JPH01194654A - イメージセンサ - Google Patents
イメージセンサInfo
- Publication number
- JPH01194654A JPH01194654A JP63018932A JP1893288A JPH01194654A JP H01194654 A JPH01194654 A JP H01194654A JP 63018932 A JP63018932 A JP 63018932A JP 1893288 A JP1893288 A JP 1893288A JP H01194654 A JPH01194654 A JP H01194654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image reading
- driving voltage
- group
- charge
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 35
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 15
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 12
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 12
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 11
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 10
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 101000962649 Vespa xanthoptera Mastoparan-X Proteins 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000005283 ground state Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明はイメージセンサに係り、特にマトリクス駆動
方式で、且つ蓄積モード動作により画像信号を読出す方
式のイメージセンサに関する。
方式で、且つ蓄積モード動作により画像信号を読出す方
式のイメージセンサに関する。
(従来の技術)
ファクシミリ装置や電子複写機等において原稿上の画像
を読取る手段として、密着型イメージセンサが注目され
ている。密着型イメージセンサは原稿幅と同等の読取り
長さ(アレイ長)を持ち、原稿面に密着するように設け
られるため、機器の小型・薄型化を図ることができる。
を読取る手段として、密着型イメージセンサが注目され
ている。密着型イメージセンサは原稿幅と同等の読取り
長さ(アレイ長)を持ち、原稿面に密着するように設け
られるため、機器の小型・薄型化を図ることができる。
このような長尺のイメージセンサを安価に提供するため
に、マトリクス駆動方式が検討されてい)。マトリクス
駆動方式のイメージセンサにおける受光素子としては、
大面積に成膜ができるアモルファスシリコン(以下、a
S iという)やCd5−3e等の薄膜半導体と、
電流読出し用電極とをオーミック接触させた光導電セル
と、薄膜半導体と電流読出し用電極との阻止型接合をと
ったフォトダイオード型セルとがある。光導電セルでは
、電極からの二次電流の注入により大きな感度を持ち、
非蓄積モードで用いても実用上必要なS/Nが得られる
ため、マトリクス駆動方式の適用が容易である反面、入
射光量の変化に対する光電流の応答が遅く、高速の画像
読取りは難しい。
に、マトリクス駆動方式が検討されてい)。マトリクス
駆動方式のイメージセンサにおける受光素子としては、
大面積に成膜ができるアモルファスシリコン(以下、a
S iという)やCd5−3e等の薄膜半導体と、
電流読出し用電極とをオーミック接触させた光導電セル
と、薄膜半導体と電流読出し用電極との阻止型接合をと
ったフォトダイオード型セルとがある。光導電セルでは
、電極からの二次電流の注入により大きな感度を持ち、
非蓄積モードで用いても実用上必要なS/Nが得られる
ため、マトリクス駆動方式の適用が容易である反面、入
射光量の変化に対する光電流の応答が遅く、高速の画像
読取りは難しい。
一方、フォトダイオード型セルでは、電極からの二次電
流の注入を防止するため、入射したフォトンにより生成
されたホール・電子が電極に到達して一次電流を生成す
るまでの時間が応答速度を決めるので、実用的な構造・
寸法の設計によって容易に画像読取りの高速化が達成で
きる。しかし反面、光電流としては一次電流のみしか取
出せないため信号が微弱であり、実用上十分なS/Nを
得るためには、光電流を静電容量に蓄積して読出す、い
わゆる蓄積モード動作が不可欠となる。マトリクス駆動
方式で蓄積モード動作を実現するためには、非読出し時
にセルの電極を読出し用配線から電気的に切離すための
スイッチング素子が必要である。このスイッチング素子
としては薄膜トランジスタや、ブロッキングダイオード
(以下、分離ダイオードという)が知られている。
流の注入を防止するため、入射したフォトンにより生成
されたホール・電子が電極に到達して一次電流を生成す
るまでの時間が応答速度を決めるので、実用的な構造・
寸法の設計によって容易に画像読取りの高速化が達成で
きる。しかし反面、光電流としては一次電流のみしか取
出せないため信号が微弱であり、実用上十分なS/Nを
得るためには、光電流を静電容量に蓄積して読出す、い
わゆる蓄積モード動作が不可欠となる。マトリクス駆動
方式で蓄積モード動作を実現するためには、非読出し時
にセルの電極を読出し用配線から電気的に切離すための
スイッチング素子が必要である。このスイッチング素子
としては薄膜トランジスタや、ブロッキングダイオード
(以下、分離ダイオードという)が知られている。
分離ダイオードを用いた公知例としては、11、Yaa
+amoto、cL at ”l11g1+ 5pee
d Co、ntact TypeLinear 5en
sor Array Using a−3l pin
Diodes ”lシxLendcdAbstract
son15tbCon[’、on881)M。
+amoto、cL at ”l11g1+ 5pee
d Co、ntact TypeLinear 5en
sor Array Using a−3l pin
Diodes ”lシxLendcdAbstract
son15tbCon[’、on881)M。
Tokyo、 1983.pp、205−208に記載
されている蓄積モード・マトリクス駆動方式イメージセ
ンサがある。
されている蓄積モード・マトリクス駆動方式イメージセ
ンサがある。
これはフォトダイオードの各々に分離ダイオードを逆極
性に直列接続した画像読取り素子の各一端をj1′#内
で共通接続して駆動電圧印加手段に接続し、画像読取り
素子の各一端を群間で相対的に同位置にあるものどうし
共通接続して読出し配線を介して出力回路に接続したも
のである。
性に直列接続した画像読取り素子の各一端をj1′#内
で共通接続して駆動電圧印加手段に接続し、画像読取り
素子の各一端を群間で相対的に同位置にあるものどうし
共通接続して読出し配線を介して出力回路に接続したも
のである。
このイメージセンサの動作を一つの画像読取り素子につ
いて注目した第6図の等価回路を参照して説明する。第
6図において、PCI(1−1,2,・・・)は受光素
子としてのフォトダイオード、BDIは分離ダイオード
、SWYは群選択用アナログスイッチ、SWxは個別選
択用アナログスイッチ、VT。
いて注目した第6図の等価回路を参照して説明する。第
6図において、PCI(1−1,2,・・・)は受光素
子としてのフォトダイオード、BDIは分離ダイオード
、SWYは群選択用アナログスイッチ、SWxは個別選
択用アナログスイッチ、VT。
V[3はバイアス電圧であり、VTとアナログスイッチ
SWYによって駆動電圧印加手段が構成される。また、
アナログスイッチSWXは画像読取り素子を非続出しモ
ード(蓄積モード)においてはバイアス電圧VBに接続
し、読出しモードにおいては出力回路に接続するための
ものである。
SWYによって駆動電圧印加手段が構成される。また、
アナログスイッチSWXは画像読取り素子を非続出しモ
ード(蓄積モード)においてはバイアス電圧VBに接続
し、読出しモードにおいては出力回路に接続するための
ものである。
まず最初は第6図(a)に示す接続状態となって、バイ
アス電圧VTによって分離ダイオードBDI(1−1,
2,・・・)は順バイアスされ、フォトダイオードPC
Iは逆バイアスされることにより、フォトダイオードP
CIの電極間容量CaがQO−Ca−VTなる初期電荷
量に充電される。次に、蓄積モードにおいてはs wy
、s wxの動作に伴なって第6図(b) (c) (
d)に示す接続状態を何回か繰返す。この間分離ダイオ
ードBDIは常に逆バイアス状態となっており、フォト
ダイオードPDIの充電電荷が光電流iphによって放
電されることにより、入射光針に応じた信号電荷がノー
ドAに蓄積される。この後、再び第6図(a)の接続状
態に戻って、分離ダイオードBDIが順バイアスされる
ことにより、フォトダイオードPD1の電極間容量Ca
は11gび初期値まで充電される。この再充電に必要な
電荷量Qsが出力回路(電荷検出器)により検出され、
画像読取り出力が得られる。
アス電圧VTによって分離ダイオードBDI(1−1,
2,・・・)は順バイアスされ、フォトダイオードPC
Iは逆バイアスされることにより、フォトダイオードP
CIの電極間容量CaがQO−Ca−VTなる初期電荷
量に充電される。次に、蓄積モードにおいてはs wy
、s wxの動作に伴なって第6図(b) (c) (
d)に示す接続状態を何回か繰返す。この間分離ダイオ
ードBDIは常に逆バイアス状態となっており、フォト
ダイオードPDIの充電電荷が光電流iphによって放
電されることにより、入射光針に応じた信号電荷がノー
ドAに蓄積される。この後、再び第6図(a)の接続状
態に戻って、分離ダイオードBDIが順バイアスされる
ことにより、フォトダイオードPD1の電極間容量Ca
は11gび初期値まで充電される。この再充電に必要な
電荷量Qsが出力回路(電荷検出器)により検出され、
画像読取り出力が得られる。
」二連した従来のイメージセンサでは、以下に説明する
■〜■の問題がある。
■〜■の問題がある。
第7図は分離ダイオードBDIの電極間容ff1cdと
フォトダイオードの電極間容量Caの比に対する、画像
読取り出力における暗出力ノイズ成分および実効信号成
分の変化を実測した結果を示したものである。但し、誤
差を小さくするため、フォトダイオードPDIの電極間
容量 Caを予め実際より大きくして評価した。また、
実効信号成分の評価にはその信号量がフォトダイオード
PDIの電極間容量Caとバイアス電圧の積から算出さ
れる最大蓄積電荷量の0.4倍となる露光量を用いた。
フォトダイオードの電極間容量Caの比に対する、画像
読取り出力における暗出力ノイズ成分および実効信号成
分の変化を実測した結果を示したものである。但し、誤
差を小さくするため、フォトダイオードPDIの電極間
容量 Caを予め実際より大きくして評価した。また、
実効信号成分の評価にはその信号量がフォトダイオード
PDIの電極間容量Caとバイアス電圧の積から算出さ
れる最大蓄積電荷量の0.4倍となる露光量を用いた。
同図かられかるように、分離ダイオードBD+の電極問
答HCdが増加するに従って暗出力ノイズ成分が増大す
るとともに、実効信号成分のレベルが低下して、S/N
が低下する。この問題を軽減するには、分離ダイオード
13DIの電極間容量CdをフォトダイオードPDiの
電極間容量Caに比べて無視できる程度に小さくできれ
ばよい。しかし、この種のイメージセンサではフォトダ
イオードPDIおよび分離ダイオードBDIを同一また
は同程度の特性の半導体薄膜で作るため、両ダイオード
PDI。
答HCdが増加するに従って暗出力ノイズ成分が増大す
るとともに、実効信号成分のレベルが低下して、S/N
が低下する。この問題を軽減するには、分離ダイオード
13DIの電極間容量CdをフォトダイオードPDiの
電極間容量Caに比べて無視できる程度に小さくできれ
ばよい。しかし、この種のイメージセンサではフォトダ
イオードPDIおよび分離ダイオードBDIを同一また
は同程度の特性の半導体薄膜で作るため、両ダイオード
PDI。
BDiの単位面積当りの容量はほぼ同じとなり、また後
述する残像の低下のためにダイオード順方向電流を大き
くする必要から、分離ダイオードBDjの面積(X容量
)を小さくするのは困難であるために、CdはCaと同
じか清々1/2〜1/3程度までが限界である。
述する残像の低下のためにダイオード順方向電流を大き
くする必要から、分離ダイオードBDjの面積(X容量
)を小さくするのは困難であるために、CdはCaと同
じか清々1/2〜1/3程度までが限界である。
この問題を第6図の等価回路を参照して詳細に説明する
。画像読取り出力の最大信号出力レベルはフォトダイオ
ードPDIの最大蓄積電荷m Q pbMAXに比例す
る。この最大蓄積電荷量Q pl+MAXはフォトダイ
オードPDIの電極間容量Caと、フォトダイオードP
DIに加わるバイアス電圧との積で与えられるが、上記
公知例では分離ダイオードBDIを非読出し時にオフ状
態に保っておくために逆バイアス電圧VBを印加してお
り、この電圧VBによって分離ダイオードBD1の電極
問答Q Cdを介してフォトダイオードPDiのバイア
ス電圧が低下する。すなわち、フォトダイオードPDi
の蓄積モードである第6図(b) (c) (d)の各
接続状態のうち、第6図(b)はフォトダイオードPD
Iの逆バイアス電圧vatが最小となる状態であり、こ
の逆バイアス電圧vatは次式で与えられる。
。画像読取り出力の最大信号出力レベルはフォトダイオ
ードPDIの最大蓄積電荷m Q pbMAXに比例す
る。この最大蓄積電荷量Q pl+MAXはフォトダイ
オードPDIの電極間容量Caと、フォトダイオードP
DIに加わるバイアス電圧との積で与えられるが、上記
公知例では分離ダイオードBDIを非読出し時にオフ状
態に保っておくために逆バイアス電圧VBを印加してお
り、この電圧VBによって分離ダイオードBD1の電極
問答Q Cdを介してフォトダイオードPDiのバイア
ス電圧が低下する。すなわち、フォトダイオードPDi
の蓄積モードである第6図(b) (c) (d)の各
接続状態のうち、第6図(b)はフォトダイオードPD
Iの逆バイアス電圧vatが最小となる状態であり、こ
の逆バイアス電圧vatは次式で与えられる。
val−vAl−vXl
ここで、TIは第6図(b)の状態における電荷蓄積時
間である。この状態でもフォトダイオードPD1が逆バ
イアス状態にあるためには、val>0でなければなら
ないから、フォトダイオードPCIの蓄積電荷量Q p
hl(−i ph−T I)はQphl < Ca v
T−Cd VB ・(2)となる。従って
、最大蓄積電荷量Q phMAXは(Ca VT −C
d VII)となり、分離ダイオードBDiの電極問答
Q Cdが0である理想状態に比べ、Cd VB分だけ
Q phMAXが小さくなってしまう。
間である。この状態でもフォトダイオードPD1が逆バ
イアス状態にあるためには、val>0でなければなら
ないから、フォトダイオードPCIの蓄積電荷量Q p
hl(−i ph−T I)はQphl < Ca v
T−Cd VB ・(2)となる。従って
、最大蓄積電荷量Q phMAXは(Ca VT −C
d VII)となり、分離ダイオードBDiの電極問答
Q Cdが0である理想状態に比べ、Cd VB分だけ
Q phMAXが小さくなってしまう。
この最大蓄積電荷量Q phMAXの減少分に応じて、
最大信号出力も低下することになる。
最大信号出力も低下することになる。
一方、第6図(C)の状態は分離ダイオードBDIの逆
バイアス電圧vd2が最小になる状態であり、この逆バ
イアス電圧vd2は次式で与えられる。
バイアス電圧vd2が最小になる状態であり、この逆バ
イアス電圧vd2は次式で与えられる。
v d2− v A2− v Y2
ここで、Tゼは第6図(C)の状態における電荷蓄積時
間である。この状態でも分離ダイオードBDiが逆バイ
アス状態にあるためには、va2>0でなければならな
いから、フォトダイオードPDIの蓄積電荷量Q ph
2(−i ph−T 2)はQpb2 < Ca VB
=14)となる。式(4)より
電荷蓄積モードにおいて分離ダイオードPCIを逆バイ
アス状態に保つためのバイアス電圧VBが大きい程、最
大蓄積電荷量Qpl+MAXは大きくなるが、これは同
時に式(2)の第2項Cd VBを大きく、すなわちQ
phMAXを小さくすることに他ならない。
間である。この状態でも分離ダイオードBDiが逆バイ
アス状態にあるためには、va2>0でなければならな
いから、フォトダイオードPDIの蓄積電荷量Q ph
2(−i ph−T 2)はQpb2 < Ca VB
=14)となる。式(4)より
電荷蓄積モードにおいて分離ダイオードPCIを逆バイ
アス状態に保つためのバイアス電圧VBが大きい程、最
大蓄積電荷量Qpl+MAXは大きくなるが、これは同
時に式(2)の第2項Cd VBを大きく、すなわちQ
phMAXを小さくすることに他ならない。
本発明者は最大蓄積電荷EI Q phMAXを最大に
するための、Ca、Cd、VTに対するVBの最適値V
B、opLを求めた。このバイアス電圧VBの最適値V
ILoptは、式(2)(4)の右辺を等しい、すなわ
ち Ca VT −Cd −Ca VBと置くこと
により、 となる。この場合の最大蓄積電荷量Q phMAX、o
ptは、 QphMAX、opt −”−0CaVT =(B)
Cd+Ca となる。
するための、Ca、Cd、VTに対するVBの最適値V
B、opLを求めた。このバイアス電圧VBの最適値V
ILoptは、式(2)(4)の右辺を等しい、すなわ
ち Ca VT −Cd −Ca VBと置くこと
により、 となる。この場合の最大蓄積電荷量Q phMAX、o
ptは、 QphMAX、opt −”−0CaVT =(B)
Cd+Ca となる。
次に、暗出力ノイズ成分の増大について説明する。出力
回路によって検出される電荷m Q Sは、前述したよ
うにフォトダイオードPD1の電極間界RCaをVTな
る電圧まで再充電させるに必要な電荷量であり、画像読
取り素子群のうち最初に読出しがなされる素子からのQ
sは第6図(b)の状態から(a)の状態へ変化すると
きの電荷量、その他の素子からのQsは第6図(C)の
状態から(a)の状態へ変化するときの電荷量であって
、それぞれ式(7)(8)で与えられる。
回路によって検出される電荷m Q Sは、前述したよ
うにフォトダイオードPD1の電極間界RCaをVTな
る電圧まで再充電させるに必要な電荷量であり、画像読
取り素子群のうち最初に読出しがなされる素子からのQ
sは第6図(b)の状態から(a)の状態へ変化すると
きの電荷量、その他の素子からのQsは第6図(C)の
状態から(a)の状態へ変化するときの電荷量であって
、それぞれ式(7)(8)で与えられる。
Qs −Ca(vao−vao)
Qs −Ca(vaO−vao)
これらの式(7)(8)において第1項が入射光量に無
関係な、暗出力ノイズ成分であり、第2項が入射光量に
対応した実質的信号成分である。両式より画1象読取り
素子群中の最初の素子からの読出し時のノイズ成分は、
その他の素子からの読出し時よりも大きく、ノイズ成分
の大きさが群内でばらつきを生じることがわかるが、駆
動タイミングの工夫によって必ず第6図(e)の状態を
経てから(a)の状態に戻るようにすることも可能なた
め、以後式(3)について説明する。電荷蓄積時間Ts
L(1ラインの走査時間にほぼ相当する)はTsL−T
2であるから、式(3)より暗出力ノイズ成分QSNお
よび実質信号成分Qspbは、それぞれ式4式% これより分離ダイオードBDiの電極間界Q Cdの増
加に伴ない、暗出力ノイズ成分QSNが増大し、また実
質信号成分Qsphが減少することがわかる。
関係な、暗出力ノイズ成分であり、第2項が入射光量に
対応した実質的信号成分である。両式より画1象読取り
素子群中の最初の素子からの読出し時のノイズ成分は、
その他の素子からの読出し時よりも大きく、ノイズ成分
の大きさが群内でばらつきを生じることがわかるが、駆
動タイミングの工夫によって必ず第6図(e)の状態を
経てから(a)の状態に戻るようにすることも可能なた
め、以後式(3)について説明する。電荷蓄積時間Ts
L(1ラインの走査時間にほぼ相当する)はTsL−T
2であるから、式(3)より暗出力ノイズ成分QSNお
よび実質信号成分Qspbは、それぞれ式4式% これより分離ダイオードBDiの電極間界Q Cdの増
加に伴ない、暗出力ノイズ成分QSNが増大し、また実
質信号成分Qsphが減少することがわかる。
また、式(2) (4)および(10)より、検出され
る最大の実質信号成分Q sphMAXは、・・・(1
1) ・・・(L2) のうちの小さい方であることがわかる。
る最大の実質信号成分Q sphMAXは、・・・(1
1) ・・・(L2) のうちの小さい方であることがわかる。
以」二説明したQ phMAX、 Q spl+MAX
、 Q sph、 Q SNの一般式とVB−VTと置
いた場合およびVBを最適化した場合の式を第8図に整
理して示す。また、これらの式を理想状態(Cd−0)
での最大蓄積電荷Q Q phMAXOで正規化してプ
ロットした図を、第7図と同じ電圧条件および最適化し
た電圧条件の場合についてそれぞれ第9図および第10
図に示す。但し、第9図におけるQ 5ph(0,4)
はQ pbMAXOの0.4倍の電荷量となる露光量を
与えた場合の実質信号成分であり、容量比Cd/Caが
0.5以上ではQ sphMAXで1:1j限され、出
力は低下する。
、 Q sph、 Q SNの一般式とVB−VTと置
いた場合およびVBを最適化した場合の式を第8図に整
理して示す。また、これらの式を理想状態(Cd−0)
での最大蓄積電荷Q Q phMAXOで正規化してプ
ロットした図を、第7図と同じ電圧条件および最適化し
た電圧条件の場合についてそれぞれ第9図および第10
図に示す。但し、第9図におけるQ 5ph(0,4)
はQ pbMAXOの0.4倍の電荷量となる露光量を
与えた場合の実質信号成分であり、容量比Cd/Caが
0.5以上ではQ sphMAXで1:1j限され、出
力は低下する。
■配線容は等の寄生容量に充電された電荷によ上述した
■の問題点の説明では寄生容量の影響を除外したが、実
際にはマトリクス配線部分およびアナログスイッチSW
Xの人力容量等により、無視できない寄生容量が存在す
る。この寄生容量をcstrayとすると、信号読出し
時にQstray −CsLray ・VBというノイ
ズ電荷が、暗出力ノイズ成分QSNにさらに重畳する。
■の問題点の説明では寄生容量の影響を除外したが、実
際にはマトリクス配線部分およびアナログスイッチSW
Xの人力容量等により、無視できない寄生容量が存在す
る。この寄生容量をcstrayとすると、信号読出し
時にQstray −CsLray ・VBというノイ
ズ電荷が、暗出力ノイズ成分QSNにさらに重畳する。
すなわち、このイメージセンサでは画像読取り素子のあ
る群にバイアス電圧VTを印加している時に、その群内
の非読出し素子から信号電荷が流出するのを防止するた
めに、バイアス電圧VBによって分離ダイオード旧)i
を逆バイアス状態に保っているわけであるが、このバイ
アス電圧VBの印加によって寄生界lmC5Lrayが
充電され、この充電電荷が信号電荷の読出し時に同時に
検出されて暗出力ノイズ成分QSNの一部となってしま
う。
る群にバイアス電圧VTを印加している時に、その群内
の非読出し素子から信号電荷が流出するのを防止するた
めに、バイアス電圧VBによって分離ダイオード旧)i
を逆バイアス状態に保っているわけであるが、このバイ
アス電圧VBの印加によって寄生界lmC5Lrayが
充電され、この充電電荷が信号電荷の読出し時に同時に
検出されて暗出力ノイズ成分QSNの一部となってしま
う。
この種のイメージセンサの代表例として、A4版読取り
1画素密度8画索/mm、総画素数1728画索のアモ
ルファスシリコンφイメージセンサを例にとると、Ca
、 CdはいずれもII)P程度であるが、寄生容uc
strayは現実的には10〜50 p P程度にもな
ってしまう。この結果、暗出力ノイズ成分QSNは寄生
容量c 5trayによるノイズ電荷QStra)’が
ない場合の5〜25倍程度にもなってしまう。
1画素密度8画索/mm、総画素数1728画索のアモ
ルファスシリコンφイメージセンサを例にとると、Ca
、 CdはいずれもII)P程度であるが、寄生容uc
strayは現実的には10〜50 p P程度にもな
ってしまう。この結果、暗出力ノイズ成分QSNは寄生
容量c 5trayによるノイズ電荷QStra)’が
ない場合の5〜25倍程度にもなってしまう。
■分離ダイオードの順方向電流不足による残像信号読出
し時には分離ダイオードBDIの順方向電流11−’と
信号読出し時間(分離ダイオードBDIのオン時間)と
の積で表わされる量の電荷がフォトダイオードPCIの
電極間容量Caから信号として読出される。従って、分
離ダイオードBDIの順方向電流IFが小さいと、信号
読出し時に完全に信号電荷が読出されず、ノードA1す
なわち各ダイオードPD1.BDiの電極間容量Ca、
Cdに信号電荷が残留してしまい、次の周期(1ライン
後)の信号読出し時に、この残留信号電荷が読出し信号
に重畳して残像となる。この残像は、副走査方向の解像
攻を低下させる。
し時には分離ダイオードBDIの順方向電流11−’と
信号読出し時間(分離ダイオードBDIのオン時間)と
の積で表わされる量の電荷がフォトダイオードPCIの
電極間容量Caから信号として読出される。従って、分
離ダイオードBDIの順方向電流IFが小さいと、信号
読出し時に完全に信号電荷が読出されず、ノードA1す
なわち各ダイオードPD1.BDiの電極間容量Ca、
Cdに信号電荷が残留してしまい、次の周期(1ライン
後)の信号読出し時に、この残留信号電荷が読出し信号
に重畳して残像となる。この残像は、副走査方向の解像
攻を低下させる。
分離ダイオードBDIの順方向電流IFと電極間容量
Cdとは、順方向電流密度が同じであれば比例関係とな
るから、IPを大きくするとCdも大きくなってしまう
。従って、この種の薄膜半導体を用いたイメージセンサ
では順方向電流密度を単結晶シリコンを用いた場合のよ
うには大きくできないこともあって、I Pを大きくす
るには限界がある。I Pが小さい場合でもほぼ完全に
信号を読出して残像を少なくするには、分離ダイオード
+3DIのオン時間を十分に長くとればよいが、これに
伴ない1画素の信号読出し時間が長くなるので、イメー
ジセンサの読取り速度が低下する。
Cdとは、順方向電流密度が同じであれば比例関係とな
るから、IPを大きくするとCdも大きくなってしまう
。従って、この種の薄膜半導体を用いたイメージセンサ
では順方向電流密度を単結晶シリコンを用いた場合のよ
うには大きくできないこともあって、I Pを大きくす
るには限界がある。I Pが小さい場合でもほぼ完全に
信号を読出して残像を少なくするには、分離ダイオード
+3DIのオン時間を十分に長くとればよいが、これに
伴ない1画素の信号読出し時間が長くなるので、イメー
ジセンサの読取り速度が低下する。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来のイメージセンサでは、蓄積時に分離ダ
イオードBD1をオフ状態に保つためのバイアス電圧V
Bを画像読取り素子に印加することが必要であり、この
バイアス電圧VBの印加に起因して最大蓄積電荷量が減
少し、最大信号出力が低下すると共に、寄生容量も原因
となって暗出力ノイズが増加するという問題があり、さ
らに信号読出し時の分離ダイオードIIDIの順方向電
流を大きくとることができないため、画像読取り速度を
低下させることなく残像を低減することができないとい
う問題があった。
イオードBD1をオフ状態に保つためのバイアス電圧V
Bを画像読取り素子に印加することが必要であり、この
バイアス電圧VBの印加に起因して最大蓄積電荷量が減
少し、最大信号出力が低下すると共に、寄生容量も原因
となって暗出力ノイズが増加するという問題があり、さ
らに信号読出し時の分離ダイオードIIDIの順方向電
流を大きくとることができないため、画像読取り速度を
低下させることなく残像を低減することができないとい
う問題があった。
本発明はこのような従来の蓄積モード・マトリクス駆動
方式のイメージセンサの問題点を解決すべくなされたも
ので、蓄積時に分離ダイオードをオフ状態に保つための
バイアス電圧の印加を不要として、最大信号出力の低下
を防止するとともに、暗出力ノイズをキャンセルするこ
とができ、さらに画像読取り速度を低下させることなく
分離ダイオードのオン時間を長くして、残像の発生を防
止することを可能としたイメージセンサを提供すること
を目的とする。
方式のイメージセンサの問題点を解決すべくなされたも
ので、蓄積時に分離ダイオードをオフ状態に保つための
バイアス電圧の印加を不要として、最大信号出力の低下
を防止するとともに、暗出力ノイズをキャンセルするこ
とができ、さらに画像読取り速度を低下させることなく
分離ダイオードのオン時間を長くして、残像の発生を防
止することを可能としたイメージセンサを提供すること
を目的とする。
[発明の771成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、入射光量に対応した電荷を保持するフォトダ
イオード及びこれと逆極性に直列接続された分離ダイオ
ードからなる複数個の画像読取り素子を複数の群に分割
し、各素子の一端を第1の配線群によって当該群内で共
通に接続し、画像読取り素子の他端を第2の配線群によ
って群内間の相対的に同位置にあるものどうし共通に接
続し、これら第1および第2の配線群の一方に順次駆動
電圧を印加する駆動電圧印加手段を接続し、他方に信号
読出し手段を接続したイメージセンサにおいて、第1お
よび第2の配線群の他方に、信号読出し手段として1隻
数個の積分回路の一定電位に保持されている入力端を接
続し、さらに該複数個の積分回路を駆動電圧印加手段に
よる駆動電圧印加に先立ち、同時に初期リセットするリ
セット手段と、駆動電圧の印加終了時点後における複数
個の積分回路の出力信号を順次検出して画像読取り出力
を得る手段を備えたものである。
イオード及びこれと逆極性に直列接続された分離ダイオ
ードからなる複数個の画像読取り素子を複数の群に分割
し、各素子の一端を第1の配線群によって当該群内で共
通に接続し、画像読取り素子の他端を第2の配線群によ
って群内間の相対的に同位置にあるものどうし共通に接
続し、これら第1および第2の配線群の一方に順次駆動
電圧を印加する駆動電圧印加手段を接続し、他方に信号
読出し手段を接続したイメージセンサにおいて、第1お
よび第2の配線群の他方に、信号読出し手段として1隻
数個の積分回路の一定電位に保持されている入力端を接
続し、さらに該複数個の積分回路を駆動電圧印加手段に
よる駆動電圧印加に先立ち、同時に初期リセットするリ
セット手段と、駆動電圧の印加終了時点後における複数
個の積分回路の出力信号を順次検出して画像読取り出力
を得る手段を備えたものである。
(作 用)
画像読取り素子の各群に第1または第2の配線群を介し
て電圧が印加されると、その群内の画像読取り素子にお
けるフォトダイオードの電極問答はに蓄積されている電
荷は、第2または第1の配線群を介して積分回路に同時
に転送され、積分コンデンサに蓄積される。各々の積分
回路の積分コンデンサに蓄積された電荷は順次検出され
、シリアル信号からなる画像読取り出力が得られる。
て電圧が印加されると、その群内の画像読取り素子にお
けるフォトダイオードの電極問答はに蓄積されている電
荷は、第2または第1の配線群を介して積分回路に同時
に転送され、積分コンデンサに蓄積される。各々の積分
回路の積分コンデンサに蓄積された電荷は順次検出され
、シリアル信号からなる画像読取り出力が得られる。
このように本発明では、駆動電圧が印加された同一群内
のi(数個の画像読取り素子から信号電荷を同時に読出
すため、駆動電圧が印加された画像読取り素子からの信
号電荷を順次読出す従来のイメージセンサで必要とした
、非読出し状態の画像読取り素子における分離ダイオー
ドをオフ状態に保つためのバイアス電圧の印加は不要で
ある。従って、このバイアス電圧の印加に起因する最大
蓄積電荷量の減少による最大信号出力の低下という問題
が解決される。
のi(数個の画像読取り素子から信号電荷を同時に読出
すため、駆動電圧が印加された画像読取り素子からの信
号電荷を順次読出す従来のイメージセンサで必要とした
、非読出し状態の画像読取り素子における分離ダイオー
ドをオフ状態に保つためのバイアス電圧の印加は不要で
ある。従って、このバイアス電圧の印加に起因する最大
蓄積電荷量の減少による最大信号出力の低下という問題
が解決される。
また、同一群内の全画像読取り素子を同時に読出し状態
にすることから、分離ダイオードを順バイアス状態にす
る時間を群内の素子数倍まで長くすることが可能となり
、画像読取り速度を低下させることなく残像を低減させ
ることができる。
にすることから、分離ダイオードを順バイアス状態にす
る時間を群内の素子数倍まで長くすることが可能となり
、画像読取り速度を低下させることなく残像を低減させ
ることができる。
さらに、駆動電圧が零になった後の積分回路の出力を順
次検出して画像読取り出力を得るため、駆動電圧印加時
に発生する暗出力ノイズ成分の電荷量と笠間で7つ号が
逆の電荷が、駆動電圧を零に戻すとき積分回路に流入す
ることにより、暗出力ノイズ成分はキャンセルされ、画
像読取り出力には現われない。
次検出して画像読取り出力を得るため、駆動電圧印加時
に発生する暗出力ノイズ成分の電荷量と笠間で7つ号が
逆の電荷が、駆動電圧を零に戻すとき積分回路に流入す
ることにより、暗出力ノイズ成分はキャンセルされ、画
像読取り出力には現われない。
(実施例)
本発明の一実施例に係るイメージセンサの回路図を第1
図に示し、またそのタイミングチャートを第2図および
第3図に示す。
図に示し、またそのタイミングチャートを第2図および
第3図に示す。
第1図において、入射光量に対応した信号電荷を保持す
るフォトダイオードPDI及びこれと述極性に直列接続
された分離ダイオードBDIからなる1隻数個の画像読
取り素子P I(1−1,2,・・・)が−列に配列さ
れている。フォトダイオードPDI及び分離ダイオード
BDIは例えば薄膜半導体によって形成される。画像読
取り素子PIはマトリクス駆動とするために、N個ずつ
の素子によって構成される段数(M個)の群に分割され
、その各一端は第1の配線群LYI〜LYMにより群内
で共通に接続され、他端は第2の配線群LXI〜LXN
により各群間で相対的に同一位置にあるものどうし共通
に接続されている。
るフォトダイオードPDI及びこれと述極性に直列接続
された分離ダイオードBDIからなる1隻数個の画像読
取り素子P I(1−1,2,・・・)が−列に配列さ
れている。フォトダイオードPDI及び分離ダイオード
BDIは例えば薄膜半導体によって形成される。画像読
取り素子PIはマトリクス駆動とするために、N個ずつ
の素子によって構成される段数(M個)の群に分割され
、その各一端は第1の配線群LYI〜LYMにより群内
で共通に接続され、他端は第2の配線群LXI〜LXN
により各群間で相対的に同一位置にあるものどうし共通
に接続されている。
第1の配線群LYI−LYMはスイッチング素子5WY
I〜SWYM及び駆動電圧発生回路DRからなる駆動電
圧印加手段に接続されている。すなわち、第1の配線群
LYI〜LYMはスイッチング索子SWYI−SWYM
の共通端子に接続され、スイッチング素子SWYI−S
WYMの第1の切換端子は駆動電圧発生回路DRに接続
され、第2の切換端子は接地されている。
I〜SWYM及び駆動電圧発生回路DRからなる駆動電
圧印加手段に接続されている。すなわち、第1の配線群
LYI〜LYMはスイッチング索子SWYI−SWYM
の共通端子に接続され、スイッチング素子SWYI−S
WYMの第1の切換端子は駆動電圧発生回路DRに接続
され、第2の切換端子は接地されている。
一方、第2の配線群LXI−LXNは、演算増幅器と積
分コンデンサCIl〜CINからなるN個の積分回路1
1〜INの入力端(演算増幅器の反転入力端子)にそれ
ぞれ接続されている。積分回路It〜INにおける演算
増幅器の非反転入力端子は接地されている。積分回路I
f−INの出力端は、N個のサンプルホールド5HI−
3HNの入力端にそれぞれ接続されている。サンプルホ
ールド回路SHI〜SHNの出力端は、N個のスイッチ
ング素子5WXI〜5WXNからなるマルチプレクス(
多重化)回路MPXに接続され、このマルチプレタス回
路MPXの出力端から画像読取り出力V outが取出
される構成となっている。
分コンデンサCIl〜CINからなるN個の積分回路1
1〜INの入力端(演算増幅器の反転入力端子)にそれ
ぞれ接続されている。積分回路It〜INにおける演算
増幅器の非反転入力端子は接地されている。積分回路I
f−INの出力端は、N個のサンプルホールド5HI−
3HNの入力端にそれぞれ接続されている。サンプルホ
ールド回路SHI〜SHNの出力端は、N個のスイッチ
ング素子5WXI〜5WXNからなるマルチプレクス(
多重化)回路MPXに接続され、このマルチプレタス回
路MPXの出力端から画像読取り出力V outが取出
される構成となっている。
次に、このイメージセンサの動作を第2図を参照して説
明する。
明する。
第1の配線群LYI〜LYMには駆動電圧印加手段から
VYI−VYMで示される波形の駆動電圧が順次印加さ
れる。これにより駆動電圧の印加がなされた群の画像読
取り素子p+に蓄積されている入射光量に括づく電荷(
これをQSI−QSMとする)は、第2の配線群LXI
〜LXNを経て同時に積分回路!1〜INに転送され、
電圧信号に変換された後、サンプルホールド回路SHI
〜SINによりφSl+なるタイミングでサンプルホー
ルドされる。サンプルホールド回路5HI−3HNの出
力はマルチプレクス回路MPXにより順次検出されてシ
リアル信号となり、画像読取り出力Voutとして取出
される。
VYI−VYMで示される波形の駆動電圧が順次印加さ
れる。これにより駆動電圧の印加がなされた群の画像読
取り素子p+に蓄積されている入射光量に括づく電荷(
これをQSI−QSMとする)は、第2の配線群LXI
〜LXNを経て同時に積分回路!1〜INに転送され、
電圧信号に変換された後、サンプルホールド回路SHI
〜SINによりφSl+なるタイミングでサンプルホー
ルドされる。サンプルホールド回路5HI−3HNの出
力はマルチプレクス回路MPXにより順次検出されてシ
リアル信号となり、画像読取り出力Voutとして取出
される。
次に、画像読取り素子Piのある一つの群k(’に=1
.2.・・・H)からの信号電荷の読取り動作を第3図
を参照して詳細に説明する。フォトダイオードPDjに
蓄積された信号電荷を読出すための駆動電圧VYkの印
加幌先立ち、積分回路11〜INの積分コンデンサCl
1−CINはφRなる・タイミングでリセットされ、そ
の後に番目の第1の配線LYkに駆動電圧VYkが印加
される。この駆動電圧VYkが印加された画像読取り素
子P1においては分離ダイオードBD+がオン状態とな
るため、フォトダイオードPDIの電極間容量 Caを
電圧VT (駆動電圧、VYO〜VYMの電圧値)ま
で充電するに必要な電荷Qsが積分回路11〜INの積
分コンデンサCl1−CINに流入し、その電荷m Q
sに対応した電圧vslが積分回路11〜INの出力
端に同時に現われる。この電圧vsiの値はv si−
Q s1/ C1である。Qsi及びVslは従来技術
で説明したように、分離ダイオードBDiの電極間容量
cdに起因する暗出力ノイズ成分と実質信号成分との合
成値であるが、駆動電圧VYkが再び零電位になった時
、暗出力ノイズ成分と絶対値が等しく、符号の同じ電荷
が積分回路If−INの積分コンデンサCIl〜CIN
に流入するため、この時点で暗出力ノイズ成分は完全に
キャンセルされ、積分回路11〜INの出力には実質信
号成分のみが現われる。
.2.・・・H)からの信号電荷の読取り動作を第3図
を参照して詳細に説明する。フォトダイオードPDjに
蓄積された信号電荷を読出すための駆動電圧VYkの印
加幌先立ち、積分回路11〜INの積分コンデンサCl
1−CINはφRなる・タイミングでリセットされ、そ
の後に番目の第1の配線LYkに駆動電圧VYkが印加
される。この駆動電圧VYkが印加された画像読取り素
子P1においては分離ダイオードBD+がオン状態とな
るため、フォトダイオードPDIの電極間容量 Caを
電圧VT (駆動電圧、VYO〜VYMの電圧値)ま
で充電するに必要な電荷Qsが積分回路11〜INの積
分コンデンサCl1−CINに流入し、その電荷m Q
sに対応した電圧vslが積分回路11〜INの出力
端に同時に現われる。この電圧vsiの値はv si−
Q s1/ C1である。Qsi及びVslは従来技術
で説明したように、分離ダイオードBDiの電極間容量
cdに起因する暗出力ノイズ成分と実質信号成分との合
成値であるが、駆動電圧VYkが再び零電位になった時
、暗出力ノイズ成分と絶対値が等しく、符号の同じ電荷
が積分回路If−INの積分コンデンサCIl〜CIN
に流入するため、この時点で暗出力ノイズ成分は完全に
キャンセルされ、積分回路11〜INの出力には実質信
号成分のみが現われる。
この駆動電圧VYkの印加終了時点の積分回路ll−1
1Nの出力電圧がサンプルホールド回路5HI−3HN
によってサンプルホールドされ、引続< k+1番口の
群の画像読取り素子PIからの信号電荷読出し時に期間
にマルチプレクス回路MPXによって順次シリアル信号
として取出される。この場合、画像読取り出力V ou
tは第2図に示すように連続波形となる。
1Nの出力電圧がサンプルホールド回路5HI−3HN
によってサンプルホールドされ、引続< k+1番口の
群の画像読取り素子PIからの信号電荷読出し時に期間
にマルチプレクス回路MPXによって順次シリアル信号
として取出される。この場合、画像読取り出力V ou
tは第2図に示すように連続波形となる。
このように本発明では、電圧発生口路DRからの駆動電
圧VYkが印加された群内の画像読取り素子PIにおけ
る分離ダイオードBDIを同時にオン状態として、これ
らの画像読取り素子ptからの信号電荷を同時に読出す
構成であるため、従来技術で非読出し状態の画像読取り
素子における分離ダイオード13DIをオフ状態に保つ
ために必要としたバイアス電圧VBの印加が不要となる
。このため、画像読取り素子P!のノードA(分離ダイ
オードnDIとフォトダイオードPCIとの接続点)で
の最大蓄積電荷m Q pbMAXは、式(2)におけ
るバイアス電圧VBの印加に起因する右辺第2項C(I
VBの低下分がなくなり、第8図のlに示すようにQp
hMAX −Ca VTで表わされる。従って、この最
大蓄積電荷Elk Q pbMAXに依存する最大信号
出力も増加することになり、画像読取り出力Voltの
ダイナミックレンジが大きくなる。
圧VYkが印加された群内の画像読取り素子PIにおけ
る分離ダイオードBDIを同時にオン状態として、これ
らの画像読取り素子ptからの信号電荷を同時に読出す
構成であるため、従来技術で非読出し状態の画像読取り
素子における分離ダイオード13DIをオフ状態に保つ
ために必要としたバイアス電圧VBの印加が不要となる
。このため、画像読取り素子P!のノードA(分離ダイ
オードnDIとフォトダイオードPCIとの接続点)で
の最大蓄積電荷m Q pbMAXは、式(2)におけ
るバイアス電圧VBの印加に起因する右辺第2項C(I
VBの低下分がなくなり、第8図のlに示すようにQp
hMAX −Ca VTで表わされる。従って、この最
大蓄積電荷Elk Q pbMAXに依存する最大信号
出力も増加することになり、画像読取り出力Voltの
ダイナミックレンジが大きくなる。
また、同一群内の画像読取り素子P1を同時に読出し状
態にすることから、読出し状態にある間継続して分離ダ
イオードBDIをオン状態にすることができる。すなわ
ち、分離ダイオードBDiの順方向電流通電時間TON
は第8図の■に示すように、従来技術に比較して最大同
一群内の画像読取り素子PIの素子数倍まで長くなり、
順方向電流の不足が通電時間によって補われる形となっ
て、残像が減少する。また、従来技術と残像時間を同一
(すなわち順方向電流の通電時間を同一)とすれば、従
来技術と比較して画像読取り時間を短くでき、より高速
の画像読取りが可能となる。
態にすることから、読出し状態にある間継続して分離ダ
イオードBDIをオン状態にすることができる。すなわ
ち、分離ダイオードBDiの順方向電流通電時間TON
は第8図の■に示すように、従来技術に比較して最大同
一群内の画像読取り素子PIの素子数倍まで長くなり、
順方向電流の不足が通電時間によって補われる形となっ
て、残像が減少する。また、従来技術と残像時間を同一
(すなわち順方向電流の通電時間を同一)とすれば、従
来技術と比較して画像読取り時間を短くでき、より高速
の画像読取りが可能となる。
さらに、上述したように画像読取り素子ptに印加され
た駆動電圧VYO〜VYMが零に戻った後の積分回路I
t〜INの出力をサンプルホールド回VFt S Hi
−S HNによって検出することにより、画像読取り
出力Voutにおいて第8図の■に示すように暗出力ノ
イズ成分QSNがキャンセルされ、そのS/Nが向上す
る。
た駆動電圧VYO〜VYMが零に戻った後の積分回路I
t〜INの出力をサンプルホールド回VFt S Hi
−S HNによって検出することにより、画像読取り
出力Voutにおいて第8図の■に示すように暗出力ノ
イズ成分QSNがキャンセルされ、そのS/Nが向上す
る。
さらに、積分回路If−INの入力端は演算増幅器の反
転入力端子であり、一定電位、すなわち非反転入力端子
の電位(接地電位)と同電位の仮想接地状態であるため
、ここに接続されている第2の配線群LXI−LXNの
相互間の電位差は零となる。第2の配線群LXI−LX
Nは二層配線構造であって、その配線間容量は画像読取
り素子P1における分離ダイオードBDIおよびフォト
ダイオードPDiの電極間容量cd、caより大きいた
め、フローティング状態にあると、容量比に応じた大き
さでクロストークが発生する。本発明では第2の配線群
LXI−LXNが一定電位に保たれ、相互の電位差が零
であるため、このような配線間容量に起因するクロスト
ークは発生せず、解像度の低下が防止される。
転入力端子であり、一定電位、すなわち非反転入力端子
の電位(接地電位)と同電位の仮想接地状態であるため
、ここに接続されている第2の配線群LXI−LXNの
相互間の電位差は零となる。第2の配線群LXI−LX
Nは二層配線構造であって、その配線間容量は画像読取
り素子P1における分離ダイオードBDIおよびフォト
ダイオードPDiの電極間容量cd、caより大きいた
め、フローティング状態にあると、容量比に応じた大き
さでクロストークが発生する。本発明では第2の配線群
LXI−LXNが一定電位に保たれ、相互の電位差が零
であるため、このような配線間容量に起因するクロスト
ークは発生せず、解像度の低下が防止される。
第4図に本発明の実施例における分離ダイオードBDI
及びフォトダイオードPDiの電極間容量の容量比Cd
/Caと、ノードAの最大蓄積電荷量QphMAX、検
出される最大の実質信号成分の電荷Jet Q sl)
hMAX及び暗出力ノイズ成分の電荷Is Q SNと
の関係を示す。Q sphMAXは容量比Cd/Caが
大きくなるに従って減少するが、QpbMAX及びQS
NはCd/Caによらず一定であることがわかる。これ
は分離ダイオード13Diを逆バイアス状態に保つため
のバイアス電圧VBが不要となったことに他ならない。
及びフォトダイオードPDiの電極間容量の容量比Cd
/Caと、ノードAの最大蓄積電荷量QphMAX、検
出される最大の実質信号成分の電荷Jet Q sl)
hMAX及び暗出力ノイズ成分の電荷Is Q SNと
の関係を示す。Q sphMAXは容量比Cd/Caが
大きくなるに従って減少するが、QpbMAX及びQS
NはCd/Caによらず一定であることがわかる。これ
は分離ダイオード13Diを逆バイアス状態に保つため
のバイアス電圧VBが不要となったことに他ならない。
また、第5図に本発明の実施例及び従来技術においてフ
ォトダイオードPD1の露光量と画像読取り出力V o
utとの関係を求めた結果を示す。第5図において(a
)はCd −0の理想的な場合、(b)は本発明でCd
−1/2Caとした場合、(e)は同じ<Cd−Caと
した場合、(d)は従来技術でVBを(5)式のように
最適化し、且っCd−1/2Caとした場合、(13)
は同じ<Cd=Caとした場合、(1’)従来技術でV
I3−VTとし、且つcd−1/2Caとした場合、(
g)は同じ<Cd−Caとした場合である。これらの結
果より、本発明によれば同じ容量比Cd/Caにおいて
、従来技術に比較して画像読取り出力V outのダイ
ナミックレンジが大きくなることがわかる。
ォトダイオードPD1の露光量と画像読取り出力V o
utとの関係を求めた結果を示す。第5図において(a
)はCd −0の理想的な場合、(b)は本発明でCd
−1/2Caとした場合、(e)は同じ<Cd−Caと
した場合、(d)は従来技術でVBを(5)式のように
最適化し、且っCd−1/2Caとした場合、(13)
は同じ<Cd=Caとした場合、(1’)従来技術でV
I3−VTとし、且つcd−1/2Caとした場合、(
g)は同じ<Cd−Caとした場合である。これらの結
果より、本発明によれば同じ容量比Cd/Caにおいて
、従来技術に比較して画像読取り出力V outのダイ
ナミックレンジが大きくなることがわかる。
なお、本発明の実施例では第2図及び第3図に示したよ
うに、駆動電圧vYO〜VYMの立」ニリ及び立下り波
形をゆるやかに傾斜させている。これにより次の効果が
得られる。
うに、駆動電圧vYO〜VYMの立」ニリ及び立下り波
形をゆるやかに傾斜させている。これにより次の効果が
得られる。
フォトダイオードPDIの電極問答Chi CaをVT
まで充電する時に発生する暗出力ノイズ成分の電流は電
圧変化の時間微分に比例するため、駆動電圧の急峻な変
化に対しては極端に大きな充電電流が必要となる。これ
は積分回路!1〜INが理想的な積分器であれば問題な
いが、現実には積分回路11〜INにおける演算増幅器
が飽和してしまい正常な積分動作が行なわれなくなる。
まで充電する時に発生する暗出力ノイズ成分の電流は電
圧変化の時間微分に比例するため、駆動電圧の急峻な変
化に対しては極端に大きな充電電流が必要となる。これ
は積分回路!1〜INが理想的な積分器であれば問題な
いが、現実には積分回路11〜INにおける演算増幅器
が飽和してしまい正常な積分動作が行なわれなくなる。
また、演算増幅器の周波数帯域やスルーレートの制限に
より急峻なパルス電流には正常に応答できず、前述した
暗出力ノイズ成分のキャンセル作用に支障を来たす場合
もある。
より急峻なパルス電流には正常に応答できず、前述した
暗出力ノイズ成分のキャンセル作用に支障を来たす場合
もある。
これに対し、駆動電圧VYO〜VYMの立上り及び立下
り波形をゆるやかに変化させれば、積分回路IYO〜I
YNに流入する電流の波高値が小さくなるとともに、高
い周波数成分が少なくなるので、正常な積分動作がなさ
れる。
り波形をゆるやかに変化させれば、積分回路IYO〜I
YNに流入する電流の波高値が小さくなるとともに、高
い周波数成分が少なくなるので、正常な積分動作がなさ
れる。
また、第1図のイメージセンサの読取り回路を実際の集
積回路で構成する場合、大電流・広帯域動作になるほど
チップ面積や消費電力(発熱)が増大するとともに、発
振等の不安定性が増し、同時に集積回路の製造プロセス
が調雑化する。」二足のように駆動電圧VYO〜VYN
の立上り及び立下り波形を傾斜させれば、積分回路IY
O〜I YNを含めた読取り回路を従来より小電流・狭
帯域動作にすることができ、上述した問題が回避される
。また、集積回路としては0MO8ICのような一般的
で特に複雑な製造プロセスを要しない構成をとることが
可能となる。
積回路で構成する場合、大電流・広帯域動作になるほど
チップ面積や消費電力(発熱)が増大するとともに、発
振等の不安定性が増し、同時に集積回路の製造プロセス
が調雑化する。」二足のように駆動電圧VYO〜VYN
の立上り及び立下り波形を傾斜させれば、積分回路IY
O〜I YNを含めた読取り回路を従来より小電流・狭
帯域動作にすることができ、上述した問題が回避される
。また、集積回路としては0MO8ICのような一般的
で特に複雑な製造プロセスを要しない構成をとることが
可能となる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施が可能である。
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施が可能である。
例えば実施例では第1の配線群LYI〜LYMに駆動電
圧vYO〜VYMを印加し、第2の配線群LXI〜LX
Nに積分回路If−INを接続したが、逆に第1の配線
群LYI−LY旧こ積分回路を接続し、第2の配線群L
XI〜LXNに駆動電圧を印加してもよい。
圧vYO〜VYMを印加し、第2の配線群LXI〜LX
Nに積分回路If−INを接続したが、逆に第1の配線
群LYI−LY旧こ積分回路を接続し、第2の配線群L
XI〜LXNに駆動電圧を印加してもよい。
[発明の効果]
以」二詳述したように、本発明によればマトリクス方式
により駆動される画像読取り素子のうち、駆動電圧が印
加された同一群内の画像読取り素子からの信号電荷を入
力端が一定電位に保たれた積分回路に同時に転送し、そ
れを駆動電圧印加終了時点においてサンプルホールドし
て順次シリアル信号として検出することで画像読取り出
力を得る構成としたことにより、以下に列挙する効果が
得られる。
により駆動される画像読取り素子のうち、駆動電圧が印
加された同一群内の画像読取り素子からの信号電荷を入
力端が一定電位に保たれた積分回路に同時に転送し、そ
れを駆動電圧印加終了時点においてサンプルホールドし
て順次シリアル信号として検出することで画像読取り出
力を得る構成としたことにより、以下に列挙する効果が
得られる。
(1)画像読取り素子の最大蓄積電荷量の低下がなく、
画像読取り出力の最大信号出力が増加するので、ダイナ
ミックレンジが大きい。
画像読取り出力の最大信号出力が増加するので、ダイナ
ミックレンジが大きい。
(2)分離ダイオードの順方向電流通電時間を長くとる
ことができるので、順方向電流不足による残像が少なく
、副走査方向の解像度が高い。また、順方向電流通電時
間を従来技術と同じにした場合は、画像読取り速度が速
くなる。
ことができるので、順方向電流不足による残像が少なく
、副走査方向の解像度が高い。また、順方向電流通電時
間を従来技術と同じにした場合は、画像読取り速度が速
くなる。
(3)寄生容量に充電された電荷等による暗出力ノイズ
がキャンセルされ、S/Nの大きい画像読取り出力が得
られる。
がキャンセルされ、S/Nの大きい画像読取り出力が得
られる。
(4)積分回路の入力端が接続されている配線群の配線
間各社によるクロストークがなく、主走査方向の解像度
が高い。
間各社によるクロストークがなく、主走査方向の解像度
が高い。
第1図は本発明の一実施例に係るイメージセンサの回路
図、第2図は同実施例のイメージセンサの動作を示すタ
イムチャート、第3図は一つの群の画像読取り素子の読
取り動作を詳細に説明するためのタイムチャート、第4
図は本発明における分離ダイオード及びフォトダイオー
ドの電極間容量比と画像読取り出力に関係する各種電荷
量との関係を示す図、第5図は本発明と従来技術につい
ての種々の場合の露光量と画像読取り出力との関係を示
す図、第6図は従来のイメージセンサの動作と問題点を
説明するための各動作モードにおける等価回路図、第7
図は第6図のイメージセンサの分離ダイオード及びフォ
トダイオードの電極間容量比と画像読取り出力との関係
を示す図、第8図は本発明及び従来技術について各種項
目の性能を比較して示す図、第9図及び第10図は従来
技術の問題点を説明するための分離ダイオード及びフォ
トダイオードの電極間容量比と画像読取り出力に関係す
る各種電荷量との関係を電圧条件を変えて示す図である
。 p+・・・画像読取り素子、PDI・・・フォトダイオ
ード、1301・・・分離ダイオード、S WYI −
S WYM。 DR・・・駆動電圧印加手段、■1〜IN・・・積分回
路、SHI〜SHN・・・サンプルホールド回路、MP
X・・・マルチプレクス回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 露光((相灯1>> SWY 谷電ν乙(Cd/Ca) 第 9 図 落童田(Cd/Ca) 第10図
図、第2図は同実施例のイメージセンサの動作を示すタ
イムチャート、第3図は一つの群の画像読取り素子の読
取り動作を詳細に説明するためのタイムチャート、第4
図は本発明における分離ダイオード及びフォトダイオー
ドの電極間容量比と画像読取り出力に関係する各種電荷
量との関係を示す図、第5図は本発明と従来技術につい
ての種々の場合の露光量と画像読取り出力との関係を示
す図、第6図は従来のイメージセンサの動作と問題点を
説明するための各動作モードにおける等価回路図、第7
図は第6図のイメージセンサの分離ダイオード及びフォ
トダイオードの電極間容量比と画像読取り出力との関係
を示す図、第8図は本発明及び従来技術について各種項
目の性能を比較して示す図、第9図及び第10図は従来
技術の問題点を説明するための分離ダイオード及びフォ
トダイオードの電極間容量比と画像読取り出力に関係す
る各種電荷量との関係を電圧条件を変えて示す図である
。 p+・・・画像読取り素子、PDI・・・フォトダイオ
ード、1301・・・分離ダイオード、S WYI −
S WYM。 DR・・・駆動電圧印加手段、■1〜IN・・・積分回
路、SHI〜SHN・・・サンプルホールド回路、MP
X・・・マルチプレクス回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 露光((相灯1>> SWY 谷電ν乙(Cd/Ca) 第 9 図 落童田(Cd/Ca) 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入射光量に対応した電荷を保持するフォトダイオード及
びこれと逆極性に直列接続された分離ダイオードからな
る複数個の画像読取り素子と、これら複数個の画像読取
り素子を複数の群に分割し、各素子の一端を当該群内で
共通に接続する第1の配線群と、 前記複数個の画像読取り素子の他端を前記群内間の相対
的に同位置にあるものどうし共通に接続する第2の配線
群と、 前記第1および第2の配線群の一方に順次駆動電圧を印
加する駆動電圧印加手段と、 前記第1および第2の配線群の他方に、一定電位に保持
されている入力端がそれぞれ接続された複数個の積分回
路と、 これら複数個の積分回路を前記駆動電圧印加手段による
駆動電圧の印加に先立ち、同時に初期リセットするリセ
ット手段と、 前記駆動電圧印加手段による駆動電圧の印加終了時点後
における前記複数個の積分回路の出力信号を順次検出し
て画像読取り出力を得る手段とを備えたことを特徴とす
るイメージセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018932A JPH01194654A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | イメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018932A JPH01194654A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | イメージセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194654A true JPH01194654A (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=11985411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018932A Pending JPH01194654A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | イメージセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01194654A (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP63018932A patent/JPH01194654A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1178673B1 (en) | Solid state image pickup apparatus | |
US6795121B2 (en) | MOS-type solid-state imaging apparatus | |
US9490291B2 (en) | Solid state imaging device and camera system | |
US7154548B2 (en) | Multiplexed and pipelined column buffer for use with an array of photo sensors | |
US6903771B2 (en) | Image pickup apparatus | |
US4233632A (en) | Solid state image pickup device with suppressed so-called blooming phenomenon | |
JPH08149376A (ja) | 固体撮像装置 | |
US6049357A (en) | Image pickup apparatus including signal accumulating cells | |
US4910597A (en) | Photoelectric converting apparatus accumulating a readout signal and a remaining signal | |
KR20010070481A (ko) | 능동 픽셀 센서 회로 및 aps 회로 동작 방법 | |
US6631217B1 (en) | Image processor | |
JPS6337996B2 (ja) | ||
JPH01194654A (ja) | イメージセンサ | |
US6972399B2 (en) | Reset voltage generation circuit for CMOS imagers | |
JP2545469B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JPH0142186B2 (ja) | ||
JP2822762B2 (ja) | 撮像素子及び撮像素子アレイ | |
JPH04248756A (ja) | 画像読取方法及びその装置 | |
JP2669462B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP2551658B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP2000174247A (ja) | 固体撮像素子 | |
JPH0654117A (ja) | イメ−ジセンサ及びその駆動方法 | |
EP3445039A1 (en) | Detection circuit for photo sensor with stacked substrates | |
JP2789853B2 (ja) | イメ−ジセンサの読取回路 | |
JPH06189202A (ja) | 固体撮像素子 |