JP3269562B2 - 殺微生物剤と防腐剤としてのハロゲン化4´−メトキシアセトフェノン類 - Google Patents

殺微生物剤と防腐剤としてのハロゲン化4´−メトキシアセトフェノン類

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Description

【発明の詳細な説明】 技術的背景 本発明は、殺微生物剤および防腐剤としての2,3′−
ジハロ−4′−メトキシアセトフェノンや2,2,3′−ト
リハロ−4′−メトキシアセトフェノン等のハロゲン化
4′−メトキシアセトフェノン類の使用に関する。
多数の商業上、産業上、農業上の製品および木材製品
は微生物学的な攻撃を受けてそれらの製品の経済的価値
を減少し又は破壊する。これらの製品は比較的大量の水
を含む場合が多い。崩壊を受ける物質の例には、表面の
被覆層、木材、農業の種子、皮革、編織布およびプラス
チック(軟質プラスチックを含む)がある。微生物の攻
撃を受ける水性のシステムとして販売されている製品の
例は、ラテックス、界面活性剤、分散剤、安定剤、増粘
剤、接着剤、澱粉、ワックス、蛋白質、乳化剤、洗剤、
セルロース製品、及び樹脂である。これらの水性の製品
は、一般に有機物質を含み、水溶液、乳濁液または懸濁
液に処方される。特殊な水性製品は水性ペイントと金属
工作用流体である。
これらの製品が貯蔵される温度とそれらの固有の特性
が、これらの製品を微生物の生長に影響され易くしてい
る。これらの微生物は、空気、タンク、パイプ、装置、
及び人間との接触によって製品の製造段階で;及び/又
は製品の使用中に包装された製品を何回も開けたり閉め
たりする間に;又は材料を撹拌したり内容物を取り出す
間に汚染物質が入り込むことにより導入され得る。
有機物質を含む水性系の微生物による分解は、それ自
身で粘度低下、ガスの発生、不愉快な悪臭、pHの低下、
エマルションの破壊、色の変化、及びゲル化などのよう
な種々の問題となって現れ得る。この分解はしばしば系
をその希望する用途に無効なものにする。
水が関与する産業プロセスシステムの中で起こる別の
不愉快な現象はスライムの発生である。スライムは微生
物、繊維および破片のマット状の堆積物から成る。それ
はネバネバした繊維状のもの、糊状のもの、弾力性のあ
るゴム状のもの、タピオカに似たもの、又は硬いもので
あったりする;それはスライムが発生している液体懸濁
液のそれとは異なる特有の臭気を持つことがある。第一
に、スライム形成に関与する微生物は胞子−形成性と非
胞子−形成性の細菌の異なる種、特に細胞を覆い隠す又
は包み込むゼラチン状の物質を分泌する細菌のカプセル
に包まれた型式の細菌種である。スライム微生物はま
た、フィラメント状の細菌、カビ形式の糸状菌、酵母
菌、及び酵母に類似の有機体も含む。スライムは紙の製
造などの工業プロセスで製品の収量を減少させ、そして
水系で閉塞(詰まり)その他の問題を引き起こす。
臭素化されたアセトフェノンを含む化合物は殺微生物
剤として文献には以前から知られている。例えば、米国
特許第3,354,033号はスライムコントロール剤として2
−ブロモアセトフェノンの使用を記述している。東独特
許DD第209,716号は殺真菌剤として2,2−ジハロアセトフ
ェノンの幾つかを記述している。しかしながら、4′−
環位置にメトキシ基、別の環位置にハロゲン、そして1
−位置にハロゲン化アセチル基を有するアセトフェノン
誘導体の殺微生物剤としての性質は従来の文献には記述
されていない。
発明の開示 本発明の一つの目的は、水性系における微生物の生長
を抑制することである。第二の目的は、水性系における
スライム形成を抑制することである。第三の目的は、微
生物によって悪影響を受けやすい物質又は表面の上の微
生物の生長を抑制することである。
これらの目的は式Iのパロゲン化4′−メトキシアセ
トフェノン: (但し、上記の式で Xはハロゲン; Yはハロゲン;そして nは1又は2である):7 を下記の方法の一つで使用することによって達成され
る:即ち、 少なくとも一種の微生物の生長を抑制するのに有効な
量で式Iのハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを
水性系に添加する段階から成る水性系の中の微生物の生
長を抑制する方法; スライムの生長を抑制するのに有効な量で式Iのハロ
ゲン化4′−メトキシアセトフェノンを水性系に添加す
る段階から成る水性系の中のスライム形成を抑制する方
法;及び 少なくとも一種の微生物の生長を抑制するのに有効な
量で式Iのハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを
物体に施用する段階から成る物体上の微生物の生長を抑
制する方法である。
本発明の目的は、式Iのハロゲン化4′−メトキシア
セトフェノンの有効量と有機溶剤とから成る殺生剤を用
いても達成される。
本発明のその他の付加的な目的と有利性は、以下の記
述の中に述べられ、一部は発明の記述から自ずから明ら
かになるか、又は本発明の実施によって学ぶことができ
るだろう。本発明の目的と有利性は「請求の範囲」に特
に指摘される組み合わせの手段によって実現され達成さ
れるだろう。
本発明の実施のための最適な態様 ハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンは文献に記
載されている方法を用いて調製することができる。例え
ば、Chem.Ber.90巻,1922〜8頁(1957)に記載されてい
るKarl W.RosemundとKlaus Pfroepfferの研究論文に
は、クロロホルムの中で4′−メトキシアセトフェノン
を臭素で処理して2,2,3′−トリブロモ−4′−メトキ
シアセトフェノンを調製する方法が記述されている。別
のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノン類は、4′
−メトキシアセトフェノンから出発し、一定の環の位置
でハロゲン化し、次に、文献の方法に従うアセチル側鎖
上に希望するハロゲン化を行うことによって調製され
る。通常の熟練度を持つ人によって理解されるように、
希望する最終製品を得る同等の如何なる方法も使用でき
る。
以下に記述するように、本発明に使用する化合物は式
Iのハロゲン4′−メトキシアセトフェノンである: 但し上の式でXはハロゲン;nは1又は2;そしてYはハ
ロゲンである。好ましくはXとYは夫れ夫れ塩素、臭素
および沃素から選ばれる。本発明で使用される式Iのハ
ロゲン化4′−メトキシアセトフェノンの例は: 2,3′−ジクロロ−4′−メトキシアセトフェノン; 2,3′−ジブロモ−4′−メトキシアセトフェノン; 2,3′−ジヨード−4′−メトキシアセトフェノン; 2−ブロモ,3′−クロロ−4′−メトキシアセトフェ
ノン; 2−クロロ,3′−ブロモ−4′−メトキシアセトフェ
ノン; 2−クロロ,3′−ヨード−4′−メトキシアセトフェ
ノン; 2−ブロモ,3′−ヨード−4′−メトキシアセトフェ
ノン; 2−ヨード,3′−クロロ−4′−メトキシアセトフェ
ノン; 2,2,3′−トリブロモ−4′−メトキシアセトフェノ
ン; 2,2,3′−トリヨード−4′−メトキシアセトフェノ
ン; 2,2−ジクロロ,3′−ブロモ−4′−メトキシアセト
フェノン; 2,2−ジブロモ,3′−クロロ−4′−メトキシアセト
フェノン; 2,2−ジブロモ,3′−ヨード−4′−メトキシアセト
フェノン;及び 2,2−ジクロロ,3′−ヨード−4′−メトキシアセト
フェノン。
式Iの化合物のうち、2,3′−ジブロモ−4′−メトキ
シアセトフェノンと2,2,3′−トリブロモ−4′−メト
キシアセトフェノンが、本発明に従って使用するのに好
ましい化合物である。
ハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンが水性系の
中の微生物の生長を抑制するのに有用であることが見い
出された。このように本発明は、少なくとも一種の微生
物の生長を抑制するのに有効な量でハロゲン化4′−メ
トキシアセトフェノンを水性系に添加する段階から成る
水性系の中の少なくとも一つの微生物の生長を抑制する
方法に関する。代表的な水性系は前述したように水溶
液、乳濁液および懸濁液である。具体的な水性系には、
水性のペイントと金属工作用流体がある。
ハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンは、水性系
の中のスライム発生を抑制するのにも有用であることが
見い出された。従って、本発明は、スライムの形成を抑
制するのに有効な量でハロゲン化4′−メトキシアセト
フェノンを水性系に添加する段階から成る水性系の中の
スライムの形成を抑制する方法にも関する。この方法は
パルプスラリー又は冷却水装置で用いられる液体などの
水性系に有効である。
本発明によるハロゲン化4′−メトキシアセトフェノ
ンの更に別の用途は、微生物または微生物の代謝物によ
る劣化または醜化によって影響を受け易い物質の少なく
とも一種の微生物の生長を抑制する方法に在る。この方
法は、少なくとも一種の微生物の生長を抑制するのに効
果的な量でハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを
物質に施用する又は物質に混ぜる段階から成る。この方
法は、木材、表面の被覆層(即ち、ペンキの皮膜)、皮
革製品、編織布、農業の種子、人工の又は天然産のポリ
マー(軟質プラスチックを含む)等の物質の上に有効で
ある。表面上の微生物の生長を抑制するこの方法は、最
高で5年または5年以上の長期間に亙って所望の抑制効
果を達成する。生長が抑制される微生物には真菌類が含
まれる。
本発明はまた式Iのハロゲン化4′−メトキシアセト
フェノンの有効量と有機溶剤から成る殺生剤組成物に関
する。殺生剤組成物は、当該技術に知られるように界面
活性剤、消泡剤、乳化剤などの他の添加物を含むことが
できる。ハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを含
む殺生剤組成物は上述の方法のいずれにおいても使用す
ることができる。
本発明によれば、少なくとも一種の微生物の生長また
はスライム形成の抑制は、その生長または形成の防止お
よび/または減少の双方を包含する。従って、例えば水
性流体の中の少なくとも一種の微生物の生長の抑制は、
まず第一にそのような生長を防止し、若しもそのような
生長が既に起きていたならばそれ以上の生長を防止し、
及び/又は既存の生長量を減少させることによって達成
することができる。
殺微生物剤としてのハロゲン化4′−メトキシアセト
フェノンの使用は在来の市販の殺微生物剤に優る多くの
有利性を持っている。化合物は、容器に入っているペン
キの他にペンキを塗った表面に適用した後の両方の防腐
に使用するのに優れた殺微生物剤である。これらの化合
物は広いpH範囲(3〜11)に亙って加水分解安定性があ
り、ラテックス系と油性系の両方に使用することができ
る。化合物は多くの溶剤に可溶であり、従って使用に便
利なように容易に希釈することができる。化合物の持つ
相溶性、無色に近い色合い、有効性は、人工の又は天然
産のポリマーの中で殺微生物剤として使用するのに、又
木材、紙、又はその他の物質などに含浸したり又はその
表面に塗布するのを有利にする。
ハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンは、勿論い
ろいろなやり方で施用できる。例えば、被覆塗料または
組成物に配合したり、粉末希釈材と混合してダスト(粉
塵)として散布したり、溶剤に溶解し又は水に乳化して
次に非溶剤に分散した液として施用できる。所望の具体
的な用途が一般に施用方法を指示するだろう。
希望する結果を得るために必要な活性化合物の有効量
又はパーセンテージは、幾分かは保護すべき支持体、藻
類、細菌又は真菌類の生長状態、及び希望する保護の程
度に依存して変化するだろう。表面または物質の処理の
場合は、本発明によるハロゲン化4′−メトキシアセト
フェノンの濃度は、一般に施用される組成物中の約0.00
01%〜4%(重量/重量)、好ましくは0.0001%〜0.2
%、更に好ましくは0.0005%〜0.005%の範囲にある。
水性系の場合は、活性化合物の好ましい有効量は水性系
の20ppm〜5000ppm、より好ましくは250ppm〜2000ppmの
範囲である。水性液体中のスライムの生成を防止するの
に有効なハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンの量
は、水性液体の1ppm〜200ppm、より好ましくは5ppm〜25
ppmの範囲にある。
本発明の本質を例証する為に以下の実施例を与える。
しかしながら、本発明は此れらの実施例中に述べられる
特定の条件または詳細に限定されないことを理解すべき
である。実施例の中で、好ましい化合物2,3′−ジブロ
モ−4′−メトキシアセトフェノンと2,2,3′−トリブ
ロモ−4′−メトキシアセトフェノンを夫れ夫れ化合物
1と2として略称する。
実施例 1 顔料として二酸化チタンと炭酸カルシウム、アクリル
樹脂のエマルジョン、分散剤、及び増粘剤としてヒドロ
キシエチルセルロースを配合して新たに調製した水性ペ
ンキの中で化合物1と2の防腐剤の効果を決定した。こ
のペンキのpHは大凡9.0であった。試験は次のように行
った: 化合物1と2を別々に完成したアクリルラテックスペ
イントにペンキの250ppm〜2000ppmの範囲の濃度で個々
に添加した。大凡1.5x106有機体/ミリリットルの濃度
で緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、腸内細菌(Ente
robacter aerogenes)、及び枯草菌(Bacillus subtilu
s)を含む1.0ミリリットルのペンキを用いて、100グラ
ムの試験ペンキのサンプルを、最初そして第3週と第6
週の終わりに、3回−挑戦、9−週試験に挑戦させた。
激しく震盪した後に接種したペンキを28℃で培養した。
ペンキ中の細菌の生長を、各挑戦後1日、2日、3日、
7日及び21日の間隔で平板上の栄養寒天培地に各試験ペ
ンキのサンプルを画線することによって監視した。画線
した平板を37℃で培養し、24時間後に細菌の生長を検査
した(挑戦1)。同じ接種したペンキの二番目のサンプ
ルに21日の終わりに再挑戦させ(挑戦2)、42日の終わ
りに再び挑戦させた(挑戦3)。得られた結果を表1に
示す。試験の評点“0"は生長が観察されなかったことを
示し、“+”は10以下の集落(コロニー)が観察された
ことを示し、そして“++”は10又はそれ以上の集落が
観察されたことを示す。
実施例 2 米国特許第2,881,070号の明細書の5欄、12行から6
欄、53行に亙って詳細に記述されたパルプ支持体の方法
によって化合物1と2を試験した。該特許第2,881,070
号の開示を参考として特に茲に本明細書に組み入れる。
その試験法に述べられているように、80%又はそれ以上
の殺菌のパーセンテージは極度に有用な組成物であるこ
とを表すが、パーセンテージの高い殺菌率が必ずしもベ
ター又はより望ましいことにはならない。試験にはpH7.
0と8.0に緩衝されたパルプ支持体中の腸内細菌と緑膿菌
を利用した。結果は表2に示す。
上の表から分かるように、化合物1と2は中性とアル
カリ性のpHの両方で良い殺菌剤である。
実施例 3 黒色コウジカビ(Aspergillus niger)に対する化合
物1と2の生長抑制活性を評価した。実施例2のパルプ
支持体方法の変法を使用した。
試験生物として真菌類を用いる時は、真菌類の生長を
許すようにパルプ支持体の試験法を修正する。パルプ支
持体は0.26パーセントの硝酸ナトリウムと0.64パーセン
トの麦芽糖(工業銘柄)の添加によって栄養価を高めた
1重量パーセント(乾燥基準)の木材繊維を含むスプル
ース(唐檜)砕木パルプの水性スラリーから成る。栄養
価を高めた砕木パルプのスラリーの40グラム部分を金属
キャップを緩着した250mLのエルレンマイヤーフラスコ
に添加し、次いで滅菌した。それから下記の物質の各を
表記した順番にフラスコに添加した: (1) 下文に指定した総てのその後の添加(試験真菌
の胞子および/または菌糸体の砕片の水性懸濁液を用い
た接種を含む)した後に、夫れ夫れ個々の場合に必要と
される殺菌した脱イオン水を添加して各フラスコの内容
物の全重量を50グラムに合わせた。
(2) ロジンサイズの2.0重量パーセントの殺菌溶液
1ミリリットル。ロジンサイズは大凡20〜20パーセント
の遊離ロジンと30パーセントの水を含むロジンのペース
ト状のナトリウム石鹸である。適当なロジンサイズは、
ミシガン州のカラマズーに在るHercules Inc.,の製紙化
学部門によって製造されるロジンサイズ70Dとして知ら
れるような物である。
(3)各試験で評価しようとするトキシカントまたは対
照薬剤の溶液(重量ppmで所望の濃度を与える)。
(4) 支持体をpH4.5〜5.0に調節する為の緩衝塩の殺
菌溶液(酸性フタル酸カリウムと水酸化ナトリウムの0.
2モル溶液から調製)。緩衝剤混合物は、米国特許第2,8
81,070号に示された手順に従って調製した。
(5) 試験菌の黒色コウジカビの胞子および/または
菌糸体の砕片の水性懸濁液の1ミリリットルから成る緩
衝剤。
試験真菌の接種物の懸濁液を添加した後、フラスコを
対照(トキシカントを含まない接種したパルプ支持体の
一部)の中で生長が起こるのに充分な時間30±1℃の温
度で恒温培養した。培養の慣例の期間は7日と14日とし
た。各の培養期間の後に生長を下記の鍵に基づいて記録
した: 4=優 3=良 2=可 1=不可、不充分、疑わしい 0=生長無し 結果を表3に示す。
実施例 4 化合物1と2の効果を決定する為に、環境実験室の中
にある内装被覆層の表面上のカビの生長に対する抵抗性
を決定する標準試験法、ASTM D3273−86を使用した。
本発明の化合物2.0gを10mLのアセトン/メタノールに
溶解して処理の準備をした。二つのタイプのペンキを使
用した:即ち、アルキド(Beckasol296−70を持つ自己
プライマー白色ペイント)とラテックス(自己プライマ
ーのアルキド−変性アクリルペイント)であった。各ペ
ンキの100グラムのサンプルに活性成分として夫れ夫れ
0.5%,0.25%,0.125%,O,062%又は0.031%となるよう
に2.5mL,1.25mL,0.625mL,0.312mL又は0.156mLを添加し
た。各サンプルを標準のペイントシェーカーを用いて5
分間激しく振盪させた。
2吋×4吋の大きさの乾燥した壁のブロックの前面と
総ての縁の上に個々の処理のペンキを二度塗りした。乾
燥後、裏側を透明なラテックスを用いて一度塗りした。
ブロックの一端にブロックの中程まで貫通する穴をあ
け、一回の処理毎に二つのブロックを環境実験室の中に
吊るした。
Aspergillus sp.,Aureobasidium sp.,Trichoderma s
p.,Penicillium sp.,及びChaetomiumu sp.の活性培養菌
を含む湿った注封土壌の皿を接種することによって環境
実験室の内装の攻撃的な性質をもたらした。環境実験室
は相対湿度を100%に、温度を32℃に保った。最終の観
察は4週間後(ラテックスで処理したブロック)又は8
週間後(アルキドペイントで処理したブロック)に行っ
た。
主観的な評価点を下記の基準に基づいて付与した: 10=カビの生長無し 9=極めて僅かなカビの生長あり 8=僅かな生長あり 7,6=僅か〜中程度の生長あり 5=防腐に失敗(広範囲の生長あり) 結果を表4に一覧表示する。
実施例 5 米国特許第2,881,070号の明細書の5欄、12行から6
欄、53行に亙って記述された基礎塩法(basal salts me
thod)を用いて細菌の生長に対して化合物1と2の効果
を試験した。同米国特許第2,881,070号を参考として茲
に本明細書に特に組み入れる。米国特許第2,881,070号
に記述されているように80%又はそれ以上の殺菌率は極
めて有用な殺微生物剤組成物であることを示すが、それ
以上殺菌率が高くても必ずしもベター又はより望ましい
ということにはならない。この試験の結果を表5に示
す。
実施例 6 クロレラ・ピレノイドサ(Chlorella pyrenoidosa)
に対する発明方法の生長−禁止活性をDifco Brothの中
で二つの異なるpH水準で評価した。培養液(broth)の
内容は次の通りであった: 化合物 グラム/リットル 硝酸ナトリウム 1.000 塩化アンモニウム 0.050 塩化カルシウム 0.058 硫酸マグネシウム 0.513 燐酸二カリウム 0.250 塩化第二鉄 0.003 藻類培地の40グラム部分を金属キャップを緩着した25
0mLのエルレンマイヤーフラスコに添加し、次いで殺菌
した。次に下記の物質の各をフラスコに下に列記した順
序で添加した: (1) 下に指定する総てのその後の添加した後に各フ
ラスコの内容物の全重量を50グラムにするのに必要な殺
菌した藻類培地。
(2) 重量ppm単位で表して所望の濃度を与える、各
試験で評価しようとするトキシカントの溶液又は対照薬
剤の溶液。
(3) 14日後に対照実験で優れた生長を与えるに足る
量の藻類クロレラ ピレノイドサ(Chlorella pyrenoid
osa)。これは豊かに繁茂した14日の培養液の1ミリリ
ットルを添加することによって行った。クロレラピレノ
イドサの培養液はAmerican Type Culture Collection
(ATCC)登録番号7516から入手した。
対照実験はトキシカントを入れないで行った。殺藻剤
の試験では、栄養素の中での藻の生長は豊かな緑色であ
り、肉眼でもはっきりと認めることができる。この実施
例での最小抑止濃度とは生長が完全に抑止されるような
濃度である以上、試験結果の評価は主観的なものではな
い。
試験藻類の接種物を添加した後、フラスコを250フィ
ート燭の光度の蛍光灯の照明(8時間の光、16時間の暗
闇)の下に28℃±2℃の温度で、対照実験(トキシカン
トを含まない培地のそれらの部分)の中で生長するのに
十分な時間、恒温培養した。7日の間隔で生長を観察し
た。最小抑止濃度は28日後に完全に生長を防止した濃度
である。結果を表6に要約する。
硫酸塩還元細菌のデスルホビブリオ デスルフリカン
ス(Desulfovibrio desulfuricans)に対する化合物1
と2の有効性をアメリカ石油協会が推薦する方法(方法
API Rp38)を用いて決定した。
静菌剤試験に用いた硫酸塩−還元剤培地の組成は下記
のとおりである: 乳酸ナトリウム、USP 4.0mL 酵母菌抽出物 1.0g アスコルビン酸 0.1g MgSO4・7H20 0.2g K2HPO4(無水) 0.01g Fe(SO4(NH4・6H20 0.2g (殺菌後に添加) NaCl 10.0g 蒸留水 1,000.0mL 各成分は常に撹拌しながら穏やかに加熱して溶解す
る。溶解が起きたら培養液のpHをNaOHで7.3に調節し
た。若しも必要ならば、培養液を次にワットマンのNo.1
又はNo.2の濾紙で濾過する。濾過した後に培養液を15ポ
ンドの水蒸気圧で10分間オートクレーブの中で高温滅菌
する。高温滅菌が終わったら、培養液を僅かに冷却し、
鉄塩Fe(SO4(NH4・6H2Oを添加する。その時pH
をチェックし、必要ならば再調節する。撹拌することな
く今や出来るだけ急速に室温に冷却する。
冷却後、培養液に活発に生長している硫酸塩−還元細
菌の培養液(接種後24時間以内に黒変する液体培地)の
第三の連続24時間の転移から細菌を接種する。10ミリリ
ットルの接種物を培養液の各1リットル毎に添加する。
選別すべき薬品の原液から、容器を満たしたときに希
望する濃度の薬品が存在するように充分量の化合物を1
オンス又は2オンスの透明なボトルに添加する。添加す
る原液の量は試験ボトルの10%を超えてはならない。薬
品を添加した後にボトルを接種した培養液で完全に満た
す。次にボトルをコルクとアルミニウム箔またはテフロ
ンの内張りを含むプラスチックのキャップで栓をして30
゜±2℃で恒温培養する。
総ての実験は各シリーズ毎に少なくとも三つの対照実
験を含め二通りで行う。対照は接種した培地のみで満た
したボトルから成る。ボトル内の硫酸塩還元菌の生長は
培養液の強い黒色化によって示され、一方、生長を抑止
するのに十分な量の薬品を含む容器は透明のままに残
る。対照ボトル液が黒化した後も28日経っても硫酸塩還
元細菌の生長の無いボトルが観察される。
結果は+/0の尺度を用いて記録したが、茲で“+”は
生長有りを示し、“0"は生長無しを示す。結果は表7に
掲載する。
実施例 8 ASTM手順#D3456(ASTM,1916 Race St.,フィラデルフ
ィア,ペンシルベニア州19103)に従って、ペンキの皮
膜上の真菌類の藻類の生長の長期に亙る抑制に関してハ
ロゲン化4′−メトキシアセトフェノンの効果を評価し
た。試験ではラテックスペイント中の化合物2,2,2,3′
−トリブロモ−4′−メトキシアセトフェノンの効果
を、Nopcocide−96およびTroysan Poly−phaseのような
市販の殺生剤と5年5カ月間に亙って比較した。試験ペ
イントは南部イエロー松のパネルの上に刷毛塗り(二度
塗り)した。二度塗りの間隔は最低24時間を置いた。パ
ネルをASTM手順#D3274に基づいてランク付けした。
10=生長無し 8=僅かに生長 4=盛んな生長 2=非常に盛んな生長 0=全面が真菌又は藻類で覆われた
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェニエス,ジョセフ・ジー アメリカ合衆国テネシー州38138,ジャ ーマンタウン,オークヒル・コーブ 1827 (72)発明者 マックニール,トーマス・イー アメリカ合衆国テネシー州38135,メム フィス,エイムズバリー・ロード 3509 (56)参考文献 米国特許3184379(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 35/02 CA(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I: (但し、上記の式で Xはハロゲン; Yはハロゲン;そして nは2である) のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノン、を水性系
    の中の微生物の生長を抑制するのに効果的な量で該水性
    系に添加する段階から成る水性系の中の微生物の生長を
    抑制する方法。
  2. 【請求項2】式I: (但し上記の式で Xはハロゲン; Yはハロゲン;そして nは2である) のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノン、を水性系
    の中のスライムの生長を抑制するのに効果的な量で該水
    性系に添加する段階から成る水性系の中のスライムの形
    成を抑制する方法。
  3. 【請求項3】微生物によって劣化または外観の損傷を受
    け易い物体の上の微生物の生長を抑制する方法であっ
    て、該方法が物体に 式I: (但し上記の式で Xはハロゲン: Yはハロゲン;そして nは2である) のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを該物体上
    の微生物の生長を抑制するのに効果的な量で接触させる
    段階から成る前記物体上の微生物の生長を抑制する方
    法。
  4. 【請求項4】溶剤中に式I: (但し上記の式で Xはハロゲン; Yはハロゲン;そして n2である) のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンの有効量を
    含む殺微生物剤組成物。
  5. 【請求項5】化粧品組成物または医薬品組成物の中の微
    生物の生長を抑制する方法であって、該方法が 式I: (但し上記の式で Xはハロゲン; Yはハロゲン;そして nは1または2である) のハロゲン化4′−メトキシアセトフェノンを該微生物
    の生長を抑制するのに効果的な量で該組成物に添加する
    段階から成る上記化粧品組成物または医薬品組成物の中
    の微生物の生長を抑制する方法。
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