JP3269328B2 - 現像フレーム及びこれを用いた電子写真複写装置 - Google Patents

現像フレーム及びこれを用いた電子写真複写装置

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JP3269328B2
JP3269328B2 JP12099095A JP12099095A JP3269328B2 JP 3269328 B2 JP3269328 B2 JP 3269328B2 JP 12099095 A JP12099095 A JP 12099095A JP 12099095 A JP12099095 A JP 12099095A JP 3269328 B2 JP3269328 B2 JP 3269328B2
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photosensitive drum
frame
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば現像フレームを
用いた複写機等の電子写真複写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写装置は小型化、省ス
ペース化および高スピード化が要求されている。
【0003】以下に従来の電子写真複写装置について図
と共に説明する。図8には、第1のユニット111と、
第2のユニット112と、第3のユニット113と、コ
ントロールパネル114とを具備し、第1のユニットと
第2のユニットと第3のユニットとを積み重ねて構成
し、第1のユニットには、露光ランプ115と反射鏡1
16とレンズ等の光学手段を備え、第2のユニットに
は、感光体ドラム117と現像手段118とクリーニン
グ手段119と転写手段120と定着手段121等を備
え、第3のユニットには、給紙手段122を備えてお
り、第2のユニットと第3のユニットは図示右方向に引
き出せるようにして、メンテナンスやジャム処理の容易
さを維持しながら小型、省スペースの電子写真複写装置
が開示されている。(特開平4−371964号) またこれら電子写真複写装置の感光体ドラム、現像手
段、クリーニング手段は図9に示すように、現像フレー
ム123に現像ローラ124、感光体ドラム117、ク
リーニング手段119を一体的に構成し、複写装置に着
脱可能に使用されるようになっている。125はドラム
軸、126は側板、127は現像蓋である。(特公昭6
0−59591号)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、現像フレームで一体的に構成された感光体
ドラム、現像手段、クリーニング手段は、各々フレーム
間で固定されるようになっているため、メンテナンス時
には各々を分解しなければならないし、取付けにも時間
を要することになっていた。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、現像ユニットを上部、下部フレームわけ、下部フ
レームに上部フレームを着脱可能として一体的に構成
し、組立て、メンテナンスの容易な現像フレーム及びこ
れを用いた電子写真複写装置を提供することを目的とす
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る現像フレームの発明、および、請求項
2に係る電子写真複写装置の発明は、感光体ドラムの軸
をこの軸の外径より大きい内径を有するドラム保持部で
保持し且つ前記感光体ドラム上の残トナーを除去するク
リーニング手段及びトナー受けを有する上部フレーム
と、前記感光体ドラムを下方に且つ前記クリーニング手
段及び前記トナー受けを上方に保持した状態の前記上部
フレームをその上方に着脱自在に取付け且つ前記感光体
ドラムの軸を正規の位置にセットする孔を設けた下部フ
レームと、を具備し、前記上部フレームを前記下部フレ
ームから分離した状態では前記感光体ドラムは下方から
前記クリーニング手段及び前記トナー受けに緩く接し、
前記上部フレームを前記下部フレームに取付け、前記感
光体ドラムの軸に前記下部フレームの孔を介して支持部
材を差込むと、前記感光体ドラムは正規の位置にセット
され前記クリーニング手段及び前記トナー受けを押圧す
るものである。
【0011】
【作用】上記した構成によって、現像ユニットは上下フ
レームが簡単に着脱でき、感光体ドラムの着脱も容易と
なる。また、メンテナンス等で上下フレームを取り外す
ときに、クリーニングされたトナーが漏れ出るようなこ
とはない。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1は本発明に係る構成を有した電子写真
複写装置を示し、露光光学ユニット1と、この露光光学
ユニット1による露光によって画像を形成する画像処理
ユニット2と、この画像処理ユニットへ用紙を給送する
給紙ユニット3とよりなっている。これら露光光学ユニ
ット1、画像処理ユニット2、給紙ユニット3は一体に
構成してもよいし、別体に構成してもよい。とくに給紙
ユニット3は別個の給紙カセット3aを用紙サイズ毎に
複数積層する構成としてある。
【0014】露光光学ユニット1は、プラテンガラス4
の下を移動して原稿を走査するランプ5および第1反射
鏡6で構成された第1反射手段、第1反射手段とは2分
の1の速度比で移動する第2反射鏡7a、7bとで構成
された第2反射手段7、走査される原稿像を感光体ドラ
ムに投影するレンズ8、レンズを通過した原稿像を下方
に折曲げて感光体ドラムに導くように配置された第3反
射鏡9で構成された第3反射手段等を備えている。な
お、10は第3反射鏡9よりの原稿像を感光体ドラム1
1に投影するために介挿されている反射鏡である。
【0015】画像処理ユニット2は、感光体ドラム11
とそのまわりに配設された帯電手段12、サイドイレー
ス13、露光スリット14、現像手段15、転写手段1
6、クリーニング手段17等を有し、一般の電子写真方
式によって感光体ドラム11上に露光にかかる原稿画像
に対応したトナー像を形成し、給送されてくる用紙に転
写する。感光体ドラムと転写手段とが対向する転写部の
手前には給紙ユニットの給紙ローラ18、サバキローラ
19、とで一枚づつ送られてくる用紙20の先端を停止
させ、先端を整合させ、送り込みのタイミングを調整す
るための一対のレジストローラ21が配設されている。
また転写部の後には、転写後の用紙20を定着処理する
定着器22と定着器22から送り出されてくる用紙を排
出する一対の排出ローラ23が設けられている。
【0016】また、これらの用紙搬送系はジャム処理が
容易に行えるよう用紙搬送系を境にして、開閉可能なユ
ニット構成になっている。
【0017】給紙ユニット3は、異なったサイズの用紙
20が収容された給紙カセット24と、用紙通路25よ
り構成されている。そしてこの給紙ユニットを用紙サイ
ズ毎に積層すれば各サイズに対応した給紙が可能とな
る。
【0018】なお、26は手差し用のトレイで、27は
排紙トレイを示す。原稿の露光走査は 、図1の左端か
らランプ5と第1反射鏡6の第1反射手段が走査を開始
するようになっており、このとき第2反射鏡7a、7b
よりなる第2反射手段7は第1反射手段とは離れたレン
ズ8の右近接位置から動きはじめ、露光走査終了時には
第1反射手段と第2反射手段とは右端で近接した状態と
なる。 露光光学ユニット1は、走査方向前後で上下の
間隔寸法が小さい部分と大きい部分とで構成されてい
る。図1の左側、第1反射手段のみが走査する領域では
上下の間隔寸法が小さく、右側の第1反射手段と第2反
射手段とが走査する領域では反射光軸の領域が必要とな
り、レンズも配設されているので上下の間隔寸法が大き
くなっている。また露光光学ユニット1は、上下方向寸
法に段差のある箱型をしており、底面および側面は金属
板よりなり、この上にプラテンガラス4を置いて構成さ
れている。さらに底面部にはケース内に第4反射鏡10
が配設されており、レンズ8を通過して第3反射鏡9に
よって折り曲げられた光像はこの第4反射鏡10でほぼ
水平に曲げられ、感光体ドラム11の露光スリット14
へ導かれる。このケースは露光光学ユニット1の底面部
に取付けられているが、露光光学ユニットと一体的に構
成してもよいし、着脱可能に構成してもよい。
【0019】画像処理ユニット2は、ガラス入りのポリ
カ等の樹脂材料よりなる樹脂フレームに着脱可能に保持
されるように構成されている。
【0020】樹脂フレームは、図2に示すように、基盤
28の一端両側に垂直に立設された側壁29と、他端に
複数個の柱状体30が配設され、これらが一体に樹脂成
形されている。30は側壁29に形成された係合穴で、
画像処理ユニット2を係合して保持するユニット保持部
となっている。樹脂フレームは、断面略コ字状に成形さ
れているが必要に応じて脚31を一体に成形してもよ
い。32は後述するガス溝である。露光光学ユニット1
は、図3に示すように、樹脂フレームのユニット保持部
となる側壁29の上端部と複数個の柱状体30の上端部
に載置され、固定されるようになっている。
【0021】樹脂フレームについて図2を参照しながら
詳述する。本発明の電子写真複写装置に用いるフレーム
は、樹脂の一体成形により製作されるが、このような比
較的大型で各種ユニットの取付け部等、精度を要する樹
脂構造物の成形においては、低発泡材料を用いて全体を
厚肉構成とする従来の成形法に代え、ガスアシストによ
る成形法をもちいている。これは強度、精度の必要な部
分を厚肉とする偏肉構成とし、この偏肉部を中空として
不活性ガスを供給し、強度、精度を確保するものであ
る。
【0022】このガスアシストによる成形法を一体樹脂
フレームに適用するための具体的な構成は、次のとおり
である。
【0023】まず、画像処理ユニットを保持する断面略
コ字状のユニット保持部を成形するために、基盤28と
側壁29との立設境界部に沿って不活性ガスの通路とな
る中空部を形成したガス溝32が設けられている。ま
た、露光光学ユニット1を取り付ける側壁29の上端部
の寸法精度を向上させるため、光学係走査方向の長手方
向略中央部にガス溝32から分岐延設したガス溝33が
形成してある。これはユニット保持部に形成された係合
部30の近傍垂直方向に設けると、画像処理ユニットを
保持するための係合部の補強の役目ともなっている。
【0024】さらに、基盤28の他端に配設された複数
個の柱状体30にもガス溝33が形成してある。ガス溝
は単独で形成してもよいし、ガス溝32から分岐延設し
てもよい。樹脂フレームに脚31を一体成形した場合
は、上記したと同様に基盤28と脚31との境界部にも
ガス溝32を形成する。
【0025】上記したごとく、樹脂フレーム成形時にガ
ス溝およびその分岐延設部を設け、不活性ガスを送給す
ることにより末端部のユニット取付け部の精度を確保
し、また中空構造による強度の増大が可能となるもので
ある。
【0026】さらにガス溝が成形時の樹脂材料の流動性
を良好にするため、樹脂の射出圧力を低減することが可
能となり、成形品である樹脂フレームに残る射出残留応
力によるソリ変形を防止し、寸法精度を高めることが可
能となる。さらには射出圧力の低減により、成形機およ
び金型ともに構成が簡単、コンパクトにできるといった
ような多くの作用効果が得られる。
【0027】画像処理ユニット2のなかでも、現像器1
5、感光体ドラム11、クリーニング手段17はこの順
序でほぼ垂直に配設された現像ユニットを構成してお
り、樹脂フレームの断面略コ字状のユニット保持部に設
けられた係合部30に図2の左方向から装着するように
なっている。現像ユニットは、装着された状態で露光光
学系から投影された光像が露光スリット14より感光体
ドラム11面に照射されるようになっている。
【0028】現像ユニットは、図4に示すように、下部
フレーム34と上部フレーム35とで一体的に構成され
ており、下部フレーム34にはマグロール36、攪はん
羽根37が設けられており、現像器15内の現像剤が攪
はん回転し、現像部で現像するようになっている。
【0029】感光体ドラム11およびクリーニング手段
17は、上部フレーム35に設けられており、上部フレ
ーム35を下部フレーム34にビス38等で着脱可能に
取り付けられている。感光体ドラム11は、上部フレー
ム35に形成されているドラム保持部39で保持される
ようになっている。このドラム保持部39は開口部のあ
る円形で、開口部の径はドラム軸40より1mm程度若
干小さくしてある。フレームはABS等の樹脂材料を用
いており、樹脂材料の弾力性を利用して嵌合するように
している。感光体ドラム11を上部フレーム35に装着
する場合は、上部フレーム35をひっくり返し、上方か
ら嵌合すればよい。
【0030】嵌合した状態を図4(b)に示す。この状
態で上部フレーム35を下部フレーム34に取り付ける
と、ドラム保持部39の円形部の内径はドラム軸40の
外径より0.5mm程度若干大きく形成してあるため、
感光体ドラムは下方に偏心した状態で保持されている。
このときクリーニング手段17とトナー受け41は、感
光体ドラム11に緩く接触した状態となっている。従っ
てメンテナンス等で上下フレームを取り外すときに、こ
のような状態になってもクリーニングされたトナーが漏
れて出るようなことはない。
【0031】つぎに、偏心して保持されているドラム軸
40に下部フレーム34に設けられた孔43に、フレー
ムの外から支持ピン44を前後から差し込むと、ドラム
軸が所定の位置に保持され、図4(a)に示すように感
光体ドラム11にクリーニング手段17とトナー受け4
1が押圧された正規の位置にセットされて回転可能とな
る。
【0032】またこの上部フレーム35には、他にトナ
ー受け41と回収スクリュー42が設けられており、感
光体ドラム11が正規の位置にセットされた状態ではク
リーニングブレード17およびトナー受け41が各々の
弾力性でたわみ、感光体ドラムに押圧されるようにな
る。
【0033】回収スクリュー42は、感光体ドラムの回
転で回転し、回収されたトナーを図示手前側に送りだし
別途回収容器に排出するようになっている。
【0034】樹脂フレームには、図示していないが下端
にヒンジが設けられており、このヒンジを回動中心とし
て図5に示すようにカバー兼用の用紙搬送ユニット45
が開閉可能に取り付けられている。用紙搬送ユニット4
5には、コロナ帯電器よりなる転写手段16とヒートロ
ーラよりなる定着器22が設けられており、下方より送
り込まれた用紙は感光体ドラム11に形成されたトナー
像が転写手段16で転写され、定着器22によって加熱
加圧されて用紙に定着され、排出ローラ23で排出され
るようになっている。
【0035】つぎに、感光体ドラム表面の電荷を消去す
る除電ランプについて説明する。図6はその一部断面平
面図で、図7は側断面図をしめす。両図において、46
は透明な材質よりなる無端状のベルトで、テンションプ
ーリ47と駆動プーリ48に掛け渡されて一方向に回転
し光を透過する。49は無端状のベルトに形成された不
透明な材質よりなるシャッタで、感光体ドラム11の中
央部から両端部方向に光を遮蔽するよう相互に移動す
る。無端状のベルト46は駆動プーリ48、イレーサギ
ヤ50、揺動ギヤ51、支点ギヤ52を介してステッピ
ングモータ53で回転駆動されるように構成されてい
る。
【0036】図7に示すように、除電ランプ54は感光
体ドラム11面を帯電する帯電器等の帯電手段12の背
後に設けられたイレーサフレーム55の中に配置され、
除電ランプの光を2方向に分割照射するようにしてあ
る。分割された一方の光は感光体ドラム11の回転方向
にたいして帯電手段12より上流側に導かれて感光体ド
ラムに照射されるようにし、もう一方の光は帯電手段よ
り下流側に導かれ、反射板56を介して感光体ドラム1
1の軸方向に沿って移動するシャッタで遮蔽された領域
以外の感光体ドラムの軸方向端部に照射されるようにし
てある。
【0037】帯電手段12より上流側に導かれた光は、
感光体ドラム表面の残留電荷を消去するために照射さ
れ、帯電手段より下流側に導かれた光は、感光体ドラム
表面の軸方向端部の不要電荷を消去するために照射する
ようにしてある。57はフィルターで、図6の58はフ
ォトセンサ等の原点センサで、ベルト46の不透明部分
を検出するものである。
【0038】また、除電ランプ54は作像プロセスが動
作中は点灯しており、シャッタ49によって感光体ドラ
ムへの光照射が制御されるようになっている。装置全体
のイニシャライズの際、シャッタ49もイニシャライズ
を行う。駆動源は正逆回転をするステッピングモータで
シャッタを駆動するときは駆動プーリ48が回転する。
【0039】そして、ステッピングモータ53が回転し
はじめて原点センサ58が暗から明の状態となったと
き、原点となる。この状態ではベルト46の不透明部が
感光体ドラム11の両軸方向端部までを遮蔽している状
態となり、除電ランプ54が点灯していても光は感光体
ドラム表面には照射されない。
【0040】つぎにコピー動作開始時にコピーすべき用
紙がA4サイズの場合のシャッタの動作について説明す
る。
【0041】コピー動作開始でA4サイズコピーの時、
ステッピングモータ53はシャッタ49の幅が図に示す
A4の幅になるまで回転する。この回転の期間は無端状
のベルト46の原点からステッピングモータを駆動する
パルスの数で設定するようにしている。図6に示すシャ
ッタ49の幅がA4サイズになっており、用紙のない両
端部にはベルトの透明部を通して除電ランプ54の光が
照射されてコピーに必要のない領域部分の電荷が消去さ
れることになる。したがってこれを現像してもトナーが
付着せず、余分なトナー消費が生じない。
【0042】コピーすべきA4の幅の部分は、ベルトの
不透明部のシャッタで光が遮蔽されるため帯電された電
荷は残存し、次の露光ステップで露光され、さらに現像
ステップで現像されることになる。シャッタは一方向に
のみ駆動されるので、一連のコピー動作が完了すると必
ず最初の原点位置に戻るようにしている。
【0043】上記の説明のように、シャッタの動作は装
置のイニシャライズ時あるいはコピー動作開始直後で現
像器がまだ動作していない段階およびコピー動作完了後
にステッピングモータが回転して駆動プーリが反時計方
向に回転しておこなわれる。
【0044】本発明はさらに図7に示すように、ステッ
ピングモータ53の駆動を伝達する支点ギヤ52と揺動
ギヤ51は連結板59で連結されており、支点ギヤの軸
支点を中心に揺動するようになっている。したがってス
テッピングモータ53が逆転して時計方向に回転する
と、支点ギヤ52は反時計方向に回転し、連結板59も
反時計方向に揺動回転するため、揺動ギヤ51はイレー
サギヤ50との噛合がはずれてトナー補給ギヤ60と噛
合する。
【0045】ステッピングモータ53の駆動がトナー補
給ギヤ60に伝達されると、ギヤ群を介してトナーホッ
パ61のトナー補給口に配設されたトナー補給ローラ6
2を回転駆動し、トナーを現像器に供給するように構成
されている。
【0046】つまりコピー動作が開始し、現像器に設け
られたセンサでトナー濃度が規定の3%より低下したこ
とを検出すると、ステッピングモータ53は逆転し、ト
ナー供給機構が回転してトナーホッパ61内のトナーが
現像器に供給される。
【0047】トナー供給の期間は、ステッピングモータ
を駆動するパルスの数をカウントして一定量のトナーが
供給されるようにしてある。
【0048】トナー供給動作はシャッタが動作しないで
現像器の動作時にのみ行われるので、同一の単一駆動源
の正逆回転で各々の駆動をすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、現像フレ
ームを上部フレームと下部フレームとに分け、上部フレ
ームと下部フレームとを着脱可能として一体的に構成す
ることにより、上部フレームと下部フレームとを簡単に
着脱でき、メンテナンスが容易で、かつ短時間で行うこ
とができるという効果を奏するものである。また、上部
フレームには感光体ドラム、クリーニング手段及びトナ
ー受けを配置し、前記上部フレームを前記下部フレーム
から分離した状態では前記感光体ドラムは下方から前記
クリーニング手段及び前記トナー受けに緩く接し、前記
上部フレームを前記下部フレームに取付け、前記感光体
ドラムの軸に前記下部フレームの孔を介して支持部材を
差込むと、前記感光体ドラムは正規の位置にセットされ
前記クリーニング手段及び前記トナー受けを押圧するの
で、メンテナンス等で上下フレームを取り外すときに、
クリーニングされたトナーが漏れ出るのを防止できる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真複写装置の構成を示す断面図
【図2】本発明における樹脂フレームの構成を示す斜視
【図3】本発明における樹脂フレームに露光光学ユニッ
トを取り付けた構成を示す断面図
【図4】現像ユニットを説明するための側面図
【図5】用紙搬送ユニットを開放した構成を示す断面図
【図6】不要電荷を消去するためのシャッタの構成を説
明する一部断面平面図
【図7】除電ランプの照射構成およびシャッタとトナー
供給機構の駆動を説明する側断面図
【図8】従来の電子写真複写装置の構成を示す断面図
【図9】従来の現像ユニットの分解斜視図
【符号の説明】
1 露光光学ユニット 2 画像処理ユニット 3 給紙ユニット 5 ランプ 6 第1反射鏡 7a、7b 第2反射鏡 9 第3反射鏡 11 感光体ドラム 15 現像器 16 転写帯電器 17 クリーニング手段 20 用紙 22 定着器 23 排出ローラ 28 基盤 29 側壁 30 柱状体 31 係合穴 33 ガス溝 34 下部フレーム 35 上部フレーム 45 用紙搬送ユニット 46 無端状のベルト 48 駆動プーリ 49 シャッタ 53 ステッピングモータ 54 除電ランプ 56 反射板 58 原点センサ 60 トナー補給ギヤ 62 トナー補給ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−110263(JP,A) 特開 昭57−141674(JP,A) 特開 平4−95973(JP,A) 特開 平2−210462(JP,A) 特開 平7−325532(JP,A) 特開 平7−325530(JP,A) 実開 昭63−88874(JP,U) 実開 平3−42158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 15/08 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムの軸をこの軸の外径より大
    きい内径を有するドラム保持部で保持し且つ前記感光体
    ドラム上の残トナーを除去するクリーニング手段及びト
    ナー受けを有する上部フレームと、前記感光体ドラムを
    下方に且つ前記クリーニング手段及び前記トナー受けを
    上方に保持した状態の前記上部フレームをその上方に着
    脱自在に取付け且つ前記感光体ドラムの軸を正規の位置
    にセットする孔を設けた下部フレームと、を具備し、前
    記上部フレームを前記下部フレームから分離した状態で
    は前記感光体ドラムは下方から前記クリーニング手段及
    び前記トナー受けに緩く接し、前記上部フレームを前記
    下部フレームに取付け、前記感光体ドラムの軸に前記下
    部フレームの孔を介して支持部材を差込むと、前記感光
    体ドラムは正規の位置にセットされ前記クリーニング手
    段及び前記トナー受けを押圧することを特徴とした現像
    フレーム。
  2. 【請求項2】 感光体ドラムの軸をこの軸の外径より大
    きい内径を有するドラム保持部で保持し且つ前記感光体
    ドラム上の残トナーを除去するクリーニング手段及びト
    ナー受けを有する上部フレームと、前記感光体ドラムを
    下方に且つ前記クリーニング手段及び前記トナー受けを
    上方に保持した状態の前記上部フレームをその上方に着
    脱自在に取付け且つ前記感光体ドラムの軸を正規の位置
    にセットする孔を設けた下部フレームと、を具備し、前
    記上部フレームを前記下部フレームから分離した状態で
    は前記感光体ドラムは下方から前記クリーニング手段及
    び前記トナー受けに緩く接し、前記上部フレームを前記
    下部フレームに取付け、前記感光体ドラムの軸に前記下
    部フレームの孔を介して支持部材を差込むと、前記感光
    体ドラムは正規の位置にセットされ前記クリーニング手
    段及び前記トナー受けを押圧することを特徴とした電子
    写真複写装置。
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