JP3270876B2 - 電子部品計測装置 - Google Patents

電子部品計測装置

Info

Publication number
JP3270876B2
JP3270876B2 JP00415594A JP415594A JP3270876B2 JP 3270876 B2 JP3270876 B2 JP 3270876B2 JP 00415594 A JP00415594 A JP 00415594A JP 415594 A JP415594 A JP 415594A JP 3270876 B2 JP3270876 B2 JP 3270876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
measuring device
contact
ccd
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00415594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06324109A (ja
Inventor
和彦 山道
信之 中尾
光広 花野
照義 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP00415594A priority Critical patent/JP3270876B2/ja
Publication of JPH06324109A publication Critical patent/JPH06324109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3270876B2 publication Critical patent/JP3270876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路(以
下、単に「IC」と記す)のような両側に所定の間隔で
複数のリードが形成された電子部品(即ち、デュアル・
インライン・パッケージ部品、以下、単に「DIP部
品」と記す)の計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電子部品計測装置は、以前に、
本出願人が出願し、平成4年2月10日に公開された実
開平4−16367「電子部品計測装置の接触装置」に
開示されている。その技術内容を図4及び図5を用いて
説明する。図4はその電子部品計測装置の一部断面側面
図であり、図5は図4に示した電子部品計測装置の要部
拡大斜視図である。なお、DIP部品としてこの例では
CCDを挙げ、説明する。
【0003】図4および図5において符号Tは全体とし
て電子部品計測装置(以下、単に「計測装置」と記す)
を指す。この計測装置Tは接触装置1と計測本体7とか
ら構成されている。
【0004】この接触装置1はブロック状の一対の移動
台2からなり、それらの内面の上方で複数本の第1のプ
ローブピン3が所定の間隔を開けて水平方向に一列に配
設されており、そしてまたこれらの第1のプローブピン
3と並行して移動台2の下方に同数の第2のプローブピ
ン4が一列に配設されていて、これらの相対する第1の
プローブピン3と第2のプローブピン4とはそれぞれプ
リント基板5に形成された配線5Aで接続されている
(図5)。符号6は一端が移動台2に取りつけられたア
ームで、このアーム6の他端はエアシリンダ(図示して
いない)に取り付けられ、エアシリンダによりアーム6
が駆動されて図の矢印Xで示した方向に両移動台2をス
ライドさせる。
【0005】次に、前記計測本体7は計測回路(図示せ
ず)を組み込んだプリント基板8を内蔵し、このプリン
ト基板8には所定の間隔幅で2列並行に、そして各列で
所定の間隔を開けて複数のレセプタクル9がマウントさ
れており、各レセプタクル9はそれぞれプリント基板8
の計測回路に接続されている。
【0006】符号11はCCD10の支持台であって、
銅或いはアルミニウム等の熱伝導の良い金属で形成さ
れ、この両側面にはセラミックのような絶縁体の薄いプ
レート11Pが固定されている。この両外側面の間隔幅
はCCD10のパッケージ10Pの両側縁から導出され
ている複数のリード10Rの間隔幅と同等かやや広く、
その上面はCCD10を支持するための電子部品載置面
11Tで、平坦に形成されている。そしてこの支持台1
1の内部にはヒータ(図示していない)が内蔵されてい
る。なお、このプレート11Paの前記支持台11Aの
電子部品載置面側は傾斜面11sで形成されていて、C
CD10のリード10Rがそのプレート11Paの側面
に装着し易い構造になっている。
【0007】この支持台11の下方側面に接触用基板1
2が取り付けられている。この接触用基板12は断面が
L字状の形状をしており、L字の垂直部には前記第2の
プローブピン4を接触させてプリント基板8の計測回路
と接続するための接触端子13が形成されており、また
そのL字の水平部にはレセプタクル9に挿入され、プリ
ント基板8の計測回路と接触端子13を接続するための
コネクタピン14が形成されている。
【0008】このような構成の計測装置TでCCD10
を測定する場合、先ず、電源スイッチ(図示していな
い)を投入する。この電源スイッチが投入された初期状
態では、前記接触装置1はエアシリンダで駆動されず、
図5に示したような開いた状態に在る。そして支持台1
1に内蔵されたヒータが通電し、支持台11は所定の温
度まで温められ、その温度を維持する。
【0009】その支持台11が所定の温度に達すると、
CCD10をその両端のリード10Rが支持台11の両
側面のプレート11Pに接触するようにして矢印Y方向
に差し込み、そしてパッケージ10Pが支持台11の電
子部品載置面11Tに密着するように装着する。
【0010】次に、計測開始スイッチ(図示していな
い)をオンにすると、両移動台2はエアシリンダに駆動
され、相対する方向に前進し、移動台2に設けられた第
1のプローブピン3がCCD10のリード10Aに接触
し、同時に第2のプローブピン4が接触端子13に接触
して、CCD10がプリント基板8の計測回路に接続さ
れる。
【0011】CCD10は支持台11のヒータにより所
望の温度に保たれて、CCD10の各種の温度特性を含
んだデータが計測される。このCCD10の計測が終了
すると、計測終了スイッチ(図示していない)をオンに
する。そうすると両移動台2はエアシリンダに駆動され
て後退し、第1のプローブピン3と第2のプローブピン
4とがそれぞれCCD10のリード10Aと接触端子1
3とから離れ、そのCCD10の測定が完了する。次々
に支持台11に投入されるCCD10に対して、以上の
ような測定動作が繰り返し行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、繰り返
し前記のような測定動作を行う度毎に、CCD10の両
側縁のリード10Rを前記支持台11の両側面のプレー
ト11Pに差し込むように接触、装着し、また測定後、
接触させながら引き抜くので、その度毎にCCD10の
各リード10Rの表面をメッキにより被覆された半田の
ような金属(以下、単に「メッキ金属」と記す)が両プ
レート11Pの表面に付着し、その量が徐々に多くな
り、堆積する。その度合いが大きくなると、付着メッキ
金属が相隣るリード10Rの方にも延伸して行き、リー
ド10R間を短絡状態にしてしまう。その状態のCCD
10をこの計測装置Tで測定すると、「DC不良」と誤
判定してしまい、良品のCCD10であっても不良品と
してしまうことがしばしば生じた。
【0013】特に、DIP部品が小型化される傾向につ
れて、各リードの間隔幅が狭くなり、前記のような問題
が発生しやすい状態になっている。この発明は前記のよ
うな課題を解決しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の電
子部品計測装置は、前記構成の計測装置Tにおいて、D
IP部品の両リードが接触する支持台側面に固定したプ
レートの表面の、相隣るリード接触部の間に、それらの
リード接触部と平行な縦溝を設けることにより、前記課
題を解決した。
【0015】
【作用】従って、この発明の電子部品計測装置、前記の
ような構成を採ることにより、DIP部品の両リードが
接触する前記プレートの表面にたとえリードのメッキ金
属が付着しても、前記縦溝にはそれが付着しないので、
隣接するリードの短絡を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1乃至図3を用いて、この発明の電
子部品計測装置を説明する。図1はこの発明の実施例で
ある電子部品計測装置の要部拡大斜視図であり、図2は
図1に示した電子部品計測装置の絶縁プレートを改良し
た絶縁プレートの拡大斜視図であり、そして図3は図2
の改良型絶縁プレートに電子部品が接触する状態を示し
た一部斜視図である。なお、図4及び図5に示した電子
部品計測装置と同一構成部分には同一の符号を付し、そ
れらの説明を省略する。
【0017】この発明の電子部品計測装置における支持
台11Aは、電子部品載置面11Tとこれを挟んで相対
する側面とを有し、これらの両側面の上方にセラミック
のような絶縁体からなる長方形のプレート11Paが固
定されている。このプレート11Paは前記支持台11
Aの電子部品載置面側が傾斜面11sで形成されている
ことは図5に示したプレート11Pと同様であって、C
CD10のリード10Rがそのプレート11Paの側面
に装着し易い構造になっている。また、下方には従来技
術と同様の、接触端子13とコネクタピン14(図4)
とが設けられた断面L字状で、その長さが前記プレート
11Paの長さとほぼ同等の接触用基板12が固定され
ている。これらプレート11Pa及び接触用基板12の
厚みも同一である。
【0018】前記プレート11Paの表面には、電子部
品であるCCD10の複数のリード10Rが接触する部
分11aとリード10Rが接触しない部分11bとが在
る。この発明では、それらのリード10Rが接触しない
各部分11bに、リード10Rが装着された状態で、そ
れらのリード10Rとほぼ平行な縦溝11cを形成し
た。
【0019】この縦溝11cの幅Waは各リード10R
の幅Wbより十分に狭くする。そして各縦溝11c間の
幅をWcとすると、三者の間では次のような関係にする
とよい。 Wc>Wb>Wa そして P=Wc+Wa 但し、Pはリード10Rのピッチである。このような縦
溝11cを形成することにより、CCD10が所定の位
置からずれて縦溝11cに掛かっても、リード10Rの
変形を防止することができる。
【0020】前記プレート11Paを改良したプレート
110Pを図2に示した。このプレート110Pが前記
プレート11Paと異なる部分は傾斜面11sであっ
て、その傾斜面11sに前記縦溝11cと連続する溝1
1dを複数本形成した。
【0021】このような溝11dを形成しておくと、図
3に示したように、CCD10を前記支持台11Aに装
着する時、そのリード10Rがプレート110Paの前
記傾斜面11sを擦って、リード10Rのメッキ金属が
その表面に付着しても、前記プレート110Paの側面
の縦溝11cと同様の働きをして、隣接するリードの短
絡を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の電子
部品計測装置は、DIP部品のリードのメッキ金属がプ
レート11Paに付着しても、リード間の短絡を防止す
ることができ、従って、リードのメッキ付着による誤判
定を防止できるので、歩留りが向上する。また、プレー
ト11Paの交換時期の管理、交換作業、研磨作業など
が不要になるため、測定を能率よく行うことができるな
ど、数々の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例である電子部品計測装置の
要部拡大斜視図である。
【図2】 図1に示した電子部品計測装置の絶縁プレー
トを改良した絶縁プレートの拡大斜視図である。
【図3】 図2の改良型絶縁プレートに電子部品が接触
する状態を示した一部斜視図である。
【図4】 従来技術の電子部品計測装置の一部断面側面
図である。
【図5】 図4に示した電子部品計測装置の要部拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1 接触装置 2 移動台 3 第1プローブピン 4 第2プローブピン 5 プリント基板 6 アーム 7 計測本体 8 プリント基板 9 レセプタクル 10 CCD 10P パッケージ 10R リード 11A 支持台 11T 電子部品載置面 11Pa プレート 11a リードが接触する部分 11b リードが接触しない部分 11c 縦溝 11d 縦溝11cに連通する溝 11s 傾斜面 12 接触用基板 13 接触端子 14 コネクタピン T 電子部品計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 照義 鹿児島県国分市野口北5番1号ソニー国 分株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−192980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 G01R 1/06 - 1/073

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測用回路を組み込んだ基板上に、電子
    部品載置面とこれを挟んで相対する側面とを有し、これ
    らの側面が絶縁体で形成された支持台を設け、この支持
    台に、両側縁に複数のリードを有する電子部品を、その
    両側縁の複数のリードが前記支持台を跨ぎ、その支持台
    の両側面の絶縁体の表面に接触するように装着し、この
    装着状態の電子部品の電気的特性を測定する電子部品計
    測装置において、前記絶縁体の表面の、前記電子部品の
    相隣るリード接触部の間に溝を設けたことを特徴とする
    電子部品計測装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体は前記支持台の電子部品載置
    面側が傾斜面で形成されており、この傾斜面にも溝を形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の電子部品計測
    装置。
JP00415594A 1993-03-15 1994-01-19 電子部品計測装置 Expired - Fee Related JP3270876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00415594A JP3270876B2 (ja) 1993-03-15 1994-01-19 電子部品計測装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5280993 1993-03-15
JP5-52809 1993-03-15
JP00415594A JP3270876B2 (ja) 1993-03-15 1994-01-19 電子部品計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06324109A JPH06324109A (ja) 1994-11-25
JP3270876B2 true JP3270876B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=26337882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00415594A Expired - Fee Related JP3270876B2 (ja) 1993-03-15 1994-01-19 電子部品計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3270876B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5115128B2 (ja) * 2007-10-09 2013-01-09 三菱電機株式会社 リード修正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06324109A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5506514A (en) Electrical interconnect using particle enhanced joining of metal surfaces
US5430614A (en) Electrical interconnect using particle enhanced joining of metal surfaces
US4642889A (en) Compliant interconnection and method therefor
US4766371A (en) Test board for semiconductor packages
KR100393316B1 (ko) 반도체디바이스시험장치
US6055722A (en) Stripline flexible cable to printed circuit board attachment system
US4760335A (en) Large scale integrated circuit test system
JPH02500222A (ja) Tab回路及びデバイス用試験装置
CA1042541A (en) Interconnected module
JPH061703B2 (ja) 電導リード線
US5942905A (en) Contact arrangement
JP3604233B2 (ja) 検査用ヘッド
JP3270876B2 (ja) 電子部品計測装置
KR100508376B1 (ko) 전자부품 측정장치 및 측정방법
JPH06194412A (ja) Icテスト用ソケット
JP2508732Y2 (ja) 電子部品計測装置の接触装置
CA1209218A (en) Device for mounting, interconnecting and terminating printed circuits
JP2600745Y2 (ja) 集積回路の検査装置用治具
JPH04206752A (ja) 面実装形icの検査装置
JP3172305B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6293817B1 (en) Extended length, high frequency contactor block
JPS6228783Y2 (ja)
JPS6228782Y2 (ja)
JPH0422315Y2 (ja)
JPH0371579A (ja) ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees