JP3267078B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents

鉛蓄電池

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JP3267078B2
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安彦 内田
寛 杉山
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Panasonic Holdings Corp
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    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/543Terminals
    • H01M50/552Terminals characterised by their shape
    • H01M50/561Hollow metallic terminals, e.g. terminal bushings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛蓄電池の端子引出し
構造あるいはセル間接続部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている据置用等大型の
鉛蓄電池の端子部の拡大図を図4に示す。図4(A)は
端子部分の上面図、同(B)は(A)のA−A′線に沿
った断面図である。電槽内部より上方へ導出された正、
負極の極柱6のそれぞれには、L型端子1がブッシング
3の上部とこのブッシング3に嵌合した極柱上部とに足
し鉛を用いた溶接部9によって接合されている。接着剤
8を蓋3上に設けられた環状仕切壁4の内側へL型端子
の側面を取り囲むように充填することで、端子部からの
電解液の漏出防止を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、L型端子の周囲を取り囲むように接着剤を充填
するには、大きな接着スペースを必要としていた。それ
と同時に、接着剤の充填量が多くなるため、接着剤の硬
化時の収縮により、その内部に応力ひずみが発生する。
これが原因となって、電池使用中のヒートショックによ
り接着剤中にクラックが入ることがあった。
【0004】また、図4(B)から明らかなように、L
型端子の底面全体を覆うように多量の接着剤を充填する
ため、仕切壁内側において端子の周囲と下側とでは接着
剤の回り込みや充填状態に偏りが生じ、これが原因とな
って接着剤の収縮に伴なうL型端子への締め付けを均一
にすることができない。その結果、硬化した接着剤とL
型端子との間で密着性の悪い部分が生じていた。
【0005】極柱6を伝わって這い上がった電解液7
は、図4(B)に示したL型端子、ブッシングおよび極
柱を溶接する際に生じた溶接の不具合による隙間を通る
経路D、あるいは、溶接時の熱により蓋2とブッシング
3との界面に生じた隙間を伝う経路をEを経て、L型端
子と接着剤の密着性の悪い部分やヒートショックにより
生じたクラックFを通じて外部に漏れ出すという問題が
あった。
【0006】本発明は、この問題点を解決するもので、
小さな封口用接着剤の充填スペースで漏液を防止するこ
とができる端子を備えた鉛蓄電池を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の鉛蓄電池は、端子およびコネクタの底部のブ
ッシングと接する部分に環状の凸部を形成、この凸部の
外径寸法をブッシングの電槽蓋上への突出部分の外径寸
法とほぼ同一としてブッシングの電槽蓋より突出した部
分および前記凸部の外周面全体が接着剤中に埋没する構
成としたものである。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、L型端子の底部に設けら
れたブッシング突出部の外径寸法とほぼ等しい大きさを
有する凸部の周囲を接着剤中に埋没させることにより、
接着剤の充填量を少なくすることができる。これにより
接着剤の硬化時における収縮を小さく押えることが可能
となり、ヒートショックに起因するクラックの発生を防
止することができる。
【0009】さらに、この接着剤の収縮によるL型端子
への締め付けも均一に行え、端子と接着剤との間に密着
性の悪い部分は生じないため、極柱の溶接時に生じた隙
間を経て這い上がってきた電解液の外部への漏出を防止
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】図1は本発明の端子引き出し部の構成を示
すもので、(A)は端子部分の上面図、(B)は同部分
のA−A′線に沿った断面図である。
【0012】電槽内部より導出された極柱6は、ブッシ
ング5およびL型端子1に足し鉛を用いた溶接部9によ
って互いに接合される。蓋3の上面にある環状仕切壁4
の中へエポキシ系接着剤8を充填して硬化させ、L型端
子1とブッシングとの接合部外周面を封口する。L型端
子1の底部には、ほぼ環状の凸部2が設けられており、
この凸部の外径は、ブッシングの電槽蓋上に突出した突
出部分の外径と等しい。仕切り壁4の高さは、凸部2が
接着剤中に埋没するように設定した。
【0013】この本発明品および図4に示した端子部を
有する従来品について、ヒートショック試験および充電
による電解液の這い上がり試験を行った。
【0014】ヒートショック試験は、−15℃の雰囲気
中に2時間放置し、つづいて70℃の雰囲気中に同じく
2時間放置した。これを1サイクルとして合計10サイ
クル繰り返した。本発明品および従来品ともそれぞれ1
0個づつ行い、接着剤中にクラックの発生した電池の個
数を調べた。
【0015】(表1)にその結果を示す。(表1)から
明らかなように従来品では、8個の電池にクラックが発
生したが、本発明品では接着剤中にクラックの発生は認
められなかった。
【0016】
【表1】
【0017】一方、充電による電解液の這い上がり試験
は、端子部分を切り出し、比重1.215の硫酸中に浸
漬して行なった。端子部が正極となるように接続し、
0.1Aの電流で充電を30日行なった後、接着剤と端
子との界面への硫酸の侵入を調べた。
【0018】本発明および従来品それぞれ20個づつ行
った結果を(表2)に示す。
【0019】
【表2】
【0020】従来品では、接着剤中に電解液が侵入した
端子が20個中11個あった。しかし本発明による端子
では、電解液の侵入は認められなかった。
【0021】以上の結果から、本発明の端子を用いれ
ば、ヒートショックや使用中における電解液の這い上が
りを防止することができる。
【0022】なお、図2は、本発明を形状の異なるL型
端子に応用したものである。(A)は溶接部から末広が
りに設けられた立上り部をもつ端子の上面図、(B)は
溶接部と立上り部とをつなぐ連結部を長くした端子の上
面図である。
【0023】このように端子形状が変化してもL型端子
底部にほぼ環状の凸部を設けてブッシングと接続するこ
とにより、接続部の封口を確実に行うことができる。
【0024】さらに、図3は、インターセルコネクタに
おける一実施例を示したものである。図3の(A)は端
子部分の上面図、(B)はA−A′線に沿った断面図で
ある。L型端子に代え、両端部下面にほぼ環状の凸部を
有するメガネ形のコネクタ10を接続するそれぞれのセ
ルの極柱6、ブッシング5に溶接することでインターセ
ルコネクタが構成される。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の鉛蓄電池では、
端子の底部にほぼ環状の凸部を設け、この凸部およびこ
れと溶接により一体化されたブッシングとの外周面を接
着剤中に埋没させているため、コンパクトな接着スペー
スで封口を行い、接着剤の充填量を少なくすることがで
きる。
【0026】従って接着剤の硬化時に生ずる内部ひずみ
を小さく押えることができ、硬化接着剤中にクラックの
発生を防止できると同時にコストダウンを可能とする。
【0027】さらに、接着剤の硬化収縮による端子への
締め付けも均一に行えるため、接合部のシール性が向上
し、電解液の外部への漏出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) 本発明の鉛蓄電池の端子部分の上面図 (B) 同A−A′線に沿った断面図
【図2】(A) 本発明の鉛蓄電池の他の例における端
子引き出し部の上面図 (B) 同さらに別な例の上面図
【図3】(A) 本発明におけるインターセルコネクタ
の実施例を示す上面図 (B) 同A−A′線に沿った断面図
【図4】(A) 従来の鉛蓄電池の端子部分の上面図 (B) 同A−A′線に沿った断面図
【符号の説明】
1 L型端子 2 ほぼ環状の凸部 3 電槽蓋 4 仕切壁 5 ブッシング 6 極柱 7 電解液 8 接着剤 9 溶接部 10 メガネ形コネクタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−138663(JP,A) 特開 平5−343048(JP,A) 実開 平5−92964(JP,U) 実開 昭51−89225(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電槽内部より導出された極柱と、電槽蓋に
    一部が埋め込まれ前記極柱が嵌入したブッシングとこの
    両者の上部に位置したL型端子を足し鉛により接続した
    鉛蓄電池において、前記L型端子の底部にはブッシング
    の電槽蓋上の突出部分の外径とほぼ等しい外径をもった
    環状凸部を設け、前記ブッシングの外周に環状の仕切壁
    を設け、この凸部の外周面およびブッシングの突出部分
    の外周面を前記仕切壁内に充填した接着剤により包囲
    るとともに、前記L型端子の屈曲部側の下面の一部が前
    記仕切壁先端に接することを特徴とする鉛蓄電池。
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US9748551B2 (en) 2011-06-29 2017-08-29 Water Gremlin Company Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use
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MX2021006454A (es) 2018-12-07 2021-07-02 Water Gremlin Co Partes de bateria que tienen barreras contra acidos sin solventes y sistemas y metodos asociados.

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