JP3273215B2 - 内燃機関用スパークプラグの製造方法 - Google Patents

内燃機関用スパークプラグの製造方法

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JP3273215B2 JP20209793A JP20209793A JP3273215B2 JP 3273215 B2 JP3273215 B2 JP 3273215B2 JP 20209793 A JP20209793 A JP 20209793A JP 20209793 A JP20209793 A JP 20209793A JP 3273215 B2 JP3273215 B2 JP 3273215B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関に装着され
るスパークプラグ、特にDLI(Distributo
r−Less Ignition)の採用に伴う同時点
火システムに使用するスパークプラグの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の内燃機関に装着されるス
パークプラグにおいては、スパークプラグの中心電極に
負の高電圧が、一方接地電極にアースが接続されるマイ
ナス極性であった。この極性では中心電極の形状により
放電電圧の高低が左右され、電界強度の強い形状、例え
ば細径化された形状が望ましい形状であった。また火花
放電部を構成する中心電極及び接地電極の消耗において
も、質量の重い気体原子陽イオンの衝突する中心電極の
消耗が、質量の軽い電子が衝突する接地電極に比べてそ
の消耗が大きく、従って火花放電部の改良においては、
貴金属を中心電極に採用する等、中心電極に対する対策
が主であった。
【0003】また、近年では内燃機関の構成の自由度を
向上させるためにディストリビュータを廃止し、カムポ
ジションセンサー等で点火進角を制御するDLI(Di
stributor−Less Ignition)が
主流となり、これに併せて1つの点火コイルで2本のス
パークプラグを点火する同時点火システムが多く採用さ
れるようになった。この同時点火システムでは従来のマ
イナス極性以外に中心電極に正の高電圧が、一方接地電
極にアースが接続され、従って接地電極の形状は放電電
圧に、又その材質は電極消耗に大きな影響を与えること
となるので、この場合をプラス極性とするならば、プラ
ス極性の同時点火システムに用いられるスパークプラグ
としては、平行電極形状で接地電極の貴金属量のみを多
くしたもの、或は接地電極の極数を多くした多極スパー
クプラグを採用することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のものにおいて、平行電極構造において接地電極の
貴金属量のみを多くしたものは、プラス極性において
は、接地電極の構造が電界強度を高めるための工夫が何
等施されてはおらず、接地電極は中心電極に比べて相対
的に太径化しているので電界強度は低く、その一方で放
電電圧が高くなってしまう問題がある。また接地電極の
極数を多くした多極スパークプラグにおいては、接地電
極が中心電極の周囲を取り囲んでいるので、中心電極と
接地電極との間の火花放電間隙部において発生した火炎
核の成長接地電極によって妨げられる上、接地電極に
よる火炎核のエネルギーの吸収、即ち消炎作用が発生
し、着火性の低下を招いてしまう恐れがある。
【0005】更に、マイナス極となる接地電極において
は質量の重い気体原子の陽イオンが衝突し、また接地電
極は高温の燃焼ガスにさらされることから中心電極と比
べ、電極消耗が著しく増大する欠点がある。
【0006】そこで、この発明は上記従来のものの持つ
欠点を解消するものであり、ディストリビュータを廃止
し、カムポジションセンサー等で点火進角を制御するD
LI(Distributor−Less Ignit
ion)等により採用され、プラス極性及びマイナス極
性が発生する同時点火システムに対応するべく、プラス
極性においての放電電圧を低くし、併せて着火性及び電
極消耗の少ないスパークプラグの接地電極の製造方法を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明にお
いては、中心電極の側面部と接地電極の片端面により火
花放電間隙部を少なくとも1箇所以上形成すると共に、
当該火花放電間隙部を形成する接地電極の片端面の面積
を主体金具との接合部面積よりも小さくしてなる内燃機
関用スパークプラグの製造方法であって、前記接地電極
を、 (1).円柱状のニッケル合金部材或は良熱伝導性金属を
ニッケル合金に内包するクラッド部材を所定寸法に切断
し、切断した前記ニッケル合金部材或は 前記クラッド部
材の片端部に胴部より径小である径小直棒部と、該径小
直棒部と胴部を連結する円錐部とを形成する工程と、 (2).前記径小直棒部に円板或は円柱状貴金属部材
載置る工程と、 (3).前記貴金属部材を前記ニッケル合金部材或は前記
ラッド部材の長手軸方向に押圧しながら、前記貴金属部
材と前記ニッケル合金部材或は前記クラ ッド部材のうち
の前記径小直棒部との境界面に対し、当該境界面の水
平方向からレーザーを照射し、前記境界面の全周にわた
って溶融凝固合金部を形成して該貴金属部材該径小直
棒部に接合する工程と、 (4).前記ニッケル合金部材或は前記クラッド部材のうち
の前記胴部をプレスして平角状の接地電極部材とし、該
接地電極部材の前記貴金属部材が接合されていない側の
端面と主体金具とを接合し、中心電極側面部と火花
間隙形成するように前記接地電極部材をL字形
状に成形して前記接 地電極とする工程と、によって製造
してなるものである。
【0008】更に、前記ニッケル合金部材或は前記クラ
ッド部材のうちの径小直棒部の先端面に、前記貴金属部
材を載置するガイド孔を穿設してなる工程を付加し、或
は、前記ニッケル合金部材或は前記クラッド部材のうち
胴部をプレスする際に、平角状ダイスを用いた塑性加
工により平角状の前記接地電極部材としてなるものであ
る。
【0009】
【作用】上記の構成を具えるので、中心電極の側面部と
接地電極の片端面により火花放電間隙部を少なくとも1
箇所以上形成すると共に、当該火花放電間隙部を形成す
る接地電極の片端面の面積を主体金具との接合部面積よ
りも小さくしてなる内燃機関用スパークプラグの接地電
極を、円柱状のニッケル合金部材或は良熱伝導性金属を
ニッケル合金に内包するクラッド部材を所定寸法に切断
し、切断した片端部にニッケル合金部材或はクラッド部
材の胴部より径小である径小直棒部と、該径小直棒部と
胴部を連結する円錐部とを形成した後、前記径小直棒部
の先端面に円板或は円柱状貴金属部材載置してなる
ものであるので、熱伝導性に優れたクラッド材を容易
に使用することが可能となり、主体金具胴部を介しての
熱放散により接地電極の温度上昇に伴う接地電極消耗を
抑制することができる。
【0010】更に、貴金属部材を前記ニッケル合金部材
或はクラッド部材の長手軸方向に押圧しながら、貴金属
部材と径小直棒部との境界面に対し、当該境界面の水
平方向からレーザーを照射し、前記境界面の全周にわた
って溶融凝固合金部を形成して前記貴金属部材前記径
小直棒部に接合すると共に、前記ニッケル合金部材或は
クラッド部材の胴部をプレスして、平角状の接地電極形
状とし、該接地電極部材の貴金属部材が接合されていな
側の端面と主体金具とを接合し、中心電極側面部と
火花放電間隙形成するように平角状の接地電極部材
をL字形状に成形して接地電極とすることで、電気抵抗
溶接の場合とは異なり、溶接強度が不足してプレス或は
塑性加工によって接合部に空間が生じることが防げると
共に、電気抵抗溶接の際に生じる貴金属部材の長手軸方
向への座圧変形をなくし、従って中心電極側面部との
火花放電間隙部形成時のバラツキを最小限のものとする
ことができる。
【0011】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ
(1)は、先端に突出して中心電極(3)を、その後方
に導電性ガラスシール(5)に挟持された抵抗体(6)
と共に端子電極(7)を軸孔(4)内に保持、或は封
入、固定してなる絶縁体(2)と、この中心電極(3)
の側面部(8)の対向する位置において、少なくとも1
箇所以上の接地電極(10)との放電部を有すると共
に、内燃機関自体に装着する際にプラグホールに螺合固
定するネジ部(11)を螺設してなる主体金具(9)か
ら構成され、中心電極(3)と接地電極(10)から構
成される火花放電部(12)において、上記中心電極
(3)の側面部(8)と接地電極(10)の片端面(1
3)により火花放電間隙部(14)を少なくとも1箇所
以上形成すると共に、当該火花放電間隙部(14)を形
成する接地電極(10)の片端面(13)の面積を主体
金具(9)との接合部(15)の面積よりも小さくして
なるものである。
【0012】そして、この中心電極(3)と接地電極
(10)から構成される火花放電部(12)において、
上記中心電極(3)の側面部(8)と接地電極(10)
の片端面(13)により火花放電間隙部(14)を少な
くとも1箇所以上形成すると共に、当該火花放電間隙部
(14)を形成する接地電極(10)の片端面(13)
の面積を主体金具(9)との接合部(15)の面積より
も小さくしてなる接地電極(10)については以下のよ
うに形成される。まず図3に示すように、円柱状のニッ
ケル合金部材(例えば、インコネル600)或は良熱伝
導性金属をニッケル合金に内包するクラッド部材(1
6)を所定寸法に切断し、切断した前記ニッケル合金部
材或前記クラッド部材(16)の胴部(18)より径
小である径小直棒部(17)と、該径小直棒部(17)
と該胴部(18)を連結する円錐部(19)とを形成す
。そして、図4に示すように、前記径小直棒部(1
7)の先端面(20)に円板或は円柱状の貴金属部材
(21)が覆うように載置した後、前記貴金属部材(2
1)をニッケル合金部材或はクラッド部材(16)の長
手軸方向に押圧しながら、貴金属部材(21)と径小
直棒部(17)との境界面(22)に対し、当該境界面
(22)の水平方向から、円柱状のニッケル部材或は良
熱伝導性金属を内包するクラッド部材(16)を回転さ
せながらレーザーLBを照射し、前記境界面(22)の
全周にわたって溶融凝固合金部(23)を形成して、円
柱状のニッケル合金部材或は良熱伝導性金属を内包する
クラッド部材(16)の径小直棒部(17)と貴金属部
材(21)とを一体に接合してなるものである。
【0013】更に、図5に示すように、径小直棒部(1
7)の先端面(20)に円板或は円柱状の貴金属部材
(21)を一体に接合してなるニッケル合金部材或はク
ラッド部材(16)の胴部(18)をプレスして、平角
状の接地電極部材(24)とする。そして、図6に示す
ように、平角状の接地電極部材(24)の貴金属部材
(21)が接合されていない側の端面(13’)と主体
金具(9)とを接合し、中心電極(3)の側面部(8)
と火花放電間隙部(14)を有するように、前記平角状
の接地電極部材(24)をL字形状に成形することによ
って製造してなるものである。
【0014】その上、円柱状のニッケル合金部材或はク
ラッド部材(16)のうちの径小直棒部(17)の先端
面(20)に対して、貴金属部材(21)を載置するガ
イド孔(25)を穿設してなる工程を付加し、或は、ニ
ッケル合金部材或はクラッド部材(16)のうちの胴部
(18)をプレスする際に、平角状ダイスを用いた塑性
加工(図5参照)により、平角状の接地電極部材(2
4)にしてなるものである。
【0015】なお、接地電極(10)に使用される円柱
状のクラッド部材(16)は、銅を内芯(26)として
その内芯の側面部をインコネル600によって被覆して
なるものの他、径小直棒部(17)を形成する方向に向
かって銅等の良熱伝導性金属である内芯を封入してなる
ものでもよい。
【0016】この発明は以上の構成を具えるので、中心
電極(3)と接地電極(10)から構成される火花放電
部(12)において、上記中心電極(3)の側面部
(8)と接地電極(10)の片端面(13)により火花
放電間隙部(14)を少なくとも1箇所以上形成すると
共に、当該火花放電間隙部(14)を形成する接地電極
(10)の片端面(13)の面積を主体金具(9)との
接合部(15)の面積よりも小さくしてなる接地電極
(10)を、円柱状のニッケル合金部材或は良熱伝導性
金属をニッケル合金に内包するクラッド部材(16)を
所定寸法に切断し、切断したニッケル合金部材或はクラ
ッド部材(16)の胴部(18)より径小である径小直
棒部(17)と、該径小直棒部(17)と胴部(1
8)を連結する円錐部(19)とを形成した後、径小直
棒部(17)の先端面(20)において、円板或は円
柱状貴金属部材(21)が覆うように載置してなるも
のであるので、熱伝導性に優れたクラッド材(16)
を容易に使用することが可能となり、主体金具(9)を
介してのシリンダーヘッドへの熱放散により、接地電極
(10)の温度上昇に伴う電極消耗を抑制することがで
きる。
【0017】また、前記貴金属部材(21)を、前記ニ
ッケル合金部材或は前記クラッド部材(16)の長手軸
方向に押圧しながら、前記貴金属部材(21)と径小
直棒部(17)との境界面(22)に対し、当該境界面
(22)の水平方向からレーザーLBを照射し、前記境
界面(22)の全周にわたって溶融凝固合金部(23)
を形成して円柱状のニッケル合金部材或はクラッド部材
(16)のうちの径小直棒部(17)と円板或は円柱
状の貴金属部材(21)とを接合した後に、ニッケル
金部材或はクラッド部材(16)のうちの胴部をプレス
して、平角状の接地電極部材(24)とし、当該接地電
極部材(24)の貴金属部材(21)が接合されていな
側の端面(13’)と主体金具(9)とを一体に接合
し、中心電極(3)の側面部(8)と火花放電間隙部
(14)を有するように、前記平角状の接地電極部材
(24)をL字形状に成形して接地電極(10)とする
ことで、電気抵抗溶接の場合とは異なりレーザー溶接に
貴金属部材(21)とニッケル合金部材或はクラッ
ド部材(16)の径小直棒部(17)とが溶接されるの
で両者の溶接強度が不足することがない。さらに、上記
ニッケル合金部材或はクラッド部材(16)のうちの
小直棒部(17)と貴金属部材(21)と、境界面
(22)の全周にわたって溶融凝固合金部(23)を形
成してなるので、当該ニッケル合金部材或はクラッド部
材(16)の径小直棒部(17)と貴金属部材(21)
との接合部において空間が生じて接合強度が低下するこ
とが防げると共に、電気抵抗溶接の際に生じる貴金属部
材(21)の長手軸方向への座圧変形をなくすことがで
、中心電極(3)の側面部(8)との火花放電間隙部
(14)の形成時におけるバラツキを最小限のものとす
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のとおり、ディストリビュータを廃
止し、カムポジションセンサー等で点火進角を制御する
DLI(Distributor−Less Igni
tion)等により採用され、プラス極性及びマイナス
極性が発生する同時点火システムに対応するべく、プラ
ス極性においての放電電圧を低くし、併せて着火性及び
電極消耗の少ないスパークプラグの接地電極を簡易且つ
確実に製造することができる優れた効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明により製造された内燃機関用スパーク
プラグの部分断面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】円柱状のクラッド部材から径小直棒部、円錐
部、胴部を形成する工程を示した図である。
【図4】径小直棒部に対して貴金属部材を載置し、レー
ザー溶接を行う工程を示した図である。
【図5】貴金属部材を接合した円柱状のクラッド部材の
胴部に対して平角加工を行い接地電極部材とする工程を
示した図、正面図(a),側面図(b)である。
【図6】平角加工を施した接地電極部材を主体金具に接
合し、火花放電部としてなる工程を示した図である。
【図7】図4の工程において、接合した貴金属部材と径
小直棒部との断面を示した要部拡大断面図である。
【図8】径小直棒部にガイド孔を穿設して貴金属部材を
挿嵌し、レーザー溶接してなる工程を示した図である。
【符号の説明】
1 内燃機関用スパークプラグ 2 絶縁体 3 中心電極 4 軸孔 5 導電性ガラスシール 6 抵抗体 7 端子電極 8 (中心電極の)側面部 9 主体金具 10 接地電極 11 ネジ部 12 火花放電部 13 (接地電極の)片端面13’ 端面 14 火花放電間隙部 15 接合部 16 クラッド部材 17 径小直棒部 18 胴部 19 円錐部 20 先端面 21 貴金属部材 22 境界面 23 溶融凝固合金部 24 接地電極部材 25 ガイド孔 26 銅芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01T 13/00 - 21/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心電極の側面部と接地電極の片端面に
    より火花放電間隙部を少なくとも1箇所以上形成すると
    共に、当該火花放電間隙部を形成する前記接地電極の片
    端面の面積を主体金具との接合部面積よりも小さくして
    なる内燃機関用スパークプラグの製造方法であって、前
    接地電極を、 (1).円柱状のニッケル合金部材或は良熱伝導性金属を
    ニッケル合金に内包するクラッド部材を所定寸法に切断
    し、切断した前記ニッケル合金部材或前記クラッド部
    材の片端部に胴部より径小である径小直棒部と、該径小
    直棒部と胴部を連結する円錐部とを形成する工程と、 (2).前記径小直棒部に円板或は円柱状貴金属部材
    載置する工程と、 (3).前記貴金属部材を前記ニッケル合金部材或は前記
    ラッド部材の長手軸方向に押圧しながら、前記貴金属部
    材と前記ニッケル合金部材或は前記クラ ッド部材のうち
    の前記径小直棒部との境界面に対し、当該境界面の水
    平方向からレーザーを照射し、前記境界面の全周にわた
    って溶融凝固合金部を形成して該貴金属部材該径小直
    棒部に接合する工程と、 (4).前記ニッケル合金部材或は前記クラッド部材のうち
    の前記胴部をプレスして平角状の接地電極部材とし、該
    接地電極部材の前記貴金属部材が接合されていない側の
    端面と主体金具とを接合し、中心電極側面部と火花
    間隙形成するように前記接地電極部材をL字形
    状に成形して前記接 地電極とする工程と、 によって製造してなる内燃機関用スパークプラグの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ニッケル合金部材或は前記クラッド
    部材のうちの前記径小直棒部の先端面に、前記貴金属部
    材を載置するガイド孔を穿設してなる工程を付加してな
    る請求項1記載の内燃機関用スパークプラグの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ニッケル合金部材或は前記クラッド
    部材のうちの胴部をプレスする際に、平角状ダイスを用
    いた塑性加工により平角状の前記接地電極部材とする請
    求項1又は2記載の内燃機関用スパークプラグの製造方
    法。
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