JP3270420B2 - 故障予測監視システム - Google Patents

故障予測監視システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動運転を行な
うコンピュータシステムにおいて、コンピュータシステ
ム立ち上げおよび立ち下げ時にコンピュータシステムか
ら出力されるコンソール表示の内容を時刻情報とともに
記憶しておき、前回のシステム立ち上げおよび立ち下げ
の時に記憶しておいた表示内容および表示間隔との差分
を比較して、差分があった場合には差分情報を差分情報
ファイルに退避するとともに、故障や障害の予兆である
と判断して、保守センタに自動通報するようにした故障
予測監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータの故障などの監視シ
ステムでは、コンピュータシステムから出力されるコン
ソール表示されるメッセージから障害情報の監視を行な
ったり、コンピュータシステムの立ち上げ時に監視用プ
ログラムを起動したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術には、以下のような課題がある。第1の課題は、
コンソール表示されるメッセージから障害情報の監視を
行なう方式では、障害の発生のみを捉えていたため、障
害に至らない状況の変化や立ち上げ/立ち下げ時間の変
化等を監視することは困難であった。第2の課題は、コ
ンピュータシステムの監視は、特定の監視用プログラム
を起動して、その起動完了やシステム情報を保守センタ
に通報して、通報内容や通報数を監視することにより行
なっていたため、監視用プログラムを起動する前の立ち
上げ途中の状況や変化状態を知ることは困難である。第
3の課題は、コンピュータシステムの立ち下げ時に監視
用プログラム自身も終了してしまうために、監視用プロ
グラム終了後のシステムの状況の監視を行なうことは困
難である。
【0004】なお、近似技術として、たとえば、特開平
06−222853号公報には、中央計算機の無人運転
時に、無人運転開始後のすべてのメッセージをメッセー
ジ蓄積ファイルに蓄積し、逐次コンソールに表示される
メッセージと監視対象メッセージとを照合して、送信の
契機となるジョブに関連するメッセージを抽出して、遠
隔地に送信することが開示されている。しかし、この公
報の場合には、コンピュータシステムの立ち上げ、立ち
下げ時のコンソールメッセージを比較し、その差分を見
て故障の予防、保守を行うことに関する技術思想に関す
る開示がなされていない。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、オペレータが常に監視をしていな
くても、コンピュータシステムの立ち上げ/立ち下げの
状況を監視することができ、検出した状況変化からコン
ピュータシステムの状況予測と保守を可能にすることが
できる故障予測監視システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の故障予測監視システムは、コンピュータ
システムから出力されるコンソール表示を監視して上記
コンピュータシステムの立ち上げならびに立ち下げの開
始を検出すると、記録開始の指示を出力し、かつ上記コ
ンピュータシステムの立ち上げならびに立ち下げの終了
を検出すると、記録終了の指示を出力するコンソール表
示監視手段と、上記コンソール表示監視手段から上記記
録開始の指示を受けると表示情報ファイルの内容を前回
の表示情報として待避させ、上記記録終了の指示を受け
るまでの間に上記コンピュータシステムの立ち上げなら
びに立ち下げの開始から終了までの間に表示される新た
な表示データを該表示データが表示された時刻を示す時
刻情報とともに上記表示情報ファイルに記憶する表示情
報記憶手段と、上記記録終了の指示を受けた上記表示情
報記憶手段により比較開始指示を入力して上記表示情報
ファイルの前回の表示情報の内容と上記新たな全表示デ
ータとの比較および上記前回の表示情報の表示時刻と上
記新たな時刻情報とから表示間隔の比較を行って上記全
表示データの差分および上記表示間隔の時間差がある場
合には全表示データと表示間隔を差分情報ファイルに待
避させる表示情報比較手段と、上記表示情報比較手段に
より上記差分および上記時間差ありとの判断時に上記差
分情報ファイルに待避された情報を故障または障害の予
兆情報として保守センタに通報する差分情報通報手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】そのため、コンソール表示監視手段によ
り、コンピュータシステムの立ち上げならびに立ち下げ
の開始を検出すると、表示情報記憶手段は表示情報ファ
イルに記憶されている内容を前回の表示情報として待避
させ、上記記録終了の指示を受けるまでの間に上記コン
ピュータシステムの立ち上げならびに立ち下げの開始か
ら終了までの間に表示される新たな表示データを該表示
データが表示された時刻を示す時刻情報とともに上記表
示情報ファイルに記憶する。表示情報記憶手段がコンソ
ール表示監視手段から記録終了の指示を受けると表示情
報記憶手段から出力される比較開始指示を表示情報比較
手段が入力して、表示情報比較手段が表示情報ファイル
の前回の表示内容と新たな全表示データとの比較を行う
とともに、前回の表示情報の表示時刻と新たな時刻情報
とから表示間隔の比較を行って、表示情報記憶手段が全
表示データの差分と表示間隔の差分があると判断する
と、表示情報比較手段により差分情報ファイルに全表示
データと表示間隔を差分情報として待避させ、この待避
された全表示データと表示間隔を差分情報ファイルによ
りコンピュータシステムの故障あるいは障害の予兆情報
として保守センタに通報するようにしたので、オペレー
タが常に監視をしていなくても、コンピュータシステム
の立ち上げ/立ち下げの状況を監視することができ、検
出した状況変化から予測保守を可能にすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明による故障予測監
視システムの実施の形態について図面に基づき説明す
る。図1は、この発明による第1実施の形態の構成を示
すブロック図である。この図1において、この第1実施
の形態の概略から説明する。図1中の監視システム1
は、コンソール表示監視手段11によりコンピュータシ
ステム2から出力されるコンソール表示を監視して、コ
ンピュータシステム2の立ち上げならびに立ち下げに関
する表示内容を、表示された時刻情報ととともに表示情
報記憶手段12に対して表示情報ファイル13に記憶す
るように指示する。
【0009】次に、表示情報比較手段14により表示情
報ファイル13に前回の表示情報が格納されている表示
情報と、新たにコンソール表示監視手段11により検出
された表示内容と表示間隔の比較を行ない、差分があっ
た場合には差分情報を差分情報ファイル15に退避す
る。この退避された差分情報を故障あるいは障害の予兆
情報として差分情報通報手段16にて保守センタ3に対
して通知する。このようにして、この第1実施の形態で
は、オペレータが常に監視をしていなくても、コンピュ
ータシステム2の立ち上げ/立ち下げの状況を監視する
ことができ、検出した状況変化からコンピュータシステ
ム2の予測保守を可能にすることができる。
【0010】次に、この第1実施の形態について構成か
らさらに詳細に説明する。図1を参照すると、監視シス
テム1は、コンピュータシステム2、および、保守セン
タ3と接続される。監視システム1は、コンソール表示
監視手段11と、表示情報記憶手段12と、表示情報フ
ァイル13と、表示情報比較手段14と、差分情報ファ
イル15と、差分情報通報手段16とを有する。
【0011】コンソール表示監視手段11は、コンピュ
ータシステム2から出力されるコンソール表示の内容を
監視して、コンピュータシステム2の立ち上げならびに
立ち下げの開始と終了を検出する。コンソール表示監視
手段11においてコンピュータシステム2の立ち上げの
開始が検出された場合には、表示情報記憶手段12は、
コンソール表示監視手段11によりコンピュータシステ
ム2の立ち上げ表示メッセージの記録開始の指示を受
け、表示情報記憶手段12はこれを契機に立ち上げ終了
までの間に表示される全表示データを表示時の時刻情報
とともに表示情報ファイル13に記憶する。また、同様
の要領で、コンソール表示監視手段11によりコンピュ
ータシステム2の立ち下げの開始が検出された場合に
は、表示情報記憶手段12は、コンソール表示監視手段
11からコンピュータシステム2の立ち下げ表示メッセ
ージの記録開始の指示を受け、表示情報記憶手段12は
これを契機に立ち下げ終了までの間に表示される全表示
データを表示時の時刻情報とともに表示情報ファイル1
3に記憶する。
【0012】表示情報比較手段14は、前回の表示情報
ファイル13に記憶されている表示内容から表示内容と
表示間隔の比較をそれぞれ行ない、差分があった場合に
は、その表示データを差分情報ファイル15に対して退
避を行なう。差分情報通報手段16は、表示情報比較手
段14により差分情報ファイル15に退避された差分情
報を故障あるいは障害の予兆情報として保守センタ3に
対して通知する。
【0013】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について図2のフローチャートに沿って
説明する。まず、コンピュータシステム2の立ち上げを
行なう場合、コンソール表示監視手段11は、コンピュ
ータシステム2から出力されるコンソール表示の内容を
監視する(図2のステップA1)。コンソール表示が行
なわれた場合には、その表示データにコンピュータシス
テム2の立ち上げ開始のメッセージが含まれているか否
かを判断する(図2のステップA2)。
【0014】コンピュータシステム2の立ち上げ開始の
メッセージが含まれていた場合には、コンピュータシス
テム2の立ち上げ表示メッセージの記録開始を表示情報
記憶手段12に対して指示する(図2のステップA
3)。表示情報記憶手段12は、この記録開始の指示を
受けた時点で前回表示情報ファイル13に記憶されてい
るコンピュータシステム2の立ち上げの表示情報を表示
情報ファイル13に対して前回の情報として退避を行な
い、新たにコンピュータシステム2の立ち上げ表示の記
録を開始して、記録中の状態に入る(図2のステップA
4)。次に、コンピュータシステム2の立ち上げ中の表
示メッセージの記録を表示情報ファイル13に行うた
め、表示情報記憶手段12は、コンピュータシステム2
の立ち上げ表示の記録中の状態であるか否かを判断する
(図2のステップA5)。
【0015】コンピュータシステム2の立ち上げ表示の
記録中の状態である場合は、表示情報記憶手段12はコ
ンソール表示された表示データを表示時刻とともに表示
情報ファイル13に記憶する(図2のステップA6)。
その後、次のコンソール表示の監視を継続する(図2の
ステップA1に戻る)。また、上記ステップA5での判
断処理の結果、コンピュータシステム2の立ち上げ表示
の記録中の状態でなかった場合は、次のコンソール表示
の監視を継続する(図2のステップA1に戻る)。
【0016】次に、上記ステップA2での処理におい
て、コンピュータシステム2の立ち上げ開始のメッセー
ジが含まれていなかった場合に、コンソール表示監視手
段11は、コンソール表示にコンピュータシステム2の
立ち上げ終了のメッセージが含まれているか否かを判断
する(図2のステップA7)。この判断の結果、コンピ
ュータシステム2の立ち上げ終了のメッセージが含まれ
ていなかった場合は、表示情報記憶手段12より表示情
報ファイル13に表示データの記録を行なうため、コン
ピュータシステム2の立ち上げの記録中の状態の判断に
進む(図2のステップA5)。
【0017】また、コンピュータシステム2の立ち上げ
終了のメッセージが含まれていた場合には、コンソール
表示監視手段11はコンピュータシステム2の立ち上げ
の終了と見なし、コンピュータシステム2の立ち上げ表
示の記録終了を表示情報記憶手段12に対して指示す
る。記録終了を指示された表示情報記憶手段12は、表
示情報ファイル13への記憶を終了し、表示情報比較手
段14に対して比較開始を指示する(図2のステップA
8)。
【0018】表示情報記憶手段12から比較開始を指示
された表示情報比較手段14は、表示情報ファイル13
に記憶されていた前回の表示内容と今回新たに表示情報
ファイル13に記憶された表示データとの比較を行な
う。さらに、表示データの表示時刻から表示間隔を取り
出し、表示情報ファイル13に記憶されている前回の表
示内容の表示間隔と今回の表示間隔の比較を行なう(図
2のステップA9)。上述の比較結果から、表示内容の
差分、あるいは、表示間隔に一定範囲外の時間差があっ
たか否かの判断を行なう(図2のステップA10)。
【0019】この判断の結果、表示内容の差分あるいは
表示間隔の時間差があった場合には、その表示データ、
ならびに表示間隔を表示情報比較手段14により差分情
報ファイル15に退避して、差分情報通報手段16に対
して差分の通報を指示する(図2のステップA11)。
この差分の通報を指示された差分情報通報手段16は、
差分情報が発生したことを保守センタ3に通知するため
に、差分情報ファイル15に退避された差分情報を故障
あるいは障害の予兆情報として保守センタに対して自動
的に通報を行なう(図2のステップA12)。このよう
に、上記比較の結果、表示内容や表示間隔が異なってい
た場合は、故障や障害の予兆であると表示情報比較手段
14が判断し、差分情報通報手段16は保守センタ3に
自動通報するから、OS(Operating System)がレデ
ィとならず、監視用のプログラムを実行できない状態で
も、コンピュータシステム2の監視と、保守センタ3へ
の通報が可能となる。差分情報通報手段16による保守
センタ3への通報後、コンソール表示監視手段11は次
のコンピュータシステム2のコンソール表示の監視を継
続する(図2のステップA1に戻る)。表示内容の差分
あるいは表示間隔の時間差が無かった場合には、次のコ
ンソール表示の監視を継続する(図2のステップA1に
戻る)。
【0020】以上、この第1実施の形態での説明におい
て、コンピュータシステム2の立ち上げについてのみ説
明したが、コンピュータシステム2の立ち下げについて
も、コンソール表示監視手段11の立ち上げの開始/終
了を、立ち下げの開始/終了として判断することによ
り、監視を行なうことができる。このように、上記第1
実施の形態では、コンソール表示監視手段11によりコ
ンピュータシステム2から出力されるコンソール表示を
監視して、コンピュータシステム2の立ち上げならびに
立ち下げに関する表示内容を、表示された時刻情報とと
ともに表示情報記憶手段12により、表示情報ファイル
13に記憶し、表示情報比較手段14により前回の表示
情報ファイル13の表示情報と表示間隔と今回の表示情
報と表示間隔との比較を行ない、差分があった場合には
差分情報を差分情報ファイル15に退避し、この退避情
報を差分情報通報手段16にて保守センタ3に対して故
障あるいは障害の予兆情報として通知するようにしてい
るから、オペレータが常に監視をしていなくても、コン
ピュータシステム2の立ち上げ/立ち下げの状況を監視
することができ、検出した状況変化から予測保守を可能
にすることができる。
【0021】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。図3はこの発明の第2実施の形態の構成を示
すブロック図である。この図3において、図1と同一部
分には、同一符号を付して重複説明を避け、図1とは異
なる部分を主体に説明する。この図3を図1と比較して
も明らかなように、図3では、監視システム1が、図1
に示された第1実施の形態における監視システム1の構
成に加え、発生頻度検査手段17および発生情報ファイ
ル18を新たに追加されている点で異なる。
【0022】発生頻度検査手段17は、差分情報ファイ
ル15の内容を発生情報ファイル18に記憶しておき、
同一内容の表示データが記憶されていた場合には、発生
回数の記憶を行うものである。図3において、コンソー
ル表示監視手段11は、コンピュータシステム2から出
力されるコンソール表示の内容を監視して、コンピュー
タシステム2の立ち上げならびに立ち下げの開始と終了
を検出する。
【0023】表示情報記憶手段12は、コンソール表示
監視手段11において、コンピュータシステム2の立ち
上げの開始が検出された場合には、これを契機に立ち上
げ終了までの間に表示される全表示データを表示時の時
刻情報とともに、表示情報ファイル13に記憶する。ま
た、コンソール表示監視手段11において、コンピュー
タシステム2の立ち下げの開始が検出された場合には、
表示情報記憶手段12はこれを契機に立ち下げ終了まで
の間に表示される全表示データを、表示時の時刻情報と
ともに、表示情報ファイル13に記憶する。
【0024】表示情報比較手段14は、表示情報ファイ
ル13に記憶されている前回の表示内容と表示間隔と今
回検出された表示内容と表示間隔との比較を行ない、差
分があった場合には、その表示データを差分情報ファイ
ル15に対して退避を行なう。発生頻度検査手段17
は、表示情報比較手段14により退避された差分情報フ
ァイル15の表示データを発生情報ファイル18に記憶
する。
【0025】しかし、同一内容の表示データが記憶され
ていた場合には、発生回数の記憶のみを行なう。差分情
報通報手段16は、発生頻度検査手段17で発生情報フ
ァイル18に記憶した発生情報を、保守センタ3に対し
て故障あるいは障害の予兆情報として通知する。この第
2実施の形態では、コンピュータシステム2の立ち上げ
や立ち下げにおいて、前回の表示情報と異なる同一内容
のコンソール表示が繰り返し行なわれた場合に、不要な
情報を削除し、発生状況を知ることができるという新た
な効果を有する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コン
ソール表示監視手段によりコンピュータシステムから出
力されるコンソール表示を監視して、コンピュータシス
テムの立ち上げならびに立ち下げに関する表示内容を、
表示された時刻情報ととともに表示情報記憶手段により
表示情報ファイルに記憶し、表示情報比較手段により前
回表示情報ファイルに格納されている表示情報と表示間
隔と、今回検出された表示情報と表示間隔との比較を行
ない、差分があった場合には差分情報を差分情報ファイ
ル15に退避し、この退避した情報を差分情報通報手段
により保守センタに故障あるいは障害の予兆情報として
通報するようにしたので、故障や故障の予兆を自動的に
検出することができ、それに伴いコンピュータシステム
の故障や故障の予測と保守が可能となる。また、コンソ
ール出力のみを監視しているため、OSシステムがレデ
ィとならず、監視用のプログラムを実行できない状態で
あっても、監視、通報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による故障予測監視システムの第1実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の故障予測監視システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】この発明による故障予測監視システムの第2実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……監視システム、2……コンピュータシステム、3
……保守センタ、11……コンソール表示監視手段、1
2……表示情報記憶手段、13……表示情報ファイル、
14……表示情報比較手段、15……差分情報ファイ
ル、16……差分情報通報手段、17……発生頻度検査
手段、18……発生情報ファイル。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムから出力されるコ
    ンソール表示を監視して上記コンピュータシステムの立
    ち上げならびに立ち下げの開始を検出すると、記録開始
    の指示を出力し、かつ上記コンピュータシステムの立ち
    上げならびに立ち下げの終了を検出すると、記録終了の
    指示を出力するコンソール表示監視手段と、 上記コンソール表示監視手段から上記記録開始の指示を
    受けると表示情報ファイルの内容を前回の表示情報とし
    て待避させ、上記記録終了の指示を受けるまでの間に上
    記コンピュータシステムの立ち上げならびに立ち下げの
    開始から終了までの間に表示される新たな表示データを
    該表示データが表示された時刻を示す時刻情報とともに
    上記表示情報ファイルに記憶する表示情報記憶手段と、 上記記録終了の指示を受けた上記表示情報記憶手段によ
    り比較開始指示を入力して上記表示情報ファイルの前回
    の表示情報の内容と上記新たな全表示データとの比較お
    よび上記前回の表示情報の表示時刻と上記新たな時刻情
    報とから表示間隔の比較を行って上記全表示データの差
    分および上記表示間隔の時間差がある場合には全表示デ
    ータと表示間隔を差分情報ファイルに待避させる表示情
    報比較手段と、 上記表示情報比較手段により上記差分および上記時間差
    ありとの判断時に上記差分情報ファイルに待避された情
    報を故障または障害の予兆情報として保守センタに通報
    する差分情報通報手段と、 を備えることを特徴とする故障予測監視システム。
  2. 【請求項2】 上記コンソール表示監視手段は、上記コ
    ンピュータシステムから出力されるコンソールの表示デ
    ータにコンピュータシステム立ち上げ開始のメッセージ
    が含まれているか、否かの判断を行うことを特徴とする
    請求項1記載の故障予測監視システム。
  3. 【請求項3】 上記表示情報記憶手段は、コンピュータ
    システム立ち上げ表示の記録中の状態であるか、否かを
    判断して、コンピュータシステム立ち上げ表示の記録中
    の状態である場合にはコンソール表示された表示データ
    を表示時刻とともに表示ファイルに記憶することを特徴
    とする請求項1記載の故障予測監視システム。
  4. 【請求項4】 上記コンソール表示監視手段は、上記表
    示情報記憶手段によるコンピュータシステム立ち上げ表
    示の記録中の状態であるか、否かを判断して、コンピュ
    ータシステム立ち上げ表示の記録中の状態でないと判断
    した場合に、次のコンソール表示の監視を継続すること
    を特徴とする請求項1記載の故障予測監視システム。
  5. 【請求項5】 上記コンソール表示監視手段は、上記コ
    ンピュータシステム立ち上げ開始のメッセージが表示さ
    れておらず、かつ、上記表示情報記憶手段による上記表
    示データおよび上記時刻情報の上記表示情報ファイルへ
    の記録が行なわれていない状態において、上記コンピュ
    ータシステム立ち上げ開始のメッセージを検出すること
    により上記記録開始の指示の出力を行ない、上記システ
    ム立ち上げ終了のメッセージを検出することにより上記
    記録終了の指示の出力を行なうことを特徴とする請求項
    1記載の故障予測監視システム。
  6. 【請求項6】 上記コンソール表示監視手段は、上記表
    示比較手段による上記表示内容の差分あるいは上記表示
    間隔の時間差がないとの判断時に次のコンソール表示の
    監視を継続することを特徴とする請求項1記載の故障予
    測監視システム。
  7. 【請求項7】 上記表示情報比較手段は、上記差分情報
    ファイルに待避させた上記全表示データを発生頻度検査
    手段に対して発生情報ファイルに記憶させることを特徴
    とする請求項1記載の故障予測監視システム。
  8. 【請求項8】 上記発生頻度検査手段は、上記差分情報
    ファイルに同一内容の表示データが記憶されている場合
    には上記発生情報ファイルに発生回数の発生情報の記憶
    のみを行うことを特徴とする請求項7記載の故障予測監
    視システム。
  9. 【請求項9】 上記差分情報通報手段は、上記発生頻度
    検査手段により上記発生情報ファイルに記憶した発生情
    報を上記保守センタに通知することを特徴とする請求項
    8記載の故障予測監視システム。
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