JP3268853B2 - 生体内挿入具誘導装置 - Google Patents

生体内挿入具誘導装置

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JP3268853B2 JP28608992A JP28608992A JP3268853B2 JP 3268853 B2 JP3268853 B2 JP 3268853B2 JP 28608992 A JP28608992 A JP 28608992A JP 28608992 A JP28608992 A JP 28608992A JP 3268853 B2 JP3268853 B2 JP 3268853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用として管腔内に挿
入される内視鏡等の生体内挿入具の挿入性を向上するた
めの生体内挿入具誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大腸や小腸等の屈曲した比較的
複雑な形状の管路内に内視鏡の挿入部を挿入する際に、
例えば特公昭51−15678号公報のように挿入部の
挿入動作を誘導する誘導装置を挿入部の先端部に装着し
たものが開示されている。
【0003】この誘導装置は流体の供給による加圧で周
方向に膨張する前後一対のバルーンと、それらの中間に
配置され、流体の加減圧で軸方向に伸縮する蛇腹を備
え、流体を交番的に出し入れすることにより、イモ虫式
に蠕動運動しながら自走する進退走行装置を内視鏡の挿
入部の先端部に装着する構成になっている。
【0004】また、特開平4−8343号公報には内視
鏡の挿入部の一部に磁石を装着し、患者の体内に挿入さ
れた内視鏡の挿入部を患者の体外に設けられた強力な磁
力を発生する電磁石装置により、体外から誘導する構成
の体内挿入装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公昭51−1567
8号公報のようなイモ虫式の進退走行装置ではバルーン
で腸壁をグリップした状態で、内視鏡の挿入部を牽引す
る動作を繰り返しながら進むようになっている。そのた
め、バルーンで腸壁をグリップする際に、バルーンの膨
張量が大きすぎると腸壁に損傷を与えるおそれがあるの
で、腸壁に損傷を与えずにグリップするようにバルーン
を膨張させる膨張量の制御が難しく、生体管路の安全性
を確保した上で、内視鏡の挿入部を目的部位まで牽引す
る操作が難しい問題がある。
【0006】また、特開平4−8343号公報の場合に
は生体管路壁をグリップする必要はないが、患者の体外
に強力な磁力を発生する電磁石装置を設置する必要があ
るので、患者の周囲に配置される設備が大型になる問題
がある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、生体管路壁の損傷を防止することがで
きるとともに、生体外に配置される設備が格別に大型に
なるおそれがなく、生体内挿入具を望みの方向に確実に
誘導できる生体内挿入具誘導装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は生体内に挿入さ
れる生体内挿入具に装着される収容ケースと、この収容
ケースの中に、前記生体内挿入具の軸方向に沿って移動
可能に装着された移動部材と、この移動部材を前記生体
内挿入具の軸方向に移動させるアクチュエータと、この
アクチュエータの動作を制御し、前記移動部材の移動動
作にともない前記収容ケースに前記生体内挿入具の軸方
向に衝撃力を発生させて前記生体内挿入具に推進力を加
える推進力発生手段とを具備したものである。
【0009】
【作用】アクチュエータの動作時には収容ケースの中の
移動部材を生体内挿入具の軸方向に沿って移動させ、移
動部材の移動動作にともない収容ケースに生体内挿入具
の軸方向に衝撃力を発生させて生体内挿入具に推進力を
加えるようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図3
を参照して説明する。図1は生体内挿入具誘導装置の要
部構成を示すもので、1は例えば大腸鏡等の直視型の内
視鏡の挿入部(生体内挿入具)、2はこの挿入部1の先
端部側に装着された推進力発生器(推進力発生手段)で
ある。この場合、内視鏡の挿入部1には図3(a),
(b)に示すように可撓管部1aの先端側に湾曲部1b
を介して先端部1cが連結されている。そして、先端部
1cの先端面には観察窓部、照明窓部、処置具挿通チャ
ンネル等が設けられている。
【0011】推進力発生器2には内視鏡の挿入部1の先
端部1c外周面に着脱可能に装着される略円環状の収容
ケース3が設けられている。この収容ケース3の内周面
には雌ねじ部4が形成されている。そして、内視鏡の挿
入部1の先端部1c外周面に形成された雄ねじ部5に収
容ケース3の雌ねじ部4が着脱可能に螺着されている。
なお、挿入部1の雄ねじ部5には推進力発生器2の不使
用時(通常時)にはフードがねじ込み固定されており、
この推進力発生器2は通常に使用される一般的な内視鏡
に着脱可能になっている。
【0012】また、収容ケース3の内部に形成されたリ
ング状の空洞内にはリング状の移動部材6が内視鏡の挿
入部1の軸方向に往復移動可能に装着されている。この
移動部材6は永久磁石によって形成されている。そし
て、この移動部材6の永久磁石は前方にS極、後方にN
極がそれぞれ配置されている。
【0013】さらに、収容ケース3のリング状空洞内に
は前端部にリング状の前方電磁石7、後端部にリング状
の後方電磁石8がそれぞれ固定されている。これらの前
方電磁石7および後方電磁石8は移動部材6を内視鏡の
挿入部1の軸方向に往復移動させるアクチュエータ9を
形成するもので、電線ケーブル10を介して外部の制御
装置11に接続されている。
【0014】そして、この制御装置11によって推進力
発生器2のアクチュエータ9である前方電磁石7および
後方電磁石8の動作を制御し、移動部材6の移動動作に
ともない収容ケース3に内視鏡の挿入部1の軸方向に衝
撃力を発生させて内視鏡の挿入部1に推進力を加えるよ
うになっている。
【0015】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、推進力発生器2の使用時には内視鏡の挿入部1の
先端部1cにこの推進力発生器2が螺着された状態にセ
ットされる。この状態で、内視鏡の挿入部1が患者の体
腔内、例えば肛門から大腸の腸管T(図3(a),
(b)参照)内に挿入される。
【0016】大腸の腸管T内に挿入された内視鏡の挿入
部1は腸管T内の管路形状に合わせて湾曲部1bが湾曲
されながら押し込み操作される。ここで、挿入部1の先
端部1cが図3(a)に示すように大腸の屈曲部Uに達
すると挿入部1の湾曲部1bを湾曲させながら挿入部1
を押し込み操作しても湾曲部1bが屈曲部Uの腸管Tを
押圧して伸ばすだけで、内視鏡の挿入部1が腸管Tに対
して前進できなくなる、いわゆるステッキ現象が発生す
る。
【0017】このときには推進力発生器2が駆動され
る。この推進力発生器2の駆動時には制御装置11によ
って推進力発生器2のアクチュエータ9である前方電磁
石7および後方電磁石8の動作が制御される。ここで、
例えば図2(a)は前方電磁石7を駆動する場合の駆動
時間と磁力との関係、図2(b)は後方電磁石8を駆動
する場合の駆動時間と磁力との関係の一例を示してい
る。
【0018】まず、推進力発生器2の駆動開始時のT1
時点の前の状態では後方電磁石8の端面8aがS極に磁
化され、移動部材6の永久磁石が後方電磁石8の端面8
aに吸着された状態で保持される。
【0019】そして、図2(b)のA区間に示すように
推進力発生器2の駆動開始のT1 時点以後は後方電磁石
8の端面8aではN極の磁力が徐々に上昇されるととも
に、前方電磁石7の端面7aでは図2(a)のA区間に
示すようにT1 時点でN極の磁力が一気に所定の設定磁
力G1 まで上昇される。そのため、移動部材6の永久磁
石は後方電磁石8の端面8aから離れたのち、徐々に加
速度を増しながら前方電磁石7の端面7aに衝突する。
【0020】これにより、内視鏡の挿入部1は先端面の
向いている方向に衝撃力を受け、内視鏡の挿入部1に推
進力が加えられるので、内視鏡の挿入部1は先端面の方
向に少し移動する。
【0021】また、移動部材6の永久磁石を元に戻す時
は、図2(a),(b)のB区間で示すように、前方電
磁石7の端面7aをS極で弱い磁力をかけながら、後方
電磁石8の端面8aをN極からS極へ徐々に移す状態に
制御される。これにより、比較的ゆっくりと移動部材6
の永久磁石を端面8aに吸着させることができ、端面8
aに大きな衝撃力を与えない。したがって、内視鏡の挿
入部1は先端面と逆方向にはほとんど移動しない。
【0022】続いて、上記の動作を1回又は複数回繰り
返すことで、内視鏡の挿入部1の先端部を屈曲部Uの腸
管Tに対して徐々に前進させ、図3(a)のステッキ現
象状態から図3(b)のステッキ現象の解放状態に変化
させることができる。この後は内視鏡の挿入部1を手元
から押しても挿入しやすくなる。なお、屈曲部Uの部分
では図3(b)のように湾曲部1bのすぐ後ろの可撓管
部1aが先端部1cの方向へ徐々に曲げられるようにな
っている。
【0023】そこで、上記構成のものにあっては推進力
発生器2の駆動時には制御装置11によって推進力発生
器2のアクチュエータ9である前方電磁石7および後方
電磁石8の動作を制御し、収容ケース3の中で、移動部
材6を内視鏡の挿入部1の軸方向に沿って移動させ、内
視鏡の挿入部1の先端面の向いている方向に衝撃力を1
回又は複数回発生させることにより、内視鏡の挿入部1
にその軸方向に沿って推進力を発生させることができ
る。
【0024】そのため、大腸や小腸等の屈曲した比較的
複雑な形状の管路内に内視鏡の挿入部1を挿入する場合
であっても従来のように生体管路壁を損傷することな
く、内視鏡の挿入部1を望みの方向に確実に誘導するこ
とができる。さらに、生体外に配置される設備が格別に
大型になるおそれもない。
【0025】なお、上記実施例では前方電磁石7および
後方電磁石8としてリング状の電磁石を使用したものを
示したが、前方電磁石7および後方電磁石8は収容ケー
ス3のリング状空洞内に固定されたリング状の固定フレ
ーム上に周方向に沿って小さな電磁石を複数並べた構成
にしたものでもよい。
【0026】また、収容ケース3のリング状空洞内には
前端部側の前方電磁石7のみを配設し、後端部側には例
えばゴム管からなるダンパを配設する構成にしてもよ
い。この場合、推進力発生器2の駆動時には前方電磁石
7の端面7aの磁力は図2(c)のように矩形波で変化
させる。
【0027】このようにすれば、推進力発生器2の駆動
時には移動部材6の永久磁石は加速度を増して前方電磁
石7の端面7aに衝突するが、後端部側のダンパへは加
速度を落としながら衝突し、しかもダンパによってこの
衝撃力が吸収されるので、トータルとして内視鏡の挿入
部1に先端面の向いている方向に推進力を加えることが
できる。
【0028】また、図4(a),(b)は本発明の第2
の実施例を示すものである。これは、図4(a)に示す
ように第1の実施例と同一構成の推進力発生器2を内視
鏡の挿入部1の先端部1cだけでなく、湾曲部1bの後
方に配置された軟らかい可撓管部1aにも複数設けたも
のである。
【0029】この場合、図1の電線ケーブル10は内視
鏡の挿入部1の中に組み込まれている。また、図4
(b)に示すように内視鏡の挿入部1の先端部1cに取
り付けてある推進力発生器2の収容ケース3の前方の周
囲面には例えば圧力センサ等のマイクロ触覚センサ21
が複数設けられている。
【0030】次に、上記構成の作用について説明する。
各推進力発生器2の駆動方法は第1の実施例と同様であ
るが、ここでは複数の推進力発生器2を同期させて駆動
している。こうすることで、外部からの操作によって内
視鏡の湾曲部1bを先端部1cの先端面が常に管腔を向
くように湾曲させることができるとともに、複数の推進
力発生器2からの衝撃力により、内視鏡の挿入部1全体
を推進させることができる。
【0031】さらに、先端部1cの推進力発生器2にマ
イクロ触覚センサ21を複数設けることにより、内視鏡
の挿入部1の先端部1cが腸管Tに所定の設定値以上の
押圧力で押し当てられた際に、そのときの湾曲方向とは
逆方向に湾曲がかかるように湾曲部1bを自動制御する
ことができる。そのため、常に内視鏡の挿入部1の先端
面を腸管Tの管壁に当たらぬように、ほぼ管腔の中心方
向に自動的に向けることができる。
【0032】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
の挿入部1に装着された推進力発生器2によって第1の
実施例と同様の効果を得ることができるうえ、本実施例
では特に内視鏡の挿入部1の自動挿入が可能になるの
で、内視鏡の挿入部1の挿入性を一層高めることができ
る。
【0033】また、図5は本発明の第3の実施例を示す
ものである。これは、内視鏡の挿入部1の先端部1cに
取り付けられた推進力発生器2の収容ケース3の中に、
一端が収容ケース3内の前端に固定され、他端に円筒型
の慣性体31が固定されている円筒型の圧電素子32
(積層圧電素子が望ましい)を設けたものである。
【0034】この圧電素子32は電圧の印加によって内
視鏡の挿入部1の軸方向に伸縮する。圧電素子32は電
線33が内視鏡の挿入部1内を通って制御装置34につ
ながれている。なお、圧電素子32と慣性体31は円筒
型でなくとも収容ケース3内に入る大きさの棒型のもの
が複数並べてあってもよい。
【0035】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、推進力発生器2の駆動時には制御装置34によっ
て圧電素子32を急速に伸長させる。この時、慣性体3
1を急速に移動させることで、その慣性力により内視鏡
の挿入部1の先端面の向いている方向へ衝撃力が発生
し、内視鏡の挿入部1に推進力が加わる。
【0036】また、伸長した圧電素子32を収縮させる
(元に戻す)時はゆっくりと駆動することにより、内視
鏡の挿入部1を先端面と逆方向にはほとんど移動しない
状態で保持させることができる。さらに、その作用を繰
り返すことで、内視鏡の挿入部1を腸管Tに対して徐々
に前進させることができる。
【0037】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
の挿入部1に装着された推進力発生器2によって第1の
実施例と同様の効果を得ることができるうえ、本実施例
では特に推進力発生器2の駆動時に電磁石のように高熱
を発生するおそれがないので、生体への安全性を一層高
めることができる。なお、この第3の実施例の推進力発
生器2を第2の実施例のように内視鏡の挿入部1の複数
箇所に設けて、内視鏡の挿入部1を自動挿入する構成に
してもよい。
【0038】また、図6は本発明の第4の実施例を示す
ものである。これは、内視鏡の挿入部1の先端部1cに
取り付けられた推進力発生器2の収容ケース3の中の前
端面に電極対41を複数設け、これら電極対41を電線
42に束ねて体外の制御装置43に接続させるととも
に、収容ケース3内に円筒型の移動体44を前後移動可
能に設け、この移動体44の一端と収容ケース3内の後
端面との間にコイルばね45を介設したものである。こ
の場合、収容ケース3内は例えば、生理食塩水や水など
の液体で満たされている。
【0039】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、制御装置43によって電極対41に高電圧をかけ
る。すると、電極対41で放電が生じる。その放電の衝
撃力で移動体44を急速に後方へ押し出すことによっ
て、移動体44の慣性力で収容ケース3及び内視鏡の挿
入部1は先端面の向いている方向に推進力を受ける。こ
の作用によって、内視鏡の挿入部1は腸管Tに対して前
進できる。
【0040】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
の挿入部1に装着された推進力発生器2によって第1の
実施例と同様の効果を得ることができるうえ、本実施例
では特に推進力発生器2の駆動時に電磁石のように高熱
を発生するおそれがないので、生体への安全性を一層高
めることができるとともに、第3の実施例よりも変位量
が大きくとれる。また、この第4の実施例の推進力発生
器2を第2の実施例のように内視鏡の挿入部1の複数箇
所に設けて内視鏡の挿入部1を自動挿入してもよい。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば収容ケースの中の移動部
材を生体内挿入具の軸方向に移動させるアクチュエータ
の動作を制御し、移動部材の移動動作にともない収容ケ
ースに生体内挿入具の軸方向に衝撃力を発生させて生体
内挿入具に推進力を加える推進力発生手段を設けたの
で、生体管路壁の損傷を防止することができるととも
に、生体外に配置される設備が格別に大型になるおそれ
がなく、生体内挿入具を望みの方向に確実に誘導するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の要部構成を示す縦断
面図。
【図2】 推進力発生器内の電磁石の制御状態を示すも
ので、(a)は前方電磁石の駆動時間と磁力との関係を
示す特性図、(b)は後方電磁石の駆動時間と磁力との
関係を示す特性図、(c)は変形例の電磁石の制御状態
を示す特性図。
【図3】 大腸の腸管に挿入された内視鏡の挿入動作を
示すもので、(a)は大腸の屈曲部で内視鏡の挿入部が
前進できないステッキ現象の状態を示す縦断面図、
(b)はステッキ現象の解放状態を示す縦断面図。
【図4】 本発明の第2の実施例を示すもので、(a)
は内視鏡の挿入部を腸管内に挿入させた状態を示す縦断
面図、(b)は推進力発生器の先端部のマイクロ触覚セ
ンサを示す縦断面図。
【図5】 本発明の第3の実施例の要部構成を示す縦断
面図。
【図6】 本発明の第4の実施例の要部構成を示す縦断
面図。
【符号の説明】
1…内視鏡の挿入部(生体内挿入具)、2…推進力発生
器(推進力発生手段)、3…収容ケース、6…移動部
材、9…アクチュエータ、11…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−176770(JP,A) 特開 平4−297252(JP,A) 特開 平4−177214(JP,A) 特開 平4−8343(JP,A) 特開 昭49−4389(JP,A) 特開 平3−231623(JP,A) 特開 平3−109022(JP,A) 特開 平2−271313(JP,A) 特開 平1−229218(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内に挿入される生体内挿入具に装着
    される収容ケースと、この収容ケースの中に、前記生体
    内挿入具の軸方向に沿って移動可能に装着された移動部
    材と、この移動部材を前記生体内挿入具の軸方向に移動
    させるアクチュエータと、このアクチュエータの動作を
    制御し、前記移動部材の移動動作にともない前記収容ケ
    ースに前記生体内挿入具の軸方向に衝撃力を発生させて
    前記生体内挿入具に推進力を加える推進力発生手段とを
    具備したことを特徴とする生体内挿入具誘導装置。
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