JP2001313081A - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2001313081A
JP2001313081A JP2000126846A JP2000126846A JP2001313081A JP 2001313081 A JP2001313081 A JP 2001313081A JP 2000126846 A JP2000126846 A JP 2000126846A JP 2000126846 A JP2000126846 A JP 2000126846A JP 2001313081 A JP2001313081 A JP 2001313081A
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battery
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Satoshi Sonobe
智 園部
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NEC Mobile Energy Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが電池の管理、監視制御に使用される
電池固有情報を書き込むことができ、使用目的に応じて
ユーザの自由度を広げるようにする。 【解決手段】 電池の管理、監視制御に使用される電池
固有情報を書き込む記憶手段を備えた電池パックにおい
て、電池固有情報に対して少なくとも設定可能な範囲を
含む制限情報をデータ判定テーブル5に記憶して、該制
限情報にしたがって設定可能な範囲を書き込みデータ判
定部3で判定し、通信制御部1を通して外部からの通信
により電池固有情報を書き込み可能にする。上限値又は
下限値を制限情報とする電池固有情報に対し、上限値又
は下限値を越えて外部からの通信により設定された場合
には、当該電池固有情報の設定を無効とし、或いは電池
固有情報を上限値又は下限値を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の管理、監視
制御に使用される電池固有情報を書き込む記憶手段を備
えた電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電池パ
ックは、充電式の1乃至複数のセルを内蔵し、例えば携
帯電話やノートパソコン、プレーヤー、デジタルカメラ
などの携帯型電子機器に電源として用いられる。このよ
うな電池パックにおいて、電池固有情報を識別するため
の記憶装置を設けたり、電池状態を示す表示装置を設け
るだけでは、電池パックの製造時からその使用に応じて
電池を十分に管理することができないため、モードに応
じて制限して記憶内容の書き換えを行えるようにする提
案がされている(例えば特開2000−30757)。
この提案は、電池パックが試験モードにおいては外部か
らの通信により固有のデータを書き込み可能にし、通常
モードにおいては書き込み不可とすることにより、電池
パックの製造時における各種の試験を容易に行うととも
に、試験結果をその後の電池パックの動作時の情報とし
て使用することを可能とし、充放電容量、充放電電圧等
の特性の異なる電池パックに共用できるようにしてい
る。したがって、従来は、個別の電池パック毎に、電池
パックがある状態から別のある状態へ遷移する条件はユ
ーザの使用目的に関係なく決まっていて自由度がなかっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、ユーザが電池の管理、監視制御に
使用される電池固有情報を書き込むことができ、使用目
的に応じてユーザの自由度を広げるようにするものであ
る。
【0004】そのために本発明は、電池の管理、監視制
御に使用される電池固有情報を書き込む記憶手段を備え
た電池パックにおいて、前記電池固有情報に対して少な
くとも設定可能な範囲を含む制限情報を記憶して、該制
限情報にしたがって設定可能な範囲を判定し、外部から
の通信により前記電池固有情報を書き込み可能にしたこ
とを特徴とするものである。
【0005】そして、電池パックが充電器に対して通信
ラインにより送出する充電電圧と充電電流の送出値や、
残量を表示する点灯条件、満充電を検出する条件又は放
電終止条件、放電時に最小セル電圧を検出して容量を補
正する最小セル電圧の条件、電池パックの状態遷移の条
件、スリープモードに入る条件又はスリープモードに入
っている期間、容量補正方法、充放電電流値、セル電
圧、又は温度のサンプリング周期、不感応時間、寿命又
は異常の検出条件の電池固有情報に対し範囲を記憶して
該範囲内で外部からの通信により電池固有情報を書き込
み可能にしたことを特徴とし、また、暗証コードを照合
する手段を有し、暗証コードの入力、照合を条件として
電池固有情報又は制限情報の設定、書き込み変更を可能
にし、上限値又は下限値を制限情報とする電池固有情報
に対し、前記上限値又は下限値を越えて外部からの通信
により設定された場合には、当該電池固有情報の設定を
無効とし、或いは電池固有情報を前記上限値又は下限値
を書き込むことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る電池パック
の実施の形態を示す図、図2は通常モードにおいて書き
込み可能とするデータ及び判定テーブルの構成例を示す
図、図3は充電率のLED表示設定例を説明するための
図、図4はサンプリング周期の設定例を説明するための
図である。図中、1は通信制御部、2は書き込みデータ
取得部、3は書き込みデータ判定部、4はデータ書き込
み制御部、5はデータ判定テーブル、6はデータ書き込
み部を示す。
【0007】図1において、通信制御部1は、電池パッ
クが接続される外部機器との通信を行うものである。書
き込みデータ取得部2は、電池パックが外部機器と通信
して試験モードや通常モードにおいて固有のデータ(電
池固有情報)を書き込むときに、書き込めるデータを判
断してその書き込みデータを通信制御部1から取得する
ものである。書き込みデータ判定部3は、書き込みデー
タ取得部2が通信制御部1から取得した書き込みデータ
について制限があるか、制限がある場合にその制限範囲
内にあるか否かを判定するものであり、その判定の際に
照合するものがデータ判定テーブル5である。データ書
き込み制御部4は、書き込みデータ判定部3の判定結果
に基づいて、データ書き込み部6に対する書き込みを制
御するものであり、書き込みデータについて制限がなけ
れば取得した書き込みデータをそのままデータ書き込み
部6に書き込み、書き込みデータについて制限がある場
合でもその制限範囲内であれば取得した書き込みデータ
をそのままデータ書き込み部6に書き込むが、制限範囲
内でないときには、制限の上限値又は下限値に書き込み
データを設定してデータ書き込み部6に書き込む。
【0008】本発明に係る電池パックは、電池の管理、
監視制御に使用される電池固有情報として例えば図2に
示すようなデータを通常モードにおいても書き込み可能
とし、これらの書き込みデータに対して設定可能な範囲
を含む制限情報を記憶した図2に示すようなデータ判定
テーブルを備え、その判定条件にしたがって通常モード
において以下のようにデータの書き込みを制御すること
により、ユーザの自由度を広げ使用目的に応じた電池パ
ックを提供できるようにするものである。
【0009】電池パックが充電器に対して通信ラインに
より送出する充電電圧VC と充電電流IC の送出値は、
それぞれ図2に示す判定テーブルのように予め設定され
た範囲内(VCmin≦VC ≦VCmax、ICmin≦IC ≦I
Cmax)において外部からの通信により設定できるように
する。このようにすると、例えば充電時間をできるだけ
短くしたいユーザの場合には、充電電圧と充電電流を高
めに設定し、ある時間で充電を止めるようにすることが
できる。一方、例えばノートパソコン等で携帯して使用
せずに、常時机上に載せて使用する場合には、満充電ま
で充電しないように充電電圧を下げた方が電池の寿命を
長くすることができる。また、時間毎にプログラムし
て、充電初期は、定電流回路で充電し、この時充電電圧
は例えば13.3Vと高めに設定し、次に、定電圧充電
になると、例えば12.6Vと充電電圧を低めに設定す
る。このようにすることにより充電時間を短縮すること
ができる。
【0010】充電率の表示は、例えば複数個のLEDを
使って行う場合、図3(A)に示すように充電率が75
%以上で4つのLEDを点灯したい場合と、図3(B)
に示すように充電率100%以上になって初めて4つの
LEDを点灯したい場合のようにユーザの要求により充
電率とLED点灯個数の関係、点灯時間、点滅表示等い
ろいろな点灯条件を設定できる方が使用しやすくなる。
【0011】満充電の検出条件は、可能な限り容量を電
池に貯めておきたい場合、容量は少なくてもよいが寿命
を延ばしたい場合、充電時間を短くしたい場合等いろい
ろなユーザの優先順位によって変えることができる。例
えば可能な限り容量を電池に貯めておきたい場合には、
満充電の検出条件として、セル電圧が4.2V以上で充
電電流が50mA以下とし、容量は少なくてもよいが寿
命を延ばしたい場合には、満充電の検出条件として、セ
ル電圧が4.1V以上で充電電流が200mA以下とす
るなどである。
【0012】残量補正電圧は、放電電流や温度に応じて
変えることにより高精度の容量補正が可能となる。例え
ば電流積算による残量算出では、誤差が積算されていく
ため放電時放電終止電圧に近い電圧にて残量の補正を行
っている。一般的には単セル当たりの電圧が3Vになっ
た時を残量0としているが、大電流で放電する場合と小
電流で放電する場合とで単セル当たりの電圧が3Vにな
ったときの実際の残量に違いがある。また、温度が低い
とき、例えば0℃以下と常温時でも残量に違いが生じ
る。したがって、例えば大電流で放電しているときには
2.9Vで残量0とし、小電流で放電しているときに
は、3.1Vで残量0に補正するように設定値を変える
とより高精度の残量補正ができる。
【0013】充放電停止では、充放電において、例えば
放電中又は充電中にセルの温度が所定値以上又は電流値
が所定値以上になったことを条件として放電又は充電を
停止するが、温度条件又は電流値条件を変更できるよう
にすると、ユーザの使用環境等に合った条件を設定する
ことができる。
【0014】スリープモードは、電池パック内部の回路
消費電流を減らすためにマイコンを低消費電力モードに
するものであり、マイコンが通常例えば2MHzのメイ
ンクロックで発振しているのに対して、例えば32kH
zのサブクロックで発振している状態である。例えば本
体と切り離して電池パックを放置したときにスリープモ
ードに入っている期間を1秒にするか2秒にするかを設
定できるようにすると、電池パックの消費電流を優先す
るか、本体に装着したときの対応時間を短くするのを優
先するかによって設定できるため便利である。
【0015】容量補正方法には、電流積算法、内部イン
ピーダンス法、電圧法等の各種があるが、電流積算法で
は、長期間使用せずに放置すると、その積算に用いる電
池パック内部の計算に使用している自己消費電流と実際
の自己消費電流、また、時間のカウントに誤差が生じる
場合があり、このような場合に残容量値に誤差が生じて
しまう。そこで、長期放置後に使用する場合には、電池
パックを本体に接続して、放電を開始しないまま電圧法
により残容量を算出すると正確な残容量を算出すること
ができる。
【0016】例えば放電電流をサンプリングして検出す
る場合において、その放電電流の変化が激しいときには
サンプリング周期を短くすることにより電流の検出誤差
を小さくすることができる。また、温度又は電圧の上限
値に近い場合には、サンプリング周期を短くすることに
より、異常により充放電FETをオフする等の対応を速
やかに実行することができる。図4に示すように125
msecのサンプリング周期で放電電流を検出している
場合に、例えば1/8にサンプリング周期を短くすれ
ば、電流の検出精度がより高精度になる。
【0017】過電流や過電圧、過放電電圧の検出に際し
て、誤検出を避けるため通常不感応時間を設定している
場合が多い、例えば電池パックを本体に装着したときに
本体に容量の大きな電解コンデンサがあると、突入電流
が流れ過電流を検出して放電できなくなる場合がある。
このような場合には、予め過電流の不感応時間を長めに
設定すればよい。
【0018】寿命の検出条件は、例えば製造年月日から
5年以上経過したときとし、充放電を不可能状態にする
が、例えば50℃以上の高温下での使用など、過酷な条
件で使用する場合には、予め3年に設定し、また例えば
製造年月日からの経過時間が5年に近づいても保存状態
がよく、使用可能である場合には、6年に設定できるな
ど、使用状況に応じて変更することができる。
【0019】以上のような書き込みデータは、無制限に
設定可能にしてしまうと、電池パックとして危険な状態
になったり、使用不能になったりする。そのため、仕様
書に規定する性能又は機能を満足する範囲において設定
値の範囲を予め定めておくことにより、その範囲内にお
いて設定可能としユーザの使用状況に応じた電池パック
を提供することができることとなる。
【0020】図5は本発明に係る電池パックにおける書
き込みデータの判定及び書き込み処理の例を説明するた
めの図であり、上記のようなデータ判定テーブルを用意
することにより、本発明に係る電池パックでは、例えば
データDiに対して制限条件がDmin≦Di≦Dma
xで設定されている場合、次のような処理を行う。デー
タ書き込みモードを判断すると(ステップS11)、書
き込みデータDiを取得してから(ステップS12)、
書き込みに制限条件のあるデータから否かを判定し(ス
テップS13)、制限条件がなければ、その取得したデ
ータDiを書き込む(ステップS18)。
【0021】しかし、取得したデータDiに制限条件が
ある場合には、その取得したデータDiが最小値Dmi
nより大きいか否か(ステップS14)、最大値Dma
xより小さいか否か(ステップS16)を判断し、それ
らの範囲内であれば、その取得したデータDiを書き込
み(ステップS18)、それらの範囲内でない場合に
は、制限データDmin又はDmaxを取得したデータ
Diに置き換えて書き込む(ステップS15、S1
7)。さらに書き込みデータDiがあればステップS1
2に戻って同様の処理を繰り返し実行し、全ての書き込
みデータDiについて書き込み処理が終了すれば、処理
を終了する(ステップS19)。
【0022】図6は電池パックの実施の形態を示す図で
あり、11はセル、12はモニタ回路、13は制御回
路、14は充放電用FET、18はバス、19はコネク
タ、Riは電流検出用抵抗を示す。
【0023】上記本発明に係る電池パックの全体構成の
1例を示したのが図6である。図6に示す電池パック
は、充電式の複数のセル11、それらをモニタするモニ
タ回路12、外部との通信や電池パック内の制御を行う
制御回路(CPU)13、充放電を直接制御する充放電
用FET14、外部装置との接続を行うコネクタ19等
からなる。モニタ回路12は、各セル11の充放電状態
を監視するものであり、例えば電流を検出(サンプリン
グ)する回路、電圧を検出する回路、さらには温度セン
サを有する温度検出回路などからなり、これらにより異
常電流や異常電圧、異常温度を検出した場合には充放電
用FET14を制御して充放電を停止させることもでき
る。また、モニタ回路12は、充放電電流をバイパスす
る回路を有するものであってもよい。制御回路13は、
モニタ回路12で検出した充放電状態を示すデータを取
り込み、外部との通信によりデータやコマンドを授受し
充放電用FET14を制御する例えばCPUであり、こ
こに電池の管理、監視制御に使用される電池固有情報を
書き込むメモリを備え、電池固有情報に対して先に説明
したデータ判定テーブルに少なくとも設定可能な範囲を
含む制限情報を記憶して、該制限情報にしたがって設定
可能な範囲を判定し、外部からの通信により電池固有情
報を書き込み可能にしている。
【0024】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、外部からの通信により電池固有情報
を書き込み可能にしたが、暗証コードを照合する手段に
より、暗証コードの入力、照合(一致)を条件として書
き込み可能となるようにしてもよいし、また、その暗証
コードを外部からの通信により変更できるようにしても
よい。勿論、書き込まれた電池固有情報は、外部からの
通信により読み取れるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電池の管理、監視制御に使用される電池固有
情報を書き込む記憶手段を備えた電池パックにおいて、
電池固有情報に対して少なくとも設定可能な範囲を含む
制限情報を記憶して、該制限情報にしたがって設定可能
な範囲を判定し、外部からの通信により電池固有情報を
書き込み可能にしたので、電池パックのユーザが電池の
管理、監視制御に使用される電池固有情報を書き込み、
ユーザが最も優先する機能又は性能を尊重して電池パッ
クがある状態から別のある状態への遷移の条件を設定で
き、使用目的に応じてユーザの自由度を広げることがで
きる。
【0026】そして、電池パックが充電器に対して通信
ラインにより送出する充電電圧と充電電流の送出値や、
残量を表示する点灯条件、満充電を検出する条件又は放
電終止条件、放電時に最小セル電圧を検出して容量を補
正する最小セル電圧の条件、電池パックの状態遷移の条
件、スリープモードに入る条件又はスリープモードに入
っている期間、容量補正方法、充放電電流値、セル電
圧、又は温度のサンプリング周期、不感応時間、寿命又
は異常の検出条件の電池固有情報に対し範囲を記憶して
該範囲内で外部からの通信により電池固有情報を書き込
み可能にし、また、暗証コードを照合する手段を有し、
暗証コードの入力、照合を条件として電池固有情報又は
制限情報の設定、書き込み変更を可能にし、上限値又は
下限値を制限情報とする電池固有情報に対し、上限値又
は下限値を越えて外部からの通信により設定された場合
には、当該電池固有情報の設定を無効とし、或いは電池
固有情報を上限値又は下限値を書き込むので、ユーザの
使用状況に応じた電池パックを実現でき、使用目的に応
じてユーザの自由度を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電池パック制御装置の実施の形
態を示す図である。
【図2】 演算制御回路によるサンプリング周期の設定
処理の例を説明するための図である。
【図3】 電流値の変動の大小判定処理の例を説明する
ための図である。
【図4】 電池パックの実施の形態を示す図である。
【図5】 放電時の電流の変動とサンプリング周期との
関係を説明するための図である。
【図6】 電池パックの実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1…通信制御部、2…書き込みデータ取得部、3…書き
込みデータ判定部、4…データ書き込み制御部、5…デ
ータ判定テーブル、6…データ書き込み部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の管理、監視制御に使用される電池
    固有情報を書き込む記憶手段を備えた電池パックにおい
    て、前記電池固有情報に対して少なくとも設定可能な範
    囲を含む制限情報を記憶して、該制限情報にしたがって
    設定可能な範囲を判定し、外部からの通信により前記電
    池固有情報を書き込み可能にしたことを特徴とする電池
    パック。
  2. 【請求項2】 電池パックが充電器に対して通信ライン
    により送出する充電電圧と充電電流の送出値の電池固有
    情報に対し範囲を記憶して該範囲内で外部からの通信に
    より電池固有情報を書き込み可能にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の電池パック。
  3. 【請求項3】 残量を表示する点灯条件の電池固有情報
    に対し範囲を記憶して該範囲内で外部からの通信により
    電池固有情報を書き込み可能にしたことを特徴とする請
    求項1記載の電池パック。
  4. 【請求項4】 満充電を検出する条件又は放電終止条件
    の電池固有情報に対し範囲を記憶して該範囲内で外部か
    らの通信により電池固有情報を書き込み可能にしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電池パック。
  5. 【請求項5】 放電時に最小セル電圧を検出して容量を
    補正する最小セル電圧の条件の電池固有情報に対し範囲
    を記憶して該範囲内で外部からの通信により電池固有情
    報を書き込み可能にしたことを特徴とする請求項1記載
    の電池パック。
  6. 【請求項6】 電池パックの状態遷移の条件の電池固有
    情報に対し範囲を記憶して該範囲内で外部からの通信に
    より電池固有情報を書き込み可能にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の電池パック。
  7. 【請求項7】 スリープモードに入る条件又はスリープ
    モードに入っている期間の電池固有情報に対し範囲を記
    憶して該範囲内で外部からの通信により電池固有情報を
    書き込み可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電
    池パック。
  8. 【請求項8】 容量補正方法の電池固有情報に対し範囲
    を記憶して該範囲内で外部からの通信により電池固有情
    報を書き込み可能にしたことを特徴とする請求項1記載
    の電池パック。
  9. 【請求項9】 充放電電流値、セル電圧、又は温度のサ
    ンプリング周期の電池固有情報に対し範囲を記憶して該
    範囲内で外部からの通信により電池固有情報を書き込み
    可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電池パッ
    ク。
  10. 【請求項10】 不感応時間の電池固有情報に対し範囲
    を記憶して該範囲内で外部からの通信により電池固有情
    報を書き込み可能にしたことを特徴とする請求項1記載
    の電池パック。
  11. 【請求項11】 寿命又は異常の検出条件の電池固有情
    報に対し範囲を記憶して該範囲内で外部からの通信によ
    り電池固有情報を書き込み可能にしたことを特徴とする
    請求項1記載の電池パック。
  12. 【請求項12】 暗証コードを照合する手段を有し、暗
    証コードの入力、照合を条件として電池固有情報又は制
    限情報の設定、変更を可能にしたことを特徴とする請求
    項1記載の電池パック。
  13. 【請求項13】 上限値又は下限値を制限情報とする電
    池固有情報に対し、前記上限値又は下限値を越えて外部
    からの通信により設定された場合には、当該電池固有情
    報の設定を無効とし、或いは電池固有情報を前記上限値
    又は下限値に設定することを特徴とする請求項1記載の
    電池パック。
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