JP3271074B2 - ヘッド位置制御装置 - Google Patents

ヘッド位置制御装置

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JP3271074B2 JP34853491A JP34853491A JP3271074B2 JP 3271074 B2 JP3271074 B2 JP 3271074B2 JP 34853491 A JP34853491 A JP 34853491A JP 34853491 A JP34853491 A JP 34853491A JP 3271074 B2 JP3271074 B2 JP 3271074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクのヘッドとの
対向面に拡散光を発光手段により照射し、上記対向面に
て反射された拡散光を受光する2つの受光手段による各
受光量に応じた出力のレベル差を検出手段により検出
し、上記検出手段の出力に応じて駆動手段により上記デ
ィスクの対応面と垂直な方向に上記ヘッドを駆動するサ
ーボ系を備えるヘッド位置制御装置に関し、例えば光磁
気ディスク装置などに適用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、光磁気ディスク装置において
は、磁界変調方式及び光変調方式に拘らず光磁気ディス
クに対して情報信号の良好な書き込み及び消去を行うた
めに、磁界コイル(磁気ヘッド)と光磁気ディスクとの
相対距離を一定に保つように構成されたヘッド位置制御
装置が設けられている。かかるヘッド位置制御装置とし
ては、例えば実願平1−46206号明細書に記載され
たものが本願出願人により先に提案されている。
【0003】このヘッド位置制御装置は、図4に示すよ
うに、光磁気ディスク21に磁界を印加する磁界コイル
22が駆動コイル29を巻装したボビン23に埋め込ま
れたヘッド20を備え、上記光磁気ディスク21の磁界
コイル22との対向面21aに拡散光を照射する発光素
子24と、上記対向面21aにて反射された拡散光を受
光し、その受光量に応じた出力を生成する一対の受光素
子25,26とが上記ボビン23に埋め込まれている。
【0004】そして、これら受光素子25,26には、
各受光素子25,26からの出力信号のレベル差を検出
する差動増幅器27が接続されている。この差動増幅器
27からの出力信号に応じた制御電流が駆動回路28か
ら上記駆動コイル29に供給されることにより、上記磁
界コイル22が上記光磁気ディスク21の対向面21a
に対して接離方向(図中矢印T方向)に駆動されるよう
に構成されている。
【0005】すなわち、上記ヘッド位置制御装置では、
上記磁界コイル22と光磁気ディスク21との相対距離
に応じて変化する上記各受光素子25,26の出力信号
から、所謂S字特性の誤差出力を上記差動増幅器27に
より得て、上記各受光素子25,26からの出力信号の
レベル差が零となるときの上記磁界コイル22と光磁気
ディスク21との相対距離を基準として、上記各受光素
子25,26からの出力信号のレベル差が常に零となる
ようにサーボをかけることにより、上記磁界コイル22
と光磁気ディスク21との相対距離dを一定に保持する
ようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
構成のヘッド位置制御装置では、例えば各受光素子2
5,26の一方の出力に異常を生じた場合に、ヘッド2
0の位置制御を正常に行うことができなくなり、上記ヘ
ッド20が光磁気ディスク21の対向面21aに接触し
て、上記対向面21aに傷を付けてしまったり、最悪の
場合には記録済のデータを破壊する虞れがある。
【0007】そこで、本発明は、上述の如き従来のヘッ
ド位置制御装置の実情に鑑み、ヘッドが光磁気ディスク
の対向面に接触して傷を付けてしまったり、記録済のデ
ータを破壊してしまうことのないヘッド位置制御装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ディスクのヘッドとの対向面に拡散光を
発光手段により照射し、上記対向面にて反射された拡散
光を受光する2つの受光手段による各受光量に応じた出
力のレベル差を差動検出手段により検出し、上記差動検
出手段の出力に応じて駆動手段により上記ディスクの対
向面と垂直な方向に上記ヘッドを駆動するサーボ系を備
えるヘッド位置制御装置において、上記ディスクからの
再生信号が正常に検出されるように上記ヘッドを駆動さ
せて上記ディスクに信号が記録される状態における上記
各受光手段からの信号レベルに応じた各基準レベル信号
を予め記憶する記憶手段と、上記差動検出手段からの各
受光手段による出力の各信号レベルと上記記憶手段から
の各基準レベル信号とのレベル差である各誤差信号を検
出する誤差信号検出手段と、上記誤差信号検出手段から
の各誤差信号レベルの少なくとも一つが所定のレベル範
囲外になったときに異常信号を出力する異常検出手段
と、上記異常検出手段からの異常信号に応じて上記駆動
手段による上記ヘッドの駆動を停止させる制御を行う制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るヘッド位置制御装置では、ディス
クからの再生信号が正常に検出されるようにヘッドを駆
動させて上記ディスクに信号が記録される状態における
各受光手段からの信号レベルに応じた各基準レベル信号
を予め記憶手段に記憶しておき、上記差動検出手段から
の各受光手段による出力の各信号レベルと上記記憶手段
からの各基準レベル信号とのレベル差である各誤差信号
を誤差信号検出手段により検出する。そして、上記誤差
信号検出手段からの各誤差信号レベルの少なくとも一つ
が所定のレベル範囲外になったときに異常信号を異常検
出手段により出力し、上記異常検出手段からの異常信号
に応じて上記駆動手段による上記ヘッドの駆動を停止さ
せる制御を制御手段により行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るヘッド位置制御装置の一
実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。本
発明に係るヘッド位置制御装置は、例えば図1に示すよ
うに構成される。
【0011】図1に示すヘッド位置制御装置は、本発明
を光磁気ディスク装置に適用したもので、外周に駆動手
段である駆動コイル1が巻装されたボビン2に、光磁気
ディスク3に磁界を印加する磁界コイル4と、この磁界
コイル4と光磁気ディスク3との対向面3aに拡散光を
照射する発光手段である発光素子5と、上記対向面3a
にて反射された拡散光を受光する受光手段である2個の
受光素子6,7を設けたヘッド10を備えている。
【0012】上記磁界コイル4は、上記光磁気ディスク
3との対向部4aが露出した状態で上記ボビン2の一端
縁近傍部に埋め込まれている。この磁界コイル4は、磁
界変調方式の場合、上記光磁気ディスク3に情報信号に
応じた向きの磁界を印加し、図示しない対物レンズを介
して照射されるレーザビームと協動して、光磁気ディス
ク3の垂直磁化膜の磁化の向きを反転させて情報信号の
書き込み又は消去を行うものである。なお、光変調方式
の場合には、上記磁界コイル4は光磁気ディスク3に一
定強度の磁界を印加する。
【0013】また、上記発光素子5は、上記光磁気ディ
スク3の上記磁界コイル4との対向面3aに拡散光を照
射するものであって、図示しない電源から電源供給によ
り発光する例えば発光ダイオードなどによりなってい
る。この発光素子5は、上記光磁気ディスク3と対向す
る出射部5aが露出した状態で上記ボビン2の略中央部
に埋め込まれている。この発光素子5は、上記光磁気デ
ィスク3の上記磁界コイル4との対向面4aに拡散光を
照射するものであって、図示しない電源から電源供給に
より発光する例えば発光ダイオードなどによりなってい
る。
【0014】さらに、上記受光素子6,7は、上記光磁
気ディスク3の対向面3aにて反射した上記発光素子5
からの拡散光を受光し、この拡散光の受光量に応じた信
号レベルの出力信号を生成するもので、例えばフォトダ
イオードなどからなっている。これらの受光素子6,7
は、上記発光素子5を挟んで両側に配され、上記光磁気
ディスク3と対向する各入射部6a,7aが露出した状
態で上記ボビン2に埋め込まれている。
【0015】ここで、上記受光素子6,7は、上記光磁
気ディスク3の対向面3aからの距離が異なる位置で受
光量が最大となるように、上記発光素子5を基準として
互いに異なる距離x1 ,x2 (この実施例ではx1 <x
2 となっている)だけ離れた位置に配されている。すな
わち、上記発光素子5の近くに配された受光素子6で
は、これよりも遠い位置に配された受光素子7の受光量
が最大となる相対距離d2 よりも短い相対距離d1 で受
光量が最大となり、その出力信号aの信号レベルが最大
となる。上記受光素子7は、この相対距離d1 から離れ
るに従って受光量が減少して、その出力信号の信号レベ
ルaも次第に減少する。また、上記受光素子7は、上記
相対距離d2 に近づくに従って受光量が増加して、上記
相対距離d2 で受光量が最大となり、その出力信号bの
信号レベルが最大となり、この相対距離d2 から離れる
に従って受光量が減少して、その出力信号bの信号レベ
ルも次第に減少する。従って、上記受光素子6の受光量
が最大となる距離x1 と上記受光素子7の受光量が最大
となる距離x2 との間には、図2に示すように、これら
の受光素子6,7の出力信号a,bの信号レベルが互い
に等しくなる相対距離d0 が存在している。この相対距
離d0 は、回路の温度特性や光の外乱あるいは光磁気デ
ィスク3の反射率の変動などによって変化することがな
い。
【0016】上記受光素子6,7には、各出力信号a,
bのレベル差を検出する差動増幅器8が接続されてい
る。この差動増幅器8は、上記受光素子6,7の各出力
信号a,bのレベル差を検出することにより、図3に示
すような所謂S字特性の誤差信号cを出力する。すなわ
ち、上記差動増幅器8により得られる誤差信号cは、上
記相対距離d0 で信号レベルが零となり、この位置を境
にして上記相対距離d1 側では正極性の値となり、逆に
上記相対距離d2 側では負極性の値となる。
【0017】上記差動増幅器8には、上記ボビン2に巻
装された駆動コイル1に制御電流を与える駆動回路9が
接続されている。この駆動回路9は、位相補償回路9A
と出力増幅器9Bとからなり、上記差動増幅器8により
得られる誤差信号cに応じた制御電流を上記出力増幅器
9Bから上記駆動コイル1に与える。上記駆動コイル1
には、図示しない永久磁石による磁界が印加されてお
り、上記制御電流が流されることにより、電磁力が発生
する。これにより、上記駆動コイル1が巻装された上記
ボビン2は、上記誤差信号cの信号レベルが零になる方
向に駆動される。このように、上記差動増幅器8により
得られる誤差信号cの信号レベルが零になるようにサー
ボをかけることによって、上記磁界コイル4と上記光磁
気ディスク3の対向面3aとの相対距離を一定に保持す
ることができる。
【0018】そして、この実施例のヘッド位置制御装置
では、上記受光素子6,7の各出力信号a,bの信号レ
ベルがともに規定信号レベル範囲内にあることを検出
し、上記各信号レベルの少なくとも一方が上記規定信号
レベル範囲内外になったときに異常信号を出力する異常
検出部11と、上記駆動回路9から上記駆動コイル1に
与える制御電流を上記異常検出部11からの異常信号に
応じて遮断するスイッチ17を設け、上記ヘッド10が
上記光磁気ディスク3の対向面3aと接触するのを防止
するようにしている。
【0019】上記異常検出部11は、上記受光素子6,
7の各出力信号a,bが供給される二個のメモリ12
A,12B及び差動増幅器13A,13Bと、第1乃至
第3の絶対値化回路14A,14B,14Cの出力信号
が供給される第1乃至第3のレベルコンパレータ15
A,15B,15Cからなる。
【0020】上記メモリ12A,12Bには、上記光磁
気ディスク3の最内周又は最外周部分に設けたテスト領
域において、このヘッド位置制御装置のサーボ系を作動
させて、試し書きを行い、そのデータを再生することに
より上記ヘッド10が正常に働いていることを確認し、
この正常動作状態における上記受光素子6,7の各出力
信号a,bが基準レベル信号a,bとして予め記憶
される。そして、通常の動作時に上記メモリ12A,1
2Bから上記基準レベル信号a,bが読み出されて
上記差動増幅器13A,13Bに供給されるようになっ
ている。なお、上記テスト領域は、ユーザがデータを書
き込むことのできない領域である。このテスト領域に対
する記録再生動作時に、サーボ系に異常を生じて上記テ
スト領域の損傷事故が発生したとしても、ユーザデータ
が消失されてしまうことは無い。
【0021】上記差動増幅器13Aは、通常の動作時に
上記メモリ12Aから読み出される上記基準レベル信号
0 と上記受光素子6の出力信号aとのレベル差を検出
して、その誤差信号eを上記第1の絶対値化回路14A
を介して上記第1のレベルコンパレータ15Aに供給す
る。また、上記差動増幅器13Bは、通常の動作時に上
記メモリ12Bから読み出される上記基準レベル信号b
0 と上記受光素子6の出力信号bとのレベル差を検出し
て、その誤差信号fを上記第2の絶対値化回路14Bを
介して上記第2のレベルコンパレータ15Bに供給す
る。
【0022】さらに、上記第3のレベルコンパレータ1
5Cには、上記サーボ系の差動増幅器8により得られる
誤差信号cが上記第3の絶対値化回路14Cを介して供
給されるようになっている。
【0023】そして、上記第1のレベルコンパレータ1
5Aは、上記第1の絶対値化回路14Aを介して供給さ
れる誤差信号eの絶対信号レベルを第1の基準レベル信
号REFA と比較して、上記誤差信号eの絶対信号レベ
ルが上記第1の基準レベル信号REFA の信号レベルよ
りも上昇した場合に論理「H」の異常検出信号を出力す
る。すなわち、この第1のレベルコンパレータ15A
は、通常の動作時に上記受光素子6の出力信aの信号レ
ベルが異常に上昇又は降下した場合に、上記論理「H」
の異常検出信号を出力する。また、上記第2のレベルコ
ンパレータ15Bは、上記第2の絶対値化回路14Bを
介して供給される誤差信号fの絶対信号レベルを第2の
基準レベル信号REFB と比較して、上記誤差信号fの
絶対信号レベルが上記第2の基準レベル信号REFB
信号レベルよりも上昇した場合に論理「H」の異常検出
信号を出力する。すなわち、この第2のレベルコンパレ
ータ15Bは、通常の動作時に上記受光素子7の出力信
bの信号レベルが異常に上昇又は降下した場合に、上記
論理「H」の異常検出信号を出力する。さらに、上記第
3のレベルコンパレータ15Cは、上記第3の絶対値化
回路14Cを介して供給される誤差信号cの絶対信号レ
ベルを第3の基準レベル信号REFc と比較して、上記
誤差信号cの絶対信号レベルが上記第3の基準レベル信
号REFc の信号レベルよりも上昇した場合に論理
「H」の異常検出信号を出力する。すなわち、この第3
のレベルコンパレータ15Cは、上記サーボ系における
上記差動増幅器8により得られる誤差信号cの信号レベ
ルが異常に上昇した場合に、上記論理「H」の異常検出
信号を出力する。
【0024】ここで、上記第1乃至第3のレベルコンパ
レータ15A,15B,15Cの出力端は、互いに接続
され、所謂ワイヤードOR接続されている。これによ
り、上記第1乃至第3のレベルコンパレータ15A,1
5B,15Cによるレベル比較出力として得られる各異
常検出信号は、その論理和信号が上記スイッチ17を開
成させる異常信号として該スイッチの制御入力端子17
aに与えられるとともに、図示しないシステムコントロ
ーラに供給される。
【0025】上記スイッチ17は、常閉のスイッチであ
って、その制御入力端子17aに上記論理「H」の異常
信号が与えられると直ちに開成状態となり、上記駆動回
路9から上記駆動コイル1に与える制御電流を遮断す
る。これにより、上記駆動コイル1による上記ヘッド1
0の駆動を停止させる。すなわち、このスイッチ17
は、上記異常検出部11からの異常信号に応じて上記駆
動コイル1による上記ヘッド10の駆動を停止させる制
御を行う制御手段として機能する。なお、上記異常信号
が与えられる図示しないシステムコントローラは、上記
異常信号に応答して、上記光磁気ディスク3を回転駆動
しているスピンドルモータの駆動を停止させるととも
に、上記サーボ系の電源をオフにする制御を行う。
【0026】このように、各受光素子6,7による出力
信号a,bの各信号レベルの少なくとも一方が規定レベ
ル範囲外になったときに上記異常検出部11から出力さ
れる異常信号により上記スイッチ17を開成して、上記
駆動コイル1による上記ヘッド10の駆動を停止させる
ことにより、上記ヘッド10が光磁気ディスク3の対向
面3aに接触して傷を付けてしまったり、記録済のデー
タを破壊してしまうことを防止することができる。
【0027】なお、上述の実施例では、上記光磁気ディ
スク3の最内周又は最外周部分に設けたテスト領域にお
いて、このヘッド位置制御装置のサーボ系を作動させ
て、正常動作状態における上記受光素子6,7の各出力
信号a,bを基準レベル信号a,bとして予め上記
メモリ12A,12Bに記憶するようにしたが、単に基
準レベル信号a,bを発生する直流電圧発生部を上
記メモリ12A,12Bに置き換えるようにしても良
い。また、この実施例では、磁界ヘッドの位置制御を行
ったが、本発明に係るヘット位置制御装置は、光学ヘッ
ドやその他のヘッドの位置制御にも応用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るヘッド位置
制御装置では、各受光手段による出力の各信号レベルの
少なくとも一方が規定レベル範囲外になったときに異常
検出手段により異常信号を出力し、上記異常信号に応じ
て駆動手段によるヘッドの駆動を停止させる制御を制御
手段により行うので、ヘッドが光磁気ディスクの対向面
に接触して傷を付けてしまったり、記録済のデータを破
壊してしまうことがない。
【0029】従って、本発明によれば、ヘッドが光磁気
ディスクの対向面に接触して傷を付けてしまったり、記
録済のデータを破壊してしまうことのないヘッド位置制
御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッド位置制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記ヘッド位置制御装置における磁界コイルと
光磁気ディスクとの相対距離と各受光素子の出力信号の
信号レベルとの関係を示す特性図である。
【図3】上記ヘッド位置制御装置における磁界コイルと
光磁気ディスクとの相対距離と差動増幅器の出力信号の
信号レベルとの関係を示す特性図である。
【図4】従来のヘッド位置制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・駆動コイル 2・・・・・・・・・・・ボビン 3・・・・・・・・・・・光磁気ディスク 4・・・・・・・・・・・磁界コイル 5・・・・・・・・・・・発光素子 6,7・・・・・・・・・受光素子 8,13A,13B・・・差動増幅器 9・・・・・・・・・・・駆動回路 10・・・・・・・・・・・ヘッド 11・・・・・・・・・・・異常検出部 13A,13B・・・・・・メモリ 14A,14B・・・・・・絶対値化回路 14A,14B・・・・・・レベルコンパレータ 17・・・・・・・・・・・スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクのヘッドとの対向面に拡散光を
    発光手段により照射し、上記対向面にて反射された拡散
    光を受光する2つの受光手段による各受光量に応じた出
    力のレベル差を差動検出手段により検出し、上記差動検
    出手段の出力に応じて駆動手段により上記ディスクの対
    向面と垂直な方向に上記ヘッドを駆動するサーボ系を備
    えるヘッド位置制御装置において、上記ディスクからの再生信号が正常に検出されるように
    上記ヘッドを駆動させて上記ディスクに信号が記録され
    る状態における上記各受光手段からの信号レベルに応じ
    た各基準レベル信号を予め記憶する記憶手段と、 上記差動検出手段からの各受光手段による出力の各信号
    レベルと上記記憶手段からの各基準レベル信号とのレベ
    ル差である各誤差信号を検出する誤差信号検出手段と、 上記誤差信号検出手段からの各誤差信号レベルの少なく
    とも一つが所定のレベル範囲外 になったときに異常信号
    を出力する異常検出手段と、 上記異常検出手段からの異常信号に応じて上記駆動手段
    による上記ヘッドの駆動を停止させる制御を行う制御手
    段とを備えたことを特徴とするヘッド位置制御装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、上記ディスクの最内周
    部分又は最外周部分に設けたテスト領域からの再生信号
    が正常に検出されるように上記ヘッドを駆動させて上記
    ディスクのテスト領域に信号が記録される状態における
    上記各受光手段からの信号レベルに応じた各基準レベル
    信号を予め記憶することを特徴とする請求項1記載のヘ
    ッド位置制御装置。
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