JP3276221B2 - 繊維強化樹脂製フランジ付管及びその製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂製フランジ付管及びその製造方法

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JP3276221B2 JP24526293A JP24526293A JP3276221B2 JP 3276221 B2 JP3276221 B2 JP 3276221B2 JP 24526293 A JP24526293 A JP 24526293A JP 24526293 A JP24526293 A JP 24526293A JP 3276221 B2 JP3276221 B2 JP 3276221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維強化樹脂製フランジ
付管、例えば、繊維強化樹脂製フランジ付管継手の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繊維強化樹脂(以下、FRPと称する)
管をフランジ接合する場合、フランジ部をFRP製とす
れば、例えば、ボルトの締め付け力に対するフランジ部
のクリ−プをよく防止でき、ボルトの締め付け力を長期
にわたって安定に保持でき、安全である。
【0003】従来、FRP製フランジ付のFRP管とし
て、FRP製フランジ部材を別途製作し、このFRP製
フランジ部材をFRP管に接着したものが公知であり
(例えば、特公平2−29916号公報)、このFRP
製フランジ部材のFRP管への接着は、例えば、FRP
製フランジ部材とFRP管との間に接着剤を注入するこ
とによって行われる。
【0004】また、FRP製フランジ付のFRP管とし
て、FRP管の端部にフランジ形成用の2枚の型板を定
着し、これらの型板間を埋めるようにして硬化性樹脂含
浸繊維材を巻回し、この巻回体の樹脂を硬化後、型板を
脱型したもの(例えば、特開平2−300592号公
報)が公知であり、この場合、FRPフランジ部とFR
P管本体部との接着強化を図るための一般的な手段して
は、FRP管の端部を研磨加工により粗面化することが
知られている。
【0005】FRP製管状体を、高圧下、特に脈動負荷
条件下で使用すると、例えば、水道管の管継手として使
用すると、内部の水が発汗状に漏水する現象、すなわち
ウィ−ピング現象が発生し、このウィ−ピング現象によ
って管の使用内圧が制限されることが多い。
【0006】上記したフランジ付管をフランジ接合した
場合、管の使用中にフランジ部に作用する主な応力は、
次ぎの通りである。まず、管内圧に基づきフランジ部
の周方向にフ−プストレスが作用する。
【0007】また、スラスト荷重に基づく管軸方向引
張り力がボルトで支持される結果、フランジ部と管本体
部との境界面並びに該境界面に平行なフランジ部断面に
剪断力が作用する。
【0008】更に、スラスト荷重に基づく管軸方向引
張り力とボルトに作用する引張り反力との偶力に基づ
き、曲げモ−メントが作用する。更にまた、地中埋設
の場合は、不等沈下のために曲げモ−モントと剪断力が
作用する。
【0009】このように管のフランジ接合部フランジ
部に作用する応力は、管の使用内圧に大きく左右され、
当該内圧が高くなるほど、そのフランジ部に作用する応
力も大となる。また、フランジ部に作用する応力は、上
記〜の応力の重畳であり、不等沈下荷重の有無、従
って、地中埋設か地上布設かによりその応力状態は大き
く相違する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】旧来のFRP製フラン
ジ付のFRP管においては、通常、使用内圧がFRP管
本体部のウィ−ピングで定まってしまい、かかる内圧下
ではフランジ部の破壊が問題となることはなかった。
【0011】上記した公知のフランジ付管においても、
使用内圧が管本体部のウィ−ピングで制限される通常の
条件下では、フランジ部の破壊が問題となることはない
と考えられる。
【0012】しかしながら、FRP管本体部にウィ−ピ
ング発生防止手段を付加する場合は、使用内圧の増大の
結果、フランジ部に作用する上記した曲げモ−メント、
剪断力、フ−プストレス等の増大により、フランジ部の
破壊が避けられず、上記公知のFRP製フランジ付管の
フランジ部の破壊は、次ぎの理由により、管本体部とフ
ランジ部との境界箇所の劈開となるケ−スが多いと推定
される。
【0013】即ち、前者の公知例においては、接着剤注
入時での気泡の抱込み、または、接着剤の硬化収縮等に
よる残留応力の発生等があり、これらの過酷な応力状態
に対して充分に安全に境界箇所を接着することは容易で
はない。
【0014】後者の公知例においては、例えば、通常の
水道管の場合、FRP管本体部の厚みは3mm程度であ
り、強化繊維の研削によるFRP管本体部の補強効果の
実質上の低下が懸念される。また、管本体部が既に硬化
を終了しているから、管本体部とフランジ部との境界箇
所の結合に、高分子鎖の絡み合いによる相互拡散的結合
を期待し難い。
【0015】また、何れの公知例においても、管本体部
とフランジ部との境界箇所で強化繊維が中断されてい
る。而るに、この境界箇所に作用する応力が繊維に引張
り応力を作用させる応力成分を含んでいなければ、繊維
の中断は力学的に何らの影響も来さないが、この境界箇
所に作用する応力状態は、上記した〜の応力の合成
であって複雑であり、当該境界箇所で繊維が連続されて
いる場合、その境界箇所に作用する応力の一部が当該繊
維で負担されることの蓋然性は充分にあり、上記公知例
において、管本体部とフランジ部との間で繊維が中断さ
れていることは、それらの間の境界箇所での劈開防止に
不利である。
【0016】更に、管本体部とフランジ部との境界箇所
に引張り応力が作用するにもかかわらず、上記した繊維
方向の引張り応力成分が小さく、境界箇所での繊維連続
化の技術的意義がない場合でも、その境界箇所近傍のフ
ランジ部分の繊維も、その引張り応力に対して実質上、
補強作用を営み得ず(境界箇所で繊維を連続させるとき
のその繊維の方向とその境界箇所近傍のフランジ部分の
繊維の方向とがほぼ等しい)、上記引張り応力に対し、
境界箇所近傍のフランジ部分の繊維が樹脂強化に寄与せ
ず、かえって、不純異物となって、当該境界箇所の破壊
が生じ易くなる。
【0017】本発明の目的は、FRP管本体部にウィ−
ピング発生防止手段を付加してFRP管の使用内圧を高
くする場合、管のフランジ部接合部に作用する力に対し
てフランジ部と管本体部との境界箇所を安定に保持でき
る繊維強化樹脂製フランジ付 管の製造方法を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】 本発明の 繊維強化樹脂製
フランジ付管の製造方法はマンドレルに供給部からの硬
化性樹脂含浸繊維材を巻回積層して未硬化の管本体部を
形成し、次いで、フランジ形成用の2枚の型板を供給部
から上記管本体部に至る硬化性樹脂含浸繊維材の同管本
体部の近傍部分を挾んで同管本体部上に脱型可能に定着
し、更に、これらの型板間に上記供給部からの硬化性樹
脂含浸繊維材の巻回を続けて未硬化のフランジ部を形成
し、而るのち、加熱により全体の樹脂を硬化させ、その
後、型板並びにマンドレルを脱型することを特徴とする
構成である。
【0019】 また、 本発明の繊維強化樹脂製フランジ付
管の他の製造方法は、一端側に鍔板を有するマンドレル
に他端側よりウィーピング防止用成形体をスペーサを介
して挿通・支着し、そのマンドレル上に供給部からの硬
化性樹脂含浸繊維材を巻回積層して未硬化の管本体部を
形成し、この形成の最終時における硬化性樹脂含浸繊維
材の巻き付け箇所を鍔板側に位置させ、フランジ形成用
アームを有する型板を供給部から上記管本体部に至る
硬化性樹脂含浸繊維材の同管本体部の近傍部分を鍔板と
で挾んで同管本体部上に、そのアームをマンドレルの支
持軸にクランプするように脱型可能に定着し、更に、こ
れらの型板と鍔板間に上記供給部からの硬化性樹脂含浸
繊維材の巻回を続けて未硬化のフランジ部を形成し、
るのち、加熱により全体の樹脂を硬化させ、その後、型
板並びにマンドレルを脱型することを特徴とする構成で
ある。
【0020】 尚、フィラメントワインディング法は、硬
化性樹脂含浸連続繊維材料をマンドレルに巻回した後、
樹脂を硬化し、必要によりマンドレルを脱型することを
特徴とする繊維強化プラスチックの製造方法であり、硬
化性樹脂としては熱硬化性樹脂が多用されるが、場合に
よっては光硬化性であってもよい。
【0021】 以下、本発明の構成を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の繊維強化樹脂製フランジ付管の
製造方法において使用する通常のフィラメントワインデ
ィング(以下、FWと称する)装置の概略を示し、連続
繊維材がボビン11から引き出され、この連続繊維材に
樹脂含浸槽12において硬化性樹脂が含浸され、この硬
化性樹脂含浸連続繊維材がフィ−ドアイ13を経て回転
中のマンドレル1に巻回積層されていく。
【0022】 上記フィ−ドアイ13においては、製品で
あるFRP製のフランジ付管に応じて、硬化性樹脂含浸
繊維材を所定の巻き付け角度並びに積層層数で巻回し得
るように、マンドレル1の回転軸に平行なX軸方向の正
逆走行、このX軸に対するY軸方向の正逆走行、更にZ
軸方向の正逆走行、Z軸に垂直な面での正逆回転(U運
動)並びにY軸に垂直な面での正逆回転(W運動)等が
可能とされている。これらの走行・回転の制御には通
常、ACサ−ボモ−タが使用される。制御方式として
は、近接スイッチ等を使用したフィ−ドバック方式、予
め移動座標を記憶させたプログラムに従いコンピュ−タ
で制御するティ−チインプレ−バック方式等が使用され
る。制御精度は1mm以内であれば、充分である。
【0023】 図2は本発明の方法で製造される繊維強化
樹脂製フランジ付管2の一実施例としてのFRP製のフ
ランジ付管継手(以下、メカニカルジョイントタイプと
称する)を示している。
【0024】 図2において、21はFRP製の継手本体
部である。20は受口内面に固着したウィ−ピング防止
用成形体であり、ゴムリング装着溝並びに抜け止めリン
グ装着溝を備えている。22は継手本体部21の後端側
に設けたFRP製のフランジ部であり、後述するように
通常は円周巻された繊維材によって強化されている。
【0025】 このフランジ付管継手による管の接続にお
いては、図3に示すように、一端にフランジ31を有す
る管32、例えば、水道管用鋳鉄管の一端に当該管継手
2のフランジ部22がメカニカルジョイントにより接続
され(図3において、33パッキング、34はボルト
である)、当該管継手2の受口に水道管用FRP管35
がゴムリング36並びに抜け止めリング37を介し差し
込み方式により接続される。この場合、ウィ−ピング防
止用成形体20は、管継手2のFRP面への抜け止めリ
ング37、ゴムリング36、水道管用FRP管先端部等
351の直接接触によるFRPのマイクロクラックを阻
止し、かつ成形体2自体の優れた水密性によって管継手
2のウィ−ピング現象を防止し、使用内圧の高圧化を可
能にしている。
【0026】 上記した請求項記載の方法により、図2
に示すFRP製のフランジ付管継手を製造するには、ま
ず、図4の(イ)に示すように、FW装置のマンドレル
1にウィ−ピング防止用成形体20をスペ−サ41を介
して支着し、当該マンドレルの両端に繊維係止用治具
42を固定する。ついで、同上FW装置において、ボビ
ンより連続繊維材を引き出し、この繊維材を樹脂含浸槽
に通して硬化性樹脂の含浸を行い、図4の(イ)に示す
ように、この硬化性樹脂含浸繊維材aをフィ−ドアイ1
3の少なくともX軸方向のトラバ−ス走行のもとで回転
中のマンドレル1に巻回し、各繊維係止用治具42のピ
ンへの引っ掛けにより巻き返しを行って、所定の巻き付
け角度、所定の積層層数で巻回積層して、未硬化の管継
手本体部210を形成する。
【0027】 そして、この形成の最終段階において、硬
化性樹脂含浸繊維材aが未硬化管継手本体部210の後
端側に到来したときに、一旦、マンドレル1の回転を停
止し、図4の(ロ)に示すように、フランジ形成用の2
枚の型板51,51を、フィ−ドアイ13に代表される
硬化性樹脂含浸繊維材の供給部(導出部)から未硬化管
継手本体部210に至る硬化性樹脂含浸繊維材の管継手
本体部近傍部分a’をこれらの型板51,51間に挾ん
だ状態で、当該管継手本体部210の後端側に定着す
る。
【0028】 これらの型板51,51の定着において
は、図4の(ハ)に示す二つ割れであり、図4の(ロ)
に示すように、それぞれにア−ム52を有する型板の各
ア−ム52をマンドレル1の支持軸10にクランプし、
割り型板51,51の両端511,511をボルト(図
示せず)で締結することが、定着状態の安定化のために
望ましい。この場合、2つ割り型板の片側の割れ箇所は
蝶番式に結合することも可能である。
【0029】 各割り型板51の未硬化管継手本体部21
0との接触面には、脱型を容易にするために、離型剤を
塗布することが好ましい。上記のようにして、型板5
1,51を定着すれば、マンドレル1の回転を再開し、
型板51,51間に硬化性樹脂含浸繊維材aを通常は円
周巻に巻き付けて未硬化のフランジ部を形成する。
【0030】 而るのちは、未硬化の半製品をマンドレル
と共に加熱炉に搬入し、樹脂を硬化させ、この硬化体か
ら型板並びにマンドレルを脱型し、硬化体両端のトリミ
ングを行い、これにて、FRP製のフランジ付管継手の
製造を終了する。
【0031】 図5は本発明の方法で製造される繊維強化
樹脂製フランジ付管の別実施例としてのFRP製のフラ
ンジ付管継手2を示し(以下、フランジジョイントタイ
プと称する)、フランジ部22が管継手本体部21の後
端に設けられている。20は受口内面に固着されたウィ
−ピング防止用成形体である。
【0032】 このフランジ付管継手による管の接続にお
いては、図6に示すように、一端にフランジ31を有す
る管32のフランジ31に当該管継手2のフランジ部2
2がパッキング33を介してボルト34で締結され、当
該継手2の受口にFRP管35がゴムリング36並びに
抜け止めリング37を介し差し込み方式により接続され
る。
【0033】 上記した請求項記載の方法により、図5
に示すFRP製のフランジ付管継手を製造するには、マ
ンドレル1には、図7の(イ)に示すように、一端に鍔
板510を有するものを使用し、まず、マンドレル1に
他端側よりウィ−ピング防止用成形体20をスペ−サ4
1を介して挿通・支着し、同マンドレル1の他端に繊維
係止用治具42を固定する。
【0034】 次いで、マンドレル1を回転させ、硬化性
樹脂含浸繊維材aをフィ−ドアイ13の少なくともX軸
方向のトラバ−スのもとで巻回し、また、繊維係止用治
具42並びに鍔板510で巻き返しを行って、所定の巻
き付け角度、所定の積層層数で巻回積層して、未硬化の
管継手本体部210を形成する。この形成の最終時にお
ける硬化性樹脂含浸繊維材の巻き付け箇所を鍔板510
側に位置させ、この状態でマンドレル1の回転を停止さ
せ、図7の(ロ)に示すように、鍔板510の手前にフ
ランジ形成用の型板51を、フィ−ドアイ13に代表さ
れる繊維材供給部から上記管継手本体部に至る同管継手
本体部近傍部分a’を鍔板510とで挾んだ状態で、定
着する。
【0035】 而るのちは、マンドレル1の回転を再開
し、鍔板510と型板51との間に硬化性樹脂含浸繊維
材を巻き付けて未硬化のフランジ部を形成し、更に、樹
脂を硬化させ、この硬化体から型板並びにマンドレルを
脱型し、硬化体両端のトリミングを行い、これにて、F
RP製のフランジ付管継手の製造を終了する。
【0036】 上記何れの製造方法の例においても、型板
51の定着のために、マンドレルを一旦停止させている
が、マンドレル1の回転を継続しつつ型板を定着するこ
とも可能である。例えば、図4の(ロ)並びに図7の
(ロ)において、2つ割り型板51の締閉、拡開を自動
的に行わせるようにア−ム52にサ−ボモ−タ等を仕組
み、未硬化の管継手本体部の形成が終了し硬化性樹脂含
浸繊維材の巻き付け位置が同管継手本体部の後端側に位
置する際に、マンドレル1の回転を継続させたままで2
つ割り型板51を自動的に締閉させ、硬化性樹脂含浸繊
維材を型板51,51間または鍔板510と型板51と
の間に案内して巻き付け、未硬化のフランジ部を形成す
ることが可能である。
【0037】 図5に示す繊維 強化樹脂製フランジ付管
は、図2に示す繊維強化樹脂製フランジ付管に対し、未
硬化の管本体部を硬化性樹脂含浸繊維束でFW法により
形成し、未硬化のフランジ部を、繊維材の少なくとも一
部が異なる方向の繊維からなるテ−プ状である硬化性樹
脂含浸繊維材でFW法により形成し、他は図2に示す
維強化樹脂製フランジ付管と同じとしてある。
【0038】 異なる方向の繊維からなるテ−プ状繊維材
は、束状繊維(トウやヤ−ンのロ−ビング)の一方向性
に対し、2以上の方向性を有するものであればよく、主
に互いに垂直に交わる繊維から構成される織布構造(例
えばクロス、ロ−ビングクロス)、編物構造(例えば、
すだれ状に編んだもの)等の他、不織布構造(例えば、
チヨップドストランドマットをテ−プ状に切断したも
の)を使用できる。
【0039】 図5に示す繊維 強化樹脂製フランジ付管を
製造するには、前記と同様にして、FW装置のマンドレ
ルに、ウィ−ピング防止用成形体並びに繊維係止用治具
を固定し、ついで、同上FW装置において、ボビンより
束状繊維材を引き出し、この繊維材を樹脂含浸槽に通し
て硬化性樹脂の含浸を行い、この硬化性樹脂含浸束状繊
維材をマンドレルに巻回積層して、未硬化の管継手本体
部を形成する。そして、マンドレルの回転を停止し、硬
化性樹脂含浸束状繊維材を切断のうえ、フランジ形成用
の2枚の型板を、管継手本体部の後端側に定着し、而る
のち、マンドレルの回転を再開し、型板間に硬化性樹脂
含浸テ−プ状繊維材を、通常は円周巻に巻き付けて未硬
化のフランジ部を形成し、次いで、未硬化の半製品をマ
ンドレルと共に加熱炉に搬入し、樹脂を硬化させ、この
硬化体から型板並びにマンドレルを脱型し、硬化体両端
のトリミングを行い、これにて、FRP製のフランジ付
管継手の製造を終了する。
【0040】 または、マンドレルには、一端に鍔板を有
するものを使用し、前記と同様に、ウィ−ピング防止用
成形体並びに繊維係止用治具を固定し、マンドレルを回
転させ、硬化性樹脂含浸束状繊維材を巻回積層して、未
硬化の管継手本体部を形成し、更にマンドレルの回転を
停止させ、鍔板の手前にフランジ形成用の型板を定着
し、而るのち、マンドレルの回転を再開し、鍔板と型板
との間に硬化性樹脂含浸テ−プ状繊維材を巻き付けて未
硬化のフランジ部を形成し、次いで、樹脂を硬化させ、
この硬化体から型板並びにマンドレルを脱型し、硬化体
両端のトリミングを行い、これにて、FRP製のフラン
ジ付管継手の製造を終了する。
【0041】 上記何れのFRP製のフランジ付管におい
ても、フランジ部の外径はボルト締結が可能なように、
通常、フランジ箇所の管継手本体部の内径の1.1〜
1.7倍とされる。
【0042】 上記において、管本体部形成のための硬化
性樹脂含浸繊維材の巻き付け角は、通常、±30°〜±
75°とされ、フランジ部形成のための硬化性樹脂含浸
繊維材の巻き付け角は、通常、ほぼ90°とされる。
【0043】 上記において、フィ−ドアイをY軸に垂直
な面内で正逆回転させることが好ましく、例えば、巻き
付け角が±30°(マンドレルの回転軸の方向を基準と
し、反時計回りの方向を+とする)の場合、±60°の
範囲で正逆回転させることが好ましい。
【0044】 フランジ付管 に使用する連続繊維材として
は、ヤ−ンやトウ等の束状繊維(ロ−ビング)が一般的
に使用されるが、請求項2記載のフランジ付管のフラン
ジ部の繊維材と同じテ−プ状繊維材を使用することも可
能である。
【0045】 テ−プ状繊維材としては、ロ−ビングクロ
ステ−プ、クロステ−プ、すだれ状編みテ−プ、チヨッ
プドストランドテ−プ、コンティニアステ−プ等を使用
できる。
【0046】 これらの繊維材の材質としては、ガラス繊
維、炭素繊維等の無機繊維、アラミド繊維、ポリエチレ
ンテレフタレ−ト繊維等の有機繊維が挙げられる。上記
硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノ−ル樹脂等が挙げ
られる。
【0047】 上記したウィ−ピング防止用成形体20に
おいては、緻密な樹脂組織を有することが要求され、そ
の成形には、真空成形法(プラスチックプレ−ト原反を
真空成形金型を使用して、加熱下で減圧吸引成形し、成
形品の端面をカットする)、ブロ−成形法(押出機から
のバリソンを膨張させてブロ−成形型で成形し、成形品
の端面をカットする)または射出成形法等を使用できる
が、管挿口の管受口への挿入上の寸法精度を保障するた
めに、内径寸法精度に優れた射出成形法または真空成形
法を使用することが好ましい。
【0048】 このウィ−ピング防止用成形体20の樹脂
としては、管または管継手の受口の内面形状に成形可能
なものであれば使用でき、具体的には、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル、ビニルエステル樹脂、フェノ−ル
樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリスチレ
ン、ポリカ−ボネ−ト、ポリアミド、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリフェニレンサルファイド、ポリスルホン、ポ
リエ−テル・エ−テルケトン等の熱可塑性樹脂等が挙げ
られる。上記マンドレルの材質としては、剛性が高く軽
量なもの、例えば、ステンレス、アルミニウム、ジュラ
ルミン等の金属、ウレタン等のゴム材、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアミド、高密度ポリエチレン等
を使用できる。
【0049】 なお、上記の例においては、フランジ付管
継手について説明されているが、本発明は水道管等の内
圧管、その他、フランジ接合される管状構造材等にも適
用される。
【0050】
【作用】フランジ部の形成のために硬化性樹脂含浸繊維
材を巻き付ける際、管本体部がまだ未硬化状態であるか
ら、その後の加熱硬化によって、管本体部とフランジ部
とを、高分子鎖を絡み合わせて分子構造的に一体化で
き、管本体部とフランジ部との境界箇所の接着が強力と
なる。
【0051】 管本体部 とフランジ部との間で強化繊維を
連続させる請求項1並びに請求項2の発明においては、
管本体部とフランジ部との境界箇所にその連続繊維の方
向(ほぼ周方向)に引張り応力が作用するような応力状
態の場合、その応力状態での連続繊維の方向と同一方向
の応力成分がその境界箇所での繊維で負担され、同境界
箇所の樹脂部分に作用する応力が軽減される。
【0052】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1 製品は呼び径150の図2に示すメカニカルジョイント
タイプのフランジ付管継手であり、フランジ部の外径は
300mm、フランジ部の厚さは26mmである。
【0053】 ウィ−ピング防止用成形体20には、厚さ
1mmの塩化ビニル樹脂シ−トのブロ−成形品を使用し
た。繊維束にはガラス繊維ロ−ビング(番手2230g
/km)を10本引き揃えたものを使用し、硬化性樹脂
には、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂と脂環式酸無水
物系硬化剤と硬化促進剤(コバルト6重量%含有)とか
らなるエポキシ樹脂液を使用した。樹脂含浸繊維束にお
けるガラス繊維ロ−ビングの含有量は60容量%とし
た。
【0054】 図4の(イ)〜(ハ)により説明した方法
を使用し、管継手本体部は±60°のヘリカル巻きで厚
み3mmにて形成し(ただし、ウィ−ピング防止用成形
体の外面凹部を90°の円周巻きで埋め、平滑にし
た)、硬化条件は硬化温度130℃,硬化時間2時間と
した。
【0055】 実施例2 製品は呼び径150の図5に示す請求項1に係るフラン
ジジョイントタイプのフランジ付管継手であり、フラン
ジ部の外径は300mm、フランジ部の厚さは26mm
である。
【0056】 ウィ−ピング防止用成形体20には、実施
例1で使用したものと同じものを使用した。繊維束には
ガラス繊維ロ−ビング(番手4500g/km) を10
本引き揃えたものを使用し、硬化性樹脂には、不飽和ポ
リエステル(オルソ系)100重量部と硬化剤(メチル
エチルケトンパ−オキサイド)0.7重量部とからなる
不飽和ポリエステル樹脂液を使用した。樹脂含浸繊維束
におけるガラス繊維ロ−ビングの含有量は60容量%と
した。
【0057】 図7の(イ)並びに(ロ)により説明した
方法を使用し、管継手本体部は±60°のヘリカル巻き
で厚み3mmにて形成し(ただし、ウィ−ピング防止用
成形体の外面凹部を90°の円周巻きで埋め、平滑にし
た)、硬化条件は硬化温度80℃,硬化時間1.5時間
とした。
【0058】 実施例3 製品は呼び径150の請求項2に係るメカニカルジョイ
ントタイプのフランジ付管継手であり、フランジ部の外
径は300mm、フランジ部の厚さは26mmである。
【0059】 フランジ部用の繊維材にロ−ビングクロス
テ−プ(番手200g/m2 、巾50mm)を使用して
フランジ部を形成した以外、実施例1と同じとした。 実施例4 製品は呼び径150の請求項2に係るフランジジョイン
トタイプのフランジ付管継手であり、フランジ部の外径
は300mm、フランジ部の厚さは26mmである。
【0060】 フランジ部用の繊維材に、すだれ編みガラ
ステ−プ(番手450g/m2 、巾50mm)とガラス
繊維ロ−ビング(番手4500g/km) 10本との組
合せを使用してフランジ部を形成した以外、実施例2と
同じとした。
【0061】 比較例1 実施例1に対し、管継手本体部を成形硬化したのち、フ
ランジ形成用の型板を取付け、フランジ部を成形硬化し
た以外、実施例1と同じとした。
【0062】 比較例2 実施例1に対し、ウィ−ピング防止用成形体の使用を省
略した(ウィ−ピング防止用成形体の代わりに、割型ス
ペ−サを使用した)以外、実施例1と同じとした。
【0063】 このようにして製作した実施例品並びに比
較例品のそれぞれについて、フランジ部に孔径19mm
の6個のボルト用孔を明け、同フランジ部に鉄製の盲フ
ランジ若しくは端板をボルトで取付け、受口に硬質塩化
ビニル管の一端をゴムリング並びに抜け止めリングを用
いて接続し、硬質塩化ビニル管の他端から徐々に水圧を
かけ、フランジ付管継手のフランジにスラスト荷重を作
用させたところ、実施例品においては、水圧50kg/
cm2 〜65kg/cm2 のもとでもフランジ部の破損
は生じなかった。
【0064】 これに対し、比較例1においては、50k
g/cm2 以下でフランジ部に破損が生じ、比較例1に
おいては、50kg/cm2 以下でウィ−ピングが発生
した。なお、実施例について、不等沈下を模擬してフラ
ンジ部に曲げモ−メントを作用させたところ、実施例3
は実施例1に較べ、また実施例4は実施例2に較べ、約
1.3倍の曲げモ−メントに耐え得た。従って、請求項
2に係るフランジ付管は不等沈下が問題となる直埋方式
で使用する場合に有利である。
【0065】
【発明の効果】本発明の方法により製造されたFRP製
のフランジ付管において、FRP管本体部へのウィ−ピ
ング防止手段の付加により使用内圧が高くされ、FRP
フランジ部に作用する応力でFRP管の使用内圧が決せ
られるような場合、フランジ部に作用する応力状態に応
じて繊維の補強作用を効果的に発揮させることができ、
フランジ接合部に充分な耐圧性を付与できるから、FR
P製フランジ付管の使用内圧の高圧化を極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFRP製フランジ付管の製造に使用す
る通常のFW装置を示す説明図である。
【図2】本発明の方法で製造されたFRP製フランジ付
管継手の一実施例の一部を側面図で示す断面図である。
【図3】図2に示す管継手の使用状態を、一部を側面図
で示す断面図である。
【図4】請求項記載の発明の一実施例を示す説明図で
あり、図4の(イ)は未硬化管本体部の形成直後を、図
4の(ロ)は型板の定着直後を、図4の(ハ)は型板を
それぞれ示している。
【図5】本発明の方法で製造されたFRP製フランジ付
管継手の別実施例の一部を側面図で示す断面図である。
【図6】図5に示す管継手の使用状態を一部を側面図で
示す断面図である。
【図7】請求項記載の発明の一実施例を示す説明図で
あり、図7の(イ)は未硬化管本体部の形成直後を、図
7の(ロ)は型板の定着直後をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 マンドレル 2 フランジ付管 21 管本体部 22 フランジ部 a 硬化性樹脂含浸繊維材 210 未硬化の管本体部 a’ 硬化性樹脂含浸繊維材の未硬化管本体
部の近傍部分 51 型板 510 鍔板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 70/00 - 70/88 F16L 23/00 - 23/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルに供給部からの硬化性樹脂含浸
    繊維材を巻回積層して未硬化の管本体部を形成し、次い
    で、フランジ形成用の2枚の型板を供給部から上記管本
    体部に至る硬化性樹脂含浸繊維材の同管本体部の近傍部
    分を挾んで同管本体部上に脱型可能に定着し、更に、こ
    れらの型板間に上記供給部からの硬化性樹脂含浸繊維材
    の巻回を続けて未硬化のフランジ部を形成し、而るの
    ち、加熱により全体の樹脂を硬化させ、その後、型板並
    びにマンドレルを脱型することを特徴とする繊維強化樹
    脂製フランジ付管の製造方法。
  2. 【請求項2】 一端側に鍔板を有するマンドレルに他端側
    よりウィーピング防止用成形体をスペーサを介して挿通
    ・支着し、そのマンドレル上に供給部からの硬化性樹脂
    含浸繊維材を巻回積層して未硬化の管本体部を形成し、
    この形成の最終時における硬化性樹脂含浸繊維材の巻き
    付け箇所を鍔板側に位置させ、フランジ形成用のアーム
    を有する型板を供給部から上記管本体部に至る硬化性樹
    脂含浸繊維材の同管本体部の近傍部分を鍔板とで挾んで
    同管本体部上に、そのアームをマンドレルの支持軸にク
    ランプするように脱型可能に定着し、更に、これらの型
    板と鍔板間に上記供給部からの硬化性樹脂含浸繊維材の
    巻回を続けて未硬化のフランジ部を形成し、而るのち、
    加熱により全体の樹脂を硬化させ、その後、型板並びに
    マンドレルを脱型することを特徴とする繊維強化樹脂製
    フランジ付管の製造方法。
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