JP3269895B2 - 無機板状体の塗膜評価方法 - Google Patents
無機板状体の塗膜評価方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は塗装が施されている無機
板状体の塗膜の付着性を評価する方法に関するものであ
る。
板状体の塗膜の付着性を評価する方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】美観や耐候性，耐水性の点から無機板状
体に塗装を施す例が多い。例えば、屋根瓦にしても従来
の焼き物の瓦に代わって、最近はカラフルなスレート瓦
が使われることが多くなった。瓦は寒暖や雨，紫外線，
ほこりなど気候条件の厳しいところで使われるものなの
で、その塗膜の付着性は重要な問題である。
体に塗装を施す例が多い。例えば、屋根瓦にしても従来
の焼き物の瓦に代わって、最近はカラフルなスレート瓦
が使われることが多くなった。瓦は寒暖や雨，紫外線，
ほこりなど気候条件の厳しいところで使われるものなの
で、その塗膜の付着性は重要な問題である。
【０００３】そこでこの塗膜の付着性の測定方法とし
て、一般に、ＪＩＳ−Ｋ５４００に基づく以下の３つの
方法が実施されている。 (1) 碁盤目法 試験片上の塗膜を貫通して素地面に達する切り傷を碁盤
目状に付けたときに生じる塗膜の付着状態を目視によっ
て観察する。 (2) 碁盤目テープ法 試験片上の塗膜を貫通して、素地面に達する切り傷をカ
ッターナイフで碁盤目状に付け、この碁盤目の上に粘着
テープを貼り、剥がした後の塗膜の付着状態を目視によ
って観察する。 (3) Ｘカットテープ法 試験片の上に塗膜を貫通して、素地面に達するＸ状の切
り傷（Ｘカット）をカッターナイフで付け、その上に粘
着テープを貼りつけてから引き剥がし、素地または塗膜
間の付着性の優劣を目視によって調べる。
て、一般に、ＪＩＳ−Ｋ５４００に基づく以下の３つの
方法が実施されている。 (1) 碁盤目法 試験片上の塗膜を貫通して素地面に達する切り傷を碁盤
目状に付けたときに生じる塗膜の付着状態を目視によっ
て観察する。 (2) 碁盤目テープ法 試験片上の塗膜を貫通して、素地面に達する切り傷をカ
ッターナイフで碁盤目状に付け、この碁盤目の上に粘着
テープを貼り、剥がした後の塗膜の付着状態を目視によ
って観察する。 (3) Ｘカットテープ法 試験片の上に塗膜を貫通して、素地面に達するＸ状の切
り傷（Ｘカット）をカッターナイフで付け、その上に粘
着テープを貼りつけてから引き剥がし、素地または塗膜
間の付着性の優劣を目視によって調べる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法
は、いずれも、試料の塗膜の剥離の状態を目視によって
調べるので、評価に主観が入って個人差が出る上、非能
率的であった。
は、いずれも、試料の塗膜の剥離の状態を目視によって
調べるので、評価に主観が入って個人差が出る上、非能
率的であった。
【０００５】本発明は、上記の問題点にかんがみて提案
されたもので、塗膜の付着性を客観的に能率的に求める
ことができる無機板状体の塗膜評価方法を提案すること
を目的としている。
されたもので、塗膜の付着性を客観的に能率的に求める
ことができる無機板状体の塗膜評価方法を提案すること
を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の無機板状体の塗膜評価方法においては、無
機板状体に施された塗膜に粘着テープを貼り付ける貼付
工程と、粘着テープとその付近の塗膜を撮像するテープ
撮像工程と、このテープ撮像工程で得られた画像を画素
ごとに２値化して粘着テープの面積を計測するテープ面
積計測工程と、粘着テープを引き剥がす剥がし工程と、
粘着テープが引き剥がされた部分を撮像する剥離撮像工
程と、この剥離撮像工程で得られた画像を画素ごとに２
値化して塗膜剥離面積を計測する剥離面積計測工程と、
計測された前記２つの面積値を取り出してこれらを比較
計算する評価工程と、を備えるという手段を用いた。
に、本発明の無機板状体の塗膜評価方法においては、無
機板状体に施された塗膜に粘着テープを貼り付ける貼付
工程と、粘着テープとその付近の塗膜を撮像するテープ
撮像工程と、このテープ撮像工程で得られた画像を画素
ごとに２値化して粘着テープの面積を計測するテープ面
積計測工程と、粘着テープを引き剥がす剥がし工程と、
粘着テープが引き剥がされた部分を撮像する剥離撮像工
程と、この剥離撮像工程で得られた画像を画素ごとに２
値化して塗膜剥離面積を計測する剥離面積計測工程と、
計測された前記２つの面積値を取り出してこれらを比較
計算する評価工程と、を備えるという手段を用いた。
【０００７】ここで、本発明における粘着テープの接着
力（破壊面積）は、７５％以上が好ましい。７５％以下
の場合には、測定対象物の塗膜の付着力を十分に評価す
ることができない場合がある。なお、粘着テープの接着
力測定はＪＩＳ−Ｚ０２１８に基づいて行われる。ま
た、粘着テープの貼り付け面積は、５cm2以下では測定
対象物の塗膜の付着力の差を十分に評価することができ
なくなるおそれがあり、３０cm2以上では測定装置が大
きなものとなるので、５cm2から３０cm2程度が好まし
い。
力（破壊面積）は、７５％以上が好ましい。７５％以下
の場合には、測定対象物の塗膜の付着力を十分に評価す
ることができない場合がある。なお、粘着テープの接着
力測定はＪＩＳ−Ｚ０２１８に基づいて行われる。ま
た、粘着テープの貼り付け面積は、５cm2以下では測定
対象物の塗膜の付着力の差を十分に評価することができ
なくなるおそれがあり、３０cm2以上では測定装置が大
きなものとなるので、５cm2から３０cm2程度が好まし
い。
【０００８】
【作用】本発明の無機板状体の塗膜評価方法において
は、先ず、貼付工程で塗装が施されている無機板状体の
表面に粘着テープを貼り付ける。次に、テープ撮像工程
で粘着テープとその付近の塗膜を撮像し、テープ面積計
測工程でその画像を一定の閾値を定めて画素ごとに２値
化して、粘着テープの面積を計測する。その後、剥がし
工程で粘着テープを規定の方法で引き剥がす。この時、
無機板状体への付着性に欠ける塗膜部分では、粘着テー
プを引き剥がすとテープに付いて塗膜が剥離する。続い
て、粘着テープを引き剥がした部分を剥離撮像工程で撮
像し、剥離面積計測工程でこの画像をもとに一定の閾値
を定めて画素ごとに２値化して、塗膜が剥離して無機板
状体の地が見えている部分の面積を計測する。最後に、
評価工程で、計測された２つの面積値を上記のそれぞれ
の工程から取り出し、比較計算して塗膜の付着性を評価
する。
は、先ず、貼付工程で塗装が施されている無機板状体の
表面に粘着テープを貼り付ける。次に、テープ撮像工程
で粘着テープとその付近の塗膜を撮像し、テープ面積計
測工程でその画像を一定の閾値を定めて画素ごとに２値
化して、粘着テープの面積を計測する。その後、剥がし
工程で粘着テープを規定の方法で引き剥がす。この時、
無機板状体への付着性に欠ける塗膜部分では、粘着テー
プを引き剥がすとテープに付いて塗膜が剥離する。続い
て、粘着テープを引き剥がした部分を剥離撮像工程で撮
像し、剥離面積計測工程でこの画像をもとに一定の閾値
を定めて画素ごとに２値化して、塗膜が剥離して無機板
状体の地が見えている部分の面積を計測する。最後に、
評価工程で、計測された２つの面積値を上記のそれぞれ
の工程から取り出し、比較計算して塗膜の付着性を評価
する。
【０００９】
【実施例】以下に本発明を、実施例を示した図面に基づ
いて、詳細に説明する。図１は本発明の無機板状体の塗
膜評価方法に使用する装置の構成図，図２は本発明のフ
ローチャートである。
いて、詳細に説明する。図１は本発明の無機板状体の塗
膜評価方法に使用する装置の構成図，図２は本発明のフ
ローチャートである。
【００１０】図１において、１はセメント成形物２の表
面に塗膜３を施した屋根材，４は塗膜３の表面に貼り付
けた粘着テープ，５はＣＣＤ白黒カメラ，６はカメラ５
の出力を受けて処理する画像処理回路，７はその面積値
データを比較計算する評価回路、８はカメラの光源であ
る。
面に塗膜３を施した屋根材，４は塗膜３の表面に貼り付
けた粘着テープ，５はＣＣＤ白黒カメラ，６はカメラ５
の出力を受けて処理する画像処理回路，７はその面積値
データを比較計算する評価回路、８はカメラの光源であ
る。
【００１１】以下、本願発明の実施例の手順を図２のフ
ローチャートに従って説明する。先ず、ステップＳ１の
貼付工程で、塗膜３の上に粘着テープ４を、間に空気が
入らないよう消しゴムでこすってていねいに貼り付け
る。そして、ステップＳ２のテープ撮像工程では、塗膜
３を上に向けて、カメラ５のレンズの真下にその光軸に
対して垂直に置く。この時、粘着テープ４がカメラ５の
画像枠に入っていることを確認する。そして、カメラ５
は塗膜３と粘着テープ４を撮像して、その画像を画像処
理回路６に送りだす。
ローチャートに従って説明する。先ず、ステップＳ１の
貼付工程で、塗膜３の上に粘着テープ４を、間に空気が
入らないよう消しゴムでこすってていねいに貼り付け
る。そして、ステップＳ２のテープ撮像工程では、塗膜
３を上に向けて、カメラ５のレンズの真下にその光軸に
対して垂直に置く。この時、粘着テープ４がカメラ５の
画像枠に入っていることを確認する。そして、カメラ５
は塗膜３と粘着テープ４を撮像して、その画像を画像処
理回路６に送りだす。
【００１２】ここで、ステップＳ３とステップＳ６の２
つの面積計測工程のフローチャートを図３に示す。ステ
ップＳ１１で画像処理回路６はカメラ５から原画像を受
け、ステップＳ１２で計測対象の画像の枠を定め、ステ
ップＳ１３で枠内の画素ごとの明度の画像データを一定
の閾値で２つに分ける。つまり、対象の画像を画素ごと
に明部（例えば１）と暗部（例えば０）の２値に分ける
のである。次のステップＳ１４では、２値に分けられた
データから対象になる面積値（ステップＳ３ではテープ
面積Ｓａ，ステップＳ６では剥離面積Ｓｂ）を求め、ス
テップＳ１５で画像処理回路６内に記憶させておく。
つの面積計測工程のフローチャートを図３に示す。ステ
ップＳ１１で画像処理回路６はカメラ５から原画像を受
け、ステップＳ１２で計測対象の画像の枠を定め、ステ
ップＳ１３で枠内の画素ごとの明度の画像データを一定
の閾値で２つに分ける。つまり、対象の画像を画素ごと
に明部（例えば１）と暗部（例えば０）の２値に分ける
のである。次のステップＳ１４では、２値に分けられた
データから対象になる面積値（ステップＳ３ではテープ
面積Ｓａ，ステップＳ６では剥離面積Ｓｂ）を求め、ス
テップＳ１５で画像処理回路６内に記憶させておく。
【００１３】テープ面積計測工程のステップＳ１５に引
き続き、ステップＳ４の剥がし工程で、粘着テープ４の
端を持って塗面に垂直にして瞬間的に引き剥がし、ステ
ップＳ５の剥離撮像工程で剥がした後の部分をカメラ５
で撮影して画像処理回路６に出力する。次のステップＳ
６の剥離面積計測工程では画像処理回路６が、上記のよ
うにステップＳ１１からステップＳ１５の処理をする。
ステップＳ７の評価工程では、先にステップＳ３で記憶
されているテープ面積値Ｓａと、ステップＳ６で記憶さ
れている塗膜剥離面積値Ｓｂを画像処理回路６から取り
出し、塗膜剥離面積比率を出力する。その計算式は以下
のとおりである。 塗膜剥離面積比率（％）＝（Ｓｂ／Ｓａ）×１００
き続き、ステップＳ４の剥がし工程で、粘着テープ４の
端を持って塗面に垂直にして瞬間的に引き剥がし、ステ
ップＳ５の剥離撮像工程で剥がした後の部分をカメラ５
で撮影して画像処理回路６に出力する。次のステップＳ
６の剥離面積計測工程では画像処理回路６が、上記のよ
うにステップＳ１１からステップＳ１５の処理をする。
ステップＳ７の評価工程では、先にステップＳ３で記憶
されているテープ面積値Ｓａと、ステップＳ６で記憶さ
れている塗膜剥離面積値Ｓｂを画像処理回路６から取り
出し、塗膜剥離面積比率を出力する。その計算式は以下
のとおりである。 塗膜剥離面積比率（％）＝（Ｓｂ／Ｓａ）×１００
【００１４】次に、以下のとおりの組成の無機板状体，
その他を用意し、本願発明の具体的な設定を記す。先
ず、無機板状体としてのセメント成形物２は、普通ポル
トランドセメント（小野田セメント社製）１００重量
部，珪砂（平均粒径１００μｍ，真比重２．８）５０重
量部，ビニロン繊維（繊維径５デニール，繊維長６ｍ
ｍ）２重量部，ヒドロキシプロピルメチルセルロース
（信越化学社製：品番９０ＳＨ−４０００）１重量部
に、水５０重量部をそれぞれ配合したものである。そし
て、その塗装された塗膜３は大日本塗料社製のアクリル
系塗料で、セメント成形物２に塗装後５分間１２０°Ｃ
で乾燥され、その厚さは仕上がりで２０μｍのものであ
る。また、粘着テープ４は、積水化学工業社製セキスイ
布テープNO.６００で幅は１０mm，長さは１５０mmの大
きさである。この粘着テープ４を、塗膜３の表面に上記
のようにして貼付してから５分後に剥がし、塗膜３の剥
離状態を調べる。ここで、セメント成形物２・粘着テー
プ４の表面の明度は、塗膜３の表面の明度とはっきり区
別できるものである。
その他を用意し、本願発明の具体的な設定を記す。先
ず、無機板状体としてのセメント成形物２は、普通ポル
トランドセメント（小野田セメント社製）１００重量
部，珪砂（平均粒径１００μｍ，真比重２．８）５０重
量部，ビニロン繊維（繊維径５デニール，繊維長６ｍ
ｍ）２重量部，ヒドロキシプロピルメチルセルロース
（信越化学社製：品番９０ＳＨ−４０００）１重量部
に、水５０重量部をそれぞれ配合したものである。そし
て、その塗装された塗膜３は大日本塗料社製のアクリル
系塗料で、セメント成形物２に塗装後５分間１２０°Ｃ
で乾燥され、その厚さは仕上がりで２０μｍのものであ
る。また、粘着テープ４は、積水化学工業社製セキスイ
布テープNO.６００で幅は１０mm，長さは１５０mmの大
きさである。この粘着テープ４を、塗膜３の表面に上記
のようにして貼付してから５分後に剥がし、塗膜３の剥
離状態を調べる。ここで、セメント成形物２・粘着テー
プ４の表面の明度は、塗膜３の表面の明度とはっきり区
別できるものである。
【００１５】対象物が無機板状体の場合には、切り傷を
付けると塗膜が付着したまま素地が剥がれるので、塗膜
と無機板状体表面の付着性を正確に計ることはできなか
ったが、この方法によれば、無機板状体に傷を付けるこ
とがないので正確に測ることができる。また、切り傷を
付ける時間が短縮できる。さらに、貼付工程と剥がし工
程を機械化することによって、生産ラインの途中でも付
着性の評価ができ、不良品の発生を早く発見できる。
付けると塗膜が付着したまま素地が剥がれるので、塗膜
と無機板状体表面の付着性を正確に計ることはできなか
ったが、この方法によれば、無機板状体に傷を付けるこ
とがないので正確に測ることができる。また、切り傷を
付ける時間が短縮できる。さらに、貼付工程と剥がし工
程を機械化することによって、生産ラインの途中でも付
着性の評価ができ、不良品の発生を早く発見できる。
【００１６】本実施例では、面積の区別認識に明度差を
利用したが、塗膜と無機板状体と粘着テープの色相を変
え、カラーカメラと色フィルタを用いて、塗膜剥離部分
と塗膜部分，粘着テープと塗膜を区別認識させてもよ
い。
利用したが、塗膜と無機板状体と粘着テープの色相を変
え、カラーカメラと色フィルタを用いて、塗膜剥離部分
と塗膜部分，粘着テープと塗膜を区別認識させてもよ
い。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、目視検
査の代わりに撮像し計測する工程を用いることにより、
測定者による判断のばらつきもなくすことができるの
で、評価が客観的で、より正確になる。さらに、非熟練
者でも容易に実施でき、能率的で、評価に要する時間を
大幅に短縮できる。
査の代わりに撮像し計測する工程を用いることにより、
測定者による判断のばらつきもなくすことができるの
で、評価が客観的で、より正確になる。さらに、非熟練
者でも容易に実施でき、能率的で、評価に要する時間を
大幅に短縮できる。
【図１】本発明の無機板状体の塗膜評価方法の実施例の
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図２】本発明の実施例のフローチャートである。
【図３】面積計測工程の詳細なフローチャートである。
１ 屋根材 ２ セメント成形物（無機板状体） ３ 塗膜 ４ 粘着テープ ５ カメラ ６ 画像処理回路 ７ 評価回路 Ｓａ テープ面積 Ｓｂ 剥離面積
Claims (1)
- 【請求項１】無機板状体に施された塗膜に粘着テープを
貼り付ける貼付工程と、粘着テープとその付近の塗膜を
撮像するテープ撮像工程と、このテープ撮像工程で得ら
れた画像を画素ごとに２値化して粘着テープの面積を計
測するテープ面積計測工程と、粘着テープを引き剥がす
剥がし工程と、粘着テープが引き剥がされた部分を撮像
する剥離撮像工程と、この剥離撮像工程で得られた画像
を画素ごとに２値化して塗膜の剥離面積を計測する剥離
面積計測工程と、計測された２つの面積値を取り出して
これらを比較計算する評価工程と、を備えていることを
特徴とする無機板状体の塗膜評価方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27055193A JP3269895B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 無機板状体の塗膜評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27055193A JP3269895B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 無機板状体の塗膜評価方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07120242A JPH07120242A (ja) | 1995-05-12 |
| JP3269895B2 true JP3269895B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=17487758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27055193A Expired - Fee Related JP3269895B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 無機板状体の塗膜評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3269895B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000094540A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-04-04 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルトのゴム滲み測定方法 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27055193A patent/JP3269895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07120242A (ja) | 1995-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |