JP3267229B2 - 電池残存容量表示装置 - Google Patents

電池残存容量表示装置

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JP3267229B2
JP3267229B2 JP02459998A JP2459998A JP3267229B2 JP 3267229 B2 JP3267229 B2 JP 3267229B2 JP 02459998 A JP02459998 A JP 02459998A JP 2459998 A JP2459998 A JP 2459998A JP 3267229 B2 JP3267229 B2 JP 3267229B2
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池容量の残存
容量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の情報機器として、デジタ
ルカメラ、PHS(PersonalHandy Ph
one)、及び/又はGPS(Global Posi
tioning System)等を融合したPDA
(Personal Digital Assista
nts)等の電子機器が、開発されている。この電子機
器においては、各機能等を駆動するための電池を有して
おり、各機能を使用する際はこの電池の電力を消費す
る。このような電子機器においては、それぞれの機器
(デバイス)による消費電力が異なるため、ユーザーが
使用する機能(モード)によって、消費電力が大きく異
なる。ユーザが情報機器を使用することで、電池の残存
容量が減少すると、電子機器はその残存容量に応じた表
示を行う。機器や機能を駆動するための十分な電池残存
容量が一定容量以下となると、情報機器は所定の警告を
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような情報携帯機
器の電源として使用される電池には、アルカリ乾電池等
のような1次電池、及びリチウムイオン電池等のような
2次電池があり、それぞれ異なる内部抵抗を有する。こ
のため、デジタルカメラ等の消費電力の大きな機能を使
用する場合と、スケジュール機能等の消費電力の小さな
機能を使用する場合とでは、電池が同じ電池容量であっ
たとしても使用できる場合と使用できない場合とが存在
する。
【0004】電子機器は、ユーザにより使用されること
で電池容量が減少し、それに合わせて電池の残存容量を
表示する。しかし、ユーザーは、自分が使いたい機能が
後どのくらい使用できるのかを知りたいのであり、電池
自体の容量が知りたいのではない。従って、従来のよう
に電池の残存容量を表示する単一の表示では、ユーザの
要求を満たすことができない。仮に、情報機器におい
て、ユーザが使用中の機器又は機能がその電子機器にお
ける最大の電力消費機能等であった場合に、電池残存容
量を表示して警告すると、他の消費電力の小さな機能等
では十分に使用できる電池容量が残っていたとしても、
電池を交換又は充電しなければならないということにな
る。
【0005】このような不都合を防止する方法として
は、マニュアルの記載により各デバイス駆動の電池寿命
の容量表示に従って、機能等の使用制限事項を記載して
あるものもあった。しかし、これではユーザーは、各機
能等を使用中の各電池容量での使用可能な機能等の条件
を覚えていなかなければならず、数種類の機器を有する
多機能機器においては現実性を欠いている。又、電子機
器が、この後どの位使用できるかを把握することができ
ない。
【0006】この発明の目的は、上記課題を解消して、
情報機器等の電子機器において、ユーザが使用する機器
及び/又は機能に関して、電池の残存容量との関係でど
のくらいの時間使用することができるかを容易に視認す
ることができる電池残存容量検出装置及び電池残存容量
表示方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電池残存容量表
示装置は、複数の機能を達成する複数の機器を駆動する
電池と、前記電池の残存容量を示す第1の手段と、前記
複数の機能のそれぞれが達成されるために必要なそれぞ
れの電池容量を表示する第2の手段と、を備えた電池残
存容量表示装置であって、前記複数の機能のそれぞれは
前記複数の機器の組み合わせによって達成され、前記第
2の手段が前記複数の機能のそれぞれに対応した複数の
アイコンを表示することで前記それぞれの電池容量を表
示し、前記複数のアイコンは、前記それぞれの電池容量
の誤差を許容する幅をもってそれぞれ表示されることを
特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0049】図1は、この発明の好ましい実施形態であ
る電池残存容量表示装置を備える電子機器を示す斜視図
である。
【0050】情報機器(電子機器)100は、本体1
a、本体1aの一表面に設けられた液晶ディスプレイ
(表示手段)3、液晶ディスプレイ3の表面に設けられ
ているタッチパネル4、タッチパネル4に対して入力す
るためのポインティングデバイス5、デジタルカメラ
(機器)17及び電池12等を有する。
【0051】情報機器100は、接続又は内蔵された機
器等及び/又はこれらの組み合わせによる機能等を利用
して、ソフトウェア等を使用して、ユーザが情報等を管
理するための情報管理機器である。尚、情報機器100
は、情報機器100を駆動するための電源供給手段とし
ての電池12(電池パック)を内蔵するものであれば良
く、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等でも良
い。
【0052】情報機器100は、以下のようにして使用
される。ポインティングデバイス5をユーザの手hで握
り、このポインティングデバイス5の先端5aでタッチ
パネル4の所定の位置を触れる(タップする)。ここ
で、所定の位置とは、ソフトウェア等により液晶ディス
プレイ3上に表示された、例えば図12のような画面に
表示されている電池アイコン3gが位置するタッチパネ
ル4表面上の位置を示す。このようにして、情報管理等
のためのソフトウェアに対して文字を入力したり、命令
をすることができる。
【0053】図2は、図1の情報機器100の本体1a
及び本体1aに対して接続可能な機器等を示すハードウ
ェア構成図である。
【0054】本体1aは、主にCPU(中央演算処理装
置)13、メモリ14、フラッシュメモリ15、タッチ
パネル4、電池12、カードI/F(カードインターフ
ェイス)21a、液晶ディスプレイ制御部21b、液晶
ディスプレイ3、カメラI/F(カメラインターフェイ
ス)21c、及び電池12等を有し、この本体1aに
は、GPS回路部16、デジタルカメラ17、カードデ
バイス20、PHS回路部18及び携帯電話アダプタ1
9等が接続可能である。
【0055】CPU13は、タッチパネル4、メモリ1
4、フラッシュメモリ15、カードI/F21a、液晶
ディスプレイ制御部21b、カメラI/F21c、コネ
クタ1b、1d等に接続されている。CPU13は、情
報機器100における制御部であり、接続されている各
機器等を制御する。
【0056】メモリ14は、読み取り、書き換え可能な
一時記憶媒体であり、CPU13の制御を受ける。メモ
リ14は、例えばCPU13の処理の作業領域である。
フラッシュメモリ15は、電気的に消去・再書き込み可
能な読み出し専用記憶素子であり、電源を供給されてい
なくても記憶内容が保持可能なメモリである。フラッシ
ュメモリ15は、例えば後述するように各種のテーブル
を格納するためのものである。格納するテーブルの一例
としては、後述する図6の機器別電力テーブル28、機
能別容量テーブル25、1次電池駆動限界テーブル27
及び2次電池駆動限界テーブル26等である。
【0057】タッチパネル4は、例えばペンタッチ型の
タッチパネルである。このタッチパネル4は、ユーザが
例えばペン型であって先の尖った形状をしたポインティ
ングデバイス5にてタッチパネル4の所定の位置に触れ
て、上下略2層の抵抗層が接触することにより電極に生
ずる電圧が変化し、CPU13が、その位置を認識する
入力装置である。タッチパネル4は透明な部材であり、
その下層には表示手段としての液晶ディスプレイ3が配
置されている。これにより、ユーザは、液晶ディスプレ
イ3の表示を透明なタッチパネル4を介して視認できる
ようになっている。
【0058】CPU13の制御を受ける液晶ディスプレ
イ制御部21bが、VRAM22を使用して液晶ディス
プレイ3に表示を行う。VRAM22は、液晶ディスプ
レイ3の表示内容を保持するための情報記憶素子であ
る。
【0059】電池12は、情報機器100が使用する電
源を供給する。電池12は、例えばアルカリ乾電池等の
1次電池、又はリチウムイオン電池等の2次電池であ
る。電池12は、本体1aに設けられているコネクタ1
cと、電池12に設けられている出力端子であるコネク
タとを接続することで本体1aに対して電源を供給す
る。接続された電池12は、電池と電池残量表示機能又
は保護回路を内蔵したパック構造になっており、その電
池パックの端子のうちの識別信号(識別部)を図6の電
池種類判別手段11により読み出されることにより判別
される。
【0060】電池12は、前述したように1次電池又は
2次電池であり、それらの出力特性について以下に説明
する。
【0061】図4は、電池12の一例としてアルカリ乾
電池(1次電池)の出力特性を示す図である。図5は、
電池12の一例としてリチウムイオン電池(2次電池)
の出力特性を示す図である。
【0062】図4を参照すると、出力電圧36に対して
一定間隔で負荷に負荷電流37が大きく流れることによ
り、電池電圧35が負荷に流れる負荷電流37に応じて
下がることがわかる。負荷電流が大きくなると、小さい
負荷電流で使用する場合に比べて短時間で、電池電圧3
5が著しく低下してしまう。
【0063】これに対して、図5を参照すると、出力電
圧39に対して一定間隔で負荷に負荷電流40が流れる
ことに応じて、電池電圧38が下がることがわかる。電
池12を使用してから長時間が経過すると、2次電池の
場合は電池12の電池容量を消費し尽くす直前まで、電
池電圧38を比較的維持することができる。このため、
2次電池では、かなり長時間、電池12により機器等を
使用することができる。
【0064】以上のことから、情報機器100において
使用する電池の種類に応じて、駆動できる機器等の電池
容量が異なることがわかる。
【0065】カードI/F(カードインターフェイス)
21aは、図2のように本体1aに設けられているコネ
クタ1dを用いて、カードデバイス20を接続した際の
カードデバイス20とCPU13とのインターフェイス
を行う。カードデバイス20は、例えばPCMCIAカ
ード等であり、増設用のメモリ等である。
【0066】GPS回路部16は、本体1aに設けられ
ているコネクタ1dに接続することで、CPU13に接
続されている。GPS回路部16は、例えばGPSシス
テムの回路部である。
【0067】カメラI/F(カメラインターフェイス)
21c、カメラ17を本体1aに取り付けた際のカメラ
17とCPU13とのやり取りを行う。カメラ17は、
デジタルデータ形式にて撮影するカメラである。
【0068】PHS回路部18は、PHS(Perso
nal Handy−phoneSystem)を本体
1aのコネクタ1bに接続した際のPHSの回路部を示
す。携帯電話アダプタ19は、携帯電話の取付用のアダ
プタであり、PHS回路部18の代わりにコネクタ1b
に取り付けるものである。コネクタ1bにどのような機
器が接続されているかは、以下のように接続機器判別手
段10により判別される。
【0069】図3(A)は、図6の接続機器判別手段1
0にて、情報機器100に接続された機器を判別する様
子を示している。図3(A)では、情報機器100の本
体1aに対して、PHS回路部18を接続している様子
を示している。本体1aのコネクタ1bは、例えば3本
の信号線A1、A2及びA3を有し、PHS回路部18
は、略同様に例えば3本の信号線18b、18c及び1
8dを有する。これらの信号線が、所定の相手と接続さ
れることで、本体1aとPHS回路部18が接続され
る。また、本体1a側の信号線A1〜A3は、例えば所
定の電圧Vddにプルアップされており、PHS回路部
18側の信号線18bは、例えば接地GNDに落とされ
ている。
【0070】この状態では、接続されたPHS回路部1
8の信号線18bが接地されているため、PHS回路部
18を本体1aのコネクタ1bに接続すると、本体側の
信号線A1は接地する。このため本体側の接続機器判別
手段10は、PHS回路部18が情報機器100に接続
されていることを認識することができる。また、同様に
図3(B)のように情報機器100に接続する側に携帯
電話アダプタ19を接続していると、略同様に本体1a
側の信号線A2が接地するため、携帯電話アダプタが接
続されていることを、接続機器判別手段10が認識する
ことができる。このように、本体1a側の信号線A1〜
A3の状態に対応した接続機器の情報を登録しているテ
ーブル等を予め用意しておけば、接続機器判別手段10
は接続された機器を判別することができる。
【0071】図6は、図1の電池残存容量表示装置とそ
の処理の概要を示す構成図である。電池残存容量表示装
置1は、例えばハードウェア6、オペレーティングシス
テム(OS)7及びアプリケーションソフトウェア8等
から構成されている。
【0072】ハードウェア6は、例えば前述した構成上
に加えて接続機器判別手段10、電池残存容量取得手段
9及び電池種類判別手段11等を有する。これらの手段
は、ハ−ドウェアで構成されているが、ソフトウェアで
構成されても良い。
【0073】OS7は、例えばハードウェア6の中のフ
ラッシュメモリ15に格納されている機器別電力テーブ
ル28、1次電池駆動限界テーブル27、2次電池駆動
限界テーブル26及び機能別容量テーブル25を管理し
ており、後述する電池残量表示手段29が読み出し又は
書き込みして使用するものである。これらのテーブル2
5、26、27及び28は、図7(A)〜(D)に示す
ような表形式のテーブルである。
【0074】機器別電力テーブル28は、図7(A)の
ように各機器別の消費電力を格納している。機能別容量
テーブル25は、図7(D)のように各機能別の消費電
力、1次電池における駆動可能電池容量、2次電池にお
け駆動限界電池容量及びアイコン(機能識別子)等を格
納している。1次電池駆動限界テーブル27は、図7
(B)のように1次電池(ここでは、例えばアルカリ乾
電池)における電池容量に対する電池電圧値及び駆動限
界電力値を格納している。2次電池駆動限界テーブル2
6は、図7(C)のように2次電池(ここでは、例えば
リチウムイオン電池)における電池容量に対する駆動限
界電力値を格納している。
【0075】アプリケーションソフトウェア8(以下、
APと略す)は、電池残存容量表示装置1におけるソフ
トウェアを示しており、実際には例えばメモリ14に読
み込まれて、各処理を行う。
【0076】この発明の好ましい実施形態である電池残
存容量表示装置の構成の一例は、以上のようであるが、
次にこの電池残存容量表示方法について図6等を参照し
ながら説明する。
【0077】図8及び図9は、この発明の実施形態であ
る電池残存容量表示方法を示すフローチャートである。
図10〜図17は、表示手段に表示された画面を示して
いる。
【0078】ステップST1〜3 情報機器100の電源スイッチをONすると(ステップ
ST1)、電池種類判別手段11は、情報機器100に
設けられている電池12の種別を判別し(例えば1次電
池であったとする)、電池12に格納された電池情報等
を取得する(ステップST2)。電池種類判別手段11
は、判別した電池12の種類に応じて、1次電池駆動限
界テーブル27又は2次電池駆動限界テーブル26を選
択する(ステップST3)。
【0079】ステップST4〜5 次に、接続機器判別手段10が、情報機器100に接続
されている接続機器を判別する(ステップST4)。ま
た、接続機器判別手段10は、機器別電力テーブル28
等に接続機器毎の電力消費情報等を追加登録する。
【0080】ステップST6〜7 ユーザが、ポインティングデバイス5の先端5aを画面
3aに表示されている電池アイコン3gをタップすると
(ステップST6)、電池残量表示手段29は、図11
のような画面(子ウィンドウ)3bを表示する。次に、
電池残量表示手段29は、機能別容量テーブル25及び
/又は機器別電力テーブル28を読み出す(ステップS
T7)。
【0081】ステップST8 電池残量表示手段29は、機能別容量テーブル25等か
ら現在使用可能状態の機能(又は機器)別のアイコンを
画面3bのアイコン表示部3hの容量に対する所定の位
置に表示する(ステップST8)。ここで、所定の位置
とは、以下のようにして決定する。以下の説明では、使
用可能な機能として図7(D)のPHSデータ通信を一
例として説明する。
【0082】電池残量表示手段29は、PHSデータ通
信において、機器別電力テーブル28から標準状態の消
費電力400mW+PHS回路部による消費電力100
0mW=1400mW消費することを認識する。この
時、電池残量表示手段29は、図7(D)の機能別容量
テーブル25から、電池12(例えば1次電池とする)
においてその電池容量が60%以上なければならないこ
とを取得することができる。
【0083】電池残量表示手段29は、この60%とい
う数値に基づき、例えば図11の電池残量表示部3iの
電池残量が100%に対する60%の位置付近のアイコ
ン表示部3hの位置にアイコンを表示させる。尚、ステ
ップST4で接続機器の判別を行った後、判別フラグに
対応する値をセットしておけば、予め用意された機能別
容量テーブル25から判別フラグに応じた機能別アイコ
ンの表示を直ちに実行できる。
【0084】ステップST9〜10 次に、電池残存容量取得手段9が、電池12の電池容量
を検出し(ステップST9)、電池残量表示手段29は
図12のように電池残量を電池容量表示部3iに表示す
る(ステップST10)。尚、ステップST8を行う前
に、ステップST9、10を行っても同じであることは
いうまでもない。
【0085】このような電池12の電池容量の表示方法
により、情報機器100において、ユーザは、各機器毎
に使用できるかどうかを容易に視認することができる。
【0086】以上の説明では、情報機器100の電源ス
イッチをONした際の電池残容量表示方法について説明
したが、次に例えばPCカード等を情報機器100に接
続した場合について説明する。
【0087】ステップST20〜22 例えばPCカード等のカード型の機器を接続すると(ス
テップST20)、接続機器判別手段10は、PCカー
ドの種類を検出する(ステップST21)。接続機器判
別手段10は、このPCカードが有するタプル(Con
figration Touple)と呼ばれるPCカ
ードの消費電力情報を格納した情報格納手段から、この
消費電力情報を取得する(ステップST22)。
【0088】ステップST23〜25 接続機器判別手段10は、このPCカードが駆動可能な
カードかをチェックし、駆動不可能であれば画面3a上
にエラーメッセージを表示し(ステップST24)、駆
動可能であればPCカードの消費電力情報を機器別電力
テーブル28及び機能別容量テーブル25に追加登録す
る(ステップST25)。そして、前述した図8のステ
ップST6以下のように電池アイコン3gをタップする
ことで、電池12の残量容量に対する機器別及び/又は
機能別の駆動可能状況を所定のアイコンで表示する。P
Cカード、コンパクトフラッシュカードの場合、図15
に示すように、モデムであればカードアイコンの中に
「モデム」と表示し、メモリカードであれば「メモリ」
と表示する。こうすることにより、不特定のカード毎の
アイコンを多数用意する必要がなくなる。
【0089】以上の説明では、電池残量表示部3iに
は、図12のように電池12における現在の電池容量
[%]を等間隔の目盛りにて表示されており、アイコン
表示部3hには、各機器や機能が駆動できるかどうかを
電池容量に応じて、各機器や機能に対応する所定のアイ
コンを任意の位置に配置させているが、これに限られな
い。また、電池残量を正確に測ることはコストアップを
まねくため各アイコンに幅を持たせて、ある程度の誤差
を許容している。
【0090】図13から17は、この発明の好ましい実
施形態としての電池残存容量表示装置の表示手段に表示
された画面の別の例を示している。
【0091】図13から17の画面3aは、図12の画
面3aと同様に画面下部に各機能等を動作させるための
アイコン3c、3d、3e、3f及び3gを表示してい
る。使用者が、ポインティングデバイス5で電池アイコ
ン3gをタップすると、画面3aの中央付近(任意の場
所でよい)には、画面3bが表示される。
【0092】図13から17の画面3bでは、図12の
画面3bと略同様に電池12の電池容量を示す電池残量
表示部3i、及び各機能等毎に電池残量に応じて表示さ
れるアイコンを表示するためのアイコン表示部3h等を
有する。
【0093】図13の画面3bにおいて、図12の画面
3bと異なる点は、電池残量表示部3iの電池容量の目
盛りを異なる間隔としていることである。ここでは、例
えば目盛りを電池容量が少なくなるほど、目盛りの表示
を細かく表示することができるようにしている。このよ
うな表示を行うことで、使用者が特定の範囲の電池容量
における駆動可能な機能等をより詳細に把握することが
できる。
【0094】図14の画面3bでは、電池12の残存容
量に対する各機能等の駆動可能な電池寿命を示すアイコ
ンが、アイコン表示部3hにおいて近い位置に表示され
る場合は、アイコン同士を重ねずに周辺に並べて表示し
ている。このような表示を行うことで、例えば駆動可能
な機能のアイコン表示等が重なることがなく、使用者が
現在の電池容量における駆動可能な機能等を把握しやす
い。
【0095】図15の画面3bでは、電池12の残存容
量に対する各機能等の駆動可能な電池寿命を示すアイコ
ン中に、この機能等の名称を示す文字、例えば図15の
モデムアイコン3kの中に「モデム」等の文字を表示し
ても良い。このような表示を行うことで、使用者は各ア
イコンに対応する機能を一々覚えていなくても良くな
る。
【0096】図16の画面3bでは、電池12の残存容
量に対する各機能等の駆動可能な電池寿命を示すアイコ
ンの代わりに、「GPS」、「PHS」及び「デジタル
カメラ」等のように各機器等の名称をアイコン表示部3
hに表示している。このような表示を行うことで、使用
者は各アイコンに対応する機能等を一々覚えていなくて
も良くなる。
【0097】また、図16のように電池残量表示部3i
において電池12の残存容量を色C1〜色C4等の色分
け表示により表示しても良い。このような表示を行うこ
とで、使用者は電池寿命を把握しやすくなる。
【0098】その他、画面3bのアイコン表示部3hの
各機器等毎の表示は、例えば各機能等毎に駆動可能電池
容量を示す電池残量表示部3iにおいて斜線表示で行っ
ても良い。斜線表示の一例としては、「GPS」の駆動
可能電池容量を示す斜線S1、「PHS」の駆動可能電
池容量を示す斜線S2、及び「デジタルカメラ」の駆動
可能電池容量を示す斜線S3等として表示する。ここ
で、電池容量の表示の増減方向垂直方向に対して斜線と
しているのは、例えば「GPS」を駆動することができ
る電池容量が、多少の幅を有するためである。このよう
な表示を行うことで、使用者は電池寿命を把握しやすく
なる。
【0099】図17の画面3bでは、図16の画面3b
と異なり、電池残量表示部3iの電池容量の目盛りの単
位を時間表示としている。また、図17において、アイ
コン表示部3hには何も表示されていないが、図13か
ら図16のようにアイコン等が表示されていても良いこ
とはいうまでもない。このため、使用者は、電池12の
一目で現在使用中の機能等毎に何時間使用することがで
きるのかを把握することができる。
【0100】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行
うことができる。
【0101】例えば、電池12が1種類のみの情報機器
100である場合は、電池種類判別手段11を省略して
も、同様に電池12の残存容量を表示させることができ
る。この場合、電池容量テーブルにおいて1次電池用駆
動限界テーブルと2次電池用駆動限界テーブルの両方を
持ち、一方を固定的に使用するようにしてもよいし、い
ずれか一方の電池駆動限界テーブルを持つようにしても
よい。
【0102】
【発明の効果】この発明によれば、情報機器等の電子機
器において、ユーザが使用する機器及び/又は機能に関
して、電池の残存容量との関係でどのくらいの時間使用
することができるかを容易に視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好ましい実施形態である電池残存容
量表示装置を含む情報機器の外観を示す斜視図。
【図2】図1の本体の回路ブロックを示すハードウェア
構成図。
【図3】図1の本体に機器を接続した様子を示す図。
【図4】1次電池の出力特性を示す出力特性図。
【図5】2次電池の出力特性を示す出力特性図。
【図6】図1の電池残存容量表示装置の内部機能による
処理を示す機能構成図。
【図7】図6の電池容量テーブルの詳細を示す図。
【図8】この発明の好ましい実施形態である電池残存容
量表示方法による処理を示すフローチャート。
【図9】図8のフローチャートにおいて、別の機器を接
続した場合のフローチャート。
【図10】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図11】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図12】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図13】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図14】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図15】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図16】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【図17】図1の電池残存容量表示装置の表示手段に表
示された画面を示す図。
【符号の説明】
1 電池残存容量表示装置 9 電池容量検出手段 10 接続機器判別手段 11 電池種類判別手段 12 電池 24 電池容量テーブル 25 機能別容量テーブル 26 2次電池駆動限界テーブル 27 1次電池駆動限界テーブル 28 機器別電力テーブル 29 電池残容量表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/36 G01R 19/00 - 19/32 H01M 10/42 - 10/48 H02J 7/00 - 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を達成する複数の機器を駆動
    する電池と、 前記電池の残存容量を示す第1の手段と、 前記複数の機能のそれぞれが達成されるために必要なそ
    れぞれの電池容量を表示する第2の手段と、を備えた電
    池残存容量表示装置であって、 前記複数の機能のそれぞれは前記複数の機器の組み合わ
    せによって達成され、 前記第2の手段が前記複数の機能のそれぞれに対応した
    複数のアイコンを表示することで前記それぞれの電池容
    量を表示し、 前記複数のアイコンは、前記それぞれの電池容量の誤差
    を許容する幅をもってそれぞれ表示されることを特徴と
    する電池残存容量表示装置。
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