JP3272316B2 - ダンボール製包装用緩衝材 - Google Patents

ダンボール製包装用緩衝材

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JP3272316B2
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敦志 小林
泰 伊佐田
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器等の比較的
重量のある包装物の包装用緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の炊飯器は、誘導加熱式のものが一
般的となり、それに伴って加熱コイルの冷却ファンや磁
性体よりなる鍋の重量が増加し外形寸法のわりには重た
いものとなった。
【0003】そのために、包装物となる炊飯器を包装箱
に収納した場合に、箱と炊飯器との間に入れ該炊飯器を
衝撃から保護する緩衝材を強固なものにする必要があ
る。
【0004】この様な理由により炊飯器と同様に重量の
あるテレビや電子レンジの緩衝材は、比較的強度があ
り、包装物の形状に沿った形態の発泡ポリスチレンによ
り成形している。 この様な先行技術は特開平7−24
2233号公報に開示されているが、最近、発泡ポリス
チレンはもとより合成樹脂系の材料を焼却した場合には
ダイオキシン等の有害ガスが発生するため、緩衝材とし
ては、焼却しても有害ガスが発生せず、且つ焼却せずと
もリサイクルが可能なダンボールが再び用いられるよう
になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダンボールを用いた緩
衝材は、軽量物を包装する場合には、幾分か強度があり
ある程度の緩衝効果を奏するが、前述の様に重量のある
包装物の場合には落下等の衝撃により潰れて包装物が破
損したり、変形する欠点があった。
【0006】本発明は、比較的重量のある包装物を特異
な折り曲げ形状を有するダンボール製の緩衝材により保
護するようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向する側辺
に係合溝を有する支承片と、この支承片と連設し開口部
及びこの開口部の内周縁に該開口部の内側に向って折曲
自在に連設した複数個の舌片を有し前記開口部を横切っ
て折り曲げ自在とした折目を有する方形の中間当片と、
この中間当片と折り曲げ自在に連設した側片と、前記中
間当片の支承片及び側片との連結側とは異なる側辺に連
設し前記中間当片と同じ折目で折り曲げる折目を有し該
折目を境にして掛止溝を設けた一対の補強片とを備え、
前記折目より中間当片と補強片を折曲して隣接する補強
片を重合し前記掛止溝を前記係合溝に係合し、前記開口
部に包装物の一部を当てがうものである。
【0008】また、前記補強片は、中央部に設けた折目
により分割した左右一対の折曲片を有し、該折曲片のそ
れぞれに折目を境に対称となる斜め折線を設けると共
に、この斜め折線により一対の外支持片と内支持片を設
け、前記斜め折線による折り曲げ後にそれぞれの斜め折
線を折近させてそれぞれの内支持片を面一とし、且つそ
れぞれの外支持片を重合して前記掛止溝を係合溝に係合
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明のダンボール製包装用緩衝材を
用いた包装状態を示す外観斜視図、図2は同じく本発明
の緩衝材の展開図、図3は同じく組立段階の初期状態を
示す斜視図、図4は同じく組立段階の中間状態を示す斜
視図、図5は同じく組立段階の完成状態を示す斜視図で
ある。
【0010】(1)はダンボール製の基材で、図2に示
す展開図をもとに形状を説明する。(2)は楕円形の開
口部(3)とこの開口部の内周縁に該開口部の内側に向
って折曲自在に連設した複数個の舌片(4)(4)…を
有する方形の中間当片で、前記開口部(3)を横切って
その長手方向に設けられ山折りを行う左右一対の折目
(5)(5)を形成している。
【0011】(6)は前記中間当片(2)に山折りの折
目(7)を介して連設し対向する支承片で、対向する側
辺(8)(8)に係合溝(9)(9)を形成している。
【0012】(10)は前記中間当片(2)の前記支承
片(6)との連設側とは反対側に山折りの折目(11)
を介して連設した受止片(12)を有する側片である。
【0013】(13)、(13)は前記中間当片(2)
の支承片(6)及び側片(10)との連結側とは異なる
側辺に山折りの折目(14)(14)を介して連設した
一対の補強片で、前記中間当片(2)の折目(5)
(5)と同じ方向(折れ目上)に折り曲がる折目(1
5)(15)と、この折目を境にして掛止溝(16)
(16)、(16)(16)と切欠(17)(17)、
(17)、(17)を有している。この補強片は、前記
中間当片(2)の折目(5)、(5)と同一線上の中央
部に設けた谷折りの折目(15)、(15)により分割
した左右一対の折曲片(18)(18)、(18)(1
8)を有し、該折曲片のそれぞれに前記折目(15)、
(15)を境に対称となる山折りの斜め折線(19)
(19)、(19)(19)を設けている。
【0014】従って、前記折曲片は、この斜め折線(1
9)(19)、(19)(19)によってさらに一対の
外支持片(20)(20)、(20)(20)と内支持
片(21)(21)、(21)(21)を設けており、
前記掛止溝(16)(16)、(16)(16)は外支
持片(20)(20)、(20)(20)に形成され
る。
【0015】次に、包装物となる炊飯器(W)を実際に
包装箱(H)に収納固定する手順を説明する。炊飯器の
収納に先立って、あらかじめ基材(1)の各折目や折線
から折り曲げて緩衝材を組立てる動作を述べる。
【0016】図2の状態において、折目(7)より支承
片(6)を折り曲げ、折目(11)より側片(10)を
折り曲げ、各補強片(13)、(13)の斜め折線(1
9)(19)、(19)(19)より折り目を入れ、図
3に示す折り曲げ状態とする。
【0017】その後、補強片(13)、(13)にある
それぞれの斜め折線(19)(19)、(19)(1
9)をさらに山折りに折り曲げると共に折目(15)、
(15)を谷折りにして斜め折線(19)(19)、
(19)(19)を接近させて、それぞれの内支持片
(21)(21)、(21)(21)を面一状態とし、
且つ、図4に示すように、それぞれの外支持片(20)
(20)、(20)(20)を重合して前記掛止溝(1
6)(16)、(16)(16)を係合溝(9)、
(9)に係合し、図5の様にして組み立てを終了し緩衝
材(P)を完成する。
【0018】而して、炊飯器(W)を包装する場合に
は、あらかじめ前述の様にして組み立てた緩衝材(P)
を2つ準備し、炊飯器(W)の上部の両側に当てがうわ
けであるが、前記開口部(3)の大きさ及び舌片(4)
…の大きさはあらかじめ炊飯器の外形形状に沿って設計
されており、この開口部には炊飯器の側壁の一部が嵌ま
り込む。炊飯器(W)の下部の両側には箱型に折り曲げ
たクッション(B)(B)を当てがう。
【0019】緩衝材(P)(P)を炊飯器(W)の側壁
に当てがった状態で図1の一点鎖線で示す包装箱(H)
内に収納し、炊飯器の下部の両側を前記クッション
(B)、(B)に当てがいながら固定する。
【0020】炊飯器の収納状態では、図1に示す様に、
内支持片(21)(21)、(21)(21)の面一部
分は包装箱(H)の内壁に面接合され、外支持片(2
0)(20)、(20)(20)は重合した状態で包装
箱(H)のコーナーに向って斜めに位置し、外支持片
(20)(20)、(20)(20)の重合状態は掛止
溝(16)(16)、(16)(16)と係合溝(9)
(9)との係合によって保持される。
【0021】側片(10)の先端の受止片(12)は、
支承片(6)の先端に引っ掛かり支承片(6)が浮き上
がるのを防止する。
【0022】また、支承片(6)は、図1に示す様に前
記外支持片(20)(20)、(20)(20)の方向
と交叉する方向に斜めに位置する。
【0023】
【発明の効果】以上の様に本発明は、係合溝を有する支
承片と、開口部及びこの開口部内周縁に複数個の舌片を
有した中間当片と、掛止溝を設けた一対の補強片を備
え、中間当片と補強片を折曲して隣接する補強片を重合
し掛止溝を係合溝に係合し、前記開口部に包装物の一部
を当てがうものであるから、支承片と中間当片と補強片
とが組み合わさって箱型を呈し強度が高くなる。
【0024】特に、複数枚のダンボール材料を貼り合わ
せて強度を高める必要がないため、材料の低減を図ると
共に貼り合わせの作業が不要であり、緩衝材料を平板状
態で輸送・保管ができ取扱いがよい。
【0025】さらに、掛止溝と係合溝の係合は、組み立
てられた緩衝材の形状を損なうことを防止し、包装物の
移動中に変形するようなことがない。
【0026】そして、補強片は、中央部に設けた折目に
より分割した左右一対の折曲片を有し、該折曲片のそれ
ぞれに折目を境に対称となる斜め折線を設け、この折線
により一対の外支持片と内支持片を設け、それぞれの斜
め折線を接近させて、それぞれの内支持片を面一とし、
それぞれの外支持片を重合して掛止溝を係合溝に係合す
るものであるから、重合した外支持板は斜め状態で包装
物と対向することになり、外部の衝撃は前記外支持板に
より受け止められ支承片と中間当片とに分散して緩和さ
れる。
【0027】また、複数個の舌片は、包装物の形状に沿
って側壁の広範囲にわたって当てがいクッション性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダンボール製包装用緩衝材を用いた包
装状態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく本発明の緩衝材の展開図である。
【図3】同じく組立段階の初期状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同じく組立段階の中間状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同じく組立段階の完成状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基材 2 中間当片 3 開口部 4 舌片 5 折目 6 支承片 7 折目 9 係合溝 10 側片 11 折目 13 補強片 14 折目 15 折目 16 掛止溝 19 斜め折線 20 外支持片 21 内支持片 W 包装物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−251869(JP,A) 特開 平5−4662(JP,A) 実開 昭51−157485(JP,U) 実公 昭35−1796(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/06 B65D 85/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する側辺に係合溝を有する支承片
    と、この支承片と連設し開口部及びこの開口部の内周縁
    に該開口部の内側に向って折曲自在に連設した複数個の
    舌片を有し前記開口部を横切って折り曲げ自在とした折
    目を有する方形の中間当片と、この中間当片と折り曲げ
    自在に連設した側片と、前記中間当片の支承片及び側片
    との連結側とは異なる側辺に連設し前記中間当片と同じ
    折目で折り曲げる折目を有し該折目を境にして掛止溝を
    設けた一対の補強片とを備え、前記折目より中間当片と
    補強片を折曲して隣接する補強片を重合し前記掛止溝を
    前記係合溝に係合し、前記開口部に包装物の一部を当て
    がうことを特徴とするダンボール製包装用緩衝材。
  2. 【請求項2】 前記補強片は、中央部に設けた折目によ
    り分割した左右一対の折曲片を有し、該折曲片のそれぞ
    れに折目を境に対称となる斜め折線を設けると共に、こ
    の斜め折線により一対の外支持片と内支持片を設け、前
    記斜め折線による折り曲げ後にそれぞれの斜め折線を折
    近させてそれぞれの内支持片を面一とし、且つそれぞれ
    の外支持片を重合して前記掛止溝を係合溝に係合するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のダンボール製包装用緩
    衝材。
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