JP3267386B2 - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、ビデオカメラレコーダー等のイメージセンサ或い
は、カメラのAEセンサ、AFセンサに代表される光セ
ンサ、及び物体の位置を検出するセンサ等に用いられる
光電変換装置に関し、特に微小なスポット光等の光を検
出するに好適な光電変換装置に関する。
【0002】
【背景技術の説明】図1は従来の光電変換装置(セン
サ)の一例を示すものであり、図1中(a)は光電変換
要素としてのセンサセルが一行あたり4個、一列あたり
4個の計16個並んだ2次元センサを示している。
【0003】このセンサでは垂直シフトレジスタVSR
により図中上から順に一行毎に順次選択し、水平シフト
レジスタHSRにより一行あたり4つの個別信号を時系
列的に出力端子outに出力する。
【0004】このように行走査、列走査の組みあわせに
より各セルの信号を順次出力する。
【0005】実際のセンサにおいてはこのセル数は10
0個ないしは10万個にも及び、1つのセルからの読み
出し時間や走査時間を短縮するにしても自ずと限界があ
る。
【0006】一方、セルからの信号は可視映像であるこ
とが多いが、このような映像の場合暗やみ中のマッチの
火のように一つのフレームのうちごく小さな領域にのみ
明信号があり、残りは全て暗信号で占められるような場
合が生じる。
【0007】このような場合であっても、従来のセンサ
では全てのセルの信号を時系列的に出力して外部のラン
ダムアクセスメモリに格納した後に必要な画像信号処理
を行っていた。
【0008】これに対して、AEセンサ(自動露出制御
用の光センサ)では各セルの大きさを大きくして、分割
数を少なくし走査時間の短い構成が採用されている。
【0009】図1の(b)はこのようなセンサを示すも
のであり各セル(SS11…S22)は(a)のセルより大
きな受光面積をもち、分割数は4である。
【0010】しかしながら、図1の(b)のセンサでは
セルの全受光面に弱い光が均一に照射される場合(ma
1)とセルの受光面の一部分にのみ強い光が照射される
場合(ma2)との区別ができず、小さな領域のスポッ
ト光の検出に適用し難い。
【0011】
【発明が解決する技術課題】以上のように、図1の
(c)における光(ma2)の検出には処理時間が長い
センサか、誤動作してしまうセンサかのいずれかのセン
サとなってしまっていた。
【0012】
【技術課題を解決する手段】本発明は上述した技術課題
を解決し、各種の光を検出し、しかも処理速度を向上す
ることのできる光電変換装置を提供することを目的とす
る。
【0013】上述した目的を達成するために、隣接する
複数の光電変換要素からなる群を水平方向及び垂直方向
に複数配列し、それぞれの前記群において、被写体中の
異なる部分を撮像する撮像領域と、垂直方向の複数の光
電変換要素毎にそれぞれ一つずつ共通に設けられた、前
記光電変換要素からの信号が出力される複数の出力線
と、平方向及び垂直方向に複数配列されたそれぞれの
前記群に含まれる前記複数の光電変換要素中のピ―ク信
号を検出するためのピ―ク信号検出手段と、前記複数の
出力線に接続された各々の前記光電変換画素毎の信号を
出力するための個別信号出力手段とを有し、前記ピ−ク
信号検出手段は、前記複数の出力線に接続されるととも
に、水平方向の複数の前記群のピ―ク信号を並列的に検
出し、垂直方向の複数の前記群のピ―ク信号を順次検出
することを特徴とし、前記ピ−ク信号検出手段から出力
される信号と、前記個別信号出力手段から出力される信
号は、共通に前記複数の出力線を介して出力されること
を特徴とする光電変換装置を提供する。
【0014】
【作用】本発明によれば、複数の光電変換要素からなる
撮像領域を複数の群に分割し、各群内のピ―ク信号を検
出するとともに、その検出されたピ―ク信号に基づいて
処理を行うことによって、処理速度の速い光電変換装置
を提供することが出来る。
【0015】
【実施例】図2は本発明による一実施態様を示す回路構
成図であり、Sij(i=1、2、3、4、j=1、
2、3、4)は光センサセルを示している。
【0016】各セルは隣接する4つのセル毎に4つのブ
ロックに分割され、ブロック内で信号出力線が共通化さ
れて水平シフトレジスタ(HSR1,HSR2)に接続
されている。
【0017】そして、垂直シフトレジスタVSRと水平
シフトレジスタとにより各ブロックが選択されてピーク
信号を端子out1又は端子out2に出力する。勿論
水平シフトレジスタを1つにまとめて出力端子を1つに
してもよいし、4つのブロックのピーク信号を4つの出
力端子から並列に出力することもできる。
【0018】本発明に用いられるセルとしては出力線が
共通化された場合に最も受光量の大きいセルの信号が出
力線に生じるものであればよく、ベース又はゲートのよ
うな制御電極領域に光キャリアを蓄積する光トランジス
タが好ましく用いられる。
【0019】そして、セルは1次元アレイ状に配列され
たラインセンサの形態でも、2次元に配列されたエリア
センサの形態でもよい。そして、各セルの受光面の大き
さや、各ブロック内のセルの数はセンサの用途に応じて
適宜選択し設計される。更には、半導体集積回路として
1チップ化される。このセンサチップから出力された信
号は外部回路により、各種の画像信号処理がなされる。
【0020】(実施例1)次に本発明の第1実施例につ
いて図3を用いて説明する。Bij(i、j=1、4)
は、光センサセルとしてのバイポーラトランジスタ、P
ij(i=1、4)は上記バイポーラトランジスタのベ
ース領域の間に設けられたP型MOSスイッチMij
(i、j=1、4)は、MOSスイッチで、M1 j(j
=1〜4)は、センサ出力ラインリセット用、M2
(j=1〜4)は、出力ラインから容量へ信号転送用ス
イッチ、M3 j(j=1〜4)は、信号読出し容量Cj
(j=1〜4)部電位リセット用、M4 j(j=1〜
4)は、シフトレジスタからのクロックφ1 、φ2 、φ
3 、φ4 により各出力信号を選択的に出力ライン1に出
力するためのスイッチ、M5 は出力ライン1をリセット
するスイッチである。又、2はシフトレジスタ、3は出
力アンプである。
【0021】本センサの動作方法について、図4に示す
タイミングチャートを用いて説明する。
【0022】まず、N型MOSスイッチM1j(j=1
〜4)にハイレベルのパルスφVCを、N型MOSスイ
ッチM3j(j=1〜4)にハイレベルのパルスφCR
を印加し、垂直出力ラインVLi(i=1〜4)をVV
C電圧、読み出し容量j(j=1〜4)をVCRにリ
セットする。
【0023】次にP型MOSゲ−トのパルスφBRをロ
−レベルにしP型MOSをON状態にし、ij(ij
=1〜4)のバイポ−ラトランジスタのべ―ス電位をV
BRとする。この場合VBRの電圧はVVCよりも少な
くとも約1V程度高くしておく。上記P型MOSゲ−ト
へのパルスφBRをハイレベルとしP型MOSをOFF
した後、φVCパルスを再びハイレベルとし、垂直ライ
ンレベルをVVCにするとバイポ−ラトランジスタが順
バイアスに振り込まれ、エミッタ電位がVVCとなるべ
く、べ―ス電位に収束する。図3に示すように、この場
合垂直ラインVL1には11、12、21、
2のエミッタが共通接続されており、したがって上記4
つのバイポ−ラのべ―スは、垂直ラインVL1電位によ
りリセットされる。同様の事がB13、B14、B2
3、B24ブロックのバイポ−ラトランジスタ、B3
1、B32、B41、B42ブロックのバイポ−ラトラ
ンジスタB33、B34、B43、B44ブロックのバ
イポ−ラトランジスタについても同様に実行される。
【0024】次にφVRのパルスをローレベルにすると、
VL1 〜VL4 の垂直ラインはフローティングとなり、
各セルの光信号の蓄積期間(図4の4)にはいる。
【0025】次に信号読出し容量Cj(j=1〜4)へ
信号を転送するためにパルスφT をハイレベルにする。
この場合、読出し容量をリセットする電位VCRを垂直ラ
インリセット電位VVCよりも低くセットしておく。この
ように電圧関係をセットしておくと、φT パルスにより
N型MOSスイッチM2 j(j=1〜4)がONすると
垂直ラインの電位がそれ以前の期間よりもさがり、再度
バイポーラトランジスタBij(ij=1〜4)が順バ
イアスに振り込まれる。この場合、各ブロック内で各セ
ルのうち最も光信号レベルが大きかったセルのバイポー
ラのベースエミッタバイアスが最も大きくなり、エミッ
タ電位は、そのブロック内のピーク光信号に応じた値と
なる。
【0026】φT パルスをローレベルにすると、B11
12、B21、B22ブロックでのピーク信号が容量C1
13、B14、B23、B24ブロックでのピーク信号が容量
3、B31、B32、B41、B42ブロックでのピーク信号が
容量C2 、B33、B34、B43、B44でのピーク信号が容
量C4 にそれぞれ読出される。
【0027】シフトレジスタ2により走査パルスφ1
φ2 、φ3 、φ4 より容量に蓄積された信号が出力ライ
ン1を介してアンプ3より出力される。
【0028】全センサは、2次元光情報が所望のブロッ
ク領域のピーク信号に圧縮され、シリアルに読出される
ため、センサ上に何かの物体光が検出されたかされなか
ったか等、広い領域でかつ高速に像を判別する手段とし
て極めて有効となる。
【0029】具体的には、カメラ、顕微鏡等をユーザー
が使用するためにのぞく場合、外部からパルス点滅して
いるLED光がユーザーの眼に当り、反射光を本発明の
センサで検出すれば、高速かつ高精度に上記LED光の
反射光をとらえユーザーの有無が判別することができ
る。これにより、装置の起動も容易にかけられることも
言うまでもない。
【0030】又、別の応用として、自動車の運転者(ド
ライバー)の眼の開閉を検出するのにも大いに役立つ。
上記方法により外部よりLED光をドライバーの眼にあ
てその反射光を本発明のセンサで受ける。反射光が通常
の角膜からの反射であれば、強度の強い信号が検出され
るが、ドライバーがねむくなり、まぶたがしまっている
期間が短くなると、反射光強度が低下する。平均的強度
よりもセンサ出力が低下した時、ドライバーにブザー、
いすの振動等警告すればいねむり防止装置も実現でき
る。
【0031】又、工場のラインで製品のラベルを検出す
るのにもブロックのピーク情報が役立つ。
【0032】(実施例2)次に本発明の第2実施例につ
いて、等価回路図を図5、タイミングチャートを図4に
示し説明する。又、実施例1と同一箇所は同一記号もし
くは番号を記し、説明は省略する。
【0033】本第2実施例が第1実施例と異なるところ
は、各センサセルにベース電位制御用容量Cij(ij
=1〜4)を設け、逆バイアス蓄積動作を行う点であ
る。このような構成により読出し用の容量をリセットす
るスイッチが不要になる。
【0034】動作について次に説明する。φVC、φT
パルスをハイレベルにして垂直ラインVL1〜VL4及
び容量Ci(i=1〜4)をVVC電位に、リセットす
る。
【0035】次にφBRパルスを中間レベルからローレベ
ルにし、P型MOSをON状態にしてベース電位をVBR
にリセットする。リセット後φBRパルスを中間レベルに
もどす。この状態で、バイポーラがOFF状態になって
いるようにVBRレベルを選択すれば良い。
【0036】次に、再びφVCパルスをハイレベルにして
垂直ラインVL1〜VL4をVVCレベルにした後、φBR
パルスを中間レベルからハイレベルにする。これにより
容量Cij(ij=1〜4)を介して各バイポーラのベ
ース電位は
【0037】
【外1】 だけ上昇する。この時、バイポーラが順方向に電流が流
れるバイアス量にリセット電圧VVC、VB12 を設定して
おけば良い。
【0038】第1実施例と同様B11、B12、B21、B22
ブロックのバイポーラのエミッタは共通のVL1ライン
に接続されているため、ここから電流が流れ、エミッタ
電位VVCに対応したベース電位にリセットされる。その
他のバイポーラのブロックも同様である。電流が収束し
た後、φBRパルスを中間レベルにもどすとともに、リセ
ット用MOSのパルスφVCもローレベルにし、蓄積を開
始する。各セルはP型MOSPij(ij=1〜4)で
分離されている。蓄積終了後φBRパルスをハイレベルに
φT パルスをハイレベルにすると、各ブロックのピーク
信号が、各容量C1 〜C4 に読出される。その後の読出
しは、第1実施例と同様である。
【0039】(実施例3)第3実施例について、図7を
用いて説明する。同一箇所は同一記号及び数字で記し説
明は省略する。本実施例は第1実施例の垂直ラインVL
1〜VL4と対称性をそろえる配線を改良した。
【0040】垂直ラインVL1をバイポ−ラB31、B
32、B41、B42ブロック上にも50に示すように
延長してVL2と対称形状になるように又、垂直ライン
VL3をバイポ−ラB33、B34、B43、B44ブ
ロック上にも51に示すように延長してVL4と対称に
なるようにした。これにより垂直ラインの寄生容量をそ
ろえ各ブロックごとの読み出しゲインをそろえることが
可能になり、ブロック間のバラツキが減少した。
【0041】(実施例4)第4実施例について、図8を
用いて説明する。第4実施例が第1〜第3実施例と異な
るところは各ピーク出力検出ブロックBL1〜BL4の
出力は一方向に読出さずに、上下に並列に読出すことに
より読出しスピードが向上した点である。61と72は
シフトレジスタ、62、63、68、69はブロックB
L1、BL2、BL3、BL4信号を読出す読出し回路
64、65、66、67は各ブロックの垂直出力線、7
0、71は水平出力線である。
【0042】(実施例5)第5実施例について、図9を
用いて説明する。本実施例では垂直出力線を2種類の配
線たとえば第1Al配線、第2Al配線を使用すること
によりブロック数を増加させた。BL11に対しては8
1出力線、BL12に対しては83、BL21に対して
は85、BL22に対しては87出力線を使用してこれ
らにはたとえばAl1配線、BL31ブロックに対して
は82出力線、BL32に対しては84出力線、BL4
1に対しては86、BL42に対しては88出力線で、
Al2配線を使用した。これらの出力線からの信号読出
し回路90〜97に並列に読出されシフトレジスタ98
で走査され99に出力される。以上説明した実施例を組
み合せれば、分割ブロック数は増加できることは言うま
でもない。
【0043】(実施例6)次に第6実施例について図1
0を用いて説明する。本第6実施例は、センサの所望の
ブロック領域のピーク信号以外に通常の各ビットの読出
しも同時に実現したものである。100は、各ビット読
出しの駆動線のドライブ用垂直シフトレジスタである。
左から2列の画素のピーク信号と右から2列の画素のピ
ーク信号をたばねるためにMOSスイッチM5 j(j=
1〜4)を設けた。パルスφP により前者のピーク信号
は101に後者のピーク信号は102にあつまり、基準
レベルVREFとの比較を行うためにコンパレータ10
3、104に入力される。本実施例では各ブロックのピ
ーク信号はシリアルに変換せずに同時に出力され、か
つ、ある所望以上のピーク値になっているか否かの判定
信号が出力されるので、上記ピークデータから画像の状
態をすばやく判断することが可能になる。
【0044】一方、各画素に蓄積されたデータは、第1
実施例で説明したデバイス動作により各行の信号が垂直
シフトレジスタ100の走査に同期して出力される。
【0045】このように、画面の所望のブロックのピー
ク信号と各画素信号とが同時に出力されるため、ブロッ
クのピーク信号で、おおまかな画像情報が得られるとき
のみ各画素信号を読出す等の動作も可能になる。
【0046】(実施例7)次に本発明の第7実施例につ
いて、図11を用いて説明する。
【0047】第6実施例の場合、ある基準レベルVRE
Fとピーク信号との比較を行ったが、第7実施例では基
準レベルをセンサの暗時レベルにした点が異なる点であ
る。M6 j(j=1〜4)のMOSスイッチは、蓄積前
と蓄積後の出力を切換えるもので、そのスイッチはパル
スφS 、φN でコントロールされる。蓄積前にφN パル
スをハイレベルにしてその出力をMOSスイッチM62
64を介してそれぞれC68 の容量に蓄積する。光信
号蓄積後、φS パルスをハイレベルにして、その出力を
MOSスイッチM61とM63を介して容量C5 、C7 に蓄
積する。それぞれの値をコンンパレータ103、104
に入力することにより暗時を基準としたブロックのピー
ク信号が検出可能になる。
【0048】本実施例の構成を用いることにより、セン
サに光が入射したのかしていないのかが容易に判断でき
るばかりでなく、温度変動等が生じても、時出力も光
照射時の出力も同様に変化するため、環境変化に対して
も安定した結果が得られるという利点がある。
【0049】(実施例8)次に本発明の第8実施例につ
いて図12を用いて説明する。本実施例においては、セ
ンサバイポーラB′ij(ij=1〜4)はエミッタを
2つ設け、一方のエミッタは各画素信号読出し専用にも
う一方のエミッタはピーク信号検出用に設けピーク信号
出力はアンプのゲートに接続する構成を採用した。
【0050】M7 i(i=1〜4)とM75によりMOS
アンプが構成され、各ブロックのピーク出力はM7
(i=1〜4)のゲートに入力される。又、ピーク検出
用垂直ラインをリセットするためにリセット用スイッチ
8 j(j=1〜4)とリセット用パルスφRS EM を設
けた。このような構成により各列のピーク出力の加算出
力がアンプ106から出力される。ここでいう加算は通
常の線型加算でなく各出力の平方根の加算となるが、ピ
ーク出力自身に線形性を要求しない用途には特に問題な
い。
【0051】又、本実施例では、各列すべてのピーク値
を加算したが、これを各ブロックに分割し出力すること
も容易に達成できる。
【0052】本実施例では、センサ部に複数箇所のスポ
ット光が当たり、そのスポット光の数を算出するために
ピーク信号を利用し、各スポット光の位置関係は、各ビ
ット出力を利用することができ、高速で、上記画像処理
で実現できる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、複数の光電変換要素か
らなる撮像領域を複数の群に分割し、各群内のピ―ク信
号を検出するとともに、その検出されたピ―ク信号に基
づいて処理を行うことによって、処理速度の速い光電変
換装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光電変換装置を説明するための模式図で
ある。
【図2】本発明の一実施態様による光電変換装置の回路
構成図である。
【図3】本発明の実施例1による光電変換装置の回路構
成図である。
【図4】実施例1による光電変換装置の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例2による光電変換装置の回路構
成図である。
【図6】実施例2による光電変換装置の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図7】本発明の実施例3による光電変換装置の回路構
成図である。
【図8】本発明の実施例4による光電変換装置の回路構
成図である。
【図9】本発明の実施例5による光電変換装置の回路構
成図である。
【図10】本発明の実施例6による光電変換装置の回路
構成図である。
【図11】本発明の実施例7による光電変換装置の回路
構成図である。
【図12】本発明の実施例8による光電変換装置の回路
構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−175618(JP,A) 特開 昭63−85514(JP,A) 特開 平1−109876(JP,A) 特開 平5−130491(JP,A) 特開 平4−239886(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する複数の光電変換要素からなる群
    を水平方向及び垂直方向に複数配列し、それぞれの前記
    群において、被写体中の異なる部分を撮像する撮像領域
    と、 垂直方向の複数の光電変換要素毎にそれぞれ一つずつ共
    通に設けられた、前記光電変換要素からの信号が出力さ
    れる複数の出力線と、 平方向及び垂直方向に複数配列されたそれぞれの前記
    群に含まれる前記複数の光電変換要素中のピ―ク信号を
    検出するためのピ―ク信号検出手段と、前記複数の出力線に接続された各々の前記光電変換画素
    毎の信号を出力するための個別信号出力手段とを有し、 前記ピ−ク信号検出手段は、前記複数の出力線に接続さ
    れるとともに、水平方向の複数の前記群のピ―ク信号を
    並列的に検出し、垂直方向の複数の前記群のピ―ク信号
    を順次検出することを特徴とし、前記ピ−ク信号検出手
    段から出力される信号と、前記個別信号出力手段から出
    力される信号は、共通に前記複数の出力線を介して出力
    されることを特徴とする 光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記光電変換要素は、制御電極領域の光
    電変換信号を主電極領域より出力するトランジスタを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光電変換装置
    と、 前記光電変換装置からの信号を画像処理する外部回路
    と、 を有することを特徴とする撮像装置。
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