JP3271288B2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
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- JP3271288B2 JP3271288B2 JP04255092A JP4255092A JP3271288B2 JP 3271288 B2 JP3271288 B2 JP 3271288B2 JP 04255092 A JP04255092 A JP 04255092A JP 4255092 A JP4255092 A JP 4255092A JP 3271288 B2 JP3271288 B2 JP 3271288B2
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- Japan
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- heat exchanger
- air heat
- outside air
- outside
- air
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気駆動自動車の車室
内を空気調和する電気駆動自動車用空気調和装置に関す
るものである。
内を空気調和する電気駆動自動車用空気調和装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料エンジン自動車用空気調和装
置は、例えば、図３（ａ）にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機１をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器２と車室外空気熱交換器用送風装置３で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁４を介して車室内空気熱交換器５に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置６で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。
置は、例えば、図３（ａ）にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機１をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器２と車室外空気熱交換器用送風装置３で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁４を介して車室内空気熱交換器５に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置６で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。
【０００３】電気駆動自動車用空気調和装置では、冷房
作用は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水
温が利用できないため、図３（ａ）の点線部を図３
（ｂ）のようにし圧縮機１の下流に四方切替え弁７を用
い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換器５で車室内空
気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張
弁３を介して車室外空気熱交換器２に導き、ここで車室
外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させ
る、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
作用は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水
温が利用できないため、図３（ａ）の点線部を図３
（ｂ）のようにし圧縮機１の下流に四方切替え弁７を用
い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換器５で車室内空
気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張
弁３を介して車室外空気熱交換器２に導き、ここで車室
外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させ
る、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
【０００４】また燃料エンジン自動車用空調装置にて、
エンジン排熱を利用してヒートポンプ暖房で空調を行う
例としては、特開平３−９０４３０号公報に記載されて
いる。
エンジン排熱を利用してヒートポンプ暖房で空調を行う
例としては、特開平３−９０４３０号公報に記載されて
いる。
【０００５】この公報によればヒートポンプ暖房モード
時には、車室外空気熱交換器内の冷媒が低温となるので
空気からの除湿水が車室外空気熱交換器に着霜及び氷結
し、車室外空気熱交換器の空気との熱交換が不能となる
ため車室外空気熱交換器の着霜及び氷結を取る除霜運転
が必要となる、たとえば家庭用ルームエアコンでは四方
切替え弁を上記冷房モードと同様に切替え、室外空気熱
交換器を高温にし除霜運転をしている、さらに除霜運転
中、室外空気熱交換器が空気と熱交換すると除霜できな
いため、室外空気熱交換器用送風装置を停止して暖房モ
ードの除霜運転をしている。
時には、車室外空気熱交換器内の冷媒が低温となるので
空気からの除湿水が車室外空気熱交換器に着霜及び氷結
し、車室外空気熱交換器の空気との熱交換が不能となる
ため車室外空気熱交換器の着霜及び氷結を取る除霜運転
が必要となる、たとえば家庭用ルームエアコンでは四方
切替え弁を上記冷房モードと同様に切替え、室外空気熱
交換器を高温にし除霜運転をしている、さらに除霜運転
中、室外空気熱交換器が空気と熱交換すると除霜できな
いため、室外空気熱交換器用送風装置を停止して暖房モ
ードの除霜運転をしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし自動車には走行
風があるため車室外空気熱交換器用送風装置を停止して
も車室外空気熱交換器に風が流れ、車室外空気熱交換器
が空気と熱交換してしまいヒートポンプ暖房モードでの
除霜運転ができないというヒートポンプ冷暖房を電気駆
動自動車用空気調和装置に使用する際の課題があった。
風があるため車室外空気熱交換器用送風装置を停止して
も車室外空気熱交換器に風が流れ、車室外空気熱交換器
が空気と熱交換してしまいヒートポンプ暖房モードでの
除霜運転ができないというヒートポンプ冷暖房を電気駆
動自動車用空気調和装置に使用する際の課題があった。
【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、ヒー
トポンプ暖房モードでの除霜運転を可能とし、加えて装
置の装着の簡易化をも目的とするものである。
トポンプ暖房モードでの除霜運転を可能とし、加えて装
置の装着の簡易化をも目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車室外空気熱交換器通過風量絞り装置と運
転モードにより前記車室外空気熱交換器通過風量を変化
させる制御装置を設けたものである。
に本発明は、車室外空気熱交換器通過風量絞り装置と運
転モードにより前記車室外空気熱交換器通過風量を変化
させる制御装置を設けたものである。
【０００９】また本発明は、車室外空気熱交換器と車室
外空気熱交換器用送風装置と膨張弁を１個のケースに収
納した構成とする。
外空気熱交換器用送風装置と膨張弁を１個のケースに収
納した構成とする。
【００１０】
【作用】本発明は、車室外空気熱交換器と車室外空気熱
交換器用送風装置と膨張弁を１個のケースに収納し、更
に、車室外空気熱交換器通過風量絞り装置と、通過風量
を制御する制御装置を組み込み、よりコンパクトにする
ことにより車両への装着の簡易化を図ると同時に、冷房
モード運転時、外気を直接導入することができ、ヒート
ポンプ暖房モード運転時、一部外気導入を絞ることによ
り、雪及び道路はね上げ水の車室外空気熱交換器への付
着を減らすことができ車室外空気熱交換器の着霜を減ら
すことができるため、ヒートポンプ暖房モード運転時間
を延ばすことができる。さらにヒートポンプ暖房モード
での除霜運転時に外気導入を絞ることにより、車室外空
気熱交換量を減らすことができ除霜運転が可能となる。
交換器用送風装置と膨張弁を１個のケースに収納し、更
に、車室外空気熱交換器通過風量絞り装置と、通過風量
を制御する制御装置を組み込み、よりコンパクトにする
ことにより車両への装着の簡易化を図ると同時に、冷房
モード運転時、外気を直接導入することができ、ヒート
ポンプ暖房モード運転時、一部外気導入を絞ることによ
り、雪及び道路はね上げ水の車室外空気熱交換器への付
着を減らすことができ車室外空気熱交換器の着霜を減ら
すことができるため、ヒートポンプ暖房モード運転時間
を延ばすことができる。さらにヒートポンプ暖房モード
での除霜運転時に外気導入を絞ることにより、車室外空
気熱交換量を減らすことができ除霜運転が可能となる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１２】図１は、本発明の一実施例に係る電気駆動
自動車用空気調和装置の系統図である。
自動車用空気調和装置の系統図である。
【００１３】同図において、１は圧縮機、２は車室外空
気熱交換器、３は車室外空気熱交換器用送風装置、４は
膨張弁、５は車室内空気熱交換器、６は車室内空気熱交
換器用送風装置、７は四方切替え弁であり、車室外空気
熱交換器２と、前記車室外空気熱交換器用送風装置３
と、膨張弁をケース９内に収納し、更に、前記ケース内
に車室外空気熱交換器通過風量絞り装置８を設置してい
る。
気熱交換器、３は車室外空気熱交換器用送風装置、４は
膨張弁、５は車室内空気熱交換器、６は車室内空気熱交
換器用送風装置、７は四方切替え弁であり、車室外空気
熱交換器２と、前記車室外空気熱交換器用送風装置３
と、膨張弁をケース９内に収納し、更に、前記ケース内
に車室外空気熱交換器通過風量絞り装置８を設置してい
る。
【００１４】冷媒の流れは前記従来例と同じため説明を
省略する。図２は、図１の系統図に記載した車室外空気
熱交換器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、膨
張弁４を１個のケース９に収納し、更に、車室外空気熱
交換器通過風量絞り装置８を具備した一実施例の断面図
である。
省略する。図２は、図１の系統図に記載した車室外空気
熱交換器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、膨
張弁４を１個のケース９に収納し、更に、車室外空気熱
交換器通過風量絞り装置８を具備した一実施例の断面図
である。
【００１５】図２では、ケース９に組み込まれたダンパ
ー１０の後方に車室外空気熱交換器２と、車室外空気熱
交換器用送風装置３と、膨張弁４と、空調運転モードに
て、ダンパー１０の開度を制御する制御装置１１を配し
ている。
ー１０の後方に車室外空気熱交換器２と、車室外空気熱
交換器用送風装置３と、膨張弁４と、空調運転モードに
て、ダンパー１０の開度を制御する制御装置１１を配し
ている。
【００１６】上記のように構成された車室外空気熱交換
器通過風量絞り装置８にて、冷房モード運転時、ダンパ
ー１０を全開するよう制御装置１１によって制御するこ
とにより、車室外空気を直接車室外空気熱交換器２に導
くことができるため、冷房能力の効率の低下を防ぐこと
ができる。
器通過風量絞り装置８にて、冷房モード運転時、ダンパ
ー１０を全開するよう制御装置１１によって制御するこ
とにより、車室外空気を直接車室外空気熱交換器２に導
くことができるため、冷房能力の効率の低下を防ぐこと
ができる。
【００１７】また暖房モード運転時、ダンパー１０を制
御装置１１により冷房モード運転時より開度を絞り、一
部外気導入を絞ることにより、雪及び道路はね上げ水の
車室外空気熱交換器への付着を減らすことができ車室外
空気熱交換器の着霜を減らすことができるため、暖房モ
ード運転時間を延ばすことができる。
御装置１１により冷房モード運転時より開度を絞り、一
部外気導入を絞ることにより、雪及び道路はね上げ水の
車室外空気熱交換器への付着を減らすことができ車室外
空気熱交換器の着霜を減らすことができるため、暖房モ
ード運転時間を延ばすことができる。
【００１８】さらに暖房モード除霜運転時、制御装置１
１によりダンパー１０を全閉し、外気導入を絞ることに
より、車室外空気交換量を減らすことができ除霜運転が
可能となる。
１によりダンパー１０を全閉し、外気導入を絞ることに
より、車室外空気交換量を減らすことができ除霜運転が
可能となる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば車室外空気熱交換器の風
を止めることができるので、ヒートポンプ暖房モードで
の除霜運転が可能となり、また、１個のケースに収納す
ることにより、車両への装着の簡易化が図られる。
を止めることができるので、ヒートポンプ暖房モードで
の除霜運転が可能となり、また、１個のケースに収納す
ることにより、車両への装着の簡易化が図られる。
【図１】本発明の電気駆動自動車用空調装置の系統図
【図２】図１内の車室外空気熱交換器、車室外空気熱交
換器用送風装置、膨張弁をケース９にて１個に収納し、
更に車室外空気熱交換器通過風量絞り装置８と、風量絞
り装置の制御装置１１を前記ケースに収納した一実施例
の断面図
換器用送風装置、膨張弁をケース９にて１個に収納し、
更に車室外空気熱交換器通過風量絞り装置８と、風量絞
り装置の制御装置１１を前記ケースに収納した一実施例
の断面図
【図３】（ａ）は従来例の燃料エンジン駆動自動車用冷
房空調装置の構成図 （ｂ）は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
房空調装置の構成図 （ｂ）は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
１ 圧縮機 ２ 車室外空気熱交換器 ３ 車室外空気熱交換器用送風装置 ４ 膨張弁 ５ 車室内空気熱交換器 ６ 車室内空気熱交換器用送風装置 ７ 四方切替え弁 ８ 車室外空気熱交換器通過風量絞り装置 ９ ケース １０ ダンパー １１ 風量絞り制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60H 1/22 F25B 47/02
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機と、車室外空気熱交換器と、その風
上側に設けた車室外空気熱交換器通過風量絞り装置と、
車室外空気熱交換器用送風装置と、冷媒絞り装置と、車
室内熱交換器と、車室内空気熱交換器用送風装置で構成
されたヒートポンプ冷暖房装置であって、 前記車室外空気熱交換器と前記車室外空気熱交換器通過
風量絞り装置と前記車室外空気熱交換器用送風装置と前
記冷媒絞り装置を１つのケースに収納したことを特徴と
する自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04255092A JP3271288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04255092A JP3271288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238249A JPH05238249A (ja) | 1993-09-17 |
| JP3271288B2 true JP3271288B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=12639167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04255092A Expired - Lifetime JP3271288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3271288B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3600164B2 (ja) * | 2001-02-13 | 2004-12-08 | 三洋電機株式会社 | 冷暖房用車載空気調和機 |
| JP4853641B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2012-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池車両 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5299431A (en) * | 1991-04-26 | 1994-04-05 | Nippondenso Co., Ltd. | Automotive air conditioner having condenser and evaporator provided within air duct |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP04255092A patent/JP3271288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05238249A (ja) | 1993-09-17 |
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