    同時に装着して複数の測定を同時に行わせ、前記搬出部
    からウエハを連続的に搬出させる制御装置とから構成さ
    れたことを特徴とするウエハ測定システム。
  2. 【請求項2】 前記回転チャックが、前記ウエハを吸着
    するウエハ吸着部をその表面周囲に等間隔に3以上設け
    たことを特徴とする請求項1記載のウエハ測定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記各ウエハ吸着部が前記ウエハの大き
    さに合せて複数系統の吸着口を有することを特徴とする
    請求項2記載のウエハ測定システム。
  4. 【請求項4】 前記測定器部が、搬入部側に配設された
    PN判定器及び抵抗率測定器と、搬出側に配設された厚
    み計とから構成されたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3記載のウエハ測定システム。
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