JP3268877B2 - 非球面レンズの測定方法 - Google Patents

非球面レンズの測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非球面レンズの偏心及
び外径ふれの測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一面が球面で他面が非球面からなる非球
面レンズの光軸は、球面の曲率中心と参照球面(非球面
の基となる球面)の曲率中心とを結ぶ線であり、非球面
軸は、参照球面の曲率中心と非球面の頂点とを結ぶ線で
ある。そして、レンズが設計どおりに製作されていれ
ば、レンズ光軸は非球面軸と完全に一致する。
【0003】しかし、実際にそのようなレンズを製造す
ることは不可能に近く、両軸にはわずかながら違いが生
じる。このレンズ光軸と非球面軸とのなす角を偏心とい
い、非球面レンズを製作した場合、出来上がったレンズ
の偏心や非球面軸の横ずれ量を測定する必要がある。
【0004】この非球面軸の偏心量を測定する従来の技
術としては、特開平1−296132号や、特開平3−
115944号及び特開平3−37544号に記載のも
のが知られている。
【0005】特開平1−296132号に記載のもの
は、被検レンズとしての非球面レンズを回転させ、オー
トコリメータを用いて回転軸と非球面レンズの光軸とが
一致するようにレンズをアライメントし、再び、被検レ
ンズを回転させ、非球面軸測定部により非球面レンズ面
の面と垂直な方向の回転による変位を測定し、検出した
変位から非球面軸の回転軸に伴う傾きを求めるものであ
る。
【0006】また、特開平3−115944号に記載の
ものは、上記に加え、被検レンズを回転させたとき、外
径面の変位も合わせて測定し、外径面の変位から非球面
軸の回転軸に対する横ずれ量を求めるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術に基づいて実際の測定を行うと、変位計のドリ
フトあるいはノイズ等により、測定値のシフト等の突発
的な変動が生じる場合があり、測定値の信頼性を確保で
きなかった。また、特開平3−115944号に記載の
方法は、光量変動(受光素子の出力電圧変動)と外径振
れ量との関係を求めておく必要があり、この関係のリニ
アリティ、変換手法等からノイズ等の誤差成分を除去す
るのが複雑となる。
【0008】本発明は、上記の問題の解決を図ったもの
で、測定データの再現性について検定を行い、ノイズ等
による突発的なデータの乱れを排除して信頼性の高い測
定を行う方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、被検レンズとしての非球面レンズを該レ
ンズの光軸周りに回転し、光軸から離れて設けられた変
位計で非球面上の複数の測定点における変位量をサンプ
リングし、該変位量から非球面軸の偏心量を求める非球
面レンズの測定方法において、前記複数測定点の変位量
から調和解析により正弦波を算出し、サンプリングされ
た個々の変位量とこれらに対応する正弦波上の変位量と
の差を求め、該差がサンプリング数に対する非球面軸の
倒れに応じた変位量から予め決められた許容値以内であ
れば正しい変位量であると判断し、許容値を越えていれ
ば変位量が正しくないとして再度サンプリングを行う構
成を特徴としている。
【0010】
【0011】又は、前記複数測定点の変位量から調和解
析により正弦波を算出し、個々の変位量とこれらに対応
する正弦波上の変位量との分散を求め、該分散と予め決
められた許容値とを比較する構成としてもよい。なお、
外径振れの測定も、上記に準じた方法を適用できる。
【0012】
【作用】被検レンズの面に変位計を当てて、被検レンズ
をその光軸回りに回転させる。所定の回転角だけ回転し
て、変位計が被検レンズ上の最初の測定点に達したら、
そのときの変位量をサンプリングする。再び被検レンズ
を回転し、次の測定点で同様に変位量をサンプリング
し、以降同様に繰り返す。被検レンズが一回点すると、
もとの測定点に戻り、2回目以降の測定になる。そし
て、たとえば、最初の測定点について、1回目と2回目
の二つの変位量の差を求め、この差が所定の誤差範囲で
あれば、測定が正しいと判断し、所定の誤差を越えてい
れば、再度測定を行う。複数回の測定値相互間の差を求
めるのは、最初の測定点に限らず、幾つの測定点につい
て行っても良い。
【0013】別の方法では、被検レンズを一回転し、複
数の測定点について得られた変位量を調和解析し、正弦
波を得る。この方法によれば、個々の測定点の変位量
と、この正弦波の対応する点の変位量との差を求めて検
定することにより、どの測定点の変位量が不適当であっ
たかを知ることができる。上記の正弦波と個々の測定点
の変位量との間で分散を求めて検定することもできる。
【0014】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の方法を行う非球面測定装置の構成
を示す図である。同図において、1は被検レンズで、一
方の面1aは球面で他方の面1bが非球面である。2は
保持手段で、被検レンズ1を回転軸の回りに回転する。
この、保持手段2は、被検レンズ1の球面1a側をエア
ー吸着等により把持しており、被検レンズ1の取り付け
方にかかわらず、球面1aの曲率中心は常に回転軸上に
ある。3は保持手段2を回転させる駆動手段で、回転角
を正確に制御するためにステッピングモータを使用して
いる。4は光源で、5は顕微鏡対物レンズと同様に作用
するレンズ、6はハーフミラー、7はコリメータレン
ズ、8は集光レンズ、9は検出面に設けられたCCDセ
ンサ等からなる位置検出手段である。光源5から位置検
出手段9までで、オートコリメータを構成している。
【0015】10は非球面の変位を光軸と平行な方向に
測定する変位計で、11はレンズ外径の光軸と直交する
方向の変位を測定する変位計である。12は被検レンズ
1用の位置微調整装置で、ドライバ13により駆動さ
れ、被検レンズ1を光軸と直交する方向に押して動か
す。14,15は、変位計10,11のドライバで、被
検レンズ1が回転し、変位計10,11が所定の測定点
に来たタイミングで変位計に指示を出し、変位量に比例
した信号を取り出す。16は画像処理装置で、位置検出
手段9に結像された反射スポット像の重心位置や面積を
算出する。17は演算処理装置で、コンピュータが使用
され、装置全体の制御を行う。
【0016】光源4からの光はレンズ5で拡大され、ハ
ーフミラー6を透過し、コリメータレンズ7で平行光に
され、集光レンズ8で収束光にされる。集光レンズ8と
被検レンズ1との距離を調整し、集光レンズ8から射出
される光束が非球面1bにおける近軸領域の曲率中心に
収束するようにするので、光束は被検面1bに垂直に入
射する。被検面1bで反射された光束は来た光路を戻
り、ハーフミラー6で反射されて位置検出手段9に反射
スポット像を結像する。
【0017】非球面1bからの反射光は、被検レンズ1
の近軸領域から戻されるものなので、上記反射スポット
像は、被検レンズ1の光軸とみなすことができる。保持
手段2で被検レンズ1を回転軸の回りに回転すると、回
転軸と光軸とが一致していなければ、前記反射スポット
像は被検レンズ1の回転に伴い位置検出手段9上に円を
描く。画像処理装置16で反射スポット像の重心を検知
しているが、この重心は光軸と考えてよい。そこで、演
算処理装置17は重心位置の信号を受け、光軸と回転軸
のずれの大きさとその方向に応じた信号をドライバ13
に送り、位置微調装置12で被検レンズ1を光軸と直交
する方向に押す。位置検出手段9の反射スポット像が静
止すれば、回転軸と光軸とが一致したことになる。
【0018】こうして被検レンズ1のアライメントを行
った後、再び被検レンズ1を回転させ、変位計10で非
球面1b上の予め決められた複数の測定点における光軸
と平行な方向の各変位量を測定する。同様に変位計11
で同様に決められた複数の測定点におけるレンズ外径の
光軸と直交する方向の変位量を測定する。すなわち、駆
動手段3からの回転角信号を演算処理装置17が受け、
予め決められた回転角に達すると、ドライバ14又は1
5に指示が出され、その時の変位計10,11の指示値
が各測定点についての変位量として取り込まれる。
【0019】被検レンズ1を一回転させ、変位計10に
よって被検面の光軸方向の変位をn回サンプリングし、
各測定点における変位をmiその時の回転角をβiとし
て、線図を描くと、図2に示すようになる。
【0020】また、上記miとβiについて調和解析を
行い、
【数1】 を計算し、このC1とS1から偏心による変位量l及び
偏心方向(位相角)φが以下の式から求められる。 l=√(C12 +S12 ),φ=tan-1( S1/C1) (2) さらに、非球面軸の倒れ(偏心)1分に対する変位量の
係数をγ(μm/分)求めれば、偏心量θは以下の式で
求められる。 θ=l/γ (3)
【0021】変位計が理想的に作動した状態では、図2
に示すような正弦波が得られ、この正弦波は、次の式、 Fi(βi)=lcos(βi−φ) (4) により与えられ、0°と360°の変位量は一致する。
そして、同図の全幅はlを表し、初期位相がφを表して
いる。
【0022】しかし、測定中にドリフトあるいはノイズ
が生じると、図3に示すように、0°と360°の変位
量がδだけ相違する。このような場合は、双方の差δが
ある許容値以下であれば、サンプリングは正しかったと
し、許容値以上であれば、エラーと見なして再度サンプ
リングを行う。そして、基準となる上記の許容値は、被
検レンズ1の形状によって決まる上記γの値と、変位計
10の分解能の兼ね合いとで決められる。たとえば、γ
の値が小さいときは、この許容値を小さくとり、γが大
きい場合は許容値も大きくとる。また、変位計の最小分
解能付近の値で許容値をとれば、厳密な測定を行うこと
ができる。
【0023】次に、図4に示すような各々のサンプリン
グデータが、前述した正弦波から大きく外れる場合につ
いて説明する。上記の正弦波、 Fi(βi)=lcos(βi−φ) (4) に対し、実際に測定されたデータをmi(βi)とする
と、偏差Siは次の式で計算できる。 Si=|mi−Fi| (5)
【0024】このSiの値を、各サンプリング毎にチェ
ックし、その最大Si:Simax の値を見て、ある一定
の許容値以内であれば、測定値は正しいとし、許容値を
越えている場合は、ノイズや異物の付着等による突発的
なデータであると判断して再度サンプリングを行う。こ
の許容値についても、前述の許容値と同様の検討がなさ
れるべきで、γの値、変位計10の分解能及びサンプリ
ングのデータ数(測定点の数)nを考慮して決定され
る。この場合、上記(1) ,(2) 式は、調和解析の手法を
用いていることになり、サンプリングのデータ数nが増
えれば、Simaxの許容値もゆるくなるが、データ取得
時間が長くなってしまう。
【0025】データ取得時間を考え、測定点を20ポイ
ント程度とし、Simax の許容値をγの値の1/10程
度に設定する。そして、これらの演算は、演算処理装置
17で行われ、自動的に値を比較していくことで判定を
行い、再度サンプリングを行うか否かを決定していく。
【0026】図4に示すように、各々のサンプリングデ
ータが、正弦波から大きく外れる場合、全体的なばらつ
き、すなわち、分散を計算して、その値から測定データ
の信頼性を判定する方法を説明する。
【0027】この場合、分散VH は次の式で計算され
る。
【数2】 なお、判定の際の次数を揃えるために、標準偏差√VH
を用いても良い。この場合の判定の仕方も、前述と同様
である。すなわち、VH ,√VH の値を見て、これがあ
る許容値(許容値)以下の場合は、サンプリングが正し
いとして計算を進め、それ以外の場合は再度サンプリン
グを行う。
【0028】レンズの外径振れを測定する場合も、上記
の偏心測定と同様に行うことができる。図1において、
回転軸とレンズの光軸とを一致させ、変位計11で同様
に複数の測定点についての変位量をサンプリングする。
被検レンズ1が一回転する間に、n回のサンプリングを
行い、各測定点ごとの変位をaiその時の回転角をβi
とすると、
【数3】 から外径振れ量dとその方向ψは以下の式で求められ
る。 d=√(C22 +S22 ),ψ=tan-1( S2/C2) (8)
【0029】理想的な測定であれば、図2と同様にな
り、0°と360°での値は一致する。図3のようにず
れる場合は、偏心測定の場合と同様に許容値を決め、こ
れと比較する。外径振れ測定の場合には、外周が粗面で
ある場合が多く、許容値もゆるくとることが多い。本発
明の実施例では、レンズ外径振れ規格値の1/10程度
の許容値で行っている。しかし、レンズ外周面の仕上げ
が良ければ、当然許容値も厳しくすることが可能とな
る。
【0030】外径振れ測定の場合も、図4に示すような
各々のサンプリングデータが、前述した正弦波から大き
く外れる場合がある。この場合、(8) 式で求められた外
径振れ量dとその方向(位相)ψ、回転角をβiとする
と、計算式は以下のような式で表される。 Gi(βi)=dcos(βi−ψ) (9) 実際に測定されたデータをaとすると、偏差Piは以下
の式で求められる。 Pi=|Gi−ai| (10)
【0031】このPiの値を、各サンプリング毎にチェ
ックし、その最大Pi:Pimax の値を見て、ある一定
の許容値以内であれば、測定値は正しいとし、許容値を
越えている場合は、ノイズや異物の付着等による突発的
なデータであると判断して再サンプリングを行う。
【0032】外径振れ測定の場合も、前述したように、
各々のサンプリングデータから分散を計算して、その値
から測定データの信頼性を判定する方法を使用できる。
分散VG は、
【数4】 また、標準偏差√VG をもちいてもよいことも同様であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、複数測定点の変位量から調和解析により正弦波を算
出し、サンプリングされた個々の変位量とこれらに対応
する正弦波上の変位量との差を求め、該差がサンプリン
グ数に対する非球面軸の倒れに応じた変位量から予め決
められた許容値以内であれば正しい変位量であると判断
し、許容値を越えていれば変位量が正しくないとして再
度サンプリングを行う構成の場合は、サンプリングデー
タの突発的な変動を検知でき、信頼性が向上する。
【0034】
【0035】複数測定点の変位量から調和解析により正
弦波を算出し、サンプリングされた個々の変位量とこれ
らに対応する正弦波上の変位量との分散を求め、該分散
がサンプリング数に対する非球面軸の倒れに応じた変位
量から予め決められた許容値以内であれば正しい変位量
であると判断し、許容値を越えていれば変位量が正しく
ないとして再度サンプリングを行う構成の場合は、デー
タの全体的なバラツキの検定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定方法を使用する装置の構成を示す
図である。
【図2】理想的な測定が行われた場合に、各測定点の変
位が形成する正弦波を示す図である。
【図3】ドリフトやノイズ等により0°と360°での
測定値が異なった状態を示す図である。
【図4】サンプリングデータが正弦波からずれた状態を
示す図である。
【符号の説明】
1 被検レンズ 1a 球面 1b 非球面 2 保持手段 3 駆動手段 4 光源 4〜9 オートコリメータ 9 位置検出手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−296132(JP,A) 特開 平3−115944(JP,A) 特開 平3−37544(JP,A) 特開 平4−268433(JP,A) 特開 昭63−285440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/08 G02B 3/00 - 3/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検レンズとしての非球面レンズを該レ
    ンズの光軸周りに回転し、光軸から離れて設けられた変
    位計で非球面上の複数の測定点における変位量をサンプ
    リングし、該変位量から非球面軸の偏心量を求める非球
    面レンズの測定方法において、 前記複数測定点の変位量から調和解析により正弦波を算
    出し、サンプリングされた個々の変位量とこれらに対応
    する正弦波上の変位量との差を求め、該差がサンプリン
    グ数に対する非球面軸の倒れに応じた変位量から予め決
    められた許容値以内であれば正しい変位量であると判断
    し、許容値を越えていれば変位量が正しくないとして再
    度サンプリングを行うことを特徴とする非球面レンズの
    測定方法。
  2. 【請求項2】 被検レンズとしての非球面レンズを該レ
    ンズの光軸周りに回転し、光軸から離れて設けられた変
    位計で非球面上の複数の測定点における変位量をサンプ
    リングし、該変位量から非球面軸の偏心量を求める非球
    面レンズの測定方法において、 前記複数測定点の変位量から調和解析により正弦波を算
    出し、サンプリングされた個々の変位量とこれらに対応
    する正弦波上の変位量との分散を求め、該分散がサンプ
    リング数に対する非球面軸の倒れに応じた変位量から
    め決められた許容値以内であれば正しい変位量であると
    判断し、許容値を越えていれば変位量が正しくないとし
    て再度サンプリングを行うことを特徴とする非球面レン
    ズの測定方法。
  3. 【請求項3】 被検レンズとしての非球面レンズを該レ
    ンズの光軸周りに回転し、被検レンズの外側に設けられ
    た変位計で非球面の複数の測定点における外径の変位量
    をサンプリングし、該変位量から非球面軸の外径ふれ量
    を求める非球面レンズの測定方法において、 前記複数の測定点における変位量から調和解析により正
    弦波を算出し、サンプリングされた個々の変位量とこれ
    らに対応する正弦波上の変位量との差を求め、該差が
    ンプリング数に対する非球面軸の倒れに応じた変位量か
    予め決められた許容値以内であれば正しい変位量であ
    ると判断し、許容値を越えていれば変位量が正しくない
    として再度サンプリングを行うことを特徴とする非球面
    レンズの測定方法。
  4. 【請求項4】 被検レンズとしての非球面レンズを該レ
    ンズの光軸周りに回転し、被検レンズの外側に設けられ
    た変位計で非球面の複数の測定点における外径の変位量
    をサンプリングし、該変位量から非球面軸の外径ふれ量
    を求める非球面レンズの測定方法において、 前記複数の測定点における変位量から調和解析により正
    弦波を算出し、サンプリングされた個々の変位量とこれ
    らに対応する正弦波上の変位量との分散を求め、該分散
    サンプリング数に対する非球面軸の倒れに応じた変位
    量から予め決められた許容値以内であれば正しい変位量
    であると判断し、許容値を越えていれば変位量が正しく
    ないとして再度サンプリングを行うことを特徴とする非
    球面レンズの測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102296233B (zh) * 2010-06-23 2014-04-30 宝山钢铁股份有限公司 高频电阻焊石油套管用钢及其制造方法

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