JP3274530B2 - 感圧記録シート - Google Patents

感圧記録シート

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JP3274530B2
JP3274530B2 JP07657193A JP7657193A JP3274530B2 JP 3274530 B2 JP3274530 B2 JP 3274530B2 JP 07657193 A JP07657193 A JP 07657193A JP 7657193 A JP7657193 A JP 7657193A JP 3274530 B2 JP3274530 B2 JP 3274530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感圧記録シートに関す
る。更に詳細には、ほぼ無色の電子供与性染料(以下発
色剤と称する。)と電子受容性顕色剤(以下顕色剤と称
する。)との反応により発色像を得る感圧記録シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】感圧記録シートは、発色剤を適当な溶媒
に溶解し、その油滴をカプセル化したマイクロカプセル
を含むマイクロカプセル層を支持体上に塗布した上用
紙、顕色剤を含む顕色剤層を他の支持体上に塗布した下
用紙、及び場合によっては支持体の一方の面にマイクロ
カプセル層を、他面に顕色剤層を塗布した中用紙の組合
せよりなるもの、あるいは支持体の同一面に前記のカプ
セルと顕色剤が含有されたもの、あるいは支持体中に前
記のカプセルか顕色剤の一方が含有され、他の一方が塗
布されたもの等がある。感圧記録シートが備えるべき条
件としては (1)発色速度が速く、発色濃度が十分であること。 (2)カブリを生じないこと。 (3)発色体の耐光性が優れていること。 (4)発色体の耐薬品性、耐可塑剤性が優れているこ
と。 等が挙げられる。
【0003】感圧記録シートの顕色剤としては、シリカ
や各種粘土鉱物またはその酸処理物等の無機固体酸、芳
香族カルボン酸及びその誘導体の多価金属塩、フェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂等が良く知られている。
【0004】発色剤としては、例えばトリフェニルメタ
ンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチア
ジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、インドリ
ルアザフタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、
ローダミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化
合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物等が
従来から知られている。しかしこれらの発色剤を使用し
た感圧記録シートは発色体の耐光性、耐薬品性及び可塑
剤性については十分な性能が得られていなかった。これ
らの欠点は、発色剤として一般式(I)で示される化合
物を用いることにより改良できることが特開平4−18
7485等に記載されている。
【0005】一般式(I)で示される化合物の顕色剤と
して無機固体酸を用いた場合には堅牢性の高い発色像が
得られるが、従来から知られているような無機固体酸を
顕色剤とした感圧記録シートでは発色濃度が不十分であ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一般
式(I)で示される化合物に対する発色性を改良した感
圧記録シートを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、電子供
与性染料として前述の一般式(I)で示される化合物を
含有し、電子受容性顕色剤として無機固体酸を含有する
感圧記録シートにおいて、顕色剤層中に前述の一般式
(II)で示される化合物を含有させたことを特徴とす
る感圧記録シートにより達成された。
【0008】本発明で用いられる一般式(I)の化合物
の好ましい置換基の例を以下に示す。一般式(I)のR
10中、Xは酸素原子、硫黄原子を表し、R11はアルキル
基、アリール基、複素環基、−COR22、−SO
223、−N=CR2425、−NR2627を表す。[R
22、R23は水素原子、アルキル基、アリール基、複素環
基を表し、R24、R25、R26、R27はアルキル基、アリ
ール基、複素環基、−COR28−SO 2 29 (R28
29は水素原子、アルキル基、アリール基、複素環基を
表す。)を表す]。
【0009】R12は水素原子、アルキル基、アリール
基、複素環基を表す。更にR12は互いに連結してヘテロ
原子を含んでいてもよい4〜12員環構造を形成しても
よい。
【0010】R13、R14、R15は水素原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、シアノ基、ニトロ基、
ハロゲン原子、−SO230、−COR31、−NR32
33を表す。[R30、R31は水素原子、アルキル基、アリ
ール基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、ヒドロキシ基、−N
3435を、R32、R33、R34、R35は水素原子、アル
キル基、アリール基、複素環基、−SO236、−CO
37(R36、R37は水素原子、アルキル基、アリール
基、複素環基を表す。)を表す]。
【0011】R16、R17は水素原子、アルキル基、アリ
ール基、複素環基、−SO238、−COR39、ヒドロ
キシ基、−NR4041を表す。[R38、R39は水素原
子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、複素環基、−NR4243を表し、R40
41、R42、R43は水素原子、アルキル基、アリール
基、複素環基、−SO244、−COR45(R44、R45
は水素原子、アルキル基、アリール基、複素環基を表
す。)を表す]。
【0012】R18はアルキル基、アリール基、複素環基
を表す。尚、アルキル基は更にアルキル基、アルコキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニ
トロ基、シアノ基、置換カルバモイル基、置換スルファ
モイル基、置換アミノ基、置換オキシカルボニル基、置
換オキシスルホニル基、アルキルチオ基、アリールスル
ホニル基、ヒドロキシ基等の置換基を有していてもよ
い。
【0013】更に詳細には、R1〜R4で示される置換基
のうち、水素原子、炭素原子数1〜18のアルキル基、
6〜12のアリール基が好ましい。R1〜R4としては、
水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、アミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、
2−エチルヘキシル基、ドデシル基、オクタデシル基、
メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピ
ル基、エトキシプロピル基、フェノキシエチル基、シア
ノエチル基、クロロエチル基、ヒドロキシエチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基、テトラヒドロフル
フリル基、フェニル基、トリル基、クロロフェニル基、
メトキシフェニル基、ベンジル基、フェネチル基、メチ
ルベンジル基、クロロベンジル基、メトキシベンジル基
が挙げられる。R1〜R4は同時に水素原子でないことが
好ましい。R1とR2、R3とR4は互いに連結して、それ
らの結合している窒素原子を含めて5員ないし8員のヘ
テロ原子を含んでもよい環、例えばピロリジン、ピペリ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、カプ
ロラクタム環を形成してもよく、更にベンゼン環も含め
てインドリン、ジュロリジン環を形成してもよい。
【0014】 5 〜R 6 で示される置換基のうち、水素原
子、炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素原子数6〜
12のアリール基が好ましい。 5 〜R 6 としては、水素
原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ア
ミル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、ドデシル基、オクタデシル基、メトキシプロピル
基、エトキシプロピル基、フェノキシエチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、アリール基、ベンジル
基、フェネチル基、フェニル基、4−メチルフェニル
基、3−メチルフェニル基、2−メチルフェニル基、4
−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、2−
メトキシフェニル基、4−N,N−ジメチルアミノフェ
ニル基、4−N,N−ジエチルアミノフェニル基、3−
N,N−ジメチルアミノフェニル基、2−N,N−ジメ
チルアミノフェニル基等が挙げられる。更にR6とR6'
は互いに連結してヘテロ原子を含んでもよい脂環式の5
〜8員環構造を形成してもよく、特に6員環構造を形成
するのが好ましい。更にこの環はアルキル基、ハロゲン
原子、アリール基の置換基を有していてもよい。 7
水素原子である。
【0015】R8、R9で示される置換基のうち、水素原
子、炭素原子数1〜12のアルキル基、アルコキシ基、
ハロゲン原子、炭素原子数1〜12のモノまたはジアル
キルアミノ基、炭素原子数1〜12のアシルアミノ基が
好ましい。R8、R9としては水素原子、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、フェニル
基、トリル基、ベンジル基、フェネチル基、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクチル
オキシ基、ベンジルオキシ基、フェノキシエトキシ基、
フェノキシ基、ハロゲン原子、ジメチルアミノ基、ジエ
チルアミノ基、アセチルアミノ基等が挙げられる。
8、R9は発色波長の点から−NR12、−NR34
対してメタ位が好ましい。
【0016】R10で示される置換基のうち、炭素原子数
20以下のものが好ましい。更にR 10は合成のハンドリ
ングの点で、水素原子、−XR11、−CR131415
−NR1617、−SO218が好ましい。特に記録材料
に用いた場合の発色剤のロイコ体の安定性の点から、水
素原子、−CR131415が好ましい。
【0017】R10の例としては、水素原子、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブチルオキシ基、シク
ロヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキ
シ基、オクタデシルオキシ基、ベンジルオキシ基、フェ
ネチルオキシ基、フェニルブチルオキシ基、4−メチル
ベンジルオキシ基、4−クロロベンジルオキシ基、4−
メトキシベンジルオキシ基、β−フェノキシエトキシ
基、β−(4−メチルフェノキシ)エトキシ基、β−
(3−メチルフェノキシ)エトキシ基、β−(2−メチ
ルフェノキシ)エトキシ基、β−(4−メトキシフェノ
キシ)エトキシ基、β−フェニルチオエトキシ基、β−
フェニルスルホニルエトキシ基、β−ナフチルオキシエ
トキシ基、フェノキシエトキシエトキシ基、ピリジルメ
トキシ基、フェノキシナフチルオキシ基、4−クロロフ
ェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、3−メチルフェ
ノキシ基、2−メチルフェノキシ基、4−エチルフェノ
キシ基、2,4−ジクロロフェノキシ基、メチルイミノ
オキシ基、ジメチルイミノオキシ基、フェニルイミノオ
キシ基。
【0018】ジエチルホスホニル基、ジブチルホスホニ
ル基、ジフェニルホスホニル基、ジ(4−トリル)ホス
ホニル基、ジ(4−クロロフェニル)ホスホニル基、ジ
(4−メトキシフェニル)ホスホニル基、ジ(4−ニト
ロフェニル)ホスホニル基、ジ(4−シアノフェニル)
ホスホニル基、ジ(ナフタレン−1−イル)ホスホニル
基、ジ(ナフタレン−2−イル)ホスホニル基、ジ
(2,4−ジクロロフェニル)ホスホニル基、ジ(4−
クロロ−3−メチルフェニル)ホスホニル基。
【0019】アニリノ基、2−クロロアニリノ基、2−
メトキシカルボニルアニリノ基、2−ニトロアニリノ
基、2−メトキシアニリノ基、3−エチルアニリノ基、
3−フルオロアニリノ基、4−フルオロアニリノ基、4
−ブトキシアニリノ基、2,4−ジクロロアニリノ基、
2,5−ジメチルアニリノ基、β−ナフチルアミノ基、
N−メチルアニリノ基、N−ブチルアニリノ基、N−ア
セチルアニリノ基、ピリジルアミノ基、キノリルアミノ
基、シクロヘキシルアミノ基、インドール−1−イル
基、カルバゾール−1−イル基、サクシニルイミド基、
フタルイミド基、アセチルアミノ基、安息香酸アミノ
基、2−メチル安息香酸アミノ基、4−メチル安息香酸
アミノ基、4−クロロ安息香酸アミノ基、フェニルスル
ホニルアミノ基、4−メチルフェニルスルホニルアミノ
基、、4−クロロフェニルスルホニルアミノ基、ピロリ
ジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピペラジノ基、
フェニルヒドラジノ基、N−ヒドロキシ−N−フェニル
スルホニルアミノ基、N−ヒドロキシ−N−4−クロロ
フェニルスルホニルアミノ基、安息香酸ヒドラジノフェ
ニルスルホニルヒドラジノ基。
【0020】メチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチ
オ基、トリルチオ基、ベンジルチオ基、ナフチルチオ
基、ベンゾチアゾール−2−イルチオ基、ベンゾイミダ
ゾール−2−イルチオ基、ベンゾオキサゾール−2−イ
ルチオ基。
【0021】1,1−ジアセチルメチル基、1,1−ジ
シアノメチル基、1−アセチル−1−安息香酸メチル
基、1,1−ジメトキシカルボニルメチル基、1,1−
ジエトキシカルボニルメチル基、1,1−ジフェニルオ
キシカルボニルメチル基、1,1−ジ−n−ブトキシカ
ルボニルメチル基、1,1−ジ−t−ブトキシカルボニ
ルメチル基、1,1−ジベンジルオキシカルボニルメチ
ル基、1,1−ジオクチルオキシカルボニルメチル基、
1−アセチル−1−メトキシカルボニルメチル基、1−
アセチル−1−エトキシカルボニルメチル基、1−アセ
チル−1−iso−プロポキシカルボニルメチル基、1
−アセチル−1−ブトキシカルボニルメチル基、1−ア
セチル−1−ヘキシルオキシカルボニルメチル基、1−
アセチル−1−オクチルオキシカルボニルメチル基、1
−アセチル−1−ベンジルオキシカルボニルメチル基、
1−アセチル−1−フェノキシカルボニルメチル基、1
−プロピオニル−1−メトキシカルボニルメチル基、1
−アセチル−1−エトキシカルボニルエチル基、1,1
−ジアセチルエチル基、1−ピバロイル−1−メトキシ
カルボニルメチル基、1−シアノ−1−エトキシカルボ
ニルメチル基、1−安息香酸−1−エトキシカルボニル
メチル基、1−アセチル−1−モルホリノカルボニルメ
チル基、1−メトキシカルボニル−1−エトキシカルボ
ニルメチル基、1,1−ジフェニルスルホニルメチル
基、1−トリルスルホニル−1−安息香酸メチル基、
1,1−ジ(トリフルオロメチルカルボニル)メチル
基、1,1−ジピバロイルメチル基、1−フロイル−1
−トリフルオロメチルカルボニルメチル基、1,1−ジ
カルバモイルメチル1−アセチル−1−フェニルカルバ
モイルメチル基、1,1−ジ安息香酸メチル基、1,1
−ジメトキシカルボニルエチル基、1,1−ジエトキシ
カルボニルエチル基、1,1−ジフェニルオキシカルボ
ニルエチル基、1,1−ジ−n−ブトキシカルボニルエ
チル基、1,1−ジ−t−ブトキシカルボニルエチル
基、1,1−ジ−ベンジルオキシカルボニルエチル基、
1,1−ジメトキシカルボニル−n−プロピル基、1,
1−ジメトキシカルボニル−n−ブチル基、α,α−ジ
メトキシカルボニルベンジル基、1,1−ジメトキシカ
ルボニル−1−メトキシメチル基、1,1−ジエトキシ
カルボニル−n−プロピル基、1,1−ジエトキシカル
ボニル−iso−プロピル基、1,1−ジエトキシカル
ボニル−n−ブチル基、1,1−ジエトキシカルボニル
−iso−ブチル基、、1,1−ジエトキシカルボニル
−t−ブチル基、α,α−ジエトキシカルボニルベンジ
ル基、β,β−ジエトキシカルボニルフェネチル基、、
1,1−ジエトキシカルボニル−1−アリルメチル基、
1,1−ジエトキシカルボニル−1−アセトアミノメチ
ル基、1,1−ジエトキシカルボニル−1−クロロメチ
ル基、1,1−ジエトキシカルボニル−1−シクロペン
チルメチル基、1,1−ジエトキシカルボニル−1−フ
タルイミドメチル基、1,1−ジエトキシカルボニル−
2−エトキシカルボニルエチル基、1,1,1−トリエ
トキシカルボニルメチル基、安息香酸メチル基、4−ク
ロロ安息香酸メチル基、4−ニトロ安息香酸メチル基、
1−クロロ−1−アセチルメチル基、1−クロロ−1−
メトキシカルボニルメチル基、1−ブロモ−1−安息香
酸メチル基、ニトロメチル基、1−ニトロエチル基。
【0022】メチルスルホニル基、エチルスルホニル
基、ブチルスルホニル基、オクチルスルホニル基、ベン
ジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基、4−トリ
ルスルホニル基、4−メトキシフェニルスルホニル基、
4−クロロフェニルスルホニル基、4−ニトロフェニル
スルホニル基、4−ドデシルフェニルスルホニル基、4
−ベンジルオキシフェニルスルホニル基、2,4−ジメ
トキシフェニルスルホニル基、ナフタレン−1−イルス
ルホニル基、ナフタレン−2−イルスルホニル基、3,
4−ジクロロフェニルスルホニル基、2,5−ジクロロ
フェニルスルホニル基、4−N,N−ジメチルアミノフ
ェニルスルホニル基等が挙げられる。次に一般式(I)
で示される化合物の具体例を示す。
【0023】
【化3】
【0024】
【化4】
【0025】
【化5】
【0026】
【化6】
【0027】
【化7】
【0028】一般式(I)で示される化合物は、単独で
も2種以上併用してもよく、さらには従来から知られて
いるトリフェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン
系化合物、チオフルオラン系化合物、フェノチアジン系
化合物、インドリルフタリド系化合物、インドリルアザ
フタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダ
ミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合物、
トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物等の発色剤
と併用して用いることができる。
【0029】本発明では、上記一般式(I)で示される
発色剤と無機固体酸との発色反応を促進し発色濃度を向
上するため、無機固体酸を含有する顕色剤層中に前述の
一般式(II)で示される化合物を含有させる。一般式
(II)で示される化合物は、乾燥重量で無機固体酸1
00重量部に対して1〜50重量部含有させるのが好ま
しく、さらには2〜20重量部含有させるのが好まし
い。
【0030】一般式(II)で示される化合物におい
て、R19で表される基としては、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル
オキシ基を有してもよいアルキレン基及びフェニレン
基、または−[(CH2p−Y−]r−(CH2q]−
で表される基が特に好ましい。式中YはOまたはSを表
し、p、qは1〜12の整数を、rは1または2を表
す。R20、R21で表される基としては、アルキル基、シ
クロアルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシア
ルコキシアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキ
ル基が特に好ましい。R20、R21で表される基がアルキ
ル基の場合、その構造は直鎖であっても、分岐であって
もよい。またR20、R21で表される基の炭素数は1〜2
0が好ましく、4〜12が特に好ましい。
【0031】一般式(II)で示される化合物の具体例
として、シュウ酸ジ−ブチル、シュウ酸ジ−2−エチル
ヘキシル、マロン酸ジ−ブチル、マロン酸ジ−2−エチ
ルヘキシル、コハク酸ジ−ブチル、コハク酸ジ−ヘキシ
ル、コハク酸ジ−オクチル、コハク酸ジ−2−エチルヘ
キシル、コハク酸ジ−ノニル、コハク酸ジ−イソデシ
ル、アジピン酸ジ−メチル、アジピン酸ジ−ブチル、ア
ジピン酸ジ−イソブチル、アジピン酸ジ−オクチル、ア
ジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−イソ
デシル、アジピン酸ジ−ドデシル、アジピン酸ジ−エト
キシエチル、アジピン酸ジ−ブトキシエチル、アジピン
酸ジ−エトキシプロピル、アジピン酸ジ−ブトキシプロ
ピル、アジピン酸ジ−エトキシブチル、アジピン酸ジ−
ブトキシブチル、アジピン酸ジ−エトキシエトキシエチ
ル、アジピン酸ジ−ブトキシエトキシエチル、アジピン
酸ジ−エトキシプロポキシプロピル、アジピン酸ジ−ブ
トキシプロポキシプロピル、アジピン酸ジ−ブトキシブ
トキシブチル、アジピン酸ブチルエポキシステアリル、
アゼライン酸ジ−メチル、アゼライン酸ジ−ブチル、ア
ゼライン酸ジ−イソブチル、アゼライン酸ジ−ヘキシ
ル、アゼライン酸ジ−n−オクチル、アゼライン酸ジ−
2−エチルヘキシル、アゼライン酸ジ−デシル、セバシ
ン酸ジ−メチル、セバシン酸ジ−ブチル、セバシン酸ジ
−イソブチル、セバシン酸ジ−ヘキシル、セバシン酸ジ
−n−オクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、
セバシン酸ジ−デシル、ドデカンジカルボン酸ジ−ブチ
ル、ドデカンジカルボン酸ジ2−エチルヘキシル、オキ
サジ吉草酸ジ−ブチル、オキサジ吉草酸ジ−2−エチル
ヘキシル、フタル酸ジ−メチル、フタル酸ジ−エチル、
フタル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチル、
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ−イソオ
クチル、フタル酸−n−オクチル−n−デシル、フタル
酸ジ−n−デシル、フタル酸ジ−イソデシル、フタル酸
ジ−n−ドデシル、フタル酸ジ−イソトリデシル、フタ
ル酸ジ−シクロヘキシル、フタル酸ブチルベンジル、イ
ソフタル酸ジ−メチル、イソフタル酸ジ−ブチル、イソ
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、テレフタル酸ジ−ブ
チル、テレフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸
メチルエポキシステアリル、エチルフタリルエチルグリ
コレート、ブチルフタリルブチルグリコレート、マレイ
ン酸ジ−エチル、マレイン酸ジ−ブチル、マレイン酸ジ
−2−エチルヘキシル、フマル酸ジ−エチル、フマル酸
ジ−ブチル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシル、リンゴ
酸ジ−ブチル、リンゴ酸ジ−2−エチルヘキシル、アセ
チルリンゴ酸ジ−2−エチルヘキシル、酒石酸ジ−ブチ
ル、酒石酸ジ−2−エチルヘキシル、クエン酸トリ−ブ
チル、アセチルクエン酸トリ−ブチル、チオジプロピオ
ン酸ジ−ブチル、チオジプロピオン酸ジ−n−オクチ
ル、チオジプロピオン酸ジ−2−エチルヘキシル、チオ
ジプロピオン酸ジ−ラウリル、チオジプロピオン酸ジ−
ミリスチル、チオジプロピオン酸ジ−ステアリル等が挙
げられるがこれらに限定されるものではない。上記化合
物は単独もしくは併用して用いることができる。
【0032】一般式(II)で示される化合物の添加方
法は特に限定されないが、添加する化合物の性状、融
点、沸点、油溶性等に応じて最適な添加方法を選択する
必要がある。具体的には、あらかじめ無機固体酸と均一
に混合処理する方法、乳化分散物として添加する方法、
固体分散物として添加する方法等により無機固体酸を含
有する層に添加するのが好ましい。
【0033】本発明の感圧記録シートでは、無機固体酸
の他に、フェノール樹脂、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールS等のビスフェノール化合物及びその誘導体、芳
香族カルボン酸誘導体の金属塩等の有機顕色剤を併用し
てもよい。また必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤
及びその他の公知の各種助剤を適宜添加してもよい。
【0034】本発明に使用する無機固体酸としては、特
にシリカの四面体からなる層構造を有する粘土鉱物およ
び/またはその酸処理物が好ましい。粘土鉱物の代表的
な例としては、酸性白土、ベントナイト、バイデライ
ト、ノントロナイト、サポナイト等のジオクタヘドラル
型及トリオクタヘドラル型モンモリロナイト系粘土鉱
物、カオリン、ハロサイト、デツカイト、ナクライト等
のカオリナイト系粘土鉱物、ピオライト、アタパルガイ
ト、パリゴルスカイト等の鎖状粘土鉱物、ロイヒテンパ
ージャイト、シエリダナイト、チューリンジャイト、シ
ャモサイト等のクロライト系粘土鉱物、バーミキュライ
ト、マグネシウムバーミキュライト、アルミニウムバー
ミキュライト等のバーミキュライト系粘土鉱物等が挙げ
られる。この中でも特にジオクタヘドラル型モンモリロ
ナイト系粘土鉱物、カオリナイト系粘土鉱物、鎖状粘土
鉱物および/またはその酸処理物が好ましい。
【0035】本発明に用いる顕色剤分散液は、無機固体
酸を分散処理することにより調製される。無機固体酸を
分散する時の分散剤としては、水酸化ナトリウム、ケイ
酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソーダ、ピロリン酸ソー
ダ、トリポリリン酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ等が
用いられる。必要に応じて顔料を併用することもでき
る。添加する顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、珪
酸亜鉛、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、酸化
マグネシウム、酸化バリウム、硫酸バリウム、酸化珪
素、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、カオリン、タル
ク等が挙げられる。
【0036】上記の顕色剤分散液にバインダーを添加し
て塗布液を調製する。塗布液のバインダーとしては、澱
粉、酸化澱粉、カゼイン、アラビアゴム、ゼラチン、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸、無水マレイン酸−ス
チレン共重合体ラテックス、スチレン/ブタジエン共重
合体ラテックス、カルボキシ変性スチレン/ブタジエン
共重合体ラテックス、アクリル酸エステル系ラテックス
等の合成又は天然高分子物質が用いられる。最終的に得
られた分散物は、必要に応じて更にバインダー、添加剤
等が加えられ、紙、プラスチックシート、樹脂コーテッ
ド紙などの支持体に塗布することにより顕色シートを形
成する。本発明により得られた顕色シートは、次に示す
発色剤含有マイクロカプセルシートを用いてその性能を
試験した。
【0037】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製1)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(10)9.0gをジイソプロピルナフタレン1
00gに溶解する。この油性液に、カルボジイミド変成
ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン
社製、商品名「ミリオネートMTL」)を10.0g
と、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレー
ト体(日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートE
H」)5.0gと、エチレンジアミンのブチレンオキサ
イド付加物(エチレンジアミンに対するブチレンオキサ
イド付加モル数16.8モル、分子量1267)3.0
gを溶解し、1次溶液を調製した。次に、水140gに
ポリビニルアルコール10g及びカルボキシメチルセル
ロース5gを溶解し、2次溶液を調製した。2次溶液を
激しく撹拌しながら上記1次溶液を注ぎ、水中油滴型エ
マルションを形成させた。オイルドロップレットのサイ
ズが6.0μmになったところで撹拌を弱め、次いでこ
の乳化物中に20°Cの水100gとテトラエチレンペ
ンタミン2.0gを添加した後、系の温度を徐々に80
°Cまで上昇させ、この温度で90分保った。このよう
にして得られたカプセル液に、ポリビニルアルコールの
15%水溶液80g、カルボキシ変成SBRラテックス
を固型分にて15g、澱粉粒子(平均粒径15μm)4
0gを添加した。次いで水を添加して固型分濃度を20
%に調節し塗布液を調整した。この塗布液を乾燥重量で
5.0g/m2となるように50g/m2の原紙上にエア
ーナイフ塗布機にて塗布乾燥し、発色剤含有マイクロカ
プセルシート(1)を得た。
【0038】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製2)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(23)9.0gを用いた以外は(発色剤含有マ
イクロカプセルシートの調製1)と同様にして発色剤含
有マイクロカプセルシート(2)を得た。
【0039】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製3)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(41)9.0gを用いた以外は(発色剤含有マ
イクロカプセルシートの調製1)と同様にして発色剤含
有マイクロカプセルシート(3)を得た。
【0040】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製4)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(10)5.0gと2−アニリノ−3−メチル−
6−N−エチル−N−ペンチルアミノフルオラン4.0
gを用いた以外は(発色剤含有マイクロカプセルシート
の調製1)と同様にして発色剤含有マイクロカプセルシ
ート(4)を得た。
【0041】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製5)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(10)3.0gとカルバゾリルブルー2.0g
と2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−ペ
ンチルアミノフルオラン4.0gを用いた以外は(発色
剤含有マイクロカプセルシートの調製1)と同様にして
発色剤含有マイクロカプセルシート(5)を得た。
【0042】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製6)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(23)3.0gとカルバゾリルブルー2.0g
と2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−ペ
ンチルアミノフルオラン4.0gを用いた以外は(発色
剤含有マイクロカプセルシートの調製1)と同様にして
発色剤含有マイクロカプセルシート(6)を得た。
【0043】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製7)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(10)5.0gとクリスタルバイオレットラク
トン4.0gを用いた以外は(発色剤含有マイクロカプ
セルシートの調製1)と同様にして発色剤含有マイクロ
カプセルシート(7)を得た。
【0044】(発色剤含有マイクロカプセルシートの調
製8)発色剤として、一般式(I)で示される化合物の
具体例(10)5.0gと3−(4−ジエチルアミノ−
2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メ
チルインドール−3−イル)フタリド4.0gを用いた
以外は(発色剤含有マイクロカプセルシートの調製1)
と同様にして発色剤含有マイクロカプセルシート(8)
を得た。以下本発明の顕色シートの実施例を示すが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0045】
【実施例】
実施例1 (顕色剤分散液の調製)水100部に20%水酸化ナト
リウム水溶液5部と10%ヘキサメタリン酸ソーダ1部
を添加した。次に酸化マグネシウム2部と顕色剤(水澤
化学工業、シルトン「F−242」)60部を添加し
て、ホモジナイザー(日本精機、AM−7型)を用いて
10000rpmにて5分間分散し顕色剤分散液を得
た。 (添加剤乳化液の調製)3%メチルセルロース水溶液9
5部に、10%ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン塩水溶液5部を加えた水相に、アジピン酸ジ
−2−エチルヘキシル50部を添加し、ホモジナイザー
(日本精機、AM−7型)を用いて10000rpmに
て3分間乳化し、平均粒径約0.7μmの添加剤乳化液
を得た。 (塗布液の調製)小麦澱粉5部を1%水酸化ナトリウム
水溶液100部に溶解し澱粉水溶液を調製した。上記顕
色剤分散液100部に澱粉水溶液35部、SBRラテッ
クス15部、添加剤乳化液4部を添加し、固形分濃度が
20%になるように加水調製して塗布液を得た。この塗
布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固形分が塗
布されるようにバー塗布して乾燥し、顕色シートを得
た。
【0046】実施例2 添加剤として、アジピン酸ジ−イソブチルを用いた以外
は実施例1と同様にして顕色シートを得た。
【0047】実施例3 添加剤として、−(CH2CH2CO2CH2CH2OCH2
CH2OC492で表される化合物を用いた以外は実施
例1と同様にして顕色シートを得た。
【0048】実施例4 添加剤として、セバシン酸ジ−ブチルを用いた以外は実
施例1と同様にして顕色シートを得た。
【0049】実施例5 添加剤として、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシルを
用いた以外は実施例1と同様にして顕色シートを得た。
【0050】実施例6 添加剤としてフタル酸ジ−イソデシルを用いた以外は実
施例1と同様にして顕色シートを得た。
【0051】実施例7 (顕色剤分散液の調製)水100部に20%水酸化ナト
リウム水溶液5部と10%ヘキサメタリン酸ソーダ1部
を添加した。次に酸化マグネシウム2部と顕色剤(水澤
化学工業、シルトン「F−242」)60部を添加し
て、ホモジナイザー(日本精機、AM−7型)を用いて
10000rpmにて5分間分散し顕色剤分散液を得
た。 (添加剤乳化液の調製)3%メチルセルロース水溶液9
5部に、10%ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン塩水溶液5部を加えた水相に、酢酸エチル2
5部にビスフェノールA15部を溶解し、アジピン酸ジ
−2−エチルヘキシル25部を加えた油相を添加し、ホ
モジナイザー(日本精機、AM−7型)を用いて100
00rpmにて3分間乳化し、平均粒径約0.8μmの
添加剤乳化液を得た。 (塗布液の調製)小麦澱粉5部を1%水酸化ナトリウム
水溶液100部に溶解し澱粉水溶液を調製した。上記顕
色剤分散液100部に澱粉水溶液35部、SBRラテッ
クス15部、添加剤乳化液4部を添加し、固形分濃度が
20%になるように加水調製して塗布液を得た。この塗
布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固形分が塗
布されるようにバー塗布して乾燥し、顕色シートを得
た。
【0052】実施例8 (顕色剤/添加剤混合物の調製)ヘキサン100部にア
ジピン酸ジ−2−エチルヘキシル10部を添加した。こ
の溶液に顕色剤(水澤化学工業、シルトン「F−24
2」)100部をを添加しホモジナイザー(日本精機、
AM−7型)を用いて10000rpmにて5分間分散
した。得られた分散液からヘキサンを減圧除去して顕色
剤/添加剤混合物を得た。 (顕色剤分散液の調製)水100部に20%水酸化ナト
リウム水溶液5部と10%ヘキサメタリン酸ソーダ1部
を添加した。次に酸化マグネシウム2部と上記顕色剤/
添加剤混合物66部を添加して、ホモジナイザー(日本
精機、AM−7型)を用いて10000rpmにて5分
間分散し顕色剤分散液を得た。 (塗布液の調製)小麦澱粉5部を1%水酸化ナトリウム
水溶液100部に溶解し澱粉水溶液を調製した。上記顕
色剤分散液110部に澱粉水溶液35部、SBRラテッ
クス15部、添加剤乳化液4部を添加し、固形分濃度が
20%になるように加水調製して塗布液を得た。この塗
布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固形分が塗
布されるようにバー塗布して乾燥し、顕色シートを得
た。
【0053】実施例9 添加剤として、アジピン酸ジ−イソブチル10部を用い
た以外は実施例8と同様にして顕色シートを得た。
【0054】実施例10 添加剤として、−(CH2CH2CO2CH2CH2OCH2
CH2OC492で示される化合物を用いた以外は実施
例8と同様にして顕色シートを得た。
【0055】比較例 (顕色剤分散液の調製)水100部に20%水酸化ナト
リウム水溶液5部と10%ヘキサメタリン酸ソーダ1部
を添加した。次に酸化マグネシウム2部と顕色剤(水澤
化学工業、シルトン「F−242」)60部を添加し
て、ホモジナイザー(日本精機、AM−7型)を用いて
10000rpmにて5分間分散し顕色剤分散液を得
た。 (塗布液の調製)小麦澱粉5部を1%水酸化ナトリウム
水溶液100部に溶解し澱粉水溶液を調製した。上記顕
色剤分散液100部に澱粉水溶液35部、SBRラテッ
クス15部、添加剤乳化液4部を添加し、固形分濃度が
20%になるように加水調製して塗布液を得た。この塗
布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固形分が塗
布されるようにバー塗布して乾燥し、顕色シートを得
た。
【0056】上記各顕色シートと各発色剤含有マイクロ
カプセルシートを組み合わせて感圧記録シートとしての
評価テストを行い、その結果を表1に記載した。なお評
価テストは以下の方法により行った。 (発色濃度評価テスト)各顕色シートと発色剤含有マイ
クロカプセルシート(1)を重ね、IBM6747型電
子タイプライターで、アルファベット小文字のmを連続
的に打圧印字し発色させた。発色後24時間経過させた
後の発色濃度D1をマクベス反射濃度計で測定した。同
様に各顕色シートと発色剤含有マイクロカプセルシート
(2)〜(8)を重ね、発色濃度D2〜D8を測定した。
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】表1に示すように、本発明の顕色シート
は比較用の顕色シートに比べ、発色濃度が高いことがわ
かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−151285(JP,A) 特開 平3−246259(JP,A) 特開 平2−135264(JP,A) 特開 昭53−146806(JP,A) 特開 昭57−189877(JP,A) 特開 平4−1082(JP,A) 特開 平5−85036(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/124 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子供与性染料として一般式(I)で示
    される化合物を含有し、電子受容性顕色剤として無機固
    体酸を顕色剤層中に含有する感圧記録シートにおいて、
    該顕色剤層中に一般式(II)で示される化合物を含有さ
    せることを特徴とする感圧記録シート。 【化1】 [式中 1 〜R 6 は水素原子、アルキル基、アリール基を
    表し、 1 とR 2 またはR 3 とR 4 が互いに連結して環を形
    成してもよく、更にR6、R6'は互いに連結してヘテロ
    原子を含んでもよい脂環式の5〜8員環を形成してもよ
    い。 7 は水素原子を表し、8、R9は水素原子、アル
    キル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシルアミノ
    基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基を表し、R
    10は水素原子、−XR11、−PO(OR12)、−CR13
    1415、−NR1617、−SO218を表す。(Xは
    酸素原子、硫黄原子を表し、R11はアルキル基、アリー
    ル基、複素環基、−COR22、−SO223、−N=C
    2425、−NR2627を表す。R22、R23は水素原
    子、アルキル基、アリール基、複素環基を表し、R24
    25、R26、R27はアルキル基、アリール基、複素環
    基、−COR28−SO 2 29 (R28、R29は水素原
    子、アルキル基、アリール基、複素環基)を表す。R12
    は水素原子、アルキル基、アリール基、複素環基を表
    す。R13、R14、R15は水素原子、アルキル基、アリー
    ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原
    子、−SO230、−COR31、−NR3233を表し、
    30、R31は水素原子、アルキル基、アリール基、複素
    環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、ヒドロキシ基、−NR3435を、
    32、R33、R34、R35は水素原子、アルキル基、アリ
    ール基、複素環基、−SO236、−COR37(R36
    37は水素原子、アルキル基、アリール基、複素環基)
    を表す。R16、R17は水素原子、アルキル基、アリール
    基、複素環基、−SO238、−COR39、ヒドロキシ
    基、−NR4041を表し、R38、R39は水素原子、アル
    キル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、複素環基、−NR4243を表し、R40、R41
    42、R43は水素原子、アルキル基、アリール基、複素
    環基、−SO244、−COR45(R44、R45は水素原
    子、アルキル基、アリール基、複素環基)を表す。R18
    はアルキル基、アリール基、複素環基を表す。)。kは
    0または1を、m、nは1〜4の整数を表す。] 【化2】 [式中R19は単結合、またはヒドロキシ基、アルコキシ
    基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキ
    シ基を有してもよいアルキレン基、アルケニレン基、ア
    ラルキレン基、アリーレン基、または−[(CH2)p−
    Y−]r−(CH2)q]−を表す。YはOまたはSを表
    し、p、qは1〜12の整数を、rは1または2を表
    す。R20、R21はアルコキシ基、アルコキシアルコキシ
    基、エポキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
    キシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アリ
    ールカルボニルオキシ基を有してもよいアルキル基、ア
    ラルキル基、アリール基を表す。]
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